JP6680525B2 - 自律走行装置及び走行システム - Google Patents

自律走行装置及び走行システム Download PDF

Info

Publication number
JP6680525B2
JP6680525B2 JP2015243929A JP2015243929A JP6680525B2 JP 6680525 B2 JP6680525 B2 JP 6680525B2 JP 2015243929 A JP2015243929 A JP 2015243929A JP 2015243929 A JP2015243929 A JP 2015243929A JP 6680525 B2 JP6680525 B2 JP 6680525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position information
wireless communication
traveling
unit
information list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015243929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017111528A (ja
Inventor
健司 森村
健司 森村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015243929A priority Critical patent/JP6680525B2/ja
Publication of JP2017111528A publication Critical patent/JP2017111528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6680525B2 publication Critical patent/JP6680525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、自律走行装置及び走行システムに関し、より詳細には、管理装置から無線通信により受信した情報に基づいて走行する自律走行装置及び該自律走行装置を備える走行システムに関する。
従来から、人や物を運ぶための移動体は様々な種類が流通しており、この中には自律走行型の移動体、つまり自律走行装置も含まれる。自律走行装置は、運搬目的だけでなく、芝刈り、採鉱、周囲の状況確認のために用いることもできる。
このような自律走行装置では、サーバ装置等の管理装置により、その走行経路が管理されるようになっており、サーバ装置から自律走行装置への走行に係る情報は無線通信により提供されている。
しかし、無線基地局の電波の到達範囲外等では無線通信を行うことができないので自律走行装置では無線通信が切断された際の対策を講じる必要がある。
例えば、特許文献1に開示の遠隔操作移動体は、移動機構を具備し、操作端末によって遠隔操作されるものであり、移動機構を制御する移動制御部と、遠隔操作移動体の移動の履歴を示す移動履歴情報を記憶する移動履歴記憶部と、操作端末と無線通信を行うと共に、無線通信の切断を検出する通信制御部とを備え、移動制御部が、無線通信の切断が検出された場合、無線通信を復旧するため、移動履歴情報に基づき、遠隔操作移動体の走行経路を逆に辿るよう移動機構を制御する。
また、特許文献2には、携帯電話等を用いて無線にて遠隔操作を行う移動ロボットであって、移動中に無線の電波が届かなくなったことを検知して、ロボットの移動を停止し、無線接続の可能な地点に復帰する手段を備えたものが開示されている。
特開2008−59391号公報 特開2004−260769号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示の技術では、無線通信の切断が確認された地点より先に走行していくことができない。そのため、目的地が無線通信エリア外にある場合や目的地までの途中に無線通信不可能な領域がある場合、自律走行装置は目的地に辿り着くことができない。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、目的地や目的地までの中間地点が無線通信エリア外にある場合であっても目的地に辿り着くことができる自律走行装置及び走行システムを提供することをその目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、走行用の駆動部、及び、該駆動部を制御する制御部を有する自律走行装置と、該自律走行装置と無線通信する管理装置と、を備え、該管理装置は、前記自律走行装置の走行経路を決定し、該走行経路を示す移動位置情報リストを生成する走行経路決定部を有し、該生成した移動位置情報リストを前記自律走行装置に送信し、前記自律走行装置は、当該自律走行装置の現在地の情報を取得する位置情報取得部を有し、前記制御部が、前記位置情報取得部が取得する当該自律走行装置の現在地の情報と、前記移動位置情報リストとに基づいて、該移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到着するまで、該走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、前記目的地に到達後、前記無線通信可能であれば、新たな目的地までの走行経路を示す新たな前記移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、前記目的地に到達後、前記無線通信可能でなければ、前記無線通信可能となるまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行するよう前記駆動部を制御することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記自律走行装置は、前記無線通信が可能となるまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行した場合、前記無線通信可能となる位置にて、前記新たな移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記自律走行装置は、前記無線通信が可能となるまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行した場合、前記無線通信可能となる位置にて、前記新たな移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段において、前記自律走行装置は、前記無線通信可能となる位置まで逆方向に走行した場合、逆方向に走行した走行経路のうち無線通信不可能であった部分の情報を前記管理装置に送信することを特徴としたものである。
本発明の第の技術手段は、第の技術手段において、前記管理装置の前記走行経路決定部は、前記無線通信不可能であった部分の情報に基づいて、新たに走行経路を決定することを特徴としたものである。
本発明の第の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段において、前記管理装置の前記走行経路決定部は、前記自律走行装置の設定された走行目的に応じて、前記走行経路を分割することを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、走行用の駆動部と、該駆動部を制御する制御部と、現在地の情報を取得する位置情報取得部と、管理装置と無線通信するための無線通信部とを有する自律走行装置であって、前記無線通信部は、前記管理装置が決定した走行経路を示す移動位置情報リストを受信し、前記制御部は、前記位置情報取得部が取得する当該自律走行装置の現在地の情報と、前記受信した移動位置情報リストとに基づいて、該移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到着するまで、該走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、前記目的地に到達後、前記無線通信可能であれば、前記無線通信部が、新たな目的地までの走行経路を示す新たな前記移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記制御部が、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、前記目的地に到達後、前記無線通信可能でなければ、前記無線通信可能となるまで、前記制御部が、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行するよう前記駆動部を制御することを特徴としたものである。
本発明の自律走行装置及び自律走行システムによれば、目的地や目的地までの中間地点が無線通信エリア外にある場合であっても目的地に辿り着くことができる。
本発明の一実施形態に係る走行システムの構成例をシステムブロック図である。 現在地情報の一例を示す図である。 移動位置情報リストの一例を示す図である。 図1の自律走行装置の制御部の処理例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の走行システム及び自律走行装置の好適な実施形態について説明する。なお、以下の発明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る走行システムの構成例をシステムブロック図である。図2は、後述の現在地情報の一例を示す図である。図3は、後述の移動位置情報リストの一例を示す図である。
図1の走行システム1は、自律走行装置(ロボットともいう)2と、管理装置3とを備え、自律走行装置(以下、走行装置)2と管理装置3とが無線通信可能となっている。
走行装置2は、自律走行型の制御が可能な移動機構を有したマシンである。一方、管理装置3は、走行装置2の走行形態を無線通信によりリモート制御するものであり、例えばサーバプログラムを組み込んだコンピュータ(つまりサーバコンピュータ)で構成される。
走行装置2の上述の移動機構は、制御部21と、該制御部21により制御される駆動部22とで構成される。制御部21は、駆動部22の制御も含め走行装置2全体を制御するものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、及び記憶装置などの制御デバイスで構成され、その一部又は全部を集積回路/IC(Integrated Circuit)チップセットとして搭載することもできる。上記記憶装置には、制御部21での制御に係る制御プログラムをはじめ、各種設定内容などが記憶される。この記憶装置としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)など様々な装置が適用できる。駆動部22は、自律走行用のものであり、車輪を駆動するモータ22aや走行装置2の進行方向を定めるための不図示の操舵機構などを有する。
走行装置2は、上述の制御部21及び駆動部22の他に、GPS受信部23、無線通信部24及び移動位置情報リスト保存部25を有する。
GPS受信部23は、GPS(Global Position System)信号を受信し、該受信したGPS信号に基づいて、走行装置2の現在地を示す情報、すなわち現在地情報を算出する。図2に示すように、現在地情報D1は、例えば走行装置2の現在地の緯度の情報D11及び経度の情報D12を含む。
無線通信部24は、管理装置3との間で各種情報を無線通信により送受信する。無線通信方式としては、WiFi(登録商標)、2G(2nd Generation;第2世代携帯電話)、3G(3rd Generation;第3世代携帯電話)の規格に準拠したものが考えられるが、これら以外の方式であってもよい。この無線通信部24は、GPS受信部23により算出された走行装置2の現在地情報を管理装置3に送信する。
管理装置3は、無線通信部31と制御部32を有する。
無線通信部31は、走行装置2との間で各種情報を無線通信により送受信する。
制御部32は、管理装置3全体を制御するものであり、例えばCPU又はMPU、作業領域としてのRAM、及び記憶装置などの制御デバイスで構成され、その一部又は全部を集積回路/ICチップセットとして搭載することもできる。上記記憶装置には、上述したサーバプログラムをはじめ、各種設定内容などが記憶される。この記憶装置としては、HDD、SSDなど様々な装置が適用できる。
この制御部32は、無線通信制御部32aと走行経路決定部32bとを有する。
無線通信制御部32aは、無線通信部31を制御するものであり、走行経路決定部32bは、走行装置2の走行経路を決定するものである。
管理装置3では、走行装置2から受信した該装置2の現在地情報は、無線通信制御部32aから走行経路決定部32bへ渡される。
走行経路決定部32bは、走行装置2の現在地情報に基づいて、該走行装置2の走行経路を決定する。走行経路の決定方法は、現在地情報から自動的に決定する方法であってもよいし、現在地情報に基づき走行装置2の現在地を不図示の表示装置等に表示し、その表示に対する操作者の操作に基づいて、つまり操作者の手動で走行経路を決定する方法であってもよい。
走行経路決定部32bは、決定した走行経路を示す移動位置情報リストを生成する。生成された移動位置情報リストは、無線通信制御部32aが無線通信部31を介して走行装置2に送信する。
図3(A)に示すように、走行経路決定部32bが決定する走行経路R1は、例えば、1以上の通過ポイント(図の例では1〜13番目の通過ポイント)から成り、図3(B)に示すように、移動位置情報リストD2は、各通過ポイントの位置情報である緯度の情報D21及び経度の情報D22が通過順に示されている。このように、移動位置情報リストは、ある程度先まで走行装置2が移動すべき位置情報が収められたリストである。
図1の走行装置2の説明に戻る。制御部21の参照符号21a〜21で示される構成部分と移動位置情報リスト保存部25については後述する。
走行装置2は、移動位置情報リストを管理装置3から受信すると、制御部21が、GPS受信部23から取得する当該走行装置2の現在地の情報と、受信した移動位置情報リストとに基づいて、該移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到達するまで(図3の走行経路の場合は第13番目の移動位置に到着するまで)、その走行経路に従って走行するよう駆動部22を制御する。
そして、制御部21は、上記目的地に到達すると、無線通信部24の状態に基づいて、無線通信可能か否かを判定し、(1)無線通信可能な場合と、(2)無線通信不可能な場合とで異なる制御を行う。
(1)無線通信可能な場合、
制御部21は、現在地情報を再度管理装置3に送信し、新たな移動位置情報リストを管理装置3から受信し、該新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう駆動部22を制御する。
(2)無線通信不可能な場合、
制御部21は、無線通信可能となるまで、既に受信していた移動位置情報リストが示す走行経路に沿って目的地から逆方向に走行するよう駆動部22を制御する。
上述のように構成することで 走行システム1では、目的地や目的地までの中間地点が無線通信不可能な領域に存在する場合であっても目的地に辿り着くことができる。また、目的地が無線通信不可能な領域に存在する場合であっても、目的地に到達後無線通信可能な領域に復帰するので、その後に走行を継続することができる。
つづいて、走行装置2の制御部21の構成例を説明する。
制御部21は、位置情報取得部21a、無線通信制御部21b、移動位置管理部21c、走行制御部21dを有する。
位置情報取得部21aは、GPS受信部23から走行装置2の現在地情報を取得し、該取得した現在地情報を無線通信制御部21b及び走行制御部21dに渡す。
無線通信制御部21bは、位置情報取得部21aで取得した走行装置2の現在地情報を管理装置3へ送信すると共に、その送信に対する応答として、管理装置3から移動位置情報リストを受信し、該受信した移動位置情報リストを移動位置管理部21cへ渡す。
また、無線通信制御部21bは、無線通信部24の状態に基づいて、無線通信状態の情報を取得し、該情報を走行制御部21dに渡す役割も持つ。無線通信状態の情報は、例えば、無線が切断されているか否かの情報である。
移動位置管理部21cは、無線通信制御部21bで取得した移動位置情報リストを移動位置情報リスト保存部25に保存する。また、移動位置管理部21cは、走行制御部21dより移動位置情報取得要求を受けて移動位置情報リスト保存部25より移動位置情報を取り出し走行制御部21dへその情報を渡すと共に、移動位置情報リスト中のどの通過ポイントまで走行装置2が通過したかの情報、すなわち、移動位置情報リスト中のどの通過ポイントの位置情報を走行制御部21dへ直近で渡したかの情報等を管理/記憶している。
走行制御部21dは、移動位置管理部21cに対して、移動位置情報取得要求を行い、移動位置管理部21cから次の移動先の位置情報を取得し、該位置情報と、位置情報取得部21aより取得した走行装置2の現在地情報とを組み合わせて、上記移動位置管理部21cから取得した位置情報が示す次の移動先に移動するよう駆動部22を制御して走行装置2の走行制御を行う。
移動位置管理部21cに対して移動位置情報取得要求を行うタイミングは、走行開始時や通過ポイント到着時であり、また、移動位置情報取得要求では、次の通過ポイントまたは一つ前の通過ポイントの位置情報を取得する要求が可能である。移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到達した際に無線通信状態が切断されている場合、移動位置管理部21cから一つ前の通過ポイントの位置情報を順に取得して、走行制御部21dが駆動部22を駆動することで無線通信が復帰するところまで走行装置2が逆に辿ることが可能となっている。
また、走行制御部21dは、無線通信制御部21bを介して、走行装置2に係る情報である走行情報を管理装置3に送信することが可能となっており、特に、無線通信不可能であった領域の情報、すなわち、移動位置情報リストが示す走行経路に従って逆方向に走行した区間の情報を送信することができる。
無線通信不可能であった領域の情報を受信した管理装置3では、無線通信不可区間としてマーク(記憶)する。そして、管理装置3では、例えば、当該区間は無線通信不可能であったことを不図示の表示装置に表示したり、走行経路決定部32bが当該区間を避けて、新たに走行経路を決定したりすることができる。
走行装置2においても、同様に無線通信不可区間をマークしてもよい。例えば、走行装置2は、周囲の静止画像、または動画像を撮影する撮像装置を有すると共に、撮影した静止画像などを管理装置3に定期的に送信する場合があり、そのような場合に、無線通信不可区間では画像の送信処理を行わずに単に蓄積することができる。
図4は、走行装置2の制御部21の処理例を説明するフローチャートである。
走行装置2の制御部21は、自律走行処理が開始されると、位置情報取得部21aがGPS受信部23から走行装置2の現在地情報を受信し、該現在地情報を無線通信制御部21bが無線通信部24を介して管理装置3に送信する(ステップS1)。
その後、走行制御部21dが、移動位置情報リストを管理装置3から受信したか否か判定し(ステップS2)、受信していない場合(NOの場合)、制御部21は処理をステップS2に戻す。受信している場合(YESの場合)、移動位置情報リストが移動位置管理部21cにより移動位置情報リスト保存部25に保存されているので、走行制御部21dが、保存されている移動位置情報リスト中の通過ポイントであって未通過の通過ポイントがあるか否かを移動位置管理部21cに問い合わせる(ステップS3)。
未通過の通過ポイントがあるとの応答が移動位置管理部21cからあった場合(YESの場合)、走行制御部21dが、移動位置情報取得要求を移動位置管理部21cに行い、移動位置情報リスト中の次の通過ポイントの位置情報を取得する(ステップS4)。
走行制御部21dは、受信した次の通過ポイントの位置情報と、既に取得している走行装置2の現在地情報とに基づいて、走行指示に係る情報を駆動部22に渡し、駆動部22を駆動する(ステップS5)。そして、所定時間経過後に位置情報取得部21aがGPS受信部23から走行装置2の現在地情報を新たに取得し(ステップS6)、該新たな現在地情報と上記次の通過ポイントの位置情報とに基づいて次の通過ポイントに到着したか否か判定する(ステップS7)。
到着していない場合(NOの場合)、制御部21は処理をステップS5に戻し、走行制御部21dが新たな現在地情報に基づいて駆動部22を制御する。
一方、ステップS7において、次の通過ポイントに到着していた場合、制御部21は処理をステップS3に戻し、未通過のポイントがあるか否かを改めて問い合わせる。
そして、ステップS3において、未通過のポイントがない場合(NOの場合)、言い換えると、移動位置情報リストが示す走行先の目的地に到着している場合、走行制御部21dが、無線通信制御部21bからの無線通信状態の情報に基づいて、無線通信が切断されているか否か判定する(ステップS8)。
無線通信が切断されていない場合(NOの場合)、処理をステップS1に戻し、無線通信制御部21bが最新の現在地情報を無線通信部24を介して管理装置3に送信し、処理を繰り返す。
一方、ステップS8において無線通信が切断されていた場合(YESの場合)、走行制御部21dが、移動位置情報取得要求を移動位置管理部21cに行い、移動位置情報リスト中の1つ前の通過ポイントの位置情報を取得し、より具体的には、移動位置情報リスト中の通過ポイントであって直近にその位置情報を渡した通過ポイントの1つ前の通過ポイントの位置情報を取得する(ステップS9)。
走行制御部21dは、受信した1つ前の通過ポイントの位置情報と、既に取得している走行装置2の現在地情報とに基づいて、走行指示に係る情報を駆動部22に渡し、駆動部22を駆動する(ステップS10)。そして、所定時間経過後に位置情報取得部21aがGPS受信部23から走行装置2の現在地情報を新たに取得し(ステップS11)、該新たな現在地情報と上記1つ前の通過ポイントの位置情報とに基づいて1つ前の通過ポイントに到着したか否か判定する(ステップS12)。
到着していない場合(NOの場合)、ステップS10に処理を戻し、走行制御部21dが新たな現在地情報に基づいて駆動部22を制御する。
ステップS12において、到着していない場合、走行制御部21dが、無線通信制御部21bからの無線通信状態の情報に基づいて、無線通信が切断されているか否か判定する(ステップS13)。
無線通信が切断されている場合(YESの場合)、制御部21は処理をステップS9へ戻し、無線通信ができる状態になるまでステップS9〜ステップS13の処理を繰り返す。一方、ステップS13において無線通信が切断されていない場合、走行制御部21dは、無線通信が切断されている領域に含まれる通過ポイントの情報及び該通過ポイントでは無線通信が切断されていた旨を示す情報を、無線通信制御部21bを介して管理装置3に通知する。無線通信が切断されている領域に含まれる通過ポイントの情報は、例えば、移動位置管理部21cにおいて、1つ前の通過ポイントとして位置情報を送信した通過ポイントを管理/記憶しておくことで、移動位置管理部21cから取得することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、走行装置2は当該走行装置2の現在地情報をGPS信号を用いて取得していた。それに対し、第2の実施形態では、走行装置2は、当該走行装置2の現在地情報を、ビーコン技術を用いて取得する。走行装置2の現在地情報の取得方法はこれらの方法に限られず、他の方法であってもよい。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、走行経路決定部32bが、走行装置2から受信した該装置2の現在地情報に基づいて走行経路を決定し、1つの移動位置情報リストを生成していた。
それに対し、第3の実施形態では、走行経路決定部32bが、決定した走行経路を複数に分割し、該分割数に応じた移動位置情報リストを作成する。上記分割数は、手動で決定することも可能であるが、管理装置3を介して操作者が定めた走行装置2の走行目的に応じて自動で決定してもよい。例えば、途中で無線が切れることがあっても走行装置2を走行経路通りに走行させることが目的(監視ではなく通過等)の場合は全ての通過ポイントが示された一つの移動位置情報リストを走行経路決定部32bが生成する。走行装置2の走行を随時確認しながら走行させる場合は、管理装置3では、走行経路を細かく分割し、該分割した経路に対応する移動位置情報リストを生成し、順次送信する。
なお、分割する間隔は、等間隔であってもよいし、各地域の重要度に応じて間隔を可変としてもよい。上記重要度は管理装置3の操作者が決定することができる。
以上の例では、移動位置情報リストを管理装置3から取得するために、走行装置2は現在地情報を送信していた。しかし、管理装置3が上述のように現在地情報に基づいて決定した走行経路を分割し移動位置情報リストを複数回に分けて送信するときにおいて2回目以降の移動位置情報リストを取得する場合等、該取得の際に現在地情報が必要ない場合がある。この場合は、現在地情報を送信する代わりに、直前の移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到達した旨の情報を送信すればよい。
1…走行システム、2…自律走行装置、3…管理装置、21…制御部、21a…位置情報取得部、21b…無線通信制御部、21c…移動位置管理部、21d…走行制御部、22…駆動部、22a…モータ、23…GPS受信部、24…無線通信部、25…移動位置情報リスト保存部、31…無線通信部、32…制御部、32a…無線通信制御部、32b…走行経路決定部。

Claims (7)

  1. 走行用の駆動部、及び、該駆動部を制御する制御部を有する自律走行装置と、
    該自律走行装置と無線通信する管理装置と、を備え、
    該管理装置は、
    前記自律走行装置の走行経路を決定し、該走行経路を示す移動位置情報リストを生成する走行経路決定部を有し、
    該生成した移動位置情報リストを前記自律走行装置に送信し、
    前記自律走行装置は、
    当該自律走行装置の現在地の情報を取得する位置情報取得部を有し、
    前記制御部が、前記位置情報取得部が取得する当該自律走行装置の現在地の情報と、前記移動位置情報リストとに基づいて、該移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到着するまで、該走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、
    前記目的地に到達後、前記無線通信可能であれば、新たな目的地までの走行経路を示す新たな前記移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、
    前記目的地に到達後、前記無線通信可能でなければ、前記無線通信可能となるまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行するよう前記駆動部を制御することを特徴とする走行システム。
  2. 前記自律走行装置は、前記無線通信が可能となるまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行した場合、前記無線通信可能となる位置にて、前記新たな移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の走行システム。
  3. 前記移動位置情報リストは、前記目的地までの走行経路の途上に複数の通過ポイントを示すものであって
    前記自律走行装置は、前記目的地に到達後、前記無線通信が可能でなければ、前記無線通信が可能となる前記通過ポイントまで、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行するよう前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の走行システム。
  4. 前記自律走行装置は、前記無線通信可能となる位置まで逆方向に走行した場合、逆方向に走行した走行経路のうち前記無線通信不可能であった部分の情報を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行システム。
  5. 前記管理装置の前記走行経路決定部は、前記無線通信が不可能であった部分の情報に基づいて、新たに走行経路を決定することを特徴とする請求項に記載の走行システム。
  6. 前記管理装置の前記走行経路決定部は、前記自律走行装置の設定された走行目的に応じて、前記走行経路を分割することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の走行システム。
  7. 走行用の駆動部と、該駆動部を制御する制御部と、現在地の情報を取得する位置情報取得部と、管理装置と無線通信するための無線通信部とを有する自律走行装置であって、
    前記無線通信部は、前記管理装置が決定した走行経路を示す移動位置情報リストを受信し、
    前記制御部は、前記位置情報取得部が取得する当該自律走行装置の現在地の情報と、前記受信した移動位置情報リストとに基づいて、該移動位置情報リストが示す走行経路の目的地に到着するまで、該走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、
    前記目的地に到達後、前記無線通信可能であれば、前記無線通信部が、新たな目的地までの走行経路を示す新たな前記移動位置情報リストを前記管理装置から受信し、前記制御部が、前記新たな移動位置情報リストが示す走行経路に従って走行するよう前記駆動部を制御し、
    前記目的地に到達後、前記無線通信可能でなければ、前記無線通信可能となるまで、前記制御部が、既に受信していた前記移動位置情報リストが示す走行経路を逆方向に走行するよう前記駆動部を制御することを特徴とする自律走行装置。
JP2015243929A 2015-12-15 2015-12-15 自律走行装置及び走行システム Active JP6680525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015243929A JP6680525B2 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 自律走行装置及び走行システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015243929A JP6680525B2 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 自律走行装置及び走行システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017111528A JP2017111528A (ja) 2017-06-22
JP6680525B2 true JP6680525B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=59079746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015243929A Active JP6680525B2 (ja) 2015-12-15 2015-12-15 自律走行装置及び走行システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6680525B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4147712B2 (ja) * 1999-11-18 2008-09-10 株式会社エクォス・リサーチ 通信型経路案内システム
JP4252333B2 (ja) * 2003-02-28 2009-04-08 富士通株式会社 移動ロボット
JP2008059391A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 遠隔操作移動体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017111528A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10048698B2 (en) Guiding of a motor vehicle in a parking lot
US9383749B2 (en) Transitioning a mixed-mode vehicle to autonomous mode
US9605968B2 (en) Navigation route cooperation navigation system and method of controlling the same
US10814872B2 (en) Method for providing track information on a vehicle track, and system
EP3177496B1 (en) Vehicle control
JP5550671B2 (ja) 自律走行ロボット及び自律走行ロボットの走行制御方法
CN107074282A (zh) 用于运行车辆的方法和装置
JP6907525B2 (ja) 移動体の屋内位置検出及びナビゲーションシステム、屋内位置検出及びナビゲーション方法、及び屋内位置検出及びナビゲーションプログラム
WO2019065125A1 (ja) 車両制御装置および自動駐車システム
JP2018147163A (ja) 走行経路特定システム
JP6666316B2 (ja) 管理装置、プログラム、管理方法及び飛行装置
CN106574842A (zh) 导航系统
KR102159349B1 (ko) 실외 주차장에서 주차 위치 알림 장치 및 그 방법
JP2017033121A (ja) サーバ装置及び管理方法
JP6554679B2 (ja) 測位システム
JP6323016B2 (ja) 管制センタ及び自動走行システム
JP2022181434A (ja) 自律移動装置、サーバ装置、自律移動制御方法、及びプログラム
JP6680525B2 (ja) 自律走行装置及び走行システム
CN103791898A (zh) 一种建筑物内部导航方法及电子设备
JP2021120680A (ja) 位置情報取得装置、切替方法、プログラム及び測位補助システム
JP6699034B2 (ja) 自律移動ロボット
JP6330597B2 (ja) 通信制御システム、サーバー、および通信制御方法
JP2015007818A (ja) ナビゲーション装置、通信装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム
KR101841701B1 (ko) 철도 운행정보 표출 시스템 및 그 방법
WO2019176798A1 (ja) 管理装置、管理システム、および位置補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190906

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20191212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6680525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150