JP6680497B2 - 遊技機用記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機用記憶装置に関し、例えば遊技機用データを記憶する不揮発性メモリを備える遊技機用記憶装置に関する。
パチンコやパチスロ等の遊技機には、遊技機用データを記憶する不揮発性メモリが用いられている。例えば特許文献1には、遊技機のキャラクタデータをNAND型の不揮発性メモリに記憶することが記載されている。
特開2010−137019号公報
遊技機では、特定の遊技機用データが繰り返しアクセスされる。繰り返しのパターンによっては、アクセスの多いデータが適切にキャッシュメモリに格納されておらず、不揮発性メモリ内の特定のデータが繰り返し読み出されることがある。これにより、不揮発性メモリのリード制限回数を超過してしまうことがある。このように、遊技機用記憶装置において、キャッシュメモリを適切に制御することが求められている。
本遊戯機用記憶装置は、遊技機用データを格納するキャッシュメモリを適切に制御することを目的とする。
本発明は、遊技機用データを記憶するフラッシュメモリである不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するRAMであるキャッシュメモリと、遊技機のホスト装置からのコマンドに基づき前記不揮発性メモリまたは前記キャッシュメモリに記憶された遊技機用データを読み出し、読み出された遊技機用データを前記ホスト装置に転送し、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、を具備し、前記遊技機用データは、前記遊技機の表示装置に表示する画像の画像データと、前記遊技機の音声出力装置から出力される音声のデータである音声データと、の少なくとも一方を含むことを特徴とする遊技機用記憶装置である。
上記構成において、前記制御部は、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が第1回数以上のデータを選択する構成とすることができる。
上記構成において、前記制御部は、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから所定個数のデータを選択する構成とすることができる。
上記構成において、前記制御部は、前記選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を禁止する構成とすることができる。
本発明は、遊技機用データを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するキャッシュメモリと、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を禁止し、前記選択されたデータの消去を禁止してから、前記選択されたデータが前記キャッシュメモリから第2回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの消去の禁止を解除することを特徴とする遊技機用記憶装置である
本発明は、遊技機用データを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するキャッシュメモリと、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が第1回数以上のデータを第1データとして選択し、前記第1データの消去を制限し、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が前記第1回数未満かつ前記第1回数より小さい第2回数以上のデータを第2データとして選択し、前記第2データの消去を制限し、前記第1データの消去の制限は前記第2データの消去の制限より強いことを特徴とする遊技機用記憶装置である
上記構成において、前記制御部は、前記第1データの消去を禁止してから、前記第1データが第3回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの前記第1データの消去の禁止を解除し、前記第2データの消去を禁止してから、前記第2データが前記第3回数より小さい第4回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの前記第2データの消去の禁止を解除する構成とすることができる。
上記構成において、前記制御部は、前記第1データが、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから所定個数以内のデータの場合、前記第1データの消去を禁止し、前記所定個数を越えるデータの場合、前記第1データの消去を制限せず、前記第2データが、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから前記所定個数以内のデータの場合、前記第2データの消去を禁止し、前記所定個数を越えるデータの場合、前記第2データの消去を制限しない構成とすることができる。
本遊戯機用記憶装置によれば、遊技機用データを格納するキャッシュメモリを適切に制御することができる。
図1は、実施例1に係る遊技機用記憶装置が用いられる遊技機を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る記憶装置を示すブロック図である。 図3(a)から図3(c)は、実施例1における不揮発性メモリ、記憶部およびキャッシュメモリ内のデータを示す図である。 図4は、実施例1におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。 図5は、実施例1の変形例1におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。 図6(a)および図6(b)は、実施例1の変形例2における記憶部およびキャッシュメモリ内のデータを示す図である。 図7は、実施例1の変形例2におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。 図8は、実施例2における記憶部内のデータを示す図である。 図9は、実施例2におけるキャッシュメモリ内のデータを示す図である。 図10は、実施例2におけるキャッシュ制御部の動作を示すフローチャートである。 図11は、実施例2におけるキャッシュ制御部の待機時の動作を示すフローチャートである。 図12は、実施例2の変形例1におけるキャッシュ制御部の待機時の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る遊技機用記憶装置が用いられる遊技機を示すブロック図である。図1に示すように、遊技機100は、記憶装置10、周辺制御部11、メイン制御部12、払い出し制御部13、音声出力装置14、ランプ15、表示装置16、入賞センサ17およびハンドル18を備える。記憶装置10は遊技機用データを記憶する。周辺制御部11は記憶装置10、音声出力装置14、ランプ15および表示装置16等の周辺機器を制御する。メイン制御部12は、記憶装置10に記憶されたプログラムデータの一部を周辺制御部11を介し取得する。メイン制御部12は、入賞センサ17およびハンドル18からの信号に基づき、周辺制御部11および払い出し制御部13を制御する。例えば遊技機100がパチスロ装置の場合、メイン制御部12は抽選結果を図柄の停止位置で表示するリールを制御する。払い出し制御部13は、メイン制御部12の指示に基づき払い出しを制御する。例えば遊技機100がパチスロ装置の場合、払い出し制御部13はメイン制御部12の指示に基づきホッパーにコインの払い出しを行なわせる。入賞センサ17は入賞を検知する。メイン制御部12は入賞センサ17から入賞検知の情報を取得すると、払い出し制御部13に払い出しを指示する。ハンドル18はユーザのハンドル操作の信号を出力する。メイン制御部12は、ハンドル18からの信号に基づき、周辺制御部11に音声出力装置14、ランプ15および表示装置16を操作させる。
音声出力装置14は例えばスピーカであり、記憶装置10に記憶された音声データに基づき音声を出力する。ランプ15は例えばLED(Light Emitting Diode)であり、記憶装置10に記憶された点灯データに基づき点灯する。表示装置16は例えば液晶表示装置であり、記憶装置10に記憶された画像データに基づき画像を表示する。周辺制御部11は、記憶装置10に記憶されたプログラムデータに基づき記憶装置10から画像データ、点灯データおよび音声データを読み出す。
図2は、実施例1に係る記憶装置を示すブロック図である。図2に示すように、記憶装置10は、キャッシュメモリ20、不揮発性メモリ21,RAM(Random Access Memory)制御部22、ROM(Read Only Memory)制御部23、キャッシュ制御部24、プロセッサ25、I/F(インターフェース)制御部26および記憶部29を備える。記憶装置10はホスト装置28と接続されている。ホスト装置28は、例えば図1の周辺制御部11である。キャッシュメモリ20は、例えばSRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)であり、不揮発性メモリ21に記憶された遊技機用データのうち、アクセス頻度の高いデータを格納する。不揮発性メモリ21は、例えばNAND型フラッシュメモリ等のROMであり、遊技機用データを記憶する。記憶部29は、例えばSRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)であり、読み出し回数等を記憶する。記憶部29は、キャッシュメモリ20または不揮発性メモリ21内に一部または全部設けられていてもよい。
RAM制御部22は、キャッシュメモリ20にデータの格納および読み出しを行なう。ROM制御部23は、不揮発性メモリ21にデータの記憶および読み出しを行なう。I/F制御部26は、ホスト装置28から出力されたコマンドをプロセッサ25またはキャッシュ制御部24に出力する。I/F制御部26は、キャッシュ制御部24から出力されたデータをホスト装置28に出力する。プロセッサ25は、ホスト装置28からのコマンドに基づきキャッシュ制御部24にコマンドを出力する。キャッシュ制御部24は、プロセッサ25が出力したコマンドまたはI/F制御部26が出力したコマンドを受信する。キャッシュ制御部24は、ROM制御部23を用い不揮発性メモリ21からデータの読み出し、RAM制御部22を用いキャッシュメモリ20にデータの格納および読み出しを行なう。
まず、比較例の課題について説明する。遊技機用データには、例えば画像データ、音声データ、点灯データおよびプログラムデータ等の種類がある。画像データは、表示装置16に表示される画像のデータである。画像データは、例えば表示する画像内の部品ごとに記憶されている。音声データは、音声出力装置14から出力される音声のデータである。点灯データは、ランプ15を点灯させるためのデータである。プログラムデータは、メイン制御部12および周辺制御部11において実行されるOS(Operating System)またはアプリケーションのプログラムの一部である。すなわち、プログラムデータは、ホスト装置28を制御するためのデータである。
遊技機用データでは、サイズおよびアクセス頻度の異なるデータが混在する。例えば、画像データでは、背景の画像データのサイズが大きい。背景の画像データはアクセス頻度が低い。特に、背景の画像データが動画の場合、画像データは、データサイズが大きく、かつアクセス頻度が低い。一方、背景の上に表示されている小さな画像パーツの動画用の画像データのサイズは小さい。画像パーツは、フレームごと(例えば1/60秒ごと)にアクセスされる場合が多い。このため、画像パーツはアスセス頻度が高い。音声データでは、背景に再生する音声データはサイズが大きくかつアクセス頻度が低い、効果音の音声データはサイズが小さくかつアクセス頻度が高い。このように、サイズの大きいデータはアクセス頻度が低く、サイズの小さいデータはアクセス頻度が高い。
キャッシュ制御部24はキャッシュ制御を行なう。LFU(Least Frequently Used)制御では、キャッシュメモリ20内にはアクセス頻度の高いデータが格納され、アクセス頻度の低いデータと置き換わる。LRU(Least Recently Used)制御では、最も長くアクセスされていないデータが新しいデータに置き換わる。画像パーツおよび/または効果音等のアスセス頻度の高いデータが繰り返しアクセスされると、キャッシュメモリ中のデータが頻繁に置き換わる。例えば、サイズの大きいデータは1個で多数のサイズの小さいデータと置き換わる。このため、サイズの大きいデータがキャッシュメモリ20に格納されていると、アクセス頻度の高いデータが繰り返し不揮発性メモリから読み出されることがある。これにより、不揮発性メモリ21のリード制限回数を短時間で超過することがある。不揮発性メモリ21のリード制限回数を超過すると、例えばフラッシュメモリにおいて生じるリードディスターブ(電気ストレスにより保持データが変化する現象)のような問題が生じる。
以下の実施例では、上記のように、不揮発性メモリ21のリード制限回数を短時間で超過する課題を解決する。
以下、実施例1に係る記憶装置の動作を説明する。図3(a)から図3(c)は、実施例1における不揮発性メモリ、記憶部およびキャッシュメモリ内のデータを示す図である。図3(a)に示すように、不揮発性メモリ21内には、データ1からデータ9が記憶されている。データ1からデータ9は、不揮発性メモリ21内の領域1から領域9に記憶されている。領域1から9は、例えば不揮発性メモリ21のアドレスにより特定される領域である。図3(b)に示すように、記憶部29内には、領域に対応し、読み出し回数J1が記憶されている。読み出し回数J1は記憶装置10が初期化されてから対応するデータが不揮発性メモリ21から読み出された回数である。初期化は、例えば記憶装置10の電源が投入されたときに行なわれる。記憶部29には、読み出し回数閾値N1として40000が記憶されている。図3(c)に示すように、キャッシュメモリ20には、格納されたデータに対応しキャッシュロックフラグが記憶されている。キャッシュロックフラグは、例えばキャッシュロックのオンまたはオフを示す情報である。
図4は、実施例1におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。キャッシュ制御部24は、不揮発性メモリ21内のデータを読み出すリードコマンドを受け付ける(ステップS10)。例えば、プロセッサ25がI/F制御部26からホスト装置28が出力したリードコマンドを受け付けると、プロセッサ25はキャッシュ制御部24に不揮発性メモリ21内のデータを読み出させるコマンドを出力する。
キャッシュ制御部24は、読み出すデータがキャッシュメモリ20に登録済みかを判断する(ステップS12)。Yesの場合、キャッシュ制御部24はキャッシュメモリ20内のデータをホスト装置に転送する(ステップS14)。例えば、キャッシュ制御部24はRAM制御部22にデータをキャッシュメモリ20内から読み出させ、読み出したデータをI/F制御部26を介しホスト装置28に転送する。その後終了する。
ステップS12においてNoの場合、キャッシュ制御部24は不揮発性メモリ21からデータを読み出す(ステップS16)。キャッシュ制御部24は読み出したデータをホスト装置28に転送する(ステップS18)。キャッシュ制御部24は、記憶部29内の読み出し回数J1を+1カウントアップする(ステップS20)。例えば、図3(a)における領域1のデータ1が読み出された場合、図3(b)における領域1の読み出し回数J1が1カウントアップされる、図3(b)の例において、領域1の読み出し回数J1として39999が記憶されていたとすると、ステップS20において、領域1の読み出し回数J1を40000とする。
キャッシュ制御部24は読み出したデータをキャッシュメモリ20に登録する(ステップS22)。例えば、キャッシュ制御部24は読み出したデータと置換するキャッシュメモリ20内のデータを選択する。このとき、キャッシュロックフラグがオンのデータは選択しない。キャッシュ制御部24はRAM制御部22に選択したデータをキャッシュメモリ20から消去させる。キャッシュ制御部24はRAM制御部22にキャッシュメモリ20に読み出したデータを格納させる。キャッシュ制御部24の制御は例えばLFU制御またはLRU制御を用いる。
キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値N1以上かを判定する(ステップS24)。例えば、データ1のJ1は40000であり、N1(すなわち40000)以上である。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、キャッシュメモリ20内のデータ1に対応するキャッシュロックフラグをオンとする(ステップS26)。例えば、キャッシュ制御部24は、図3(c)におけるデータ1に対応するフラグをオンとする。その後、終了する。ステップS24においてNoの場合終了する。ステップS18と、ステップS20と、ステップS22からS26と、の順番は適宜設定できる。またこれらのステップを同時に実行してもよい。
図3(b)のように、不揮発性メモリ21には領域1、領域2、領域4および領域6のJ1としてそれぞれ40000、50000、10000および5000が記憶されている。キャッシュメモリ20には、データ1からデータ9のうちアクセス頻度の高いデータ1、2、4および6が格納されている。閾値N1以上のデータのフラグはオン、他のデータのフラグはオフとなっている。
実施例1によれば、キャッシュ制御部24は、ステップS24およびS26のようにキャッシュメモリ20に格納された遊技機用データのうち、不揮発性メモリ21からの読み出し回数J1に基づきキャッシュメモリ20からの消去を制限するデータを選択する。ステップS22のキャッシュ登録において、キャッシュ制御部24は、選択されたデータのキャッシュメモリ20からの消去を制限する。これにより、不不揮発性メモリ21からの読み出し回数J1の多いデータのキャッシュメモリ20からの消去を制限できる、よって、不揮発性メモリ21内の特定の領域(例えばアドレス)においてリード制限回数が超過することを抑制できる。例えばフラッシュメモリにおいて生じるリードディスターブを抑制できる。
データの消去を制限するデータの選択方法として、ステップS24のように、キャッシュ制御部24は、キャッシュメモリ20に格納された遊技機用データのうち、読み出し回数J1が読み出し回数閾値N1(第1回数)以上のデータを選択する。これにより、読み出し回数J1がN1以上のデータがキャッシュメモリ20に格納された状態となるため、不揮発性メモリ21から読み出されることがない。このように、不揮発性メモリ21内のデータへのアクセス頻度が平準化される。よって、不揮発性メモリ21内の特定の領域においてリード制限回数を超過することを抑制できる。
読み出し回数J1は、例えば記憶装置10が初期化されてからの回数である。初期化は、例えば記憶装置10の電源を投入したときに行われる、また、記憶部29を不揮発性メモリとすれば、J1を不揮発性メモリ21を記憶装置10に設置したときからの読み出し回数とすることもできる。閾値N1は、固定の値でもよいし、可変の値でもよい。
[実施例1の変形例1]
データの別の選択方法を説明する。図5は、実施例1の変形例1におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。図5に示すように、キャッシュ制御部24は、不揮発性メモリ21から読み出されたデータをキャッシュ登録する(ステップS22)。その後、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が上位N個以上か判定する(ステップS30)。例えば図3(b)において、読み出し回数J1の多い順は、データ2、データ1、データ4およびデータ6である。例えばNを2個とする。このとき、読み出されたデータがデータ2のとき、キャッシュ制御部24はYesと判定する。読み出されたデータがデータ3のとき、キャッシュ制御部24はNoと判定する。
Noの場合、終了する。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、キャッシュメモリ20内のデータに対応するキャッシュロックをオンとする(ステップS26)。その後、終了する。ステップS18と、ステップS20と、ステップS22、S30およびS26と、の順番は適宜設定できる。またこれらのステップを同時に実行してもよい。その他のフローは実施例1と同じであり説明を省略する。
図3(c)に示すように、読み出し回数J1の多い上位2個のデータ1およびデータ2のキャシュロックフラグはオンであり、他のデータのキャッシュロックフラグはオフとなる。
実施例1の変形例1によれば、データの消去を制限するデータの選択方法として、キャッシュ制御部24は、キャッシュメモリ20に格納された遊技機用データのうち、読み出し回数J1が多いほうからN個(所定個数)のデータを選択する。これにより、読み出し回数J1が多いデータがキャッシュメモリ20に格納された状態となる。不揮発性メモリ21内のデータへのアクセス頻度が平準化される。よって、不揮発性メモリ21内の特定の領域においてリード制限回数を超過することを抑制できる。所定個数Nは、固定の値でもよいし、可変の値でもよい。
[実施例1の変形例2]
データの消去を制限する別の方法を説明する。図6(a)および図6(b)は、実施例1の変形例2における記憶部およびキャッシュメモリ内のデータを示す図である。図6(a)に示すように記憶部29内には、領域番号に対応づけされた読み出し回数J1に加え、読み出し回数J2が記憶されている。読み出し回数J2は、対応する領域のデータがキャッシュメモリ20に格納されてから、キャッシュメモリ20から読み出された回数である。読み出し回数閾値Mとして100が記憶されている。図6(b)に示すように、キャッシュメモリ20内には、データ1、2、4、6およびキャッシュロックフラグが格納されている。
図7は、実施例1の変形例2におけるキャッシュ制御部の制御を示すフローチャートである。図7は、図4または図5のステップS14以降のフローを示している。図7に示すように、図4および図5のステップS12においてYesのとき、キャッシュ制御部24は、キャッシュメモリ20に格納されているデータをホスト装置28に転送する(ステップS14)。キャッシュ制御部24は、キャッシュロックがオンか判定する(ステップS40)。例えば、キャッシュ制御部24は、図3(c)において対応するデータのキャッシュロックフラグがオンの場合Yesと判定し、キャッシュロックフラグがオフの場合Noと判定する。Noの場合、終了する。
Yesの場合、キャッシュ制御部24は、キャッシュロックがオンとなってからのデータの読み出し回数J2が読み出し回数閾値M以上か判定する(ステップS42)。例えば、図6(a)において、データ1の読み出し回数J2は50であり、閾値Mである100未満である。このとき、キャッシュ制御部24はNoと判断する。データ2の読み出し回数J2は100であり、閾値Mである100以上である。このとき、キャッシュ制御部24はYesと判断する。
Noの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J2を+1カウントアップする(ステップS46)。例えば図6(a)においてデータ1のとき、キャッシュ制御部24は、データ1の読み出し回数J2を+1とし51とする。その後終了する。
Yesの場合、キャッシュ制御部24は、キャッシュロックをオフし、読み出し回数J2を0とする(ステップS44)。例えばデータ2のとき、キャッシュ制御部24は、図6(b)のデータ2に対応するキャッシュロックフラグをオフとする。キャッシュ制御部24は、データ1の読み出し回数J2を0とする。その後終了する。ステップS14と、ステップS40からS46と、の順番は適宜設定できる。またこれらのステップを同時に実行してもよい。
図6(a)のように、キャッシュロックフラグがオフの読み出し回数J2は0である。キャッシュロックフラグがオンの読み出し回数J2は、キャッシュメモリ20からの読み出されるたびにカウントアップされる。データ2のように読み出し回数J2が閾値Mとなると、図6(b)のキャッシュロックフラグがオフとなり、図6(a)のデータ2の読み出し回数J2は0となる。次に、データ2が不揮発性メモリ21から読み出された場合、図4および図5のステップS26において、キャッシュロックフラグは再びオンとなる。
実施例1および実施例1の変形例1において、1度キャッシュロックされると、初期化されるまでキャッシュロックを維持してもよい。しかし、キャッシュロックされるデータが増加すると、キャッシュメモリ20内の使用できる領域が少なくなる。実施例1の変形例2によれば、ステップS42およびS44のように、キャッシュ制御部24は、選択されたデータの消去を禁止してから、選択されたデータがキャッシュメモリ20から読み出し回数閾値M(第2回数)以上読み出された場合、キャッシュメモリ20からの消去の禁止を解除する。これにより、キャッシュロックされるデータの数を適切にできる。よって、キャッシュメモリ20内の使用できる領域の減少を抑制できる。閾値Mは、固定の値でもよいし、可変の値でもよい。
実施例2は、読み出し回数J1によりキャッシュロックの方法を変える例である。図8は、実施例2における記憶部内のデータを示す図である。図9は、実施例2におけるキャッシュメモリ内のデータを示す図である。図8に示すように、領域Noに対応し読み出し回数J1およびJ2が記憶されている。読み出し回数閾値N1からNnとして、50000、40000、30000および20000等が記憶されている。N1からNnは、順に値が小さくなるように設定されている。図3(b)および図6(a)と異なり、J1が0の領域Noは記憶されていない。読み出し回数閾値M1からMnとして∞(無限大)、100、90および50等が記憶されている。図9に示すように、データ1から5に対応しキャッシュロックフラグおよび読み出し回数閾値Mが格納されている。M1からMnが∞とは、一度キャッシュロックオンとなると、初期化されるまで、キャッシュロックオフとならないことを示している。
図10は、実施例2におけるキャッシュ制御部の動作を示すフローチャートである。図10に示すように、ステップS10からS18は実施例1およびその変形例と同じである。ステップS18の後、キャッシュ制御部24は、読み出したデータに対応する領域Noが記憶部29に登録されているか判定する(ステップS50)。Noの場合、記憶部29に領域を追加し、読み出し回数J1=1とする(ステップS52)。その後、キャッシュ登録を行なう(ステップS22)。
ステップS50においてYesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出したデータに対応する領域の読み出し回数J1を+1カウントアップする(ステップS54)。その後、キャッシュ登録する(ステップS22)。このように、キャッシュ制御部24は、不揮発性メモリ21からデータを読み出すごとに読み出し回数J1をカウントアップする。
ステップS12においてYesのとき、キャッシュ制御部24は、ステップS14を実行する。その後、キャッシュ制御部24は、図7のステップS40からS46の処理を行なう(ステップS56)。その後終了する。ステップS18とステップS56との順番は適宜設定できる。またこれらのステップを同時に実行してもよい。その他のフローは実施例1およびその変形例と同じであり、説明を省略する。
図11は、実施例2におけるキャッシュ制御部の待機時の動作を示すフローチャートである。図11に示すように、キャッシュ制御部24は、図10等のフローを実行していない待機時において、前回の図11の処理から所定時間経過したか判定する(ステップS60)。Noの場合、終了する。
Yesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値N1以上の領域が存在するか判定する(ステップS62)。例えば図8において、領域2の読み出し回数J1は閾値N1の50000以上である。よって、キャッシュ制御部24はYesと判定する。Noの場合、ステップS66に進む。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が閾値N1以上の全てのデータに対し、M=M1でキャッシュロックされているか判定する(ステップS63)。例えば、図9において、データ2はキャッシュロックフラグがオンである。閾値MとしてM1が格納されている。よって、キャッシュ制御部24は、Yesと判定する。Yesの場合ステップS66に進む。
ステップS63においてNoの場合、キャッシュ制御部24は、閾値MをM1としてキャッシュロックをオンする(ステップS64)。例えば、図9において、データ2の閾値MがM2であった場合、ステップS63においてNoと判断される。ステップS64において、キャッシュ制御部24は、図9のデータ2に対する閾値Mを閾値M1とする。このとき、図7において用いる読み出し回数J2を0としてもよいし、変更しなくてもよい。その後、ステップS66に進む。
キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値N1未満かつN2以上の領域が存在するか判定する(ステップS66)。例えば図8において、領域1の読み出し回数J1は閾値N1の40000以上である。よって、キャッシュ制御部24はYesと判定する。Noの場合、次のステップに進む。ステップS66に進む。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が閾値N1未満かつN2以上の全てのデータに対し、M=M2でキャッシュロックされているか判定する(ステップS67)。Yesの場合次のステップに進む。Noの場合、キャッシュ制御部24は、閾値MをM2としてキャッシュロックをオンする(ステップS68)。
その後、上記ステップを繰り返す。キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値Nn−1未満かつNn以上の領域が存在するか判定する(ステップS70)。Noの場合、終了する。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が閾値Nn−1未満かつNn以上の全てのデータに対し、M=Mnでキャッシュロックされているか判定する(ステップS71)。Yesの場合終了する。Noの場合、キャッシュ制御部24は閾値MをMnとしてキャッシュロックをオンする(ステップS72)。
図8および図9のように、読み出し回数J1が閾値N1以上のデータ2は閾値Mが無限大でキャッシュロックされる。読み出し回数J1が閾値N1未満かつN2以上のデータ1は閾値Mが100でキャッシュロックされる。読み出し回数J1が閾値N2未満かつN3以上のデータ3は閾値Mが90でキャッシュロックされる。このように、読み出し回数J1を複数の読み出し回数閾値M1からMnで複数の範囲に分ける。読み出し回数J1の最も大きな範囲のデータは次に記憶装置が初期化されるまで無制限にキャッシュロックされる。これにより、この範囲内の読み出し回数J1はほとんど増加しない。次に読み出し回数J1の大きな範囲内のデータは、閾値Mが有限の値のため、読み出し回数J1は徐々に増加する。このように、読み出し回数J1の大きい範囲ではデータの消去の制限をより強くする。これにより、データ間の読み出し回数J1の平準化がより可能となる。なお、閾値M1を∞としているが、閾値M1は有限でもよい。
実施例2によれば、ステップS64のように、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し閾値N1(第1回数)以上のデータを第1データとして選択し、選択した第1データの消去を制限する。ステップS68のように、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し閾値N1未満かつN2(第2回数)以上のデータを第2データとして選択し、選択した第2データの消去を制限する。第1データの消去の制限を第2データの消去の制限より強くする。これにより、読み出し回数J1の大きい第1データより読み出し回数J1の小さい第2データの方がキャッシュメモリ20から消去され易くなる。よって、第2データの読み出し回数J1は第1データの読み出し回数J1より増加しやすくなる。これにより、第1データと第2データとの読み出し回数J1を平準化できる。
また、図10のステップS56のように、キャッシュ制御部24は、第1データの消去を禁止してから、第1データが読み出し回数閾値M1(第3回数)以上読み出された場合、キャッシュメモリ20からの第1データの消去の禁止を解除する。また、キャッシュ制御部24は、第2データの消去を禁止してから、第2データが読み出し回数閾値M2(第4回数)以上読み出された場合、キャッシュメモリ20からの第2データの消去の禁止を解除する。読み出し回数閾値M2をM1より小さくする。これにより、第1データの消去の制限を第2データの消去の制限より強くできる。
[実施例2の変形例1]
図12は、実施例2の変形例1におけるキャッシュ制御部の待機時の動作を示すフローチャートである。ステップS80は、図11におけるステップS62、S66およびS70に相当する。例えばステップS62では、閾値NjおよびMjが閾値N1およびM1に相当する。このとき、Nj−1は存在せず、ステップS80において「Nj−1>J1」は無視される。
図12に示すように、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値Nj−1未満かつNj以上の領域が存在するか判定する(ステップS80)。Noの場合終了する。Yesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値Nj−1未満かつNj以上の全てのデータについて、読み出し回数J1がステップS80の範囲以外も含め全てのデータの上位からN個以内か判定する(ステップS82)。Noの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値Nj−1未満かつNj以上のデータについて、キャッシュロックされているか判定する(ステップS86)。Noの場合終了する。Yesの場合キャッシュロックをオフする(ステップS90)。その後終了する。
ステップS82においてYesの場合、キャッシュ制御部24は、読み出し回数J1が読み出し回数閾値Nj−1未満かつNj以上のデータについて、閾値M=Mjでキャッシュロックされているか判定する(ステップS84)。Yesの場合終了する。Noの場合、キャッシュ制御部24は、閾値M=Mjとし、キャッシュロックする(ステップS88)。その後終了する。
以上のフローにより、記憶部29に登録された全ての領域の読み出し回数J1が上位からN個以内のデータは、実施例2と同様にキャッシュロックされる。上位からN個を越えるデータは、キャッシュロックされない。これにより、キャッシュロックされるデータ個数をN個に制限できる。よって、キャッシュロックされるデータが増加することによるキャッシュメモリ20内の使用できる領域の減少を抑制できる。
実施例2の変形例2によれば、キャッシュ制御部24は、第1データが、キャッシュメモリ20に格納された遊技機用データのうち、読み出し回数J1が多いほうからN個(所定個数)以内のデータの場合、第1データの消去を制限し、N個を越えるデータの場合、第1データの消去を制限しない。同様に、キャッシュ制御部24は、第2データが、キャッシュメモリ20に格納された遊技機用データのうち、読み出し回数J1が多いほうからN個以内のデータの場合、第2データの消去を制限し、N個を越えるデータの場合、第2データの消去を制限しない。これにより、キャッシュメモリ20内の使用できる領域の減少を抑制できる。
実施例1、2およびその変形例においては、不揮発性メモリ21の例としてフラシュメモリを例に説明したが不揮発性メモリ21はフラッシュメモリ以外のメモリでもよい。不揮発性メモリ21がフラッシュメモリの場合、同じデータが高頻度にアクセスすることにより生じるリードディスターブを抑制できる。データの種別として画像データ、音声データおよびプログラムデータを例に説明したが、データの種別はこれらに限られない。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 記憶装置
20 キャッシュメモリ
21 不揮発性メモリ
24 キャッシュ制御部
29 記憶部

Claims (8)

  1. 遊技機用データを記憶するフラッシュメモリである不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するRAMであるキャッシュメモリと、
    遊技機のホスト装置からのコマンドに基づき前記不揮発性メモリまたは前記キャッシュメモリに記憶された遊技機用データを読み出し、読み出された遊技機用データを前記ホスト装置に転送し、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、
    を具備し、
    前記遊技機用データは、前記遊技機の表示装置に表示する画像の画像データと、前記遊技機の音声出力装置から出力される音声のデータである音声データと、の少なくとも一方を含むことを特徴とする遊技機用記憶装置。
  2. 前記制御部は、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が第1回数以上のデータを選択することを特徴とする請求項1記載の遊技機用記憶装置。
  3. 前記制御部は、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから所定個数のデータを選択することを特徴とする請求項1記載の遊技機用記憶装置。
  4. 前記制御部は、前記選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を禁止することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の遊技機用記憶装置。
  5. 遊技機用データを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するキャッシュメモリと、
    前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を禁止し、前記選択されたデータの消去を禁止してから、前記選択されたデータが前記キャッシュメモリから第2回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの消去の禁止を解除することを特徴とする遊技機用記憶装置
  6. 遊技機用データを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから読み出された遊技機用データを格納するキャッシュメモリと、
    前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記不揮発性メモリからの読み出し回数に基づき前記キャッシュメモリからの消去を制限するデータを選択し、選択されたデータの前記キャッシュメモリからの消去を制限する制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が第1回数以上のデータを第1データとして選択し、前記第1データの消去を制限し、
    前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が前記第1回数未満かつ前記第1回数より小さい第2回数以上のデータを第2データとして選択し、前記第2データの消去を制限し、
    前記第1データの消去の制限は前記第2データの消去の制限より強いことを特徴とする遊技機用記憶装置
  7. 前記制御部は、前記第1データの消去を禁止してから、前記第1データが第3回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの前記第1データの消去の禁止を解除し、
    前記第2データの消去を禁止してから、前記第2データが前記第3回数より小さい第4回数以上読み出された場合、前記キャッシュメモリからの前記第2データの消去の禁止を解除することを特徴とする請求項6記載の遊技機用記憶装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1データが、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから所定個数以内のデータの場合、前記第1データの消去を禁止し、前記所定個数を越えるデータの場合、前記第1データの消去を制限せず、
    前記第2データが、前記キャッシュメモリに格納された遊技機用データのうち、前記読み出し回数が多いほうから前記所定個数以内のデータの場合、前記第2データの消去を禁止し、前記所定個数を越えるデータの場合、前記第2データの消去を制限しないことを特徴とする請求項6または7記載の遊技機用記憶装置。
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