JP6679299B2 - ニキビ治療用外用医薬組成物 - Google Patents

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本発明は、ニキビ治療及び/又は予防のための優れた外用医薬組成物に関する。
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、毛包に皮脂が詰まり、炎症をおこすことによって発症する皮膚の炎症性疾患である。主に思春期に発症し、顔面胸背部などに毛孔に一致して皮疹が認められる。ニキビの発症メカニズムは、面皰形成と炎症惹起の2つの段階があり、面皰形成には皮脂分泌の亢進、毛包漏斗部の角化異常、及び毛包内細菌[特にニキビ桿菌(Propionibacterium acnes )(以下P. acnes)]の増加が関与するといわれており、炎症惹起過程では、ニキビ桿菌由来の細胞外炎症誘発物質の関与が報告されている(非特許文献1参照)。
これらのニキビの予防や治療には、洗顔や生活習慣の改善のほか、イオウ含有製剤、レチノイド様作用を有するナフトエ酸誘導体を有効成分とする外用薬のアダパレン(商品名:ディフェリン(登録商標)ゲル0.1%)(非特許文献2参照)、過酸化ベンゾイル(商品名:ベピオ(登録商標)ゲル2.5%)(非特許文献3参照)、抗菌剤等が用いられている。
過酸化ベンゾイルは、その酸化作用により尋常性ざ瘡の炎症性皮疹の原因となるP. acnesに対して十分な抗菌作用を示し(非特許文献4参照)、抗菌剤の長期連用により出現した耐性P. acnesおよびStaphylococcus epidermidisに対しても抗菌作用を示す(非特許文献5参照)。さらには、毛漏斗部の貯留角化を改善する作用を示す(非特許文献6参照)と考えられるが、炎症惹起過程に関与するニキビ菌の炎症反応に対する作用は知られていない。
トラネキサム酸は抗プラスミン剤として抗炎症作用等を示すことが知られている(非特許文献7参照 )。
過酸化ベンゾイル単味製剤(ペピオゲル(登録商標)2.5%)での、承認時までの国内臨床試験において435例中190例(43.7%)に副作用が認められている(非特許文献3参照)。
なお、過酸化ベンゾイルと併用される薬物として、アダパレン、(特許文献1)、クリンダマイシン(非特許文献8)等が知られているが、トラネキサム酸を併用した場合の効果については知られていない。
特許第5666654号公報
MB Derma. No.170 p.6〜7 2010 ディフェリン(登録商標)ゲル0.1% インタビューフォーム ベピオ(登録商標)ゲル2.5% インタビューフォーム Antimicrob Agents Chemother 33(3) p.326〜330 1989 BR J Dermatol 131(3) p.331〜336 1994 J Cutan Med Surg 4(3) p.138〜141 2000 ファルマシア Vol.44 No.5 p.437 2008 デュアック(登録商標)配合ゲル インタビューフォーム
過酸化ベンゾイルの副作用である、皮膚剥脱、刺激感、紅斑、乾燥等の皮膚障害を悪化させず、ニキビに対して有効性が高い医薬組成物を提供することである。
本発明者らは、鋭意研究の結果、過酸化ベンゾイルとトラネキサム酸の併用が、過酸化ベンゾイルによる皮膚障害作用を軽減し、さらに、ニキビの原因となるアクネ菌(Propionibacterium acnes)の感染による皮膚の腫脹に対して高い抑制作用を持つことを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は下記(1)〜(3)に関する。
(1)過酸化ベンゾイル、及びトラネキサム酸又はその塩を含有する外用医薬組成物。
(2)トラネキサム酸又はその塩がトラネキサム酸である(1)に記載の外用医薬組成物。
(3)ニキビ治療及び/又は予防用である(1)又は(2)に記載の外用医薬組成物。
本発明によれば、ニキビ治療及び/又は予防のための優れた外用医薬組成物を提供することができる。本発明の組成物をニキビに用いることにより、過酸化ベンゾイルによる皮膚障害作用を軽減し、ニキビに対して高い治療効果が期待できる。
本発明において用いられる、「過酸化ベンゾイル」は、化学名をDibenzoyl peroxide(IUPAC)といい、過酸化ベンゾイルを配合した製剤(ベピオ(登録商標)ゲル2.5%)が市販されている。
本発明において用いられる、「トラネキサム酸」は、第16改正日本薬局方に収載され、市販されており、容易に入手することができる。
本発明におけるトラネキサム酸の塩としては、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩等の鉱酸塩、メタンスルホン酸塩等の有機酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等を挙げることができる。
本発明において、「トラネキサム酸又はその塩」は、好ましくは、トラネキサム酸である。
本発明において、「ニキビ治療及び/又は予防」とは、皮脂の分泌過剰、毛漏斗部の閉塞、アクネ菌の増殖等、ニキビの発症に関わる要因を取り取り除くことで、ニキビの改善もしくは予防をすることを意味する。
本発明は、医薬品、医薬部外品等として使用することができる。
本発明の形態は、皮膚に適用される外用剤である。例えば、液剤、軟膏剤、クリーム剤、及びゲル剤、液剤を含浸させたマスク又はテープ剤等が挙げられる。好ましくは、クリーム剤又はゲル剤である。
本発明における過酸化ベンゾイルの配合量は、製剤全体の重量に対し、0.001〜10重量%であり、好ましくは、0.002〜1重量%、さらに好ましくは、0.005〜0.5重量%である。
本発明におけるトラネキサム酸またはその塩の配合量は、製剤全体の重量に対し、0.01〜10重量%、好ましくは、0.05〜5重量%であり、さらに好ましくは、0.1〜3重量%である。
本発明において、過酸化ベンゾイル、及びトラネキサム酸又はその塩は任意の比率で混合して使用することができる。
本発明は、患者の病態等に応じて適宜調節することが可能である。例えば、患部に1日1回〜数回、患部に塗布することができる。
本発明には所望の添加剤を配合することができる。例えば、基剤、溶剤、乳化剤、粘稠剤、湿潤剤、pH調節剤、防腐剤、及び香料等が挙げられる。
基剤としては、例えば、精製水、ワセリン、流動パラフィン、及びセタノール等が挙げられる。
溶剤としては、例えば、エタノール、及びイソプロパノール等が挙げられる。
乳化剤としては、例えば、モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンヒマシ油、プロピレングリコール脂肪酸エステル、及びポリソルベート20等が挙げられる。
粘稠剤としては、例えば、カルボキシビニルポリマー、及びヒプロメロース等が挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、及びプロピレングリコール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、クエン酸水和物、乳酸、ジイソプロパノールアミン、及び水酸化ナトリウム等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノール、及びソルビン酸カリウム等が挙げられる。
香料としては、例えば、l−メントール、サリチル酸メチル、及びケイヒ油等が挙げられる。
本発明には、さらに公知の抗ニキビ効果を示す成分や、抗ニキビ効果を増強する成分、およびニキビに伴う症状を緩和する成分を加えることができる。これら成分としては、例えば、グリンダマイシン、ナジフロキサシン、イオウ、イソプロピルメチルフェノール、ピオニン(感光素201号)、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、ピリドキシン塩酸塩、カラミン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルレチン酸ステアリル、オウバクエキス等の殺菌、抗菌、抗炎症成分;イブプロフェンピコノール等の非ステロイド性抗炎症薬;ハマメリスエキス、エゾウコギエキス、クエン酸、シラカバエキス、緑茶エキス、ホップエキス等の収斂成分;グリコール酸、乳酸、サリチル酸、サリチル酸マクロゴール、サリチル酸エタノール、トリクロロ酢酸等のケミカルピーリング効果のある成分、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル等の抗酸化剤等が挙げられる。
以下に、実施例及び製剤例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
(試験例1)三次元培養皮膚モデルを用いた皮膚障害性試験
1−1.試験方法
三次元培養皮膚モデルはEPISKIN Large(株式会社ニコダームリサーチ)を使用した(Toxicology in Vitro 12(1998)295−304)。維持培地にてインキュベートしたあと翌日試験試料100μLを表皮側から暴露した。なお、陰性コントロールとして水を用いた。試験試料を18時間暴露した後、培地を回収し、後日、培地中のIL-1α量をIL-1α, Human, ELISA Kit (R&D systems)にて測定した。
1−2.被験物質
過酸化ベンゾイル2.5%はOn−theSpot(R) Acne Treatment(Neutrogena Corporation)を使用した。過酸化ベンゾイル2.5%との併用群はトラネキサム酸(第一ファインケミカル株式会社)、クロタミトン(LKT Laboratories, Inc)、l−メントール(ナカライテスク株式会社)およびサリチル酸メチル(東京化成工業株式会社)をそれぞれ1%もしくは2%添加し調製した。
1−3.試験結果
各群の平均値を表2に示す。
1群(陰性コントロール群)と比べて、2群(過酸化ベンゾイル2.5%群)は培地中のIL−1α遊離量が上がっていた。また、トラネキサム酸を併用すると用量依存的にIL-1αの遊離抑制作用が認められた(3群および4群)。一方、トラネキサム酸以外の被験物質を併用するとIL-1α遊離量が促進された(5群〜7群)。以上のことから、トラネキサム酸のみが過酸化ベンゾイルの皮膚障害作用を抑制できることが判明した。
(試験例2)マウスを用いたアクネ菌感染試験
2−1.試験方法
9週齢のBALB/cAnNCrlCrlj系雄性マウス(日本チャールス・リバー株式会社)を1週間馴化させた後、10週齢のマウスにアクネ菌(Propionibacterium acnes JCM No.6425(独立法人理化学研究所))2.5×10 cfuを腹側正中部に皮内接種した。菌接種時の体重測定結果を用いて群分けを行い、菌接種4時間後の1回、翌日から1日1回投与物質を塗布した。菌接種後2日目に菌接種部位の腫脹部位の長径と短径を、電子ノギスを用いて測定した。面積の算出方法は以下の通りとした。
腫脹面積=(長径/2)×(短径/2)×3.14
2−2.被験物質
過酸化ベンゾイル0.5%は過酸化ベンゾイル(和光純薬工業株式会社)をアセトン(過酸化ベンゾイル媒体)で溶解し調製した。トラネキサム酸0.5%はトラネキサム酸(入手先:第一ファインケミカル株式会社)をエタノール、1,3−ブタンジオール、注射用水(1:1:8)混液(トラネキサム酸媒体)で溶解し調製した。
2−3.試験結果
各群10匹の平均値を表4に示す。
1群(媒体投与群)と比べて、2群(過酸化ベンゾイル0.5%投与群)、3群(トラネキサム酸0.5%投与群)及び4群(過酸化ベンゾイル0.5%+トラネキサム酸0.5%投与群)とも腫脹面積の縮小が認められた。
(製剤例)
以下の成分を用いて、常法(例えば、日本薬局方第16改正「11.6ゲル剤」の製法を参照)によりゲル製剤を製造する。

Claims (3)

  1. 過酸化ベンゾイル、及びトラネキサム酸又はその塩を含有する外用医薬組成物(但し、アダパレンを含有する外用医薬組成物を除く)
  2. トラネキサム酸又はその塩がトラネキサム酸である請求項1に記載の外用医薬組成物。
  3. ニキビ治療及び/又は予防用である請求項1又は請求項2に記載の外用医薬組成物。

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