JP6678800B1 - 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコンテンツをスクロール可能に表示する表示画面において、表示画面に表示し切れていないコンテンツが存在することを利用者が容易に把握することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本発明に係る情報処理システムは、表示画面の第1スクロール方向に配列される複数のコンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する。【選択図】図7

Description

本発明は、コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
複数の画像(コンテンツ)を含むページを表示画面に表示するとともに、前記表示画面において利用者によりスクロール操作が行われると、前記複数の画像をスクロール量に応じて移動させた新たなページを前記表示画面に表示させる技術が知られている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2018−185837号公報 特開2015−133159号公報
ところで、表示画面に表示させる画像の枚数が多くなったり、有効表示幅が狭い表示画面に複数の画像を表示させたりする場合に、複数の画像を縦方向及び横方向にスクロール可能に表示させることが考えられる。この場合に、例えば横方向に配列された複数の画像の境界部分が表示画面の端部に一致すると、境界部分よりさらに横方向に他の画像が存在するのかどうかを利用者は容易に把握できない。
本発明の目的は、複数のコンテンツをスクロール可能に表示する表示画面において、表示画面に表示し切れていないコンテンツが存在することを利用者が容易に把握することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することにある。
本発明の一の形態は、コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理システムであって、前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成処理部と、前記生成処理部により生成される前記第1表示データを出力する出力処理部と、を備える情報処理システムである。
本発明の他の形態は、コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理方法であって、前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成される前記第1表示データを出力する出力ステップと、を一又は複数のプロセッサによって実行する情報処理方法である。
本発明の他の形態は、コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理プログラムであって、前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成される前記第1表示データを出力する出力ステップと、を一又は複数のプロセッサに実行させるための情報処理プログラムである。
本発明によれば、複数のコンテンツをスクロール可能に表示する表示画面において、表示画面に表示し切れていないコンテンツが存在することを利用者が容易に把握することが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る情報提供システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用される施設情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用される関連情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用されるテンプレートの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで生成される表示データの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用されるテンプレートの一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用されるテンプレートの一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される情報提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図18は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用されるテンプレートの一例を示す図である。 図19は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図20は、本発明の実施形態に係る情報提供システムで使用されるテンプレートの一例を示す図である。 図21は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図22は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報提供システム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る情報提供システム100は、情報提供装置1と一又は複数の利用者端末2とを含む。情報提供装置1及び利用者端末2は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
情報提供装置1は、情報を検索するための検索条件を利用者端末2から受付可能であり、検索条件に基づく検索処理の検索結果を利用者端末2に提供するための情報処理装置である。具体的には、情報提供装置1は、前記検索結果に対応するコンテンツを表示するための第1表示データを利用者端末2に出力する。利用者端末2は、前記検索対象の情報の検索を要求する利用者によって操作され、情報提供装置1から前記検索結果が提供される情報処理装置である。具体的には、利用者端末2は、情報提供装置1から取得する前記第1表示データに基づいて前記コンテンツを表示する。
前記検索対象は、例えば飲食店、ホテル、ボーリング場、カラオケルーム、卓球場、又は温泉施設などの各種の施設であってもよいし、小売業者などが販売(例えばインターネット販売)する商品であってもよい。また、前記コンテンツは、前記検索結果に対応する前記検索対象を表す情報であり、例えば画像(写真、動画など)、コメント(説明、URL、テキスト情報など)などである。なお、前記コンテンツには各種ハイパーリンクが設定されてもよい。また、前記コンテンツは、前記検索対象に予め登録された情報であってもよいし、インターネット等を介してサーバから取得された情報であってもよい。なお、前記コンテンツは、検索対象を表す情報の他に、例えば各種ハイパーリンクが設定されたバナー広告用の画像などであってもよい。
以下、本実施形態では、前記検索対象が、飲食物を提供する飲食店である場合を例に挙げて説明する。前記検索対象が飲食店である場合、前記コンテンツには、例えば、飲食店に関する画像(店の外観画像、店内画像、席画像、メニュー画像、こだわり画像、クーポン画像など)、飲食店に関するコメント(飲食店名、ジャンル、最寄駅、住所、予算、特徴など)、席に関するコメント(テーブル席、個室、貸切など)、メニューに関するコメント(アラカルトメニュー、コースメニューなど)、飲食店のこだわりに関するコメント(飲食店の特徴、おすすめ情報など)、クーポンに関するコメント(割引情報、特典情報など)などが含まれる。1つの前記コンテンツは、1つの画像又は1つのコメントで構成されてもよいし、1つの画像と1つのコメントとを組み合わせた1つのセットで構成されてもよい。また1つのセットのコンテンツは、画像(例えば席画像)と当該画像に対応するコメント(席情報)とで構成される。
本実施形態では、情報提供装置1単体が本発明に係る情報処理システムに相当するが、本発明に係る情報処理システムは、情報提供装置1及び利用者端末2のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、情報提供装置1及び利用者端末2の構成要素が協働して後述する各種の情報提供処理(図15参照)を分担して実行する場合には、その処理を実行する複数の構成要素を含むシステムを本発明に係る情報処理システムとして捉えることが可能である。例えば、情報提供装置1及び利用者端末2が本発明に係る情報処理システムを構成することが考えられる。
[情報提供装置1]
図1に示されるように、情報提供装置1は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、及び通信I/F14などを備えるサーバである。なお、情報提供装置1は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、情報提供装置1で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサによって分散して実行されてもよい。情報提供装置1は、本発明の情報処理システムの一例である。
通信I/F14は、情報提供装置1を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して利用者端末2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部12には、施設情報D1、関連情報D2などのデータが記憶される。また、記憶部12には、地図データ等の他の情報も記憶されている。施設情報D1は、検索対象の施設(飲食店)に関する情報である。関連情報D2は、施設情報D1に関連する情報、すなわち施設(飲食店)に関連する情報である。図2は施設情報D1の一例を示す図であり、図3は関連情報D2の一例を示す図である。
図2に示されるように、施設情報D1には、施設ごとに対応する「施設ID」、「施設名」、「住所」、「ジャンル」、「予算」、「最寄駅」などの情報が登録される。「住所」は、施設の詳細な住所であり、当該施設の位置を示す情報として用いられる。「ジャンル」は、施設で提供されるサービスの内容を識別可能な情報であって、例えば料理ジャンルを示す。「予算」は、例えば施設の利用について必要な平均的な金額として予め設定された金額である。「最寄駅」は、施設の住所に最も近い駅を示す。「最寄駅」には、駅から施設に向かう際に利用し易い駅出口の情報、駅から施設までの所要時間の情報などが含まれてもよい。なお、施設情報D1に、施設の現在の予約状況(満席、空席など)が含まれてもよい。
関連情報D2は、施設情報D1に登録されている施設ごとに関連付けて記憶部12に記憶される。関連情報D2には、施設に関連する複数の項目(カテゴリー)に関する情報が登録される。例えば図3に示されるように、関連情報D2には、施設(飲食店)ごとに、「席」、「メニュー」、「こだわり」、「クーポン」などの項目が含まれる。「席」は、施設に配置される利用対象物であるテーブル、個室、カウンター等を識別するための情報である。「メニュー」は、施設で提供されるサービスの内容を識別可能な情報であって、例えば飲食内容(アラカルト料理名、コース料理名、ドリンクメニュー)を示す。「こだわり」は、施設の特徴、おすすめ、セールスポイントなどを示す情報である。「クーポン」は、施設の利用代金の割引などの特典を示す情報である。なお、関連情報D2に、施設の最新のニュース情報を示す新着情報、施設を含む周辺の地図情報などが含まれてもよい。関連情報D2には、項目ごとに、一又は複数の情報が登録される。
また記憶部12には、各施設を表す画像、当該各施設の関連情報D2を表す画像のデータが各施設に対応付けられて記憶されている。例えば、記憶部12には、飲食店Aを表す画像(例えば外観画像)、飲食店Aの「席」を表す画像、飲食店Aの「メニュー」を表す画像、飲食店Aの「こだわり」を表す画像、飲食店Aの「クーポン」を表す画像が、飲食店Aに対応付けられて記憶されており、飲食店Bを表す画像(例えば外観画像)、飲食店Bの「席」を表す画像、飲食店Bの「メニュー」を表す画像、飲食店Bの「こだわり」を表す画像、飲食店Bの「クーポン」を表す画像が、飲食店Bに対応付けられて記憶されている。
また、記憶部12には、利用者端末2に表示される予約サイトに含まれる検索ページ、条件設定ページ、検索結果ページ、予約ページ、経路案内ページなどの各種のウェブページを生成するためのレイアウトデータ及び画像データなども記憶されている。なお、本実施形態において、情報提供装置1の制御部11は、前記各種のウェブページを生成してそのウェブページの情報を利用者端末2に送信することにより、利用者端末2に前記各種のウェブページを表示させることが可能である。また、他の実施形態として、情報提供装置1の制御部11は、利用者端末2に前記各種のウェブページを表示するために必要なデータを送信することにより、利用者端末2の制御部21に前記各種のウェブページの表示を実行させてもよい。
なお、前記予約サイトは、予め設定された一つのドメインに属するウェブページの集合体であってもよいが、例えば同一の情報提供装置1の記憶部12に記憶された複数のドメインに属するウェブページの集合体を前記予約サイトとして捉えてもよい。また、前記予約サイトに含まれる各種のページは、複数のサーバに分散して記憶されたものであってもよい。
なお、他の実施形態として、施設情報D1、関連情報D2などの情報の一部又は全部が、情報提供装置1から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバに記憶されていてもよい。この場合、情報提供装置1の制御部11は、前記サーバから前記情報を取得して、後述の情報提供処理(図15参照)などの各処理を実行してもよい。
図4は、前記検索結果ページを生成するためのレイアウトデータに対応するテンプレートTPの一例を示す図である。テンプレートTPは、前記検索結果に含まれる複数の施設それぞれの施設名が配置される表示領域R0と、各施設に対応する情報(施設情報D1、関連情報D2)が配置される表示領域R1,R2とにより構成される。詳細は後述するが、制御部11は、利用者端末2の表示画面の大きさ(有効表示幅)に基づいて、表示領域R0,R1,R2の大きさ及び位置を決定する。
なお、利用者端末2の表示画面にコンテンツの全部が表示される表示領域を表示領域R1(本発明の第1表示領域の一例)と称し、利用者端末2の表示画面にコンテンツの一部が表示される表示領域を表示領域R2(本発明の第2表示領域の一例)と称す。制御部11は、例えば図5に示すように、検索処理により取得される検索結果に基づいて、テンプレートTPの表示領域R0〜R2に各種情報(飲食店名、施設情報D1、関連情報D2)を配置して、前記検索結果ページのウェブページに対応する表示データを生成する。なお、表示領域R1に配置されるコンテンツをコンテンツC1(本発明の第1コンテンツの一例)と称し、表示領域R2に配置されるコンテンツをコンテンツC2(本発明の第2コンテンツの一例)と称す。
例えば図5に示すように、表示領域R1には、施設情報D1を表す画像C11と施設情報D1を表すコメントC12とを含むコンテンツC1が配置され、表示領域R2には、関連情報D2を表す画像C21と関連情報D2を表すコメントC22とを含むコンテンツC2が配置される。そして、制御部11は、生成した前記第1表示データを、検索要求を送信した利用者端末2に出力して、前記検索結果ページを利用者端末2の表示画面に表示させる。
さらに、記憶部12には、制御部11に後述の情報提供処理(図15参照)を実行させるための情報提供プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記情報提供プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、情報提供装置1が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより情報提供装置1を制御する。
ところで、利用者端末2の表示画面に表示させるコンテンツが多くなったり、有効表示幅が狭い表示画面に複数のコンテンツを表示させたりする場合に、複数のコンテンツを縦方向及び横方向にスクロール可能に表示させることが考えられる。この場合に、従来のシステムでは、例えば横方向に配列された複数のコンテンツの境界部分が表示画面の端部に一致すると、境界部分よりさらに横方向に他のコンテンツが存在するのかどうかを利用者は容易に把握できない。
図6には、従来のシステムにおいて、図5に示す表示データに対応する検索結果ページを利用者端末2の表示画面に表示させた状態を示している。なお、図6には、便宜上、表示画面に入り切らないコンテンツを模式的に示している。また表示画面において、検索結果ページは、縦方向及び横方向にスクロール可能に表示されるものとする。ここで、図6に示すように、コンテンツC1とコンテンツC2との境界部分が表示画面の端部(例えば右端部)に一致した場合、すなわち、コンテンツC1が表示画面に表示し切れている(有効表示領域にちょうど収まっている)場合には、飲食店Aに関する情報として表示されているのはコンテンツC1のみだと認識されてしまい、境界部分よりさらに右方向に存在するコンテンツC2を利用者が把握し難くなる。この場合、利用者は、縦方向へのスクロール操作を行うものの、右方向へのスクロール操作を行わず、コンテンツC2の情報を把握できない場合がある。これに対して、本実施形態に係る情報提供システム100では、以下で説明するように、複数のコンテンツをスクロール可能に表示する表示画面において、表示画面に表示し切れていないコンテンツが存在することを利用者が容易に把握することが可能である。なお、例えば、図6の検索条件を示す領域においては、表示すべき情報がすべて表示画面の左右方向に表示し切れているため、本願のような表示情報(表示データ)の生成処理は不要となる。
具体的に、制御部11は、図1に示されるように、受付処理部111、検索処理部112、生成処理部113、出力処理部114、及び表示処理部115などの各種の処理部を含む。なお、制御部11は、前記CPUで前記情報提供プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、一部又は全部の前記処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記情報提供プログラムは、複数のプロセッサを前記処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部111は、利用者端末2から施設の検索要求を受け付ける。受付処理部111は、本発明の受付処理部の一例である。具体的には、受付処理部111は、利用者端末2に表示される予約サイトの条件設定ページにおいて利用者により入力される住所(エリア)、日付、人数等などの検索条件を受け付ける。また、受付処理部111は、検索結果ページにおいて、検索結果のそれぞれ(コンテンツ)に対する利用者の選択操作を受け付ける。前記選択操作には、検索結果の詳細ページを閲覧するための操作、検索結果に含まれる施設を予約する操作、検索条件を変更する操作などが含まれる。
検索処理部112は、受付処理部111により前記検索要求が受け付けられた場合に施設を検索するための検索処理を実行する。検索処理部112は、本発明の検索処理部の一例である。具体的に、検索処理部112は、前記検索処理において、施設情報D1(図2参照)から前記検索条件を満たす施設を検索する。検索条件が変更された場合は、検索処理部112は、変更後の検索条件に基づいて再検索処理を実行する。
生成処理部113は、検索処理部112による検索処理により取得される検索結果に基づいて、テンプレートTP(図4参照)の表示領域R0〜R2に各種情報(飲食店名、施設情報D1、関連情報D2)を配置して、検索結果ページのウェブページに対応する表示データを生成する。具体的には、生成処理部113は、利用者端末2の表示画面のスクロール方向(例えば横スクロール方向(X方向))に配列される複数のコンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない(収まらない)場合に、前記表示画面に自身(表示領域R1)の全部が表示されるコンテンツC1と、前記表示画面に自身(表示領域R2)の一部が表示されるコンテンツC2であって当該一部が前記表示画面における横スクロール方向の端部(例えば右端部)に表示されるコンテンツC2とを横スクロール方向に並べて表示し、かつ、コンテンツC1及びコンテンツC2のそれぞれを横スクロール方向及び縦スクロール方向(Y方向)にスクロール可能に表示するための第1表示データ(本発明の第1表示データに相当)を生成する。すなわち、生成処理部113は、表示領域R1に配置されるコンテンツC1の全部を前記表示画面に表示し、表示領域R2に配置されるコンテンツC2の一部を前記表示画面に表示するための前記第1表示データを生成する。横スクロール方向(X方向)は、本発明の第1スクロール方向の一例であり、縦スクロール方向(Y方向)は、本発明の第2スクロール方向の一例である。
なお、生成処理部113は、利用者端末2の表示画面の横スクロール方向に配列される複数のコンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れる(収まる)場合には、表示領域R1に配置されるコンテンツC1,C2を横スクロール方向及び縦スクロール方向にスクロール可能に表示する表示データを生成する。生成処理部113は、本発明の生成処理部の一例である。
また、生成処理部113は、表示領域R1,R2に配置する情報を各施設で共通の情報としてもよいし、施設ごとに異なる情報としてもよい。例えば図5に示す例では、生成処理部113は、表示領域R1に各施設(飲食店A,B,C,D,…)の施設情報D1を配置し、飲食店A,Bに対応する表示領域R2に「席」の関連情報D2を配置し、飲食店C,Dに対応する表示領域R2に「メニュー」の関連情報D2を配置している。
このように、生成処理部113は、縦スクロール方向に同一種類(カテゴリー)(ここでは飲食店)のコンテンツ(コンテンツAと称す。)を配置し、横スクロール方向に当該コンテンツAに関連するコンテンツ(コンテンツBと称す。)を配置する。また、生成処理部113は、横スクロール方向に1つのコンテンツAを配置し、一又は複数のコンテンツBを配置する。さらに、生成処理部113は、各コンテンツAに対応させて、1つのコンテンツBをコンテンツC2として表示させてもよいし(すなわち表示画面の一端部に配置されるコンテンツBについて一部を表示させ残部を表示させない)、複数のコンテンツBをコンテンツC2として表示させてもよい(すなわち表示画面の両端部に配置されるコンテンツBについて一部を表示させ残部を表示させない)。
また、生成処理部113は、縦スクロール方向及び横スクロール方向に同一種類(カテゴリー)(飲食店)のコンテンツAを配置してもよい。この場合、生成処理部113は、表示画面の一端部に配置されるコンテンツAをコンテンツC2として表示させてもよいし、表示画面の両端部に配置されるコンテンツAをコンテンツC2として表示させてもよい。
出力処理部114は、検索処理部112による検索結果を出力する。出力処理部114は、本発明の出力処理部の一例である。具体的に、出力処理部114は、生成処理部113により生成される前記第1表示データを利用者端末2に送信することにより、当該第1表示データに対応する検索結果ページを利用者端末2に表示させる。これにより、利用者は、利用者端末2において、前記検索結果を閲覧することが可能となる。また、利用者は、利用者端末2において、前記検索結果である検索結果ページP1に表示される施設から予約対象となる施設を選択することが可能である。
ここで、生成処理部113により生成された第1表示データに基づいて、利用者端末2に表示される検索結果ページP1の一例を説明する。図7には、前記第1表示データに対応する検索結果ページP1を利用者端末2の表示画面に表示させた状態を示している。なお、図7には、便宜上、前記表示画面に入り切らないコンテンツを模式的に示している。
前記検索結果に複数の施設が含まれる場合、すなわち前記検索条件を満たす施設が複数検索された場合、生成処理部113は、図5に示すように、テンプレートTP(図4参照)において、複数の施設の情報を所定の方向に並べて配置する。ここでは、生成処理部113は、テンプレートTPにおいて、飲食店A,B,C,D,…のそれぞれの施設情報D1に対応するコンテンツC1をY方向(縦方向)に並べて配置する。また、生成処理部113は、飲食店A,B,C,D,…のそれぞれの関連情報D2に対応するコンテンツC2を、対応するコンテンツC1の右隣に配置する。このようにして、生成処理部113は、前記検索結果をテンプレートTPに配置した前記第1表示データを生成する。
なお、詳細は後述するが、生成処理部113は、表示領域R1に配置されるコンテンツC1の全部が前記表示画面に表示され、表示領域R2に配置されるコンテンツC2の一部が前記表示画面に表示され残部が表示画面に表示されないように、テンプレートTPにおいて表示領域R0〜R2の大きさ、位置(座標)、表示領域R1,R2の間隔などのパラメータを決定し、決定したパラメータに応じた表示領域R0〜R2に応じた大きさ(倍率)で前記検索結果をテンプレートTPに配置して前記第1表示データを生成する。出力処理部114は、図5に対応する前記第1表示データを利用者端末2に出力して、図6に示すように検索結果ページP1を表示させる。
利用者端末2の表示画面の検索結果ページP1において、飲食店A,B,C,D,…のコンテンツC1及びコンテンツC2はX方向及びY方向に並んで配置される。ここで、出力処理部114は、前記検索結果に含まれる複数の施設のうち少なくともいずれか一つが利用者端末2の表示画面に収まらない場合に、検索結果ページP1において、複数の施設の情報が複数の施設が並ぶ方向(ここではX方向及びY方向)にスクロール可能に表示させる。
図7に示すように、利用者端末2の表示画面において、コンテンツC1の表示領域R1は、前記表示画面の横方向(X方向)の有効表示幅より小さく、表示領域R1に配置されるコンテンツC1の全部が表示画面に表示される。一方、前記有効表示幅から表示領域R1の横方向(X方向)の幅(横幅)を引いた残りの領域(右端部)は、表示領域R2の横方向(X方向の)の横幅より小さいため、前記残りの領域には、表示領域R2に配置されるコンテンツC2の全部が入り切らず、コンテンツC2の一部が表示される。すなわち、前記表示画面の端部において前記残りの領域に、表示領域R2の一部である部分領域R21(コンテンツC2の一部)が表示され、残部である残領域R22(コンテンツC2の残部)が表示されないことになる。
また、前記表示画面の端部に表示されるコンテンツC2の一部は、コンテンツC2のうち、横スクロール方向(X方向)に隣り合うコンテンツC1に対向する端部を含む部分である。例えば、図7に示すように、コンテンツC1の右隣には、コンテンツC2の左端部を含む左側の部分が表示され、コンテンツC2の右端部を含む右側の部分は表示されない。これにより、前記表示画面において、コンテンツC2は、右側が途切れた状態で表示される。
このように、コンテンツC2の一部が前記表示画面の端部に表示され、残部が前記表示画面に入り切らない状態となるため、利用者は、コンテンツC1の横方向にコンテンツC2が存在することを容易に把握することができる。また、表示画面の右端部に表示されるコンテンツC2の一部は、コンテンツC2のうち右側の部分を除いた左側の部分である。これにより、利用者は、コンテンツC2の右側が表示画面に入り切っていないことを容易に把握することができる。なお、コンテンツC2の一部が、コンテンツC1の左側に表示されてもよい。この場合、表示画面の左端部に表示されるコンテンツC2の一部は、コンテンツC2のうち左側の部分を除いた右側の部分となる。このように、表示画面において、コンテンツC2は、コンテンツC2のうち表示画面の端部に対向する部分が途切れたようにして表示される。
これにより、利用者は、コンテンツC2の存在を把握できるため、例えば図8及び図9に示すように、前記表示画面をX方向にスクロール操作して、コンテンツC2の全体を確認することができる。なお、図9に示すように、前記表示画面において、飲食店Aに対応するコンテンツC1及びコンテンツC2だけがスクロール操作に応じた方向(横スクロール方向)に移動し、他の飲食店B,Cのコンテンツは移動しない。また、検索条件(例えば図9に示す「エリア」、「日付」、「時間」、「人数」、「検索条件変更」)を示す領域においては、X方向へのスクロールを制限(無効化)して表示が固定される。
表示処理部115は、利用者端末2に表示された検索結果ページP1において、利用者により選択されたコンテンツに対応する情報を利用者端末2に表示させる。具体的には、受付処理部111が、前記表示画面に表示された検索結果ページP1において、コンテンツC1及びコンテンツC2に対する利用者の前記選択操作を受け付ける。
具体的には、前記表示画面においてコンテンツC1(例えば図7のコメントC12)が選択された場合に、生成処理部113は、コンテンツC1に関連する関連情報D2を表す複数の項目(例えば、「席」、「メニュー」、「こだわり」、「クーポン」)に対応するコンテンツC2を選択可能な第2表示データ(本発明の第2表示データに相当)を生成する。また前記表示画面においてコンテンツC2(例えば図9の画像C21)が選択された場合に、生成処理部113は、コンテンツC2の詳細情報(席情報)を表す前記第2表示データを生成する。表示処理部115は、前記第2表示データを利用者端末2に送信して、表示画面に前記第2表示データに対応する詳細ページP2を表示させる。例えば、図9に示す検索結果ページP1において画像C21が選択された場合に、表示処理部115は、図10に示すように、「席」に関する詳細ページP2を表示画面に表示させる。詳細ページP2には、関連情報D2(図3参照)に含まれる詳細情報に対応するコンテンツC23が表示される。
なお、コンテンツC2には、詳細ページP2へのハイパーリンクが設定されており、コンテンツC2が選択された場合に、詳細ページP2に遷移させてもよい。
[表示データの生成方法]
前記第1表示データの生成方法の一例について説明する。例えば、生成処理部113は、予め設定された表示画面の有効表示幅(基準有効表示幅L1という。)に基づいて、テンプレートTPの表示領域R0〜R2の大きさ(スクロール方向の幅)(パラメータ)などを決定する。具体的には、生成処理部113は、基準有効表示幅L1に基づいて、テンプレートTPの表示領域R1,R2の大きさ(横幅、縦幅)を決定する。基準有効表示幅L1は、例えば、同一製品の複数機種のそれぞれにおける、表示画面の有効表示幅の平均値とすることができる。ここで、前記製品は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを表す。また前記機種は、前記製品の種類を表す。ここでは、前記製品として、「スマートフォン」を挙げる。この場合、基準有効表示幅L1は、複数台のスマートフォンのそれぞれの有効表示幅の平均値または最頻値である。基準有効表示幅L1は、本発明の有効表示幅の一例である。なお、基準有効表示幅L1が有効表示幅の平均値である場合、この有効表示幅の平均値は、時代ごとに市場に出回っている前記製品ごとに更新されるとよい。
また、テンプレートTPにおいて、表示領域R1及び表示領域R2は互いに同一の大きさを有している。すなわち、表示領域R1の横幅W1と、表示領域R2の横幅W2とは等しい値Wに設定される。ここで、利用者端末2の表示画面の端部に表示されるコンテンツC2の一部を、コンテンツC2の表示領域R2の横スクロール方向の全領域のうち1/3以下の領域に相当する部分とする場合(図12のL11≦W/3)、生成処理部113は以下のようにして横幅W1,W2を決定することができる。なお、テンプレートTPにおいて、表示領域R1,R2の間隔を幅tとする。
生成処理部113は、基準有効表示幅L1から間隔t(t×2)と横幅W1(=W)とを減算した値(L1−2t−W)(図12のL11)が0より大きくかつW/3以下となる横幅W1=W2=Wを決定する。すなわち、横幅W1=W2=Wは、以下の式(1)を満たす値に決定される。
3×(L1−2t)/4≦W<L1−2t ・・・(1)
生成処理部113は、前記式(1)により算出した幅Wにより表示領域R1,R2の大きさを決定し、テンプレートTPに検索結果を配置して前記第1表示データを生成する。出力処理部114が前記第1表示データを利用者端末2に出力することにより、利用者端末2の表示画面に図7に示す検索結果ページP1が表示される。
ここで、テンプレートTPを構成する表示領域の配置は図4に示す構成に限定されない。例えば、テンプレートTPは、図13に示すように、表示領域R1,R2が横方向に3列に配置されてもよい。この場合、生成処理部113は、基準有効表示幅L1から間隔t(t×3)と横幅W1,W2(=W×2)とを減算した値(L1−3t−2W)(図13のL11)が0より大きくかつW/3以下となる横幅W1=W2=Wを決定する。すなわち、横幅W1=W2=Wは、以下の式(2)を満たす値に決定される。
3×(L1−3t)/7≦W<(L1−3t)/2 ・・・(2)
生成処理部113は、前記式(2)により算出した幅Wにより表示領域R1,R2の大きさを決定し、テンプレートTPに検索結果を配置して前記第1表示データを生成する。出力処理部114が前記第1表示データを利用者端末2に出力することにより、利用者端末2の表示画面に図14に示す検索結果ページP1が表示される。図14に示す検索結果ページP1によれば、利用者は、コンテンツC2の右隣にコンテンツC3が存在することを容易に把握することができる。このように、コンテンツ情報の全てが配置される表示領域R1には、コンテンツC2が配置されてもよい。
前記第1表示データの生成方法は、上述の方法に限定されない。他の生成方法として、生成処理部113は、利用者端末2から利用者端末2の識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて当該利用者端末2の有効表示幅L1(図11参照)を取得してもよい。そして、生成処理部113は、取得した有効表示幅L1に基づいて前記式(1)又は式(2)により横幅W1=W2=Wを算出して、表示領域R1,R2の大きさを決定してもよい。例えば、利用者端末2において予約サイトにログインしたときに、生成処理部113が、利用者端末2から利用者端末2の識別情報を取得し、取得した識別情報に対応付けられた有効表示幅L1を取得してもよい。これにより、利用者端末2ごとに表示領域R1,R2の大きさを正確に決定することができるため、利用者端末2の表示画面の端部にコンテンツの一部が表示される構成を確実に実現することができる。なお、利用者端末2ごとに有効表示幅L1を取得する方法は、上述の方法に限定されない。
生成処理部113は、製品ごとに表示領域R0〜R2が予め設定された一又は複数のテンプレートTPを記憶部12に記憶してもよいし、利用者端末2の識別情報に基づいて利用者端末2に応じたテンプレートTPを生成してもよい。また、生成処理部113は、表示画面の有効表示幅の短辺幅L1と長辺幅L2との比率に応じて、テンプレートTPの表示領域R0〜R2の大きさ及び位置を決定してもよい。
[利用者端末2]
図1に示されるように、利用者端末2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。利用者端末2は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータのような情報処理装置である。ここでは、利用者端末2がスマートフォンであるものとする。
通信I/F24は、利用者端末2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して情報提供装置1などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って情報提供装置1等の外部装置との間で通信処理を制御部21に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、情報提供装置1との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。なお、記憶部22には、地図データ等の他の情報が記憶されていてもよい。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末2を制御する。
具体的に、制御部21は、記憶部22に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部211として機能する。ブラウザ処理部211は、情報提供装置1から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部23に表示させ、操作表示部23に対する操作を情報提供装置1に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。即ち、利用者端末2は、制御部21によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、情報提供装置1の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
例えば、利用者端末2では、情報提供システム100で提供される予約サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部21が、情報提供装置1から前記予約サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部23に予約サイトのウェブページを表示させる。なお、例えば前記所定のURLへのアクセス要求は、予め登録されたウェブサイトの一覧からの選択操作、情報処理サイトにおける検索結果からの選択操作、又はテキスト入力操作などによって行われる。また、利用者端末2に情報提供装置1に対応する専用アプリケーションがインストールされている場合には、利用者端末2の利用者が当該専用アプリケーションを起動する操作を行うことにより操作表示部23に予約サイトのウェブページが表示される。そして、利用者は、利用者端末2を操作することにより、予約サイトにおいて所望の検索条件に合致する施設を検索し、その検索結果を閲覧することができる。さらに利用者は、検索結果として提示された施設の中から所望の施設を選択して予約の申し込みを行うことができる。
制御部21は、情報提供装置1から前記第1表示データを取得すると、前記第1表示データに応じた検索結果ページP1(図7、図14等参照)を操作表示部23の表示画面に表示する。また制御部21は、情報提供装置1から前記第2表示データを取得すると、前記第2表示データに応じた詳細ページP2(図10参照)を操作表示部23の表示画面に表示する。
また、例えば検索結果ページP1において、表示領域R2の部分領域R21に含まれるコンテンツC2の一部に対して利用者によりスクロール操作が行われた場合(図8及ぶ図9参照)に、制御部21は、コンテンツC1,C2をスクロール操作の方向に移動させる。そして、制御部21は、表示領域R2の残領域R22に含まれるコンテンツC2の残部を表示画面に表示させる(図9参照)。
[情報提供処理]
以下、図15を参照しつつ、情報提供システム100において実行される情報提供処理について説明する。具体的に、本実施形態では、情報提供装置1の制御部11によって前記情報提供処理が実行される。また、制御部11は、利用者端末2各々からのアクセスに応じて利用者端末2各々に対応して情報提供処理を並行して実行することが可能である。なお、制御部11は、利用者端末2の所定の操作によって情報提供処理を途中で終了することがある。
なお、本発明は、前記情報提供処理に含まれる一又は複数のステップを実行する情報処理方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記情報提供処理に含まれる一又は複数のステップは適宜省略されてもよい。なお、前記情報提供処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部11によって前記情報提供処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって当該情報提供処理における各ステップが分散して実行される情報処理方法も他の実施形態として考えられる。
先ず、ステップS11において、制御部11は、利用者端末2から施設の検索要求を受け付ける。具体的には、制御部11は、利用者端末2に表示される予約サイト(例えば、飲食店予約サイト)の条件設定ページにおいて利用者により入力される住所(エリア)、日付、人数等などの検索条件を受け付ける。
次にステップS12において、制御部11は、検索処理を実行する。具体的に、制御部11は、施設情報D1(図2参照)から前記検索条件を満たす施設を検索する。
次にステップS13において、制御部11は、テンプレートTPの表示領域の大きさを決定する。制御部11は、予め設定された基準有効表示幅L1に基づいて、テンプレートTPの表示領域R0〜R2の大きさなどを決定してもよいし、利用者端末2の識別情報に基づいて当該利用者端末2の有効表示幅L1を取得して、テンプレートTPの表示領域R0〜R2の大きさなどを決定してもよい。具体的には、制御部11は、利用者端末2の表示画面の端部にコンテンツC2の一部が表示され残部が表示されないように、コンテンツC1の表示領域R1及びコンテンツC2の表示領域R2の大きさ及び位置の少なくともいずれかを決定する。例えば、制御部11は、前記式(1)を用いて表示領域R1,R2の横幅Wを算出する。
なお、ステップS13において、制御部11は、ステップS12において検索された施設の検索結果を表示するためのHTMLデータに表示情報を縮小または改行せずに表示画面の左右方向に飛び出す(連続して配置される)データが少なくとも一部に含まれるか否かを判定してもよい。すなわち、表示画面の左右方向に飛び出さず左右方向にスクロールする必要がない表示情報の場合には、表示領域R1,R2の横幅Wを算出する必要がなくなる。この場合、制御部11は、ステップS13において、表示領域R1,R2の横幅Wを算出する処理を省略してもよい。さらに、制御部11は、ステップS12において、前記HTMLデータが表示領域R0,R1,R2のように区切られた表示領域が複数羅列されているか否かを判定してもよい。
次にステップS14において、制御部11は、テンプレートTPに基づいて前記第1表示データを生成する。具体的には、制御部11は、前記検索処理により検索された検索結果を、前記算出した横幅Wに応じた表示領域R1,R2で構成されるテンプレートTPに配置した前記第1表示データを生成する(図5参照)。すなわち、表示し切れている検索条件を示す領域においては、横幅Wに応じた表示領域R1,R2を考慮されずに前記第1表示データが生成される。ステップS14は、本発明の生成ステップの一例である。
次にステップS15において、制御部11は、前記第1表示データを出力する。具体的に、制御部11は、前記第1表示データを利用者端末2に送信することにより、前記第1表示データに対応する検索結果ページP1を利用者端末2に表示させる。ステップS15は、本発明の出力ステップの一例である。以上のようにして、情報提供処理が実行される。
以上の処理により、利用者端末2の操作表示部23に、例えば図7に示すように、前記検索結果である検索結果ページP1が表示される。そして、表示画面の検索結果ページP1において、コンテンツC2の一部が横スクロール方向(X方向)の端部に表示される。
以上説明したように、本実施形態に係る情報提供装置1は、複数のコンテンツが表示画面において所定のスクロール方向に表示し切れない(収まらない)場合に、複数のコンテンツのうち表示画面の端部に配置されるコンテンツを、一部だけ表示させて残りの部分を表示させない表示データ(第1表示データ)を生成する。これにより、前記第1表示データに対応するページが利用者端末2の表示画面が表示された場合に、利用者は表示画面に収まらないコンテンツが存在することを容易に把握することができる。また、利用者は、表示画面に収まらないコンテンツをスクロール操作により移動させて確認することができる。
また、図9に示すように、前記検索結果に対応する検索結果ページP1において、例えば項目「席」に関する画像C21を選択(クリック)することにより、「席」に関する詳細情報(詳細ページP2)を表示させることができる。すなわち、検索結果ページP1から施設のトップページ(ホームページ)に移動した後に詳細ページP2を表示させる構成と比較して、詳細ページP2を確認するまでの操作回数を減らすことができる。よって、利用者の利便性を向上させることができる。また、検索結果ページP1において、施設の一覧を確認しつつ、各施設の項目(席、メニューなど)を確認することができるため、施設の検索操作の利便性を向上させることもできる。
[他の実施形態]
本発明の情報処理システムは、上述の実施形態に限定されない。他の実施形態として、生成処理部113は、さらに、利用者端末2の表示画面において前記端部に表示されるコンテンツ(例えばコンテンツC2)の一部を横スクロール方向(X方向)に移動させたときにコンテンツC2の残部を表示可能であることを示す識別情報(マークM)をコンテンツC2の一部の近傍に表示する前記第1表示データを生成してもよい。例えば図16に示すように、生成処理部113は、コンテンツC2の一部に重なる位置に、コンテンツC2の残部の方向(右方向)を示すマークMを表示させる前記第1表示データを生成する。これにより、表示画面の検索結果ページP1において、利用者は、コンテンツC2が表示し切れておらず、右側にコンテンツC2の残部が存在することを容易に把握することができる。
また他の実施形態として、生成処理部113は、スクロール方向に複数のコンテンツが利用者端末2の表示画面に収まる場合に、表示画面の端部に配置されるコンテンツについて端部を非表示に設定してもよい。例えば、検索結果ページP1において、表示領域の1列目及び2列目の境界、又は、表示領域の2列目及び3列目の境界が表示画面の端部に一致する場合には、生成処理部113は、コンテンツにおける前記境界に対向する部分を非表示に設定して、コンテンツの端部が途切れたように表示させる。図17は、図13及び図14に示すように3列の表示領域R1,R2が設定される場合において、表示領域の2列目及び3列目の境界が表示画面の右端部に一致する場合を示している。この場合には、生成処理部113は、コンテンツにおける前記境界に対向する部分(端部側の一部)を非表示に設定して、コンテンツC2を、コンテンツC2の右端部(図17の点線枠S)が途切れたように表示させる。これにより、利用者は、コンテンツC2の右側が存在すること、又は、コンテンツC3が存在することを把握することができる。
ところで、利用者端末2は、図7に示すように、表示画面の長手方向が垂直方向になるようにして使用(縦使用)する場合と、長手方向が水平方向になるようにして使用(横使用)する場合とがある。一般的に、利用者が利用者端末2を縦使用から横使用に回転させた場合、表示画面の縦横比が変更されるため、表示内容が更新される。そこで、他の実施形態として、生成処理部113は、利用者端末2の使用方向が縦方向の場合及び横方向の場合の双方において、第1コンテンツのスクロール方向に第2コンテンツの一部が表示され第2コンテンツの残部が表示されないように前記第1表示データを生成する。具体例を以下に示す。ここでは、基準有効表示幅の短辺幅をL1、長辺幅をL2とする(図11参照)。
例えば、利用者端末2の表示画面の端部に表示されるコンテンツの一部を、コンテンツの表示領域R2の横スクロール方向の全領域のうち1/3以下の領域に限定せず、一部に相当する部分とする場合(すなわち図18のL11<Wの場合)、生成処理部113は以下のようにして横幅W1,W2を決定することができる。なお、テンプレートTPにおいて、表示領域R1,R2の間隔を幅tとする。
先ず、縦使用の場合及び横使用の場合の双方において、例えばコンテンツC2の一部が表示される場合について説明する。生成処理部113は、短辺幅L1から間隔t(t×2)と横幅W1(=W)とを減算した値(L1−2t−W)(図18のL11)が0より大きくかつWより小さくなる横幅W1=W2=Wを決定する。さらに、生成処理部113は、長辺幅L2から間隔t(t×2)と横幅W1(=W)とを減算した値(L2−2t−W)(図18のL21)が0より大きくかつWより小さくなる横幅W1=W2=Wを決定する。すなわち、横幅W1=W2=Wは、以下の式(3)及び式(4)を満たす値に決定される。
(L1−2t)/2<W<L1−2t ・・・(3)
(L2−2t)/2<W<L2−2t ・・・(4)
生成処理部113は、前記式(3)及び式(4)により算出した幅Wにより表示領域R1,R2の大きさを決定し、テンプレートTPに検索結果を配置して前記第1表示データを生成する。出力処理部114が前記第1表示データを利用者端末2に出力することにより、利用者端末2の表示画面に図19に示す検索結果ページP1が表示される。前記第1表示データによる検索結果ページP1によれば、利用者は、利用者端末2を縦使用する場合(図7参照)であっても横使用する場合(図19参照)であってもコンテンツC1の右隣にコンテンツC2が存在することを容易に把握することができる。
次に、縦使用の場合にコンテンツC2の一部が表示され、横使用の場合にコンテンツC3の一部が表示される場合について説明する。生成処理部113は、短辺幅L1から間隔t(t×2)と横幅W1(=W)とを減算した値(L1−2t−W)(図20のL11)が0より大きくかつWより小さくなる横幅W1=W2=Wを決定する。さらに、生成処理部113は、長辺幅L2から間隔t(t×3)と横幅W1,W2(=W×2)とを減算した値(L2−3t−2W)(図20のL21)が0より大きくかつWより小さくなる横幅W1=W2=Wを決定する。すなわち、横幅W1=W2=Wは、以下の式(5)及び式(6)を満たす値に決定される。
(L1−2t)/2<W<L1−2t ・・・(5)
(L2−3t)/3<W<(L2−2t)/2 ・・・(6)
生成処理部113は、前記式(5)及び式(6)により算出した幅Wにより表示領域R1,R2の大きさを決定し、テンプレートTPに検索結果を配置して前記第1表示データを生成する。出力処理部114が前記第1表示データを利用者端末2に出力することにより、利用者端末2の表示画面に図21に示す検索結果ページP1が表示される。前記第1表示データによる検索結果ページP1によれば、利用者は、利用者端末2を縦使用する場合にはコンテンツC1の右隣にコンテンツC2が存在することを容易に認識することができ(不図示)、利用者端末2を横使用する場合(図21参照)にはコンテンツC2の右隣にコンテンツC3が存在することを容易に把握することができる。
本実施形態では、上述したように、1つの前記コンテンツが1つの画像で構成されてもよい。例えば、図22に示すように、複数の画像がサムネイル表示されてもよい。図22に示す例では、テンプレートTPの表示領域は4列以上で構成される。図22に示す構成によれば、利用者は、表示画面の右側に表示し切れていない画像が存在することを把握することできる。このため、利用者は、X方向にスクロール操作して右側に表示し切れていない画像を確認することができる。
なお、上述の各実施形態において、縦スクロール方向(Y方向)についても同様に、生成処理部113は、表示画面に自身(表示領域R1)の全部が表示される第1コンテンツと、表示画面に自身(表示領域R2)の一部が表示され、当該一部が前記表示画面における縦スクロール方向の端部に表示される第2コンテンツとを縦スクロール方向に並べて表示し、第1コンテンツ及び第2コンテンツのそれぞれを縦スクロール方向及び横スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成してもよい。これにより、例えば図22に示すように、利用者は、縦方向(下方向)に表示し切れていないコンテンツが存在することを容易に把握することができる。
また、他の実施形態として、自身の一部が表示される第2コンテンツは、自身の全部が表示される第1コンテンツの両側に配置されてもよい。この場合、例えば、第1コンテンツの左側に配置される第2コンテンツは、第2コンテンツの左側が表示されず右側の一部が表示され、第1コンテンツの右側に配置される第2コンテンツは、第2コンテンツの右側が表示されず左側の一部が表示される。
また、他の実施形態として、生成処理部113は、自身の一部が表示される第2コンテンツについて、コメントの全てと画像の一部とを利用者端末2の表示画面に表示させ、画像の残部を前記表示画面に表示させないように前記表示データを生成してもよい。すなわち、表示画面において表示を途切れさせる対象を、画像に限定してもよい。これにより、コメントC22の全てが表示画面に表示され、画像C21の一部が途切れた状態となるため、利用者は、コメントC22の内容を理解することができるとともに、表示し切れていない部分が存在することを容易に把握することができる。
本発明のスクロール方向は、縦方向及び横方向に限定されず、斜め方向であってもよい。すなわち、本発明は、少なくとも異なる2つの方向にスクロール可能に表示される構成を備えている。
また、本発明に係る情報処理システムは、利用者端末2から取得する検索要求に応じて検索した情報を利用者端末2に提供する情報検索システムに限定されず、サーバ又は利用者端末2に保存されたコンテンツ(画像、テキスト情報など)を利用者端末2の表示画面に一覧表示させる表示システムに適用することもできる。本発明に係る情報処理システムは、利用者端末2単体で構成されてもよい。
1 :情報提供装置
2 :利用者端末
11 :制御部
100 :情報提供システム
111 :受付処理部
112 :検索処理部
113 :生成処理部
114 :出力処理部
115 :表示処理部

Claims (12)

  1. コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理システムであって、
    前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成処理部と、
    前記生成処理部により生成される前記第1表示データを出力する出力処理部と、
    を備え
    前記生成処理部は、前記第2コンテンツが前記表示画面に表示し切れる場合に、前記第2コンテンツの前記第1スクロール方向の端部を非表示に設定する、
    情報処理システム。
  2. 前記表示画面の前記端部に表示される前記第2コンテンツの一部は、前記第2コンテンツのうち、前記第1スクロール方向に隣り合う前記第1コンテンツに対向する端部を含む部分である、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記表示画面の前記端部に表示される前記第2コンテンツの一部は、前記第2コンテンツの前記第1スクロール方向の全領域のうち1/3以下の領域に相当する部分である、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記生成処理部は、さらに、前記表示画面において前記端部に表示される前記第2コンテンツの一部を前記第1スクロール方向に移動させたときに前記第2コンテンツの残部を表示可能であることを示す識別情報を前記第2コンテンツの一部の近傍に表示する前記第1表示データを生成する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記第1コンテンツは第1表示領域を有し、前記第2コンテンツは第2表示領域を有し、
    前記生成処理部は、前記表示画面の前記端部に前記第2コンテンツの一部が表示されるように、前記第1コンテンツの前記第1表示領域及び前記第2コンテンツの前記第2表示領域の大きさ及び位置の少なくともいずれかを決定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記第1コンテンツの前記第1表示領域及び前記第2コンテンツの前記第2表示領域は、同一の大きさを有する、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記生成処理部は、前記表示画面の前記第1スクロール方向の有効表示幅に基づいて、前記第1コンテンツの前記第1表示領域及び前記第2コンテンツの前記第2表示領域のそれぞれの前記第1スクロール方向の幅を決定する、
    請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  8. 前記第2コンテンツは、画像とテキスト情報のコメントとを含み、
    前記生成処理部は、前記第2コンテンツについて、前記コメントの全てと前記画像の一部とを前記表示画面に表示させ、前記画像の残部を前記表示画面に表示させない、
    請求項1〜のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 施設を検索する検索処理部をさらに備え、
    前記生成処理部は、前記検索処理部による検索結果に含まれる複数の前記施設のそれぞれを識別する情報を表す複数の前記第1コンテンツを前記第2スクロール方向に並べて表示し、前記施設に関連する関連情報を表す前記第2コンテンツを前記第1コンテンツの前記第1スクロール方向に並べて表示する前記第1表示データを生成する、
    請求項1〜のいずれかに記載の情報処理システム。
  10. 前記表示画面に表示された前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツに対する利用者の選択操作を受け付ける受付処理部をさらに備え、
    前記生成処理部は、前記表示画面において前記第2コンテンツが選択された場合に当該第2コンテンツの詳細情報を表す第2表示データを生成する、
    請求項1〜のいずれかに記載の情報処理システム。
  11. コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理方法であって、
    前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成される前記第1表示データを出力する出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサによって実行し、
    前記生成ステップにおいて、前記第2コンテンツが前記表示画面に表示し切れる場合に、前記第2コンテンツの前記第1スクロール方向の端部を非表示に設定する、
    情報処理方法。
  12. コンテンツを表示画面にスクロール可能に表示させる情報処理プログラムであって、
    前記表示画面の第1スクロール方向に配列される複数の前記コンテンツの全てが前記表示画面に表示し切れない場合に、前記表示画面に自身の全部が表示される第1コンテンツと、前記表示画面に自身の一部が表示される第2コンテンツであって当該一部が前記表示画面における前記第1スクロール方向の端部に表示される前記第2コンテンツとを前記第1スクロール方向に並べて表示し、かつ、前記第1コンテンツ及び前記第2コンテンツのそれぞれを前記第1スクロール方向及び第2スクロール方向にスクロール可能に表示する第1表示データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成される前記第1表示データを出力する出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサに実行させ
    前記生成ステップにおいて、前記第2コンテンツが前記表示画面に表示し切れる場合に、前記第2コンテンツの前記第1スクロール方向の端部を非表示に設定する、
    情報処理プログラム。
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