JP6677862B1 - 鋳造用中子およびその製造方法 - Google Patents

鋳造用中子およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6677862B1
JP6677862B1 JP2019552952A JP2019552952A JP6677862B1 JP 6677862 B1 JP6677862 B1 JP 6677862B1 JP 2019552952 A JP2019552952 A JP 2019552952A JP 2019552952 A JP2019552952 A JP 2019552952A JP 6677862 B1 JP6677862 B1 JP 6677862B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
segments
casting core
core
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019552952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020512937A (ja
Inventor
バランスケ,マサイアス
シュタウト,インゴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nemak SAB de CV
Original Assignee
Nemak SAB de CV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nemak SAB de CV filed Critical Nemak SAB de CV
Application granted granted Critical
Publication of JP6677862B1 publication Critical patent/JP6677862B1/ja
Publication of JP2020512937A publication Critical patent/JP2020512937A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
    • B22C9/103Multipart cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C21/00Flasks; Accessories therefor
    • B22C21/12Accessories
    • B22C21/14Accessories for reinforcing or securing moulding materials or cores, e.g. gaggers, chaplets, pins, bars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
    • B22C9/108Installation of cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

本発明は、中空体の基本形状を有する鋳造用中子(1)及びその製造方法に関し、鋳造用中子(1)は、鋳物砂及び結合剤、並びにその特性を設定するために添加されていてもよい添加剤から形成される混合物からなる成形材料から形成される。本発明による鋳造用中子(1)は、簡単な方法で製造され得る。これは、鋳造用中子(1)が少なくとも2つのサブセグメント(9〜17)に分離され、成形要素(28a〜30b)が嵌合形態の方式で互いに相互作用し、かつそれによって互いに隣接して配置されるサブセグメント(9〜17)が、周辺側で提供される嵌合形態によって、少なくとも一方向(LR、UR)で互いに対して不動に固定され、それによって互いに隣接して配置されたサブセグメント(9〜17)が、互いに当接し、又はこれらの周辺側の近傍に提供されることによって達成される。【選択図】図1

Description

本発明は、中空体の基本形状を有する鋳物用中子に関し、鋳物用中子は、鋳物砂及び結合剤、並びにその特性を設定するために添加されていてもよい添加剤から形成される混合物からなる成形材料から形成される
本明細書で問題となっているタイプの鋳物用中子は、融解金属で作製された鋳造部品の鋳造関連の製造に役立つ。それぞれの鋳造部品において、鋳物用中子がチャネルやチャンバなどのキャビティを形成する。これらのキャビティは、重量を削減するために提供され得る。しかし、実際の使用時には、一般的に流体がそれらを通って流れる。
鋳造材料の固化後に鋳造部品から鋳物用中子を除去できるようにするために、それらはいわゆる「ロストコア」として挿入される。製造のために、上記で説明した方法で混合された成形材料混合物は、中子シューティング装置の鋳型キャビティの中に高圧で導入(シュート)される。成形材料の流動性、シューティング圧力、及び成形材料が中子を製造するために提供される機械の鋳型キャビティの中に導入される位置は、特に微粒子中子の場合でも鋳型の完全な充填が達成されるように適応される。中子をシュートした後、中子は、熱を加えるか、又は反応ガスでガス処理することにより硬化されて、それらは中子シューティング機から取り外され、各鋳型内に導入されることが可能になり、その場合それらは融解金属を排出する場合に発生する応力に耐える。
そのようなチャネル及びキャビティが鋳物用中子によって形成される鋳造部品の典型的な例は、運転中に冷却する必要がある駆動機械用のハウジングである。そのような機械ハウジングには、いわゆる「冷却シース」、すなわち、エネルギー代謝の結果として動作中に熱が発生する機械の領域を囲むチャネルのシステムが一般的に提供される。機械の重要な領域の最適な貫流を保証し、小さな寸法で最大の冷却効果を確保するこの方法で、各場合に鋳物用中子によって形成されるチャネルの表面の品質に対して最高の要件が設定される。
本明細書で問題となっているタイプの鋳物用中子の製造における特定の課題は、鋳物用中子が一般に固形体を形成せず、むしろ複数の点で分断されて、その結果、それらの壁が、より多量の中子材料が集まるアイランド、より大きく、より厚いトラック、細かく分岐したウェブ、より大きなブリッジ、及び他の繊細な形状の形成要素を備え得る、細かく分解される構造を形成する。通常、断面が円形又は楕円形の鋳物用中子の周方向に閉鎖された基本構造により、中子シューティング機からの中子の取り外しは、そのように細かく分解される鋳物用中子が原因で、著しい努力によってのみ可能になる。したがって、多数のアンダーカット及びブレークスルにもかかわらず、中子シューティング機の形成成分を完成した中子から分離できるようにするために、複雑なスライダ構造などが提供されなければならない。このような複雑な機械に伴う高コストは別として、この複雑さにより、本明細書で問題のタイプの鋳物用中子の大規模な技術的、迅速な連続生産がより困難になる。
タービンの羽根の製造のための鋳物用中子が、米国特許出願公開第2011/204205号明細書により公知となっている。この鋳物用中子は、例えば、セラミック分子及び好適な結合剤により混合される成形材料により成形される。この場合、この鋳物用中子は、2つのセグメントにより構成される。これら2つのセグメントは、縁部側において確実なロック方式により互いに相互作用する形成要素を有する。これにより、これら2つのセグメントは、相互に当接する。上記形成要素を介して、相互に隣接して配置された上記サブセグメントは、2つの空間上の方向において、すなわち、これらのセグメントの外側に垂直に配置された方向、及び、上記セグメントの長手方向において上記外側に交差して配置された方向において、確実なロックにより相互に対して不動となるように固定される。
同様に、成形材料から成形される複数のサブセグメントにより構成される鋳物用中子が、欧州特許出願公開第1857198号明細書により公知となっている。これら複数のサブセグメントは、相互に係合する突起部及び凹部を介して確実にロックする方法により相互に結合している。
上述した従来技術の背景に対して、より簡単な製造を可能にする、中空体に対する基本形状において対応する鋳物用中子を設計するという目的が浮上した。
本発明は、少なくとも請求項1に示された特徴を有する鋳物用中子によりこの目的を達成した
本発明の有利な構成は、従属請求項に示され、一般的な発明概念として以下に詳細に説明される。
本発明による中空体の基本形状を有する鋳物用中子は、鋳物砂及び結合剤、並びにその特性を設定するために添加されていてもよい添加剤から形成される混合物からなる成形材料から形成され、したがって本発明によって、鋳物用中子が少なくとも2つのサブセグメントに分離されており、かつ確実なロック方式で互いに相互作用する形成要素が縁部側上に提供され、それによって互いに隣接して配置されたサブセグメントが互いに当接するか、又はこれらの縁部側に近接し、形成要素を介して互いに隣接して配置されたサブセグメントが、確実なロックによって少なくとも一方向で互いに向かって不動に固定されることを特徴とする。
したがって、本発明による鋳物用中子は、1つの部品で製造されるのではなく、2つ以上のサブセグメントから構成される。これらの個々のセグメント自体はもはやキャビティを区切らないため、単純に設計された中子ツールを使用して、従来の中子シューティングプロセスで製造され得る。中空体の形成に必要な複雑なスライダの配置は、サブセグメントの製造には必要とされない。同時に、本発明に従って形成されたサブセグメントは、多数のブレークスルなどを備えて繊細に設計されている場合、それらの区切られた空間的広がりのために比較的摩耗が起こりにくい。これにより、サブセグメントは簡単に取り付けられ、鋳物用中子を組み立てるために運搬されることが可能である。この場合、本発明による鋳物用中子の組立ては、それが使用される鋳型全体の組立ての過程で、又はそれから分離される時点で実施され得る。
本発明による鋳型のサブセグメントは、確実なロック方式で相互作用する形成要素によってそれらの相対位置に固定されるため、一方では鋳物用中子を組み立てる場合、サブセグメントが容易に正しい位置を見つけることが保証される。他方では、確実なロック結合を介して、鋳型内への溶融鋳造、及び鋳物用中子を貫通する負荷を受ける状況下でも、鋳造作業中にサブセグメントがその位置を維持することが保証される。
本発明による鋳型の場合、サブセグメントを一体に確実に保持することは、サブセグメントが確実なロック方式で互いに結合する形成要素の領域で互いに接着されるという点で支持され得る。代替的又は追加的に、形成要素を使用して、本発明による鋳物用中子を他の鋳物用中子又はそれぞれの鋳型の成形部品に結合することも可能である。したがって、例えば、形成要素を径方向に突出する突出部として設計することが好都合になり得、それを介して、本発明による鋳物用中子の隣接するサブセグメントが、少なくとも一方向で互いに対して不動に確実なロックによって固定される。突出部として設計された形成要素、及びサブセグメントを互いに確実なロック方式で固定することにより、例えば、サイド中子などの、鋳型内の鋳物用中子を取り囲む形成部品及び中子にサブセグメントを簡単に結合すること、したがって、本発明による鋳型の簡単な自動化可能な組立てが可能になる。
離型後、サブセグメントの確実なロックの相互固定のために設けられた成形部品によって形成された突出部は、完成した鋳造部品の開口部を形成し、それは、鋳造部品の鋳型を形成するキャビティ、チャネルなどにつながる。これらの開口部は、その後使用されるストッパーによって密閉されることができ、例えば溶接作業などで、添加材料を接着又は溶接する、あるいは別の方法で、例えば確実なロック方式で、鋳造部品の周囲の材料に結合され得る。
密封の前に、突出部によって形成される開口部が使用されて、互いに交わる2つのサブセグメント間の接合部の中に侵入する融解金属によって形成され得る、生じる可能性のあるウェブを整えることができる。この目的のために、ドリルやミルなどの適切な機械加工ツールが、各開口部を通って案内され得る。
本発明によれば、鋳物用中子は、長手方向に互いに対向する2つの端面を含む、長手方向に延在する中空円筒の基本形状を有する個々のサブセグメントは、そのような円筒のチューブ状に設計された鋳物用中子の場合、サブセグメント間に対応して配置された分離接合部により、シェルの方式で形成され得る。しかしながら、同様に、問題のサブセグメントが環状となるように、1つ又は複数のサブセグメントを鋳型の他のサブセグメントから分離することもまた好都合であり得る。言うまでもなく、このような環状設計は、鋳物用中子の形状がサブセグメント間の分離接合部の対応するコースを提供する場合、鋳型のすべてのサブセグメントについてもまた有利であり得る。
特に電動式駆動機械の冷却シースの製造のための本発明による鋳物用中子の典型的な設計は、鋳物用中子が、本発明に従って、少なくとも1つのセクションにわたって、鋳物用中子によって区切られた空間の周りに蛇行する方式で走るストリップとして設計されることの結果として達成される
既に上記で示したように、本発明による鋳物用中子の場合、本発明による鋳物用中子のサブセグメント間の分離接合部のコースは、構造のコース及び配置に従って選択され、これらは、鋳造部品内のキャビティ、チャネルなどを形成するために、その壁の領域に設けられる。この場合、2つの隣接するサブセグメント間の分離接合部は、鋳物用中子の少なくとも長手方向のセクションに延在するか、又は鋳物用中子の少なくとも周方向のセクションに延在することができる。分離接合部はもちろん、その方向、すなわち鋳物用中子の長手方向のセクションにわたって、かつ周方向などの別のセクションにわたって方向を変えることもできる。特に、鋳物用中子が円筒状の中空体の形態を有する場合、分離平面が鋳物用中子の一方の端面から他方の端面まで互いに隣接する少なくとも2つのサブセグメント間に延在することが好都合であることが証明されている。
本発明による鋳物用中子のサブセグメントが確実なロックによって固定され、互いに当接する形成要素として設計されることが特に適していることが見出されており、それを介して隣接するサブセグメントが、少なくとも1つの方向で互いに対して、確実なロックにより不動に固定され、第1のサブセグメントの縁部側上に突出部が形成され、第1のサブセグメントの突出部を充填する凹部が第2のサブセグメントの縁部側上に形成される。この場合、凹部は、例えば、くさび形、円錐形、又はハーフシェル形のくぼみとして形成され、それに対応する断面の突出部は、くさび形、半円形に、又は円錐形に形成される。このようにして、一体に結合されるサブセグメントは、鋳物用中子を組み立てる場合に、自動調心の方法の確実なロック方式で互いに相互作用する形成要素を介して、想定される相対位置を正確に見つける。
したがって、本発明の中心概念は、基本形状の中空体を形成する複雑な形状の鋳物用中子をサブセグメントに分離することであり、前記サブセグメントは、もはや空間的に閉鎖されていない設計により、より簡単に製造されるばかりでなく、鋳造部品内の鋳物用中子によってそれぞれの場合に形成されるキャビティ、チャネルなどの正確な形成が保証されるように、適切に設計された形成要素を介して鋳物用中子内で互いに対して固定される。
この中心概念に従って、本発明による鋳物用中子を製造するための法は、少なくとも以下の作業ステップ
a)鋳物用中子のサブセグメントを製造するステップであって、サブセグメントが、空間的に互いに分離され、形成砂及び結合剤、並びにその特性を設定するために添加されていてもよい添加剤からなる成形材料から互いに独立して物理的に形成されるステップと、
b)鋳物用中子を形成するために互いに空間的に分離されて製造されたサブセグメントを一体に接合するステップと、
を提供する。
この文脈における「空間的に分離された」及び「物理的に独立した」とは、サブセグメントのそれぞれに対して、適切な鋳型キャビティが各場合に中子シューティング機内に設けられることを意味する。もちろん、これには、サブセグメントのそれぞれに鋳型キャビティが設けられている中子シューティングボックス内でサブセグメントを一体に同時に成形するという実際に重要な可能性が含まれる。本発明による方法のこの変形形態によって、本発明による鋳物用中子を形成するために一体に構成され得る、各1組のサブセグメントの費用効果がある、時間を節約した製造が可能になる。
本発明は、例示的な実施形態を表す図面を使用して以下により詳細に説明される。それぞれの場合の図が、以下に概略的に示される。
図1は、鋳物用中子の上方からの斜視図である。 図2は、図1による鋳物用中子の断面Aを示す図である。 図3は、中子シューティングボックスの下部の平面図である。
鋳物用中子1は、円筒状の中空体の基本形状を有し、したがって、鋳物用中子1の下端面SUから上端面SOまで長手方向LRに延在する内部IRを区切る。
この目的のために実証され、それ自体既知の方法で成形砂及び有機又は無機結合剤から混合された成形材料から形成された鋳物用中子1は、車両駆動装置として機能する電動機用ハウジング内の冷却水シースを形成するのに役立ち、その冷却水シースは鋳型内で鋳造されるが、本明細書ではさらに図示されず、例えば、従来のアルミニウム鋳造材料用などの軽融解金属でできた中子容器として構成される。
鋳物用中子1の周壁2は、鋳物用中子1の長手方向軸線LXの周りを循環する環状セグメント形状の環状セクション3及び蛇行セクション4によって形成される。
径方向RRの外側に突出し、完成したハウジングの流入開口部を形成する突出部5から進み、特定の厚さのストリップのように形成された環状セクション3が、鋳物用中子1の周囲の約4分の3にわたって延在する。
蛇行セクション4の開始点は、環状セクション3の端部に結合されている。蛇行セクション4の屈曲部6は、それぞれの場合に、それらの長手方向セクション7が長手方向軸線LXに軸方向に平行になるように配置される。この場合、蛇行セクション4は、環状セクション3の端部から環状セクション3の反対方向に進み、到着するまで鋳物用中子1によって区切られた内部IRの周りを走り、その端部は、蛇行セクション4の開始点に隣接する長手方向セクション7’の端部に設けられる。そこから径方向外側に突出する突出部8は、完成したハウジング内に、鋳物用中子1によって形成される水シースの排水開口部を形成する。
鋳物用中子1は、9つのサブセグメント9〜17に細分化される。第1のサブセグメント9は、突出部5から環状セクション3の長さの半分にわたって延在する。第2のサブセグメント10は、環状セクション3の第2の半分を取り込む。第3から第9のサブセグメント11〜17は、各場合に蛇行セクション4の長さの約7分の1にわたって延在し、第9のサブセグメント17は、蛇行セクション4の他のサブセグメント11〜16よりも、蛇行セクション4の端部につながる長手方向セクション付近で長い。
サブセグメント9、10;10、11;11、12;12、13;13;14;14;15;15、16;16;17が互いに当接する分離接合部(分離接合部18〜24は図1に見ることができる)は、各場合に長手方向LRの第1セクション25に、及び周方向URの隣接するセクション26に走り、セクション25と26との間に形成される角度は90°に等しくない可能性があり、したがって、セクション25の位置合わせは、長手方向LRばかりでなく、周方向URにも1つの成分を有することができ、セクション26の位置合わせは、周方向URばかりでなく長手方向LRにも1つの成分を有することができる。
この場合、サブセグメント9〜16の縁部側に隣接する各分離接合部18〜24が、分離接合部18〜24で互いに出会う領域において、形成要素27a、27b、28a、28b、29a、29b、30a、30bは、径方向外側に突出する突出部の形態で設計される。分離接合部18〜24でそのように形成された形成要素27a〜30bの対27a、27b;28a、28b;29a、29b;30a、30bの1つの形成要素27a、28a、29a、30aは、各場合に、その突出部の長さLVにわたって延在する1つの凹部31を有し、その凹部31は円の4分の3に相当する断面で形成された切り込みの方式で形成される。したがって、各場合に形成要素27a、28a、29a、30aに割り当てられた形成要素27b、28b、29b、30bは、同様に4分の3の円形の断面を有するくさび形である。このようにして、形成要素27b、28b、29b、30bは、各場合に割り当てられた形成要素27a、28a、29a、30aの凹部31を充填して、形成要素の対27a、27b;28a、28b;29a、29b;30a、30bによって形成される径方向外側に突出する突出部は、全体として円形の断面形状を有する。
各場合にサブセグメント9〜17に設けられた形成要素27a〜30b及び分離接合部18〜24の領域で互いに当接するそれらの縁部側を介して、サブセグメント9〜17が、周方向UR及び長手方向LRに確実なロック方式で固定されて、周方向UR及び長手方向LRにおける相対運動が下端面SU上で防止されるようになる。
環状中子1を製造するために、中子シューティングボックスが提供され、その下部40が図3に示されている。分かりやすくするために本明細書ではさらに示されていないが、中子シューティングボックスは、2つの同一の環状中子1のためのサブセグメント9〜17がその中にシュートされ得るように設定される。したがって、互いに空間的に分離された2組の鋳型キャビティ49〜57が、中子シューティングボックスの下部40内に、及び本明細書に示されていない中子シューティングボックスの関連する上部内に対応する方法で形成される。中子ボックスをシュートした後、ここでサブセグメント9〜17の2組がそれ自体既知の方法でシュートされ得る。次に、それらは2つの環状中子1を形成するように構成される。この場合、この構成は、鋳物用中子1が各鋳型の中に配置される前に発生することができ、又はサブセグメント9〜17は、その中に設けられる鋳物用中子1を形成する各鋳型内で構成され得る。
1 鋳物用中子
2 鋳物用中子1の周壁
3 鋳物用中子1の環状セクション
4 鋳物用中子1の蛇行セクション
5 突出部
6 屈曲部
7,7’ 長手方向セクション
8 突出部
9−17 サブセグメント
18−24 分離接合部
25 長手方向LRに走る分離接合部のセクション
26 周方向URに走る分離接合部のセクション
27a−30b 形成要素
31 凹部
40 中子ボックス下部
49−57 鋳型キャビティ
IR 鋳物用中子によって区切られた内部
LR 鋳物用中子1の長手方向
LV 突出部の長さ
UR 鋳物用中子1の周方向
RR 径方向
SU 鋳物用中子1の下端面
SO 鋳物用中子1の上端面
LX 鋳物用中子1の長手方向軸線

Claims (7)

  1. 鋳物砂及び結合剤、並びにその特性を設定するために添加されていてもよい添加剤から形成される混合物からなる成形材料から成形される鋳物用中子であって、
    当該鋳物用中子(1)が少なくとも2つのサブセグメント(9〜17)に分割されており、
    確実なロック方式で互いに相互作用する形成要素(28a〜30b)が縁部側に設けられ、これにより互いに隣接して配置された前記サブセグメント(9〜17)が互いに当接するか、
    又は、これらの縁部側に近接し、形成要素を介して互いに隣接して配置された前記サブセグメント(9〜17)が、確実なロックによって少なくとも一方向(LR、UR)で互いに不動に固定され、
    当該鋳物用中子が、長手方向(LR)に互いに対向する2つの端面(SO、SU)を含む、前記長手方向(LR)に延在する中空円筒の基本形状を有し、
    当該鋳物用中子が、当該鋳物用中子(1)により区切られた空間(IR)の周りに蛇行形状で延在するストリップとして、少なくとも一部(4)にわたって形成される、ことを特徴とする鋳物用中子。
  2. 前記サブセグメント(9〜17)が、少なくとも確実なロック方式で互いに対して固定されたそれらの形成要素(28a〜30b)の領域で互いに接着されていることを特徴とする、請求項1に記載の鋳物用中子。
  3. 分離接合部(18〜24)が、当該鋳物用中子(1)の前記長手方向(LR)の少なくとも一部において、2つの隣接するサブセグメント(9〜17)の間に延在することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の鋳物用中子。
  4. 分離接合部(18〜24)が、当該鋳物用中子(1)の一方の端面から他方の端面まで、互いに隣接する少なくとも2つのサブセグメント(9〜17)の間に延在することを特徴とする、請求項2に記載の鋳物用中子。
  5. 分離接合部(18〜24)が、当該鋳物用中子(1)の周方向(UR)において、互いに隣接する2つのサブセグメント(9〜17)の間に延在することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の鋳物用中子。
  6. 隣接するサブセグメント(9〜17)が少なくとも1つの方向(LR、UR)に互いに対して不動に確実なロックによって固定される形成要素(28a〜30b)として、第1のサブセグメント(9〜17)の縁部側上に突出部が形成され、第2のサブセグメント(9〜17)の縁部側上に凹部(31)が形成され、該凹部(31)が前記第1のサブセグメント(9〜17)の前記突出部を充填することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の鋳物用中子。
  7. 前記形成要素(28a〜30b)が、径方向に突出する突出部として形成され、これを介して、隣接するサブセグメント(9〜17)が、少なくとも1つの方向(LR、UR)で互いに不動に確実なロックによって固定されることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載の鋳物用中子。
JP2019552952A 2017-03-29 2018-03-28 鋳造用中子およびその製造方法 Active JP6677862B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102017106775.2A DE102017106775A1 (de) 2017-03-29 2017-03-29 Gießkern und Verfahren zu seiner Herstellung
DE102017106775.2 2017-03-29
PCT/IB2018/000316 WO2018178762A1 (de) 2017-03-29 2018-03-28 Giesskern und verfahren zu seiner herstellung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6677862B1 true JP6677862B1 (ja) 2020-04-08
JP2020512937A JP2020512937A (ja) 2020-04-30

Family

ID=62104328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019552952A Active JP6677862B1 (ja) 2017-03-29 2018-03-28 鋳造用中子およびその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10843255B2 (ja)
EP (1) EP3600718B1 (ja)
JP (1) JP6677862B1 (ja)
KR (1) KR102162930B1 (ja)
CN (1) CN110461499B (ja)
DE (1) DE102017106775A1 (ja)
MX (1) MX2019011689A (ja)
WO (1) WO2018178762A1 (ja)
ZA (1) ZA201906398B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017205853A1 (de) * 2017-04-06 2018-10-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kernpaket
LU502349B1 (de) 2022-06-24 2024-01-09 Nemak Sab De Cv Gießform zur Herstellung eines aus einer Leichtmetalllegierung gebildeten Gussteils

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4093018A (en) 1976-10-19 1978-06-06 Deere & Company Casting methods with composite molded core assembly
US5295530A (en) 1992-02-18 1994-03-22 General Motors Corporation Single-cast, high-temperature, thin wall structures and methods of making the same
JP2003053478A (ja) 2001-08-13 2003-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 消失模型鋳造法
US7172012B1 (en) * 2004-07-14 2007-02-06 United Technologies Corporation Investment casting
US7438117B2 (en) * 2006-01-19 2008-10-21 Gm Global Technology Operations, Inc. Cylinder block casting bulkhead window formation
US20070221359A1 (en) * 2006-03-21 2007-09-27 United Technologies Corporation Methods and materials for attaching casting cores
GB2455560B (en) * 2007-12-14 2009-12-16 Rolls Royce Plc Core for casting
WO2010044800A1 (en) 2008-10-17 2010-04-22 Brp Us Inc. Method and apparatus for consumable-pattern casting
US20110204205A1 (en) 2010-02-25 2011-08-25 Ahmed Kamel Casting core for turbine engine components and method of making the same
DE102010047952A1 (de) * 2010-10-08 2012-04-12 Continental Automotive Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Gehäuses, insbesondere eines Gehäuses eines Turboladers
DE102010054496B4 (de) * 2010-12-14 2020-06-18 Volkswagen Ag Durch Gießen hergestelltes Elektromotorgehäuseteil für einen Elektromotor
JP2015044217A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 本田金属技術株式会社 中子成形装置
DE102014102724A1 (de) 2013-12-03 2015-06-03 Nemak Linz Gmbh Verfahren zum gießtechnischen Erzeugen von Gussteilen aus einer Metallschmelze

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020512937A (ja) 2020-04-30
CN110461499B (zh) 2021-01-29
WO2018178762A1 (de) 2018-10-04
EP3600718B1 (de) 2020-09-16
MX2019011689A (es) 2019-11-28
US20200316677A1 (en) 2020-10-08
KR20190128718A (ko) 2019-11-18
DE102017106775A1 (de) 2018-10-04
ZA201906398B (en) 2023-05-31
EP3600718A1 (de) 2020-02-05
CN110461499A (zh) 2019-11-15
KR102162930B1 (ko) 2020-10-08
US10843255B2 (en) 2020-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6537221B2 (ja) 複合インサートを有するエアフォイル鋳造用セラミックコア
JP6677862B1 (ja) 鋳造用中子およびその製造方法
RU2421296C2 (ru) Способ изготовления детали газотурбинного двигателя, включающей отверстия выпуска охлаждающего воздуха
JP6949003B2 (ja) ディスクブレーキ用のキャリパボディ、および該キャリパボディの製造方法
CN110434282B (zh) 一种闭式叶轮水玻璃砂制芯造型用模具、工装及方法
EP0778096B1 (en) Pump housing and a manufacturing method therefor
US9132476B2 (en) Multi-wall gas turbine airfoil cast using a ceramic core formed with a fugitive insert and method of manufacturing same
EP3832855A1 (en) Motor housing with leak-free fluid channels embedded therein
JP2012244675A (ja) ステータハウジングの製造方法
JP2009174569A (ja) ディスクブレーキ用キャリパの製造方法
CN104028695B (zh) 一种贴腔实型铸造方法
US5201811A (en) Method and apparatus for the manufacture of unitary complex cores
US10363600B2 (en) Mold assembly, manufacturing method and rotating electrical machine housings
JP2013515934A (ja) 車両ブレーキシステムのためのブレーキキャリパならびにブレーキキャリパを製作するための方法および装置
CN113695520B (zh) 一种出口泵体生产工艺
CN110328335A (zh) 一种壳模壳芯工艺铸造飞轮的模具
JP2000297606A (ja) 蒸気タービン用静翼の製造方法
EP3059030B1 (en) Bondcasting process using investment and sand casting
JPS63248543A (ja) シリンダライナ−およびその製造方法
JP7453936B2 (ja) 砂型中子および砂型中子の製造方法
CN220970693U (zh) 一种用于生产铜管件的可重复利用的砂铸模芯
CN106451960A (zh) 电机外壳的生产方法
JP2009274117A (ja) 中空部を有する部材の摩擦攪拌接合方法
TW201519972A (zh) 轉子之鑄造成形方法
JP2019098372A (ja) タイヤ成形用金型の鋳造装置およびタイヤ成形用金型の鋳造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20191122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191122

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191122

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6677862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250