JP6672844B2 - 画像形成装置、画像管理装置、読取装置および画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像管理装置、読取装置および画像形成制御プログラム Download PDF

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この発明は、二次元コードなどのコードの印刷が可能になった画像形成装置、前記画像形成装置を管理する画像管理装置、コードを読み取る読取装置および画像形成制御プログラムに関するものである。
画像形成装置は、画像データに基づいて転写媒体に画像を形成している。この転写媒体にバーコードなどを印刷して、所望の情報を転写媒体に包含させたいという要望がある。
画像形成装置で転写媒体にコードを印刷する場合、印刷用画像が形成されていない転写媒体の空き領域に二次元バーコードの画像を印刷することがある。しかし、空き領域の範囲は限られているため、印刷ができない場合がある。
例えば、特許文献1では、二次元バーコードが含まれる画像を縮小して印刷する場合であっても、誤り訂正能力のレベルを下げることなく、この二次元バーコードに示される文字列を表す新たな二次元バーコードを従来よりも確実に提供している。具体的には、原稿画像50の中の二次元バーコード50Aを解析することによって二次元バーコード50Aに示される文字列を判別し、この文字列を複数の分割文字列に分割し、分割文字列ごとに、二次元バーコード50Aよりも低いバージョンでありかつ所定のサイズよりも大きいセルからなる第二の二次元バーコードを生成する。そして、原稿画像50から二次元バーコード50Aを除去し第二の二次元バーコードを配置することによって、出力用の画像を生成している。
また、特許文献2では、文書認証データを二次元バーコードスタンプに符号化し、ページにわたって分散させてバーコードスタンプを配置する方法及びこれに関連する装置が提供されている。具体的には、多数の小さいサイズの二次元バーコードを生成して印刷文書上に分散した態様で配置する文書認証方法が開示される。小さいサイズのバーコードスタンプは集合的に文書の内容を符号化し、これらは文書認証に用いられる。ある実施例では、スタンプサイズは約1/4×1/4インチ以下であり、スタンプのタイルサイズは解像度400dpiで4×4ピクセルである。文書は、それぞれテキストの一段落又は一行を含む区分に分割される。各区分について、各区分の認証データを符号化するバーコードスタンプセットが当該区分の周辺に配置される。バーコードスタンプセットは各段落の最終行の余白、隣接する段落の間の余白、又は各行の先頭又は末尾に配置することができるとしている。
さらに、特許文献3では、配布された印刷物に書かれた画像や文字情報は固定であり、更に名刺など規格サイズの印刷物には、印刷できるスペースに限りがあるのに対し、これらに追加情報を加えることができ、更に自在に変更することを可能としている。具体的には、サーバーに登録された配布者の画像や文字情報を閲覧するためのURLのQRコード(商標、以下同じ)入りの印刷物を印刷装置で作成し配布することで、印刷物の受取人はQRコード読み取り機能を持つ携帯電話機を使用しQRコードを読み取り、サーバーへアクセスし配布者が登録した情報を閲覧することが出来るシステム及び方法を提供する。
特開2013−54461号公報 特開2009−230748号公報 特開2006−85658号公報
しかし、転写媒体に印刷されたバーコードなどを読取装置で読み取る場合、読取装置におけるセンサー解像度、読み取り速度といった制約があることにより、読取装置でコードが認識できないおそれがある。例えば、センサー解像度が600dpi相当あったとしても、読取装置がリアルタイムに処理できる速度制限がある場合がある。この際、読取装置は、センサーの読取最高解像度600dpiではなく、200dpiといったように読取解像度を下げることでリアルタイム処理を維持しつつ読み取りを行う場合がある。
また、転写媒体上にコードを配置できる領域に制約があることから、センサーで読み取れるように大きく印刷するサイズにも限界があるという課題がある。
従来、特許文献1では、二次元バーコードの含まれる画像を縮小して印刷する際に、縮小の閾値を設定して読取可否を判断している。しかし、読み取りは読取装置に依存するため、縮小せずに元データと同じ大きさで印刷したとしても、読取装置によっては読み取れないという課題がある。
また、特許文献2では、文書を文字認識して、文書認証データを二次元バーコードスタンプに符号化し、ページにわたって分散させてバーコードスタンプを配置する。しかし、読取装置によってはコードを読み取れないという課題を解決することができない。
さらに、特許文献3では、サーバー上に二次元バーコードに入らないデータを置いておき、URLで公開するものであり、読取装置によってはコードを読み取れないという課題を解決することができない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、読取装置の制約に合わせて転写媒体の所定領域にコードを読取り可能に印刷することができる画像形成装置、画像管理装置、読取装置および画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部と、
前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報に基づいて、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記コードの印刷時のサイズを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記データをコードに変換することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式で、コードへの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記第2の変換方式を選択する場合、データ量を削減してコードに変換することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記第2の変換方式を選択する場合、データ量の削減とともに、データが保存されている場所に関する情報をコードに変換することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記コードには、データが保存されている場所に関する情報が含まれていることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、データを分割して、分割したデータのそれぞれをコードに変換し、複数のコードを異なる位置にある所定領域に分けて印刷することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記読取装置の情報が記憶部に記憶されていることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、操作入力を受け付ける操作部を有し、
前記制御部は、前記操作部で入力された前記読取装置の情報を取得することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記読取装置と通信可能に接続されており、前記読取り装置からの通信によって前記読取装置の情報を取得することを特徴とする。
本発明の画像形成管理装置のうち、第1の形態は、
転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を管理する画像形成管理装置であって、
前記管理を制御する管理制御部を有し、
前記管理制御部は、前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報に基づいて、前記画像形成装置に対し、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷制御を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、前記管理制御部は、前記コードの印刷時のサイズを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、前記管理制御部は、前記データをコードに変換することを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、前記管理制御部は、第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式でコードの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択することを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を管理する画像形成管理装置であって、
前記管理を制御する管理制御部を有し、
前記コードに画像形成装置を制御するデータを含んでおり、
前記管理制御部は、前記コードの読取結果を取得して、前記画像形成装置の管理を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、前記コードには、データが保存されている場所に関する情報が含まれていることを特徴とする。
他の形態の画像形成管理装置の発明は、前記形態の発明において、前記管理制御部は、コードの読取り結果によってデータが保存されている場所に関する情報を得て前記データを取得し、前記データに基づいて前記画像形成装置の管理を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成制御プログラムのうち、第1の形態は、
転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を制御する制御部で実行される画像形成制御プログラムであって、
前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報を取得するステップと、
読取装置の情報に基づいて、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷を制御するステップと、を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成制御プログラムの発明は、前記形態の発明において、前記コードの印刷を制御するステップでは、前記コードのサイズを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成制御プログラムの発明は、前記形態の発明において、前記データをコードに変換するステップを有することを特徴とする。
他の形態の画像形成制御プログラムの発明は、前記形態の発明において、第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式でコードの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択するステップを有することを特徴とする。
本発明では、転写媒体の所定領域へコード画像を印刷する際に、センサー解像度、読取速度等の読取装置の情報に合わせて所定領域への印刷を行うことを可能にする。コードのサイズを変更したり、転写媒体空き領域への配置が難しい場合は、コード内のデータ容量を削減したりすることにより、コードのバージョンを下げる、または複数のバーコードを用いるなどによって、読取装置で読み取り可能なコードを提供することができる。
本発明の画像形成装置を備える画像形成システムにおける一実施形態の機械構成の概略を示す図である。 他の形態の画像形成システムにおける機械構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態における制御ブロック図である。 本発明の一実施形態における使用状態の概要を示す図である。 同じく、他の実施形態における使用状態の概要を示す図である。 同じく、チャートを印刷した用紙上のバーコードの印刷イメージを示す図である。 同じく、読取装置設定画面を示す図である。 同じく、画像密度の相違によるコードの画像を示す図である。 同じく、読取装置のコード探索アルゴリズムの相違を説明する図である。 複数のコードの種類を例示して示した図である。 バージョンの相違によるコードの画像を示す図である。 印刷可能エリアへのコードの印刷イメージを示す図である。 バージョン2、3によるコードの画像を示す図である。 コードの印刷可能領域と配置可能領域との関係を示す図である。 データの削減方法としてテーブルIDを利用した使用形態を説明する図である。 データの削減方法としてURLを利用した使用形態を説明する図である。 装置制約に基づいてコードの拡大、縮小を行った画像を示す図である。 用紙上の複数の印刷可能領域と、複数のコードを分割した状態を示す図である。 本発明の実施形態におけるコードの配置、印刷の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、装置本体10と、読取装置50とを有する画像形成システム1を示すものであり、装置本体10と、読取装置50とはそれぞれは別体で構成されている。なお、装置本体10と読取装置50とを通信可能に接続するものであってもよい。
画像形成システム1は、大容量給紙段を有する大容量給紙装置40と、装置本体10と、後処理装置30とが、用紙の搬送方向に沿って連なって接続されている。この実施形態では、装置本体10で画像形成装置が構成されているものとする。なお、本発明としては、画像形成装置の構成が特に限定されるものではなく、装置本体10に後処理装置30や大容量給紙装置40を備えるものを画像形成装置とするものであってもよい。
装置本体10は、上部側に自動原稿給送装置(ADF)14が設けられており、自動原稿給送装置(ADF)14で給送される原稿は図3で示されるスキャナー部130で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、装置本体10の上部側に操作部140が設置されている。操作部140には、タッチパネル式のLCD141を有しており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD141は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
装置本体10の下部側には、用紙を収容して給紙する複数の本体給紙段を有する本体給紙部12が配置されている。また、装置本体10に付設し、複数の大容量給紙段を有する大容量給紙装置40を有しており、用紙を収容して装置本体10に対し用紙を給紙する。なお、用紙は、転写媒体に相当する。なお、転写媒体は、紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどであってもよい。
装置本体10内には、本体給紙部12または大容量給紙装置40から給紙される用紙を搬送する搬送経路13が設けられており、装置本体10内の搬送路途中に、画像形成部11が設けられている。画像形成部11は、各色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))用にそれぞれ感光体11aを有しており、各感光体11aの周囲には、図示しない、帯電器、LD、現像器を有している。さらに、感光体11aの画像を転写する中間転写ベルト11b、中間転写ベルト11bの画像を用紙に転写する二次転写部11cを有している。
二次転写部11cの下流側の搬送経路13には、定着器11dが配置されている。
上記した感光体11a、図示しない帯電器、LD、現像器、中間転写ベルト11b、二次転写部11c、定着器11dなどによって画像形成部11が構成されている。なお、画像形成部としては、単色で画像形成を行うものであってもよい。単色のみが印刷可能な画像形成部であってもよい。
また、搬送経路13では、定着器11dの下流側でストレート側から分岐した反転搬送経路13aを有している。反転搬送経路13aは、下流搬送経路13cが分岐しており、その下流側で退避搬送経路13bが分岐している。反転搬送経路13aは、退避搬送経路13bが分岐した以降の下流側では、画像形成部11の上流側で搬送経路13に合流している。
反転搬送経路13aに搬送された用紙は、フェイス面切替のみを行う場合は、一旦退避搬送経路13bに送られた後、逆走して下流搬送経路13cに送られる。下流搬送経路13cは、搬送方向下流側で搬送経路13に合流しており、下流搬送経路13cに送られる用紙は、フェイス面の切替が行われた状態で搬送経路13を通して下流側に搬送される。
用紙を反転して画像形成部11に環流する場合、反転搬送経路13aから一旦退避搬送経路13bに送った後、逆走して下流側の反転搬送経路13aに送り、画像形成部11の上流側で搬送経路13に合流させて用紙の裏面側への画像形成を行う。
搬送経路13の下流側は、後処理装置30の搬送経路33に接続されている。
搬送経路33は排紙トレイ32に接続されており、搬送経路33の中途に後処理部34が設けられている。後処理部34では所定の後処理は実行される。後処理としてはステープル、パンチ、冊子処理などの適宜の処理が挙げられる。また、後処理を行わない用紙は排紙トレイ31に排紙される。
読取装置50は、前記したように画像形成装置とは機械的に接続されていない。
読取装置50には画像を読み取る計測器51を有しており、セットされた用紙を搬入して用紙上の画像を読み取ることができる。
読取装置50では、読取装置50全体を制御する読取制御部500を有している。読取制御部500は、CPUやCPU上で動作するプラグラムなどによって構成することができる。計測器51で読み取られた画像にはデータを含むコードが印刷されているものであってもよい。計測器51はラインセンサーでもよく、また、ポイントで画像を読み取るものであってもよい。
読取制御部500では読み取られた画像を解析してコードの情報を得ることができる。また、読取装置50では、読み取られた画像の解析を行うことなく読取結果を得るものであってもよい。読取結果は、読取装置50に備える、図示しない表示部への表示やリムーバルな記憶部への格納、画像形成装置への送信などを行うことができる。コードとしては、バーコードや二次元コードなどが例示されるが、本発明としては特定の種別のコードに限定されるものではなく、色情報を用いたものであってもよい。
また、読取装置50では、コード読み取りの制約となる情報を表示部に表示したり、外部に送ったりすることができる。外部のものとしては、リムーバルな記憶部、画像形成装置、画像形成管理装置、外部機器(PC)などが挙げられる。画像形成装置や画像形成管理装置などには通信で自発的に情報を送るようにしてもよく、画像形成装置からの要求によって送るようにしてもよい。上記情報は、読取制御部500に含まれる記憶部に格納しておくことができる。
読取の制約となる情報としては、画像読取部のセンサー解像度、読み取り速度、読取解像度、読み取り可能であるための周囲画像との距離、コードの種類などが挙げられる。ただし、本発明としては、制約となる情報が特定のものに限定されるものではない。
なお、上記実施形態では、読取装置が画像形成装置とは機械的に接続されていないものとして説明したが、読取装置が画像形成装置に機械的に接続されていたり、画像形成装置に内蔵されていたりするものであってもよい。
この例を図2に基づいて説明する。
図2の画像形成システム1aでは、装置本体10と後処理装置30との間に、用紙の搬送経路に沿って読取装置20を備えている。
読取装置20は、上流側が装置本体10の搬送経路13に接続され、下流側が後処理装置30の搬送経路33に接続された搬送経路23を有している。
搬送経路23の中途には、用紙の片面の画像を読み取る画像読取部24が備えられており、搬送経路23を搬送される用紙の上方のフェイス面における画像を読取り、読取結果を制御部100に送信する。画像読取部24は、前記した計測器と同様の機能を有しており、計測器ということができる。画像読取部24はラインセンサーでもよく、また、ポイントで画像を読み取るものであってもよい。
搬送経路23には、画像読取部24の下流側でストレート側から分岐した反転搬送経路23aを有している。反転搬送経路23aには中途に退避搬送経路23bが分岐している。反転搬送経路23aは、退避搬送経路23bが分岐した以降の下流側では、画像読取部24の上流側で搬送経路23に合流している。
搬送経路23を搬送される用紙は、画像読取部24を通過した後、フェイス面切替を行う場合は、反転搬送経路23aに搬送される。反転搬送経路23aに搬送された用紙は、一旦、退避搬送経路23bに送られた後、退避搬送経路23bを逆走して搬送経路230に戻って下流側に送られる。下流側の搬送経路23は、搬送方向下流側で搬送経路23に合流しており、搬送経路23に送られる用紙は、フェイス面の切替が行われた状態で搬送経路23を通して下流側に搬送される。フェイス面が切り替えられた用紙は、先に読み取られた面と反対側の面に印刷された画像が画像読取部24で読み取られる。なお、片面の画像読取りのみを行う場合は、反転搬送経路23aに送ることなく搬送経路23をストレートにのみ搬送する。
搬送経路23で送られる用紙は、後処理装置30の搬送経路33に送られて、前記実施形態と同様の処理がなされる。
なお、上記各実施形態では、カラーの画像形成を前提にして説明しているが、単色の画像形成部を有するものであってもよい。
次に、画像形成装置および画像形成システムの制御ブロックを図3に基づいて説明する。
装置本体10は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するコピア本体と、ネットワーク3を通して外部機器(PC)4や管理装置6との間で、入出力されるデータを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック部110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、PCIバス112には、HDD127が接続されている。HDD127では、画像データの格納などをすることができる。また、HDD127に動作パラメータなどを格納してもよい。
さらに制御ブロック110には、画像制御CPU113を備えており、該画像制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、画像制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。該不揮発メモリ115には、上記画像制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成装置の設定データ、プロセス制御パラメーターなどが格納されている。
また、不揮発メモリ115には、印刷するコードを読み取る読取装置における読取りに関する制約の情報を格納することができる。制約の情報としては、画像読取部のセンサー解像度、読み取り速度、読取解像度、読取りを可能とするための周囲画像との距離、コードの種類などが挙げられる。制約となる情報は、予め設定登録がされているものであってもよく、また、操作者が操作部140を通して入力したものであってもよい。さらに、読取装置と通信可能にしておくことにより、読取装置側から送信される情報を取得したり、画像形成装置側から送信要求をして取得し情報を取得したりするものであってもよい。さらには、リムーバルな記憶装置に読取装置の制約情報を記憶して画像形成装置で情報を取り込むようにしてもよい。
また、読取装置の情報は、HDD127に格納するようにしてもよい。
画像制御CPU113は、装置本体10の全体を制御し、また装置本体10全体の状態把握を行うものであり、ジョブの管理、用紙の搬送制御、画像形成制御、通信制御などを行う。画像制御CPU113は、制御部100として機能し、したがって本発明の制御部に相当する。また、画像制御CPU113では、用紙に対しコードの印刷を行う制御を行う。この制御では、用紙の一部領域である所定領域にコードが印刷されるように行う。所定領域は、予め設定されているものである他、ユーザー操作部140を通して領域設定を行うものであってもよい。さらに、画像データを基にして、画像制御CPU113で、所定領域を決定するようにしてもよい。所定領域は、読取装置においてコードを読み取ることができる領域である。
画像制御CPU113は、コードに関する画像データを外部から所得してもよく、コードに包含させるデータを変換してコードを作成することもできる。コードは、外部機器(PC)4や管理装置6でデータを変換して作成するものであってもよい。
また、印刷されたコードを読み取る読取装置の制約に応じてコードが所定領域に収まって読取装置で読み取りが可能となるように印刷を制御する。コードの配置、印刷の制御の詳細は後述する。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、画像制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データは、読み取り処理部116でデータ処理がなされる。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記画像制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が画像制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作部140では、装置本体10における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっている。さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記画像制御CPU113により制御される。この操作部140によって、所定の操作などを行うことができる。例えば、読取装置の制約となる情報などを設定することができる。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ121とページメモリ122とからなる画像メモリ(DRAM)120に接続されている。該画像メモリ(DRAM)120には、前記スキャナー部130で取得した画像データやネットワーク3を通して取得した画像データがジョブデータとして格納される。上記のように画像メモリ(DRAM)120は、画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリ(DRAM)120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ(DRAM)120には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。また、画像データを含むジョブデータは、HDD127に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、画像データを圧縮する圧縮IC118と、圧縮された画像データを伸長する伸長IC125が接続されている。伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。該書き込み処理部126は、プリンター部150のLD152に接続され、該LD152の動作に用いられるデータの処理を行う。LD152は、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部11や搬送経路13を含む搬送部を制御する。
プリンター部150には、プリンター部150全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した画像制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、画像制御CPU113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター制御部151には、後処理装置30に設けられた後処理装置(FNS)制御部300が制御可能に接続されており、後処理装置制御部300は、画像制御CPU113の指令によってプリンター制御部151を介して後処理の制御を行うことができる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御CPU163が接続されており、DRAM制御IC161に、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク3に接続されている。
ネットワーク3には、外部機器(PC)4や管理装置6などが接続されており、LANインターフェース165を介して装置本体10との間で画像データを行ったり、管理装置6による管理データや制御データの送受信を行ったりすることができる。
管理装置6は、装置本体10の管理を行うことができ、画像形成管理装置として機能する。管理装置6には、管理制御部600と、管理装置表示部610と管理装置操作部620とを有している。表示部と操作部とは、タッチパネルなどによって共用するようにしてもよい。管理制御部600は、CPUやCPU上で実行されるプログラムなどによって構成することができる。LANインターフェース165は、通信部に相当し、通信部は、外部機器などと装置本体10間で通信を行うことを可能にする。
管理装置6において、画像形成装置で形成されるコードの形成、配置や印刷などの制御を行う場合、管理制御部500は、本発明の制御部として機能する。
また、外部機器(PC)や管理装置6では、読取装置で読み取られたコードの読取結果を取得し、読取結果を画像形成装置に通知したり、読取結果の内容に基づいて動作を行い、画像形成装置への通知や制御を行ったりすることができる。例えば、コードにURLが記載されている場合、当該URLにアクセスし、URLに保存されているデータを取得して、当該データに基づいて画像形成装置への通知や制御を行うことができる。
次に、上記装置本体10の基本的動作について説明する。
先ず、装置本体10において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD127に格納される。圧縮メモリ121やHDD127に格納された画像データは、画像制御CPU113によってジョブとして管理することができる。ジョブの管理では、予約ジョブとして保存することができる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、外部機器(PC)4や管理装置6からネットワーク3を通して送信される画像データは、コントローラー制御CPU163で制御されるLANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリ162に格納される。画像メモリ162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に一旦格納される。ページメモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD127に格納され、上記と同様に画像制御CPU113による管理がなされる。
装置本体10で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121やHDD127に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出して、画像データを展開し、書き込み処理部126にて繰り返しLD152に展開することで、用紙に画像データを印字している。コードに関する画像も同様に印刷する。
複写機として使用する場合、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を通知し、画像制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は画像制御CPU113内のRAMに格納することができる。
プリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部機器(PC)4内のプリンタドライバで設定される。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に、外部機器(PC)4→ LAN IF165→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122に格納される。
また、プリンター部150では、画像制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部11では各感光体11aに書き込まれたトナー像が中間転写ベルトに転写された後、大容量給紙装置40や本体給紙部12によって供給される用紙に転写され、定着される。画像形成がなされた用紙は、下流側の後処理装置(FNS)30に搬送されて必要により後処理が行われる。
さらに、装置本体10には、ネットワークに接続された画像形成装置の管理を行うことができる管理装置6が接続されている。管理装置6は、管理制御部600を有しており、管理制御部600の動作によって画像形成装置を管理することができる。
管理制御部600は、CPUやこれを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。さらに、管理装置6には、前記したように管理装置表示部610、管理装置操作部620を有している。
管理制御部600は、装置本体10に対し画像形成制御を行うことができる。管理制御部600では、コードの印刷を装置本体10に対し指示できる。指示では、単に印刷を指示するものの他、コードの画像情報を送信して印刷指示するようにしてもよく、コードに包含されるデータを送信して印刷指示するようにしてもよい。また、データに基づいてコードを生成するものであってもよい。
管理装置6としては、管理サーバー、コンピュータ、端末装置、携帯電話、スマートフォンなどによって構成することができる。
図1の画像形成システム1を用いて、用紙にコードを印刷して読取装置でコードを読み込む形態の使用例を図4に示す。
装置本体10で印刷したされた用紙Pには、空き領域内にある所定領域AにコードCが形成されている。この例では、コードには、IPアドレスとファイル名情報に関するデータが包含されているものとする。
図1の画像形成システムでは、印刷された用紙は、人手によって装置本体10から持ち出され、読取装置50にセットされて画像の読取りがなされる。読取装置としては種々の装置の使用が可能である。読取結果は、外部機器(PC)4や管理装置6で取得され、その情報(IPアドレス、ファイル名情報)に基づいてIP情報を取得する。IP情報に例えばカラープロファイルなどが保存されていれば、このカラープロファイルを、Webなどを通して画像形成装置に自動登録することができる。
上記のように、画像形成装置と読取装置が別装置で、機械的に繋がっておらず、装置間で印刷されたチャートに関する情報をやり取りする場合に、二次元コードを用いることができる。チャートの端に二次元コードを印刷して、測色器でデータ、IPを取得、PCを経由してWebで画像形成装置へ測色データを送付して濃度ムラ、バランスの補正を行うことができる。これにより、ユーザーが、読取装置での測定用チャートに関するデータ入力、IPやチャート名を選択する手間がなくなる。
上記の例の場合、二次元コードには、チャートの計測に必要なデータとして、チャート名、チャート全枚数、チャート現枚数、パッチ総数、パッチレイアウト、用紙サイズ、照明条件、測色データフォーマットなどが包含される。Webでの登録データとして、画像形成装置の設置IPアドレスが必要となる。
次に、図2の画像形成システム1aを用いて、用紙にコードを印刷して読取装置でコードを読み込む形態の使用例を図5に示す。
この形態では、読取装置20が装置本体10に機械的に接続されており、装置本体10で印刷された用紙がそのまま読取装置20に搬送されて画像読取部24で用紙P上の画像が読み取られる。用紙Pには、所定領域A内にコードCが印刷されており、読取り結果に含まれている。
読取結果は、制御CPU113に送られて、制御CPU113においてコードに含まれるデータを取得することができる。また、読取装置20でコードに含まれるデータを取得した後、制御CPU113に送信するようにしてもよい。
上記の例のように、読取装置が画像形成装置に付く場合に、印字されたことを示すエビデンス情報を用紙内から取得して、印刷を保証する際に二次元コードが用いることができる。用紙上の二次元コードから、情報を取得することで白紙などの画像欠損のヤレ、ページ重複のヤレを、画像特徴点のマッチング手法より高精度、印字領域のみのスキャンのため高速に検知が可能となる。また、画像として用紙上にプリントすることで、出力後も出力物と画像読取部からスキャンされたデータの紐づけ確認が容易に行える。ユーザーの理解がし易く信頼性が高いため用いられる。
上記の例の場合、二次元コードには出力ユーザー名、ファイル名、日時、出力画像形成装置情報などが必要データとして格納される。このシステム構成では、画像形成装置と読取装置がインラインであるため、読取装置が本体の印刷速度以上の速度でのリアルタイム読取が必要となる。
上記の構成例1、2では、カメラのように近づいて解像度を上げることのできる読取装置であれば問題ないが、ラインスキャナ付きの測色器の場合、常に固定距離から二次元バーコードを読み取る必要があるため、近づいて解像度を上げて認識させることができない。そのため、読取装置性能への依存が発生する。画像形成システム1を用いた構成例において読取装置50のセンサー解像度が600dpiである計測器1の場合に、二次元バーコード1dot(黒の1つの点)の解像度が、7pix/dotであれば読み取れる。しかし、計測器2のセンサー解像度が300dpiと低解像度である場合に、例えば14 pix/dot以上の解像度(サイズ)でないと二次元バーコードを正しく認識できないというような読取装置ごとのサイズ制約が依存する。
図6は、用紙Pの余白領域にコードを印刷した例を示すものである。左図のものでは、コードC1が小さく印刷されていても、解像度が高い読取装置(例えば600dpi)であれば、黒の一つの点が小さくても読取りを行うことができるが、解像度が低い読取り装置(例えば300dpi)ではコードC1の黒の一つの点が小さくなって読み取ることが難しくなる。解像度が低い読取り装置(例えば300dpi)でコードを読み取ることができるようにするためには、右図のように、サイズの大きいコードC2を印刷することが必要になる。
また、画像形成システム1aの構成例2のように、装置本体に読取装置がつく構成では、読取装置でのリアルタイム処理が求められる。例えば、読取装置のセンサー解像度が600dpiの性能を保持していたとしても、装置本体側の印刷速度設定によっては、リアルタイム処理のために読取解像度を下げており画像を認識できないケースがある。
また、読取装置によっては、他画像を何ミリ離して配置しなければコードを認識できないなど配置上への制約や、対応する二次元バーコードの種類がまちまちであり、600dpiであればすべての読取装置が読み取れるといったような一意の大きさ、種類はない。
上記のように、コードが読み取れるかどうかは、読取装置でのセンサー解像度、読み取り速度といった読取装置側の制約次第であるという課題がある。
本実施形態では、印刷時にどの読取装置向けのチャートかを把握することで、読取装置の情報を事前に考慮して、読取装置でコードを読取可能な画像を生成して配置する。どの読取装置かは、ユーザーが選択して入力することができる。一つの読取装置が想定される場合、予め設定された内容に基づいてコード用の画像を生成することができる。
一例として、印刷時にどの読取装置向けのチャートかを入力することで、読取装置の情報を事前に考慮して、読み取り装置で二次元バーコードを読取可能な画像を生成して配置することができる。以下、二次元バーコードの一例としてQRコードを用いた場合の前提で、以降説明する。
図7は、操作部140の画面に表示された読取装置設定画面1400を示すものである。
読取装置設定画面1400の左側では、読取装置を選択するための釦として、「計測器1」釦1411、「計測器2」釦1412、「計測器3」釦1413が押下可能に表示されている。各釦では、予め釦に関連づけた読取装置設定情報が読み出される。設定情報は、不揮発メモリ115やHDD127に格納されている。
読取装置設定画面1400の右側では、手動設定釦1420が押下可能に表示されている。手動設定釦1420の下方側に、センサー解像度入力欄1421、読取解像度入力欄1422、周囲画像との距離入力欄423、種類入力欄1424が操作可能に設けられている。手動設定釦1420を押下することで、各入力欄での設定が可能になる。各入力欄での設定は、具体的な数理を入力するものでもよく、また、選択リストの中から選択するようにしてもよい。いずれかの入力欄を押下すると、入力値を入力するための画面などに遷移するようにしてもよい。
読取装置設定画面1400の下方部には、設定釦1425が押下可能に表示されている。設定釦1425を押下することで、設定内容が確定する。
この画面では、読取装置の情報に合わせて、センサー解像度、読取解像度、周囲画像との距離、種類などを入力する。ここでのセンサー解像度は、センサースペック自体が600dpiであってもリアルタイム読み込み等の制約で読取解像度を落としている場合は、300dpiを選択する。計測器1、2、3を選択する場合は、予めプリセットデータが本体側に登録されているとする。また、手動設定した値を記録しておいてもよい。
例えば、計測器の制約が下記であるものとする。
計測器1(センサー解像度600dpi,読取解像度7dot/pix,周囲画像との距離10.0mm,種類モデル1&モデル2)
計測器2(センサー解像度300dpi, 読取解像度14dot/pix, 周囲画像との距離5.0mm,種類モデル1)
図8A図は、センサー解像度300dpiで7dot/pixサイズでの配置したコードを示しており、図8B図は、センサー解像度300dpiで14dot/pixでコードを配置したものを示している。周囲には、周囲画像としてG0、G1、G2が存在している。
図8AのコードC1は、計測器1で読み取る場合は要件を満たしており、コードを読み取ることができる。しかし、計測器2では読取解像度が不足して読み取れない。
そこで、計測器の制約に合わせて画像を図8Bのように大きくした14dot/pixのコードC2とする。この際、周囲画像との距離5.0mmが満たされる場所を選択する。これにより、計測器2で読み取り可能なサイズ、位置に二次元バーコードの配置を行うことができる。
しかし、図8BのコードC2を計測器1で読み取ろうとした場合、センサー解像度、読取解像度の要件は満たすが、周囲画像との距離10.0mmを満たさない。これは、図93−1−4で示すように、どのくらいの大きさの区切りでバーコードがあるか探索する読取装置側のコード探索アルゴリズムに依存する。コード探索窓は、本発明の所定領域A内に定められる。ここでは、これらが一致しているものとして説明する。
図9Aの場合は、所定領域Aは、周囲画像G0が入り、コードC0を認識できない。一方、図9Bでは、所定領域Aを小さくすることで、所定領域Aに周囲画像が入らず、所定領域A内のコードC1を認識することができる。
コードの種類は、複数種類があり、読取装置の読取りの制約に影響を与える場合がある。
読取装置側が読取対応していない種類のコードは認識することができない。
複数種類のコードを図10に示す。QRコード、マイクロQRコード、IQRコード、SQRC、フレームQRは商標である。なお、フレームQRは、モノクロで図示しているが、色情報を含むものである。
例えば、計測器2はモデル1しか対応していないため、モデル1で印刷する。
以上により、単純に大きなサイズ、ある種類で一律に配置するだけでは、読取装置が読取可能等は限らないため、読取装置側の制約を反映させたコードを生成して配置する。
また、二次元コードの多くでは、バージョン、誤り訂正レベルにより最大入力文字数が設定されている。つまり、データ量が増えると、二次元コードを構成するセル(ドット)がたくさん必要になり、二次元コードが大きくなっていく。
そのため、必要なデータが入る二次元コードのバージョンというデータ量制約が発生する。
図11は、バージョンによるコード画面の変更例を示すものである。バージョンが上がるほどにデータ量が多くなっており、必要なセル数も増加する。
画像形成システム1の構成例1では、必要データとしてIPアドレスが存在する。IPv6で本体が設置されている場合はIPv4の設置状態よりも必要データバイト数が大きくなる。そのため、バージョン2レベルMのデータ情報英数字で38バイトの二次元コードでは、IPv6の最大39バイトのデータを格納することができず、バージョン3以上のデータ量、面積の大きなバーコードにする必要がある。
したがって、用紙上のサイズ制約、データ量制約を満たすように二次元コードのサイズ、バージョンを決定すると、チャートのようにスペースが限られている用紙に置いては、読取可能なサイズで印刷することができない課題がある。
図12は、コードが配置される領域を変更した例である。図12Aでは、領域A0以内にコードを印刷することで、認識をおこなうことができる。しかし、図12Bに示すように、何らかの理由でコードのサイズを大きくすると、領域A1やコードCが周囲画像と重なってしまい、コードを読み込むことができなくなる。
コードのバージョンを変更して所定領域にコードを配置する例を説明する。
例1 IPv6アドレス 39バイト データ;1234:5678:90ab:cdef:1234:5678:90ab:cdef
例2 IPv4アドレス 15バイト データ;123.456.789.123
IPアドレスが必要データとすると、IPv4よりIPv6は、必要データ容量が大きいため、最大39バイトが必要となる。そのため、第1のデータ量を39バイトとして設定する。この場合、二次元コードの設定がレベルM、英数字であるとすると、バージョン3(最大61バイト)が最も面積が小さいバーコードと決定する。
しかし、例2のIPv4で画像形成装置が設置されている場合は、最大15バイトが必要データであり第1のデータ容量39バイトでは未使用データ領域があり、バージョン3である必要はない。そこで、第2のデータ量を15バイトと設定すると、他設定が同条件の場合、バージョン2(最大38バイト)が選択可能である。
コードのバージョン2、3で変更されるコードを図13に示す。
このように、データ量を上限として、印刷する二次元バーコード画像を決定し、読取装置側の条件から、図14A、Bのように、2次元コードは配置可能領域内に生成画像、すなわち所定領域内に配置する。印刷可能領域は、チャートのように本体に内部パターンを持つ画像であれば、予め決まっている。コピージョブのように本体外での生成画像であれば、ユーザーに印刷可能エリアを入力させることで決定する。印刷可能領域は、コードの印刷を行うことができるが、印刷可能領域は、他画像との距離を考慮しておらず、コードの読取りが可能な領域とは必ずしも一致しない。
また、データ量が少ないバージョンに変換する方法を選択する場合に、未使用領域がなく、データ量が少ない、低い二次元コードのバージョンが選択できないことがある。その際は、二次元コード内のデータの削減を行う。画像形成システム1の構成例1の場合、必要なデータテーブルをUSBメモリなど他手段で予め読取装置に渡しておく。そうすることで、読取装置はテーブルIDのみがあれば必要なデータを取得することができる。これにより、二次元バーコード内部のデータ量を削減できバージョンを低くすることができる。
図15は、その形態を説明する図である。
予め、チャートテーブルデータを印刷前にUSBメモリなどで読取装置50にインストールしておく。
装置本体10で印刷したされた用紙Pには、空き領域のうち所定領域AにコードCが形成されている。この例では、コードにはIPアドレスとテーブルIDのデータが包含されている。
印刷された用紙は、人手によって装置本体10から持ち出され、読取装置50にセットされて画像の読取りがなされる。
読取装置50では、予めインストールされているテーブルデータIDからチャート計測に必要なデータを照合して計測する。読取結果は、外部機器(PC)4や管理装置6で取得され、その情報(IPアドレス)に基づいてIP情報を取得する。IP情報を、Webなどを通して画像形成装置に自動登録することができる。
データ量の削減の他の形態として、チャートの計測用のデータをURL上に公開しておく。URLデータを二次元コードの内部へは公開しているURLを入れて置き、読取装置が計測用データを二次元バーコード外のネットワークから入手する方法によって、データ量を削減し、用紙上へは制約に合わせたバージョン、サイズで印刷をする。
図16は、この形態を説明する図である。
予め、所定のURL上に、計測データ、IPアドレスを公開しておく。
装置本体10で印刷したされた用紙Pにはチャートが印刷され、空き領域のうち所定領域AにコードCが形成されている。この例では、コードにIPアドレスが包含されている。
印刷された用紙は、人手によって装置本体10から持ち出され、読取装置50にセットされて画像の読取りがなされる。
読取装置50では、URLから計測用データを取得し、計測する。読取結果は、外部機器(PC)4や管理装置6で取得され、その情報(IPアドレス)に基づいてIP情報を取得する。IP情報を、Webなどを通して画像形成装置に自動登録することができる。
チャートのように装置本体内にプリント画像を持つジョブの場合は、二次元コードは印刷時に本体で初めて生成されることが一般的である。この場合は、二次元コードのドット(1つの黒点)を、1dot/pixで生成後に、読取制約が例えば解像度10dot/pixだとすると縦横10倍に拡大することで画像を生成する。
コードが本体外で生成されたコピージョブの場合、スキャン時点で二次元バーコード(元データ(図17A))を検出すると、そのバージョン等のフォーマット、解像度、内部データを抽出する。そして、二次元コード領域を、読取に影響しないように下地と同じ色となるようデータ上は塗りつぶし、改めて提案手法による読取装置に合わせて元データの二次元バーコードを拡大縮小して印刷可能領域へ配置し直す(図17B;拡大、図17C;縮小)。
なお、読取装置が高解像度で小さな二次元バーコードを認識できる場合は、上記したように、縮小して配置してもよい。縮小することで、日時、ページ数のスタンプなど他に載せたい画像がある場合、配置できるメリットがある。
また、必要データが大きい場合や、読取装置制約により大きく印刷する必要がある場合、1つの図(例えば図14A)で示した印刷領域へ配置できない場合もある。
そこで、印刷可能な複数の領域へ二次元コードを複数印刷することで、読取可能な解像度で印刷する。
例えば、図18Aに示したチャート用紙は、左上の領域(領域A0)の他に、二次元コードを印刷可能な領域が複数(領域A1、A2、A3)ある。そこで、必要データが例えば180バイトであった場合に、90バイトずつにデータ分割する。
そして、1つ目の二次元コードデータへは、90バイトと右上の二次元コードの読み込みが必要であるフラグを追加する。この設定に基づいて、図18Bに示すように、読取装置に合わせた二次元コード画像を生成する。2つ目の二次元コードデータへは、残り90バイトと二次元コードが他にないフラグを追加する。そして、2つ目の二次元コード画像を同じく読取装置の制約に合わせて生成する。
次に、本実施形態におけるコードの配置および印刷の手順について説明する。以下の手順は、制御部における画像形成プログラムの動作によって実行される。
先ず、手順開始に伴って、読取装置の情報、制約を入力する(ステップs1)。
次いで、バーコード付きかを判定する(ステップs2)。
バーコード付きでなければ(ステップs2、No)、印刷を開始し(ステップs15)、印刷後手順を終了する。
バーコード付きであれば(ステップs2、Yes)、読取り装置の情報、制約を取得する(ステップs3)。
次いで、用紙上の印刷可能用領域と読取装置制約から配置可能領域を算出する(ステップs4)。その後、第一のデータ容量が入るバージョン、レベルで必要データからバーコードを生成し(ステップs5)、読取装置制約に合わせてバーコード画像を拡大または縮小する(ステップs6)。次に、用紙上へ配置可能かを判定する(ステップs7)。
ステップs3〜ステップs6は、処理1となる。
用紙上に配置可能であれば(ステップs7、Yes)、ステップs15で印刷を実行し、印刷後、手順を終了する。
用紙上へ印刷可能でない場合(ステップs7、No)、第2のデータ容量が入るバージョンに変更可能かを判定する(ステップs8)。
前記した第1のデータ容量と、第2のデータ容量とは予め設定されており、不揮発メモリ115やHDD127に格納しておく。第2のデータ容量は、第1のデータ容量よりも少なく設定されている。
第2のデータ容量が入るバージョンに変更可能である場合(ステップs8、Yes)、第2のデータ容量が入るバージョン、レベルで必要データからバーコード画像を生成し、ステップs7に移行して用紙上に配置可能かを判定する。
ステップs5〜ステップs9は、処理2となる。
第2のデータ容量が入るバージョンに変更可能でない場合(ステップs8、No)、データ削減が可能かを判定する(ステップs10)。データ削減が可能であれば(ステップs10、Yes)、データ削減処理を行い(ステップs11)、ステップs8に移行して、バージョン変更が可能かを判定する。
データ削減が可能でなければ(ステップs10、No)、配置領域が他にあるかを判定する(ステップs12)。
ステップs10、s11は、処理3となる。
配置領域が他にあれば(ステップs12、Yes)、複数のバーコード用にデータを分割し(ステップs13)、ステップs8に移行してバージョン変更が可能かを判定する。
配置領域が他になければ(ステップs12、No)、バーコード印刷不可設定、表示を行い(ステップs14)、ステップs15で印刷を実行し、印刷後、手順を終了する。
ステップs12、s13は、処理4となる。
以上説明したように、本実施形態では、用紙の空き領域へ二次元コード画像を印刷する際に、読取装置のセンサー解像度、読取速度等の読取装置の制約に合わせて二次元コードのサイズを変更する。用紙空き領域への配置が難しい場合は、二次元バーコード内のデータ容量を削減することにより、二次元コードのバージョンを下げる、または複数のバーコードを用いることで、読取装置で読み取り可能な二次元バーコードを提供する。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは、本実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
1a 画像形成システム
6 管理装置
10 装置本体
11 画像形成部
20 読取装置
30 後処理装置(FNS)
100 制御部
113 画像制御CPU
600 管理制御部
1400 読取装置設定画面

Claims (22)

  1. 転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報に基づいて、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記コードの印刷時のサイズを変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記データをコードに変換することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式で、コードへの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の変換方式を選択する場合、データ量を削減してコードに変換することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の変換方式を選択する場合、データ量の削減とともに、データが保存されている場所に関する情報をコードに変換することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記コードには、データが保存されている場所に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、データを分割して、分割したデータのそれぞれをコードに変換し、複数のコードを異なる位置にある所定領域に分けて印刷することを特徴とする請求項3〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記読取装置の情報が記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 操作入力を受け付ける操作部を有し、
    前記制御部は、前記操作部で入力された前記読取装置の情報を取得することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記読取装置と通信可能に接続されており、前記読取り装置からの通信によって前記読取装置の情報を取得することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を管理する画像形成管理装置であって、
    前記管理を制御する管理制御部を有し、
    前記管理制御部は、前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報に基づいて、前記画像形成装置に対し、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷制御を行うことを特徴とする画像形成管理装置。
  13. 前記管理制御部は、前記コードの印刷時のサイズを変更することを特徴とする請求項12に記載の画像形成管理装置。
  14. 前記管理制御部は、前記データをコードに変換することを特徴とする請求項12または13に記載の画像形成管理装置。
  15. 前記管理制御部は、第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式でコードの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択することを特徴とする請求項14に記載の画像形成管理装置。
  16. 転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を管理する画像形成管理装置であって、
    前記管理を制御する管理制御部を有し、
    前記コードに画像形成装置を制御するデータを含んでおり、
    前記管理制御部は、前記コードの読取結果を取得して、前記画像形成装置の管理を行うことを特徴とする画像形成管理装置。
  17. 前記コードには、データが保存されている場所に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項16に記載の画像形成管理装置。
  18. 前記管理制御部は、コードの読取り結果によってデータが保存されている場所に関する情報を得て前記データを取得し、前記データに基づいて前記画像形成装置の管理を行うことを特徴とする請求項17に記載の画像形成管理装置。
  19. 転写媒体の一部の所定領域に、データが含まれるコードを印刷する画像形成部を有する画像形成装置を制御する制御部で実行される画像形成制御プログラムであって、
    前記コードが読み取られる読取装置の、少なくともセンサー解像度、読取解像度、読み取り速度の情報を取得するステップと、
    読取装置の情報に基づいて、前記コードが前記所定領域に収まるように前記コードの印刷を制御するステップと、を有することを特徴とする画像形成制御プログラム。
  20. 前記コードの印刷を制御するステップでは、前記コードのサイズを変更することを特徴とする請求項19に記載の画像形成制御プログラム。
  21. 前記データをコードに変換するステップを有することを特徴とする請求項19または20に記載の画像形成制御プログラム。
  22. 第1のデータ量を上限として、相対的に高解像度のコードに変換する第1の変換方式と、第1のデータ量より少ない第2のデータ量を上限として、相対的に低解像度のコードに変換する第2の変換方式でコードの変換が可能であり、前記コードが前記所定領域に収まるように変換方式を選択するステップを有することを特徴とする請求項19〜21のいずれか1項に記載の画像形成制御プログラム。
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