JP6672385B2 - 特典付与装置、特典付与方法、特典取得プログラム、及び特典取得方法 - Google Patents

特典付与装置、特典付与方法、特典取得プログラム、及び特典取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、特典付与装置、特典付与方法、特典取得プログラム、及び特典取得方法に関する。
飲食店において顧客が顧客端末で撮影した料理写真をサーバーに送信すると、サーバーによってクーポンが発行されて、顧客端末の画面にクーポンの情報が表示されるサービスシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−227945号公報
前記サービスシステムでは、顧客端末からサーバーに送信される画像が本当に前記飲食店で撮影された料理写真であるかどうかを確認する処理は特に行われない。よって、前記飲食店を実際には利用していないユーザーに対してクーポンを発行してしまうおそれがある。
本発明の目的は、施設を実際に利用したユーザーにのみ特典情報を提供することが可能な特典付与装置、特典付与方法、特典取得プログラム、及び特典取得方法を提供することにある。
本発明に係る特典付与装置は、施設を特定するための施設特定情報と、画像データに含まれる撮影位置情報とをユーザー端末から受信する受信処理部と、前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記ユーザー端末に送信する送信処理部とを備える。
本発明に係る特典付与方法は、施設を特定するための施設特定情報と、画像データに含まれる撮影位置情報とをユーザー端末から受信することと、前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記ユーザー端末に送信することとを含む。
本発明に係る特典取得プログラムは、操作部及び表示部を備えるユーザー端末のプロセッサーに、施設を特定するための施設特定情報の入力操作又は選択操作を受け付けることと、画像データに含まれる撮影位置情報と、前記施設特定情報とを特典付与装置に送信することと、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記特典付与装置から受信することと、前記画像データを、前記特典情報が重畳表示される第1表示態様と前記特典情報が重畳表示されない第2表示態様との間で表示態様を切替可能に前記表示部に表示させることとを実行させるプログラムである。
本発明に係る特典取得方法は、施設を特定するための施設特定情報の入力操作又は選択操作を受け付けることと、画像データ又は前記画像データに含まれる撮影位置情報と、前記施設特定情報とを特典付与装置に送信することと、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記特典付与装置から受信することと、前記画像データを、前記特典情報が重畳表示される第1表示態様と前記特典情報が重畳表示されない第2表示態様との間で表示態様を切替可能に表示部に表示させることとを含む。
本発明によれば、施設を実際に利用したユーザーにのみ特典情報を提供することが可能な特典付与装置、特典付与方法、特典取得プログラム、及び特典取得方法が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る特典付与システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る特典付与装置で用いられる店舗情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る特典付与装置で用いられる対応関係情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で実行される特典取得処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る特典付与装置で実行される特典付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される表示画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る特典付与装置で実行される別ユーザーへの特典付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態に係る特典付与装置で生成される別ユーザー宛ての電子メールメッセージの一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係るユーザー端末で表示される店舗別ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[特典付与システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る特典付与システム1は、特典付与装置2とユーザー端末3とを含む。特典付与装置2及びユーザー端末3は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
[特典付与装置2]
図1に示されるように、特典付与装置2は、制御部21、記憶部22、通信I/F23などを備えるサーバー装置である。なお、特典付与装置2は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。また、特典付与装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F23は、特典付与装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザー端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。記憶部22には、図2に示される店舗情報D1、図3に示される対応関係情報D2などが記憶される。
図2に示されるように、店舗情報D1には、店舗(本発明の「施設」の一例)ごとに、対応する「店舗ID」、「店舗名」、「所在地情報」などの情報が含まれる。なお、本実施形態では、前記店舗が飲食店である場合について説明する。なお、本発明の「施設」は、飲食店などの店舗に限らず、例えば新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、懇親会、同窓会、社員旅行、ゴルフコンペ、観光などの各種のイベントで使用されるイベント会場、ホテル、ゴルフ場、観光名所などの施設であってもよい。「店舗ID」は、前記店舗を識別するための識別情報である。「店舗名」は、前記店舗の名称である。「所在地情報」は、前記店舗の所在地を示す情報であって、例えば、前記店舗の所在地に対応する経度及び緯度を示す情報である。なお、店舗情報D1には、前記店舗に関する他の情報(例えば、最寄り駅、エリア、平均予算、電話番号、周辺地図、メニュー、店舗別ページのURLなど)が含まれてもよい。
対応関係情報D2は、後述の特典付与処理(図5参照)において必要に応じて記憶部22に記憶される情報である。対応関係情報D2の詳細については後述する。
なお、他の実施形態として、店舗情報D1及び対応関係情報D2の一部又は全部が、特典付与装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバー装置に記憶されてもよい。この場合、特典付与装置2の制御部21は、当該他のサーバー装置から店舗情報D1及び対応関係情報D2の一部又は全部を必要に応じて取得する。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の特典付与処理(図5参照)などを実行させるための特典付与プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記特典付与プログラムは、CD又はDVDなどのコンピューター読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、特典付与装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより特典付与装置2を制御する。
ところで、飲食店において顧客が顧客端末で撮影した料理写真をサーバーに送信すると、サーバーによってクーポンが発行されて、顧客端末の画面にクーポンの情報が表示されるサービスシステムが知られている。前記サービスシステムでは、顧客端末からサーバーに送信される画像が本当に前記飲食店で撮影された料理写真であるかどうかを確認する処理は特に行われない。よって、前記飲食店を実際には利用していないユーザーに対してクーポンを発行してしまうおそれがある。これに対して、本実施形態に係る特典付与システム1によれば、施設を実際に利用したユーザーにのみ特典情報を提供することが可能である。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受信処理部211、送信処理部212、関連付け処理部213などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記特典付与プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記特典付与プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受信処理部211は、施設(ここでは店舗)を特定するための施設特定情報と、画像データ(例えば、図10に示される画像データG4)に含まれる撮影位置情報とをユーザー端末3から受信する。前記画像データは、例えば、ユーザー端末3の撮像部35により撮像された画像データである。なお、受信処理部211は、前記画像データから抽出された前記撮影位置情報だけをユーザー端末3から受信してもよいし、前記撮影位置情報を含む前記画像データ全体をユーザー端末3から受信してもよい。また、受信処理部211は、前記施設特定情報、前記撮影位置情報、及び前記画像データの少なくとも1つを、前記ユーザー端末3から間接的に受信してもよい。例えば、受信処理部211は、前記ユーザー端末3からファイルサーバーにアップロードされた前記画像データを、前記ファイルサーバーから受信してもよい。なお、前記画像データは、ユーザー端末3とは独立したデジタルカメラで撮影された画像データであってもよい。この場合、前記デジタルカメラで撮影された画像データが、半導体メモリー又は無線通信などを通じてユーザー端末3に転送されて、記憶部32に保存される。
前記施設特定情報は、例えば、店舗の名称、店舗の所在地、店舗別ページ(すなわち、店舗の情報を提供するために店舗ごとに作成されたウェブページ)のURLなどである。前記施設特定情報は、例えば、ユーザー端末3においてユーザーにより入力又は選択されて、ユーザー端末3から特典付与装置2に送信される。
前記撮影位置情報は、前記画像データの撮影時にGPS(Global Positioning System)センサー36により検出される位置情報(すなわち、ユーザー端末3の現在位置の経度及び緯度を示す情報)である。前記画像データには、Exif(Exchangeable image file format)情報として前記撮影位置情報が含まれる。前記Exif情報には、前記撮影位置情報の他に、撮影日時を示す撮影日時情報なども含まれる。
送信処理部212は、受信処理部211により受信された前記施設特定情報が示す店舗の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記店舗で利用可能な特典を示す特典情報をユーザー端末3に送信する。例えば、送信処理部212は、店舗情報D1を参照して、前記施設特定情報が示す店舗の所在地の経度及び緯度の情報を取得する。そして、送信処理部212は、前記店舗の所在地の経度及び緯度と、前記撮影位置情報が示す撮影位置の経度及び緯度とを比較して、前記店舗の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合(例えば、両者の距離が予め定められた距離以下である場合)に、前記特典情報をユーザー端末3に送信する。したがって、店舗を実際に利用したユーザーにのみ特典情報を提供することが可能である。
前記特典情報は、例えば、前記店舗で利用可能な電子クーポン(例えば、割引クーポン、値引きクーポン、無料クーポンなど)の情報(以下、クーポン情報と称す)である。以下では、前記特典情報がクーポン情報である場合について説明する。
関連付け処理部213は、前記施設特定情報が示す店舗の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データとクーポン情報とを関連付ける。これにより、前記画像データとクーポン情報とが関連付けられるので、前記画像データを電子クーポンとして利用することが可能となる。
前記画像データとクーポン情報とを関連付ける方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、関連付け処理部213は、前記画像データと前記クーポン情報との対応関係を示す対応関係情報D2(図3参照)を記憶部22に記憶させることによって、前記画像データと前記クーポン情報とを関連付けてもよい。対応関係情報D2には、図3に示されるように、前記画像データごとに、対応する「ユーザーID」、「画像ID」、「クーポンID」などの情報が含まれる。「ユーザーID」は、ユーザー端末3のユーザーを示すユーザー識別情報である。すなわち、図3に示される対応関係情報D2は、前記画像データと前記ユーザー識別情報との対応関係も示している。「ユーザーID」は、例えば、ユーザー端末3のユーザーを認証するユーザー認証処理の際、又はユーザー端末3から前記施設特定情報及び前記撮影位置情報を受信する際などに、受信処理部211によりユーザー端末3から受信される。「画像ID」は、前記画像データを識別するための識別情報であって、例えば、前記画像データのファイル名、前記画像データのハッシュ値などである。なお、受信処理部211が前記撮影位置情報を含む前記画像データをユーザー端末3から受信する場合、「画像ID」の代わりに、又は「画像ID」に加えて、前記画像データ自体(例えば、JPEGファイルなど)が対応関係情報D2として記憶部22に記憶されてもよい。「クーポンID」は、前記クーポン情報を識別するための識別情報である。
また、受信処理部211が前記撮影位置情報を含む前記画像データをユーザー端末3から受信する場合、関連付け処理部213は、前記画像データに前記クーポン情報を合成した合成画像データ(例えば、図11に示される合成画像データC1)を生成することによって、前記画像データと前記クーポン情報とを関連付けてもよい。なお、前記関連付け処理部213は、前記クーポン画像が視認可能な態様で、前記画像データに前記クーポン情報を合成してもよいし、前記クーポン画像の少なくとも一部が視認不可能な態様で、前記画像データに前記クーポン情報を合成してもよい。前記クーポン画像が視認不可能な態様で前記画像データに前記クーポン情報を合成する方法としては、例えば、電子透かしにより前記画像データに前記クーポン画像を埋め込む方法、前記画像データのメタデータとして前記画像データに前記クーポン情報を付加する方法などが考えられる。なお、前記クーポン画像が視認可能な態様で合成された前記合成画像データを店舗で使用する場合には、例えば、前記合成画像データの画像を店員に提示するだけで使用することができる。一方、前記クーポン画像が視認不可能な態様で合成された前記合成画像データを店舗で使用する場合には、例えば、店舗端末などで前記合成画像データから前記クーポン情報を検出する必要がある。なお、前記合成画像データの複製による不正使用を防止するために、前記クーポン情報にシリアル番号が含まれていてもよい。この場合、前記クーポン情報のうち前記シリアル番号のみが視認不可能な状態で前記画像データに合成されてもよい。
送信処理部212は、前記画像データに関連付けられた前記クーポン情報、又は前記画像データに前記クーポン情報が合成された前記合成画像データをユーザー端末3に送信する。
なお、送信処理部212は、前記画像データを前記ユーザー(すなわち、対応関係情報D2において前記画像データに関連付けられているユーザー識別情報に対応するユーザー)とは異なるユーザー(以下、「別ユーザー」と称す)宛てに送信するとき、前記画像データに関連付けられている前記クーポン情報とは異なるクーポン情報を前記画像データに合成した合成画像データ(例えば、図16に示される合成画像データC2)として前記別ユーザー宛てに送信してもよい。例えば、送信処理部212は、前記画像データに関連付けられている前記クーポン情報と比べて、割引率がより小さいクーポン情報又は値引き額がより小さいクーポン情報を前記画像データに合成した合成画像データを前記別ユーザー宛てに送信してもよい。これにより、店舗を実際に利用した前記ユーザーを、店舗を利用していない前記別ユーザーよりも優遇することができる。もしくは、送信処理部212は、前記画像データに関連付けられている前記クーポン情報と比べて、割引率がより大きいクーポン情報又は値引き額がより大きいクーポン情報を前記画像データに合成した合成画像データを前記別ユーザー宛てに送信してもよい。これにより、店舗を利用していない前記別ユーザーの来店を促進する効果を高めることができる。
また、送信処理部212は、前記画像データに含まれる特定の被写体(例えば、料理、飲み物、人など)の種類又は数に応じて異なる前記クーポン情報をユーザー端末3に送信してもよい。例えば、送信処理部212は、前記被写体が多数のグラスである場合に、飲み放題割引クーポンを前記クーポン情報としてユーザー端末3に送信してもよい。また、送信処理部212は、前記被写体がデザートである場合に、デザート1品無料クーポンを前記クーポン情報としてユーザー端末3に送信してもよい。また、送信処理部212は、前記被写体が大人数の人である場合に、宴会に関連したクーポン(例えば、宴会コース割引クーポン、幹事無料クーポンなど)を前記クーポン情報としてユーザー端末3に送信してもよい。また、送信処理部212は、前記被写体が子供である場合に、おもちゃプレゼントクーポンを前記クーポン情報としてユーザー端末3に送信してもよい。
また、送信処理部212は、前記画像データに含まれる前記撮影日時情報が示す撮影日時が特定条件を満たしている場合に、前記クーポン情報をユーザー端末3に送信してもよい。例えば、送信処理部212は、前記撮影日時が予め定められたキャンペーン期間内であることを条件として、前記クーポン情報をユーザー端末3に送信してもよい。また、送信処理部212は、前記撮影日時が過去一定期間内(例えば、過去2年以内)であることを条件として、前記クーポン情報をユーザー端末3に送信してもよい。
[ユーザー端末3]
図1に示されるように、ユーザー端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、通信I/F34、撮像部35、及びGPSセンサー36などを備える。ユーザー端末3は、店舗の利用者によって携帯される、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの情報処理装置である。
GPSセンサー36は、GPS衛星からの信号に基づいて、ユーザー端末3の現在位置の緯度及び経度を示す位置情報を取得する。
撮像部35は、レンズ及び撮像素子等を有し、撮像素子に入射される光に応じたデジタル画像データを出力する。撮像部35から出力されるデジタル画像データは、例えばJPEG形式の画像データに変換されて記憶部32に記録される。前記画像データには、前記画像データの撮影時にGPSセンサー36により検出される位置情報が、前記撮影位置情報として付加される。
なお、他の実施形態では、撮像部35及びGPSセンサー36の代わりに、GPSセンサーを備えたデジタルカメラが用いられてもよい。この場合、前記デジタルカメラで撮影された画像データが、半導体メモリー又は無線通信などを通じてユーザー端末3に転送されて、記憶部32に保存される。
通信I/F34は、ユーザー端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して特典付与装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるハードキー又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD又はSSDなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、特典取得プログラム及びブラウザープログラム等の制御プログラムが記憶される。前記特典取得プログラムは、特典付与装置2から前記特典情報を取得するための制御プログラムである。前記ブラウザープログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って外部のウェブサーバーからウェブページを取得して操作表示部33に表示するための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザー端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、図1に示されるように、受付処理部311、送信処理部312、受信処理部313、表示処理部314などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記特典取得プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記特典取得プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部311は、前記施設特定情報の入力操作又は選択操作を受け付ける。例えば、受付処理部311は、図8に示される店舗名入力画面P3を通じて、店舗名の入力操作を受け付けてもよい。また、受付処理部311は、図9に示される店舗選択画面P4を通じて、店舗の選択操作を受け付けてもよい。
送信処理部312は、前記画像データ(例えば、図10に示される画像データG4)に含まれる前記撮影位置情報と、前記施設特定情報(例えば、店舗名入力画面P3で入力された店舗名、又は店舗選択画面P4で選択された店舗の店舗名)とを特典付与装置2に送信する。
受信処理部313は、前記店舗で利用可能なクーポンを示すクーポン情報を特典付与装置2から受信する。なお、受信処理部313は、前記クーポン情報のみを特典付与装置2から受信してもよいし、前記クーポン情報が合成された前記合成画像データを特典付与装置2から受信してもよい。
表示処理部314は、前記画像データを、前記クーポン情報が重畳表示される第1表示態様と前記クーポン情報が重畳表示されない第2表示態様との間で表示態様を切替可能に操作表示部33に表示させる。例えば、表示処理部314は、図11及び図12に示される操作キーK61が操作されるごとに、画像データG4にクーポン情報が合成された合成画像データC1と、前記クーポン情報が合成される前の画像データG4とを交互に操作表示部33に表示させてもよい。これにより、ユーザーは、前記画像データのうち前記クーポン情報と重なって隠れてしまった部分を必要に応じて容易に確認することができる。
[特典取得処理]
以下、図4を参照しつつ、ユーザー端末3の制御部31によって実行される特典取得処理について説明する。なお、制御部31は、前記特典取得プログラムに従って前記特典取得処理を実行する。
なお、本発明は、当該特典取得処理に含まれる一又は複数のステップを実行する特典取得方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該特典取得処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記特典取得処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部31によって当該特典取得処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該特典取得処理における各ステップが分散して実行される特典取得方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部31は、画像データの選択操作を受け付ける。例えば、制御部31は、図6に示されるような画像選択画面P1を操作表示部33に表示させる。画像選択画面P1には、ユーザー端末3の記憶部32に保存されている画像データの一覧が表示される。なお、画像選択画面P1には、通信網N1を介してユーザー端末3と接続されるファイルサーバーに保存されている画像データが表示されてもよい。当該ステップS11の処理は、制御部31の受付処理部311により実行される。
ユーザーは、画像選択画面P1に表示されている複数の画像データG1〜G4の中から、クーポン化したい画像データを選択(例えば、タップ)する。画像選択画面P1において、いずれかの画像データが選択されると、処理がステップS12に移行する。以下では、画像選択画面P1において画像データG4が選択された場合について説明する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部31は、前記施設特定情報の入力操作又は選択操作を受け付ける。例えば、制御部31は、図7に示されるような操作選択画面P2を操作表示部33に表示させる。操作選択画面P2には、前記ステップS11で選択された画像データ(ここでは、画像データG4)が表示される。また、操作選択画面P2には、操作キーK21及び操作キーK22が含まれる。
操作選択画面P2における操作キーK21が操作されると、制御部31は、図8に示されるような店舗名入力画面P3を操作表示部33に表示させる。店舗名入力画面P3には、店舗名を入力するための入力欄B31と、操作キーK31とが含まれる。ユーザーは、例えばソフトウェアキーボードを利用して、前記ステップS11で選択された画像データ(ここでは、画像データG4)が撮影された店舗の店舗名を入力欄B31に入力する。そして、操作キーK31が操作されると、処理がステップS13に移行する。
一方、操作選択画面P2における操作キーK22が操作されると、制御部31は、図9に示されるような店舗選択画面P4を操作表示部33に表示させる。店舗選択画面P4には、予め登録された複数の店舗に対応する複数の操作キーK41〜K44が含まれる。また、店舗選択画面P4には、スクロールキーK45及びスクロールキーK46が含まれる。スクロールキーK45又はスクロールキーK46が操作されると、店舗選択画面P4に表示中の操作キーK41〜K44が、別の店舗に対応する操作キーに変更される。操作キーK41〜K44の各々には、店舗名、エリア、最寄り駅などの情報が表示される。これらの情報は、例えば、通信網N1を通じて特典付与装置2から受信されて、対応する操作キーに表示される。他の実施形態では、これらの情報がユーザー端末3の記憶部32から読み出されて、対応する操作キーに表示されてもよい。ユーザーは、これらの情報を参照して、前記ステップS11で選択された画像データ(ここでは、画像データG4)が撮影された店舗を選択する。そして、選択された店舗に対応する操作キーが操作されると、処理がステップS13に移行する。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部31は、施設特定情報及び画像データを特典付与装置2に送信する。例えば、制御部31は、図10に示されるような確認画面P5を操作表示部33に表示させる。確認画面P5には、前記ステップS11で選択された画像データ(ここでは、画像データG4)が表示される。また、確認画面P5には、店舗名入力画面P3において入力された店舗名、又は店舗選択画面P4で選択された店舗の店舗名が表示される。確認画面P5に含まれる操作キーK51が操作されると、制御部31は、前記店舗名及び画像データG4を特典付与装置2に送信する。当該ステップS13の処理は、制御部31の送信処理部312により実行される。
なお、他の実施形態では、制御部31は、画像データG4を送信する代わりに、画像データG4から前記撮影位置情報を抽出して特典付与装置2に送信してもよい。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部31は、特典付与装置2から合成画像データを受信する。前記合成画像データは、前記ステップS13で特典付与装置2に送信された画像データに、前記ステップS13で特典付与装置2に送信された施設特定情報が示す店舗で使用可能なクーポン情報が合成された画像データである。受信された合成画像データは、必要に応じて前記合成画像データの元になった画像データと関連付けて、記憶部32に保存される。当該ステップS14の処理は、制御部31の受信処理部313により実行される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部31は、前記ステップS14で受信した合成画像データを操作表示部33に表示させる。例えば、制御部31は、図11に示されるようなクーポン獲得画面P6を操作表示部33に表示させる。クーポン獲得画面P6には、画像データG4に基づいて生成された合成画像データC1が表示される。合成画像データC1には、前記クーポン情報として「20%割引クーポン」及び「居酒屋○○」の文字列が重畳表示されている。ユーザーは、合成画像データC1を「居酒屋○○」の店員に提示することによって、合成画像データC1を「20%割引クーポン」として使用することが可能である。当該ステップS15の処理は、制御部31の表示処理部314により実行される。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部31は、表示態様切替操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、クーポン獲得画面P6に含まれる操作キーK61が操作された場合に、前記表示態様切替操作が行われたと判断する。操作キーK61は、合成画像データ(ここでは、合成画像データC1)に重畳表示されているクーポン情報(ここでは、「20%割引クーポン」及び「居酒屋○○」の文字列)を非表示にしたり、再表示させたりするための操作キーである。そして、前記表示態様切替操作が行われたと判断されると(S16:Yes)、処理がステップS17に移行する。一方、前記表示態様切替操作が行われていないと判断されると(S16:No)、処理がステップS18に移行する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部31は、クーポン獲得画面P6における合成画像データの表示態様を切り替える。例えば、図11に示されるクーポン獲得画面P6において操作キーK61が操作された場合、制御部31は、図12に示されるようなクーポン獲得画面P6を操作表示部33に表示させる。すなわち、制御部31は、図11に示される合成画像データC1の代わりに、合成画像データC1の元になった画像データG4をクーポン獲得画面P6に表示する。これにより、クーポン獲得画面P6において前記クーポン情報が非表示となる。これにより、ユーザーは、合成画像データC1の背景画像(すなわち、合成画像データC1の元になった画像データG4)における前記クーポン情報と重なって隠れてしまった部分を必要に応じて容易に確認することができる。一方、図12に示されるクーポン獲得画面P6において操作キーK61が操作された場合、制御部31は、図11に示されるクーポン獲得画面P6を操作表示部33に再表示させる。これにより、クーポン獲得画面P6において前記クーポン情報が再表示される。当該ステップS17の処理は、制御部31の表示処理部314により実行される。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部31は、終了操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、クーポン獲得画面P6に含まれる操作キーK62が操作された場合に、前記終了操作が行われたと判断する。そして、前記終了操作が行われたと判断されると(S18:Yes)、前記特典取得処理は終了する。一方、前記終了操作が行われていないと判断されると(S18:No)、処理が前記ステップS16に戻る。
[特典付与処理]
以下、図5を参照しつつ、特典付与装置2の制御部21によって実行される特典付与処理について説明する。なお、制御部21は、前記特典付与プログラムに従って前記特典付与処理を実行する。
なお、本発明は、当該特典付与処理に含まれる一又は複数のステップを実行する特典付与方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該特典付与処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記特典付与処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該特典付与処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該特典付与処理における各ステップが分散して実行される特典付与方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部21は、ユーザー端末3から施設特定情報及び画像データを受信する。具体的に、制御部21は、前述の図4におけるステップS13においてユーザー端末3の制御部31が送信する施設特定情報及び画像データを、通信網N1を通じて受信する。当該ステップS21の処理は、制御部21の受信処理部211により実行される。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部21は、前記ステップS21で受信した施設特定情報と、前記ステップS21で受信した画像データに含まれる撮影位置情報とが整合しているか否かを判断する。具体的に、制御部21は、店舗情報D1を参照して、前記施設特定情報が示す店舗の所在地を示す所在地情報を取得する。そして、制御部21は、前記所在地情報が示す所在地と、前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設特定情報と前記撮影位置情報とが整合していると判断する。そして、前記施設特定情報と前記撮影位置情報とが整合していると判断されると(S22:Yes)、処理がステップS23に移行する。一方、前記施設特定情報と前記撮影位置情報とが整合していないと判断されると(S22:No)、処理がステップS28に移行する。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部21は、前記画像データに含まれる撮影日時情報が示す撮影日時が特定条件を満たすか否かを判断する。前記特定条件は、例えば、前記撮影日時が予め定められたキャンペーン期間内であること、前記撮影日時が過去一定期間内(例えば、過去2年以内)であることなどである。そして、前記撮影日時が前記特定条件を満たすと判断されると(S23:Yes)、処理がステップS25に移行する。一方、前記撮影日時が前記特定条件を満たさないと判断されると(S23:No)、処理がステップS24に移行する。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部21は、ユーザー端末3にエラー信号を送信する。前記エラー信号は、例えば、前記画像データのクーポン化に失敗したことを示す信号である。前記エラー信号は、例えば、ユーザー端末3の操作表示部33に「この画像データは、店舗内で撮影されたものではありませんので、クーポン化することができません。」、「この画像データは、キャンペーン期間内に撮影されたものではありませんので、クーポン化することができません。」などのエラーメッセージを表示させるための信号であってもよい。そして、前記特典付与処理が終了される。
<ステップS25>
一方、ステップS25において、制御部21は、前記画像データに含まれる被写体を検出する。前記画像データから被写体を検出する方法としては種々の方法が考えられる。例えば、制御部21は、機械学習によって得られた学習結果に基づく人工知能によって前記画像データに含まれる特定の被写体(例えば、料理、飲み物、人など)の種類又は数を検出してもよい。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部21は、前記画像データに合成すべきクーポン情報を決定する。ここでは、制御部21は、前記ステップS25で検出された前記特定の被写体の種類又は数に応じて前記クーポン情報を決定する。なお、他の実施形態では、制御部21は、前記画像データに含まれる被写体によらず、店舗ごとに予め定められた特定のクーポン情報を、前記画像データに合成すべきクーポン情報として決定してもよい。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部21は、合成画像データを生成する。具体的に、制御部21は、前記画像データに前記ステップS26で決定されたクーポン情報を合成することによって、前記合成画像データを生成する。例えば、制御部21は、図10に示される画像データG4に、前記ステップS26で決定されたクーポン情報(ここでは、「20%割引クーポン」)を合成することによって、図11に示される合成画像データC1を生成する。当該ステップS27の処理は、制御部21の関連付け処理部213により実行される。
<ステップS28>
ステップS28において、制御部21は、前記ステップS27で生成された合成画像データをユーザー端末3に送信する。そして、前記特典付与処理が終了される。当該ステップS28の処理は、制御部21の送信処理部212により実行される。
[別ユーザーへの特典付与処理]
特典付与装置2は、ユーザー端末3のユーザーの要求に応じて、前記ユーザー端末3のユーザーとは異なるユーザー(以下、別ユーザーと称す)宛てにクーポン情報を送信することが可能である。以下、図13〜図16を参照しつつ、特典付与装置2の制御部21により実行される別ユーザーへの特典付与処理について説明する。
図13は、ユーザー端末3の操作表示部33に表示される保有クーポン表示画面P7の一例を示している。ユーザー端末3の操作表示部33に対して予め定められた操作(例えば、特定のアイコンの操作、特定のメニューボタンの操作など)が行われると、ユーザー端末3の制御部31は、保有クーポン表示画面P7を操作表示部33に表示させる。
保有クーポン表示画面P7には、記憶部32に保存されている前記合成画像データ(すなわち、クーポン化された画像データ)が表示される。保有クーポン表示画面P7には、スクロールキーK71及びスクロールキーK72が含まれる。ユーザーは、スクロールキーK71又はスクロールキーK72を操作することによって、記憶部32に保存されている合成画像データのうちの任意の合成画像データを選択的に表示させることができる。図13に示される保有クーポン表示画面P7では、合成画像データC1が表示されている。ユーザーは、保有クーポン表示画面P7に所望の合成画像データを表示させて、当該合成画像データを店舗の店員に提示することによって、当該合成画像データを電子クーポンとして使用することができる。
保有クーポン表示画面P7には、操作キーK73が含まれる。操作キーK73は、図11又は図12に示される操作キーK61と同様に、保有クーポン表示画面P7に表示されている合成画像データ(ここでは、合成画像データC1)に重畳表示されているクーポン情報(ここでは、「20%割引クーポン」及び「居酒屋○○」の文字列)を非表示にしたり、再表示させたりするための操作キーである。
保有クーポン表示画面P7には、操作キーK74が含まれる。操作キーK74は、保有クーポン表示画面P7に表示されている合成画像データを電子クーポンとして使用することができる店舗(ここでは、「居酒屋○○」)と同じ店舗で使用することができる別の電子クーポンを、任意の別ユーザー宛てに送信するための操作キーである。操作キーK74が操作されると、ユーザー端末3の制御部31は、図14に示されるような宛先アドレス入力画面P8を操作表示部33に表示させる。
宛先アドレス入力画面P8には、宛先のメールアドレスを入力するための入力欄B81と、操作キーK81とが含まれる。ユーザーは、例えばソフトウェアキーボードを利用して、所望の別ユーザーのメールアドレスを入力欄B81に入力する。そして、操作キーK81が操作されると、ユーザー端末3の制御部31は、保有クーポン表示画面P7に表示されていた合成画像データ(ここでは、合成画像データC1)の元になった画像データ(ここでは、画像データG4)と、入力欄B81に入力されたメールアドレスとを特典付与装置2に送信する。なお、前記画像データ(ここでは、画像データG4)がすでに特典付与装置2の記憶部22に保存されている場合は、前記画像データを送信する代わりに、前記画像データに対応する画像IDが特典付与装置2に送信されてもよい。
以下、図15を参照しつつ、特典付与装置2の制御部21によって実行される別ユーザーへの特典付与処理について説明する。なお、制御部21は、前記特典付与プログラムに従って、別ユーザーへの特典付与処理を実行する。
なお、本発明は、当該別ユーザーへの特典取得処理に含まれる一又は複数のステップを実行する特典取得方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該別ユーザーへの特典取得処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記別ユーザーへの特典取得処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部31によって当該別ユーザーへの特典取得処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該別ユーザーへの特典取得処理における各ステップが分散して実行される特典取得方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部21は、ユーザー端末3から画像データ及びメールアドレスを受信する。前記画像データは、図13に示される保有クーポン表示画面P7に表示されていた合成画像データ(ここでは、合成画像データC1)の元になった画像データ(ここでは、画像データG4)である。なお、前記画像データがすでに特典付与装置2の記憶部22に保存されている場合は、ユーザー端末3からの前記画像データの受信を省略してもよい。前記メールアドレスは、図14に示される宛先アドレス入力画面P8における入力欄B81に入力されたメールアドレスである。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部21は、前記画像データ(ここでは、画像データG4)に合成すべきクーポン情報を決定する。ここでは、制御部21は、対応関係情報D2において前記画像データに関連付けられているクーポン情報(すなわち、ユーザー端末3のユーザーに付与されたクーポン情報)とは異なるクーポン情報を、前記画像データに合成すべきクーポン情報として決定する。例えば、制御部21は、前記画像データに関連付けられているクーポン情報と比べて、割引率がより小さいクーポン情報又は値引き額がより小さいクーポン情報を、前記画像データに合成すべきクーポン情報として決定する。
なお、他の実施形態では、前記ステップS32で決定されるクーポン情報が、店舗ごとに予め設定されていてもよい。この場合、制御部21は、店舗ごとに予め設定されているクーポン情報を、前記画像データに合成すべきクーポン情報として決定する。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部21は、合成画像データを生成する。具体的に、制御部21は、前記画像データ(ここでは、画像データG4)に前記ステップS32で決定されたクーポン情報を合成することによって、前記合成画像データを生成する。例えば、制御部21は、保有クーポン表示画面P7に表示されていた合成画像データ(ここでは、合成画像データC1)の元になった画像データ(ここでは、画像データG4)に、前記ステップS32で決定されたクーポン情報(ここでは、「10%割引クーポン」)を合成することによって、図16に示される合成画像データC2を生成する。こうして、ユーザー端末3のユーザーに付与されたクーポン情報とは異なるクーポン情報が合成された合成画像データC2が生成される。当該ステップS33の処理は、制御部21の関連付け処理部213により実行される。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部21は、前記ステップS33で生成された合成画像データを含む電子メールメッセージを生成する。例えば、制御部21は、図16に示されるような合成画像データC2を含む電子メールメッセージを生成する。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部21は、前記ステップS34で生成された電子メールメッセージを送信する。具体的に、制御部21は、前記ステップS34で生成された電子メールメッセージを、通信網N1を通じて、前記ステップS31で受信したメールアドレス宛てに送信する。当該ステップS35の処理は、制御部21の送信処理部212により実行される。そして、別ユーザーへの特典付与処理が終了される。
以上説明したように、本実施形態に係る特典付与システム1では、店舗を特定するための施設特定情報と、画像データとがユーザー端末3から特典付与装置2に送信される。そして、前記施設特定情報が示す店舗の所在地と、前記画像データに含まれる撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データにクーポン情報を合成した合成画像データが特典付与装置2からユーザー端末3に送信される。したがって、本実施形態に係る特典付与システム1によれば、店舗を実際に利用したユーザーにのみ特典情報を提供することが可能である。
[変形例]
なお、本実施形態では、ユーザー端末3から特典付与装置2に画像データが送信され、特典付与装置2において前記画像データにクーポン情報を合成した合成画像データが生成され、特典付与装置2からユーザー端末3に前記合成画像データが送信されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、ユーザー端末3から特典付与装置2に前記画像データから抽出された撮影位置情報が送信され、特典付与装置2からユーザー端末3に前記クーポン情報が送信され、ユーザー端末3において前記画像データに前記クーポン情報を合成した合成画像データが生成されてもよい。もしくは、ユーザー端末3において、特典付与装置2から受信されたクーポン情報が、前記画像データと関連付けて記憶部32に保存されてもよい。そして、例えば、図13に示される保有クーポン表示画面P7などにおいて、随時に前記画像データ上に前記クーポン情報を重ねて表示させてもよい。
また、本実施形態では、図6に示される画像選択画面P1において画像データが選択された後に、図8に示される店舗名入力画面P3又は図9に示される店舗選択画面P4を通じて、前記画像データが撮影された店舗に対応する施設特定情報が入力又は選択されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、施設特定情報が入力又は選択された後に、前記施設特定情報に対応する店舗で撮影された画像データが選択されてもよい。例えば、ユーザー端末3において、前記ブラウザープログラムに従って操作表示部33に図17に示されるような店舗別ページP9が表示された後、店舗別ページP9に含まれる操作キーK91が操作された場合に、店舗別ページP9に対応する店舗で撮影された画像データが選択されてもよい。そして、選択された画像データと、施設特定情報(例えば、店舗別ページP9のURL、店舗別ページP9に対応する店舗の店舗ID、店舗名など)とがユーザー端末3から特典付与装置2に送信されてもよい。
また、本実施形態では、クーポン化される画像データが静止画データである場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、クーポン化される画像データが動画像データであってもよい。
1 特典付与システム
2 特典付与装置
21 制御部
211 受信処理部
212 送信処理部
213 関連付け処理部
22 記憶部
23 通信I/F
3 ユーザー端末
31 制御部
311 受付処理部
312 送信処理部
313 受信処理部
314 表示処理部
32 記憶部
33 操作表示部
34 通信I/F
35 撮像部
36 GPSセンサー

Claims (11)

  1. 施設を特定するための施設特定情報と、画像データに含まれる撮影位置情報とをユーザー端末から受信する受信処理部と、
    前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記ユーザー端末に送信する送信処理部と、
    前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データと前記特典情報とを関連付ける関連付け処理部と、
    を備える、特典付与装置。
  2. 前記施設特定情報が、前記ユーザー端末においてユーザーにより入力又は選択される情報である、
    請求項1に記載の特典付与装置。
  3. 前記関連付け処理部は、前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データと前記特典情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶部に記憶させる、
    請求項1又は2に記載の特典付与装置。
  4. 前記受信処理部は、前記撮影位置情報を含む前記画像データを前記ユーザー端末から受信し、
    前記関連付け処理部は、前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データに前記特典情報を合成した合成画像データを生成する、
    請求項1又は2に記載の特典付与装置。
  5. 前記関連付け処理部は、前記特典情報の少なくとも一部が視認不可能な態様で、前記画像データに前記特典情報を合成した前記合成画像データを生成する、
    請求項に記載の特典付与装置。
  6. 前記送信処理部は、前記関連付け処理部により前記特典情報が合成された前記合成画像データを前記ユーザー端末に送信する、
    請求項又は請求項に記載の特典付与装置。
  7. 前記受信処理部は、前記撮影位置情報を含む前記画像データ及び前記ユーザー端末のユーザーを示すユーザー識別情報を前記ユーザー端末から受信し、
    前記関連付け処理部は、前記画像データと前記ユーザー識別情報との対応関係を示す前記対応関係情報を前記記憶部に記憶させる、
    請求項に記載の特典付与装置。
  8. 前記送信処理部は、前記画像データを前記ユーザーとは異なる別ユーザー宛てに送信するとき、前記画像データに関連付けられている前記特典情報とは異なる特典情報を前記画像データに合成した合成画像データとして前記別ユーザー宛てに送信する、
    請求項に記載の特典付与装置。
  9. 前記送信処理部は、前記画像データに含まれる特定の被写体の種類又は数に応じて異な
    る前記特典情報を前記ユーザー端末に送信する、
    請求項1〜のいずれかに記載の特典付与装置。
  10. 前記送信処理部は、前記画像データに含まれる撮影日時情報が示す撮影日時が特定条件を満たしている場合に、前記特典情報を前記ユーザー端末に送信する、
    請求項1〜のいずれかに記載の特典付与装置。
  11. 施設を特定するための施設特定情報と、画像データに含まれる撮影位置情報とをユーザー端末から受信することと、
    前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設で利用可能な特典を示す特典情報を前記ユーザー端末に送信することと、
    前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記画像データと前記特典情報とを関連付けることと、
    一又は複数のプロセッサーにより実行する、特典付与方法。
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