JP6672005B2 - 排水用伸縮継手 - Google Patents

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Description

本発明は、管内で流体、特に、雨水等の水を通す排水用伸縮継手に関するもので、管内圧力が低下したときに排水用伸縮継手の負担を軽減することができる排水用伸縮継手に関するものである。
可撓性の継手として、自動車の排気管等を構成する可撓連結構造の特許文献1が公知である。この技術は自動車に関するものであるがその原理が本発明に近いので従来技術として説明する。
一対のパイプ材を接続するベローズ管を有するパイプ材のフレキシブル連結構造において、前記ベローズ管の外周部を覆うように両パイプ材の端部に第1カバー及び第2カバーをそれぞれ取付け、前記第1カバーの先端部の外方に第2カバーの先端部を配設して両先端部を相対向させるとともに、この第1カバーと第2カバーとの間に、線材によって編成された連結部材を配設し、第1カバーの基端部近傍にフランジ部を設け、第1カバーの先端部に連結部材の一端部を固着するとともに、前記フランジ部に連結部材の他端部を固着し、第2カバーの先端部に連結部材の中間部外周面を固着したものである。
したがって、一対のパイプ材を接続するベローズ管を有するパイプ材の可撓連結構造において、上記ベローズ管の外周部を覆うように両パイプ材の端部に第1カバー及び第2カバーをそれぞれ取付け、上記第1カバーの先端部の外方に第2カバーの先端部を配設して両先端部を相対向させるとともに、第1カバーと第2カバーとの間に、線材によって編成された連結部材を配設し、第1カバーの基端部近傍にフランジ部を設け、第1カバーの先端部に連結部材の一端部を固着するとともに、前記フランジ部に連結部材の他端部を固着し、かつ、第2カバーの先端部に連結部材の中間部外周面を固着しているから、前記両パイプ材の一方からその連結部に入力された振動荷重等を上記連結部材によって効果的に吸収し、他方のパイプ材に伝達されるのを防止できる。
しかも、特許文献1は、エンジンが横置き式に設置された自動車の急発進時、急後退時または悪路走行時等に、エンジンの駆動力及び路面から入力される反力等に起因して前記連結部の軸方向に大きな荷重が入力された場合、或いは前記両パイプ材の熱膨張及び熱収縮に起因して前記連結部の軸方向に大きな荷重が入力された場合に、これらの荷重を前記連結部材によって効果的に支持し、ベローズ管が損傷するのを確実に防止できる。
また、前記第1カバーの基端部近傍にフランジ部を設け、第1カバーの先端部に連結部材の一端部を固着するとともに、前記フランジ部に連結部材の他端部を固着し、かつ、第2カバーの先端部に連結部材の中間部外周面を固着したため、ベローズ管を収縮させる方向に大きな荷重が作用した場合には、前記第1カバーの先端部と第2カバーの先端部との間に設置された連結部材の第1連結部を前記荷重に対する抵抗部材として機能させることができる。
そして、ベローズ管を伸長させる方向に大きな荷重が作用した場合には、上記フランジ部と第2カバーの先端部との間に設置された連結部材の第2連結部を上記荷重に対する抵抗部材として機能させることができる。
したがって、前記エンジンの駆動力、路面からの反力、両パイプ材の熱膨張及び熱収縮等に起因した大きな荷重を、前記連結部材の第1、第2連結部によりそれぞれ効果的に支持し、ベローズ管が前記荷重に応じて損傷することを確実に防止してベローズ管のシール性が損なわれるのを効果的に防止できる。
特許文献2は、金属製の管の両端部がねじ部で、管の中央部にベローズ管が形成され、ねじ部に雌ねじまたは雄ねじが切られ、この耐震用管継手で両管を継手して、地震等によって受ける軸力を波形成形部で吸収することにより、十分が破壊強度を有する可撓性のある都市ガスや水道の耐震用管継手が開示されている。
これは、ベローズ管の両側にネジ部を設けることにより、地中に埋設可能な強度を有し、埋設管用の管継手として使用可能であり、かつ、管継手で軸力を吸収して、埋設管の継手部が容易に破断しない耐震用管継手としたものである。
また、特許文献3は、管外周面に対して外嵌可能な一対の管接続部相互を、ベローズ管を介して連結し、ベローズ管の管接続部の各々に、その管接続部を管外周面に対して気密に固定可能な固定具を設け、管を一時的に接続する作業の手間と時間を軽減できる管継手を開示しています。
しかし、特許文献2及び特許文献3のベローズ管は、内外圧が変化し、特に負圧が大きくなると、損傷することがある。
特開平8−338581 特開平10−61849 特開2003−148669
このように、特許文献1は、前記両パイプ材の一方からその連結部に入力された振動荷重等を上記連結部材によって効果的に吸収し、他方のパイプ材に伝達されるのを防止することができる。また、前記両パイプ材の熱膨張及び熱収縮に起因して前記連結部の軸方向に大きな荷重が入力された場合、これらの荷重を前記連結部材によって効果的に支持し、ベローズ管が損傷するのを確実に防止することができる。そして、ベローズ管を収縮させる方向に大きな荷重が作用した場合には、前記第1カバーの先端部と第2カバーの先端部との間に設置された連結部材の第1連結部を前記荷重に対する抵抗部材として機能させることができるとしている。
しかし、特許文献1の発明は、一対のパイプ材を接続する可撓連結構造では、流体の流れによって、外力が加わらない非粘性、非圧縮性流体の定常的な流れ(ベルヌーイの定義)に従って、
/2+P/ρ=CONST
但し、Vは流体速度、Pは圧力、ρは密度
として表すことができる。
簡単化すると速度の2乗(V/2)と圧力(P/ρ)の和は一定ということになる。
一対のパイプ材を垂直方向に接続する可撓連結構造では、速度Vが低下すると、圧力が異常に高くなる。逆に、速度Vが上昇すると、圧力が異常に低くなる。この圧力の変化は、ベローズ管の内圧の変化となり、ベローズが窪んだり、膨らんだりして、ベローズ管を傷つけたり、破損したりする。
特許文献1では、ベローズ管を傷つけたり、破損したりするのを防止するため、インナーパイプ並びに側壁部及び外壁部を設けて、ベローズ管の変形を抑えている。しかし、インナーパイプの端部によってベローズ管を傷つけたり、破損したりするのは完全に防止できなかった。
特許文献2及び特許文献3においては、ベローズ管の内圧変化に対して対応策が取られていない。
そこで、本発明は、上記問題点を解消すべく、ベローズ機能として可撓性を維持し、かつ、ベローズ機能の形態を傷つけたり、破損したりするのを防止し、寿命の長い排水用伸縮継手の提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかる排水用伸縮継手は、大径及び小径からなる環状を積層した上面及び下面からなる蛇腹の長さ方向の面のうち、上面側のみの肉厚を通り抜ける貫通孔を形成した可撓性のベローズ部と、前記ベローズ部の両端に形成したフランジ部とからなるベローズ基体と、上流側の流体本管と下流側の流体本管の端部に各々配設された1対の本管フランジと、前記ベローズ基体の両端に前記ベローズ部側に挿通され、前記上流側または前記下流側の流体本管に各々配設された前記各フランジに対向するボルト締め可能な1対のフランジ環体とを具備し、前記ベローズ基体の両側に形成した前記フランジ部に対して、前記上流側または前記下流側の流体本管に配設された本管フランジと、前記本管フランジに対向してボルト締め可能なフランジ環体とで締付けて固定したものである。
ここで、上記ベローズ部は、上面側の肉厚を通り抜ける貫通孔を形成したものである。この施工状態で上面側の肉厚を通り抜ける貫通孔とは、平面視で上側に位置することを意味する。即ち、垂直に上流側と下流側の流体本管が施工されたとき、前記貫通孔はベローズ部の外周の大気圧よりも低圧となり、内部の流体が流れ出る可能性が殆どない。
また、上記ベローズ基体のフランジ部は、前記ベローズ部の両端に一体に形成した部分で、可撓性のベローズ部の内径よりも大きい径に形成した部位であり、長さ方向に対して垂直に形成されている。
そして、上記1対の本管フランジは、上流側の流体本管と下流側の流体本管の端部に各々配設された部分で、長さ方向に対して垂直に形成されている。
更に、上記1対のフランジ環体は、両端にフランジ部を形成したベローズ基体側に端部が挿通され、前記上流側または前記下流側の流体本管の外側に各々配設された前記各本管フランジに対向してボルト締めし、前記フランジ環体と流体本管の本管フランジはベローズ基体のフランジ部を挟んで締め付けるものである。即ち、前記ベローズ基体の両側に形成した前記フランジ部を、前記上流側または前記下流側の流体本管に配設された本管フランジと、ボルト締め可能な前記フランジ環体とで締付けて固定するものである。
請求項2の発明にかかる排水用伸縮継手は、前記切り離された上流側または下流側の流体本管は、更に、その内側流体を流すインナーチューブを有している。
ここで、上記インナーチューブは、前記上流側または下流側の流体本管に内蔵するものであり、少なくとも、フランジ部を形成した可撓性のベローズ部の長さ程度である。
請求項1の排水用伸縮継手は、上流側の流体本管の端部と下流側の流体本管の端部に配設された本管フランジと、前記本管フランジに対向してボルト締め可能な1対のフランジ環体は、前記ベローズ基体の両側に形成されているフランジ部をボルト締めによって締付ける。これによって、上流側の流体本管と下流側の流体本管とがベローズ基体を挟んで連結される。そして、上面側の肉厚を通り抜ける貫通孔を形成したベローズ部と、その両端に形成したフランジ部とから、継手の長さ方向の伸縮を自在としている。
前記ベローズ基体のベローズ部には、施工状態で蛇腹部分の上面側の肉厚を通り抜ける1以上の貫通孔を形成したものであるから、上流側の流体本管から下流側の流体本管に流れる流体は、流体の流れによって負圧になって外気を導入するから、流体流は自然落下に近い状態で流れ、しかも、空気を巻き込んでの落下となり、下流側の最下端の流体本管に対して損傷を与えることがない。
このとき、この排水用伸縮継手は、上流側と下流側の流体本管の中心軸の芯ずれ、及び曲がり、伸び、縮みを任意に設定することができる。
また、1以上の貫通孔によって可撓性のベローズ部内側の圧力が異常に上昇したり、下降したりしないから、ベローズ部が裂けたり、損傷したりすることが防止できる。特に、前記ベローズ基体のベローズ部に設けた貫通孔は、上流側の流体本管と下流側の流体本管とが水平配置であっても、流体本管の上部位置に配設すれば、流体が噴き出す可能性が殆どない。
請求項2の排水用伸縮継手は、前記上流側の流体本管または前記下流側の流体本管は、更に、その内側に流体を通すインナーチューブを有しているから、請求項1に記載の効果に加えて、流体流の主流はインナーチューブ内を流れ、インナーチューブ外の圧力は低下し、また、1以上の貫通孔は外気を導入するから、流体流は自然落下に近い状態で流れ、しかも、空気を巻き込んでの落下となり、下流側の最下端の流体本管に対して損傷を与えることがない。
また、前記上流側の流体本管または前記下流側の流体本管を水平に配設しても、上流側の貫通孔をベローズ部の上位置に配置すれば、流体が流れ出ることがない。
図1は本発明の実施の形態1における排水用伸縮継手の貫通孔の説明図で、(a)は1ヵ所の事例、(b)は2ヵ所の事例、(c)は4個所の事例である。 図2は本発明の実施の形態1における排水用伸縮継手の貫通孔及びフィルタキャップの説明図である。 図3は本発明の実施の形態1における排水用伸縮継手の説明図で、図3(a)は平面及び正面図で、図3(b)は展開を示す正面図である。 図4は本発明の実施の形態1における排水用伸縮継手の断面図である。 図5は本発明の実施の形態1における排水用伸縮継手における継手要部断面を示す説明図である。 図6は本発明の実施の形態2における排水用伸縮継手のインナーチューブを有する場合の説明図で、図6(a)は平面及び正面図で、図6(b)は展開を示す正面図である。 図7は本発明の実施の形態2における排水用伸縮継手のインナーチューブを有する場合の断面を示す説明図である。 図8は本発明の実施の形態3における排水用伸縮継手の2個のインナーチューブを有する場合の断面を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1乃至図5において、2つに切り離された施工状態で上流側の流体本管10と下流側の流体本管20の端部に各々配設された上流側の本管フランジ11と下流側の本管フランジ21を有している。この上流側の流体本管10と下流側の流体本管20は、鋼管でもよいし、合成樹脂管でも、ステンレス管、その他の管でもよい。本実施の形態の上流側の流体本管10と下流側の流体本管20は、垂直方向に接続されており、流体として雨水を排気する管路を構成している。しかも、この管路は、高速道路等の5〜20m以上の高さの橋脚に沿って配設されるものである。勿論、水道水の排水用伸縮継手としての使用も、内圧を高くするものでない限り使用可能である。
合成ゴムで形成した可撓性のベローズ基体30は、蛇腹状に形成したベローズ部31と、その外側の両側に形成されたフランジ部32A,32Bと、後述する上面31aに形成した肉厚を通り抜けて貫通する貫通孔40とで構成されている。ベローズ部31は、図示の実施物では外側に3個の突出山部が上面31a,31c,31e及び下面31b,31d,31fとして形成されている。
本発明を実施する場合には、その長さ方向の断面が略三角状の山と谷との繰り返し、またはU字状と逆U字状の繰り返しでベローズ基体30が形成され、曲げまたは中心軸方向の伸び、縮み、芯ずれ等の外力の吸収を行うのに使用される。
詳しくは、ベローズ基体30は、大径及び小径からなる環状に積層された上面31a,31c,31e及び下面31b,31d,31fからなる蛇腹を、その長さ方向に伸縮自在とした可撓性のベローズ部31と、前記ベローズ部31の両端に環状に形成した1対のフランジ部32A,32Bと、環状に積層された上流側の面、即ち、上面31aに形成した面の、その肉厚を通り抜ける貫通孔40によって構成されている。
ベローズ部31の外側の両側に形成されたフランジ部32A,32Bは、図5に示すように、ベローズ部31の伸縮方向に延びた厚みt、及びベローズ部31の直径方向に延びた円環状部分の外径r及び内径rからなっている。
ベローズ部31を構成する厚みtは、通常、ベローズ部31の長さ方向の厚みが、フランジ部32A,32Bの肉厚tに等しいか、その肉厚t以上の厚みに形成される。また、ベローズ部31の直径方向に延びた肉厚tの外径r及び内径rからなる円環状部分は、本管フランジ11とフランジ環体60で挟持するもので、両者を挟持したときベローズ基体30のフランジ部32A,32Bと本管フランジ11,21及び1対のフランジ環体60A,60Bが水漏れ、空気漏れをしなくなる。このベローズ基体30のフランジ部32A,32Bは、パッキングとして機能するものである。
1対のフランジ環体60A,60Bの外径Rと内径Rとの関係は、まずその内径Rは、フランジ部32A,32Bを変形させて通過させるもので、通常、フランジ部32A,32Bを2回折り曲げて挿入可能な径である。また、フランジ環体60A,60Bの外径Rは、フランジ部32A,32Bの外径以上の径であることが望ましい。
なお、1対のフランジ環体60A,60Bのフランジ部32A,32B側は、フランジ部32A,32Bの外周を収容する段部61を設け、フランジ部32A,32B側の変形量を特定している。しかし、本発明を実施する場合には、段部61を省略することもできる。
また、本実施の形態の平面視でベローズ部31の上面31a側の肉厚を通り抜ける貫通孔40は、200〜300℃に加熱したポンチによって外力を与えて打ち抜いた直後、フィルタキャップ50を挿入し、図1に示す貫通孔40と図2に示すフィルタキャップ50を一体に装着している。
貫通孔40に装着されるフィルタキャップ50は、表面の意匠部及び挿入軸からなるキャップ本体51と、キャップ本体51の挿入軸に螺合されるナット52と、キャップ本体51の内部に配設されたフィルタ53からなっている。キャップ本体51に螺合されるナット52によって、ベローズ部31の上面31aを弾接している。
貫通孔40を穿設するポンチは、200〜300℃に加熱しているが、ベローズ基体30の材質に応じた加硫温度で穿設すればよい。
なお、フィルタ53は昆虫、微生物、塵等の侵入を除去するものである。
貫通孔40は、上流側の流体本管10と下流側の流体本管20の長さを垂直方向に合致させた方向に対して、平面視で確認される上方の上面31aに配設されている。貫通孔40を上方に形成することは、上流側の流体本管10から雨水が下方に流れるとき、その水流によって貫通孔40のベローズ部31の内側は負圧となる。また、上流側の流体本管10から雨水が下方に流れるとき、周囲の大気を取り込んで水流の広がりが生じる。したがって、貫通孔40を貫通孔40の下方に形成すると、水滴が飛び出す可能性がある。そこで、貫通孔40を上方にのみ形成し、水滴の飛び出しを難しくしている。
貫通孔40は、加熱したポンチによって打ち抜くことにより、合成ゴムが加硫によって特定の形状に接合し、特定の箇所のみに外力が集中するから、切り口に不連続な強度が生じない。通常、貫通孔40は金属製のフィルタキャップ50を接合しているが、本発明を実施する場合には、貫通孔40はフィルタキャップ50のキャップ本体51の挿入軸を螺合し、その状態で加熱圧縮すれば、より一体的に堅固な固定となる。また、ナット52側を凹凸面としてもよいし、ナット52のキャップ本体51側に金属の板材をインサートして外力を分散させてもよい。
何れにせよ、貫通孔40は、施工状態で上面側の肉厚の一部に外力が集中しないように外力を分散させるように形成したものである。
この貫通孔40、即ち、フィルタキャップ50は、図に示すように、水流の速度、水量、フィルタキャップ50の空気抵抗によって、ベローズ部31に穿設する貫通孔40の数及び断面積の大きさが決定される。
発明者らの実験によれば、貫通孔40、即ち、フィルタキャップ50は20mmφで1個または2個が適当であり、4個以上は通常使用しなくてよい。特に、フィルタキャップ50を1個または2個設けたものでは、10m以上の管路を雨水が流れる場合、流体管路内を下降する雨水に気泡が混じり、制動が利くだけでなく、質量が軽減できるから、落下位置に接続されたエルボ等の流体管路の寿命を長くすることができる。
ここで、実施の形態の可撓性のベローズ部31は、上面31a側の肉厚を通り抜ける1以上の貫通孔40を具備するものである。この施工状態で上面31a側の肉厚を通り抜ける貫通孔40は、平面視で上側に位置する。このとき、流側の流体本管10から下流側の流体本管20に移動する雨水は、垂直方向に上流側の流体本管10と下流側の流体本管20が施工されているから、その雨水流の断面積が急激に拡大されることなく、ベローズ部31を通過する。特に、上面31a側を通過する場合には、雨水流の断面積が流体本管10を通過するときと殆ど違いがないから、通常状態では、内側の貫通孔40の位置は弱い負圧になる。しかし、負圧であるから、外側の大気圧から空気が供給され、正確には空気の混じった雨水となる。この間、貫通孔40の内側の位置は弱い負圧を維持するから、貫通孔40から雨水等の流体が流れ出る可能性はない。
このとき、貫通孔40から供給される空気量は、気泡として上流側の流体本管10から下流側の流体本管20に移動する流体量である。
雨水の排水量は急激な変化は生じないから、貫通孔40から供給される空気量も急変しないので、貫通孔40を引き裂くような外力が発生しない。また、気泡が多いと見掛け上の水量が多くなるが、本発明者の実験によれば、20mmφの貫通孔40を2個から4個形成すれば、上流側の流体本管10と下流側の流体本管20のサイズが50mm〜300mmでは問題のないことを確認した。それらの実験から、300mmでも20mmφの貫通孔40を4個穿設すれば、問題生じないと推定される。
更に、1対のフランジ環体60A,60Bは、鉄、ステンレス等の金属製からなり、両端にフランジ部32A,32Bを形成した可撓性のベローズ基体30に挿通され、上流側の流体本管10または下流側の流体本管20の外側に各々配設された各本管フランジ11,21に対向してボルト締めし、フランジ環体60A,60Bと流体本管10または下流側の流体本管20のフランジ部32A,32Bは、ベローズ基体30のフランジ部32A,32Bを挟んで締め付けるものである。即ち、ベローズ部31の両側に形成したフランジ部32A,32Bを、上流側の流体本管11または前記下流側の流体本管21に配設された本管フランジ11,21と、本管フランジ11,21に対向してボルト締め可能なフランジ環体60とで締付けて固定するものである。
これによって、1対のフランジ環体60A,60Bと本管フランジ11,21で挟持するベローズ基体30のフランジ部32A,32B間には、隙間が生じず、かつ、所定の弾性で締付け可能であるから、ベローズ機能としてベローズ基体30が可撓性を維持し、かつ、ベローズ基体30がベローズ機能の形態を傷つけたり、破損したりするのを防止し、寿命の長い排水用伸縮継手となる。
[実施の形態2]
図1乃至図4の実施の形態においては、貫通孔40、即ち、フィルタキャップ50の外部の大気側は、圧力が高く、その内部は圧力が低い。しかし、突然に下流の負荷が変動すると、水撃現象(ウォーターハンマー)のように水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する可能性があり、貫通孔40、即ち、フィルタキャップ50の外部の大気の圧力よりも、その内部圧力が高くなる場合がある。このような場合には、貫通孔40、フィルタキャップ50から水が飛び出す可能性がある。それを防止し、減少させるのが、次の実施の形態である。
図6乃至図7において、ベローズ部31とフランジ部32A,32Bとの間には、所定長の筒部34A,34Bが形成されている。このフランジ部32A,32Bがボルト71で締め付ける位置にあるときには、本管フランジ11にボルト71が螺合するボルト螺合孔を設け、フランジ環体60A側からボルト71を挿入し、本管フランジ11のボルト螺合孔に螺合し、本管フランジ11とフランジ環体60Aによってフランジ部32Aを挟持する。また、フランジ環体60Aにボルトが螺合するボルト螺合孔を設け、本管フランジ11側からボルト71を挿入し、フランジ環体60Aのボルト螺合孔に螺合し、フランジ環体60Aと本管フランジ11によってフランジ部32Aを挟持してもよい。
この筒部34A,34Bの長さは、公知のホースバンド、結束バンド、マフラーバンド、鋼管用ポールバンド等の呼称で読んでいる後述する締付バンド90の幅、配設する締付バンド90の幅の和によって決定される。
本実施の形態の排水用伸縮継手は、合成ゴムから形成した可撓性のベローズ基体30は、蛇腹状に形成したベローズ部31と、その外側の両側に形成された筒部24A,24Bと、その筒部24A,24Bの外側の両側に形成されたフランジ部32A,32Bと、ベローズ部31の上面31aに形成した肉厚を通り抜けて貫通する貫通孔40とで構成されている。た、本実施の形態の上流側の流体本管10または下流側の流体本管8は、更に、その内側に雨水等の排水を流すインナーチューブ80を有している。
ベローズ部31は、その長さ方向の断面が略三角状の山と谷との繰り返し、またはU字状と逆U字状の繰り返しで形成され、曲げまたは中心軸方向の伸び、縮み、芯ずれ、外力の吸収を行うのに使用されることには、上記実施の形態との間に違いはない。
ベローズ部31の外側の両側に形成された筒部24A,24Bは、ベローズ部31の中心の長さ方向に延びた部分で、本実施の形態では、インナーチューブ80を締付バンド90で締付けて固定している。ベローズ部31の両側に形成された筒部24A,24Bは、市販の締付バンド90でインナーチューブ80の外周に締め付けている。通常、インナーチューブ80は硬質合成樹脂管で形成されており、締付バンド21の締付力で容易に破壊されることのない強度となっている。特に、そのためインナーチューブ80の頭部81に対向する筒部24A,24Bは厚みを厚くし、機械的強度を上げている。
インナーチューブ80の尾部82は、厚みを薄くし、筒部24Bに届かない距離に設定されている。したがって、排水の主流はインナーチューブ80内を通過するが、尾部82の端部と筒部24Bとの間に隙間が設けられているから、そこからベローズ基体30のベローズ部31の内側を減圧させ、貫通孔40の内側を低圧とするから、貫通孔40から排水が噴出することがない。また、ベローズ基体30のベローズ部31を固定していないので、ベローズ部31の機能が拘束を受けない。
また、インナーチューブ80を曲げておけば、それに追随したベローズ部31の湾曲が得られる。
本実施の形態で使用するインナーチューブ80は、頭部81と尾部82との間には説明のし易さから、段差を設けているが、本発明を実施する場合には、段差を廃止することもできるし、ベローズ基体30の径を大きくし、段差をなくした形態とすることもできる。
また、インナーチューブ80の周囲に排水に回転を与えるフィンを配設し、排水が回転して下降するようにしてもよい。
何れにせよ、インナーチューブ80の尾部82が、本管フランジ21に取付けられていなければ、ベローズ基体30のベローズ部31が自由に圧縮膨張できるから、伸縮自在に対応できる。また、インナーチューブ80の尾部82と本管フランジ21との間に間隔が設けられているから、ベローズ部31の上面31aに形成した肉厚を通り抜けて貫通する貫通孔40のベローズ部31内部の圧力が低下する。しかし、負圧が大きくならないから、ベローズ部31が歪むことがない。
[実施の形態3]
本実施の形態で使用するインナーチューブ80は、尾部82の端部が自由端である。したがって、排水条件によっては共振による振動が加わる可能性がある。そこで、図8はそのような振動の発生を防止するものである。
図8において、図7の実施の形態との相違点のみ説明する。
インナーチューブ80Aは、頭部81と尾部82と角度θで切断した曲率端部83A並びにインナーチューブ80Bは、頭部81と尾部82と角度θで切断した曲率端部83Bから構成されている。
曲率端部83Aと曲率端部83Bは、曲率端部83Aが曲率の小さい端部であり、曲率端部83Bが曲率の大きい端部である。したがって、インナーチューブ80Aの曲率端部83Aの外側にインナーチューブ80Bの曲率端部83Bの内面が嵌合し、両者は角度θの屈折を維持する。この角度θは、正確な角度でなく、インナーチューブ80Aまたはインナーチューブ80Bを回転することにより任意の誤差を含む角度を得ることができる。
特に、インナーチューブ80Aの曲率端部83Aとインナーチューブ80Bの曲率端部83Bは、水漏れが生じない程度に密着しているものではなく、重ね合わせている程度の接続であるから、排水流の主流はインナーチューブ80A及びインナーチューブ80Bを流れる。しかし、排水流の主流の接続部分のインナーチューブ80A及びインナーチューブ80Bの外側の圧力よりも圧力が低下するから、インナーチューブ80Aの曲率端部83Aとインナーチューブ80Bの曲率端部83Bとの間の接続部に空気の流れが発生し、気泡が排水流の主流に入り込む。
気泡が排水流の主流に入り込むと、インナーチューブ80Aの曲率端部83Aとインナーチューブ80Bの曲率端部83Bの外側は、外気よりも低圧となり、貫通孔40の内側を大気よりも低圧とするから、貫通孔40から排水が噴出することがない。
また、インナーチューブ80Aの曲率端部83Aとインナーチューブ80Bの曲率端部83Bの接続は、互いにテーパを有することから、伸縮に対応でき、また、曲げにも対応できる。特に、インナーチューブ80Aまたはインナーチューブ80Bを回動することにより、任意の曲げ角度に調整できる。
上記排水用伸縮継手は、大径及び小径からなる環状を積層した上面31a,31c,31e及び下面31b,31d,31fからなる蛇腹の長さ方向の、最上面31a側のみの肉厚を通り抜ける貫通孔40を形成した可撓性のベローズ部31と、ベローズ部31の両端に形成したフランジ部32A,32Bとからなるベローズ基体30と、上流側の流体本管10の端部と下流側の流体本管20の端部に、各々配設された1対の本管フランジ11,21と、ベローズ基体30のフランジ部32A,32Bを形成したベローズ部31側に挿通され、上流側の流体本管10と下流側の流体本管20に配設された本管フランジ11,21に対向してボルト締めすることにより、ベローズ基体30のフランジ部32A,32Bを本管フランジ11,21と共に締付けて固着する1対のフランジ環体60A,60Bとを具備するものである。
本実施の形態の排水用伸縮継手は、上流側の流体本管10の端部と下流側の流体本管20の端部に配設された本管フランジ11,21と、本管フランジ11,21に対向してボルト締め可能な1対のフランジ環体60A,60Bは、ベローズ基体30の両側に形成されているフランジ部32A,32Bをボルト締めによって締付ける。これによって、上流側の流体本管10と下流側の流体本管20とがベローズ基体30を挟んで連結される。そして、上面側の肉厚を通り抜ける貫通孔40を形成したベローズ部31と、その両端に形成したフランジ部32A,32Bとから、継手の長さ方向の伸縮を自在としている。
ベローズ基体30のベローズ部31には、施工状態で蛇腹部分の上面側の肉厚を通り抜ける1以上の貫通孔40を形成したものであるから、上流側の流体本管10から下流側の流体本管20に流れる流体は、流体の流れによって負圧になって外気を導入するから、流体流は自然落下に近い状態で流れ、しかも、空気を巻き込んでの落下となり、下流側の最下端のエルボ等の流体管に対して損傷を与えることがない。
このとき、この排水用伸縮継手は、上流側と下流側の流体本管10,20の中心軸の芯ずれ、及び曲がり、伸び、縮みを任意に設定することができる。
また、1以上の貫通孔40によって可撓性のベローズ部31内側の圧力が異常に上昇したり、下降したりしないから、ベローズ部31が裂けたり、損傷したりすることが防止できる。特に、ベローズ基体30のベローズ部31に設けた貫通孔40は、上流側の流体本管10と下流側の流体本管20とが水平配置であっても、流体本管10,20の上部位置に配設すれば、流体が噴き出す可能性が殆どない。
ベローズ基体30のベローズ部31に設けた貫通孔40は、上面31aのみに1個または2個または4個設けた事例で説明しているが、本発明を実施する場合には、1個以上であればよい。特に、上面1aのみに限定されるものではなく、上面31a,31c,31eの何れであってもよい。しかし、下面31b,31d,31fよりも、上面31a,31c,31eが望ましい。また、上面31aは、内部圧力の低下によりベローズ部31に歪が入っても、最上面の上面31aであれば、他の面で貫通孔40が塞がれることがない。
また、ベローズ基体30のベローズ部31に設けた貫通孔40には、フィルタキャップ50を装着しているが、本発明者らの実験によれば、20mmφ以上の穴であれば、流体本管10,20が100〜300mmφであれば対応できることが確認された。なお、ベローズ部31に設けた貫通孔40は、90度以上離せば、機械的強度も安定している。
特に、貫通孔40はベローズ部31に穿設したものであり、合成ゴムから構成されているベローズ基体30であることから、加熱したポンチで加硫処理したものである。しかし、合成樹脂であれば、熱可塑性樹脂を用いて同じ処理ができる。
そして、貫通孔40に装着したフィルタキャップ50は、合成樹脂または金属から構成されているが、貫通孔40が切れ目、裂け目を形成しないものであれば、フィルタキャップ50を配設する必要性はない。しかし、昆虫、微生物、塵等の侵入を阻止する場合には、ネット等を配設する必要がある。このときのネットは、ベローズ基体30の伸縮に影響されないように、ベローズ基体30の全体を伸縮自在にカバーする必要がある。
本実施の形態では、種々の問題がある高速道路等の5〜20m以上の高さの橋脚に沿って配設される管路の事例で説明したが、本発明を実施する場合には、この実施の形態に左右されるものではなく、5〜20m以上の高さの橋脚で使用可能であれば、それ以上の高さでも使用可能であるし、低い場所でも使用可能である。
10 上流側の流体本管
11 本管フランジ
20 下流側の流体本管
21 本管フランジ
30 ベローズ基体
31a,31c,31e 上面
31A,31B ベローズ部
32A,32B フランジ部
34A,34B 筒部
40 貫通孔
50 フィルタキャップ
53 フィルタ
60A,60B フランジ環体
80A,80B インナーチューブ
90 締付バンド

Claims (2)

  1. 大径及び小径からなる環状を積層した上面及び下面からなる蛇腹の長さ方向の、最上面側のみの肉厚を通り抜ける貫通孔を形成した可撓性のベローズ部と、前記ベローズ部の両端に形成したフランジ部とからなるベローズ基体と、
    流体としての雨水を排水する上流側の流体本管の端部と下流側の流体本管の端部に、各々配設された1対の本管フランジと、
    前記ベローズ基体のフランジ部を形成した前記ベローズ部側に挿通され、前記上流側の流体本管と前記下流側の流体本管に配設された前記本管フランジに対向して、前記ベローズ基体のフランジ部を前記本管フランジと共にボルト締めにより締付けて固着する1対のフランジ環体と
    を具備することを特徴とする排水用伸縮継手。
  2. 前記上流側の流体本管または下流側の流体本管は、更に、そのベローズ部の内側に流体としての雨水を流すインナーチューブを有していることを特徴とする請求項1に記載の排水用伸縮継手。
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