JP6668783B2 - 未加硫タイヤの検査装置および検査方法 - Google Patents

未加硫タイヤの検査装置および検査方法 Download PDF

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本発明は、タイヤ構成材料を貼り合せて成形された未加硫タイヤの検査装置および検査方法に関する。
一般に、空気入りタイヤの製造に際しては、タイヤ構成材料を成形ドラム上で貼り合わせることにより未加硫タイヤを成形した後、加硫成形するが、未加硫タイヤの成形工程において成形不良が生じてそのまま加硫されてしまうと、後の品質検査の段階で不良品と判定されてスクラップとして廃棄せざるを得なくなり、生産性の低下を招いてしまう。
そこで、従来より、成形された未加硫タイヤ毎に重量測定と外観検査を行うと共にサイズコードを印字し、さらに、製品情報をバーコードにして貼り付けることにより、次工程以降において成形不良の未加硫タイヤが使用されないようにしている(例えば、特許文献1)。
具体的には、このような未加硫タイヤの検査装置(以下、単に「検査装置」ともいう)には、図7および図8に示す2つのタイプがあり、図7に示す検査装置はTOS(トレッド・オーバー・サイドウォール)構造のタイヤとSOT(サイドウォール・オーバー・トレッド)構造のタイヤ、双方の検査に使用可能な検査装置であり、図8に示す検査装置はSOT構造のタイヤの検査に専用の検査装置である。
これらの検査装置は、未加硫タイヤを成形機本体からタイヤ受け取り装置52、72で一旦受け取った後、以下の工程を経て検査を行い、その後、タイヤ引き取り装置60、80で引き取って次工程へ引き渡している。
即ち、(1)タイヤ重量計54、74に搬送して未加硫タイヤの重量を測定する工程、(2)スタンプ印字装置56、76に搬送して未加硫タイヤにサイズコードを印字する工程、(3)バーコード貼り付け装置58、78に搬送して未加硫タイヤに未加硫タイヤの製品情報をバーコードにして貼り付ける工程、(4)タイヤ受け取り装置52、72に搬送して未加硫タイヤを回転させて未加硫タイヤの外観検査を行う工程を経て未加硫タイヤの検査が行われている。
特許第4680270号公報
しかしながら、上記した従来の方法の場合、大きな設置スペースを必要とし検査装置内での搬送に時間が掛かることや、重量測定が失敗する場合があることなどから更なる改善が求められている。
そこで、本発明は、大きな設置スペースを必要とせず検査装置内を短時間で効率的に搬送することができ、重量測定の失敗の発生を十分に抑制することができる未加硫タイヤの検査技術を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、
タイヤ構成材料を貼り合わせることにより成形された未加硫タイヤの検査装置であって、
成形された前記未加硫タイヤを受け取るタイヤ受け取り装置と、
前記未加硫タイヤの重量を測定するタイヤ重量計と、
前記未加硫タイヤのサイズコードを印字するスタンプ印字装置と、
前記未加硫タイヤの製品情報をバーコードにして貼り付けるバーコード貼り付け装置と、
前記タイヤ受け取り装置に設けられて、前記未加硫タイヤを回転させることにより、前記未加硫タイヤの外観検査を行う外観検査用ローラと、
検査が終了した前記未加硫タイヤを次工程へ引き渡すために引き取るタイヤ引き取り装置とを備えており、
前記未加硫タイヤを受け取った位置において、前記未加硫タイヤの重量を測定することができるように、前記タイヤ受け取り装置と前記タイヤ重量計とが一体化されており、
前記重量計に前記スタンプ印字装置による印字圧力が直接掛からないように、前記重量計の支持台に重量測定用のシリンダが設けられていると共に、前記タイヤ受け取り装置の受け取り台にサイズコード印字用のシリンダが設けられていることを特徴とする未加硫タイヤの検査装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記タイヤ重量計と前記タイヤ受け取り装置との一体化が、前記タイヤ受け取り装置の下方に前記タイヤ重量計を配置することにより行われていることを特徴とする請求項1に記載の未加硫タイヤの検査装置である。
請求項に記載の発明は、
請求項1または請求項2に記載の未加硫タイヤの検査装置を用いて行う未加硫タイヤの検査方法であって、
前記タイヤ受け取り装置により、成形された前記未加硫タイヤを受け取る工程と、
前記タイヤ重量計により、前記未加硫タイヤの重量測定を行う工程と、
前記スタンプ印字装置により、前記未加硫タイヤのサイズコードを印字する工程と、
前記バーコード貼り付け装置により、前記未加硫タイヤの製品情報をバーコードにして貼り付ける工程と、
前記外観検査用ローラにより、前記未加硫タイヤを回転させて、前記未加硫タイヤの外観検査を行う工程と、
前記タイヤ引き取り装置により、検査が終了した前記未加硫タイヤを引き取って次工程へ引き渡す工程とを備えており、
前記未加硫タイヤを受け取った位置において、前記未加硫タイヤの重量を測定して、各工程を一連の工程として行うことを特徴とする未加硫タイヤの検査方法である。
請求項に記載の発明は、
トレッド・オーバー・サイドウォール構造のタイヤとサイドウォール・オーバー・トレッド構造のタイヤの双方を検査することを特徴とする請求項に記載の未加硫タイヤの検査方法である。
請求項に記載の発明は、
サイドウォール・オーバー・トレッド構造のタイヤを専用に検査することを特徴とする請求項に記載の未加硫タイヤの検査方法である。
本発明によれば、大きな設置スペースを必要とせず検査装置内を短時間で効率的に搬送することができ、重量測定の失敗の発生を十分に抑制することができる未加硫タイヤの検査技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る未加硫タイヤの検査装置におけるタイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造を概念的に示す拡大概略平面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る未加硫タイヤの検査装置におけるタイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造を概念的に示す概略平面図である。 タイヤ受け取り装置と一体化されたタイヤ重量計の構成を概念的に示す拡大概略平面図である。 タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造を概念的に示す拡大概略側面図である。 重量測定時の重量測定用昇降シリンダが上昇した状態を概念的に示す概略側面図である。 サイズコード印字時のスタンプ印字用昇降シリンダが上昇した状態を概念的に示す概略側面図である。 従来の未加硫タイヤの検査装置の一例の構成を概念的に示す概略平面図である。 従来の未加硫タイヤの検査装置の他の一例の構成を概念的に示す概略平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。なお、以下においては、第1の実施の形態としてTOS構造のタイヤとSOT構造のタイヤの検査を兼用できる検査装置を挙げて説明し、第2の実施の形態としてSOT構造のタイヤに使用可能な検査装置を挙げて説明している。また、本発明の理解を助けるために、各実施の形態において、それぞれ、従来の検査装置についても適宜説明している。
[1]第1の実施の形態
本実施の形態においては、上記したように、TOS構造のタイヤとSOT構造のタイヤ、双方の検査に使用可能な検査装置(TOS/SOT兼用検査装置)について説明する。
1.従来の検査装置
まず、従来のTOS/SOT兼用検査装置について、図7を用いて説明する。図7に示すように、従来のTOS/SOT兼用検査装置においては、図示しない成形機本体で成形された未加硫タイヤを一旦タイヤ重量計54で受け取った後、重量を測定している。
そして、重量測定が終わった未加硫タイヤは、その後、タイヤ受け取り装置52まで搬送されて、スタンプ印字装置56によるサイズコードの印字、バーコード貼り付け装置58による未加硫タイヤの製品情報が記載されたバーコードの貼り付けが行われる。また、併せて、タイヤ受け取り装置52に設けられた外観検査用ローラ(図示せず)を回転させることにより、未加硫タイヤの外観検査が行われる。
上記の重量測定においては、図7にも示すように、タイヤ重量計54が、スタンプ印字装置56やバーコード貼り付け装置58から離れた位置に配置されているため、未加硫タイヤの重量測定後に次の検査作業位置へ搬送するための時間がかかると共に、大きな設置スペースを必要とする。
2.本実施の形態に係る検査装置
図1は本実施の形態に係る未加硫タイヤの検査装置の構成を概念的に示す概略平面図である。図1に示すように、検査装置1は、タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計2とが一体化されて略中央部に配置され、その周囲にスタンプ印字装置4とバーコード貼り付け装置6とタイヤ引き取り装置8とが配置されている。より具体的には、図1上で、一体化された装置の右側にはスタンプ印字装置4とタイヤ引き取り装置8とが配置され、左側にはバーコード貼り付け装置6が配置されている。以下、各装置毎に説明する。
(1)一体化(タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計との一体化)された装置
まず、タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造について説明する。図3は、本実施の形態におけるタイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造を概念的に示す拡大概略平面図であり、図4はその拡大概略側面図である。
図1に示すように、本実施の形態においてタイヤ重量計2は基体40の左側の中央部に配置されており、タイヤ受け取り装置の下方にタイヤ重量計2を配置することにより一体化構造とされている。このタイヤ重量計2は、図3に示すように、タイヤ重量計2を構成している支柱20と、支柱20の側面から突設されたタイヤ重量測定器22と、タイヤ重量測定器22の上面に載置された重量測定用昇降シリンダ台24と、重量測定用昇降シリンダ台24の両端部の上に配置された一対の重量測定用昇降シリンダ26a、26bとを備えている。
タイヤ重量計2の上方には、タイヤ受け取り装置を構成するタイヤ受け取り台28a、28bが設けられている。タイヤ受け取り台28aと28bは、重量測定用昇降シリンダ26a、26bを間にして両側に配置されている。そして、タイヤ受け取り台28a、28bには、スタンプ印字用昇降シリンダ30が設けられている。
このスタンプ印字用昇降シリンダ30は、未加硫タイヤへサイズコードを印字する際、上昇して未加硫タイヤと接するようになっているが、重量計2とは支持されている箇所が異なっているため、不要なタイミングで重量計2に圧力が掛からないように保護することができる。
このように、本実施の形態によれば、タイヤ重量計がタイヤ受け取り装置と一体化されているため、未加硫タイヤを受け取った位置において直ちに未加硫タイヤの重量を測定することができる。また、スタンプ印字装置やバーコード貼り付け装置と近い位置にタイヤ重量計を配置して、各装置の配置スペースを従来より小さくすることができ、未加硫タイヤの重量測定後に次の検査作業位置へ搬送するための時間を短縮することができる。
(2)スタンプ印字装置
スタンプ印字装置4は、図1では基体40の右側寄りの位置に、基体40の長さ方向と直交する方向に延在しているアーム42に沿うように取り付けられている。スタンプ印字装置4には複数のスタンプが所定の位置に配設されている。
(3)バーコード貼り付け装置
バーコード貼り付け装置6は、図1では基体40の左側端部の位置に取り付けられている。バーコード貼り付け装置6としては汎用のバーコード貼り付け装置を使用することができる。
(4)タイヤ引き取り装置
タイヤ引き取り装置8は、基体40の右側の位置で、かつ、スタンプ印字装置4の更に右側の位置に、基体40の長さ方向と直交する方向に延在しているガイドレール44として取り付けられている。
(5)タイヤ回転装置
なお、図1には図示しないが、未加硫タイヤの外観を検査するために未加硫タイヤを回転させる外観検査用ローラが、タイヤ受け取り装置に設けられている。これにより、未加硫タイヤの重量測定と外観検査を同じ設備内で連続して行うことができ、効率的に未加硫タイヤを検査することができる。
4.本発明に係る未加硫タイヤの検査方法
次に、本発明に係る未加硫タイヤの検査方法について、図5および図6を用いて、工程の順に説明する。なお、図5は重量測定時の重量測定用昇降シリンダが上昇した状態を示す概略側面図であり、図6はサイズコード印字時のスタンプ印字用昇降シリンダが上昇した状態を示す概略側面図である。
(1)成形機本体で成形された未加硫タイヤTが搬送されてきて、最初に、タイヤ受け取り台28a、28b(図1)で一旦受け取られる。
(2)次に、図5に示すように、重量測定用昇降シリンダ26a、26bのそれぞれのロッド27a、27bが伸びて、未加硫タイヤTを重量測定用昇降シリンダ26a、26b上に載せ、タイヤ受け取り台28a、28b(図1)から未加硫タイヤTを浮かせる。
これにより、未加硫タイヤTの重量がタイヤ重量測定器22によって測定される。測定後、ロッド27a、27bを縮めて重量測定用昇降シリンダ26a、26bを元の状態に戻し、未加硫タイヤTを再びタイヤ受け取り台28a、28b(図1)に載せる。
(3)次に、スタンプ印字装置4(図1)を未加硫タイヤTに向けて移動させる。その後、図6に示すように、スタンプ印字用昇降シリンダ30のロッド31を伸長させて、未加硫タイヤTをロッド31に接触させる。そして、未加硫タイヤTにサイズコードを印字する。
具体的には、スタンプ印字用昇降シリンダ30は、前記したように、一対の重量測定用昇降シリンダ26a、26bの間で、タイヤ受け取り台28a、28b(図1)に支持されて設けられている。そして、印字する際には、スタンプ印字装置4を、スタンプ印字用昇降シリンダ30の上方に位置するように、左右および上下に移動させ、その後、スタンプ印字用昇降シリンダ30を上昇させることにより、印字が行われる。
この際、重量測定用昇降シリンダ26a、26bが重量測定用昇降シリンダ台24を介して支柱20に支持されている一方、スタンプ印字用昇降シリンダ30はタイヤ受け取り台28a、28bによって支持されているため、印字圧力が直接重量計2に掛かることがない。
印字が終了した後は、ロッド31を縮退させてスタンプ印字用昇降シリンダ30を元の状態に戻す。
(4)次に、バーコード貼り付け装置6(図1)をスタンプ印字装置4の位置に移動させて、未加硫タイヤTにバーコードを貼り付ける。
(5)最後に、重量計2と一体化されているタイヤ受け取り装置に設けられた外観検査用ローラを回転させて、未加硫タイヤTの外観検査を行う。
(6)以上で、未加硫タイヤTに対する各検査が終了する。その後、未加硫タイヤTをタイヤ引き取り装置8(図1)に搬送し、タイヤ引き取り装置8によって次工程に送り出す。
なお、これらの動作は、一連の動作として行われ、このとき、未加硫タイヤの制御位置が、タイヤ重量計とスタンプ印字装置の2点でよいため、無駄な動作を削減することができる。
[2]第2の実施の形態
本実施の形態においては、前記したように、SOT構造のタイヤに使用可能な検査装置(SOT専用検査装置)について説明する。
1.従来の検査装置
第1の実施の形態と同様に、まず、従来のSOT専用検査装置について、図8を用いて説明する。図8に示すように、従来のSOT専用検査装置70においては、図示しない成形機本体で成形された未加硫タイヤをタイヤ受け取り装置72で受け取った後、タイヤ受け取り装置72で重量計74まで搬送して、重量を測定している。
そして、重量測定が終わった未加硫タイヤは、その後、スタンプ印字装置76によるサイズコードの印字、バーコード貼り付け装置78による未加硫タイヤの製品情報が記載されたバーコードの貼り付けが行われる。また、必要に応じて、タイヤ受け取り装置72に設けられた外観検査用ローラ(図示せず)により回転されて外観検査が行われる。
上記の重量測定においては、未加硫タイヤをバケットの上に立たせて載せている。このため、重量の計測時、トレッド形状により未加硫タイヤが転倒するなどして重量計測を失敗する事態が発生する恐れがある。
そして、タイヤ重量の測定、サイズコードの印字、外観検査を行う位置が各々で異なっているため、搬送する時間が余分に必要となる。
2.本実施の形態に係る検査装置
図2は本実施の形態に係る未加硫タイヤの検査装置の構成を概念的に示す概略平面図である。検査装置11は、図1に示す検査装置1とは、各装置の配置が左右対称である他には略同様の構成を有しており、図1上で、タイヤ受け取り装置と一体化されたタイヤ重量計12が略中央部に配置され、その左側にはスタンプ印字装置14とタイヤ引き取り装置18とが配置され、右側にはバーコード貼り付け装置16が配置されている。
そして、各装置は、基本的に第1の実施の形態に示した検査装置における各装置と同様の構成となっており、その動作も同様である。
このため、本実施の形態によれば、タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計の一体化構造となった検査装置を用いて重量測定を行うことができ、従来のように、未加硫タイヤをバケットの上に立たせて重量測定を行う必要がないため、従来発生した測定失敗を十分に低減することができる。
また、第1の実施の形態と同様に、タイヤ受け取り装置とタイヤ重量計とを一体化構造にしているため、設備設置スペースを小さくすることができる。さらに、設備設置スペースを小さくできることで、未加硫タイヤTの搬送距離が短くなり、搬送時間の短縮を図ることができ、また、無駄な動作を削減することができる。
以上、本発明の各実施の形態においては、短時間で必要な検査作業を失敗の発生なく行うことが可能となり、成形工程において生じた成形不良の未加硫タイヤがそれ以降の工程に流入することを十分に防止して、生産性の低下を抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態に基づき説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
1、11、50 未加硫タイヤの検査装置
2、12、54、74 タイヤ重量計
4、14、56、76 スタンプ印字装置
6、16、58、78 バーコード貼り付け装置
8、18、60、80 タイヤ引き取り装置
20 支柱
22 タイヤ重量測定器
24 重量測定用昇降シリンダ台
26a、26b 重量測定用昇降シリンダ
27a、27b、31 ロッド
28a、28b タイヤ受け取り台
30 スタンプ印字用昇降シリンダ
40 基体
42 アーム
44 ガイドレール
52、72 タイヤ受け取り装置
70 SOT専用検査装置
T 未加硫タイヤ

Claims (5)

  1. タイヤ構成材料を貼り合わせることにより成形された未加硫タイヤの検査装置であって、
    成形された前記未加硫タイヤを受け取るタイヤ受け取り装置と、
    前記未加硫タイヤの重量を測定するタイヤ重量計と、
    前記未加硫タイヤのサイズコードを印字するスタンプ印字装置と、
    前記未加硫タイヤの製品情報をバーコードにして貼り付けるバーコード貼り付け装置と、
    前記タイヤ受け取り装置に設けられて、前記未加硫タイヤを回転させることにより、前記未加硫タイヤの外観検査を行う外観検査用ローラと、
    検査が終了した前記未加硫タイヤを次工程へ引き渡すために引き取るタイヤ引き取り装置とを備えており、
    前記未加硫タイヤを受け取った位置において、前記未加硫タイヤの重量を測定することができるように、前記タイヤ受け取り装置と前記タイヤ重量計とが一体化されており、
    前記重量計に前記スタンプ印字装置による印字圧力が直接掛からないように、前記重量計の支持台に重量測定用のシリンダが設けられていると共に、前記タイヤ受け取り装置の受け取り台にサイズコード印字用のシリンダが設けられていることを特徴とする未加硫タイヤの検査装置。
  2. 前記タイヤ重量計と前記タイヤ受け取り装置との一体化が、前記タイヤ受け取り装置の下方に前記タイヤ重量計を配置することにより行われていることを特徴とする請求項1に記載の未加硫タイヤの検査装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の未加硫タイヤの検査装置を用いて行う未加硫タイヤの検査方法であって、
    前記タイヤ受け取り装置により、成形された前記未加硫タイヤを受け取る工程と、
    前記タイヤ重量計により、前記未加硫タイヤの重量測定を行う工程と、
    前記スタンプ印字装置により、前記未加硫タイヤのサイズコードを印字する工程と、
    前記バーコード貼り付け装置により、前記未加硫タイヤの製品情報をバーコードにして貼り付ける工程と、
    前記外観検査用ローラにより、前記未加硫タイヤを回転させて、前記未加硫タイヤの外観検査を行う工程と、
    前記タイヤ引き取り装置により、検査が終了した前記未加硫タイヤを引き取って次工程へ引き渡す工程とを備えており、
    前記未加硫タイヤを受け取った位置において、前記未加硫タイヤの重量を測定して、各工程を一連の工程として行うことを特徴とする未加硫タイヤの検査方法。
  4. トレッド・オーバー・サイドウォール構造のタイヤとサイドウォール・オーバー・トレッド構造のタイヤの双方を検査することを特徴とする請求項に記載の未加硫タイヤの検査方法。
  5. サイドウォール・オーバー・トレッド構造のタイヤを専用に検査することを特徴とする請求項に記載の未加硫タイヤの検査方法。
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