JP6667943B2 - 画像生成装置 - Google Patents
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Description
(1) 他船の存在または航跡の監視や追尾を可能とするレーダ
(2) 接岸計
「幾つかのセンサによって、特に赤外線及び/または可視の波長範囲での撮像センサ(L、W、V)と合成開口の生成に基づいているレーダー装置(R)とを用いて、物体を認識して識別する方法であって、合成開口の生成が、ROSAR原理に従って生じ、レーダー装置(R)が有する複数のアンテナ要素(A)が、航空機(F)上にそのカーブした輪郭(K)に沿って配置され、連続に制御されて走査され、レーダー装置(R)及び撮像センサ(L、W、V)によって得られる情報が、航空機(F)の周辺の最適な撮像が各視野方向において可能とされるように、連続的に処理され、かつ撮像センサ(L、W、V)は、航空機のノーズに一体化されており、特には、レーザーレーダー装置、熱撮像装置またはビデオカメラである」ように構成されることによって、「飛行方向においてもSARレーダー装置及びIRセンサを用いて物体を認識して識別することが可能である」点に特徴がある方法
「所定の車線に進入する車両の映像を撮像するカメラと、レーザが発射されてから前記レーザが前記車両の表面で反射した反射光が受光されるまでの飛行時間に基づいて前記車両の立体形状を示す距離画像を間欠的に生成するフラッシュレーザレーダと、前記距離画像に基づいて前記カメラを制御する」ことによって「車両をより確実に撮像する」点に特徴がある車両撮像カメラ制御装置
「光学センサ(3)と、レーダ装置(2)と、光学センサおよびレーダ装置と通信的に接続されている信号処理部(4)とを備え、前記信号処理部は、前記光学センサから送信されてくる第1信号に基づいて第1物体を検出し、前記第1物体の少なくとも1つの第1特性を決定するための、第1検出器(41、410〜413)と、前記レーダ装置から送信されてくる第2信号に基づいて第2物体を検出し、前記第2物体の少なくとも1つの第2特性を決定するための、第2検出器(42、420〜421)と、前記少なくとも1つの第1特性および前記少なくとも1つの第2特性が、所定の条件を満たした場合に、信号を生成するための、信号ユニット(43)とを備える」ことによって、「物体を知らせる信号が誤って発せれられることがほとんどない、少なくとも既知の装置よりもそのようなことが少ない」点に特徴がある検出システム
「所定領域へ向けて電波を照射し、物体からの反射波を受信して、少なくとも前記物体の相対速度及び位置を取得し、一つの送信アンテナから電波を送信し二つの受信アンテナで受信することにより物標の方位角度を検出する検出手段と、所定領域の画像情報を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像方向を変える可動手段とを有し、
前記物体の相対速度及び位置に基づいて、前記撮像手段の撮像方向を前記物体に向けるように前記可動手段を制御する」ことによって、「検出精度を低下させることなく簡易な」点に特徴がある屋外用セキュリティシステム
「複数の視点で異なる情報を表示可能な表示方向制御型の表示装置を使用する画像表示システムにおいて、前記表示装置を観察する対象者の前記表示装置からの位置情報を検出する位置情報検出手段と、該位置情報検出手段が検出した位置情報に基づいて前記対象者に対する視野を求めて前記表示装置に適切な画像情報を表示する表示画像制御手段とを備え、かつ前記位置情報検出手段は、前記表示装置の位置に設けられたカメラである」ことによって、「運転中又は移動中の車両や人を検出して、必要な情報を適切に表示して提供可能にする」点に特徴がある画像表示システム
「複数の壁を含むセンサモジュールハウジングと、光波に基づいて画像を捕捉するように前記モジュールハウジング内に配置されたカメラ要素と、レーダービームを放射し、レーダー反射信号を受信するように前記モジュールハウジング内に配置されたレーダーセンサ要素と、捕捉された前記画像及び受信された前記レーダー反射信号を演算処理し、一つ又はそれ以上の対象物の存在の検出を表示するための演算処理回路とを含む」ことによって、「車両で使用するためにレーダーセンサ及びカメラセンサを一体化すると、センサの費用及び車両との一体化に要する費用が大幅に低下し、高性能のアクティブ安全システムを多くの車両の標準装備として提供できる」点に特徴があるセンサモジュール
「マイクロ波を発生する発振回路、マイクロ波を走行車両に照射し、走行車両からの反射波を受信するアンテナ、反射波と照射した送信波とを混合する混合器、送信波と受信波との周波数の差を取り出す帯域フィルタおよび帯域フィルタの出力を増幅する増幅器からなるレーダ送受器と、前記増幅器の出力から走行車両の速度を計測する速度計測回路、計測した速度が一定のしきい値を越えている場合、撮影指令を出力する撮影指令回路、撮影指令回路から走行車両の速度や撮影時刻等の情報を受けて撮影画像に重畳する情報を記録する画像情報記録部、撮像装置からの画像信号に画像情報記録部からの画像情報を重畳する画像情報重畳部および画像情報重畳部で重畳された撮影画像を保存する画像記録部からなる制御機と、撮影指令を受けて走行車両の静止画像を撮影するTVカメラを備えて撮影した画像信号を送出する撮像装置とを備えた自動撮像装置において、上記レーダ送受器内に発振回路の出力を識別信号で変調する変調器、変調器を駆動する識別信号発生回路、識別信号発生回路の識別信号の周波数を制御する信号制御回路、識別信号で変調された走行車両の反射波から識別信号を取り出す第2の帯域フィルタ、前記帯域フィルタの出力信号の周波数および識別信号発生回路の識別信号の周波数を各々計数する第1の周波数計数回路、第2の周波数計数回路並びに上記第1および第2の周波数計数回路の計数結果を比較して識別信号を検出する識別信号検出回路を備え、制御機内に識別信号検出回路の検出出力および速度計測回路の速度情報によって撮像装置に撮影指令を出力する撮影指令回路とを備えた」ことによって、「速度違反の自動撮像装置において他の装置からの干渉波によって生じた疑似ドップラ周波数を計測し、その結果、撮影指令が出力されることがあった」点を改善できる自動撮像装置
「無人航空機(1)に搭載したTVカメラ(4)から送信されるTV画像により、地上に設置されたコックピット(2)内で無人航空機の着陸誘導を行うためのTV画像装置において、(A)無人航空機(1)に搭載した、TVカメラ(4)と、TV送信器(5)と、姿勢角センサ(6)と、電波高度計(7)と、データリンク送信器(8)と、(B)地上コックピット(2)に設置した、TV受信器(9)と、データリンク受信器(10)と、信号処理装置(11)と、画像強調装置(12)と、TVモニタ(13)と、(C)地上レーダ(3)から成り、(D)前記地上レーダ(3)は、無人航空機に対する地上レーダのアンテナ・アジマス角(Az )と、アンテナ・エレベーション角(El )と、無人航空機までの距離(RA )を検知し、(E)前記信号処理装置(11)は、地上レーダ(3)から、アンテナ・アジマス角(Az )と、アンテナ・エレベーション角(El )と、無人航空機までの距離(RA )を入力して、無人航空機の位置を算出するとともに、無人航空機(1)から、姿勢角センサ(6)により検知した機体姿勢角と、電波高度計(7)により検知した高度情報を受信し無人航空機の位置情報(Az 、El 、RA )と、機体の姿勢角と、高度情報から、無人航空機搭載のTVカメラ(4)に写る水平線と滑走路を算出して、画像強調装置(12)に出力し、(F)前記画像強調装置(12)は、信号処理装置(11)から、人工的な水平線および滑走路の位置情報を入力するとともに、無人航空機から、無人航空機のTVカメラ(4)で撮影した無人航空機の前方の風景を入力して、TV画像上に、信号処理装置で算出した人工的な水平線と滑走路を重ねて表示し、TVモニタ(13)に出力する」ことによって、「雲が多い天候時でも確実に無人航空機を着陸することができる」点に特徴がある着陸誘導用画像装置
メラの全てまたは一部の画角θvcは、標準レンズの画角θvcsより大きい。前記複数
pは、前記画角θvcが前記画角θvcsに等しい場合に前記被写界の像が前記複数pの
画像に総合的に包含されるために必要な値以下である。
図1は、本発明の第1ないし第6の実施形態の構成を示す図である。
図において、カメラ11-1〜11-Nは、個々の被写界が予め決められた方向となる姿勢でレーダ20のアンテナ20Aの底部または側部に配置される。また、このようなアンテナ20Aは、レーダ20が搭載された船舶(以下、「自船」という。)の甲板上に立設されたマスト(図示されない。)の頂部またはその近傍に配置される。
以下、本実施形態の動作の前提となる基本的な事項について説明する。
カメラ11-i(i=1〜N)によって撮像が行われる被写界FCAi は、下式および図2に示すように、自船(またはマスト)を基準として与えられる以下の項目(1)〜(7)の関数として定まる。
=f(Li,H,θVCi,fCi,ΘACi,θECi) ・・・(a)
(2) 自船が位置する海域(水域)の水面と、カメラ11-iの実効的な撮像面との距離H
(3) カメラ11-iの画角θVCi
(5) アンテナ20Aの主ローブの方位角θA
(6) 上記撮像光学系の光軸の方位角(アンテナ20Aの主ローブの方向を基準として設定される。)(以下、「カメラ方位角」という。)θACi
ΘACi=θA +θACi ・・・(b)
(2) 下式(b′)で与えられるように、時系列tにおける方位角θAt、カメラ方位角θACitが上式(b)の右辺に代入されることによって得られるカメラ11-iの方位角ΘACit
ΘACit=θAt+θACit ・・・(b′)
(4) 下式(a′)で与えられるように、時系列tにおける上式(a)の右辺の値として与えられるカメラ11-iの被写界FCAit
FCAit=f(Li,H,θVCi,fCi,(θAt+θACi),θECi)
=f(Li,H,θVCi,fCi,ΘACit,θECi) ・・・(a′)
ここに、サフィックスとして「t」を含まない項については、一定に保たれているものとする。
FCAit′=f(FCAit,LOCCit) ・・・(c)
図5は、本発明の第1ないし第5の実施形態における画像処理部の動作フローチャート図である。
i) カメラ11-1〜11-Nの台数Nが「1」である。
ii) 1台のカメラ11-1が、図6(a)に示すように、アンテナ20Aの筐体の一端近傍の底部に、自船の甲板の方向(アンテナ20Aの下方)に被写界FCAiが確保される姿勢で配置される。
カメラ11-1は、このような連係の過程で制御部15によって与えられる撮像の期間および条件の下で撮像を行い、その撮像によって時系列tの順に得られた画像情報IC1tを画像バッファ12に引き渡す。
(1) 画像情報IC1t取り込み、既述のレコードのうち、時系列tおよびカメラ識別子i(=1)に対応したカレントレコードの「画像情報ICit」フィールドに格納する(図4ステップS1)。
(4) 既述の距離Li、距離H、画角θVC1 、合焦距離fC1、カメラ方位角θAC1 、カメラ仰角θEC1 に併せて、上記方位角ΘAC1tに基づいて上式(a′)に示す算術演算を行うことにより、カメラ11-1の被写界FCA1tを求める(図4ステップS4)。
(6) カレントレコードの「FCAit′」フィールドに、空であることを意味する「0」を格納する(図4ステップS6)。
(4) 上記合成画像IStの内、既述の表示領域Dt に相当する部分画像Iptを抽出する(図5ステップS4)。
(5) 画像生成部14に、上記部分画像Iptを引き渡す(図5ステップS5)。
(1) レーダ20によって生成された指示画像Itを取り込む。
(2) この指示画像Itに上記部分画像Iptを適宜合成し、あるいはその指示画像It上にある物標等のオブジェクトに対応づけることによって、指示画像It′を生成する。
(3) その指示画像It′をレーダ20に引き渡す。
(1) 図8に示すように、このようにして引き渡された指示画像It′を指示画面またはその周辺に表示する。
(2) 上記指示画像It′に含まれるオブジェクトに対して操作者が所定の操作(例えば、クリック)を行う(図8(1),(2))と、そのオブジェクトに対応つけられて画像生成部14から引き渡された部分画像Iptを指示画面上に重畳(図8(3))させて、あるいは別途備えられた多機能ディスプレイ(MFD:Multi Function Display)の画面(図7(4))上に表示する。
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、その台数Nが複数である場合であっても、「画像バッファ12および画像処理部13が、カメラ11-1〜11-Nによって個別に引き渡される画像情報IC1t〜ICNtのそれぞれについて、既述の処理が並行して行われる」ことにより、甲板上および自船の周辺の模様の動画や画像としてより監視がより好適な形態で可能となる。
(2) 既述の距離Li、画角θVCi、合焦距離fCi、カメラ方位角θACi、カメラ仰角θECiが適宜異なる値に設定され、もしくは可変されることによって、監視の対象となる視野の拡大または柔軟な設定(変更)が図られる。
本実施形態では、画像処理部13の特定のポートに図示されないVDR(Voyage Data Recorder)が接続された点にある。
図10は、本発明の第2の実施形態における画像処理部の動作フローチャートである。
図11は、本発明の第2の実施形態の動作を説明する図である。
本発明の特徴は、本実施形態では、自船の位置、航路、目的地、属性、航行の形態等に応じて画像処理部13によって生成される部分画像Iptが下記の通りに設定される点にある。
自船が図11(a)に示すように接岸を開始すると、画像処理部13は、以下の処理を行う。
すなわち、接岸の過程における表示領域Dtは、船首方向から左舷側に自動的に切り替わる。
b) 港湾管理、航行の支援、航路の保安等を担当する機関
c) 近くを航行する他の船舶(護衛艦を含む。)
また、上記無線伝送の対象には、上述した画像に併せて、以下の全てまたは一部が含まれてもよい。
(2) 自船の識別子、位置
(3) 自船に対する被写界の方向
(4) 時刻
このような船速の変化の要因が存在し得る方向
(2) 自船に搭載された傾斜計等により荷崩れ(の可能性)が検知された場合
船体の内、鉛直方向における位置が大きく変動した部位またはその部位の反対方向
船体の周辺の全方向
(4) サイドスラスター(Side Thruster)が作動している期間
右舷側または左舷側の内、サイドスラスターによって船体が移動している一方の方向
予め設定された方向(航行スケジュールや操舵の経歴に基づいて自動的に設定されてもよい。)
(6) 海図上に標され、もしくはレーダ等によって探知され、あるいはAIS等によって識別され、しかも、画像による確認が望ましい目標に近づき、または近傍を航行する際
その目標が位置する方向
・ 自船の針路または周辺の1マイル以内に現れ、あるいは侵入した他舶(小舟であってもよい。)
・ 浅瀬
・ 赤外線により検知されたクジラ等の生物
・ 狭い海峡等に浮設された浮標
・ 養殖施設(生け簀)
・ (電子)灯台
・ レーダによって検知されたオイルスピルや流氷
その船舶が位置する方向
(2) 平常時における所望の表示領域dの方位角方向における幅
さらに、このような無線伝送の要否、伝送先、伝送の対象の何れも、自船の位置、経路、目的地、属性、その自船の状況(例えば、出港中、荷役中)等の全てまたは一部に基づいて自動的に、あるいは手動により設定されてもよい。
(1) 上記物標Tの位置LOCTtならびに視角θVt、画像バッファ12によって既述の通りに引き渡された船位LOCC1t、既述の距離Liおよび距離Hに基づいて、カメラ11-1に対するその物標Tの俯角(または仰角)θTEC1tおよび方位角θTAC1tを求める。
(4) 図1に点線で示すように画像バッファ12を介して形成されるデータリンクを介してカメラ11-1に、上記目標値を引き渡す。
(5) 画像処理部13に、表示領域Dt を引き渡す。
カメラ11-1、またはそのカメラ11-1をアンテナ20Aに支持する機構は、このようにして引き渡された目標値に、画角θVC1 、合焦距離fC1、カメラ方位角θAC1 、カメラ仰角θEC1 および方位角ΘAC1tを変更する。
(1) カメラ11-1の被写界FCA1tを船位LOCC1tに基づいて海図(地図)上にマッピングすることによって得られる被写界FCAit′(=f(LOCC1t,FCAit))に変換する。
(2) この被写界FCAit′をカレントレコードの「FCAit′」フィールドに格納する。
(2) 上記複数Pのレコードの内、「FCAit」フィールドではなく、「FCAit′」フィールドに格納された被写界FCA1t′の全てまたは一部が上記表示領域Dt に含まれるレコード(以下、「適応レコード」という。)を抽出する。
・ 合成画像IStの生成
・ 部分画像Iptの抽出
・ 部分画像Iptの画像生成部14に対する引き渡し
・ 画像生成部14によって行われる処理
・ 画像生成部14に連係するレーダ20の振る舞い
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、このような光軸上にプリズム、反射鏡、ハーフミラー等の光学部品が介在し、あるいはモータ等により被写界の変更や設定が可能である場合であっても、これらの光学部品の光学的特性および配置に適応した写像変換の下で上記被写界FCAit(FCAit′)の特定が可能であるならば、同様に適用可能である。
図12は、本発明の第3の実施形態における制御部の動作フローチャートである。
図13は、本発明の第3の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1〜図3、図12および図13を参照して本実施形態の動作を説明する
カメラ11-1は、赤外領域で撮像を行い、落水者等を温度により検知すると、画像バッファ12を介して形成されるデータリンクを介して制御部15に、その旨を通知する。
制御部15は、以下の処理を行う。
(2) 画像処理部13は、このような撮像面によって時系列の順に撮像された画像情報IC1t′毎に、以下の処理を行う。
本実施形態の構成は、以下の点で既述の第1ないし第3の実施形態と異なる。
(1) アンテナ20Aに、少なくとも2台のカメラ20-1、20-2がアンテナ20Aが取り付けられる。
図16は、本発明の第4の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1〜図3、図14、図15および図16を参照して本実施形態の動作を説明する
画像バッファ12は、カメラ11-1、11-2によって画像情報IC1t、IC2tがそれぞれ引き渡される度に、第1の実施形態と同様の処理を行うことによって、既述のカレントレコードの下記の各フィールドに対する書き込みを行う。
・ 「方位角ΘACit」フィールド
・ 「船位LOCCit」フィールド
・ 「FCAit」フィールド
・ 「FCAit′」フィールド
(1) 第1の実施形態と同様に、表示領域Dt (制御部15によって適宜指示され、かつレーダ20の指示画像と対応付けられて、あるいは単独で操作者に提供される。)を識別する(図15ステップS1)。
(2) 自船が被っている揺動Vt (図示されない揺動センサーによって計測される。)を取得し(図15ステップS2)、その揺動Vt の成分に応じた上記表示領域Dt の変動分が補正された表示領域Dt′を特定する(図15ステップS3)。
(4) その合成画像ISt′の内、既述の表示領域Dt ′に相当する部分画像Ipt′を抽出する(図15ステップS5)。
(5) 画像生成部14に、上記部分画像Ipt′を引き渡す(図15ステップS6)。
(2) 画像バッファ12、画像処理部13、画像生成部14およびレーダ20の連係の下で行われる多様な処理(画像処理を含む。)
(3) 操作者によって与えられる指示
本実施形態と既述の第1の実施形態との構成の相違点は、カメラ11-1に代えて魚眼カメラ11F-1が備えられた点にある。
以下、図1〜図3および図17を参照して本実施形態の動作を説明する
魚眼カメラ11F-1は、制御部15によって与えられる撮像の期間および条件の下で適宜撮像を行い、その撮像によって時系列tの順に得られた画像情報IfC1tを画像バッファ12に引き渡す。
なお、上述した「歪み補償処理」は、魚眼カメラ11F-1に備えられた光学系11OPT-1を介して撮像素子11S-1によって撮像された画像を示す画像情報11fC1t(図17(1))に、その光学系11OPT-1の光学的な特性と反対の特性に相当する写像変換(図17(2))を施すことによって実現される。
特に、画像処理の内、線形の処理の順序については、好適な精度や応答性が実現されるならば、既述の順序と異なってもよい。
さらに、上述した各実施形態では、カメラ11-1〜11-Nがアンテナ20Aに取り付けられている。
・ 広範な高低差がある位置からそれぞれとらえられた画像による気象現象,自然現象等の光学的な観測を可能とする。
・ バードストライク防止用のレーダが適用されることにより鳥との衝突に起因する損傷を防ぐための回転の一時的な遅れや停止が図られる風力発明用のプロペラにおいて、そのレーダによる鳥監視と並行して画像処理により鳥が識別されることにより、鳥の検出精度を高められる。
(2) ヘリコプターのプロペラ:地形や地物の観測、飛行中における周辺あるいは上方の光学的な観測を実現する。
(4) 電子レンジの槽内に配置されたファンの羽根:加熱対象の表面における温度分布の高い精度の観測を可能とする。
(5) 揺れ動く装置(の筐体)、または部材:異なる位置における所望の物体または空間(の状況)の光学的な観測や監視を可能とする。
(1) 撮像が行われるべき切っ掛けや期間
(2) 姿勢、画角、解像度、フレームレートその他の撮像(撮影)の条件
また、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の範囲において多様な実施形態の構成が可能であり、構成要素の全てまたは一部に如何なる改良が施されてもよい。
以下、本発明の第6の実施形態について説明する。
本実施形態の構成の特徴は、既述の第1の実施形態との対比においては、図1に示すように、以下の点にある。
(2) アンテナ20Aは、外部から与えられる指令に応じて、そのアンテナ20Aの主ローブの方向が所望の方向に設定され、かつ適宜変更や維持が可能な機構を有する。
(4) 図18(a)、(b)に示すように、アンテナ20Aの長手方向に対向する2つの側壁に、カメラ11-1、11-2がそれぞれ取り付けられる。
図20は、本発明の第6の実施形態における制御部の動作フローチャートである。
以下、図1、図6、図18、図19および図20を参照して本実施形態の動作を説明する。
アンテナ20Aは、このような指令の解除に応じて回転を再開する。
このような出港の過程では、図19(b)に示すように、アンテナ20Aの回転が停止した状態におけるそのアンテナ20Aの放射面の方向は、自船の左舷(または右舷)に平行な状態に固定される。
このような前進や後進の過程では、図19(c)、(d)に示すように、アンテナ20Aの回転は、そのアンテナ20Aの放射面の方向が自船の船首または船尾の方向に設定された状態で停止される。
(1) カメラ11-1、11-2の画角がより広く設定され、またはカメラ仰角θECが小さく設定される。
(2) 図6(e)に示すように、カメラ11-1、11-2の双方の被写界の一部が互いに重なる姿勢で、これらのカメラ11-1、11-2がアンテナ20Aの底部に配置される。
(2) 撮像面の形状や寸法の変更
(3) 光学系の構成、または画像処理に基づくアスペクト比の拡大
(2) これらのカメラの性能は、必ずしも同じでなくてもよい。
(4) アンテナ20Aの側部や底部における個々のカメラの位置や姿勢が可動機構を介して適宜変更される。
・ 入港のためにスラスタが作動し、あるいは起動されたとき
・ 操船に従事する要員が行う操作等に応じた通知が識別されたとき
(2) カメラ11-(N-3),11-(N-2),11-(N-1),11-Nによって出力される画像情報は、船舶の姿勢や針路と、接岸等の操船に応じて適宜選択され、あるいは組み合わせられて選択される。
(1) 既述の風力発電用のプロペラ、ヘリコプターのプロペラ、扇風機の羽根、電子レンジの槽内に配置されたファンの羽根の回転軸の周辺
(2) このような回転軸が設けられる支柱もしくは台座の側部や底部
(3) 既述の揺れ動く装置または部材が軸止される筐体の頂部や側部
前記撮像された画像に、前記アンテナの回動、もしくは前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理の全てまたは一部を施し、前記レーダによって生成される指示画像に対応する画像を生成する画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
前記撮像された画像に、前記移動体に搭載されたレーダのアンテナの回動、もしくは前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理の全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
前記画像生成手段は、
前記撮像された画像の内、前記回転の軸に対する所望の方位角に対応した画像を前記抽出、前記重畳、前記合成の何れかの対象とする
ことを特徴とする画像生成装置。
前記レーダが搭載された移動体の位置、経路、目的地、属性と、前記移動体の移動の形態との全てまたは一部の組み合わせに基づいて、前記カメラによって撮像されるべきの被写界を識別する被写界識別手段を備え、
前記画像生成手段は、
前記アンテナの回転、または前記レーダの振る舞いに同期して、前記カメラに、前記被写界識別手段によって識別された被写界の撮像を指令する
ことを特徴とする画像生成装置。
前記撮像された画像に、前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理と、前記魚眼カメラの投影方式に起因する光学的歪みの軽減もしくは是正との全てまたは一部を施し、前記レーダによって生成される指示画像に対応する画像を生成する画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
前記撮像された画像に、前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理と、前記魚眼カメラの投影方式に起因する光学的歪みの軽減もしくは是正との全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
前記画像生成手段は、
前記撮像された画像の内、前記アンテナに対する所望の方位角に対応した画像を前記抽出、前記重畳、前記合成の何れかの対象とする
ことを特徴とする画像生成装置。
前記レーダが搭載された移動体の位置、経路、目的地、属性と、前記移動体の移動の形態との全てまたは一部の組み合わせに基づいて、前記魚眼カメラの被写界の内、画像として監視や確認の対象となるべき部位を識別する被写界識別手段を備え、
前記画像生成手段は、
前記魚眼カメラによって撮像された画像の内、前記被写界識別手段によって識別された部位を前記レーダの振る舞いに同期して抽出し、かつ前記処理と、前記光学的歪みの軽減もしくは是正との対象とする
ことう特徴とする画像生成装置。
前記撮像された画像の内、全てまたは一部をログとして蓄積するログ手段を備えた
ことを特徴とする画像生成装置。
前記画像生成手段は、
前記撮像された画像の内、光軸の屈曲の要因となる光学部材を介して得られた特定の画像に、撮像が行われた実質的な方向および領域と前記指示画像との対応付けと、前記光学部材の光学的特性を是正する写像とを施す
ことを特徴とする画像生成装置。
すなわち、カメラの光学系の特性の限界を超えた広い被写界や視野の確保が可能となる。
前記撮像された複数の画像に、前記アンテナの回動、もしくは前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理の全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段とを備え、
前記画像生成手段は、
前記レーダが搭載された移動体、もしくは前記アンテナの回転軸の揺動のベクトルと、前記アンテナの回転と、前記レーダの振る舞いとの全てもしくは一部に適したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の全てまたは一部を前記複数の画像に施し、前記揺動に応じた被写界の変動および不足を補償する
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
前記撮像された複数の画像に、前記レーダの振る舞いに同期したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理と、前記魚眼カメラの投影方式に起因する光学的歪みの軽減もしくは是正との全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段とを備え、
前記画像生成手段は、
前記レーダが搭載された移動体、もしくは前記アンテナの回転軸の揺動のベクトルと、前記レーダの振る舞いとの全てもしくは一部に適したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の全てまたは一部を前記複数の画像に施し、前記揺動に応じた被写界の変動および不足を補償する
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
操作者が与える指示に応じて、前記レーダが搭載された移動体を基準として前記カメラによって撮像されるべきの被写界の方向を設定する被写界設定手段を備え、
前記画像生成手段は、
前記アンテナの回転、または前記レーダの振る舞いに同期して、前記カメラに、前記被写界設定手段によって設定された方向の撮像を指令する
ことを特徴とする画像生成装置。
前記レーダが搭載された移動体、もしくは前記アンテナの回転軸の揺動を監視する揺動監視手段を備え、
前記カメラは、
前記揺動を光学的に軽減し、または抑圧する
ことを特徴とする画像生成装置。
前記カメラは、
とらえられた画像の所望の部位の測距を行い、前記測距の結果を前記画像生成手段に通知する
ことを特徴とする画像生成装置。
操作者が与える指示に応じて、前記レーダが搭載された移動体を基準として前記魚眼カメラによって撮像されるべき被写界の方向を設定する被写界設定手段を備え、
前記画像生成手段は、
前記レーダの振る舞いに同期して、前記魚眼カメラに、前記被写界設定手段によって設定された方向の撮像を指令する
ことを特徴とする画像生成装置。
前記レーダが搭載された移動体の揺動を監視する揺動監視手段を備え、
前記魚眼カメラは、
前記揺動を光学的に軽減し、または抑圧する
ことを特徴とする画像生成装置。
11F 魚眼カメラ
11OPT 撮像光学系
11S 撮像素子
12 画像バッファ
13 画像処理部
14 画像生成部
20 レーダ
20A アンテナ
20P ペデスタル
Claims (12)
- 船舶に設置されて、回転し、または振り動き得る部材に取り付けられたカメラによって撮像された画像を取り込む画像取得手段と、
前記撮像された画像に、サンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理の内、前記部材の姿勢、または前記部材の回転軸に対する回転角に適応した全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段と、
前記船舶の位置、経路、目的地、属性と、前記船舶の移動の形態との全てまたは一部の組み合わせに基づいて、前記カメラによって撮像されるべき被写界を識別する被写界識別手段と、を備え、
前記画像生成手段は、前記船舶が接岸する際に、前記被写界識別手段によって識別された前記被写界に相当する部分画像を生成する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1に記載の画像生成装置において、
前記被写界識別手段は、前記船舶が接岸を開始したときに、前記船舶の船首方向の領域を前記被写界として識別し、
そして、前記画像生成手段が、前記被写界識別手段によって前記被写界として識別された前記船舶の前記船首方向の前記領域に相当する部分画像を生成し、
さらに、前記被写界識別手段は、岸壁に対する前記船舶の距離が所定の閾値を下回ったときに、前記船舶の舷側の領域を前記被写界として識別し、
そして、前記画像生成手段が、前記被写界識別手段によって前記被写界として識別された前記船舶の前記舷側の前記領域に相当する部分画像を生成する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1に記載の画像生成装置において、
前記カメラは、魚眼カメラであり、
前記画像生成手段は、
前記処理の全てまたは一部に併せて、前記魚眼カメラの投影方式に起因する光学的歪みの軽減もしくは是正との全てまたは一部を施すことによって、画像を生成する
ことを特徴とする画像生成装置。 - 船舶に設置されて、回転し、または振り動き得る部材に取り付けられた複数pのカメラによって個別に撮像された複数pの画像を取り込む画像取得手段と、
前記撮像された複数pの画像に、サンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の処理の内、前記部材の姿勢、または前記部材の回転軸に対する回転角に適応した全てまたは一部を施し、画像を生成する画像生成手段と、
前記船舶の位置、経路、目的地、属性と、前記船舶の移動の形態との全てまたは一部の組み合わせに基づいて、前記カメラによって撮像されるべき被写界を識別する被写界識別手段と、を備え、
前記画像生成手段は、前記船舶が接岸する際に、前記被写界識別手段によって識別された前記被写界に相当する部分画像を生成し、
また、前記画像生成手段は、
前記部材が搭載された前記船舶、もしくは前記部材の揺動のベクトルと、前記船舶の位置または姿勢と、前記部材の振る舞いとの全てもしくは一部に適したサンプリング、蓄積、抽出、重畳、合成の全てまたは一部を前記複数pの画像に施し、被写界の変動および不足を補償する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項4に記載の画像生成装置において、
前記被写界識別手段は、前記船舶が接岸を開始したときに、前記船舶の船首方向の領域を前記被写界として識別し、
そして、前記画像生成手段が、前記被写界識別手段によって前記被写界として識別された前記船舶の前記船首方向の前記領域に相当する部分画像を生成し、
さらに、前記被写界識別手段は、岸壁に対する前記船舶の距離が所定の閾値を下回ったときに、前記船舶の舷側の領域を前記被写界として識別し、
そして、前記画像生成手段が、前記被写界識別手段によって前記被写界として識別された前記船舶の前記舷側の前記領域に相当する部分画像を生成する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項4に記載の画像生成装置において、
前記複数pのカメラは、魚眼カメラであり、
前記画像生成手段は、
前記処理の全てまたは一部に併せて、前記魚眼カメラの投影方式に起因する光学的歪みの軽減もしくは是正との全てまたは一部を施すことによって、複数pの画像を生成する
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項4に記載の画像生成装置において、
前記複数pのカメラの全てまたは一部の画角θvcは、
標準レンズの画角θvcsより大きく、
前記複数pは、
前記画角θvcが前記画角θvcsに等しい場合に前記被写界の像が前記複数pの画像に総合的に包含されるために必要な値以下である
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項4から7の何れか1項に記載の画像生成装置において、
前記複数pのカメラは、
前記被写界の像が前記複数pの画像に総合的に包含され得る位置および姿勢で、前記部材に取り付けられた
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項7または8に記載の画像生成装置において、
前記被写界の像が前記複数pの画像に総合的に包含される形態に、前記部材の位置もしくは姿勢を設定しまたは維持する制御手段を備えた
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項9に記載の画像生成装置において、
生起し得るイベント毎に、前記複数pのカメラがとらえるべき被写界の像が前記複数pの画像に総合的に包含されるとの条件を満たす前記部材の位置もしくは姿勢が予め蓄積された記憶手段を有し、
前記制御手段は、
生起したイベントに対応して前記記憶手段に蓄積されている位置もしくは姿勢を前記部材に設定しまたは維持する
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1または4に記載の画像生成装置において、
前記カメラは、赤外領域で撮像を行い、落水者を温度により検知する、
ことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1または4に記載の画像生成装置において、
前記接岸の際に、前記カメラの位置および姿勢が前記被写界の方向に安定に維持された状態で前記部材が停止する、
ことを特徴とする画像生成装置。
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