JP6667846B2 - 発光パネル - Google Patents

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Description

本発明は、面発光する発光パネルに関する。
従来、導光板に光源の光を入射して面発光させる発光パネルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような発光パネルは、取付け箇所に対して鉛直方向に立たせた姿勢で取り付けられて使用されることがある。
特許第4990952号公報
ここで、近年では、発光パネルに対する薄型化の要望を受けて導光板も薄く形成される傾向にある。このとき、薄い導光板を採用した発光パネルを鉛直方向に立たせた姿勢で使用した場合、その薄さゆえに導光板が自重で撓む恐れがあるが、導光板の撓みは発光パネルにおける発光品質を低下させることから、この撓みは抑制されることが望ましい。
また、導光板としては、合成樹脂等のように熱や湿気で膨張・収縮する素材で形成されたものが採用されることが多い。そして、発光パネルの多くは、このような導光板の側辺に、光源を保持した部材を取付けて構成される。このとき、導光板が面内方向に膨張・収縮したときに光源と導光板との間隔が変化して発光が変化するといった事態も抑制されている方が望ましい。
従って、本発明は、上記のような課題に着目し、導光板の使用時の撓みや、導光板の膨張・収縮による発光の変化を抑制することができる発光パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の発光パネルは、所定の取付け箇所に対して鉛直方向に立たせた姿勢で取り付けられて面発光する発光パネルであって、少なくとも対向一対の側辺を有する導光板と、前記対向一対の側辺それぞれに沿って延在して当該側辺に取り付けられ、前記対向一対の側辺のうち少なくとも一方に光を入射する光源を保持する一対の側辺部材と、前記対向一対の側辺が水平方向に沿った辺である場合には前記一対の側辺部材それぞれに少なくとも1つずつ固定され、前記対向一対の側辺が前記鉛直方向に沿った辺である場合には前記一対の側辺部材それぞれに少なくとも上下一対ずつ固定されるパネル側係止具と、前記取付け箇所に固定されて、前記パネル側係止具が前記鉛直方向の上方側から係止する取付け側係止具と、を備え、前記対向一対の側辺が前記水平方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の下側の前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に対して前記鉛直方向にスライド移動可能に係止し、前記対向一対の側辺が前記鉛直方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の上下双方の前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に対して前記水平方向にスライド移動可能に係止することを特徴としている。
ここで、本発明の発光パネルにおいて、前記取付け側係止具が、前記パネル側係止具に対して一対一に設けられ、かつ、当該取付け側係止具と前記パネル側係止具とが同一形状を有していることが好適である。
そして、この好適な発光パネルにおいて、前記パネル側係止具及び前記取付け側係止具が、取付対象に重ねられて固定される固定板部と、前記固定板部の端縁から、当該固定板部の厚み方向にずれて延出した係止板部と、を備え、前記パネル側係止具及び前記取付け側係止具の一方における前記係止板部が他方における前記係止板部と前記取付対象との間隙に嵌合することで、前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に係止することが一層好適である。
また、本発明の発光パネルにおいて、前記対向一対の側辺が前記水平方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の下側の前記パネル側係止具と前記取付け側係止具との間には、前記鉛直方向について、前記導光板の膨張・収縮の度合いに応じた広さの空間が開けられることも好適である。
また、本発明の発光パネルにおいて、前記一対の側辺部材は、その厚み方向に貫通して前記導光板へと達する結合部材を介して前記対向一対の側辺それぞれに取り付けられ、前記一対の側辺部材には、前記導光板の膨張・収縮における前記側辺に沿った成分に応じて当該側辺とともに移動可能に前記結合部材が貫通する長孔が設けられていることも好適である。
そして、この好適な発光パネルは、前記長孔が、前記対向一対の側辺それぞれの両端近傍に対応した複数の位置に設けられており、複数の前記長孔のうち、前記鉛直方向の上側に位置する上側長孔は、前記側辺に沿った方向に延在した直線形状を有しており、前記鉛直方向の下側に位置する下側長孔は、前記側辺に沿った方向に延在して更に前記導光板の中央側へと斜行した屈曲形状を有しているものであってもよい。
また、本発明の発光パネルにおいて、前記パネル側係止具は、前記側辺部材の前記側辺への取付け箇所とはずれた位置で、前記導光板側から前記側辺部材を貫通するネジによって当該側辺部材に固定されていることが好適である。
本発明の発光パネルによれば、パネル側係止具が鉛直方向の上方側から係止することにより吊下げ状態で取付け箇所に取り付けられる。吊下げ状態となることから、導光板にはその自重が、導光板を鉛直方向に延ばす向きに掛かるので撓みが抑制されることとなる。
ここで、一対の側辺部材が水平方向に沿った側辺に取り付けられる場合には、導光板における膨張・収縮は、主として一対の側辺部材が互いに接離する鉛直方向に生ずる。本発明の発光パネルによれば、この場合には、下側の側辺部材に固定される下側のパネル側係止具が、取付け側係止具に対して鉛直方向にスライド移動可能に係止する。これにより、下側の側辺部材が導光板の側辺と一緒に鉛直方向に移動して導光板の膨張・収縮が吸収される。その結果、側辺部材が保持する光源と導光板の側辺との距離が、導光板の膨張・収縮に依らずに略一定に保たれるので、発光パネルにおける発光の変化を抑制することができる。
他方、一対の側辺部材が鉛直方向に沿った側辺に取り付けられる場合には、導光板における膨張・収縮は、主として一対の側辺部材が互いに接離する水平方向に生ずる。本発明の発光パネルによれば、この場合には、各側辺部材に固定される上下双方のパネル側係止具が、取付け側係止具に対して水平方向にスライド移動可能に係止する。これにより、各側辺部材が導光板の側辺と一緒に水平方向に移動して導光板の膨張・収縮が吸収される。その結果、側辺部材が保持する光源と導光板の側辺との距離が、導光板の膨張・収縮に依らずに略一定に保たれるので、発光パネルにおける発光の変化を抑制することができる。
このように、本発明の発光パネルによれば、導光板の使用時の撓みや、導光板の膨張・収縮による発光の変化を抑制することができる。
第1実施形態にかかる発光パネルを、所定の取付け箇所に対する取付け側となる裏面側から見た平面図である。 図1に示されている発光パネルの側面図である。 ネジによる側辺部材の導光板への固定箇所を示す拡大斜視図である。 第2実施形態にかかる発光パネルを、図2と同様の側面図で示す図である。 第3実施形態にかかる発光パネルを、所定の取付け箇所に対する取付け側となる裏面側から見た平面図である。 図5に示されている発光パネルの上側端面図である。 図5に示されている発光パネルの側面図である。
本発明の一実施形態の発光パネルについて、以下に説明を行う。
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態にかかる発光パネルを、所定の取付け箇所に対する取付け側となる裏面側から見た平面図である。また、図2は、図1に示されている発光パネルの側面図である。尚、図2では、発光パネル1について、鉛直方向D11の上側端部側面の拡大図と下側端部側面の拡大図とが示されている。
ここにいう発光パネル1は、例えば家屋の壁面等といった不図示の取付け箇所に対して鉛直方向D11に立たせた姿勢で取り付けられて面発光するものである。発光パネル1は、積層板部10と、一対の側辺部材20と、4個のパネル側係止具30と、4個の取付け側係止具40と、を備えている。
積層板部10は、厚さが略2mmの乳板11と、厚さが略3mmの透明樹脂製の導光板12と、反射シート13と、厚さが略1mmのアルミ板14とが積層されて構成された長方形板である。乳板11が発光面側で、アルミ板14が裏面側となっている。また、図1に示されているように、本実施形態では、導光板12を含む積層板部10は、導光板12の対向一対の長辺(側辺)12aが水平方向D12に沿うように配置される。
側辺部材20は、積層板部10、つまりは導光板12の長辺12aに略全長に亘って沿った帯板状の部材であってアルミニウム合金で形成されている。導光板12の対向一対の長辺(側辺)12aそれぞれにネジ20aで固定される。ネジ20aは、各側辺部材20の水平方向D12の両端近傍に取り付けられる。
鉛直方向D11について上下一対の側辺部材20うち、上側の側辺部材20は、導光板12にアルミ板14の側からネジ20aで固定される板部21と、この板部21の上端部にネジ22aで固定される光源保持部22と、を備えている。光源保持部22は、導光板12の上側の長辺12aに光を入射する光源としてのLED23を保持している。光源保持部22は、ネジ22aの着脱により板部21から着脱自在となっており、これによりLED23の新品との交換メンテナンス等が容易に行なえるように構成されている。一方、下側の側辺部材20は、板部21のみで構成されており、本実施形態では導光板12の下側の長辺12aからは光が入射されないようになっている。尚、本実施形態とは異なり、下側の側辺部材20でも板部21に光源保持部22を固定し、下側の長辺12aから光が入射されるように構成してもよい。ネジ20aによる側辺部材20の導光板12への固定については、後でもう一度説明する。
パネル側係止具30は、上下一対の側辺部材20それぞれの裏面に2つずつネジ30aとナット30bで固定されるアルミ製の金具である。図1に示されているように各側辺部材20における2つのパネル側係止具30は、ネジ20aによる固定箇所に挟まれ、且つ水平方向D12の中央を挟んだ対称位置に固定される。パネル側係止具30は、側辺部材20の導光板12の長辺12aへの取付け箇所とはずれた位置で、導光板12側から側辺部材20を貫通するネジ30aと、そのネジ30aに締結されるナット30bによって当該側辺部材20に固定されている。
取付け側係止具40は、不図示の取付け箇所にネジ40aで固定されてパネル側係止具30が鉛直方向D11の上方側から係止するアルミ製の金具である。
ここで、本実施形態では、取付け側係止具40が、パネル側係止具30に対して一対一に設けられる。そして、取付け側係止具40とパネル側係止具30とが同一形状を有している。
同一形状のパネル側係止具30及び取付け側係止具40は、固定板部31,41と、係止板部32,42と、を備えている。固定板部31,41は、取付対象としての側辺部材20や取付け箇所に重ねられてネジ30a,40aで固定される部位である。係止板部32,42は、固定板部31,41の端縁から、当該固定板部31,41の厚み方向にずれて延出した部位である。
パネル側係止具30は、係止板部32が下方に延出し、側辺部材20と係止板部32との間に間隙S11が開くように側辺部材20に固定される。他方、取付け側係止具40は、パネル側係止具30とは逆向きに、係止板部42が上方に延出し、取付け箇所と係止板部42の間に間隙S12が開くように取付け箇所に固定される。そして、パネル側係止具30及び取付け側係止具40の一方における係止板部32,42が他方における係止板部32,42と側辺部材20や取付け箇所との間隙S11,S12に嵌合することで、パネル側係止具30が取付け側係止具40に係止する。
このとき、本実施形態では、鉛直方向D11の下側のパネル側係止具30と取付け側係止具40との間には、鉛直方向D11について、導光板12の膨張・収縮の度合いに応じた広さの空間S13が開けられる。これにより、下側のパネル側係止具30は、取付け側係止具40に対して鉛直方向D11にこの空間S13の分だけスライド移動可能に係止する。
次に、ネジ20aによる側辺部材20の導光板12への固定について詳細に説明する。
図3は、ネジによる側辺部材の導光板への固定箇所を示す拡大斜視図である。ネジ20aによる側辺部材20の固定は、図1にも示されているように、導光板12の一対の長辺12aそれぞれの両端近傍、つまりは、導光板12の四隅近傍で行われる。導光板12の四隅近傍にはヘリサート12bが、裏面側の反射シート13を貫通して開口した状態で埋め込まれている。結合部材としてのネジ20aは、側辺部材20の板部21を貫通してこのヘリサート12bに捩じ込まれる。
ここで、一対の側辺部材20それぞれの板部21には、導光板12の膨張・収縮における長辺12aに沿った水平方向D12の成分に応じて当該長辺12aとともに移動可能にネジ20aが貫通する長孔21a,21bが設けられている。上下合わせて4箇所の長孔21a,21bのうち、鉛直方向D11の上側に位置する上側長孔21aは、長辺12aに沿った水平方向D12に延在した直線形状を有している。他方、鉛直方向D11の下側に位置する下側長孔21bは、水平方向D12に延在して更に導光板12の中央側へと斜行した屈曲形状を有している。
また、導光板12の裏面に反射シート13を介して重ねられるアルミ板14には、ヘリサート12bの開口を囲むように大径の丸孔14aが設けられている。この丸孔14aの径は、ネジ20aの長孔21a,21bの内部の移動を妨げない程度の径となっている。
以上に説明した本実施形態の発光パネル1によれば、パネル側係止具30が鉛直方向D11の上方側から係止することにより吊下げ状態で取付け箇所に取り付けられる。吊下げ状態となることから、導光板12にはその自重が、導光板12を鉛直方向D11に延ばす向きに掛かるので撓みが抑制されることとなる。
また、一対の側辺部材20が水平方向に沿った長辺12aに取り付けられる本実施形態では、導光板12における膨張・収縮は、主として一対の側辺部材20が互いに接離する鉛直方向D11に生ずる。本実施形態の発光パネル1によれば、下側の側辺部材20に固定される下側のパネル側係止具30が、取付け側係止具40に対して鉛直方向D11にスライド移動可能に係止する。これにより、下側の側辺部材20が導光板12の長辺12aと一緒に鉛直方向D11に移動して導光板12の膨張・収縮が吸収される。その結果、側辺部材20が保持するLED23と導光板12の長辺12aとの距離が、導光板12の膨張・収縮に依らずに略一定に保たれるので、発光パネル1における発光の変化を抑制することができる。
このように、本実施形態の発光パネル1によれば、導光板12の使用時の撓みや、導光板12の膨張・収縮による発光の変化を抑制することができる。
また、本実施形態の発光パネル1によれば、取付け側係止具40及びパネル側係止具30として、同一形状の部品が用いられるので、製造コストを低減させることができる。
更に、本実施形態の発光パネル1によれば、パネル側係止具30及び取付け側係止具40として、固定板部31,41とその厚み方向にずれた係止板部32,42とを備えた加工の簡単な形状の部品が用いられるので、製造コストを一層低減させることができる。
また、本実施形態では、下側のパネル側係止具30と取付け側係止具40との間に導光板12の膨張・収縮の度合いに応じた広さの空間S13を開けるという施工の簡単な構成で、下側のパネル側係止具30の鉛直方向D11のスライド移動が実現される。本実施形態の発光パネル1によれば、このような施工の簡単な構成の採用によっても製造コストを低減させることができる。
また、本実施形態の発光パネル1によれば、導光板12の膨張・収縮における、一対の側辺部材20を接離させる主な成分だけでなく、導光板12の長辺12aに沿った成分についても、長孔21a,21b内のネジ20aの移動で吸収することができる。これにより、導光板12の膨張・収縮の、発光への影響を一層抑えることができる。
そして、本実施形態では、発光パネル1の吊下げ状態の起点となる上側長孔21aは、鉛直方向D11には導光板12の膨張・収縮に関わらず、常時荷重が下向きに掛かった状態となる。このため、上側長孔21aは膨張・収縮の水平方向成分のみを吸収するべく水平方向D12の長孔となっている。他方、下側長孔21bには、特に収縮時に導光板12の中央側へと斜め上方の向きの荷重が掛かることがあり、これに対応するべく下側長孔21bは上記のような屈曲形状の長孔となっている。
尚、下側長孔については、本実施形態の屈曲形状の下側長孔21bとは異なり、ネジ20aの斜め移動も可能な程度に幅広の水平長孔であってもよい。
また、本実施形態の発光パネル1によれば、パネル側係止具30の側辺部材20への固定位置と、側辺部材20の導光板12の長辺12aへの取付け箇所とがずれている。このため、本実施形態では、パネル側係止具30に掛かる係止荷重が、導光板12における側辺部材20の取付け箇所に直に掛かることがない。これにより、発光パネル1を、その荷重負荷を抑えて取付け箇所に取付けることができる。
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、側辺部材20の導光板12へのネジ固定の向きが第1実施形態と異なっている。以下、第2実施形態について、この第1実施形態との相違点に注目して説明を行う。
図4は、第2実施形態にかかる発光パネルを、図2と同様の側面図で示す図である。尚、この図4では、図2に示されている第1実施形態の構成要素と同等な構成要素については図2と同じ符号が付されている。以下では、これら同等な構成要素については重複説明を省略する。
本実施形態では、側辺部材20の導光板12へのネジ固定が、発光面側から導光板12及び側辺部材20を貫通するネジ201と、そのネジ201へのナット202の締結によって行われる。
この第2実施形態の発光パネル2によっても、第2実施形態の発光パネル1と同様に、導光板12の使用時の撓みや、導光板12の膨張・収縮による発光の変化を抑制することができることは言うまでもない。
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、導光板12の取付け姿勢や側辺部材の構造等が第1実施形態とは異なっている。以下、第3実施形態について、この第1実施形態との相違点に注目して説明を行う。
図5は、第3実施形態にかかる発光パネルを、所定の取付け箇所に対する取付け側となる裏面側から見た平面図である。また、図6は、図5に示されている発光パネルの上側端面図であり、図7は、図5に示されている発光パネルの側面図である。尚、これらの図5〜7では、図1,2に示されている第1実施形態の構成要素と同等な構成要素については図1,2と同じ符号が付されている。以下では、これら同等な構成要素については重複説明を省略する。
本実施形態では、導光板12は、その対向一対の長辺12aが鉛直方向D11に沿うように配置される。また、対向一対の長辺12aに取り付けられる一対の側辺部材50が、図6に示されているように、断面がC字状の額縁部材となっている。各側辺部材50は、各長辺12aに被せられるように取り付けられ、ネジ50aによって導光板12の四隅の位置で固定される。光源としてのLED23は、図6中の右側の側辺部材50の内部にのみ、長辺12aへと光を入射するように収容されている。尚、本実施形態とは異なり、一対の側辺部材50の双方にLED23を収容するように構成してもよい。
ここで、本実施形態では、鉛直方向D11に沿った対向一対の長辺12aに取り付けられた一対の側辺部材50それぞれに、パネル側係止具30が、上下一対ずつネジ30aとナット30bにより固定される。これら合計で4個のパネル側係止具30が、一対一に設けられた4個の取付け側係止具40に係止する。このとき、鉛直方向D11の上下双方のパネル側係止具30が取付け側係止具40に対して水平方向D12にスライド移動可能に係止する。これは、次のような構成により実現されている。即ち、本実施形態では、パネル側係止具30の係止板部32と側辺部材20との間隙S11が、取付け側係止具40の係止板部42の厚みよりも若干広くなっている。また、取付け側係止具40の係止板部42と取付け箇所との間隙S12が、パネル側係止具30の係止板部32の厚みよりも若干広くなっている。このような間隙S11、S12の広さと係止板部32、42の厚みとの差異により水平方向D12のスライド移動が可能となっている。
以上に説明した第3実施形態の発光パネル3でも、第1実施形態の発光パネル1と同様に吊下げ状態となることから導光板12の撓みが抑制されることとなる。
ここで、一対の側辺部材50が鉛直方向D11に沿った長辺12aに取り付けられる第3実施形態では、導光板12における膨張・収縮は、主として一対の側辺部材50が互いに接離する水平方向D12に生ずる。本実施形態の発光パネル3によれば、各側辺部材50に固定される上下双方のパネル側係止具30が、取付け側係止具40に対して水平方向D12にスライド移動可能に係止する。これにより、各側辺部材50が導光板12の長辺12aと一緒に水平方向D12に移動して導光板12の膨張・収縮が吸収される。その結果、側辺部材50が保持するLED23と導光板12の長辺12aとの距離が、導光板12の膨張・収縮に依らずに略一定に保たれるので、発光パネル3における発光の変化を抑制することができる。
このように、第3実施形態の発光パネル3によっても、導光板12の使用時の撓みや、導光板12の膨張・収縮による発光の変化を抑制することができる。
尚、以上に説明した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の発光パネルの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した3つの実施形態では、いずれも、本発明にいう導光板の一例として、長方形板状の導光板12が例示されている。しかしながら、本発明にいう導光板は、これに限るものではなく、少なくとも対向一対の側辺を有するものであれば例えば正方形板状のもの等であってもよく、その具体的な形状を問うものではない。
また、上述した3つの実施形態では、いずれも、本発明にいう発光パネルの一例として、次のような形態の発光パネル1,2,3が例示されている。即ち、厚さが略2mmの乳板11と、厚さが略3mmの導光板12と、反射シート13と、厚さが略1mmのアルミ板14とが積層された積層板部10を備えた形態の発光パネル1,2,3が例示されている。しかしながら、本発明にいう発光パネルは、この形態のものに限るものではなく、具体的な層構造や、各層の厚み寸法等については適宜に選択し得る。
また、上述した3つの実施形態では、いずれも、本発明にいうパネル側係止具の一例として、一対の側辺部材20,50それぞれに2つずつ固定されるパネル側係止具30が例示されている。しかしながら、本発明にいうパネル側係止具はこれに限るものではない。本発明にいうパネル側係止具は、例えば側辺部材が水平方向に沿った側辺に取り付けられる場合には、各側辺部材の水平方向中央部に1つずつ固定されるもの等であってもよい。勿論、側辺部材が水平方向と鉛直方向とのいずれの方向の側辺に取り付けられる場合であっても、各側辺部材に3つ以上ずつパネル側係止具が固定されてもよい。
また、上述した3つの実施形態では、いずれも、本発明にいうパネル側係止具や取付け側係止具の一例として、互いに一対一かつ同形状に設けられたパネル側係止具30及び取付け側係止具40が例示されている。しかしながら、本発明にいうパネル側係止具や取付け側係止具は、これに限るものではない。本発明にいうパネル側係止具や取付け側係止具は、例えば、一方の係止具が水平方向に複数並べられて設けられ、他方の係止具が、水平方向に長く延びて上記の複数の一方の係止具と一度に係止するように設けられたもの等であってもよい。ただし、パネル側係止具や取付け側係止具を、互いに一対一かつ同形状に設けることで、製造コストの低減等が図られることは上述したとおりである。
1,2,3 発光パネル
10 積層板部
11 乳板
12 導光板
12a 長辺(側辺)
12b ヘリサート
13 反射シート
14 アルミ板
14a 丸孔
20,50 側辺部材
20a,22a,30a,40a,50a,201 ネジ
21 板部
21a 上側長孔
21b 下側長孔
22 光源保持部
23 LED
30 パネル側係止具
30b,202 ナット
31,41 固定板部
32,42 係止板部
40 取付け側係止具
D11 鉛直方向
D12 水平方向
S11 間隙
S12 間隙
S13 空間

Claims (7)

  1. 所定の取付け箇所に対して鉛直方向に立たせた姿勢で取り付けられて面発光する発光パネルであって、
    少なくとも対向一対の側辺を有する導光板と、
    前記対向一対の側辺それぞれに沿って延在して当該側辺に取り付けられ、前記対向一対の側辺のうち少なくとも一方に光を入射する光源を保持する一対の側辺部材と、
    前記対向一対の側辺が水平方向に沿った辺である場合には前記一対の側辺部材それぞれに少なくとも1つずつ固定され、前記対向一対の側辺が前記鉛直方向に沿った辺である場合には前記一対の側辺部材それぞれに少なくとも上下一対ずつ固定されるパネル側係止具と、
    前記取付け箇所に固定されて、前記パネル側係止具が前記鉛直方向の上方側から係止する取付け側係止具と、を備え、
    前記対向一対の側辺が前記水平方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の下側の前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に対して前記鉛直方向にスライド移動可能に係止し、前記対向一対の側辺が前記鉛直方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の上下双方の前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に対して前記水平方向にスライド移動可能に係止することを特徴とする発光パネル。
  2. 前記取付け側係止具が、前記パネル側係止具に対して一対一に設けられ、かつ、当該取付け側係止具と前記パネル側係止具とが同一形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  3. 前記パネル側係止具及び前記取付け側係止具が、取付対象に重ねられて固定される固定板部と、前記固定板部の端縁から、当該固定板部の厚み方向にずれて延出した係止板部と、を備え、
    前記パネル側係止具及び前記取付け側係止具の一方における前記係止板部が他方における前記係止板部と前記取付対象との間隙に嵌合することで、前記パネル側係止具が前記取付け側係止具に係止することを特徴とする請求項2に記載の発光パネル。
  4. 前記対向一対の側辺が前記水平方向に沿った辺である場合には、前記鉛直方向の下側の前記パネル側係止具と前記取付け側係止具との間には、前記鉛直方向について、前記導光板の膨張・収縮の度合いに応じた広さの空間が開けられることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の発光パネル。
  5. 前記一対の側辺部材は、その厚み方向に貫通して前記導光板へと達する結合部材を介して前記対向一対の側辺それぞれに取り付けられ、
    前記一対の側辺部材には、前記導光板の膨張・収縮における前記側辺に沿った成分に応じて当該側辺とともに移動可能に前記結合部材が貫通する長孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載の発光パネル。
  6. 前記長孔が、前記対向一対の側辺それぞれの両端近傍に対応した複数の位置に設けられており、
    複数の前記長孔のうち、前記鉛直方向の上側に位置する上側長孔は、前記側辺に沿った方向に延在した直線形状を有しており、前記鉛直方向の下側に位置する下側長孔は、前記側辺に沿った方向に延在して更に前記導光板の中央側へと斜行した屈曲形状を有していることを特徴とする請求項5に記載の発光パネル。
  7. 前記パネル側係止具は、前記側辺部材の前記側辺への取付け箇所とはずれた位置で、前記導光板側から前記側辺部材を貫通するネジによって当該側辺部材に固定されていることを特徴とする請求項1〜6のうち何れか一項に記載の発光パネル。
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