JP6666880B2 - らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 - Google Patents
らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6666880B2 JP6666880B2 JP2017132428A JP2017132428A JP6666880B2 JP 6666880 B2 JP6666880 B2 JP 6666880B2 JP 2017132428 A JP2017132428 A JP 2017132428A JP 2017132428 A JP2017132428 A JP 2017132428A JP 6666880 B2 JP6666880 B2 JP 6666880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- rake
- boundary
- belt conveyor
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Description
発明者は、多数のらっきょうを選別し、選別されたらっきょうをロボットハンドにより一個ずつ搬送コンベアに載せると共に、らっきょうを挟持して搬送中にらっきょうの不要部を切断するという工程まで全自動化を試みた。
なお、上記特許文献2では、様々の大きさのらっきょうに対応するには、らっきょうの大サイズに対応して凹部を形成しなければならず、小サイズのらっきょうでは、押さえベルトによりらっきょうを押圧するものの、搬送中の保持が不十分になり易くなるため、らっきょうの不要部(根部、茎部)の切断精度がしにくくなるという課題がある。
前記らっきょうを載せる載置部と、前記載置部と連結していて、前記らっきょうを挟持しながら搬送する第1の搬送部と、を有する無端状の第1のベルトコンベアを備え、前記第1のベルトコンベアの上方に位置しながら前記第1の搬送部と対向する第2の搬送部とを有する無端状の第2のベルトコンベアを有し、前記らっきょうを挟持しながら第2の搬送が可能な搬送装置と、
前記第1の搬送している前記らっきょうを持ち上げて前記第1のベルトコンベアの前記載置部へ移動することが可能なツールを備えたロボットと、
前記らっきょうを前記第2の搬送しながら前記らっきょうの前記胴体部と前記根部との第1の境界を切断する第1の切断手段と、を備えたらっきょうの切断加工システムであって、
前記第1のベルトコンベアの搬送に基づく位置を検出して位置検出信号を発生する位置検出手段と、
前記分離され、前記第1の搬送をしている前記らっきょうを撮像して第1の撮像情報を得る第1の撮像手段と、
前記らっきょうのサイズを指定し、前記指定した前記サイズのらっきょうを前記第1の撮像情報に基づいて選別する選別手段と、
前記第1の撮像情報に基づいて前記選別手段により選別された前記らっきょうの接触目標位置と、前記らっきょうの姿勢とを検知して、前記らっきょうを接触する接触情報を取得する接触情報取得手段と、
前記第1のベルトコンベアには、外周に設けられ、前記らっきょうの胴体部の一側面を当接すると共に、前記第2の搬送の方向と交差するように所定の間隔により多数有する第1の挟持片と、
前記第2のベルトコンベアには、外周に設けられ、前記胴体部の他側面を当接すると共に、前記第2の搬送の方向と交差するように所定の間隔により多数有する第2の挟持片と、
前記らっきょうの姿勢及び前記位置検出信号に基づいて、前記選別されたらっきょうを前記第1の挟持片に当接させるようにする開放情報を設定する開放情報設定手段と、
前記第2の挟持片が前記第2のベルトコンベアの曲部又は上側を移動している時に、前記接触情報及び前記開放情報に基づいて、前記選別手段により選別された一個の前記らっきょうを前記ツールにより持ち上げて、前記載置部を移動している前記第1の挟持片に前記らっきょうの前記胴体部の一側面が当接すると共に、前記らっきょうの前記第1の境界が所望の位置になるように、前記ツールにより前記らっきょうを移動する制御手段と、
前記らっきょうのサイズの指定に基づいて前記第1又は第2のベルトコンベアを駆動して、前記第1及び第2の挟持片から成る挟持手段の間隔を調整する運転を成す間隔調整運転手段と、
前記第1及び第2の搬送部を同一速度で同一方向に移動する同期運転手段と、
前記間隔調整運転手段と前記同期運転手段を切換える切換え手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
次に、作業者が切換え手段により、同期運転手段に切換えると、第1及び第2のベルトコンベアの第1及び第2の搬送部を同一速度で同一方向に運転する。大きさの異なる多数のらっきょうを多段コンベアの上流部に載せると、分離装置が一個ずつらっきょうを分離して、選別手段がらっきょうの第1の撮像情報に基づいて、指定したサイズのらっきょうとして大サイズのらっきょうを選別する。それ以外の中、小サイズのらっきょうが選別の対象外となり回収箱等に収納される。
その後、第2の搬送により第1の挟持片に対応する第2の挟持片が第2の搬送部を移動して、挟持手段がらっきょうの胴体部をしっかりと挟持すると共に、らっきょうの第1の境界を所望の位置とすることができる。しっかりとらっきょうを挟持しているので、第2の搬送しながら第1の切断手段によりらっきょうを切断する際に、らっきょうがずれにくいので、第1の境界、即ち、らっきょうの根部を滑らかに切断できる。
さらに、第1及び第2の挟持片の挟側にゴムなどの緩衝材を有することが好ましい。らっきょうのサイズを選別しても、該サイズ内において、らっきょうの胴体部の形状・大きさが変動するが、らっきょうの挟持がし易くなるからである。
前記第1及び第2のベルトコンベアが搬送しながら、前記挟持手段により挟持された前記らっきょうの前記第1の境界を撮像して第2の撮像情報を得る第2の撮像手段と、
前記第2の撮像情報に基づいて前記らっきょうの前記第1の境界の境界値を求める境界演算手段と、
前記境界値に基づいて複数の前記切断刃から一つを選択して選択指令信号を発生する選択指令手段と、
前記選択指令信号及び前記位置検出信号に基づいて、前記第1の切断手段を動作して前記らっきょうの前記第1の境界を切断する第1の動作手段と、
前記挟持手段により挟持された前記らっきょうの胴体部と茎部との第2の境界を切断すると共に、前記第1のベルトコンベアの搬送方向と同一方向に設けられ、前記第1の切断手段と対向する側に設けられた第2の切断手段と、
前記第1の切断手段が動作した後、前記位置検出信号に基づいて前記第2の切断手段を動作する第2の動作手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
これにより、第1の切断手段の切断刃は、搬送方向と直交方向に複数設けられているので、らっきょうの第1の境界に応じて、第1の切断手段を直交方向の移動することなく、簡易な構成によりらっきょうの第1の境界を切断することができる。加えて、第1の切断手段の切断刃を複数有することにより、切断の際にらっきょうから粘着汁が出ても、第1の切断手段を成す切断刃の交換インターバルを延ばすと共に、切れ味を長期にわたり維持できる。
ここで、第1の切断手段は、例えば大、中、小のサイズに対応して一個ずつ合計3つ設けても良い。又は、大サイズにはらっきょうの長さが長くなるから、四つ、中サイズは三つ、小サイズは二つの合計九つ設けても良い。このように複数の切断刃を有することにより、らっきょうの第1の境界の切断の精度が向上し、切断刃の保守性が向上し得る。
また、らっきょうの根部を切断した後、第2の切断手段により、第2の境界としての茎部を切断するので、たとえ、根部の切断によりらっきょうが搬送方向と交差する方向に僅かに移動したとしても、らっきょうの茎部を要求される精度で切断し得る。茎部の切断精度は、根部に比べて要求が低いからである。
前記異常検出信号に基づいて前記第1及び第2のベルトコンベアを停止する異常停止手段と、を備えたことを特徴とするものである。
同期運転手段では、誤作動等により第1の挟持片と第2の挟持片とが接触すると挟持手段を破損し得るので、速やかにこれを検知して第1及び第2のベルトコンベアを停止することが好ましい。異常検出手段としては、例えば第1のベルトコンベアを駆動する第1の搬送モータと、第2のベルトコンベアを駆動する第2の搬送モータとを有し、第1又は第2の搬送モータに流れる電流が予め定められた閾値を越えると、過電流を検出して異常信号を発生し、異常停止手段が第1及び第2の搬送モータを停止することにより、第1及び第2のベルトコンベアを停止して、挟持手段の破損を防止することが好ましい。
また、間隔調整運転手段では、第2のベルトコンベアが停止状態において、第1の搬送モータを回転して第1のベルトコンベアを運転するので、異常検出手段が第1の搬送モータに流れる電流が過電流になったり、第2の搬送モータに電流が流れたりしたら、異常検出信号を発生しても良い。
前記切換え手段により前記間隔調整運転手段に切換えた後、前記らっきょうのサイズを指定して、前記第1又は第2のベルトコンベアを駆動して、すべての前記挟持手段の間隔を調整する第1の工程と、
前記切換え手段により前記同期運転手段に切換える第2の工程と、
前記多段ベルトコンベアに大きさの異なる多数のらっきょうを載せて前記らっきょうを分離する第3の工程と、
前記分離されたらっきょうを前記第1の撮像手段により撮像して、前記第1の撮像情報に基づいて前記指定したサイズの前記らっきょうを選別する第4の工程と、
前記制御手段は前記第2の挟持片が前記第2のベルトコンベアの曲部又は上側を移動している時に、前記接触情報及び前記開放情報基づいて、前記選別された一個の前記らっきょうの胴体部の一側面が前記第1の挟持片に当接すると共に、前記らっきょうの前記第1の境界が所望の位置になるように、前記ツールにより前記らっきょうを持ち上げて移動する第5の工程と、
前記挟持された前記らっきょうを第2の搬送しながら前記らっきょうの前記第1の境界を第2の撮像手段により撮像して第2の撮像情報を得る第6の工程と、
前記第2の撮像情報に基づいて前記境界演算手段が前記第1の境界の境界値を求め、この境界値に最も近い複数の前記切断刃から一つを選択して、前記第1の境界を切断する第7の工程と、を備え、
前記第1の工程から前記第7の工程を順に実行する、
ことを特徴とするものである。
これにより、多数のらっきょうを分離した後、第1の撮像情報に基づいて予め指定したサイズのらっきょうを選別して、一個ずつらっきょうをロボットのツールにより搬送装置の第1の挟持片に載せると、すなわち、搬送方向と交差する方向に載せると、らっきょうを第1及び第2の挟持片により挟持しながら、第2の撮像情報に基づいて搬送しながら複数の切断刃から第1の境界に最も近い切断刃を選択してらっきょうの第1の境界を切断する。しがって、らっきょうのサイズに応じて、らっきょうの不要部を切断するという全自動化が簡易に得られる。
本発明の一実施の形態を図1から図7によって説明する。図1において、らっきょう1は胴体部1aと茎部1bと根部1cとを有しており、サイズが例えば大サイズ(a)、中サイズ(b)、小サイズ(c)とに分類できる。
図2において、らっきょうの切断システム10は、多数のらっきょう1を一個ずつ離れるように第1の搬送をしながら分離する分離装置30と、分離装置30と左右に対向して第1の搬送方向と同一の第2の搬送方向にらっきょう1を移動するように設けられた搬送装置300と、搬送装置300に設けられたらっきょう1を挟持する挟持手段310と、分離装置30と搬送装置300の間に設けられ、分離されたらっきょう1を一個ずつ搬送装置300に載せる吸着パッド80pを有する垂直多関節型のロボット80と、らっきょう1の不要部を切断する切断装置600を有している。搬送装置300は、第1のベルトコンベア301と第2のベルトコンベア402とから成り、挟持手段310は第1のベルトコンベア301に設けられた第1の挟持片311と、第2のベルトコンベア402に設けられた第2の挟持片422とによりらっきょう1の胴体部1aを挟持するように形成されている。
なお、ロボット80は、パラレルリンク型でも良い。この場合には、動作速度が垂直多関節型に比べて速くなり得る。
図2において、分離装置30は、多数のサイズの異なるらっきょう1を載せる上流側ベルトコンベア31を有しており、上流側ベルトコンベア31と落差を持ち、上流側ベルトコンベア31よりも速い速度によりらっきょう1を搬送する下流側ベルトコンベア33を有している。ここで、下流側ベルトコンベア33の下流端部にて、第1の搬送をしながら、らっきょうが一個ずつ分離される。なお、分離して指定されたサイズ以外のらっきょう1は回収箱35に回収される。
図2、図3及び図4において、搬送装置300は、第1のベルトコンベア301と、この第1のベルトコンベア301と一部が対向して上方に設けられると共に、第1のベルトコンベア301と幅が同一の第2のベルトコンベア402とを有しており、側面視階段状に形成されている。第1のベルトコンベア301は、無端状で、らっきょう1を搬送しながら、ロボット80の吸着パッド80pにより載せる載置部301aと、載置部301aと連結していて、らっきょう1を挟持しながら搬送する搬送部301cと、を有している。第2のベルトコンベア402は、無端状で、第1のベルトコンベア301よりも搬送距離が短く形成されている。これは、第1のベルトコンベア301に分離装置30からロボット80の吸着パッド80pによりらっきょう1を載置部301aに載せ易くするためである。第2のベルトコンベア402は、第2の搬送部402cが第1のベルトコンベア301の第1の搬送部301cに対向して配設されている。
ここで、第1のベルトコンベア301を搬送する第1の搬送モータMb1を有し、第1の搬送モータMb1の回転位置を位置検出手段としての第1のエンコーダE1により検知するように形成されている。ここで、らっきょう1を搬送しながららっきょうの不要部を切断する際には、第1のベルトコンベア301と第2のベルトコンベア402とは、同一の搬送速度を有し、第1及び第2の搬送部301c、402cを同一速度で同一方向に第2の搬送するように形成している。
図2及び図4(a)において、搬送しながら、らっきょう1の胴体部1aを挟持する挟持手段310は、第1の挟持片311と第2の挟持片422とから成っており、第1の挟持片311は、らっきょう1の胴体部1aの一側面を当接するもので、第1のベルトコンベア301の外周で全周にわたって一定の間隔により多数設けられている。第2の挟持片422は、らっきょう1の胴体部1aの他側面を当接するもので、第2のベルトコンベア402の外周で全周にわたって一定の間隔により多数設けられている。ここで、全周にわたって第1及び第2の挟持片311,422が設けられているのは、らっきょう1の不要部(根部1c、茎部1b)の切断効率を上げるためである。
そして、第1及び第2の挟持片311、422の幅は、第1及び第2のベルトコンベア301,402の幅とほぼ同一で、この幅は、小サイズのらっきょう1の胴体部1aの長さともほぼ同一になるように形成されている。第1及び第2挟持片311、422からはみ出したらっきょう1の根部1c及び茎部1bを切断し易くするためである。なお、第1及び第2の挟持片311、422は、搬送方向に交差すると共に、直交するように設けられ、第1の挟持片311が第1のベルトコンベア301の外周に連結固定されており、第2の挟持片422が第2のベルトコンベア402の外周に連結固定されている。
加えて、上記のように何れのらっきょう1のサイズにも幅が変動することから、第1及び第2の挟持片311、422の第1及び第2の挟持面311h、422hには、ゴムなどの緩衝部材を設けることにより上記の変動幅を吸収して、らっきょう1の胴体部1aをしっかりと保持できることが好ましい。
図2及び図5において、分離装置30により分離されたらっきょう1を予め定められたサイズのらっきょう1を選別して、選別されたらっきょう1を一個ずつ吸着パッド80pにより吸着して、搬送装置300の第1のベルトコンベア301の載置部301aを移動している第1の挟持片311に載せるように、ロボット80にロボット指令信号を与えるロボット指令部60を有している。
ロボット80は、基台82と、旋回ベース84と、アーム86と、吸着パッド80P(ツール)とを備えている。基台82は、図示しない床部に固定されており、旋回ベース84は、基台82に対し旋回自在に取り付けられている。アーム86は、複数の部材から構成されており、各部材同士が回転自在に取り付けられている。吸着パッド80pは回転可能で、アーム86の先端に取り付けられており、図示しない真空装置により真空状態にされることで、らっきょう1を吸着により持ち上げて移動できると共に、真空状態の解除により、吸着していたらっきょう1を開放可能に構成されている。
ここで、らっきょう1の姿勢とは、図5に示すように、第1の挟持片311にらっきょう1の胴体部1aを当接すると共に、上記のように根部1cがはみ出す位置を基準として、どれだけの傾きΘがあるかをいい、第1の撮像情報により検知するものである。
ここで、第1の挟持片311にらっきょう1の根部1cが第1の切断手段630の側にはみ出すように載せる。このため、らっきょう1の第1の境界の位置も必要となり得るが、既に、サイズが選別されたらっきょう1の上記中心位置を設定すれば、上記第1の境界の位置を検知しくても、らっきょう1の上記中心位置に吸着パッド80pを吸着すれば、第1の挟持片311の上記所望の位置にらっきょう1を載せることができる。らっきょう1をサイズ別に選別したことにより、上記中心位置に対する第1の境界値のばらつきが減少するため、接触目標位置の検知には、上記第1の境界位置が不要となるので、簡易な検知で足りる。
加えて、第1の挟持片311の底面311cの長さと幅の中央位置が二次座標のY軸上の開放目標位置となり、Z軸上の開放目標位置は、第1のベルトコンベア301のベルトの高さと、第1の挟持片311の底面311cの高さを考慮して予めロボット80に教示されている。
指令信号生成部69は、上記接触情報及び開放情報に基づいてロボット指令信号により、吸着パッド80pは、分離装置30の下流側で分離されたらっきょう1を一個ずつ吸着して、図4(a)に示すように、第1のベルトコンベア301の載置部301aを移動している第1の挟持片311にらっきょう1の胴体部1aを載せて、第1の挟持片311の挟持面311hに当接すると共に、らっきょう1の根部1cがはみ出すように、らっきょう1を開放するように形成している。この時、第1の挟持片311に対応してらっきょう1を挟持する第2の挟持片422が第2のベルトコンベア422の曲部を移動するように形成されている。らっきょう1を第1の挟持片311に載せるためである。そして、第1の挟持片311の搬送に伴い、図4(a)において、点線で示すように、らっきょう1の胴体部1aが第1及び第2の挟持片311、422により、しっかりと挟持されるように形成されている。ここで、第1の挟持片311の内側にらっきょう1の胴体部1aが当接するには、らっきょう1の胴体部1aが第1のベルトコンベア301の搬送方向に対して垂直に交差するように載せることになる。
図3において、切断装置600は、らっきょう1の根部1cを切断する第1の切断手段630と、らっきょう1の茎部1bを切断する第2の切断手段650とを有している。
図3おいて、第1の切断手段630は、第1から第9の切断刃C1〜C9を有しており、第1から第9の切断刃C1〜C9は、挟持手段310により挟持されたらっきょう1の第1の境界を切断するもので、第1のベルトコンベア301の搬送方向と同一方向に順に並べて配設されている。第1のベルトコンベアの図3における下端部から各切断刃C1〜C9の搬送方向と直交方向との間隔gは、第1の切断刃C1〜第9の切断刃C9に向かうに従って順に広がるように形成されている。らっきょう1の大きさにより第1の境界の位置が異なり、これに対応する間隔に設けられているからである。
また、第1から第9の切断刃C1〜C9の搬送方向の間隔は、第2のカメラ500が撮像した位置L0から搬送方向に挟持手段310の間隔と同様に、それぞれ位置L1〜L9に設けられている。効率良くらっきょう1の根部1cを切断するためである。ここで、大サイズのらっきょう1は長さが中小サイズに比べて長くなるから第6から第9の切断刃C6〜C9、中サイズは第3〜第5の切断刃C3〜C5、小サイズは第1から第2の切断刃C1,C2が切断を担うことを想定して、合計九つの切断刃C1〜C9を設けている。
ここで、らっきょう1の第1の境界を撮像した位置L0から位置検出手段としての第1のエンコーダE1から得られた第1の位置検出信号を積算してらっきょう1を挟持した挟持手段310の搬送位置L1〜L9を得ることができる。
図6において、搬送装置300の電気駆動部は、同期運転手段と間隔調整運転手段とを有している。同期運転手段は、切換えスイッチSWがb側に投入された場合に動作する同期速度指令部450が第1及び第2のベルトコンベア301,402の第1及び第2の搬送部301c、402cを同一方向に同一搬送速度により駆動する速度指令信号を発生し、この速度指令信号により第1及び第2のモータ制御駆動部451、452を介して第1の搬送モータMb1を時計回りに,第2の搬送モータMb2を反時計回りに回転するように形成されている。
ここで、第1の搬送モータMb1、第2の搬送モータMb2の回転位置をそれぞれ第1のエンコーダE1、第2のエンコーダE2から位置検出信号を第1のモータ制御駆動部451、第2のモータ制御駆動部452にフィードバックしている。
なお、第1のモータ制御駆動部451、第2のモータ制御駆動部452は、それぞれ第1の搬送モータMb1、第2の搬送モータMb2を制御しながら回転駆動するものである。
次に、間隔調整運転手段の電気駆動部に関し図6を参照して説明する。図6において、間隔調整運転手段は、作業者がらっきょう1のサイズを入力すると、そのサイズを記憶部440に記憶しておいて、らきょう1のサイズ毎に、挟持手段310の間隔を調整するように形成されている。間隔調整運転手段は、切換え手段としての切換えスイッチSWがa側に投入されると、記憶部440から読み出したらっきょう1のサイズに応じて、挟持手段310を成す第1の挟持片311と第2の挟持片422との間隔を調整するために、一定距離第1の挟持片311を移動する移動指令信号を発生する一定距離移動部443を有し、移動指令信号により第1のモータ制御駆動部451を介して第1のベルトコンベア301の第1の搬送モータMb1を回転するように形成されている。なお、上記間隔調整運転手段では、第2の搬送モータMb2は停止している。ここで、前回のらっきょう1のサイズよりも大きくなると、挟持手段310の間隔を広げるために、第1の搬送モータMb1を時計方向に回転し、逆にらっきょうのサイズが前回よりも小さくなると、挟持手段310の間隔を狭くするために、反時計方向に回転するように形成されている。
切換えスイッチSWがb側に投入された場合に動作する同期速度指令部450では、第1の搬送モータMb1、第2の搬送モータMb2に流れる電流をそれぞれ検出して第1、第2の電流検出信号を発生する第1の電流検出器455、第2の電流検出器457を有しており、第1、第2のモータ制御駆動部451、452には、第1、第2の電流検出信号が予め定められた閾値を越えると、異常検出信号としての第1、第2の過電流信号を発生する異常検出手段としての第1の過電流検出器451L、452Lを有している。ここで、指令信号の異常などにより、第1の挟持片311と第2の挟持片422とが衝突すると、第1又は第2のモータMb1,Mb2に流れる電流が過大となり第1、又は第2の電流検出信号が予め定められた閾値を越えて第1又は第2の過電流信号を発生し、第1及び第2のモータMb1,Mb2を緊急停止するように形成されている。
なお、間隔調整運転では、異常停止手段としての第1のモータ制御駆動部451は、第1の過電流信号が発生したら、第1の搬送モータMb1を停止するように形成されている。また、何らかの原因で、正常時には、第2の搬送モータMb2が停止しているので、異常停止手段としての第2のモータ制御駆動部452は、検出されないはずの第2の電流検出信号が発生したら第2の搬送モータMb2も停止しても良い。
次に、上記のように構成されたらっきょうの切断システムにおける挟持手段の間隔調整運転の動作を図6に示す第1及び第2のベルトコンベアを駆動する電気系統のブロック図、図7のらっきょうを挟持手段により挟持した側面図、図8のフローチャートを主にして説明する。まず、らっきょう1のサイズを大、中、小に分類して、図6において、大サイズを入力して記憶部440に記憶する(ステップS101)。挟持手段310の間隔を調整する間隔調整運転側に切換えスイッチSWをa側に作業者が投入すると(ステップS103)、一定距離移動指令部443は、らっきょう1のサイズが前のサイズと同一か否かを判断し(ステップS105)、前のサイズが小サイズとすると、その差分L1−L3を求める(ステップS107)。その差分L1−L3により一定距離移動指令部443からの指令信号により、第1のモータ制御駆動部451を介して第1のベルトコンベア301が第1の搬送モータMb1を時計方向に回転して差分の距離を搬送することにより、図7(a)に示すように挟持手段310の間隔をL1とする(ステップS109)。この際に、第2のベルトコンベア402が停止している。これにより、第1の工程を実行することになる。
このように、構成されたらっきょうの切断システムの動作を図9のフローチャート、図10のタイムチャートを主として参照して説明する。まず、図6に示す切換えスイッチSWを同期運転側としてのb側に作業者が投入して同期運転に切換える第2の工程を実行する(ステップS201)。図2において、速度差を有する多段ベルトコンベア31、33の上流側に多数の大きさの異なるらっきょう1を載せて下流側にてらっきょう1を一個ずつ分離する第3の工程を実行する(ステップS203)。分離されたらっきょう1を第1のカメラ51により撮像して第1の撮像情報を得て(ステップS205)、図5に示すロボット指令部60の選別部64は、第1の撮像情報に基づいて予め定められた大サイズのらっきょう1を選別する第4の工程を実行する(ステップS207)。選別対象外の中、小サイズのらっきょう1は、分離装置30から落下して回収箱35に回収する
例えば、図6及び図7に示すように、らっきょう1の大きさの指定に基づいて第1のベルトコンベア301を駆動して、すべての挟持手段310を成す第1の挟持片311と第2の挟持片422との間隔を調整する運転を成す間隔調整運転手段は、一定距離移動指令部443からの位置指令信号により第1の搬送モータMb1を回転駆動したが、インチング指令により第1の搬送モータMb1を寸動運転して停止後、挟持手段310の間隔を測定して調整しても良い。
Claims (4)
- 胴体部と根部とを有し、大きさの異なる多数のらっきょうを速度差と落差とを有する多段ベルトコンベアに載せて第1の搬送をしながら前記らっきょうを一個ずつ分離する分離装置と、
前記らっきょうを載せる載置部と、前記載置部と連結していて、前記らっきょうを挟持しながら搬送する第1の搬送部と、を有する無端状の第1のベルトコンベアを備え、前記第1のベルトコンベアの上方に位置しながら前記第1の搬送部と対向する第2の搬送部とを有する無端状の第2のベルトコンベアを有し、前記らっきょうを挟持しながら第2の搬送が可能な搬送装置と、
前記第1の搬送している前記らっきょうを持ち上げて前記第1のベルトコンベアの前記載置部へ移動することが可能なツールを備えたロボットと、
前記らっきょうを前記第2の搬送しながら前記らっきょうの前記胴体部と前記根部との第1の境界を切断する第1の切断手段と、を備えたらっきょうの切断加工システムであって、
前記第1のベルトコンベアの搬送に基づく位置を検出して位置検出信号を発生する位置検出手段と、
前記分離され、前記第1の搬送をしている前記らっきょうを撮像して第1の撮像情報を得る第1の撮像手段と、
前記らっきょうのサイズを指定し、前記指定した前記サイズのらっきょうを前記第1の撮像情報に基づいて選別する選別手段と、
前記第1の撮像情報に基づいて前記選別手段により選別された前記らっきょうの接触目標位置と、前記らっきょうの姿勢とを検知して、前記らっきょうを接触する接触情報を取得する接触情報取得手段と、
前記第1のベルトコンベアには、外周に設けられ、前記らっきょうの胴体部の一側面を当接すると共に、前記第2の搬送の方向と交差するように所定の間隔により多数有する第1の挟持片と、
前記第2のベルトコンベアには、外周に設けられ、前記胴体部の他側面を当接すると共に、前記第2の搬送の方向と交差するように所定の間隔により多数有する第2の挟持片と、
前記らっきょうの姿勢及び前記位置検出信号に基づいて、前記選別されたらっきょうを前記第1の挟持片に当接させるようにする開放情報を設定する開放情報設定手段と、
前記第2の挟持片が前記第2のベルトコンベアの曲部又は上側を移動している時に、前記接触情報及び前記開放情報に基づいて、前記選別手段により選別された一個の前記らっきょうを前記ツールにより持ち上げて、前記載置部を移動している前記第1の挟持片に前記らっきょうの前記胴体部の一側面が当接すると共に、前記らっきょうの前記第1の境界が所望の位置になるように、前記ツールにより前記らっきょうを移動する制御手段と、
前記らっきょうのサイズの指定に基づいて前記第1又は第2のベルトコンベアを駆動して、前記第1及び第2の挟持片から成る挟持手段の間隔を調整する運転を成す間隔調整運転手段と、
前記第1及び第2の搬送部を同一速度で同一方向に移動する同期運転手段と、
前記間隔調整運転手段と前記同期運転手段を切換える切換え手段と、
を備えたことを特徴とするらっきょうの切断システム。 - 前記第1の切断手段は、複数の切断刃から成り前記第2の搬送の方向に順に並べて配設されると共に、前記第2の搬送方向と直交方向に所定の距離隔てて設けられており、
前記第1及び第2のベルトコンベアが搬送しながら、前記挟持手段により挟持された前記らっきょうの前記第1の境界を撮像して第2の撮像情報を得る第2の撮像手段と、
前記第2の撮像情報に基づいて前記らっきょうの前記第1の境界の境界値を求める境界演算手段と、
前記境界値に基づいて複数の前記切断刃から一つを選択して選択指令信号を発生する選択指令手段と、
前記選択指令信号及び前記位置検出信号に基づいて、前記第1の切断手段を動作して前記らっきょうの前記第1の境界を切断する第1の動作手段と、
前記挟持手段により挟持された前記らっきょうの胴体部と茎部との第2の境界を切断すると共に、前記第1のベルトコンベアの搬送方向と同一方向に設けられ、前記第1の切断手段と対向する側に設けられた第2の切断手段と、
前記第1の切断手段が動作した後、前記位置検出信号に基づいて前記第2の切断手段を動作する第2の動作手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のらっきょうの切断システム。 - 前記第1の挟持片と前記第2の挟持片とが接触したことに基づいて異常検出信号を発生する異常検出手段と、
前記異常検出信号に基づいて前記第1及び第2のベルトコンベアを停止する異常停止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のらっきょうの切断システム。
- 請求項2又は3に記載のらっきょうの切断システムを用いたらっきょうの切断方法であって、
前記切換え手段により前記間隔調整運転手段に切換えた後、前記らっきょうのサイズを指定して、前記第1又は第2のベルトコンベアを駆動して、すべての前記挟持手段の間隔を調整する第1の工程と、
前記切換え手段により前記同期運転手段に切換える第2の工程と、
前記多段ベルトコンベアに大きさの異なる多数のらっきょうを載せて前記らっきょうを分離する第3の工程と、
前記分離されたらっきょうを前記第1の撮像手段により撮像して、前記第1の撮像情報に基づいて前記指定したサイズの前記らっきょうを選別する第4の工程と、
前記制御手段は前記第2の挟持片が前記第2のベルトコンベアの曲部又は上側を移動している時に、前記接触情報及び前記開放情報基づいて、前記選別された一個の前記らっきょうの胴体部の一側面が前記第1の挟持片に当接すると共に、前記らっきょうの前記第1の境界が所望の位置になるように、前記ツールにより前記らっきょうを持ち上げて移動する第5の工程と、
前記挟持された前記らっきょうを第2の搬送しながら前記らっきょうの前記第1の境界を第2の撮像手段により撮像して第2の撮像情報を得る第6の工程と、
前記第2の撮像情報に基づいて前記境界演算手段が前記第1の境界の境界値を求め、この境界値に最も近い複数の前記切断刃から一つを選択して、前記第1の境界を切断する第7の工程と、を備え、
前記第1の工程から前記第7の工程を順に実行する、
ことを特徴とするらっきょうの切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017132428A JP6666880B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017132428A JP6666880B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019013178A JP2019013178A (ja) | 2019-01-31 |
JP6666880B2 true JP6666880B2 (ja) | 2020-03-18 |
Family
ID=65356299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017132428A Active JP6666880B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6666880B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51106296U (ja) * | 1975-02-24 | 1976-08-25 | ||
JPS63164873A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Seibutsukei Tokutei Sangyo Gijutsu Kenkyu Suishin Kiko | ラツキヨウ等の調製装置 |
JPS63254970A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-21 | Mitsuyoshi Ishihara | らつきようの根切り装置 |
JPH05329798A (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-14 | O & M Syst:Kk | らっきょうの切断装置 |
JPH07237622A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 農産物選別箱詰装置 |
JP2001009778A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Ishii Ind Co Ltd | 農作物の不要部切断装置 |
JP2004041102A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Ishii Ind Co Ltd | 農作物切揃え装置 |
US6951168B1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-10-04 | Gary Tasakos | Vegetable delivery device for vegetable cutting apparatus |
JP5370788B2 (ja) * | 2011-10-20 | 2013-12-18 | 株式会社安川電機 | 対象物加工システム |
-
2017
- 2017-07-06 JP JP2017132428A patent/JP6666880B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019013178A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9181039B2 (en) | Food product positioning system and method | |
US9486008B2 (en) | System for topping and tailing lettuce heads using a camera-guided servo-controlled water knife | |
US8930009B2 (en) | Robot system and processed object manufacturing method | |
EP2538373B1 (en) | Picking system | |
KR20220165262A (ko) | 픽 앤 플레이스 로봇 시스템 | |
US5463921A (en) | Method and apparatus for automated handling of cut material | |
US10780604B1 (en) | Automated multi-headed saw for lumber and associated method | |
JP5459269B2 (ja) | ピッキングシステム | |
KR102027040B1 (ko) | 대상물 픽업 공급 자동화 시스템 및 대상물 자동 픽업 공급 방법 | |
CN107206614A (zh) | 用于分割板状工件的板材分割设备及其运行方法 | |
US20110150610A1 (en) | Apparatus for transferring products | |
JP7394517B2 (ja) | インテリジェントレーザー切断機器 | |
JP2013086229A (ja) | ロボットシステム | |
JP4273416B2 (ja) | 作物収穫装置 | |
JP6666880B2 (ja) | らっきょうの切断システム及びこの切断システムを用いたらつきょうの切断方法 | |
KR20190068663A (ko) | 영상처리분석을 이용한 대상물 자동 선별, 분류 시스템 및 자동선별 분류방법 | |
KR101853900B1 (ko) | 판재 공급 시스템 | |
US20040182214A1 (en) | Handling arrangement for sawing items | |
JP3089337B2 (ja) | 搬送物品の区分け方法および装置 | |
KR102027039B1 (ko) | 영상처리분석을 이용한 대상물 자동 정렬, 공급 시스템, 및 대상물 자동 정렬, 공급 방법 | |
JP2002238531A (ja) | 農作物切揃え装置 | |
WO1987006278A1 (en) | Automated system for sequentially loading lowermost segments from a shingled stack of limp material segments | |
CN111958132A (zh) | 一种纺织面料自动切割系统 | |
CN112004616A (zh) | 一种用于获取片板状物品的机械装置 | |
CN218034874U (zh) | 一种物品输送定位纠正装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6666880 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |