JP6665545B2 - 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法 - Google Patents

画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6665545B2
JP6665545B2 JP2016009050A JP2016009050A JP6665545B2 JP 6665545 B2 JP6665545 B2 JP 6665545B2 JP 2016009050 A JP2016009050 A JP 2016009050A JP 2016009050 A JP2016009050 A JP 2016009050A JP 6665545 B2 JP6665545 B2 JP 6665545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
projector
projection
projection area
projects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016009050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017129739A (ja
Inventor
匠 大池
匠 大池
隆史 豊岡
隆史 豊岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2016009050A priority Critical patent/JP6665545B2/ja
Publication of JP2017129739A publication Critical patent/JP2017129739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6665545B2 publication Critical patent/JP6665545B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法に関する。
従来、複数のプロジェクターにより投射される画像をつなげて1つの大きな画像を表示する技術が知られている。複数のプロジェクターにより画像を投射する場合、プロジェクターの個体差等により、各プロジェクターが投射する画像の色や明るさに差が生じることがある。これらの差が目立つと表示品位の低下につながるため、複数のプロジェクターの投射画像の差異を解消するよう補正を行う方法が提案された(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の画像投影表示装置は、複数のプロジェクターにより画像をスクリーンに順次投影し、それぞれの撮像画像を測色系で順次撮像して、プロジェクター間の色差を補正する。
特開2002−72359号公報
特許文献1記載の構成のように、従来、投射画像の全体の表示品位を均質にするためには、複数のプロジェクターの投射画像の全体を撮像する必要があった。また、投射画像の全体を撮像しないで補正しようとすれば、投射画像を部分的に補正することになり、補正された画像の状態にばらつきが生じる可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、複数のプロジェクターにより投射される画像の品位を、より効率よく均質にする補正を行うことが可能な画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、画像を投射する投射部を備える複数のプロジェクター及び制御装置を備える画像投射システムであって、前記制御装置は、複数の前記プロジェクターが画像を投射する投射領域の位置関係に基づき、第1の前記投射領域および第2の前記投射領域を選択し、第1の前記投射領域に投射される画像に合わせて第2の前記投射領域に投射される画像を補正する補正データを求める制御部を備え、第2の前記投射領域に画像を投射する前記プロジェクターは、前記制御装置が求める前記補正データに基づいて前記投射部が投射する画像を補正すること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターが投射する投射領域を、投射領域の位置関係に基づき選択して、画像の品位を揃える補正を行うことができる。これにより、補正された画像の品位のばらつきを抑え、複数のプロジェクターにより投射される画像の品位を、より効率よく均質に補正できる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、前記制御部は、複数の前記プロジェクターが画像を投射する投射領域の位置関係に基づき、複数の前記投射領域の補正順序を設定し、設定した前記補正順序に従って、第1の前記投射領域と、前記第1の前記投射領域よりも下位の第2の前記投射領域とを選択すること、を特徴とする。
この構成によれば、プロジェクターが投射する投射領域に補正順序を設定し、この補正順序に従って投射領域を選択して補正を行う。このため、複数のプロジェクターが投射する画像全体の一部分について補正データを求めて補正を行っても、補正された画像の品位のばらつきを抑えることができ、投射画像の全体を均質に補正できる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、画像を投射する投射部を備えるプロジェクターであり、前記制御部は、前記制御装置が画像を投射する投射領域、及び、複数の前記プロジェクターが画像を投射する前記投射領域を含む、複数の前記投射領域の位置関係に基づいて、前記補正順序を設定すること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターの一部が制御装置として動作し、補正データを求めることができる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、前記制御部は、前記補正順序を、複数の前記投射領域の中心または中心に近い位置の前記投射領域が他の前記投射領域よりも上位となるように設定すること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターが投射する投射領域の全体を、中心または中心に近い側の投射領域に合わせるように、補正できる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、前記制御部は、複数の前記投射領域の中心または中心に近い位置の前記投射領域を前記補正順序の最初にし、他の前記投射領域の前記補正順序を、前記補正順序の最初の前記投射領域からの距離に基づいて設定すること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターが投射する投射領域の全体を、中心または中心に近い位置を基準として補正できる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、いずれかの前記プロジェクターは、第1の前記投射領域の少なくとも一部及び第2の前記投射領域の少なくとも一部を含む範囲を撮像する撮像部を備え、前記制御部は、前記撮像部により第1の前記投射領域に投射された画像を撮像した第1撮像画像と、前記撮像部により第2の前記投射領域に投射された画像を撮像した第2撮像画像とに基づいて、前記補正データを求めること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターの投射画像の全体に対し一部分を撮像する撮像部を利用して、複数のプロジェクターの投射画像全体の品位を合わせる補正を行える。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、前記制御部は、前記第1撮像画像に基づき目標の色を決定し、前記第2撮像画像に基づき、第2の前記投射領域に投射された画像の色を前記目標の色に補正する前記補正データを求めること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターの投射画像全体の色を揃える補正を行うことができる。
また、本発明は、上記画像投射システムにおいて、前記制御部は、前記第1撮像画像における第1位置の撮像値を前記目標の色に決定し、前記第2撮像画像における第2位置の撮像値を前記目標の色に補正する前記補正データを求めること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターの投射画像の全体に対し一部分を撮像した撮像部を用い、プロジェクターの投射画像の色を高精度で補正できる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、複数のプロジェクターと通信可能なプロジェクターであって、画像を投射する投射部と、前記投射部が画像を投射する投射領域を撮像する撮像部と、前記投射部が画像を投射する投射領域、及び、複数の前記プロジェクターが画像を投射する投射領域を含む複数の前記投射領域の位置関係に基づき、第1の前記投射領域および第2の前記投射領域を選択し、第1の前記投射領域に投射される画像に合わせて第2の前記投射領域に投射される画像を補正する補正データを求める制御部と、を備え、前記補正データを、第2の前記投射領域に画像を投射する前記プロジェクターに送信すること、を特徴とする。
この構成によれば、複数のプロジェクターが投射する投射領域を、投射領域の位置関係に基づき選択して、画像の品位を揃える補正を行うことができる。これにより、補正された画像の品位のばらつきを抑え、複数のプロジェクターにより投射される画像の品位を、より効率よく均質に補正できる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、複数のプロジェクターを備える画像投射システムにおける画像補正方法であって、複数の前記プロジェクターが画像を投射する投射領域の位置関係に基づき、第1の前記投射領域および第1の前記投射領域より下位の第2の前記投射領域を選択し、第1の前記投射領域に投射される画像に合わせて第2の前記投射領域に投射される画像を補正する補正データを求め、第2の前記投射領域に画像を投射する前記プロジェクターが、前記補正データに基づいて、第2の前記投射領域に投射する画像を補正すること、を特徴とする。
この方法によれば、複数のプロジェクターが投射する投射領域を、投射領域の位置関係に基づき選択して、画像の品位を揃える補正を行うことができる。これにより、補正された画像の品位のばらつきを抑え、複数のプロジェクターにより投射される画像の品位を、より効率よく均質に補正できる。
本発明は、上述した画像投射システム、プロジェクター、画像投射システムの制御方法以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、上記のプロジェクターを制御する制御部が実行するプログラムや、上記の制御方法をコンピューターにより実行するためのプログラムとして実現することも可能である。また、例えば、上記のプログラムを記録した記録媒体、プログラムを配信するサーバー装置、上記プログラムを伝送する伝送媒体、上記プログラムを搬送波内に具現化したデータ信号等の形態で実現できる。
画像投射システムのシステム構成図。 プロジェクターの構成を示す構成図。 プロジェクターの動作を示すフローチャート。 プロジェクターの投射領域と撮像範囲とを示す図。 パターン画像を撮像した撮像画像データを示す図。 パターン画像を撮像した撮像画像データを示す図。 投射領域の位置関係を示す図。 投射領域の位置関係を示す図。 投射領域の位置関係を示す図。 投射領域の位置関係を示す図。 色度補正の原理説明図。 パターン画像を撮像した撮像画像データを示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、画像投射システム1のシステム構成図である。
図1に示す画像投射システム1は、投射面としてのスクリーンSCの前方に配置され、スクリーンSCに画像を投射する複数のプロジェクターを備える。本実施形態の画像投射システム1は、プロジェクター100A、プロジェクター100B、プロジェクター100C及びプロジェクター100Dの4台のプロジェクター100を備える。以下、プロジェクター100A、プロジェクター100B、プロジェクター100C及びプロジェクター100Dを総称する場合に、プロジェクター100と表記する。
また、本実施形態の画像投射システム1は、4台のプロジェクター100を縦2列、横2列に配置して構成される。
画像投射システム1を構成するプロジェクター100の台数は、4台に限られるものではなく、2台や3台であってもよいし、4台以上であってもよい。
また、複数台のプロジェクター100の配置も縦2列、横2列に限定されるものではなく、例えば、横1列に4台のプロジェクター100を並べて配置した構成であってもよい。
複数のプロジェクター100には、マスタープロジェクター(制御装置)として動作するプロジェクターが含まれる。マスター機としてのプロジェクター100は、他のプロジェクター100に、スクリーンSCに画像を投射する画像や、画像を投射するタイミングを通知したり、撮像の指示を通知したりする。本実施形態では、プロジェクター100Aが、マスタープロジェクターとして動作するものとして説明するが、マスタープロジェクターとして動作するプロジェクターが、プロジェクター100Aに限定されるものではない。例えば、ユーザーによって後述する操作パネル131が操作されたプロジェクター100がマスタープロジェクターとして動作してもよい。
以下では、プロジェクター100Aを、マスタープロジェクター100Aと表記する。マスタープロジェクター100Aは、本発明の制御装置に相当する。
マスタープロジェクター100Aは、他のプロジェクター100と通信回線6で接続され、各サブプロジェクター105と各種データを送受信する。本実施形態では、マスタープロジェクター100Aと、他のプロジェクター100とを有線で接続する場合を示すが、無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線通信によりマスタープロジェクター100Aと、他のプロジェクター100とを接続してもよい。
また、各プロジェクター100は、画像供給装置200に接続され、画像供給装置200から供給される画像信号を入力する。図1には、マスタープロジェクター100Aと画像供給装置200とを接続するケーブルだけを示すが、各サブプロジェクター105も画像供給装置200に接続され、画像供給装置200から供給される画像信号を入力する。
また、プロジェクター100A、100B、100C及び100Dは、それぞれ画像供給装置200から供給される画像信号に基づく画像をスクリーンSCに投射する。マスタープロジェクター100Aは、スクリーンSCの投射領域10Aに投射画像を投射する。プロジェクター100Bは、スクリーンSCの投射領域10Bに投射画像を投射する。プロジェクター100Cは、スクリーンSCの投射領域10Cに投射画像を投射する。プロジェクター100Dは、スクリーンSCの投射領域10Dに投射画像を投射する。一般に、このような画像の投射を行う場合、複数のプロジェクター100を隣接して配置し、隣接するプロジェクター100同士の投射領域の一部が重なり合うように画像を投射する。
また、以下では、投射領域10A〜10Dを区別する必要がない場合に、投射領域10と表記する。
図2は、プロジェクター100の構成図である。
プロジェクター100A〜100Dは、ほぼ同一の構成を備えているため、代表してマスタープロジェクター100Aの構成について説明する。
プロジェクター100Aには、画像供給装置200が接続される。画像供給装置200は、プロジェクター100Aに画像信号を供給する装置である。プロジェクター100Aは、画像供給装置200から供給される画像信号、又は後述する記憶部170Aに予め記憶された画像データに基づく画像をスクリーンSCに投射する。画像供給装置200には、例えば、ビデオ再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置、テレビチューナー装置、CATV(Cable television)のセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の映像出力装置、パーソナルコンピューター等が用いられる。
プロジェクター100Aは、画像入力部151Aを備える。画像入力部151Aは、ケーブルを接続するコネクター及びインターフェース回路(いずれも図示略)を備え、ケーブルを介して接続された画像供給装置200から供給される画像信号を入力する。画像入力部151Aは、入力された画像信号を画像データに変換して画像処理部152Aに出力する。
画像入力部151Aが備えるインターフェースは、例えば、Ethernet(登録商標)、IEEE1394、USB等のデータ通信用のインターフェースであってもよい。また、画像入力部151Aのインターフェースは、MHL(登録商標)、HDMI(登録商標)、DisplayPort等の画像データ用のインターフェースであってもよい。
また、画像入力部151Aは、コネクターとして、アナログ映像信号が入力されるVGA端子や、デジタル映像データが入力されるDVI(Digital Visual Interface)端子を備える構成であってもよい。さらに、画像入力部151Aは、A/D変換回路を備え、VGA端子を介してアナログ映像信号が入力された場合、A/D変換回路によりアナログ映像信号を画像データに変換し、画像処理部152Aに出力する。
プロジェクター100Aは、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射(表示)する表示部110A(投射部)を備える。表示部110Aは、光源としての光源部111A、光変調装置112A及び投射光学系113Aを備える。
光源部111Aは、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)又はレーザー光源等の光源を備える。また、光源部111Aは、光源が発した光を光変調装置112Aに導くリフレクター及び補助リフレクターを備えていてもよい。さらに、光源部111Aは、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112Aに至る経路上で低減させる調光素子等(いずれも図示略)を備えていてもよい。
光源部111Aは、光源駆動部121Aにより駆動される。光源駆動部121Aは、内部バス180Aに接続される。光源駆動部121Aは、制御部160Aの制御に従って、光源部111Aの光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置112Aは、例えばRGBの三原色に対応した3枚の液晶パネルを備える。光源部111Aが発する光はRGBの3色の色光に分離され、対応する液晶パネルに入射される。3枚の液晶パネルは、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光を生成する。各液晶パネルを通過して変調された画像光は、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113Aに射出される。
光変調装置112Aには、光変調装置112Aの液晶パネルを駆動する光変調装置駆動部122Aが接続される。光変調装置駆動部122Aは、内部バス180Aに接続される。
光変調装置駆動部122Aは、画像処理部152Aから入力される表示画像データ(後述する)に基づいてR,G,Bの画像信号をそれぞれに生成する。光変調装置駆動部122Aは、生成したR,G,Bの画像信号に基づいて、光変調装置112Aの対応する液晶パネルを駆動し、各液晶パネルに画像を描画する。
投射光学系113Aは、光変調装置112Aにより変調された画像光をスクリーンSC方向へ投射して、スクリーンSC上に結像させるレンズ群を備える。また、投射光学系113Aは、スクリーンSCの投射画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行うズーム機構、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構を備えていてもよい。
プロジェクター100Aは、操作パネル131A及び処理部133Aを備える。処理部133Aは、内部バス180Aに接続される。
ユーザーインターフェースとして機能する操作パネル131Aには、各種の操作キーや、液晶パネルにて構成された表示画面が表示される。処理部133Aは、操作パネル131Aに表示された操作キーが操作されると、操作されたキーに対応したデータを制御部160Aに出力する。また、処理部133Aは、制御部160Aの制御に従って、操作パネル131Aに各種画面を表示させる。
また、操作パネル131Aには、操作パネル131Aへの接触を検出するタッチセンサーが重ね合わされて一体形成される。処理部133Aは、ユーザーの指等が接触した操作パネル131Aの位置を入力位置として検出し、検出した入力位置に対応したデータを制御部160Aに出力する。
また、プロジェクター100Aは、ユーザーが使用するリモコン5Aから送信される赤外線信号を受光するリモコン受光部132Aを備える。リモコン受光部132Aは、処理部133Aに接続される。
リモコン受光部132Aは、リモコン5Aから送信される赤外線信号を受光する。処理部133Aは、リモコン受光部132Aが受光した赤外線信号をデコードして、リモコン5Aにおける操作内容を示すデータを生成し、制御部160Aに出力する。
プロジェクター100Aは、撮像部140Aを備える。
撮像部140Aは、撮像光学系、撮像素子及びインターフェース回路等を有するカメラを備え、制御部160Aの制御に従って、投射光学系113Aの投射方向を撮像する。
撮像部140Aの撮像範囲、すなわち画角は、スクリーンSCとその周辺部とを含む範囲を撮像範囲とする画角である。撮像部140Aは、撮像した撮像画像データを制御部160Aに出力する。
プロジェクター100Aは、通信部175Aを備える。通信部175Aは、データ通信を行うインターフェースであり、本実施形態では通信回線3に接続する。通信部175Aは、制御部160Aの制御に従い、通信回線3を介してプロジェクター100Bとの間で各種データを送受信する。本実施形態では、通信部175Aは、通信回線3を構成するケーブル(図示略)を接続する有線インターフェースである。通信部175Aは、無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線通信を実行する無線通信インターフェースであってもよい。この場合、通信回線3は、一部又は全部が無線通信回線で構成される。
プロジェクター100Aは、画像処理系を備える。画像処理系は、プロジェクター100Aの全体を統括的に制御する制御部160Aを中心に構成され、この他に、画像処理部152A、フレームメモリー155A及び記憶部170Aを備える。制御部160A、画像処理部152A及び記憶部170Aは、内部バス180Aに接続される。
画像処理部152Aは、制御部160Aの制御に従って、画像入力部151Aから入力される画像データをフレームメモリー155Aに展開する。画像処理部152Aは、フレームメモリー155Aに展開された画像データに対して、例えば、解像度変換(スケーリング)処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや明るさの調整等の処理を行う。画像処理部152Aは、制御部160Aにより指定された処理を実行し、必要に応じて、制御部160Aから入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、画像処理部152Aは、上記のうち複数の処理を組み合わせて実行することも勿論可能である。
画像処理部152Aは、処理後の画像データをフレームメモリー155Aから読み出し、表示画像データとして光変調装置駆動部122Aに出力する。
制御部160Aは、CPU、ROM及びRAM(いずれも図示略)等のハードウェアを備える。ROMは、フラッシュROM等の不揮発性の記憶装置であり、制御プログラムやデータを格納する。RAMは、CPUのワークエリアを構成する。CPUは、ROMや記憶部170Aから読み出した制御プログラムをRAMに展開し、RAMに展開された制御プログラムを実行してプロジェクター100Aの各部を制御する。
また、制御部160Aは、機能ブロックとして、投射制御部161Aと、撮像制御部162Aと、補正制御部163Aとを備える。これらの機能ブロックは、ROMや記憶部170Aに記憶された制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
投射制御部161Aは、表示部110Aにおける画像の表示態様を調整し、スクリーンSCへの画像の投射を実行する。
具体的には、投射制御部161Aは、画像処理部152Aを制御して、画像入力部151Aより入力された画像データに対する画像処理を実施させる。この際、投射制御部161Aは、画像処理部152Aが処理に必要なパラメーターを記憶部170Aから読み出して、画像処理部152Aに出力してもよい。
また、投射制御部161Aは、光源駆動部121Aを制御して光源部111Aの光源を点灯させ、光源の輝度を調整させる。これにより、光源が発光し、光変調装置112Aが変調する画像光が投射光学系113AによりスクリーンSCに投射される。
撮像制御部162Aは、撮像部140Aに撮像を実行させ、撮像部140Aにより撮像される撮像画像データを取得する。
補正制御部163Aは、各プロジェクター100が投射領域10A〜10Dに投射する投射画像の色度(色相及び彩度)を調整する。補正制御部163Aの詳細については、図3及び4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
記憶部170Aは、不揮発性の記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、HDD(Hard Disc Drive)などの記憶装置により実現される。また、記憶部170Aは、表示部110AによりスクリーンSCに投射させる画像データであるパターン画像データや、調整用画像データを記憶する。
図3は、マスタープロジェクター100Aの動作を示すフローチャートである。
この処理フローは、各プロジェクター100がスクリーンSCに投射する画像の色度調整を行うフローである。
マスタープロジェクター100Aの制御部160Aは、処理部133Aの入力を監視して、操作パネル131A又はリモコン5Aによる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。制御部160Aは、処理部133Aからデータの入力がない場合、操作を受け付けていないと判定し(ステップS1/NO)、処理部133Aからデータが入力されるまで他の処理を実行、又は入力があるまで待機する。
制御部160Aは、処理部133Aからデータが入力されると、操作を受け付けたと判定し(ステップS1/YES)、受け付けた操作が色度補正を指示する操作であるか否かを判定する(ステップS2)。色度補正を指示する操作ではなかった場合(ステップS2/NO)、制御部160Aは、受け付けた操作に対応した処理を実行し(ステップS3)、ステップS1の判定に戻る。
また、受け付けた操作が色度補正を指示する操作である場合(ステップS2/YES)、補正制御部163Aは、まず、通信回線3に接続されたプロジェクター100Bに色度補正の開始を指示する。
また、通信回線3としてのLANに複数のプロジェクター100が接続され、複数台のプロジェクター100の中から、数台のプロジェクター100を選択して色度補正の処理を実行させる場合、マスタープロジェクター100AがLANに接続されたプロジェクター100の機器名やIPアドレスを取得する。そして、マスタープロジェクター100Aは、取得した機器名やIPアドレスを操作パネル131Aに表示して、操作パネル131A又はリモコン5Aの操作により選択されたプロジェクター100を、色度補正を行うプロジェクター100として設定する。
次に、各投射領域10A〜10Dにパターン画像を投射し、投射されたパターン画像を撮像した撮像画像データを生成する(ステップS4)。パターン画像は、所定形状のマークを格子点に配置した画像である。
補正制御部163Aは、投射制御部161Aに指示して、投射領域10Aにパターン画像を投射させる。投射制御部161Aは、記憶部170Aからパターン画像データを読み出し、表示部110Aにより、読み出したパターン画像データに基づく画像であるパターン画像を投射領域10Aに投射する。
次に、補正制御部163Aは、撮像制御部162Aに、パターン画像を撮像した撮像画像データを生成させる。撮像制御部162Aは、撮像部140Aを制御してスクリーンSC方向を撮像し、撮像画像データを生成する。また、補正制御部163Aは、プロジェクター100B〜100Dに、投射領域10Aに投射されたパターン画像の撮像を指示する。
パターン画像を撮像した撮像画像データが各プロジェクター100B〜100Dから入力されると、補正制御部163Aは、投射領域10Aへのパターン画像の投射を終了させる。
補正制御部163Aは、他のプロジェクター100の中から1つのプロジェクター100を選択し、選択したプロジェクター100に、パターン画像の投射と、撮像とを指示する。ここでは、プロジェクター100Bが選択された場合を例に挙げて説明する。
選択されたプロジェクター100Bは、自身の投射領域10Bに、パターン画像を投射する。プロジェクター100Bは、パターン画像の投射が完了すると、マスタープロジェクター100Aに、パターン画像の投射完了を通知する。
マスタープロジェクター100Aは、プロジェクター100B以外のプロジェクター100C及び100Dに、投射領域10Bに投射されたパターン画像の撮像を指示する。また、マスタープロジェクター100Aは、投射領域10Bに投射されたパターン画像を撮像して撮像画像を生成する。また、プロジェクター100B〜100Dは、投射領域10Bに投射されたパターン画像を撮像して撮像画像データを生成する。プロジェクター100B〜100Dは、生成した撮像画像データをマスタープロジェクター100Aに送信する。
補正制御部163Aは、上記処理を、プロジェクター100B及び100Cについても同様に実行させる。
図4は、マスタープロジェクター100A及びプロジェクター100Bの投射領域と撮像範囲とを示す図である。
プロジェクター100Aの撮像部140Aにより撮像される撮像範囲15Aには、投射領域10Aの全体と、他の投射領域10B、10C及び10Dの一部とが含まれる。
また、プロジェクター100Bの撮像部140Bにより撮像される撮像範囲15Bには、投射領域10Bの全体と、他の投射領域10A、10C及び10Dの一部とが含まれる。
プロジェクター100C、100Dの投射領域10C、10Dと、撮像範囲15C、15Dについても同様である。
図5は、投射領域10Aに投射されたパターン画像を、マスタープロジェクター100Aの撮像部140Aで撮像した撮像画像データを示す。また、図6は、プロジェクター100Bにより投射領域10Bに投射されたパターン画像を、マスタープロジェクター100Aの撮像部140Aで撮像した撮像画像データを示す。
図5に示すように、投射領域10Aに投射されたパターン画像は、撮像部140Aによりパターン画像の全体が撮像される。また、図6に示すように、投射領域10Bに投射されたパターン画像は、撮像部140Aによりパターン画像の一部が撮像される。
補正制御部163Aは、投射領域10Aに投射されたパターン画像を撮像した撮像画像データから、撮像画像データに写ったマークを検出して格子点を特定し、特定した各格子点の座標を特定する。特定される座標は、それぞれの撮像画像データでの座標である。
次に、補正制御部163Aは、特定した撮像画像データ上の各格子点の座標と、記憶部170Aが記憶するパターン画像データでの各格子点の座標とを対応付けて登録した対応表を生成する。なお、各格子点を特定する情報として、パターン画像データでの各格子点の座標に代えて、光変調装置112Aの液晶パネルでの座標であってもよい。補正制御部163Aは、撮像画像データの各格子点の座標と、パターン画像データの各格子点が描画される液晶パネルの座標とを対応付けた対応表を生成する。
また、プロジェクター100Bは、投射領域10Bに投射されたパターン画像を撮像した撮像画像データから、撮像画像データに写ったマークを検出して格子点を特定し、特定した各格子点の座標を特定する。そして、プロジェクター100Bは、特定した撮像画像データ上の各格子点の座標と、記憶部170Aが記憶するパターン画像データでの各格子点の座標とを対応付けて登録した対応表を生成し、生成した対応表をマスタープロジェクター100Aに送信する。プロジェクター100C及び100Dも同様に処理を行う。
次に、各投射領域10A〜10Dに調整用画像を投射し、投射された調整用画像を撮像した撮像画像データを生成する(ステップS5)。調整用画像は、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の単色のラスター画像であり、各色のラスター画像は、予め設定された階調ごとに用意される。
マスタープロジェクター100Aの補正制御部163Aは、投射制御部161Aに指示して、投射領域10Aに調整用画像を投射させる。
投射制御部161Aは、記憶部170Aから調整用画像データを読み出し、表示部110Aにより、読み出した調整用画像データに基づく画像である調整用画像を投射領域10Aに投射する。
次に、補正制御部163Aは、撮像制御部162Aに、調整用画像を撮像した撮像画像データを生成させる。撮像制御部162Aは、撮像部140Aを制御してスクリーンSC方向を撮像し、撮像画像データを生成する。また、補正制御部163Aは、プロジェクター100B〜100Dに、投射領域10Aに投射されたパターン画像の撮像を指示する。
調整用画像を撮像した撮像画像データが各プロジェクター100B〜100Dから入力されると、補正制御部163Aは、投射領域10Aに投射する調整用画像の色及び階調の少なくとも一方を変更して撮像画像データを生成する。
すべての色及び階調で、投射領域10Aに調整用画像を投射し、投射された調整用画像を撮像した撮像画像データの撮像が終了すると、補正制御部163Aは、他のプロジェクター100の中から1つのプロジェクター100を選択し、選択したプロジェクター100に、調整用画像の投射と、投射する調整用画像の色及び階調の指定と、撮像とを指示する。ここでは、プロジェクター100Bが選択された場合を例に挙げて説明する。
選択されたプロジェクター100Bは、自身の投射領域10Bに、マスタープロジェクター100Aから指定された色及び階調の調整用画像を投射する。プロジェクター100Bは、パターン画像の投射が完了すると、マスタープロジェクター100Aに、パターン画像の投射完了を通知する。
マスタープロジェクター100Aは、プロジェクター100B以外のプロジェクター100C及び100Dに、投射領域10Bに投射された調整用画像の撮像を指示する。また、マスタープロジェクター100Aは、投射領域10Bに投射された調整用画像を撮像して撮像画像を生成する。また、プロジェクター100B〜100Dは、投射領域10Bに投射された調整用画像を撮像して撮像画像データを生成する。プロジェクター100B〜100Dは、生成した撮像画像データをマスタープロジェクター100Aに送信する。
補正制御部163Aは、プロジェクター100Bに投射させる色及び階調を変更しながら上記処理を繰り返し行い、すべての色及び階調で撮像画像データを生成する。
また、補正制御部163Aは、上記処理を、プロジェクター100B及び100Cについても同様に実行させる。
調整用画像の撮像が終了すると、補正制御部163Aは、各投射領域10A〜10Dの位置関係に基づき、各投射領域10に順番を設定して、補正順序を設定する。補正制御部163Aは、まず、第1番の投射領域10を決定する。補正制御部163Aは、投射対象の中心に位置する投射領域10、又は投射対象の中心からの距離が最も近い投射領域10を、第1番の投射領域10として選択する。第1番の投射領域10は、色度(色相及び彩度)を補正する際の基準となる領域である。すなわち、第1番の投射領域10の色度を基準として、他の投射領域10の色度を補正する。
投射対象の中心は、画像を投射するプロジェクター100の台数、及び各プロジェクター100の投射領域10の配置情報に基づき決定される。例えば、各プロジェクター100の投射領域を示す矩形の図形を、配置情報に基づいて配置し、投射対象の領域と、投射対象の中心とを決定する。図7〜図10に投射領域10の配置の具体例を示す。図7〜図10を参照して、投射領域10の順番付けについて説明する。
図7には、投射領域10の数が4つであって、各投射領域10を縦2行、横2行に配置した場合を示す。投射対象の上側に位置する上位行には、投射領域10Aと投射領域10Bとが配置される。また、投射対象の下側に位置する最下位行には、投射領域10Cと投射領域10Dとが配置される。
投射対象の範囲は、投射領域10A〜10Dを囲む最小サイズの矩形の範囲であるとする。また、図7に、投射対象の中心を黒丸で示す。
投射対象に4つの投射領域10が形成される場合、投射領域10の中心が、投射対象の中心又はその近傍に位置する投射領域10は存在しない。すなわち、投射対象の中心に最も近い、1つの投射領域10を選択することができない。この場合、補正制御部163Aは、投射領域10の中心が、投射対象の中心に最も近い投射領域10を、第1番の投射領域10として選択する。また、投射対象に4つの投射領域10が形成される場合、4つの投射領域10の中心と、投射対象の中心との距離がほぼ等しい。投射対象の中心との距離がほぼ等しい投射領域10が複数存在する場合、補正制御部163Aは、予め設定された選択ルールに従って第1番の投射領域10を選択する。例えば、投射領域10の中心が、投射対象の中心よりも上にあり、投射対象の中心よりも右側に投射領域10の中心がある投射領域10を第1番の投射領域として選択してもよい。図7には、この選択ルールに従って、右上の投射領域10Bが第1番の投射領域10として選択された状態を示す。
図8には、投射領域10の数が6つであって、各投射領域10を縦2列、横3行に配置した場合を示す。
投射対象の最も上側に位置する最上位行には、投射領域10Aと投射領域10Bとが配置される。また、投射対象の最も下側に位置する最下位行には、投射領域10Eと投射領域10Fとが配置される。また、投射対象の最上位行と、最下位行との間の中位行には、投射領域10Cと投射領域10Dとが配置される。
投射対象に、縦2列、横3行の6つの投射領域10が形成される場合、投射領域10の中心が、投射対象の中心又はその近傍に位置する投射領域10は存在しない。すなわち、投射対象の中心に最も近い、1つの投射領域10を選択することができない。この場合、補正制御部163Aは、投射領域10の中心が、投射対象の中心に最も近い投射領域10C又は10Dを第1番の投射領域10として選択する。投射対象の中心との距離がほぼ等しい投射領域10が複数存在する場合、補正制御部163Aは、予め設定された選択ルールに従って第1番の投射領域10を選択する。
図8には、予め設定された選択ルールに従って、投射領域10C及び投射領域10Dのうち、右側に位置する投射領域10Dを、第1番の投射領域10として選択した場合を示す。
図9には、投射領域10の数が9つであって、各投射領域10を縦3列、横3行に配置した場合を示す。
投射対象の最も上側に位置する最上位行には、投射領域10Aと投射領域10Bと投射領域10Cとが配置される。また、投射対象の最も下側に位置する最下位行には、投射領域10Gと投射領域10Hと投射領域10Iとが配置される。また、投射対象の最上位行と、最下位行との間の中位行には、投射領域10Dと投射領域10Eと投射領域10Fが配置される。
投射対象に、縦3列、横3行の9つの投射領域10が形成される場合、投射領域10Eの中心が、投射対象の中心又はその近傍に位置する。この場合、補正制御部163Aは、投射領域10Eを、第1番の投射領域10として選択する。
図10には、投射領域10の数が9つであって、各投射領域10A〜10Iを左から順番に、一列に並べた状態を示す。
この場合、投射領域10Eの中心が、投射対象の中心又はその近傍に位置する。補正制御部163Aは、投射領域10Eを、第1番の投射領域10として選択する。
また、例えば、投射領域10の数が10であって、投射領域10A〜10Jを左から順番に一列に並べた配置の場合、補正制御部163Aは、投射領域10E又は投射領域10Fを第1番の投射領域10として選択する。
補正制御部163Aは、第1番の投射領域10を決定すると、決定した第1番の投射領域10の位置に基づき、順番を決定していない他の投射領域10の順番を決定する。
例えば、図7に示す投射領域10の配置の場合、決定した第1番の投射領域10である投射領域10Bの中心との距離が近い投射領域10Aと、投射領域10Dとが第2番の投射領域10となる。また、投射領域10Bの中心との距離が遠い投射領域10Cが第3番の投射領域10となる。
第1番の投射領域10は、1つ選択されるが、第2番以降の投射領域は、複数選択してもよい。
また、図8に示す投射領域10の配置の場合、決定した第1番の投射領域10である投射領域10Dの中心との距離が近い投射領域10Bと、投射領域10Cと、投射領域10Fとが第2番の投射領域10となる。また、投射領域10Dの中心との距離が遠い投射領域10Aと、投射領域10Eとが第3番の投射領域10となる。
また、図9に示す投射領域10の配置の場合、決定した第1番の投射領域10である投射領域10Eの中心との距離が近い投射領域10Bと、投射領域10Dと、投射領域10Fと、投射領域10Hとが第2番の投射領域10となる。また、投射領域10Dの中心との距離が遠い投射領域10Aと、投射領域10Cと、投射領域10Gと、投射領域10Iとが第3番の投射領域10となる。
また、図10に示す投射領域10の配置の場合、決定した第1番の投射領域10である投射領域10Eの中心との距離が最も近い投射領域10Dと、投射領域10Fとが第2番の投射領域10となる。また、投射領域10Eの中心との距離が次に近い投射領域10Cと、投射領域10Gとが第3番の投射領域10となる。また、投射領域10Eの中心との距離が次に近い投射領域10Bと、投射領域10Hとが第4番の投射領域10となる。また、投射領域10Eの中心との距離が最も遠い投射領域10Aと、投射領域10Iとが第5番の投射領域10となる。
補正制御部163Aは、各投射領域10に順番を設定して、補正順序を設定すると、設定した補正順序に従って、順序が上位の第1の投射領域と、下位の第2の投射領域とを選択する。補正制御部163Aは、第1の投射領域に投射される画像に合わせて第2の前記投射領域に投射される画像を補正する補正データを生成する。
まず、補正制御部163は、第1の投射領域として第1番の投射領域を選択し、第2の投射領域として第2番の投射領域を選択する。補正制御部163は、第1番の投射領域を撮像した撮像画像データに合わせて、第2番の投射領域を撮像した撮像画像データを補正する補正データを生成する。
第2番の投射領域を撮像した撮像画像データを補正する補正データが生成されると、補正制御部163は、第1の投射領域として第2番の投射領域を選択し、第2の投射領域として第3番の投射領域を選択する。補正制御部163は、補正した第2番の投射領域を撮像した撮像画像データに合わせて、第3番の投射領域を撮像した撮像画像データを補正する補正データを生成する。以下同様の手順を繰り返し、最後に付された順番の投射領域までを補正する補正データを生成する。
以下では、第1番の投射領域10として、投射領域10Aが選択され、第2番の投射領域10として、投射領域10Bが選択された場合を例に補正データを生成する場合を説明する。
補正制御部163Aは、マスタープロジェクター100Aにより投射領域10Aに投射され、マスタープロジェクター100Aにより撮像されたパターン画像の撮像画像データから色度補正の基準となる格子点を選択する(ステップS9)。この撮像画像データを以下では、第1撮像画像データという。また、選択した格子点を、以下では格子点Aという。格子点Aは、パターン画像データ上の格子点であればいずれの格子点であってもよいが、この処理フローでは、パターン画像データの中央に位置する格子点が格子点A(図5参照)として選択されたものとする。格子点Aは、色度補正の基準となる格子点であり、この格子点AのXYZ値を目標値として、投射領域10Aに投射された他の格子点のXYZ値が目標値となるように補正する処理を行う。
次に、補正制御部163Aは、処理の対象となる色及び階調を選択し、選択した色及び階調の調整用画像を撮像した撮像画像データを選択する。この撮像画像データは、プロジェクター100Aが投射領域10Aに調整用画像を投射して、投射された調整用画像をプロジェクター100Aが撮像した撮像画像データである。この撮像画像データを以下では、第2撮像画像データという。補正制御部163Aは、対応表を参照して、選択した第2撮像画像データ上の各格子点の位置を特定する(ステップS10)。第2撮像画像データ上の格子点は、投射領域10Aの格子点である。
次に、補正制御部163Aは、特定した各格子点の位置での第2撮像画像データの撮像値を取得する。撮像値を取得すると、補正制御部163Aは、取得した各格子点の撮像値を、XYZ表色系における値(XYZ値)に変換する。
次に、補正制御部163Aは、投射領域10Aの格子点であって格子点A以外の格子点のXYZ値を、格子点AのXYZ値に補正する補正値をそれぞれに算出する(ステップS11)。格子点ごとに算出される補正値を第1補正値という。
次に、補正制御部163Aは、撮像画像データに写った投射領域10Bの格子点の中から、1つの格子点を選択する(ステップS12)。この撮像画像データは、プロジェクター100Bが投射領域10Bにパターン画像を投射し、プロジェクター100Aが撮像した撮像画像データである。以下ではこの撮像画像データを第3撮像画像データという。また、補正制御部163Aにより選択された格子点を、格子点Bと表記する(図6参照)。選択される格子点Bは、第3撮像画像データに写った投射領域10Bの格子点であればいずれの格子点であってもよい。
次に、補正制御部163Aは、第2補正値を算出する(ステップS13)。第2補正値は、格子点Bにおける補正値である。第2補正値は、格子点BのXYZ値を、格子点AのXYZ値に補正するための補正値である。
補正制御部163Aは、まず、処理対象として選択した色及び階調の調整用画像を撮像した撮像画像データを選択する。この撮像画像データは、プロジェクター100Bにより投射領域10Bに投射された調整用画像を撮像した撮像画像データである。以下、この撮像画像データを第4撮像画像データという。
補正制御部163Aは、選択した第4撮像画像データと、第3撮像画像データとを比較し、第4撮像画像データにおいて格子点Bの位置を特定する。補正制御部163Aは、特定した格子点Bの位置において、第4撮像画像データの撮像値を取得する。次に、補正制御部163Aは、取得した格子点Bの撮像値をXYZ値に変換する。
次に、補正制御部163Aは、プロジェクター100Bが撮像した撮像画像データの中から、処理対象として選択した色及び階調の調整用画像を撮像した撮像画像データを選択する。選択した撮像画像データを以下では、第5撮像画像データという。
次に、補正制御部163Aは、第5撮像画像データでの投射領域10Bの各格子点の位置を特定する(ステップS14)。まず、補正制御部163Aは、プロジェクター100Bが投射領域10Bにパターン画像を撮像し、プロジェクター100Bがパターン画像を撮像した撮像画像データを取得する。この撮像画像データを以下では第6撮像画像データという。次に、補正制御部163Aは、第5撮像画像データと第6撮像画像データとを比較して、第5撮像画像データでの投射領域10Bの各格子点の位置を特定する。
次に、補正制御部163Aは、特定した投射領域10Bの各格子点での第5撮像画像データの撮像値を取得する。撮像値を取得すると、補正制御部163Aは、取得した各格子点の撮像値を、XYZ表色系における値(XYZ値)に変換する。
次に、補正制御部163Aは、特定した投射領域10Bの各格子点の中から格子点Bをさらに特定し、特定した格子点BのXYZ値を、第2補正値に基づいて補正する(ステップS15)。補正制御部163Aは、第2補正値に基づく補正量を算出し、算出した補正量を格子点BのXYZ値に加算する。第2補正値に基づく補正量については、図11を参照しながら説明する。第2補正値に基づく補正量が加算された格子点BのXYZ値が、投射領域10Bにおける補正の目標値となる。
次に、補正制御部163Aは、投射領域10Bの格子点B以外の格子点(複数の箇所)のそれぞれのXYZ値を、目標値である格子点B(所定点)のXYZ値に補正する補正値(以下、第3補正値という)を算出する(ステップS16)。補正制御部163Aは、投射領域10Bの各格子点の色度を補正する第3補正値を算出すると、算出した第2補正値及び第3補正値をプロジェクター100Bに送信する(ステップS17)。
図11は、色度補正の原理説明図である。また、図12は、プロジェクター100Bが投射領域10Bにパターン画像を投射し、投射されたパターン画像をプロジェクター100Bの撮像部140Bにより撮像した撮像画像データを示す。
図11において、縦軸はXYZ値を示し、横軸は格子点の位置を示す。
マスタープロジェクター100Aの撮像部140Aが備えるカメラと、プロジェクター100Bの撮像部140Bが備えるカメラの感度に個体差があると、生成された撮像画像データに基づいて算出される撮像値に誤差が含まれ、プロジェクター100Bの投射する画像の色度を、マスタープロジェクター100Aの投射する画像の色度に精度よく合わせることができない場合がある。
図11において、撮像部140Aの撮像画像データから算出される格子点AのXYZ値を、点aのXYZ値(X,Y,Z)とする。この格子点AのXYZ値(X,Y,Z)が、投射領域10Aでの目標値となる。
また、撮像部140Aの撮像画像データから算出される格子点BのXYZ値を、点bのXYZ値(X,Y,Z)とする。目標値である格子点AのXYZ値(X,Y,Z)と、格子点BのXYZ値(X,Y,Z)との差に基づいて算出される階調値の補正値が上述の第2補正値となる。この階調値を補正する第2補正値に基づくXYZ値の補正量をαとする。
なお、図11において、点cのXYZ値は、格子点BのXYZ値(X,Y,Z)を、第2補正値に基づく補正量αで補正したXYZ値(X,Y,Z)となる。
また、撮像部140Bの撮像画像データから算出される格子点BのXYZ値を、点dのXYZ値(X,Y,Z)とする。補正制御部163Aは、格子点BのXYZ値である(X,Y,Z)に、第2補正値に基づく補正量αを加算し、加算して得られたXYZ値を、投射領域10Bでの目標値に設定する。XYZ値(X,Y,Z)に、第2補正値に基づく補正量αを加算した値を、点eのXYZ値(X,Y,Z)とする。
補正制御部163Aは、この点dのXYZ値(X,Y,Z)を目標値として、投射領域10Bの他の格子点のXYZ値を補正する。
例えば、図12に示す格子点CのXYZ値が、図11に示す点fのXYZ値(X,Y,Z)であるとする。
補正制御部163Aは、まず、対象の格子点CのXYZ値(X,Y,Z)と、基準となる格子点BのXYZ値(X,Y,Z)との差を求める。求められた差を補正量βとする。次に、補正制御部163Aは、求めた補正量βと、第2補正値に基づく補正量αとを加算する。加算した値が、格子点Cにおける補正量となる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態の画像投射システム1は、複数のプロジェクター100を備える。プロジェクター100Aは、画像を投射する表示部110Aを備える。例えばプロジェクター100Aは、マスタープロジェクターとして動作する。プロジェクター100Aは、補正制御部163Aを備える。補正制御部163Aは、複数のプロジェクター100が画像を投射する投射領域10の位置関係に基づき、第1の投射領域および第2の投射領域を選択する。補正制御部163Aは、第1の投射領域に投射される画像に合わせて第2の投射領域に投射される画像を補正する補正データを求める。
また、プロジェクター100Aは、複数のプロジェクター100B、100C、100Dと通信可能であって、画像を投射する表示部110Aと、投射領域を撮像する撮像部140Aと、補正制御部163Aとを備える。補正制御部163Aは、複数の投射領域10の位置関係に基づき、第1の投射領域および第2の投射領域を選択する。補正制御部163Aは、第1の投射領域に投射される画像に合わせて第2の投射領域に投射される画像を補正する補正データを求め、補正データを、第2の投射領域に画像を投射するプロジェクターに送信する。
例えば、補正制御部163Aは、プロジェクター100A、100B、100C、100Dの投射領域10A〜10Dの位置関係に基づき、第1の投射領域および第2の投射領域を選択する。第2の投射領域に画像を投射するプロジェクター100は、プロジェクター100Aが求める補正データに基づいて投射画像を補正する。
このように、本実施形態の画像投射システム1、プロジェクター100A、及び、画像投射システム1における画像補正方法を適用することによって、次の作用効果が得られる。すなわち、複数のプロジェクター100が投射する投射領域を、投射領域の位置関係に基づき選択して、画像の品位を揃える補正を行うことができる。これにより、補正された画像の品位のばらつきを抑え、複数のプロジェクターにより投射される画像の品位を、より効率よく均質に補正できる。
また、補正制御部163Aは、プロジェクター100A、100B、100C、100Dが画像を投射する投射領域10A〜10Dの位置関係に基づき、複数の投射領域の補正順序を設定する。補正制御部163Aは、設定した補正順序に従って、第1の投射領域と、第1の投射領域よりも下位の第2の投射領域とを選択する。これにより、プロジェクター100が投射する投射領域10に補正順序を設定し、この補正順序に従って投射領域10を選択して補正を行う。このため、複数のプロジェクター100が投射する画像全体の一部分について補正データを求めて補正を行っても、補正された画像の品位のばらつきを抑えることができ、投射画像の全体を均質に補正できる。
また、プロジェクター100Aは、マスタープロジェクターとして動作し、プロジェクター100Aも画像を投射する。補正制御部163Aは、プロジェクター100Aが投射する投射領域、及び、他のプロジェクター100が画像を投射する投射領域を含む、複数の投射領域の位置関係に基づいて、補正順序を設定できる。
また、補正制御部163Aは、補正順序を、複数の投射領域の中心または中心に近い位置の投射領域が他の投射領域よりも上位となるように設定する。或いは、補正制御部163Aは、複数の投射領域の中心または中心に近い位置の投射領域を補正順序の最初にし、他の投射領域の補正順序を、補正順序の最初の投射領域からの距離に基づいて設定する。例えば、補正制御部163Aは、縦2列、横2行の4つの投射領域10A〜Dについて、投射対象の中心に最も近い投射領域10を、第1番の投射領域10として選択する。また、例えば、補正制御部163Aは、縦3列、横3行の9つの投射領域10A〜Iについて、投射領域10Eを、第1番の投射領域10として選択する。これにより、複数のプロジェクターが投射する投射領域の全体を、中心または中心に近い側の投射領域に合わせるように、補正できる。
また、いずれかのプロジェクター100は、第1の投射領域の少なくとも一部及び第2の投射領域の少なくとも一部を含む範囲を撮像する撮像部を備える。例えば、プロジェクター100Aは撮像部140Aを備え、プロジェクター100Bは撮像部140Bを備える。補正制御部163Aは、撮像部140Aまたは撮像部140Bにより第1の投射領域に投射された画像を撮像した第1撮像画像と、撮像部により第2の投射領域に投射された画像を撮像した第2撮像画像とに基づいて、補正データを求める。これにより、複数のプロジェクター100の投射画像の全体に対し一部分を撮像する撮像部を利用して、複数のプロジェクターの投射画像全体の品位を合わせる補正を行える。
また、補正制御部163Aは、第1撮像画像に基づき目標の色を決定し、第2撮像画像に基づき、第2の投射領域に投射された画像の色を目標の色に補正する補正データを求める。これにより、複数のプロジェクターの投射画像全体の色を揃える補正を行うことができる。
また、補正制御部163Aは、第1撮像画像における第1位置の撮像値を目標の色に決定し、第2撮像画像における第2位置の撮像値を目標の色に補正する補正データを求める。これにより、複数のプロジェクターの投射画像の全体に対し一部分を撮像した撮像部を用い、プロジェクターの投射画像の色を高精度で補正できる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、プロジェクター100Aがマスタープロジェクターとして動作する場合を例に説明したが、マスタープロジェクターとして動作するプロジェクター100は、プロジェクター100Aに限られない。また、プロジェクター以外の装置、例えば、パーソナルコンピューターをマスタープロジェクター100として動作させることもできる。
また、上述した実施形態では、プロジェクター100の投射領域10の中央(すなわち、液晶パネルの中央)を色度の目標値として設定したが、投射領域10の他の部分の色度を目標値として設定してもよい。
また、予め設定された目標値をマスタープロジェクター100Aの記憶部170Aに記憶させ、色度の調整の際には、記憶部170Aから読み出した値を目標値として設定してもよい。さらに、ユーザーが操作パネル131A又はリモコン5Aを操作して、マスタープロジェクター100Aに、撮像部140AによりスクリーンSCを撮像させ、撮像された撮像画像データに基づいて色度の目標値を設定し、設定した目標値を記憶部170Aに記憶させておくこともできる。
さらに、液晶パネルの位置に応じて異なる色度の目標値を設定してもよい。例えば、複数のプロジェクター100から投射される画像が重なる範囲は、撮像部140で撮像した撮像画像データから目標値を算出し、それ以外の範囲は、記憶部170Aに事前に記憶させた目標値を使用してもよい。
また、上述の実施形態では、プロジェクター100が、透過型液晶パネルを用いた液晶プロジェクターである場合を例に説明したが、反射型の液晶パネルやデジタルミラーデバイスを用いたプロジェクターであってもよい。
また、図2に示すプロジェクター100の各機能部は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
1…画像投射システム、5A…リモコン、3…通信回線、10A〜10I…投射領域、100、100B、100C、100D…プロジェクター、100A…マスタープロジェクター(制御装置)、110A…表示部(投射部)、111A…光源部、112A、112B…光変調装置、113A、…投射光学系射部、121A…光源駆動部、122A…光変調装置駆動部、131A…操作パネル、132A…リモコン受光部、133A…処理部、140A…撮像部、151A…画像入力部、152A…画像処理部、155A…フレームメモリー、160A…制御部、161A…投射制御部、162A…撮像制御部、163A…補正制御部(制御部)、170A…記憶部、175A…通信部、180A…内部バス、200…画像供給装置。

Claims (5)

  1. 第1プロジェクター、第2プロジェクター及び第3プロジェクターにより投射対象に画像を投射する画像投射システムであって、
    前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター及び前記第3プロジェクターは、
    前記投射対象に画像を投射する投射部と、
    前記投射部により投射された画像と、他のプロジェクターにより投射された画像の少なくとも一部とを含む範囲をする撮影部と、をそれぞれ備え、
    前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター及び前記第3プロジェクターが画像を投射する前記投射対象の投射領域のうち、前記投射対象の中心に位置する投射領域、又は前記投射対象の中心との距離が最も近い投射領域を、色補正の基準となる投射領域として設定し、設定した前記基準となる投射領域の中心からの距離に基づき、前記基準となる投射領域以外の他の投射領域の色補正の順序を設定し、
    前記基準となる投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部により撮影された第1撮影画像の撮影値であって、前記基準となる投射領域内の第1位置の撮影値と、前記基準となる投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部が撮影可能な第2位置における前記第1撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターが投射する画像の色を補正する第1補正データを算出し、
    算出した前記第1補正データにより前記色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部が撮影した第2撮影画像を補正し、
    補正した前記第2撮影画像の撮影値であって、前記色補正の順序が2番に設定された投射領域内の第3位置の撮影値と、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部が撮影可能な第4位置における前記第2撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターが投射する画像の色を補正する第2補正データを算出する、
    ことを特徴とする画像投射システム。
  2. 前記第1プロジェクターは、前記第1補正データ及び前記第2補正データを算出し、
    前記基準となる投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部により撮影された第1撮影画像の撮影値であって、前記基準となる投射領域に対応する他の位置の撮影値を補正する補正データを算出する、ことを特徴とする請求項1記載の画像投射システム。
  3. 前記第1プロジェクターは、前記投射対象の中心との距離が最も近い投射領域が複数存在する場合、予め設定された選択基準に従って、前記投射対象の中心との距離が最も近い投射領域の中から1の投射領域を、前記基準となる投射領域として選択する、ことを特徴とする請求項2記載の画像投射システム。
  4. 複数のサブプロジェクターと通信可能なプロジェクターであって、
    投射対象に画像を投射する投射部と、
    前記投射部により投射された画像と、前記複数のサブプロジェクターにより投射された画像の少なくとも一部とを含む範囲をする撮影部と、を備え、
    前記プロジェクター、及び前記複数のサブプロジェクターが画像を投射する前記投射対象の投射領域のうち、前記投射対象の中心に位置する投射領域、又は前記投射対象の中心との距離が最も近い投射領域を、色補正の基準となる投射領域として設定し、設定した前記基準となる投射領域の中心からの距離に基づき、前記基準となる投射領域以外の他の投射領域の色補正の順序を設定し、
    前記基準となる投射領域に画像を投射するプロジェクター又はサブプロジェクターの撮影部により撮影された第1撮影画像の撮影値であって、前記基準となる投射領域内の第1位置の撮影値と、前記基準となる投射領域に画像を投射する前記プロジェクター又は前記サブプロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクター又はサブプロジェクターの撮影部が撮影可能な第2位置における前記第1撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクター又は前記サブプロジェクターが投射する画像の色を補正する第1補正データを算出し、
    算出した前記第1補正データにより前記色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクター又は前記サブプロジェクターの撮影部が撮影した第2撮影画像を補正し、
    補正した前記第2撮影画像の撮影値であって、前記色補正の順序が2番に設定された投射領域内の第3位置の撮影値と、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクター又は前記サブプロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクター又はサブプロジェクターの撮影部が撮影可能な第4位置における前記第2撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクター又は前記サブプロジェクターが投射する画像の色を補正する第2補正データを算出する、
    ことを特徴とするプロジェクター。
  5. 第1プロジェクター、第2プロジェクター及び第3プロジェクターを備え、前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター及び前記第3プロジェクターは、投射対象に画像を投射する投射部と、前記投射部により投射された画像と、他のプロジェクターにより投射された画像の少なくとも一部とを含む範囲をする撮影部と、をそれぞれ備える画像投射システムの画像補正方法であって、
    前記第1プロジェクター、前記第2プロジェクター及び前記第3プロジェクターが画像を投射する投射領域のうち、前記投射対象の中心に位置する投射領域、又は前記投射対象の中心との距離が最も近い投射領域を、色補正の基準となる投射領域として設定し、設定した前記基準となる投射領域の中心からの距離に基づき、前記基準となる投射領域以外の他の投射領域の色補正の順序を設定し、
    前記基準となる投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部により撮影された第1撮影画像の撮影値であって、前記基準となる投射領域内の第1位置の撮影値と、前記基準となる投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部が撮影可能な第2位置における前記第1撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターが投射する画像の色を補正する第1補正データを算出し、
    算出した前記第1補正データにより前記色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部が撮影した第2撮影画像を補正し、
    補正した前記第2撮影画像の撮影値であって、前記色補正の順序が2番に設定された投射領域内の第3位置の撮影値と、色補正の順序が2番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターの撮影部、及び色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射するプロジェクターの撮影部が撮影可能な第4位置における前記第2撮影画像の撮影値と、に基づき、色補正の順序が3番に設定された投射領域に画像を投射する前記プロジェクターが投射する画像の色を補正する第2補正データを算出する、
    ことを特徴とする画像補正方法。
JP2016009050A 2016-01-20 2016-01-20 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法 Active JP6665545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009050A JP6665545B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009050A JP6665545B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017129739A JP2017129739A (ja) 2017-07-27
JP6665545B2 true JP6665545B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=59395747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016009050A Active JP6665545B2 (ja) 2016-01-20 2016-01-20 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6665545B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019078786A (ja) 2017-10-20 2019-05-23 セイコーエプソン株式会社 画像投射システム、プロジェクター、及び画像投射システムの制御方法
CN114554166B (zh) * 2020-11-26 2023-09-29 青岛海信激光显示股份有限公司 激光投影设备及其投影图像的校正方法
JP7416026B2 (ja) * 2021-08-03 2024-01-17 セイコーエプソン株式会社 表示システムの表示方法、表示装置の表示方法、表示システム、及び、表示装置
JP2024056522A (ja) 2022-10-11 2024-04-23 セイコーエプソン株式会社 表示画像の調整方法、表示システム、及び情報処理用プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001092431A (ja) * 1999-09-27 2001-04-06 Fujitsu General Ltd マルチディスプレイ装置の画面調整方法
JP2008187362A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Seiko Epson Corp プロジェクタおよび投写画像調整方法
JP2009159371A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 画像調整装置、画像表示システム及び画像調整方法
JP2009231853A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Seiko Epson Corp 画像調整装置、画像表示システム及び画像調整方法
US8606004B2 (en) * 2010-07-15 2013-12-10 Mersive Technologies, Inc. System and method for automatic color matching in a multi-display system using sensor feedback control
WO2012073649A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 日本電気株式会社 マルチプロジェクションディスプレイシステム及びその輝度調整方法
JP6172998B2 (ja) * 2013-04-01 2017-08-02 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017129739A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107018389B (zh) 图像投射系统、投影机及图像投射系统的控制方法
US10681319B2 (en) Image projection system, projector, and method for controlling image projection system
JP7338404B2 (ja) 表示システムの制御方法および制御装置
US10638103B2 (en) Image projection apparatus, control method of the image projection apparatus, and storage medium
JP6707871B2 (ja) 画質補正方法、及び、画像投射システム
CN112752080B (zh) 显示系统的控制方法和控制装置
JP2007060118A (ja) 投影装置及び投影制御方法
US9621863B2 (en) Projector and light emission control method in the projector
US20170244941A1 (en) Projector and control method thereof
US10638100B2 (en) Projector, multi-projection system, and method for controlling projector
JP6657987B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
US9578294B2 (en) Projector and method for adjusting projector
JP6665545B2 (ja) 画像投射システム、プロジェクター、及び、画像補正方法
JP2007226052A (ja) プロジェクタ設定システムおよびプログラム
JP2018032922A (ja) プロジェクター装置およびプロジェクター装置の制御方法
JP5119607B2 (ja) プロジェクタ
JP2017129704A (ja) 表示装置、プロジェクター、及び、表示装置の制御方法
JP6665543B2 (ja) プロジェクター、及び、撮像画像の補正方法
JP6866915B2 (ja) 画像投射システム、及び画像投射システムの制御方法
JP6821914B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP2019078875A (ja) 画像表示装置、その調整方法及びプログラム
JP7309352B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP2024100353A5 (ja)
JP2016184849A (ja) プロジェクター、プロジェクションシステム、及び、プロジェクターの制御方法
JP2024065304A (ja) 情報処理方法、情報処理装置、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6665545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150