JP6665242B2 - 排熱回収ボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンから排出される排ガスをケーシング内に導入し、内部の熱交換器で排ガスの熱を吸収して蒸気を発生させる排熱回収ボイラに係り、特に、ケーシングが排ガスの流れ方向に沿って複数のブロックに分割されている排熱回収ボイラに関する。
高効率発電の一環として注目されている複合発電プラントは、まず、ガスタービンによる発電を行うと共に、ガスタービンから排出される排ガス中の熱を排熱回収ボイラ(HRSG)において回収し、この排熱回収ボイラで発生した蒸気によって蒸気タービンを駆動させて発電するものである。この複合発電プラントは、ガスタービンによる発電と蒸気タービンによる発電を同時に行うことができるため、発電効率が高い上にガスタービンは負荷応答性に優れており、急激な電力需要の上昇にも十分対応し得るという利点もある。
この種の複合発電プラントにおいて、一般的に、排熱回収ボイラのケーシング内には、ガスタービンの排ガスの熱を回収する過熱器、蒸発器、節炭器などの熱交換器が配置されていると共に、排ガスの脱硝を行うために脱硝装置が配置されている。ケーシングは左右両側面と上下壁面とで構成された筐体構造であり、排ガスはケーシング内で前記熱交換器と熱交換した後、ケーシングの出口に設けられた煙突から大気中に放散される。
また、ケーシングは、重量物である様々な機器をサポートする必要があり、地震や暴風時などに作用する水平力に対して十分な強度がなければならないため、柱や梁などの強度部材が主体で構成されている。さらに、ケーシング内を流れる排ガスの温度が高温であるため、ケーシングの内部には保温材が内張りされている。なお、ケーシングは大型構造物であるため、通常、ケーシングは複数のブロックに分割した小モジュールで輸送し、この小モジュールを現地で組立てるようにしている。
例えば、特許文献1に記載された排熱回収ボイラでは、ケーシングを柱の位置で複数のブロックに分割すると共に、各柱を断面コ字形の溝型鋼で形成することにより、両端部を2本の溝型鋼で囲んだ単位ブロックを構成し、このようにモジュール化したブロックで輸送して現地組立てを行うようにしている。その際、ブロック内の柱と柱間にはスチフナーとインナーケースが工場にて溶接されていると共に、インナーケースに所定厚の保温材が取り付けられている。そして、現地で隣り合うブロックの溝形鋼を背中合わせに接続し、これら溝形鋼のウェブどうしをボルトで締結するようにしている。
図8は、このように複数のブロックに分割されたケーシングの壁面構造を示す横断面図である。図8に示すように、ケーシング100は単位ブロックの溝型鋼101どうしを接続して構成されており、各ブロックの溝型鋼101間に溶接されたインナーケース102に所定厚の保温材103が取り付けられている。ここで、ケーシング100の内部を流れる排ガスの温度は入口に近い上流側が高く、出口側に向かって次第に低温となるため、排ガスの上流側に設置されるブロックには厚みの厚い保温材103が取り付けられ、下流側に設置されるブロックには厚みの薄い保温材103が取り付けられている。
特開昭63−183302号公報
図8に示すように、同一サイズの溝型鋼101どうしを背中合わせで接続してケーシング100を構成する場合、各溝型鋼101の内側フランジは排ガスの流れ方向に沿って面一となるため、排ガスの上流側と下流側に配置される保温材103の厚みの違いにより、ケーシング100の内側面と熱交換器の側面との間に凹凸状の段差ができてしまう。このため、従来は、段差によって生じた隙間を埋めるようにバッフルプレート(流れ防止板)104を配置する必要があり、かかるバッフルプレート104によって部品コストや組立コストが上昇するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、ケーシングの内面側の段差をなくしてフラット化することができる排熱回収ボイラを提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、ガスタービンからの排ガスが導かれるケーシングと、前記ケーシングの内面側を覆う保温材と、前記ケーシングの内部に配置された熱交換器とを備え、前記ケーシングが排ガスの流れ方向に沿って複数のブロックに分割されている排熱回収ボイラにおいて、前記ブロックを排ガスの流れ方向に沿う両端部が溝型鋼で囲まれた壁面構造となし、隣接する前記ブロックに備えられる前記溝型鋼のウェブどうしを、互いの内側フランジが段差を持って連続するように接続すると共に、厚み寸法が異なる前記保温材を前記段差によって生じた隙間に配置することにより、前記熱交換器に対向する前記保温材の内面側が面一となるように構成したことを特徴とする。
本発明の排熱回収ボイラによれば、ケーシングの内面側の段差をなくしてフラット化することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施の形態に係る排熱回収ボイラの内部構造を示す側面図である。 図1の排熱回収ボイラに備えられるケーシングの壁面構造を示す横断面図である。 図2のケーシングに適用される受圧部材の設置状態を示す平面図である。 該受圧部材の設置状態を示す側面図である。 該受圧部材の設置状態を示す正面図である。 該受圧部材の設置状態を示す斜視図である。 変形例に係るケーシングの壁面構造を示す横断面図である。 従来例に係るケーシングの壁面構造を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態に係る排熱回収ボイラの内部構造を示す側面図である。図1に示すように、図示せぬガスタービンからの排ガス1は、排熱回収ボイラ(HRSG)のケーシング2に流入するようになっており、ケーシング2の内部には過熱器3、第1の蒸発器4、脱硝装置5、第2の蒸発器6、節炭器7が配置されている。ケーシング2内に流入した排ガス1は、過熱器3、第1の蒸発器4、第2の蒸発器6及び節炭器7の伝熱面を構成する熱交換器と接触して熱吸収された後、比較的低温になったガスがケーシング2の出口に設けられた煙突8から大気中に放散される。
ケーシング2は、左右両側面と上下壁面とで構成された筐体構造であり、架構9を介して地面に支持されている。ここで、ケーシング2は、複数のブロックに分割した小モジュールで輸送され、この小モジュールを現地で組立て据え付けするようにしている。
図2はケーシング2の壁面構造を示す横断面図であり、本例では、ケーシング2が5つのブロックa,b,c,d,eに分割されている。図2に示すように、ケーシング2は柱の位置で5つのブロックa,b,c,d,eに分割されており、これらブロックa〜eの分割位置は過熱器3、第1の蒸発器4、脱硝装置5、第2の蒸発器6、節炭器7の設置位置に対応している。すなわち、ブロックaは過熱器3の外側に、ブロックbは第1の蒸発器4の外側に、ブロックcは脱硝装置5の外側に、ブロックdは第2の蒸発器6の外側に、ブロックeは節炭器7の外側にそれぞれ位置するようになっている。
ケーシング2の柱は断面コ字形の溝型鋼10で形成されており、各ブロックa〜eの両端部は2本の溝型鋼10で囲まれている。ここで、各ブロックa〜eは同一サイズの2本の溝型鋼10で両端部を囲んでいるが、各ブロックa〜e毎に幅寸法の異なる溝型鋼10が用いられている。具体的には、排ガス1の最も上流側に設置されるブロックaはウェブ高さを最小とする溝型鋼10を用いており、ブロックaの下流側に隣接するブロックbは、ブロックaの溝型鋼10よりもウェブ高さが長い溝型鋼10を用いている。また、ブロックbの下流側に隣接するブロックcとブロックdは、ブロックbの溝型鋼10よりもさらにウェブ高さが長い溝型鋼10を用いており、排ガス1の最も下流側に設置されるブロックeはウェブ高さを最長とする溝型鋼10を用いている。なお、ブロックcとブロックdで同一サイズの溝型鋼10を用いているのは、ブロックcの内側に配置される機器が脱硝装置5であり、当該部位では排ガス1の熱吸収が行われないからである。
隣り合う2つのブロックは、それぞれの溝型鋼10のウェブが背中合わせに接続されるように図示せぬボルトで締結されている。その際、各ブロックa〜eは全ての溝型鋼10の外側フランジが面一となるように接続されるため、各ブロックa〜eの内面側の接続部についてみると、ウェブ高さが異なる2つの溝型鋼10の内側フランジ間に段差を生じることになる。
各ブロックa〜eの溝型鋼10間にはスチフナー11とインナーケース12が設けられており、これらスチフナー11とインナーケース12は輸送前に工場にて溶接される。また、インナーケース12には保温材13が取り付けられており、この保温材13の厚みはブロックa,b,c,d,e毎に最適なものが用いられている。具体的には、排ガス1の温度が最も高温となるブロックaに厚い保温材13が用いられ、以下、排ガス1の温度が次第に低くなるブロックb及びブロックc,dの順に保温材13の厚みを薄くし、最も低温となるブロックeに薄い保温材13が用いられている。
ここで、前述した各ブロックa〜eにおける接続部の段差の大きさは、各ブロックa〜eに必要とされる保温材13の厚みの違いを考慮して設定されており、それに基づいて各ブロックa〜eに所定のウェブ高さを有する溝型鋼10が用いられている。例えば、ブロックaに必要とされる保温材13の厚みをt1、ブロックbに必要とされる保温材13の厚みをt2とすると、ブロックaとブロックb間の段差が(t1−t2)となるように、ブロックaよりもブロックbの方がウェブ高さを(t1−t2)だけ長くした溝型鋼10を用いるようにしている。
このように厚みの異なる保温材13を各ブロックa〜eの内面側に取り付けると、前述したブロック間の接続部に生じる段差が保温材13の厚みの違いによって相殺されるため、ケーシング2内の熱交換器に対向する保温材13の内面は段差のないフラットなものとなる。したがって、ケーシング2の内側面と熱交換器の側面との間に段差による隙間は発生せず、当該隙間を埋めるためのバッフルプレート(流れ防止板)が不要となるため、その分だけ部品コストや組立コストを削減することができる。
図2に示すケーシング2において、隣接するブロック間の段差が大きい場合は、当該部位を受圧部材によって補強することが好ましい。図3はこのような受圧部材の設置状態を示す平面図、図4は該受圧部材の設置状態を示す側面図、図5は該受圧部材の設置状態を示す正面図、図6は該受圧部材の設置状態を示す斜視図である。
図3〜図6に示すように、受圧部材14はスチフナー11と補強板15を組み合わせて構成されており、この受圧部材14は例えば段差の大きいブロックbとブロックcの接続部に配置されている。
説明の都合上、ブロックbの溝型鋼に符号10Aを付し、ブロックcの溝型鋼に符号10Bを付すと、溝型鋼10Aのウェブ高さよりも溝型鋼10Bのウェブ高さの方が長いため、前述したように、溝型鋼10Aと溝型鋼10Bの接合部には段差Bが生じている。スチフナー11はH型鋼からなり、このスチフナー11はブロックbの両端部の溝型鋼10Aを連結するように水平方向に延びている。補強板15は5角形状の鋼材からなり、溝型鋼10AのウェブとH型鋼(スチフナー)11のウェブとの間に配置されている。補強板15は、溝型鋼10Bに背中合わせに接合された溝型鋼10Aの内側フランジの延長線上に位置しており、その一辺は中継板16を介してH型鋼11のウェブ面に当接している。
なお、受圧部材14を構成する部材の組合せや形態は上述の例に限定されるものではない。補強板15は、柱の上下方向に連続する部材としても良い。すなわち、ブロックbの溝型鋼10Aの内側フランジと対称な部材をブロックcの溝型鋼10Bのウェブ面に当接させるようにしても良い。スチフナー11と補強板15の関係は、上述の例のほか、スチフナー11のケーシングに接しない外側のフランジ部と補強板15とを接合するようにしても良い。また、中継板16を省略しても良い。
以上説明したように、段差を持って連続する2つのブロックの溝型鋼10A,10Bうち、排ガス1の流れ方向の下流側に位置する溝型鋼10Bとスチフナー11との結合部に補強板15を介設し、これらスチフナー11と補強板15とで構成される受圧部材14を溝型鋼10Aの内側フランジの延長線上に位置させると、地震時にケーシング2に前後方向(排ガス1の流れ方向)に沿う水平力が作用したとしても、その水平力を受圧部材14で受け止めて耐震性を高めることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
例えば、上記の実施形態では、各ブロックa〜eに備えられる全ての溝型鋼10がケーシング2の外側で面一となるように構成されているが、図7に示す変形例のように、背中合わせで接合される溝型鋼10の内側フランジどうしが段差を持って連続していれば、溝型鋼10の外側フランジについては面一になっていなくても良い。その際、ブロックcに備えられる溝型鋼10のように、任意のブロックの両端部をウェブ高さが異なる2本の溝型鋼10で囲むようにしても良い。なお、この変形例においても、隣接するブロックの接合部の段差が大きい場合は、当該部位を前述したような受圧部材14によって補強することが好ましい。
また、上記の実施形態では、ウェブ高さの異なる2つの溝型鋼10を背中合わせに接続することにより、互いの内側フランジが段差を持って連続するように構成されているが、各ブロックa〜eに備えられる溝型鋼10として全て同じウェブ高さのものを使用し、これら溝型鋼10のウェブどうしを左右方向にずらして接合するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、ケーシング2の内部に過熱器3、第1の蒸発器4、脱硝装置5、第2の蒸発器6、節炭器7を配置した場合について説明したが、ケーシング2内に配置される熱交換器の種類や数量はこれに限定されず、例えば、過熱器3の上流側にダクトバーナーを配置して熱交換器での熱回収量増大を図るようにしても良い。この場合、ダクトバーナーは排ガスを再加熱する加熱手段であるため、ダクトバーナーを包囲するブロックに必要とされる保温材13の厚みは、その下流側の過熱器3を包囲するブロックに必要とされる保温材13の厚みよりも薄くなる。
1 排ガス
2 ケーシング
3 過熱器(熱交換器)
4 第1の蒸発器(熱交換器)
5 脱硝装置
6 第2の蒸発器(熱交換器)
7 節炭器(熱交換器)
10,10A,10B 溝型鋼
11 スチフナー
12 インナーケース
13 保温材
14 受圧部材
15 補強板
16 中継板
a,b,c,d,e ブロック
B 段差

Claims (4)

  1. ガスタービンからの排ガスが導かれるケーシングと、前記ケーシングの内面側を覆う保温材と、前記ケーシングの内部に配置された熱交換器とを備え、前記ケーシングが排ガスの流れ方向に沿って複数のブロックに分割されている排熱回収ボイラにおいて、
    前記ブロックを排ガスの流れ方向に沿う両端部が溝型鋼で囲まれた壁面構造となし、
    隣接する前記ブロックに備えられる前記溝型鋼のウェブどうしを、互いの内側フランジが段差を持って連続するように接続すると共に、厚み寸法が異なる前記保温材を前記段差によって生じた隙間に配置することにより、前記熱交換器に対向する前記保温材の内面側が面一となるように構成したことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. 請求項1に記載の排熱回収ボイラにおいて、
    ウェブの高さ寸法が異なる2種類の前記溝型鋼を用い、これら溝型鋼の外側フランジどうしが面一となるように隣接する前記ブロックを接続したことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  3. 請求項1または2に記載の排熱回収ボイラにおいて、
    前記段差を介して接続された一対の前記ブロックのうち、排ガスの流れ方向の下流側に位置する前記ブロックは、相対向する前記溝型鋼のウェブ間を連結する受圧部材を備えており、
    前記受圧部材が、排ガスの流れ方向の上流側に位置する前記ブロックに設けられた前記内側フランジの延長線上に配置されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  4. 請求項3に記載の排熱回収ボイラにおいて、
    前記受圧部材がH型鋼と補強板との組合体からなり、
    前記H型鋼がフランジを排ガスの流れ方向に向けて配置されていると共に、前記補強板が前記溝型鋼のウェブと前記H型鋼のウェブとの間に配置されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
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