JP6664833B2 - 車いす用のスロープ中継台 - Google Patents

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裕 岸田
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美恵 伊吹
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本発明は、車いす用のスロープ中継台に関する。
近年、高齢化が進み、要介護者が増えていることから、公共施設やビル、家屋には段にスロープを形成してバリアフリー化し、車いすでの移動ができるようにしてあるところが多くなっているが、段によるバリアで車いすでの移動ができないところも多々存在する。この場合には従来、車いすでの移動は段に板を掛けてスロープを形成することにより行っていることが多いが、段が高く、スロープの勾配がきついと、車いすの上がり降りが困難となる。スロープの勾配を緩めるため、段に掛ける板の長さを長くし、スロープを長くすると、スペースを取るうえ、板の剛性が小さいと、車いすでの移動中、板が撓んで移動が困難となる。剛性の大なる撓みにくい板は概して重量が嵩み、持ち運びや着脱作業が容易でない。
スロープの中途に中継台を設けることも行われている。中継台を介在させることにより、中継台に掛けられる板の長さが短くなり、車いすによる移動中の板の撓みも少なくなって車いすによる移動がスムースとなる。
高い段差のあるところをスロープを形成しないで車いすによる出入りを行えるようにするため、車いすを昇降させるリフトも提案されている(特許文献1、2)。
特開2005−334575号 特開2010−240365号
段差へのスロープをコンクリートにより新たに形成しようとする場合、ことに家屋においては、スペースの広い縁側から屋外へ出ることが多いが、広いスペースの縁側全域にわたってスロープをコンクリートで形成するのには、大掛かりな建築工事が必要で、工期及び費用が掛かるうえ、一度設置してしまうと、解体するのに手間が掛かり容易でない。
前述するリフトの使用や板を掛けてスロープを形成するのは、簡便で、設置やその除去も容易であるが、リフトの使用には車いすを昇降させるための動力源を必要とするうえ、設置面に段差があると、水平に設置することができない。接地面に段差があって、水平に設置できなくなるのは従来の中継台も同様である。
また段や中継台に板を掛けてスロープを形成する場合、板の上端がバリアとなり、車いすで登って板上端に達すると、板が撥ね上がったり、車いすで降りるとき、板上端に当たって押出され、板が外れて脱落しがちとなる。
本発明は、接地面に段差があっても水平に設置することができる車いす用のスロープ中継台を提供することを目的とする。
車いすが出入りするためのスロープが取付けられる中継台であって、該中継台を支持す
る複数の脚を備え、各脚はそれぞれ脚を伸縮させるためのガススプリングを有する車いす用のスロープ中継台において、前記脚を備えた支柱に沿って昇降可能な中継台を支柱の所望位置に固定する固定手段と、ガススプリングを支柱に取付ける止着具を有し、止着具は支柱内に納まり、支柱は側方への突出部を有しないことを特徴とする車いす用のスロープ中継台。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、中継台の両側に設けられる鉤孔と、スロープの先端両側に設けられ、前記鉤孔に係脱可能に差込まれる鉤とを備え、各鉤を前記鉤孔に差込んだ状態でスロープ先端と中継台がバリアフリーの状態で連結されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、中継台は格子状をなすことを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、脚はガススプリングにより昇降して高さが調節可能であ
り、脚を昇降させるための動力源を必要としないうえ、中継台の設置面に段差があっても
段の高さに応じて脚を伸縮させることにより中継台を水平に維持することができ、車いす
の上り下りを支障なく行うことができる。しかも前記脚を備えた支柱には中継台の上下位置を調整する際の支障となる突出部がないため、中継台を支柱の所望の高さに固定することができる。

請求項2に係る発明によると、鉤孔より鉤を係脱させることでスロープの取付け取外しを簡易に行うことができ、またスロープは先端の鉤が中継台の鉤孔に差込んで連結されることにより車いすの上り下り時にスロープが中継台より外れることがなく、またスロープを中継台にバリアフリー状態で連結することができる。
請求項3に係る発明によると、中継台は格子状をなすことにより鉤孔を無数に備え、鉤をいずれかの鉤孔に差込むことでスロープの取付位置の調整を簡易に行うことができる。
中継台の平面図。 スロープを取付けた中継台の正面図。 支柱の縦断面図。 図2のa部の拡大図。 図3に示す支柱のb部の拡大断面図。 同c部の拡大断面図。 図4と直角方向の拡大断面図。 図6とは別の態様の拡大断面図。 中継台の設置例を示す側面図。 スロープを取付けた中継台の別の例の正面図。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。
図1は、スロープ1を取付けた中継台2の平面図、図2は同正面図、図3は図2に示す
支柱3の断面図、図4は図2に示すa部の拡大断面図、図5は図4に示す支柱3のb部の
拡大断面図、図6は同支柱3のc部の拡大断面図、図7は図4とは直角方向の断面図で、
スロープ1は図1に示すように、縦桟と横桟で長方形の目孔を備えた格子状の本体4と、
該本体4の両側縁上に側縁に沿って固着される縁材5と、本体の上がり口に設けられて
設置面に接地され、両縁材を連結する案内板6を有し、前記本体4の両側縁を縁取って立
ち上がる縁材5の本体4より前方に向けて突出する先端側部5aは図2に示されるように
水平に屈折され、下部に鉤部であるピン7を下向きに突出して固着している。


中継台2は矩形の枠9上に固定される、縦桟と横桟で形成される正方形の目孔8を備えて格子状をなし、スロープ側の両側の目孔8が鉤孔としての機能を果たす台板11と、該台板11の四隅に縦設される前記支柱3と、前面側の支柱3同士及び左側面側の支柱3同士をその上下において連結する一対のチェーン12を有し(図2及び図9参照)、台板11が固定される枠9は、支柱3に上方より支柱3に突設のストッパー13に当たるまで差込まれ、固定手段であるボルト14により支柱3に固定されるようになっており、枠9より下側の支柱3は脚3aとなり、脚下端には図7の左右に貫通する孔を備えた台15が支持されている。枠9を支柱3に固定するのに前後して筋違16が脚3aと枠9とに連結される。
中継台2にスロープ1を連結するときには、設置面に置いたスロープ1の先端側を持上げ、スロープ先端を台板11側面に当てた状態で縁材先端部5aのピン(鉤部)7を台板11の鉤孔である目孔8に嵌合させ、縁材先端部5aを中継台2に掛ける。これによりスロープ1は中継台2に段差がないか、ほとんどないバリアフリー状態で連結される。
前記実施形態では、台板11上に支柱3を縦設しているが、台板上の支柱3を省き、脚3aだけ設けてもよい。この場合にはしたがってチェーン12や支柱を連結する後述の手摺46も配置されない。
支柱3は図1に示すように、角パイプ(円形のパイプであってもよい)で構成され、内部には図3に示すように、ガススプリング18が配置されている。
ガススプリング18は上端に固着のU形断面のブラケット19が支柱3を水平に貫通して支持されるボルト21に連結される一方、ガススプリング下端に固着のU形断面のブラケット22が前記台15の内部に水平に支持されるボルト23に連結されている。ブラケット22には、図7に示されるように、前記ガススプリング18のピストンロッド25を上げ下げするためのレバー26が軸支され、該レバー26は前記ボルト23に当ることにより、それ以上下方への回転ができないようにしてある。そしてその先端が操作レバー27に上側より係合している。
本実施形態において、操作レバー27を図7の矢印方向に押込むと、レバー26が持上げられ、ピストンロッド25を押し上げる。すると、ロックが解除され、支柱3(脚3a)が昇降可能となり、所望の高さになった状態で操作レバー27の操作を解除すると、支柱3がその位置にロック保持されるようになっている。
図6に示される支柱3では、止着具であるボルト21の頭部21aとボルト21と共に止着具を構成するナット28及び該ナット28より突出するボルト端が支柱3より突出している。そのため台板11を支柱3に沿って移動させ、固定する際に台板11がこれらボルト頭部21aとナット28及び該ナット28より突出するボルト21端に支えて、それより下方の前記ストッパー13に当たる位置まで下ろせなくなる。
この問題に対処するため、図8に示す態様では、支柱3の軸線を挟む対称位置に別の態様の止着具であるネジ31の頭部31aが通される孔32と、ネジ先端が差込まれて納まる孔33が形成され、前記孔32には台板内の孔縁に座金34が固着され、孔32と座金34とでネジ頭部31aが納まる凹所35が形成され、該凹所35は深さがネジ頭部31aの厚みより深く形成され、ネジ頭部31aが支柱3より突出することがないようにしてある。
一方、支柱3内の孔33には孔縁に前記ネジ31と共に止着具を構成するナット36が固着され、前記座金34とナット36は上下方向の同一レベルに位置し、ネジ31が座金34を通じてナット36に捩じ込まれ、ネジ頭部31aが凹所35内に納まると共に、該ナット36より突出するネジ先端が孔33内に納まり、支柱11より突出しないようにしてある。
本態様においては、ネジ31の頭部31aや先端が支柱3より突出しないため、台板11を支柱3に沿ってストッパー13に当たる位置まで下ろして固定し、或いはストッパー上の任意の位置に位置調整することが可能である。台板11の固定に前後して筋違16で枠9と脚部3aが連結される。
前記実施形態の中継台2を車いすで出入りするため、例えば図9に示すような土間37と段差を有する敷石38、39上に中継台2を縁台41に合わせ設置するときには、前述するように操作レバー27の操作によりガススプリング18のロックを解除して脚3aを昇降させ、縁台41の高さに合わせる。各脚3aについて同様の操作を行い、中継台2を水平にする。その後スロープ1を前述するようにして取付け、中継台2との間をバリアフリーにする。
前記実施形態の中継台2にはチェーン12が設置され、車いすに座った利用者がチェーン12に引掛かって中継台2より落下するの防止できるようになっているが、図10に示すように、中継台43の少なくとも正面側の前縁、好ましくはスロープ1が設置される側及び車いすが乗り入れる側の後縁を除く前縁及びスロープが設置される側と反対側の図10の左側縁に図示するような落下防止用のプレート44の下側部を枠9にネジやボルト等の止着具45にて止着し、プレート上側部を前記台板11より突出させて設けておくのが望ましい。こうして設けた台板11より突出するプレート44により車いすが中継台43より落下するのを確実に防止することができる。
中継台43には、支柱上端に手摺46が取付けられているが、手摺46及び落下防止用プレート44のほか、前記実施形態と同様、チェーン12を設けておいてもよい。このチェーン12により、落下防止用プレート44に行く手を遮られた車いすがプレート44に衝突後、車いすに座った利用者が車いすより投げ出されるのを防ぐことができる。
台15は詳細を図示していないが、前記実施形態で説明した台15と同様に構成される。すなわち支柱内に配置されるガススプリング下端に固着のブラケットが台15に取付けたボルトに連結され、ガススプリングを操作する図示省略のレバーを備えている。
1・・スロープ
2、43・・中継台
3・・支柱
3a・・脚
4・・本体
5・・縁材
6・・案内板
7・・ピン(鉤部)
8・・目孔(鉤孔)
9・・枠
11・・台板
13・・ストッパー
14・・ボルト
15・・台
19、22・・ブラケット
26・・レバー
27・・操作レバー
28、36・・ナット
32、33・・孔
35・・凹所
44・・落下防止用プレート
46・・手摺

Claims (3)

  1. 車いすが出入りするためのスロープが取付けられる中継台であって、該中継台を支持す
    る複数の脚を備え、各脚はそれぞれ脚を伸縮させるためのガススプリングを有する車いす用のスロープ中継台において、前記脚を備えた支柱に沿って昇降可能な中継台を支柱の所望位置に固定する固定手段と、ガススプリングを支柱に取付ける止着具を有し、止着具は支柱内に納まり、支柱は側方への突出部を有しないことを特徴とする車いす用のスロープ中継台。
  2. 中継台の両側に設けられる鉤孔と、スロープの先端両側に設けられ、前記鉤孔に係脱可
    能に差込まれる鉤とを備え、各鉤を前記鉤孔に差込んだ状態でスロープ先端と中継台がバ
    リアフリーの状態で連結されることを特徴とする請求項1記載の車いす用のスロープ中継
    台。
  3. 中継台は格子状をなすことを特徴とする請求項1又は2記載の車いす用のスロープ中継
    台。
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