JP6664595B2 - 算出装置、算出方法、及び算出プログラム - Google Patents

算出装置、算出方法、及び算出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、算出装置、算出方法、及び算出プログラムに関する。
近年、ユーザの居住地に関する情報を提供する技術が提供されている。例えば、ユーザの現在の居住地等に基づいて不動産情報を提供する技術が提供されている。
特許第4060156号公報
しかしながら、上記の従来技術ではユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することが難しい。例えば、ユーザの現在の居住地等に基づいて不動産情報を決定するだけでは、ユーザが満足度の高い居住地を選択するために用いられるユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出する算出装置、算出方法、及び算出プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る算出装置は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの通勤または通学における要素に対する前記ユーザの価値判断に関する情報とを取得する取得部と、前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する算出部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る算出処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る交通機関情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る快適駅の表示の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る通勤時間変更時の表示の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る物件情報の表示の一例を示すフローチャートである。 図8は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る算出装置、算出方法、及び算出プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る算出装置、算出方法、及び算出プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.決定処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る算出処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る算出処理の一例を示す図である。図1に示す例では、ユーザから取得した通勤または通学に関する情報を用いてユーザの居住に適した駅(本実施形態において「快適駅」とする場合がある)を決定するアプリケーション(以下、「決定アプリ」とする場合がある)を例に示す。具体的には、決定アプリが起動された端末装置10において、ユーザの居住に適した駅周辺の物件に関する情報を表示する例を示す。図1では、ユーザU1が決定アプリにより通勤に適した物件を表示する例を示す。以下では、「通勤」は、「通学」と読み替えることができるものとする。なお、図1では、決定アプリが駅を決定する場合を示すが、公共交通機関の各停留所であればどのような交通機関であってもよく、例えばバス等であってもよい。
図1に示すように、決定システム1には、端末装置10と、配信装置100と、物件情報提供装置50とが含まれる。端末装置10と、配信装置100と、物件情報提供装置50とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した決定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の配信装置100や、複数台の物件情報提供装置50が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とに基づく各駅の快適度により、ユーザの居住に適した駅を決定する算出装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がタッチパネル機能を有するスマートフォンである場合を示す。
配信装置100は、決定アプリに関する情報を配信する情報処理装置である。例えば、配信装置100は、端末装置10からの要求に応じて、決定アプリを端末装置10にダウンロードさせてもよい。また、配信装置100は、決定アプリに関する情報を端末装置10に配信する。例えば、配信装置100は、決定アプリにおいて表示する駅に関する情報を端末装置10に配信する。
以下、図1を用いて、算出処理の一例を説明する。図1では、ユーザU1が利用する端末装置10における表示内容の変更に応じて、端末装置10を端末装置10−1〜端末装置10−4として説明する。なお、端末装置10−1〜10−4は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1〜端末装置10−4について、特に区別することなく説明する場合には、端末装置10と記載する。
まず、図1に示すように、端末装置10−1は、配信装置100からアプリ情報を取得する(ステップS10)。例えば、端末装置10−1は、決定アプリをインストールしていない場合、アプリ情報として決定アプリをダウンロードする。また、例えば、端末装置10−1は、決定アプリをインストール済みの場合、アプリ情報として、決定アプリの最新版や最新の駅に関する情報を取得する。なお、端末装置10は、配信装置100からアプリ情報を取得する必要が無い場合、すなわち決定アプリが最新の状態である場合、ステップS10を行わなくてもよい。
また、端末装置10−1は、ユーザU1の操作により決定アプリを起動する(ステップS11)。例えば、端末装置10−1には、ユーザU1の通勤に関する情報を入力する画面DP11が表示される。具体的には、端末装置10−1には、ユーザU1の勤務地に関する情報を入力する入力窓SB11やユーザU1の通勤時間に関する情報を入力する入力窓SB12が表示される。図1では、ユーザU1は、入力窓SB11に勤務地「Aエリア」を入力し、入力窓SB12に通勤時間「9:00」を入力する。なお、通勤時間は、通勤開始時間であってもよいし、勤務地に到着する時間であってもよい。また、図1では、通勤時間として、出社時間を受け付けるが、退社時間を受け付けてもよい。
また、端末装置10−1には、ユーザU1の通勤における要素に対するユーザU1の価値判断に関する情報を入力する入力窓SB13〜SB15が表示される。言い換えると、端末装置10−1には、ユーザU1が通勤において許容する条件に関する情報を入力する入力窓SB13〜SB15が表示される。
例えば、端末装置10−1には、ユーザU1が通勤において許容する所要時間に関する情報の入力を受け付ける入力窓SB13が表示される。図1では、ユーザU1は、入力窓SB13に所要時間「1時間」と入力する。すなわち、ユーザU1は、通勤における所要時間が「1時間」以内であることを希望するユーザである。
また、例えば、端末装置10−1には、ユーザU1が通勤において許容する乗換回数に関する情報の入力を受け付ける入力窓SB14が表示される。図1では、ユーザU1は、入力窓SB14に乗り換え回数「1回」と入力する。すなわち、ユーザU1は、通勤における乗換回数が「1回」以内であることを希望するユーザである。
また、例えば、端末装置10−1には、ユーザU1が通勤において許容する乗車形態に関する情報の入力を受け付ける入力窓SB15が表示される。図1では、ユーザU1は、入力窓SB15に乗車形態「座れる」と入力する。すなわち、ユーザU1は、座席に座って通勤することを希望するユーザである。
なお、上記は一例であり、ユーザU1の通勤における要素であれば、どのような内容の入力を受け付けてもよい。例えば、端末装置10は、ユーザU1が通勤(乗換)時に雨具を必要とすることを許容するかに関する情報の入力を受け付けてもよい。また、例えば、端末装置10は、ユーザU1が乗換時に許容する待ち時間に関する情報の入力を受け付けてもよい。また、端末装置10は、ユーザU1に入力窓SB11〜SB15に手入力させてもよいし、所定の選択肢の一覧を表示し、該当する選択肢を選択させてもよい。また、ユーザU1の通勤における要素に対するユーザU1の価値判断に関する情報を入力済みの場合、端末装置10は、画面DP11を表示しなくてもよい。この場合、端末装置10は、決定アプリが起動された後、居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP12を表示してもよい。また、端末装置10は、上記に限らず、種々の態様によりユーザの価値判断に関する情報の入力を受け付けてもよい。例えば、端末装置10は、ユーザの価値判断に関する情報の各々に対応する入力画面を用意して、各入力画面により各価値判断に関する情報を受け付けてもよい。例えば、端末装置10は、各入力画面において、それぞれの価値判断に関するユーザが大切にする度合いに関する情報を受け付けてもよい。例えば、端末装置10は、「あなたにとって電車の座席に座れるのはどれくらい大切ですか?」という質問文を表示し、その質問に対して「とても大切」から「大切でない」までの5段階からユーザにどの段階に該当するかを選択させてもよい。これにより、端末装置10は、ユーザの乗車態様に関する価値判断の度合いを受け付けてもよい。また、例えば、端末装置10は、「あなたにとって混雑している電車を避ける事はどれくらい大切ですか?」という質問文を表示し、その質問に対して「とても大切」から「大切でない」までの5段階からユーザにどの段階に該当するかを選択させてもよい。これにより、端末装置10は、ユーザの乗車率等の通勤の混雑具合に関する価値判断の度合いを受け付けてもよい。また、端末装置10は、同様の質問を複数回に亘って繰り返しユーザに確認することにより、その情報を基に内部で快適度を算出してもよい。また、例えば、端末装置10は、ユーザから満足度に関する入力を受け付け、すなわちユーザからのフィードバックを受け付けることにより、快適度を算出するパラメータを調整してもよい。
その後、ユーザU1は、端末装置10−1の画面DP11中の「快適駅表示」ボタンB1を指F1で押下(タッチ)する(ステップS12)。そして、端末装置10は、画面DP11において入力されたユーザU1の通勤における要素に対するユーザU1の価値判断に関する情報に基づいて、各駅の快適度を算出する。各駅の快適度の算出については、後述する。そして、端末装置10は、算出した快適度に基づいて、ユーザU1の居住に適した停留所を決定する。
その後、端末装置10は、居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP12を表示する(ステップS13)。すなわち、端末装置10の画面の表示が、端末装置10−1の画面DP11から端末装置10−2の画面DP12に遷移する。例えば、画面DP12には、勤務地を示す勤務ポイントWA11と、その周辺の地図が表示される。なお、ユーザU1は、画面DP12にタッチしてスライド操作等を行うことにより、画面DP12の表示外の地図も表示することができる。
端末装置10−2には、算出した快適度に基づいて決定された駅を含む複数のエリアが表示される。具体的には、端末装置10−2には、ユーザU1が画面DP11において入力した条件をできる限り満たし、勤務地「Aエリア」に通勤するのに適した駅TS11〜TS16を各々含むエリアAR11〜AR16が表示される。例えば、端末装置10−2には、駅TS11を含むエリアAR11が表示される。
また、例えば、画面DP12に示すように、駅TS17や駅TS18は、通勤時間を9時とした場合におけるユーザU1の居住に適した駅ではないため、駅TS17や駅TS18に対応するエリアは表示されない。すなわち、図1では、駅TS11〜TS16が、通勤時間を9時とした場合においてユーザU1の快適度が高い駅であり、駅TS17や駅TS18等は通勤時間を9時とした場合においてユーザU1の快適度が低い駅であることを示す。
上述のように、端末装置10−2には、9時に通勤する勤務地「Aエリア」に1時間以内で通勤でき、乗り換え回数が1回以内であり、座席に座れるという条件に基づく快適度が高い駅TS11〜TS16を含むエリアAR11〜AR16が表示される。なお、画面DP12の表示外の範囲にも勤務地「Aエリア」に通勤するのに適した駅を含むエリアがあってもよい。また、各エリアAR11〜AR16に表示される数字は、各駅TS11〜TS16に対応する快適度を示す数値であってもよい。また、各エリアAR11〜AR16に表示される数字は、各駅TS11〜TS16に対応する優先順位(お薦め順)を示す数値であってもよい。また、各エリアAR11〜AR16に表示される数字は、そのエリアに位置する物件数であってもよい。
また、端末装置10−2の画面DP12には、右側に通勤時間に指定を受け付ける時間バーBR11が表示される。端末装置10−2では、ユーザU1が画面DP11において通勤時間「9:00」と入力したため、時間指定ポイントTD11は9時を示す。ここで、ユーザU1は、時間バーBR11に表示される時間のうち、通勤時間として所望の時間が表示された部分をタッチすることにより、通勤時間の指定を変更することができる。
図1では、ユーザU1は、時間バーBR11に表示された10時の部分に指F1でタッチすることにより、通勤時間を9時から10時に変更する(ステップS14)。そして、端末装置10は、通勤時間を10時とした場合における各駅の快適度を算出する。そして、端末装置10は、算出した快適度に基づいて、通勤時間を10時とした場合におけるユーザU1の居住に適した停留所を決定する。
その後、端末装置10は、通勤時間を10時とした場合におけるユーザU1の居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP13を表示する(ステップS15)。すなわち、端末装置10の画面の表示が、端末装置10−2の画面DP12から端末装置10−3の画面DP13に遷移する。例えば、画面DP13には、勤務地を示す勤務ポイントWA11と、その周辺の地図が表示される。また、画面DP13中の時間バーBR11において時間指定ポイントTD12は10時を示す。なお、ユーザU1は、画面DP13にタッチしてスライド操作等を行うことにより、画面DP13の表示外の地図も表示することができる。
端末装置10−3には、算出した快適度に基づいて決定された駅を含む複数のエリアが表示される。具体的には、端末装置10−3には、ユーザU1が画面DP11において入力した条件をできる限り満たし、通勤時間を10時とした場合における勤務地「Aエリア」に通勤するのに適した駅TS13〜TS14、TS16〜TS18を含むエリアAR21〜AR25が表示される。例えば、端末装置10−3には、通勤時間を9時とした場合においてはユーザU1にとって快適度の高い駅ではなかった駅TS17を含むエリアAR23が表示される。
また、例えば、画面DP13に示すように、通勤時間を9時とした場合においてはユーザU1の居住に適した駅であった駅TS11〜TS12や駅TS15は、通勤時間を10時とした場合においてはユーザU1の居住に適した駅でなくなる。そのため、駅TS11〜TS12や駅TS15に対応するエリアは表示されない。すなわち、図1では、駅TS13〜TS14、TS16〜TS18が、通勤時間を10時とした場合においてユーザU1の快適度が高い駅であり、駅TS11〜TS12や駅TS15等は通勤時間を10時とした場合においてユーザU1の快適度が低い駅であることを示す。
上述のように、端末装置10−3には、10時に通勤する勤務地「Aエリア」に1時間以内で通勤でき、乗り換え回数が1回以内であり、座席に座れるという条件に基づく快適度が高い駅TS13〜TS14、TS16〜TS18を含むエリアAR21〜AR25が表示される。なお、画面DP13の表示外の範囲にも勤務地「Aエリア」に通勤するのに適した駅を含むエリアがあってもよい。
図1では、ユーザU1が画面DP13中において駅TS13を含むエリアAR21(以下、「CエリアAR21」とする)を指F1でタッチすることにより、エリアを選択する(ステップS16)。
そして、端末装置10−3は、選択情報を物件情報提供装置50へ送信する(ステップS17)。具体的には、端末装置10−3は、ユーザU1がCエリアを選択したことを示す情報を物件情報提供装置50へ送信する。
端末装置10から選択情報を受け付けた物件情報提供装置50は、選択情報に基づく物件を抽出する(ステップS18)。具体的には、物件情報提供装置50は、Cエリアに位置する物件情報を抽出する。その後、物件情報提供装置50は、Cエリアに位置する物件情報を端末装置10へ送信する(ステップS19)。
なお、端末装置10は、配信装置100から物件情報を取得してもよい。この場合、端末装置10は、ユーザU1がCエリアを選択したことを示す情報を配信装置100へ送信してもよい。ユーザU1がCエリアを選択したことを示す情報を配信装置100は、物件情報提供装置50から取得したCエリアの物件情報を端末装置10へ配信してもよい。また、配信装置100は、物件情報を有し、Cエリアの物件情報を端末装置10へ配信してもよい。すなわち、配信装置100は、物件情報提供装置50と一体であってもよい。
そして、端末装置10は、取得したCエリアの物件情報を表示する(ステップS20)。具体的には、端末装置10の画面の表示が、端末装置10−3の画面DP13から端末装置10−4の画面DP14に遷移する。図1では、端末装置10−4の画面DP14には、Cエリアに位置する複数の物件情報が表示される。具体的には、画面DP14には、物件Aの物件情報ES11や物件Bの物件情報ES12等が表示される。例えば、ユーザU1は、端末装置10に表示された物件情報ES11を選択することにより、物件Aの詳細な情報が表示される画面を表示させることができる。
上述したように、端末装置10は、ユーザから取得した通勤に関する情報を用いてユーザの居住に適した駅を決定することができる。すなわち、端末装置10は、各ユーザの価値観に応じて、適切な駅をユーザの居住に適した駅として決定することができる。これにより、端末装置10は、単純に通勤地からの距離等のみに基づいた居住地の提案よりも、より適切な居住地をユーザに提案することができる。
なお、通勤または通学における要素は上記に限らず、目的に応じて種々の要素が用いられてもよい。例えば、通勤または通学における要素は、各駅が含まれる路線の遅延確率や治安(痴漢等の迷惑行為の発生率や暴力行為の発生率)等であってもよい。また、例えば、通勤または通学における要素は、駅を含む路線の運転間隔であってもよい。例えば、端末装置10は、路線の運転間隔が朝昼に比べて夜が所定時間以上長い場合、快適度を低く算出してもよい。例えば、また、図1に示す例においては、端末装置10は、ユーザU1の居住に適した駅に基づくエリアを表示したが、ユーザU1の居住に適さない駅に基づくエリアを表示してもよい。
また、例えば、端末装置10は、快適度が所定の閾値以下の駅に基づくエリアを、ユーザU1の居住に適さない駅に基づくエリアとして表示してもよい。また、端末装置10は、ユーザU1の居住に適した駅に基づくエリアと、ユーザU1の居住に適さない駅に基づくエリアとの両方を、識別可能に表示してもよい。例えば、端末装置10は、各駅の快適度に応じてエリアの色を変化させてもよい。例えば、端末装置10は、いわゆるヒートマップのように、最も快適度の高い駅を含むエリアを赤で表示し、快適度の低い駅を含むエリアを青で表示してもよい。
〔2.端末装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、配信装置100や物件情報提供装置50との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面(例えば出力部13)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(記憶部14)
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(交通機関情報記憶部141)
実施形態に係る交通機関情報記憶部141は、交通機関に関する各種情報を記憶する。具体的には、交通機関情報記憶部141は、各駅に関する各種情報を記憶する。図3に、実施形態に係る交通機関情報記憶部141の一例を示す。図3に示す交通機関情報記憶部141は、「駅(エリア)」、「乗入れ路線」、「乗車率」、「所要時間(上り)」、乗継時間」、「乗継態様(雨具要)」といった項目を有する。
「駅(エリア)」は、駅(エリア)を示す。なお、図3においては、説明のため1つの駅に1つのエリアが対応するものとするが、1つの駅に複数のエリアが対応してもよいし、1つのエリアに複数の駅が対応してもよい。「乗入れ路線」は、対応する駅に乗り入れる路線を示す。また、「乗車率」は、対応する路線の対応する駅における乗車率を示す。なお、ユーザの興味に基づいて算出された各地点のスコアについての詳細は後述する。また、「所要時間(上り)」は、対応する駅と他の駅との間の移動に要する所要時間を示す。なお、図示を省略するが、図3には、「所要時間(下り)」の項目も含まれる。「乗継時間」は、対応する駅における各路線間での乗継に要する時間を示す。なお、「乗継時間」には、各路線のホームまでの移動時間やホーム到着後の待ち時間等を合わせた時間であってもよい。また、「乗継態様(雨具要)」は、対応する駅における各路線間での乗継において、雨具を必要とするか否かを示す。すなわち、「乗継態様(雨具要)」が「要」である場合、対応する路線間での乗継時に雨が降っている場合、雨に濡れないために傘等の雨具を使用する必要があることを示す。
例えば、図3に示す例において、「A駅」に乗り入れる路線は、「A路線」、「B路線」、「C路線」等であることを示す。また、「A駅」における「A路線」の乗車率は、7時台は「60%」であり、8時台は「80%」であることを示す。また、「A駅」には「A路線」の上りの前駅から2分で到着することを示す。また、「A駅」には「A路線」の上りの前々駅から5分で到着することを示す。また、「A駅」における「A路線」から「B路線」への乗継時間は、「10分」であることを示す。また、「A駅」における「A路線」から「B路線」への乗継には、雨具が「要」であることを示す。
なお、交通機関情報記憶部141は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、例えば、交通機関情報記憶部141は、交通機関情報が作成された日時に関する情報を記憶してもよい。
(ユーザ情報記憶部142)
実施形態に係るユーザ情報記憶部142は、ユーザに関する各種情報を記憶する。具体的には、ユーザ情報記憶部142は、ユーザの通勤に関する各種情報を記憶する。図4に、実施形態に係るユーザ情報記憶部142の一例を示す。図4に示すユーザ情報記憶部142は、「ユーザID」、「勤務地」、「通勤時間」、「許容情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。また、「勤務地」は、対応するユーザの勤務先がある場所を示す。また、「通勤時間」は、対応するユーザが指定した通勤時間を示す。また、「許容情報」は、対応するユーザの通勤における要素に対する価値判断に関する情報を示す。「許容情報」には、「所要時間」、「乗換回数」、「乗車形態」、「雨具」といった項目が含まれる。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、通勤地を「Aエリア」に指定したことを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、通勤時間を「9:00」に指定したことを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、所要時間を「1時間」、乗換回数を「1回」、乗車形態を「座れる」、雨具を「不要」と入力したことを示す。
なお、ユーザ情報記憶部142は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部142は、年齢や性別や居住地等、ユーザに関する情報であれば、どのような情報を記憶してもよい。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶部14などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされている決定アプリのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部15は、受付部151と、送信部152と、取得部153と、算出部154と、決定部155と、表示部156とを有し、以下に説明する生成処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する算出処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部151)
受付部151は、例えば入力部12を介してユーザにより各種操作を受け付ける。また、受付部151は、受け付けた各種操作に基づく情報を送信部152や決定部155や表示部156へ受け渡す。図1では、受付部151は、表示部156により表示された画面DP11中の入力窓SB11〜SB15等に対するユーザU1の情報入力を受け付ける。
また、図1では、受付部151は、表示部156により表示された画面DP12中の時間バーBR11に対するユーザU1の通勤時間の指定を受け付ける。また、図1では、受付部151は、表示部156により表示された画面DP13中の時間バーBR11に対するユーザU1の通勤時間の指定を受け付ける。
(送信部152)
送信部152は、外部装置へ種々の情報を送信する。例えば、送信部152は、受付部151により受け付けたユーザ操作に従って、配信装置100へアプリ情報の要求を送信する。例えば、送信部152は、決定アプリのダウンロードを要求する情報を配信装置100へ送信する。例えば、送信部152は、決定アプリの最新版や最新の駅に関する情報を要求する情報を配信装置100へ送信する。
また、送信部152は、選択情報を物件情報提供装置50へ送信する。図1では、送信部152は、ユーザU1がCエリアを選択したことを示す情報を物件情報提供装置50へ送信する。また、送信部152は、ユーザU1がCエリアを選択したことを示す情報を配信装置100へ送信してもよい。
(取得部153)
取得部153は、外部装置から各種情報を取得する。例えば、取得部153は、配信装置100からアプリ情報を取得する。例えば、取得部153は、アプリ情報として決定アプリをダウンロードして取得する。また、例えば、取得部153は、アプリ情報として、決定アプリの最新版や最新の駅に関する情報を取得する。
また、取得部153は、物件情報提供装置50から物件情報を取得する。図1では、取得部153は、物件情報提供装置50からCエリアに位置する物件情報を取得する。また、取得部153は、配信装置100から物件情報を取得してもよい。
取得部153は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とを取得する。例えば、取得部153は、ユーザ情報記憶部142からユーザの勤務先または通学先に関する情報を取得する。また、例えば、取得部153は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報に基づいて、交通機関情報記憶部141から駅に関する情報を取得する。図1では、例えば、取得部153は、ユーザU1の勤務地が「Aエリア」であることを示す情報を取得する。
また、取得部153は、ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報を取得する。図1では、取得部153は、ユーザU1の通勤時間が「9時」であることを示す情報を取得する。取得部153は、ユーザU1の通勤時間が「10時」であることを示す情報を取得する。
また、例えば、取得部153は、ユーザ情報記憶部142からユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報を取得する。また、取得部153は、通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報として、ユーザの通勤または通学における時間的要素に関する情報を取得する。取得部153は、ユーザの通勤または通学における時間的要素に関する情報として、通勤もしくは通学においてユーザが許容する所要時間に関する情報、または、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する待ち時間を取得する。図1では、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する所要時間が「1時間」であることを示す情報を取得する。また、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する乗継時間が「10分」であることを示す情報を取得してもよい。
また、例えば、取得部153は、通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報として、ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報を取得する。取得部153は、ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報として、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗換え回数に関する情報、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗換えにおける移動距離に関する情報、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗車率に関する情報、または、通勤もしくは通学においてユーザが雨具の使用を許容するかに関する情報を取得する。
図1では、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する乗り換え回数が「1回」であることを示す情報を取得する。また、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する乗車形態が「座れる」であることを示す情報を取得する。また、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する乗継時の移動距離が「1km以内」であることを示す情報を取得してもよい。また、例えば、取得部153は、ユーザU1が通勤において希望する乗車率が「80%以下」であることを示す情報を取得してもよい。また、例えば、取得部153は、ユーザU1が乗換時において雨具の使用を希望ないことを示す情報を取得してもよい。
また、取得部153は、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの優先度に関する情報を取得してもよい。例えば、取得部153は、ユーザから所要時間の優先度が高いことを示す情報を取得してもよい。また、例えば、取得部153は、ユーザから乗換え回数の優先度が低いことを示す情報を取得してもよい。また、取得部153は、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの順位付けに関する情報を取得してもよい。例えば、取得部153は、ユーザから所要時間の優先順位が1位であり、雨具の要否が最下位であることを示す情報を取得してもよい。また、取得部153は、他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、他のユーザの通勤または通学における要素に対する他のユーザの価値判断に関する情報とを取得してもよいが、詳細は後述する。
(算出部154)
算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、通勤または通学における要素に対するユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する。例えば、算出部154は、ユーザの勤務先に関する情報と、通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とに基づいて、各駅の快適度を算出する。なお、算出部154は、ユーザの勤務先から所定の範囲内の駅の快適度を算出してもよい。
算出部154は、所定のロジックを用いて各駅の快適度を算出してもよい。例えば、算出部154は、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報を満たす駅ほど、快適度が高くなるように各駅の快適度を算出してもよい。図1では、例えば、算出部154は、ユーザU1が入力窓SB13〜SB15に入力した条件を満たす駅ほど、快適度が高くなるように各駅の快適度を算出してもよい。
例えば、算出部154は、所定の重み値と各要素に関する変数とに基づいて、各駅の快適度を算出してもよい。例えば、算出部154は、条件を満たさない場合は対応する要素の変数を「0」、満たす場合は対応する要素の変数を「1」として、所定の重み値と各要素に関する変数とに基づいて、各駅の快適度を算出してもよい。また、例えば、算出部154は、ユーザが選択した優先順位や各要素の重要度に応じたパラメータを用いて、各駅の快適度を算出してもよい。なお、上記は一例であって、算出部154は、ユーザが希望する通勤に関する条件を満たすほど、快適度が高くなればどのようなロジックを用いて各駅の快適度を算出してもよい。例えば、算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの価値判断に関する情報に基づいて、公共交通機関の各停留所である駅の快適度を算出する。また、例えば、算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの価値判断に関する情報とに基づいて、物件の快適度を算出してもよい。例えば、算出部154は、物件の周囲に位置する停留所の快適度に基づいて、物件の快適度を算出してもよい。また、例えば、算出部154は、決定部155により決定した停留所から物件までの経路における快適度から各物件の快適度を算出してもよい。また、例えば、算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの価値判断に関する情報とに基づいて、物件の快適度を算出してもよい。
(決定部155)
決定部155は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とに基づく公共交通機関の各停留所の快適度により、ユーザの居住に適した停留所を決定する。例えば、決定部155は、ユーザの勤務先に関する情報と、通勤における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とに基づく各駅の快適度により、ユーザの居住に適した駅を決定する。例えば、決定部155は、ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報に基づく快適度により、ユーザの居住に適した駅を決定する。
例えば、決定部155は、算出部154により算出された各駅の快適度に基づいて、ユーザの居住に適した駅を決定する。例えば、決定部155は、算出部154により算出された各駅の快適度に基づいて、複数の駅を決定する。例えば、決定部155は、算出部154により算出された各駅の快適度が高いほうから所定数の駅を、ユーザの居住に適した駅として決定する。また、決定部155は、算出部154により算出された物件の快適度により、ユーザの居住に適した物件を決定してもよい。例えば、図1では、決定部155は、算出部154により算出された快適度が高い物件Aの物件情報ES11や物件Bの物件情報ES12等を含ユーザの居住に適した物件として決定する。
また、決定部155は、他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、他のユーザの通勤または通学における要素に対する他のユーザの価値判断に関する情報とに基づいて算出される各停留所の快適度により、ユーザ及び他のユーザの居住に適した停留所を決定してもよい。例えば、決定部155は、通勤における要素に対するユーザの価値判断に関する情報に基づく各駅の快適度により決定した駅と、通勤における要素に対する他のユーザの価値判断に関する情報に基づく各駅の快適度により決定した駅との両方に含まれる駅を、ユーザ及び他のユーザの居住に適した停留所を決定してもよい。
また、例えば、決定部155は、ユーザに対する快適度と、他のユーザに対する快適度との両方が所定の閾値以上の駅を、ユーザ及び他のユーザの居住に適した停留所を決定してもよい。なお、上記は一例であって、決定部155は、種々の条件や手法を適宜用いて、ユーザ及び他のユーザの居住に適した停留所を決定してもよい。
(表示部156)
表示部156は、出力部13を介して各種情報を表示する。例えば、表示部156は、図1に示す画面DP11〜DP14を表示する。図1では、表示部156は、ユーザU1の通勤に関する情報を入力する画面DP11を表示する。また、図1では、表示部156は、通勤時間とした場合におけるユーザU1の居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP12を表示する。表示部156は、通勤時間を10時とした場合におけるユーザU1の居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP13を表示する。
また、表示部156は、物件情報を表示する。例えば、表示部156は、ユーザが選択したエリアに位置する物件に関する情報を表示する。図1では、表示部156は、Cエリアに位置する複数の物件情報を表示する画面DP14を表示する。具体的には、表示部156は、物件Aの物件情報ES11や物件Bの物件情報ES12等を含む画面DP14を表示する。例えば、図1では、表示部156は、算出部154により算出された快適度が高い物件Aの物件情報ES11や物件Bの物件情報ES12等を含む画面DP14を表示する。
なお、上述した制御部15による決定処理等の処理は、決定アプリにより行われる場合、制御部15の各部は、例えば、決定アプリにより実現されてもよい。また、例えば、上述した算出処理は、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。例えば、制御部15による算出処理等の処理は、配信装置100から受信した制御情報により実現されてもよい。
〔3.快適駅の表示フロー〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る端末装置10におけるユーザの居住に適した駅の決定処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る快適駅の表示の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示す例において、端末装置10は、決定アプリを起動済みであるものとする。
図5に示すように、端末装置10の取得部153は、ユーザの勤務地を取得する(ステップS101)。例えば、取得部153は、ユーザ情報記憶部142からユーザの勤務地を取得する。また、取得部153は、通勤時間を取得する(ステップS102)。例えば、取得部153は、ユーザ情報記憶部142からユーザの勤務時間を取得する。また、取得部153は、ユーザの許容情報を取得する(ステップS103)。例えば、取得部153は、ユーザ情報記憶部142からユーザの許容情報を取得する。なお、ステップS101〜S103は、ステップS104の前であれば、いずれのタイミングで行われてもよい。
その後、端末装置10の算出部154は、各駅の快適度を算出する(ステップS104)。例えば、算出部154は、ステップS101〜S103において取得部153が取得した情報に基づいて、各駅の快適度を算出する。
その後、端末装置10の決定部155は、各駅の快適度に基づいて、ユーザの居住に適した駅を決定する(ステップS105)。例えば、決定部155は、算出部154により算出された各駅の快適度に基づいて、ユーザの居住に適した駅を決定する。
その後、端末装置10の表示部156は、ユーザの居住に適した駅を表示する(ステップS106)。例えば、表示部156は、決定部155により決定されたユーザの居住に適した駅を表示する。図1では、表示部156は、通勤時間を9時とした場合における居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP12を表示する。
〔4.通勤時間変更による表示フロー〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10における通勤時間変更時の決定処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る通勤時間変更時の表示の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す例において、端末装置10は、図5中のステップS106によりユーザの居住に適した駅を表示済みであるものとする。例えば、端末装置10は、図1に示すような通勤時間を9時とした場合における居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP12を表示する。
図6に示すように、端末装置10の表示部156は、通勤時間を変更する(ステップS201)。例えば、表示部156は、所定のユーザ操作に応じて、通勤時間を変更する。図1では、表示部156は、時間バーBR11に表示された10時の部分にユーザU1が指F1でタッチすることにより、通勤時間を9時から10時に変更する。また、端末装置10の受付部151は、通勤時間が9時から10時に変更されたことを示す情報を受け付ける。
次に、端末装置10の算出部154は、変更された通勤時間に基づいて各駅の快適度を算出する(ステップS202)。例えば、算出部154は、ステップS201における通勤時間の9時から10時への変更に基づいて、各駅の快適度を算出する。
その後、端末装置10の決定部155は、各駅の快適度に基づいて、ユーザの居住に適した駅を決定する(ステップS203)。例えば、決定部155は、算出部154により算出された各駅の快適度に基づいて、ユーザの居住に適した駅を決定する。
その後、端末装置10の表示部156は、ユーザの居住に適した駅を表示する(ステップS204)。例えば、表示部156は、決定部155により決定されたユーザの居住に適した駅を表示する。図1では、表示部156は、通勤時間を10時とした場合における居住に適した駅を含むエリアを表示する画面DP13を表示する。
〔5.物件情報の表示フロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る端末装置10における物件情報の表示処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る物件情報の表示の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、端末装置10の送信部152は、ユーザが選択した駅に関する情報を、物件情報を提供する外部装置へ送信する(ステップS301)。例えば、送信部152は、ユーザが選択した駅に関する情報を、物件情報提供装置50へ送信する。図1では、送信部152は、ユーザU1が駅TS13を含むCエリアを選択したことを示す情報を、物件情報提供装置50へ送信する。
次に、端末装置10の取得部153は、外部装置からユーザの居住に適した駅周辺の物件情報を受信する(ステップS302)。例えば、取得部153は、ユーザの居住に適した駅周辺の物件情報を、物件情報提供装置50から取得する。図1では、取得部153は、Cエリアに位置する物件情報を物件情報提供装置50から取得する。
その後、端末装置10の表示部156は、受信した物件情報を表示する(ステップS303)。例えば、表示部156は、物件情報提供装置50から取得したユーザの居住に適した駅周辺の物件情報を表示する。図1では、表示部156は、取得したCエリアの物件情報を表示する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置10は、取得部153と、算出部154とを有する。取得部153は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの通勤または通学における要素に対するユーザの価値判断に関する情報とを取得する。算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザから取得した通勤に関する情報を用いてユーザの居住に適した駅を決定することができる。すなわち、端末装置10は、各ユーザの価値観に応じて、適切な駅をユーザの居住に適した駅として決定することができる。これにより、端末装置10は、単純に通勤地からの距離等のみに基づいた居住地の提案よりも、より適切な居住地をユーザに提案することができる。すなわち、端末装置10は、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報を取得する。算出部154は、ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報に基づいて、快適度を算出する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、通勤時間の指定をユーザから取得することにより、ユーザの通勤時間に応じて、ユーザの居住地に関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、ユーザの価値判断に関する情報として、ユーザの通勤または通学における時間的要素に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの時間的要素に関する価値判断に基づくことにより、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、ユーザの通勤または通学における時間的要素に関する情報として、通勤もしくは通学においてユーザが許容する所要時間に関する情報、または、通勤もしくは通学においてユーザが許容する待ち時間を取得する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが許容する所要時間や待ち時間に基づくことにより、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、ユーザの価値判断に関する情報として、ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの移動態様的要素に関する価値判断に基づくことにより、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報として、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗換え回数に関する情報、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗換えにおける移動距離に関する情報、通勤もしくは通学においてユーザが許容する乗車率に関する情報、または、通勤もしくは通学においてユーザが雨具の使用を許容するかに関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが許容する乗換え回数や乗換えにおける移動距離や乗車率や雨具の使用要否に基づくことにより、ユーザの居住の快適さに関する情報を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの価値判断に関する情報に基づいて、公共交通機関の各停留所である駅の快適度を算出する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの居住に適した駅の快適度を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、決定部155は、算出部154により算出された快適度により、ユーザの居住に適した停留所を決定する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、実施形態に係る端末装置10は、ユーザから取得した通勤に関する情報を用いてユーザの居住に適した駅を決定することができる。すなわち、端末装置10は、各ユーザの価値観に応じて、適切な駅をユーザの居住に適した駅として決定することができる。これにより、端末装置10は、単純に通勤地からの距離等のみに基づいた居住地の提案よりも、より適切な居住地をユーザに提案することができる。すなわち、端末装置10は、ユーザの居住地に関する情報を適切に決定することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、決定部155により決定された停留所と、ユーザの価値判断とに基づいて、ユーザに提供する停留所周辺の物件に関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが居住するのに適したエリアの物件をユーザに提供することができる。すなわち、ユーザは、自身の価値観に合った居住地を選択することが可能となる。したがって、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、算出部154は、ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、ユーザの価値判断に関する情報とに基づいて、物件の快適度を算出する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの居住に適した物件の快適度を適切に算出することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、算出部154は、算出部154により算出された物件の快適度により、ユーザの居住に適した物件を決定する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザの居住に適した物件を適切に決定することができる。これにより、端末装置10は、ユーザ満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
また、実施形態に係る端末装置10において、取得部153は、他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、他のユーザの通勤または通学における要素に対する他のユーザの価値判断に関する情報とを取得する。決定部155は、他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、他のユーザの価値判断に関する情報とに基づいて算出される各停留所の快適度により、ユーザ及び他のユーザの居住に適した停留所を決定する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、複数のユーザの居住地に関する情報を適切に決定することができる。例えば、端末装置10は、生活を共にする複数のユーザの各々の価値観に合った居住地に関する情報を適切に決定することができる。すなわち、生活を共にする複数のユーザは、できるだけ全員の価値観に沿う居住地を選択することが可能となる。これにより、端末装置10は、複数ユーザの満足度の高い居住地に関する情報の表示を可能とする。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る端末装置10は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部15の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 決定システム
10 端末装置(算出装置)
141 交通機関情報記憶部
142 ユーザ情報記憶部
15 制御部
151 受付部
152 送信部
153 取得部
154 算出部
155 決定部
156 表示部
N ネットワーク

Claims (13)

  1. ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの通勤または通学における要素に対する前記ユーザの価値判断に関する情報として、前記ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報とを取得する取得部と、
    前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する算出部と、
    を備えたことを特徴とする算出装置。
  2. 前記取得部は、
    前記ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報を取得し、
    前記算出部は、
    前記ユーザの通勤時間または通学時間に関する情報に基づいて、前記快適度を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の算出装置。
  3. 前記取得部は、
    前記ユーザの通勤または通学における時間的要素に関する情報として、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する所要時間に関する情報、または、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する待ち時間を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の算出装置。
  4. 前記取得部は、
    前記ユーザの価値判断に関する情報として、前記ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の算出装置。
  5. 前記取得部は、
    前記ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報として、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する乗換え回数に関する情報、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する乗換えにおける移動距離に関する情報、通勤もしくは通学において前記ユーザが許容する乗車率に関する情報、または、通勤もしくは通学において前記ユーザが雨具の使用を許容するかに関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の算出装置。
  6. 前記算出部は、
    前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報に基づいて、公共交通機関の各停留所である駅の快適度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の算出装置。
  7. 前記算出部により算出された前記快適度により、前記ユーザの居住に適した停留所を決定する決定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の算出装置。
  8. 前記取得部は、
    前記決定部により決定された前記停留所と、前記ユーザの価値判断とに基づいて、前記ユーザに提供する前記停留所周辺の物件に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の算出装置。
  9. 前記算出部は、
    前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて、前記物件の快適度を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の算出装置。
  10. 前記決定部は、
    前記算出部により算出された前記物件の前記快適度により、前記ユーザの居住に適した物件を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の算出装置。
  11. 前記取得部は、
    他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記他のユーザの通勤または通学における要素に対する前記他のユーザの価値判断に関する情報とを取得し、
    前記決定部は、
    前記他のユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記他のユーザの前記価値判断に関する情報とに基づいて算出される各停留所の快適度により、前記ユーザ及び前記他のユーザの居住に適した停留所を決定する
    ことを特徴とする請求項10のいずれか1項に記載の算出装置。
  12. コンピュータが実行する算出方法であって、
    ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの通勤または通学における要素に対する前記ユーザの価値判断に関する情報とを取得する取得工程と、
    前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報として、前記ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する算出工程と、
    を含むことを特徴とする算出方法。
  13. ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの通勤または通学における要素に対する前記ユーザの価値判断に関する情報とを取得する取得手順と、
    前記ユーザの勤務先または通学先に関する情報と、前記ユーザの前記価値判断に関する情報として、前記ユーザの通勤または通学における移動態様的要素に関する情報とに基づいて、公共交通機関の各停留所の快適度を算出する算出手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする算出プログラム。
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