JP6664180B2 - 部品加飾装置及び加飾部品の製造方法 - Google Patents

部品加飾装置及び加飾部品の製造方法 Download PDF

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本発明は、部品加飾装置及び加飾部品の製造方法に関するものである。
自動車の内装部品などでは、デザイン性や品質を高めるために樹脂成形体(ワーク)の外表面に装飾を加えた加飾部品(例えば、コンソールボックス、インストルメントパネル、アームレストなど)が多く実用化されている。このような部品に装飾を加える方法としては、例えば、部品の表面にレーザビームを照射して複数のレーザ加工溝からなる柄を形成する方法が従来提案されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、上記した特許文献1に記載の方法では、通常、レーザ加工ヘッド部を1台のみ備えたレーザ加工装置が用いられる。しかし、多数のレーザ加工溝からなる柄(例えばヘアライン柄等)を描画したい場合には、1本のレーザビームを走査する必要がある。よって、加工時間が長くなり、効率よく加飾することができない。
ここで、加工効率を図るための方法として、例えば1つの部品に対し、レーザ加工装置を2基用いて2本のレーザビームを同時照射することにより、多数のレーザ加工溝からなる柄を形成することが考えられる。ところが、この方法では、レーザ加工装置を設置するのに大きなスペースが必要となり、設備コストもかかってしまう。また、レーザ加工装置同士の動作が干渉してしまう可能性があるため、互いに近接して配置することができないという欠点がある。これに代わるものとしては、例えば、レーザ加工ヘッド部を2台並べて配置したレーザ照射装置を用い、1つの部品に対し各レーザ加工ヘッド部からレーザビームを同時照射して、多数のレーザ加工溝からなる柄を形成する方法が考えられる。ちなみに、このようなレーザを利用した部品加飾装置ではなく加工目的が異なるが、類似の構成を備えたレーザ装置(レーザ切断装置)が従来提案されている(特許文献2を参照)。
特開2012−176438号公報 特開2013−119095号公報
しかしながら、2台のレーザ加工ヘッド部のレーザ加工エリアは、互いに殆ど重複しないように設定されている。ゆえに、仮のこの従来技術のレーザ装置を加飾装置としてそのまま流用した場合には、レーザ加工エリア同士の境界の部分でレーザ加工溝の状態が急激に変わってしまう。そのため、柄の継ぎ目に違和感が生じやすくなり、品質のよい加飾ができない可能性がある。
また、レーザ加工エリア同士を重複させた場合を仮想すると、加工順序によってはレーザビーム同士が衝突したり干渉したりする結果、加工不具合が生じる可能性がある。よって、この場合には柄品質の低下が懸念され、これも未然に防止しておきたいという要請がある。
さらに、1つの部品における2箇所で同時にレーザ加工を行った場合、排煙を適切に行わないと柄の品質に悪影響が出ることが予想され、これに対する何らかの対策を講じておくべきと考えられる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、柄の継ぎ目に違和感がなくて品質的に優れた柄を、レーザ加工によって加工不具合を伴わずに効率よく形成することができる部品加飾装置、及び加飾部品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、手段1に記載の発明は、レーザビームを照射する複数のヘッド部が並べて配置されたレーザ照射装置と、前記複数のヘッド部のレーザビームを走査させる制御を行う制御装置と、レーザビームの照射によって発生した煙を排出する排煙装置とを備え、部品の表面に前記レーザビームを照射して複数のレーザ加工溝からなる柄を形成することで、前記表面を加飾する装置であって、前記複数のヘッド部は、互いのレーザ加工エリアが一部重複するように設定され、前記制御装置は、前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工する制御を行うことを特徴とする部品加飾装置をその要旨とする。従って、手段1に記載の発明によると、レーザ加工エリアの重複領域を設定して複数本のレーザビームを同時照射することが可能なため、1本のレーザビームのみを照射して加工する場合に比べて、加工効率を向上させることができる。また、複数のヘッド部からのレーザビームによって重複領域の加工が行われるため、レーザ加工エリア同士の境界の部分でレーザ加工溝の状態が急激に変わってしまうことがなく、柄の継ぎ目に違和感が生じにくくなる。さらに、重複領域を加飾する際に、複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工することで、レーザビーム同士が衝突、干渉しなくなり、加工不具合の発生を未然に回避することができる。また、レーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工した場合、互いに近接した照射点から煙が発生するため、排煙装置による排煙を比較的容易に行うことができ、柄品質の低下を防止することができる。
手段2に記載の発明は、手段1において、前記制御装置は、前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームの照射点同士の距離が常時10mm以下となるように走査させて同時加工する制御を行うことをその要旨とする。従って、手段2に記載の発明によると、照射点同士の距離が十分小さくなることから、互いに煙の影響を与えにくくなり、柄品質の低下をより確実に防止することができる。
手段3に記載の発明は、手段1または2において、前記排煙装置は、前記レーザビームを走査する方向の逆方向を基準として±90°の角度範囲内の方向から、前記レーザビームの照射点に向かって流れる気流を発生させることをその要旨とする。従って、手段3に記載の発明によると、レーザビームを走査する方向(描画方向)に煙が流れないため、レーザビームが煙の影響を受けにくくなり、柄品質の低下をより確実に防止することができる。
手段4に記載の発明は、手段1乃至3のいずれか1項において、前記複数のヘッド部が2台である場合、前記レーザ加工エリアの重複領域の面積は、個々の前記レーザ加工エリアの面積の1%〜75%であることをその要旨とする。
手段5に記載の発明は、手段1乃至3のいずれか1項において、前記複数のヘッド部が3台以上である場合、前記レーザ加工エリアの重複領域の面積は、個々の前記レーザ加工エリアの面積の1%〜50%であることをその要旨とする。
手段6に記載の発明は、レーザビームを照射する複数のヘッド部が並べて配置されたレーザ照射装置と、前記複数のヘッド部のレーザビームを走査させる制御を行う制御装置と、レーザビームの照射によって発生した煙を排出する排煙装置とを備え、部品の表面に前記レーザビームを照射して複数のレーザ加工溝からなる柄を形成することで、前記表面を加飾する装置を用いた加飾部品の製造方法であって、前記複数のヘッド部における互いのレーザ加工エリアを一部重複するように設定し、前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工することにより、異なるヘッド部のレーザビームにより形成された前記レーザ加工溝を前記重複領域において混在させることを特徴とする加飾部品の製造方法にある。従って、手段6に記載の発明によると、レーザ加工エリアの重複領域を設定して複数本のレーザビームを同時照射することが可能なため、1本のレーザビームのみを照射して加工する場合に比べて、加工効率を向上させることができる。また、複数のヘッド部からのレーザビームによって重複領域の加工が行われるため、レーザ加工エリア同士の境界の部分でレーザ加工溝の状態が急激に変わってしまうことがなく、柄の継ぎ目に違和感が生じにくくなる。さらに、重複領域を加飾する際に、複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工することで、レーザビーム同士が衝突、干渉しなくなり、加工不具合の発生を未然に回避することができる。また、レーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工した場合、互いに近接した照射点から煙が発生するため、排煙装置による排煙を比較的容易に行うことができ、柄品質の低下を防止することができる。
手段7に記載の発明は、手段6において、前記柄は、前記複数のヘッド部が並ぶ方向に沿って延びる多数の前記レーザ加工溝からなるヘアライン柄であることをその要旨とする。
以上詳述したように、請求項1〜7に記載の発明によると、柄の継ぎ目に違和感がなくて品質的に優れた柄を、レーザ加工によって加工不具合を伴わずに効率よく形成することができる。
本実施形態の部品加飾装置の概略図。 部品加飾装置により加飾された自動車用内装部品の概略斜視図。 部品加飾装置における複数のヘッド部及びレーザ加工エリアの配置を説明するための概略斜視図。 重複領域を設定した本実施形態の加飾部品の製造方法を説明するための要部拡大断面図。 重複領域を設定しない従来の加飾部品の製造方法を説明するための要部拡大断面図。 本実施形態の加飾部品の製造方法において、レーザビームの走査順序を説明するための要部拡大平面図。 本実施形態のレーザビームの走査順序を説明するための表。 (a)〜(d)は本実施形態のレーザビームの走査順序を説明するための説明図。 別の実施形態の加飾部品の製造方法において、レーザビームの走査順序を説明するための要部拡大平面図。 別の実施形態のレーザビームの走査順序を説明するための表。 (a)〜(d)は別の実施形態のレーザビームの走査順序を説明するための説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の部品加飾装置、及び加飾部品の製造方法を図面に基づき詳細に説明する。
図1は部品加飾装置31の概略図、図2はこの部品加飾装置31により加飾された自動車用内装部品11の概略斜視図、図3は部品加飾装置31における複数のヘッド部51,52及びレーザ加工エリア61,62の配置を説明するための概略斜視図である。
図2等に示されるように、この自動車用内装部品11は、立体形状をなす部品素材12と、その部品素材12の表面13を被覆するように形成された塗膜21とを有している。本実施の形態の部品素材12は、平坦な形状の主部14とそれに連続して配置された一対の側部15とを備える。主部14と一対の側部15とがなす角度は約90°であることから、この部品素材12は断面略コ字状を呈している。本実施形態の自動車用内装部品11は、例えば自動車のドアのアームレストを構成する部品である。この部品素材12は、ABS樹脂を用いて成形された樹脂成形体であり、全体的に黒色に着色されている。
また、部品素材12の表面13を覆う塗膜21は、高光沢黒色(ピアノブラック)の塗料を用いて形成されている。塗膜21の厚さは15μm〜50μm程度(本実施形態では25μm)に設定されている。この塗膜21の表面(即ち加飾面)には、ほぼ同じ方向に延びる多数のレーザ加工溝23a,23bをレーザ描画工程により形成することで、ヘアライン柄22が描かれている(図2参照)。ヘアライン柄22を構成するレーザ加工溝23a,23bは、ここでは例えば線幅50μm以上100μm以下、深さ10μm以上30μm以下に設定されている。
図1には、加飾前の自動車用内装部品11にヘアライン柄22を形成する際に用いる部品加飾装置31が示されている。本実施形態の部品加飾装置31は、自動車用内装部品11を支持する支持台32と、支持台32を移動させて自動車用内装部品11の姿勢等を変更するワーク変位ロボット33と、自動車用内装部品11の加飾面にレーザビームL1,L2を照射するレーザ照射装置34と、煙を排出する排煙装置35と、ワーク変位ロボット33、レーザ照射装置34及び排煙装置35等を駆動制御する制御装置36とを備えている。
ワーク変位ロボット33は、ロボットアーム37を備え、その先端に支持台32が支持されている。ワーク変位ロボット33は、ロボットアーム37を駆動することで、支持台32を上下方向、左右方向及び回転方向に移動させ、自動車用内装部品11の位置や姿勢を変更する。その結果、自動車用内装部品11の加飾面に対するレーザビームL1,L2の照射位置や照射角度が変更されるようになっている。
このレーザ照射装置34は、レーザ発生部41と、レーザ制御部42と、2台のヘッド部51,52とを備えている。レーザ発生部41は、所定波長のレーザビームL1,L2(例えば波長が1064nmのYVOレーザ)を発生させる。レーザビームL1を照射する第1のヘッド部51は、レーザビームL1を偏向させる図示しないレーザ偏向部を備えている。レーザ偏向部は、レンズと反射ミラーとを複合させてなる光学系であり、これらレンズ及び反射ミラーの位置を変更することにより、レーザビームL1の照射位置や焦点位置が調整される。レーザビームL2を照射する第2のヘッド部52も同様に、レーザビームL2を偏向させる図示しないレーザ偏向部を備えている。そして、レンズ及び反射ミラーの位置を変更することにより、レーザビームL2の照射位置や焦点位置が調整される。レーザ制御部42は、レーザ発生部41及びヘッド部51,52のレーザ偏向部を制御することで、レーザビームL1,L2の照射強度や走査速度などのレーザ照射条件を調整するように構成されている。
図1、図3等に示されるように、本実施形態では、第1のヘッド部51及び第2のヘッド部52が近接した状態で並べて配置されるとともに、図示しない共通のブラケットに対して支持固定されている。これらヘッド部51,52としては、同じ規格のものが使用されている。このため、それぞれのレーザ加工エリア61,62の形及び大きさは基本的に等しく、例えば本実施形態のものでは一辺が20cmの矩形状となっている。ここで、第1のヘッド部51のレーザ加工エリア61及び第2のヘッド部52のレーザ加工エリア62は、ヘッド部51,52の並ぶ方向に沿ってオフセットされ、かつ、互いに一部重複するように設定されている。そして、2つのレーザ加工エリア61,62の重複領域63の面積は、個々のレーザ加工エリア61,62の面積の1%〜75%となるように設定されている。重複領域63の面積は、好ましくは個々のレーザ加工エリアの10%〜75%、さらに好ましくは30%〜75%であることから、本実施形態では約60%に設定されている。
本実施形態の排煙装置35は、エア吸引装置55及びエア供給装置56を備えている。エア吸引装置55及びエア供給装置56は、互いに対向した状態で図示しないフレームに支持されている。エア吸引装置55は、レーザビームL1,L2の照射時に発生する煙をエアとともに吸引する役割を果たしている。エア吸引装置55は、エア吸引用のダクトやファン等(いずれも図示略)を備えており、このファンの駆動により煙を含むエアが装置外部に放出されるようになっている。
一方、エア供給装置56は、部品表面に沿ってレーザビームL1,L2の照射点LP1,LP2に向かって流れる気流57を発生させることにより、煙をエアとともにエア吸引装置55側に導く役割を果たしている。このエア供給装置56は、エア供給用のダクトやファン等(いずれも図示略)を備えており、このファンの駆動により装置外部のエアが装置内部に取り込まれるようになっている。ここで、図6、図8において「D1」は、レーザビームL1,L2を走査する方向(即ち、描画方向)を表している。そして、この方向D1の逆方向D2を基準とした場合、このエア供給装置56は、±90°の角度範囲内の方向から、レーザビームL1,L2の照射点LP1,LP2に向かって流れる気流57を発生させている。なお、本実施形態において気流57は、上記逆方向D2を基準として、約45°の角度方向から照射点LP1,LP2に向かって流れるように設定されている。
図1に示されるように、制御装置36は、CPU66、メモリ67及び入出力ポート65等からなる周知のコンピュータにより構成されている。制御装置36は、ワーク変位ロボット33、レーザ照射装置34及び排煙装置35に電気的に接続されており、各種の駆動信号によってワーク変位ロボット33、レーザ照射装置34及び排煙装置35を駆動制御する。
制御装置36のメモリ67には、自動車用内装部品11の加飾面にヘアライン柄22を描画するためのプログラムやデータが記憶されている。具体的には、自動車用内装部品11の三次元形状を示す形状データ、自動車用内装部品11に描画するヘアライン柄22に応じた柄データなどのデータが記憶されている。また、メモリ67には、ワーク変位ロボット33、レーザ照射装置34及び排煙装置35を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。
本実施形態では、2台のヘッド部51,52の並ぶ方向に流れるヘアライン柄22を描画するべく、制御装置36が、各ヘッド部51、52のレーザビームL1,L2を略同じ方向(例えば±5°の角度範囲内の方向)にそれぞれ走査させる制御を行う。特に、レーザ加工エリア61,62の重複領域63を加飾する際には、2つのレーザビームL1,L2を隣り合わせにして、略同じ方向に同じスピードで走査させて同時加工する制御を行うようになっている。このとき、レーザビームL1,L2は、照射点LP1,LP2同士の距離が常時直径10mm以下の範囲内(本実施形態では3mm以下の範囲内)となるように制御される。以上のことから、レーザ加工エリア61,62の重複領域63においては、異なるヘッド部51,52のレーザビームL1,L2により形成された2種類のレーザ加工溝23a,23bが混在した状態となる(図4、図6、図9参照)。これに対して従来技術においては、レーザ加工エリア61,62の重複領域63が0%であることから、上記2種類のレーザ加工溝23a,23bは混在していない状態となる(図5参照)。
次に、上記の部品加飾装置31を用いた自動車用内装部品11の製造方法を説明する。
まず、ABS樹脂を用いて成形された部品素材12を用意し、その表面13に塗膜21を塗布形成したものを準備しておく(図4参照)。ここでは、立体形状をなす部品素材12(主部14及び側部15)の表面13側の全体が加飾面となる。
続くレーザ描画工程では、まず、部品素材12をワーク変位ロボット33の支持台32(図1参照)にセットする。次に、CPU66は、レーザビームL1,L2の照射を行うためのレーザ照射データをメモリ67から読み出す。そして、CPU66は、レーザ照射データに基づいて駆動信号を生成し、生成した駆動信号をレーザ照射装置34に出力する。レーザ照射装置34は、CPU66から出力された駆動信号に基づいてレーザビームL1,L2を照射する。なお、レーザ照射装置34のレーザ制御部42は、レーザ発生部41からレーザビームL1,L2を照射させ、所定の画像データのパターンに応じてレーザ偏向部を制御する。この制御によって、レーザビームL1,L2の照射位置及び焦点位置が決定される。以上の制御の結果、レーザビームL1,L2の照射がなされ、複数のレーザ加工溝23a,23bからなるヘアライン柄22が形成されるようになっている。
以下、レーザ描画工程におけるレーザビームL1,L2の照射方法を図6〜図8に基づいて詳細に説明する。図6はレーザビームL1,L2の走査順序を説明するための要部拡大平面図、図7はレーザビームL1,L2の走査順序を説明するための表、図8(a)〜(d)はレーザビームL1,L2の走査順序を説明するための説明図である。
図6では、第1のレーザ加工エリア61が左側に設定され、第2のレーザ加工エリア62が右側に設定され、それらの中央部に重複領域63が設定された状態を示している。第1のヘッド部51からのレーザビームL1により加工されるレーザ加工溝23aは、第1のレーザ加工エリア61(及び重複領域63)内に存在している。第2のヘッド部52からのレーザビームL2により加工されるレーザ加工溝23bは、第2のレーザ加工エリア62(及び重複領域63)内に存在している。図6において、矢印P1は、レーザ加工溝23aの加工時にレーザビームL1をD1の方向に沿って走査する際の始端位置を表している。矢印P3は、同じくレーザビームL1をD1の方向に沿って走査する際の終端位置を表している。一方、矢印P2は、レーザ加工溝23bの加工時にレーザビームL2をD1の方向に沿って走査する際の始端位置を表している。矢印P4は、同じくレーザビームL2をD1の方向に沿って走査する際の終端位置を表している。
また、複数のレーザ加工溝23aは互いに等間隔かつ平行に配置されるとともに、図6の上側から順に「1列目、2列目、3列目・・・」とされている。複数のレーザ加工溝23bも互いに等間隔かつ平行に配置されるとともに、図6の上側から順に「1´列目、2´列目、3´列目・・・」とされている。即ち、レーザ加工溝23a及びレーザ加工溝23bは、1つおきに配置されている。また、本実施形態では複数のレーザ加工溝23aと複数のレーザ加工溝23bとは重なり合わず、互いに10μm〜500μm程度の間隔を保持している。
図7、図8(a)に示すように、レーザ描画工程においては、まず、1列目のレーザ加工溝23aの加工を行うべく、矢印P1の位置からD1の方向に沿ってレーザビームL1を所定スピードで走査しつつ照射する。図8(a)では、この過程でのレーザビームL1の照射点LP1を便宜上黒丸で示している。なお、この過程にてレーザビームL2はまだ照射されていない。
レーザビームL1の照射点LP1が矢印P2の位置に到達したら、併せて1´列目のレーザ加工溝23bの加工を行うべく、矢印P2の位置からD1の方向に沿ってレーザビームL2を走査しつつ照射する。図8(b)では、この過程でのレーザビームL2の照射点LP2を便宜上黒丸で示している。このように重複領域63を加飾する際には、2つのレーザビームL1,L2が隣り合わせとなり、略同じ方向D1に同じスピードで走査される。その結果、1列目のレーザ加工溝23aと、1´列目のレーザ加工溝23bとが、同時加工されることになる。このような同時加工は、レーザビームL1,L2の照射点LP1,LP2が矢印P3の位置に到達するまで継続される。
レーザビームL1の照射点LP1が矢印P3の位置に到達し、1列目のレーザ加工溝23aの加工が完了したら、レーザビームL1はいったん停止される。そして、2列目のレーザ加工溝23aの始端まで照射点LP1を移動させた後、レーザビームL1の照射が再開される(図8(c)参照)。一方、レーザビームL2の照射点LP2が矢印P3の位置に到達したら、引き続き矢印P4の位置に向けてレーザビームL2が走査される。
レーザビームL2の照射点LP2が矢印P4の位置に到達し、1´列目のレーザ加工溝23bの加工が完了したら、レーザビームL2はいったん停止される。そして、2´列目のレーザ加工溝23bの始端まで照射点LP2を移動させた後、レーザビームL2の照射が再開される(図8(d)参照)。一方、レーザビームL1の照射点LP1が矢印P2の位置に到達したら、引き続き矢印P3の位置に向けてレーザビームL1が走査される。この過程でも、2つのレーザビームL1,L2が隣り合わせとなり、略同じ方向D1に同じスピードで走査される。その結果、2列目のレーザ加工溝23aと、2´列目のレーザ加工溝23bとが、同時加工されることになる。そして以上のようなプロセスを繰り返して行うことで、多数のレーザ加工溝23a,23bが加工され、所望とするヘアライン柄22が形成される。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の部品加飾装置31を用いた場合、レーザ加工エリア61,62の重複領域63を設定して、2台のヘッド部51,52から2本のレーザビームL1,L2を同時照射することが可能である。そのため、1台のヘッド部から1本のレーザビームのみを照射してレーザ加工溝を加工する場合に比べて、加工効率を向上させることができる。
(2)また本実施形態では、2台のヘッド部51,52からのレーザビームL1,L2によって重複領域63の加工が行われるため、重複領域63では2種類のレーザ加工溝23a,23bがいわば混在した状態となる(図4参照)。これに対し、重複領域63を設定しないで、2台のヘッド部51,52からのレーザビームL1,L2によってレーザ加工エリア61,62ごとに加工が行われた場合、レーザ加工溝23a,23bが互いに混在した状態とはならない(図5参照)。従って、後者ではレーザ加工エリア61,62同士の境界の部分でレーザ加工溝23a,23bの状態が急激に変わってしまうのに対し、前者(即ち本実施形態)では境界の部分でレーザ加工溝23a,23bの状態が急激に変わってしまうことがない。ゆえに、ヘアライン柄22の継ぎ目に違和感が生じにくくなり、品質的に優れたヘアライン柄22を確実に形成することができる。
(3)さらに本実施形態では、重複領域63を加飾する際に、2台のヘッド部51,52のレーザビームL1,L2を隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工を行っている。このようにすることで、レーザビームL1,L2同士が衝突、干渉しなくなり、加工不具合の発生を未然に回避することができる。
(4)また本実施形態では、重複領域63においてレーザビームL1,L2を隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工する際に、照射点LP1,LP2同士の距離が常時10mm以下となるように設定している。この場合、互いに近接した照射点LP1,LP2から煙が発生するため、排煙装置35による排煙を比較的容易に行うことができ、柄品質の低下を防止することができる。なお、本実施形態の排煙装置35は、レーザビームL1,L2を走査する方向D1の逆方向D2を基準として約45°の角度範囲内の方向から、照射点LP1,LP2に向かって流れる気流57を発生させて排煙を行うようにしている。そのため、例えば、図8(c)に示されるように、上記方向D1に向かってレーザビームL1,L2を走査する際、一方の照射点LP1が他方の照射点LP2の後方にあったとしても、先行する一方の照射点LP1からの煙は後方に流れない。従って、レーザ加工エリア61,62ごとに加工を行う場合でも、後方のレーザビームL1が煙の影響を受けにくくなり、柄品質の低下をより確実に防止することができる。
なお、本実施形態を以下のように変更してもよい。
・図9に示される別の実施形態では、レーザビームL1により加工されるレーザ加工溝23aと、レーザビームL2により加工されるレーザ加工溝23bとが、重複領域63にて交差している点が、上記実施形態と異なっている。この場合、例えば、図10、図11に示す方法にてレーザ描画工程を行うことでヘアライン柄22を形成してもよい。
レーザ描画工程においては、まず、1列目のレーザ加工溝23aの加工を行うべく、矢印P1の位置からD1の方向に沿ってレーザビームL1を所定スピードで走査しつつ照射する(図10、図11(a)参照)。なお、この過程にてレーザビームL2はまだ照射されていない。
レーザビームL1の照射点LP1が矢印P2の位置に到達したら、併せて2´列目のレーザ加工溝23bの加工を行うべく、矢印P2の位置からD1の方向に沿ってレーザビームL2を走査しつつ照射する(図10、図11(b)参照)。ここで、本来であれば1´列目のレーザ加工溝23bの加工を行うべきであるが、1´列目のレーザ加工溝23bは重複領域63にて1列目のレーザ加工溝23aと交差する。従って、敢えてこのタイミングで1´列目のレーザ加工溝23bの加工を行わず、交差の起こらない2´列目のレーザ加工溝23bの加工を行う。即ち、重複領域63を加飾する際には、2つのレーザビームL1,L2が隣り合わせとなり、略同じ方向D1に同じスピードで走査されるものの、レーザビームL1,L2同士の衝突、干渉は起こらない。
レーザビームL1の照射点LP1が矢印P3の位置に到達し、1列目のレーザ加工溝23aの加工が完了したら、レーザビームL1はいったん停止される。そして、2列目のレーザ加工溝23aの始端まで照射点LP1を移動させた後、レーザビームL1の照射が再開される(図11(c)参照)。一方、レーザビームL2の照射点LP2が矢印P3の位置に到達したら、引き続き矢印P4の位置に向けてレーザビームL2が走査される。
レーザビームL2の照射点LP2が矢印P4の位置に到達し、2´列目のレーザ加工溝23bの加工が完了したら、レーザビームL2はいったん停止される。そして、1´列目のレーザ加工溝23bの始端まで照射点LP2を移動させた後、レーザビームL2の照射が再開される(図11(d)参照)。一方、レーザビームL1の照射点LP1が矢印P2の位置に到達したら、引き続き矢印P3の位置に向けてレーザビームL1が走査される。この過程でも、2つのレーザビームL1,L2が隣り合わせとなり、略同じ方向D1に同じスピードで走査される。その結果、2列目のレーザ加工溝23aと、1´列目のレーザ加工溝23bとが、同時加工されることになる。そして以上のようなプロセスを繰り返して行うことで、多数のレーザ加工溝23a,23bが加工され、所望とするヘアライン柄22が形成される。
・上記実施形態の部品加飾装置31は2台のヘッド部51,52を備えたものであったが、例えば3台以上のヘッド部を備えたものとしてもよい。この場合、レーザ加工エリアの重複領域の面積は、個々のレーザ加工エリアの面積の1%以上、好ましくは10%以上、特に好ましくは30%以上に設定される。ただし、レーザ加工エリアが3つとも重複することを避けるため、重複領域の面積は、個々のレーザ加工エリアの面積の50%以下に設定されることが好ましい。
・上記実施形態の部品加飾装置31は、ヘアライン柄22の形成を行うものであったが、ヘアライン柄22以外の柄の形成を行うものであっても勿論よい。
・上記実施形態の部品加飾装置31は、自動車用内装部品11の一種であるドアのアームレストを製造するものとして具体化したが、これ以外に、コンソールボックスやインストルメントパネルなどを製造するものとして具体化してもよい。また、部品加飾装置31は、ラジエターグリル、ロッカーモールなどの自動車用外装部品を製造するものとして具体化してもよい。
・上記実施形態の部品加飾装置31は、車両用の加飾部品を製造するものであったが、これに限定される訳ではなく、例えば家電製品や家具などの加飾部品を製造するものであってもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)上記手段1〜6のいずれかにおいて、前記複数のヘッド部の前記レーザ加工エリアの大きさ及び形状は等しいこと。
(2)上記手段1〜6のいずれかにおいて、前記複数のヘッド部は共通の部材に支持固定されていること。
(3)上記手段1〜6のいずれかにおいて、前記複数のヘッド部からのレーザビームを用いて前記重複領域を同時加工する際、それらレーザビームは常に直径10mm以下の範囲内に照射されること。
(4)上記手段1〜6のいずれかにおいて、前記部品は三次元形状を有する自動車用部品であること。
(5)上記手段1〜6のいずれかにおいて、前記レーザ加工部は、線幅50μm以上100μm以下、深さ10μm以上30μm以下のレーザ加工溝であること。
11…部品としての自動車用内装部品
22…柄としてのヘアライン柄
23a,23b…レーザ加工溝
31…部品加飾装置
34…レーザ照射装置
35…排煙装置
36…制御装置
51,52…ヘッド部
57…気流
61,62…レーザ加工エリア
63…(レーザ加工エリアの)重複領域
L1,L2…レーザビーム
LP1,LP2…照射点
D1…レーザビームを走査する方向
D2…逆方向

Claims (7)

  1. レーザビームを照射する複数のヘッド部が並べて配置されたレーザ照射装置と、
    前記複数のヘッド部のレーザビームを走査させる制御を行う制御装置と、
    レーザビームの照射によって発生した煙を排出する排煙装置と
    を備え、部品の表面に前記レーザビームを照射して複数のレーザ加工溝からなる柄を形成することで、前記表面を加飾する装置であって、
    前記複数のヘッド部は、互いのレーザ加工エリアが一部重複するように設定され、
    前記制御装置は、前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工する制御を行う
    ことを特徴とする部品加飾装置。
  2. 前記制御装置は、前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームの照射点同士の距離が常時10mm以下となるように走査させて同時加工する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の部品加飾装置。
  3. 前記排煙装置は、前記レーザビームを走査する方向の逆方向を基準として±90°の角度範囲内の方向から、前記レーザビームの照射点に向かって流れる気流を発生させることを特徴とする請求項1または2に記載の部品加飾装置。
  4. 前記複数のヘッド部が2台である場合、前記レーザ加工エリアの重複領域の面積は、個々の前記レーザ加工エリアの面積の1%〜75%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の部品加飾装置。
  5. 前記複数のヘッド部が3台以上である場合、前記レーザ加工エリアの重複領域の面積は、個々の前記レーザ加工エリアの面積の1%〜50%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の部品加飾装置。
  6. レーザビームを照射する複数のヘッド部が並べて配置されたレーザ照射装置と、
    前記複数のヘッド部のレーザビームを走査させる制御を行う制御装置と、
    レーザビームの照射によって発生した煙を排出する排煙装置と
    を備え、部品の表面に前記レーザビームを照射して複数のレーザ加工溝からなる柄を形成することで、前記表面を加飾する装置を用いた加飾部品の製造方法であって、
    前記複数のヘッド部における互いのレーザ加工エリアを一部重複するように設定し、
    前記レーザ加工エリアの重複領域を加飾する際に、前記複数のヘッド部のレーザビームを隣り合わせにして略同じ方向に走査させて同時加工することにより、異なるヘッド部のレーザビームにより形成された前記レーザ加工溝を前記重複領域において混在させる
    ことを特徴とする加飾部品の製造方法。
  7. 前記柄は、前記複数のヘッド部が並ぶ方向に沿って延びる多数の前記レーザ加工溝からなるヘアライン柄であることを特徴とする請求項6に記載の加飾部品の製造方法。
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