JP6661428B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータとその制御装置が一体的に組み合わされてステアリングギアボックスの筐体内に収容された電動パワーステアリング装置に関する。
特許文献1では、制御ユニット内部に半田、鉄粉、ギア摩耗粉やグリース等を侵入させず、減速ギアボックスに、制御ユニットを交換可能に着脱自在に取り付けることができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている([0006]、要約)。
当該目的を達成するため、特許文献1(要約、図3)では、減速ギアボックス22及び電動モータ14に、制御ユニット15に接続する複数のハウジング・電動モータ側コネクタ5c〜5f、43a〜43c、51a〜51dを、接続方向を同一方向に向けた状態で形成する。制御ユニット15は、複数の制御ユニット側コネクタが形成されており、これら複数の制御ユニット側コネクタを前述した接続方向から複数のハウジング・電動モータ側コネクタに直接接続する。
特開2014−031160号公報
上記のように、特許文献1では、複数の制御ユニット側コネクタを複数のハウジング・電動モータ側コネクタに直接接続するため、ケーブルを介さずに電動モータ14と制御ユニット15(制御回路)が接続される(図3)。換言すると、特許文献1では、電動モータ14と制御ユニット15を一体的に構成する。特許文献1では、電動モータ14と制御ユニット15の接続方法について検討されているが、その他の点(例えば、モータの放熱)については検討されていない。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、モータと制御回路を一体的に含む構成において、好適に放熱が可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電動パワーステアリング装置は、
ステアリングホイール側の第1シャフトと、
前記第1シャフトの回転を直線運動として車輪に伝達する第2シャフトと、
前記第2シャフトに連結されて操舵駆動力を付与するモータ及び前記モータを制御する制御回路を一体的に含むモータユニットと、
前記第1シャフト及び前記第2シャフトを内部に収容する筐体と
を含むステアリングギアボックスを有する電動パワーステアリング装置であって、
前記電動パワーステアリング装置は、前記第1シャフトを貫通させるために車体フレームに形成された孔部に配置されるグロメットをさらに備え、
前記筐体は、
上下方向に延在して前記第1シャフトを収容する第1収容部と、
横方向に延在して前記第2シャフトを収容する第2収容部と
を含み、
前記第1収容部には、前記筐体内部の熱を放出する通気口が形成され、
前記グロメットは、前記第1収容部の周囲において前記通気口を覆う通気口カバーを備え
前記通気口カバーは、前記通気口の下方に開口部が形成され
ことを特徴とする。
本発明によれば、操舵駆動力を付与するモータ及び制御回路を一体的に含むモータユニットが、第2シャフトを収容する第2収容部に隣接して又は第2収容部内に配置される場合であっても、筐体内部の熱(モータの動作に伴う熱を含む。)を、第1シャフトを収容する第1収容部の通気口を介して放出することができる。このため、防水性、防塵性等を向上するために第2収容部を基本的に密閉構造とした場合であっても、第2収容部内を冷却することが可能となる。その際、第2シャフトを収容する第2収容部よりも、第1シャフトを収容する第1収容部の方が高い位置に配置される。従って、熱せられた空気は第2収容部から第1収容部へと流れるため、効率的に放熱することができる。前記通気口カバーは、前記通気口の下方に開口部が形成される。このため、通気口カバー下方の開口部により、通気性を高めることができる。
本発明の他の態様に係る電動パワーステアリング装置は、
ステアリングホイール側の第1シャフトと、
前記第1シャフトの回転を直線運動として車輪に伝達する第2シャフトと、
前記第2シャフトに連結されて操舵駆動力を付与するモータ及び前記モータを制御する制御回路を一体的に含むモータユニットと、
前記第1シャフト及び前記第2シャフトを内部に収容する筐体と
を含むステアリングギアボックスを有する電動パワーステアリング装置であって、
前記電動パワーステアリング装置は、前記第1シャフトを貫通させるために車体フレームに形成された孔部に配置されるグロメットをさらに備え、
前記筐体は、
上下方向に延在して前記第1シャフトを収容する第1収容部と、
横方向に延在して前記第2シャフトを収容する第2収容部と
を含み、
前記第1収容部には、前記筐体内部の熱を放出する通気口が形成され、
前記グロメットは、前記第1収容部の周囲において前記通気口を覆う通気口カバーを備え、
前記通気口は、前記第2シャフトの長手方向のうち前記モータユニットとは反対側に面して形成される
ことを特徴とする。
本発明によれば、通気口の下方には第2シャフトが存在することとなる。このため、通気口の下方からの水、塵等の浸入は、第2シャフトを収容する第2収容部により防止し易くなる。
さらに、本発明によれば、グロメットの通気口カバーにより、第1収容部の周囲において通気口が覆われる。このため、汚れ落とし等のために第1収容部に水が噴射される場合でも、通気口カバーで覆われる部分については通気口に水が直接噴射されることを防止できる。従って、通気口を介して意図せずに水が浸入することを防ぎ易くなる。
前記ステアリングギアボックスは、前記筐体の内部において前記第1シャフトの周囲に配置されて前記ステアリングホイールの操作量(操舵トルク、操舵角等)を検出する操作量センサを備えてもよい。また、前記通気口は、前記操作量センサの近傍に配置されてもよい。これにより、操作量センサをステアリングギアボックスの筐体内に配置する場合において、操作量センサを好適に冷却することが可能となる。このため、操作量センサの出力が温度の影響を受ける場合でも、当該影響を受け難くすることができる。
前記筐体は、前記通気口以外が密閉構造とされてもよい。これにより、防水性、防塵性等を向上するために筐体を基本的に密閉構造とした場合であっても、通気口を介して筐体内を効果的に冷却することが可能となる。
前記ステアリングギアボックスは、前記第1収容部に形成された貫通孔に挿入されて前記通気口を形成し且つ通気性及び撥水性を有するベントフィルタをさらに備えてもよい。また、前記グロメットの前記通気口カバーは、前記第1収容部の周囲において所定距離を空けて前記ベントフィルタを覆ってもよい。
これにより、汚れ落とし等のためにベントフィルタに水が噴射される場合でも、通気口カバーにより覆われている部分についてはベントフィルタに水が直接当たることを防止できる。従って、ベントフィルタが形成する通気口を介して意図せずに水等が浸入することを防ぐことができる。
前記通気口カバーは、前記孔部に配置されるシール部から前記第1シャフトに沿って下方に延在してもよい。これにより、通気口カバーを比較的簡易な構造で構成して通気口を覆うことが可能となる。
記通気口は、前記第2シャフトの長手方向に面して形成されてもよい。これにより、通気口の下方には第2シャフトが存在することとなる。このため、通気口の下方からの水、塵等の浸入は、第2シャフトを収容する第2収容部により防止し易くなる。
記操作量センサの出力端子は、前記第2シャフトの長手方向のうち前記モータユニットの側に面して形成されてもよい。
これにより、操作量センサの出力端子の下方には第2シャフトが存在することとなる。このため、出力端子の下方からの水、塵等の浸入は、第2シャフトを収容する第2収容部により防止し易くなる。
本発明によれば、モータと制御回路を一体的に含む構成において、好適に放熱が可能となる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置(以下「EPS装置」という。)を搭載した車両の概略構成図である。 前記実施形態の前記EPS装置及びその周辺を簡略的に示す斜視図である。 前記実施形態のステアリングギアボックス及びその周辺を示す第1断面斜視図である。 前記実施形態の前記ステアリングギアボックス及びその周辺を示す第2断面斜視図である。 前記実施形態の前記ステアリングギアボックス及びその周辺を示す斜視図である。
A.一実施形態
<A−1.構成>
[A−1−1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置12(以下「EPS装置12」という。)を搭載した車両10の概略構成図である。図2は、本実施形態のEPS装置12及びその周辺を簡略的に示す斜視図である。図1に示すように、EPS装置12は、運転者の操舵力を車輪58(操舵輪)に直接伝達するマニュアル操舵系20と、運転者の操舵をアシストする操舵アシスト系22とを備える。操舵アシスト系22は、操舵アシスト力Fasiを生成するアシスト駆動系30と、操舵アシスト力Fasiを制御するアシスト制御系32とを有する。さらに、本実施形態のEPS装置12は、放熱を行う放熱機構34を備える。放熱機構34は、ベントフィルタ162と、ベントフィルタ162を保護するグロメット100を有する(詳細は後述する。)。
[A−1−2.マニュアル操舵系20]
(A−1−2−1.マニュアル操舵系20の概要)
マニュアル操舵系20は、車輪58に加え、ステアリングホイール50と、ステアリング軸52と、中間ジョイント54と、ステアリングギアボックス56(以下「ギアボックス56」ともいう。)とを有する。中間ジョイント54は、2つのユニバーサルジョイント60a、60bと、その間に配置された軸部62とを有する。
ギアボックス56は、ピニオン軸70と、ラック軸72と、タイロッド74と、筐体76とを有する。ピニオン軸70は、ラック&ピニオン機構のピニオン80が設けられ軸受82、84、86により支持される。ラック軸72は、ラック&ピニオン機構のラック歯88が設けられる。タイロッド74は、ステアリングホイール50の操作に合わせて車輪58を左右に動かすためのロッドである。
筐体76は、ステアリングホイール50側においてステアリングホイール50と同軸に回転するピニオン軸70を収容する第1収容部90と、ラック軸72及びタイロッド74を収容する第2収容部92とを有する。
ステアリング軸52は、その一端がステアリングホイール50に固定され、他端がユニバーサルジョイント60aに連結されている。ユニバーサルジョイント60aは、ステアリング軸52の他端と軸部62の一端とを連結する。ユニバーサルジョイント60bは、軸部62の他端とピニオン軸70の一端とを連結する。ピニオン軸70のピニオン80と、車幅方向に往復動可能なラック軸72のラック歯88とが噛合する。ラック軸72の両端はそれぞれタイロッド74を介して左右の前輪58(操舵輪)に連結されている。
従って、運転者がステアリングホイール50を操作することによって生じた操舵トルクTstr(回転力)は、ステアリング軸52及び中間ジョイント54を介してピニオン軸70に伝達される。そして、ピニオン軸70のピニオン80及びラック軸72のラック歯88により操舵トルクTstrが推力に変換され、ラック軸72が車幅方向に変位する。ラック軸72の変位に伴ってタイロッド74が前輪58を転舵させることで、車両10の向きを変えることができる。
(A−1−2−2.グロメット100)
図3は、本実施形態のステアリングギアボックス56及びその周辺を示す第1断面斜視図である。図3は、概ねピニオン軸70の軸方向に沿った断面を示している。図2及び図3に示すように、本実施形態のピニオン軸70は、グロメット100を介して図示しない車室側に連通している。
すなわち、車体フレーム102(図2)には図示しない孔部が形成され、当該孔部内にグロメット100が配置される。そして、グロメット100の内部をピニオン軸70が貫通する(図3)。グロメット100は樹脂製の一体成型品である。また、グロメット100は、前記孔部に配置されるシール部110と、シール部110からピニオン軸70に沿って下方に延在して放熱機構34の通気口160を覆う通気口カバー112とを有する。通気口カバー112の詳細は後述する。
[A−1−3.操舵アシスト系22]
(A−1−3−1.アシスト駆動系30)
アシスト駆動系30(図1)は、操舵アシスト力Fasiを生成及び付与するものであり、電動モータ120(以下「モータ120」ともいう。)及び減速機122を備える。モータ120は、減速機122を介してラック軸72に連結されている。
本実施形態のモータ120は、例えば直流式であるが、3相交流式、単相交流式等のその他のモータであってもよい。モータ120は、アシスト制御系32からの指令に基づき、図示しない低電圧バッテリから電力の供給を受ける。そして、当該電力に応じた駆動力Fm(以下「モータ駆動力Fm」又は「操舵駆動力Fm」ともいう。)を操舵アシスト力Fasiとして生成する。
なお、前記低電圧バッテリは、低電圧(本実施形態では12ボルト)を出力可能な蓄電装置であり、例えば、鉛蓄電池等の2次電池を利用することができる。或いは、その他の蓄電装置又は電源によりモータ120に電力を供給してもよい。
操舵アシスト力Fasiは、ステアリングホイール50に対する運転者の入力トルク(操舵トルクTstr)と同じ方向に働いて運転者の操舵を補助する駆動力である。本実施形態における駆動力Fmは、操舵アシスト力Fasiに加え又はこれに代えて、車線維持駆動力Flkとして用いられてもよい。車線維持駆動力Flkは、車両10を走行レーンに沿って走行させるために操舵トルクTstrとは独立して生成及び作用する駆動力である。
(A−1−3−2.アシスト制御系32)
図4は、本実施形態のステアリングギアボックス56及びその周辺を示す第2断面斜視図である。図4は、概ねピニオン軸70の軸に垂直方向の断面を示している。アシスト制御系32は、モータ120を制御するものであり、トルクセンサ130(図1、図3、図4)と、車速センサ132(図1)と、電子制御装置134(以下「ECU134」という。)(図1、図2)とを有する。
ECU134(制御回路)は、モータ120と一体的に構成されてモータユニット136(図1、図2)を形成する。図1及び図2に示すように、モータユニット136は、車幅方向において、第1収容部90と概ね左右対称の位置に配置される。或いは、モータユニット136は、第2収容部92と隣接する又は第2収容部92内のその他の位置に配置されてもよい。
モータ120とECU134が一体的に構成されることで、組立てが容易になると共に、モータ120とECU134を結ぶ外部配線及びそのためのカプラを省くことが可能となり、コストを低減することができる。その一方、前記カプラ等を通気口として用いることができなくなり、筐体76の内部に熱が溜まり易くなる。そこで、本実施形態では、第1収容部90に通気口160(図3、図4)を設ける(詳細は後述する。)。
トルクセンサ130(操作量センサ)は、ステアリングホイール50、ステアリング軸52及び中間ジョイント54を介してピニオン軸70に伝達された操舵トルクTstr(ステアリングホイールの操作量)を検出してECU134に出力する。図1、図3及び図4に示すように、トルクセンサ130は、筐体76(第1収容部90)の内部においてピニオン軸70の周囲に配置される。図2に示すように、トルクセンサ130の出力端子138は、ピニオン軸70の長手方向のうちモータユニット136の側に面して形成される。出力端子138は、ケーブル140を介してECU134に接続される。
車速センサ132は、車速V[km/h]を検出し、ECU134に出力する。
ECU134は、各センサ(トルクセンサ130、車速センサ132等)からの出力値に基づき、モータ120の出力を制御するものであり、ハードウェアの構成として、図示しない入出力部、演算部及び記憶部を有する。前記演算部には、例えば、中央演算装置(CPU)が含まれる。
[A−1−4.放熱機構34]
(A−1−4−1.放熱機構34の概要)
放熱機構34は、ステアリングギアボックス56内の熱をギアボックス56の外部に放出する。ギアボックス56の筐体76は、基本的に(すなわち、通気口160を除いて)密閉構造となっている。
上記のように、筐体76は、上下方向に延在する第1収容部90と、車幅方向(横方向)に延在する第2収容部92とを有する。第1収容部90は、ピニオン軸70(第1シャフト)を収容する。第2収容部92は、ピニオン軸70の回転を車輪58に伝達するラック軸72(第2シャフト)を収容する。
図3に示すように、第1収容部90の上部は、シール部材150で封止されている。また、図1及び図2に示すように、第2収容部92の端部は、ブーツ152により閉じられている。このため、筐体76は、基本的に密閉構造とされている。従って、筐体76内には、熱(モータ120の作動に伴う熱を含む。)がこもり易い。そこで、本実施形態では、筐体76内の熱を放出する通気口160(図3、図4)を第1収容部90に形成する。
モータ120が連結される第2収容部92ではなく、第1収容部90に通気口160を設けることで、より地面に近い第2収容部92の防水性及び防塵性を向上することができる。また、本実施形態では、第1収容部90の通気口160における防水性及び防塵性を向上するため、ベントフィルタ162及びグロメット100の通気口カバー112を設ける(図1、図3、図4)。
(A−1−4−2.通気口160)
図3及び図4に示すように、通気口160は、トルクセンサ130(操作量センサ)の近傍に(より具体的にはピニオン軸70の長手方向において同じ位置に)配置される。また、図2の通気口カバー112の位置からわかるように、通気口160は、ピニオン軸70の長手方向に面して形成される。
(A−1−4−3.ベントフィルタ162)
ベントフィルタ162は、筐体76の第1収容部90に形成された貫通孔164(図4)に挿入されて通気口160を形成する。ベントフィルタ162は、固定部170、フィルタ部172、保護カバー174及びシール部176を有する。固定部170は、ベントフィルタ162を第1収容部90に固定する。フィルタ部172は、通気性及び撥水性を有する膜(図示せず)を含む。保護カバー174は、フィルタ部172よりも外側に配置されてフィルタ部172を保護する。シール部176は、第1収容部90の貫通孔164をシールする。
図4等に示すように、第1収容部90には、ベントフィルタ162を固定するためのフィルタ固定部180が形成され、ベントフィルタ162の固定部170は、このフィルタ固定部180に固定される。ベントフィルタ162の固定部170及び第1収容部90のフィルタ固定部180は、いわゆるスナップフィット(snap-fit)構造を構成する。
すなわち、固定部170は、円形状に並んで配置された複数(ここでは3つ)の脚部190を有する(脚部190は1つであってもよい。)。各脚部190は、径方向外側に突出すると共に、根元側に向かうに連れて径が大きくなる第1突出部192を有する。また、第1収容部90のフィルタ固定部180には、内側に向かうに連れて径が大きくなる第2突出部194を有する。このため、作業者がベントフィルタ162を第1収容部90のフィルタ固定部180に対して押し込んでいくと、第1突出部192は径方向内側に曲がりながら、第2突出部194との接触を進める。そして、第1突出部192が第2突出部194の内側に到達すると、第1突出部192が径方向外側に広がって第2突出部194と係合状態となる。或いは、固定部170は、その他の構造(例えばねじ構造)であってもよい。
図4等に示すように、第1収容部90のフィルタ固定部180には、ベントフィルタ162の挿入方向と反対方向に突出する複数の外方突出部200が形成される。外方突出部200により、ベントフィルタ162を保護しつつ、空気の循環を促進することが可能となる。
ベントフィルタ162の保護カバー174は、円盤状を基調とし、例えばゴアテックス(登録商標)により構成される。ベントフィルタ162は、市販のものを用いることができる。
シール部176は、固定部170の根元の周囲を囲んで配置され、固定部170の外側をシールする。これにより、第1収容部90内の空気は、固定部170の中のみ通過できるようになる。
図4の矢印F1は、通気口160を通過する空気の流れを示す。すなわち、第1収容部90の空気(第2収容部92からの熱を運んでいる空気を含む。)は、固定部170及びフィルタ部172の前記膜を通過する。その後、空気は、保護カバー174の内面202に沿って放出される。
(A−1−4−4.グロメット100の通気口カバー112)
図5は、本実施形態のステアリングギアボックス56及びその周辺を示す斜視図である。上記のように、グロメット100は、シール部110からラック軸72に沿って下方に延在して通気口160を覆う通気口カバー112を有する。通気口カバー112は、第1収容部90の周囲においてベントフィルタ162に対して所定距離Dを空けてベントフィルタ162(又は通気口160)を覆う。所定距離Dは、通気口カバー112により通気口160を閉塞せず且つ十分な通気性を確保できると共に、通気口カバー112によりベントフィルタ162に対する水又は塵の浸入を防止可能な距離に設定される。
また、図2に示すように、通気口カバー112は、その外表面がラック軸72の長手方向に(より具体的には、ラック軸72の長手方向のうちモータユニット136とは反対側に)面するように形成される。さらに、ピニオン軸70の回転軸Ax(図4)からベントフィルタ162に向かって見たとき、通気口カバー112は、通気口160(又はベントフィルタ162)の正面、上側、左側及び右側を覆っている。換言すると、通気口カバー112は、通気口160(又はベントフィルタ162)の下方に開口部204(図3、図4)を形成する。
これにより、例えば、通気口160の正面及び上側のみを覆っている場合と比較して、通気口カバー112の剛性を高めることができる。従って、高圧洗浄があった場合又は内部に雪若しくは泥が入り込んだ場合等であっても、通気口カバー112を正常に機能させることが可能となる。また、下方の開口部204により通気性を高めることが可能となると共に、通気口カバー112に水が溜まらないため周辺の金属部品(例えば筐体76)における錆の発生を防ぐことが可能となる。さらに、下方の開口部204のさらに下方には第2収容部92があることにより、下方の開口部204に雪又は泥が浸入し難くなり、通気性を確保し易くなる。
<A−2.本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、操舵駆動力Fmを付与するモータ120及びECU134(制御回路)を一体的に含むモータユニット136が、ラック軸72(第2シャフト)を収容する第2収容部92に隣接して配置される場合(図1、図2)であっても、筐体76内部の熱(モータ120の動作に伴う熱を含む。)を、ピニオン軸70(第1シャフト)を収容する第1収容部90の通気口160を介して放出することができる(図3〜図5)。このため、防水性、防塵性等を向上するために第2収容部92を基本的に密閉構造とした場合であっても、第2収容部92内を冷却することが可能となる。その際、ラック軸72を収容する第2収容部92よりも、ピニオン軸70を収容する第1収容部90の方が高い位置に配置される(図1、図2)。従って、熱せられた空気は第2収容部92から第1収容部90へと流れるため、効率的に放熱することができる。
さらに、本実施形態によれば、グロメット100の通気口カバー112により、第1収容部90の周囲において通気口160が覆われる(図1、図3〜図5)。このため、汚れ落とし等のために第1収容部90に水が噴射される場合でも、通気口カバー112で覆われる部分については通気口160に水が直接噴射されることを防止できる。従って、通気口160を介して意図せずに水が浸入することを防ぎ易くなる。さらにまた、通気口カバー112によりベントフィルタ162を保護することが可能となる。
加えて、通気口カバー112がグロメット100の一部として構成されるため、グロメット100とは別に通気口カバー112を設ける場合と比較して、部品点数を減らすと共に、取付け作業が容易になる。
本実施形態において、ステアリングギアボックス56は、筐体76の内部においてピニオン軸70(第1シャフト)の周囲に配置されてステアリングホイール50の操舵トルクTstr(操作量)を検出するトルクセンサ130(操作量センサ)を備える(図1、図3、図4)。また、通気口160は、トルクセンサ130の近傍に配置される(図3、図4)。
これにより、トルクセンサ130をステアリングギアボックス56の筐体76内に配置する場合において、トルクセンサ130を好適に冷却することが可能となる。このため、トルクセンサ130の出力が温度の影響を受ける場合でも、当該影響を受け難くすることができる。
本実施形態において、筐体76は、通気口160以外が密閉構造である(図1等)。これにより、防水性、防塵性等を向上するために筐体76を基本的に密閉構造とした場合であっても、通気口160を介して筐体76内を効果的に冷却することが可能となる。
本実施形態において、ステアリングギアボックス56は、第1収容部90に形成された貫通孔164に挿入されて通気口160を形成し且つ通気性及び撥水性を有するベントフィルタ162をさらに備える(図3、図4等)。また、グロメット100の通気口カバー112は、第1収容部90の周囲においてベントフィルタ162を覆う(図3、図4)。
これにより、汚れ落とし等のためにベントフィルタ162に水が噴射される場合でも、通気口カバー112により覆われている部分についてはベントフィルタ162に水が直接当たることを防止できる。従って、ベントフィルタ162が形成する通気口160を介して意図せずに水等が浸入することを防ぐことができる。
本実施形態において、通気口カバー112は、車体フレーム102の前記図示しない孔部に配置されるシール部110からピニオン軸70(第1シャフト)に沿って下方に延在する(図4、図5)。これにより、通気口カバー112を比較的簡易な構造で構成して通気口160を覆うことが可能となる。
本実施形態において、通気口カバー112は、通気口160の下方に開口部204を形成させ(図3、図4)、通気口160は、ラック軸72(第2シャフト)の長手方向に面して形成される(図2、図4)。これにより、通気口カバー112の下方には、通気口カバー112により開口部204が形成され、さらにその下方にはラック軸72が存在することとなる。このため、通気口カバー112下方の開口部204により、通気性を高めると共に、通気口160の下方からの水、塵等の浸入は、ラック軸72を収容する第2収容部92により防止し易くなる。
本実施形態において、通気口160は、ラック軸72(第2シャフト)の長手方向のうちモータユニット136とは反対側に面して形成される(図2、図4)。また、トルクセンサ130(操作量センサ)の出力端子138は、ラック軸72の長手方向のうちモータユニット136の側に面して形成される(図2、図4)。
これにより、通気口160及びトルクセンサ130の出力端子138の下方にはラック軸72が存在することとなる。このため、通気口160及び出力端子138の下方からの水、塵等の浸入は、ラック軸72を収容する第2収容部92により防止し易くなる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
<B−1.EPS装置12の全体構成>
上記実施形態では、運転者による操舵トルクTstrをそのまま前輪58に伝達する構成(以下、「直接伝達方式」ともいう。)であったが、ステアバイワイヤ式の電動パワーステアリング装置にも適用可能である。
<B−2.ステアリングギアボックス56>
上記実施形態において、ギアボックス56では、ピニオン軸70及びラック軸72(換言すると、ラック・アンド・ピニオン機構)を用いて操舵トルクTstrをステアリングホイール50から車輪58に伝達した(図1)。しかしながら、例えば、ステアリングホイール50側の第1シャフトの回転を、第2シャフトが直線運動として車輪58に伝達する観点からすれば、これに限らず、回転運動を直線運動に変換するその他の機構を用いることも可能である。
<B−3.筐体76>
上記実施形態において、筐体76は、通気口160以外が密閉構造であった(図2等参照)。しかしながら、例えば、通気口カバー112をグロメット100に設ける観点からすれば、これに限らず、通気口160以外において第1収容部90又は第2収容部92に別の通気口を設けることも可能である。
<B−4.グロメット100>
上記実施形態では、グロメット100の通気口カバー112によりベントフィルタ162の正面、上側、左側及び右側を覆った(図3〜図5)。しかしながら、例えば、通気口カバー112の存在自体に着目すれば、通気口カバー112は、その他の位置(例えば、ベントフィルタ162の正面及び上側のみ)でベントフィルタ162を覆うことも可能である。
<B−5.モータユニット136>
上記実施形態では、モータユニット136は、筐体76に隣接して(換言すると筐体76の外部に)配置されることを想定していた(図2参照)。しかしながら、モータユニット136を筐体76の内部に配置してもよい。
<B−6.トルクセンサ130(操作量センサ)>
上記実施形態では、トルクセンサ130を筐体76の内部に配置した(図3、図4)。しかしながら、ステアリングホイール50の操作量を検出する操作量センサを筐体76内に配置する観点からすれば、これに限らない。例えば、トルクセンサ130に加え又はトルクセンサ130に代えて、ステアリングホイール50の舵角[deg]を検出する舵角センサを筐体76(第1収容部90)内に配置してもよい。
上記実施形態において、トルクセンサ130の出力端子138は、ラック軸72の長手方向のうちモータユニット136の側に面して形成された(図2)。しかしながら、例えば、通気口カバー112を設ける観点からすれば、これに限らない。
<B−7.通気口160>
上記実施形態において、通気口160は、トルクセンサ130の近傍に配置された(図3、図4)。しかしながら、例えば、第1収容部90において放熱する観点からすれば、通気口160をトルクセンサ130から離れた位置に配置することも可能である。
上記実施形態において、通気口160は、ラック軸72の長手方向のうちモータユニット136とは反対側に面して形成された(図2、図4)。しかしながら、例えば、下方からの水、塵等を第2収容部92により防ぐ観点からすれば、通気口160は、ラック軸72の長手方向のうちモータユニット136の側に面して形成されてもよい。また、通気口カバー112を設ける観点からすれば、通気口160は、ラック軸72の長手方向に面して形成されなくてもよい。
<B−8.ベントフィルタ162>
上記実施形態では、ベントフィルタ162を用いて通気口160を形成した(図3、図4)。しかしながら、例えば、通気口カバー112をグロメット100に設ける観点からすれば、ベントフィルタ162を省略することも可能である。
12…EPS装置 50…ステアリングホイール
56…ステアリングギアボックス 58…車輪
70…ピニオン軸(第1シャフト) 72…ラック軸(第2シャフト)
76…筐体 90…第1収容部
92…第2収容部 100…グロメット
102…車体フレーム 110…シール部
112…通気口カバー 120…モータ
130…トルクセンサ(操作量センサ) 134…ECU(制御回路)
136…モータユニット 138…出力端子
160…通気口 162…ベントフィルタ
164…貫通孔 204…開口部
D…所定距離 Fm…操舵駆動力
Tstr…操舵トルク(操作量)

Claims (8)

  1. ステアリングホイール側の第1シャフトと、
    前記第1シャフトの回転を直線運動として車輪に伝達する第2シャフトと、
    前記第2シャフトに連結されて操舵駆動力を付与するモータ及び前記モータを制御する制御回路を一体的に含むモータユニットと、
    前記第1シャフト及び前記第2シャフトを内部に収容する筐体と
    を含むステアリングギアボックスを有する電動パワーステアリング装置であって、
    前記電動パワーステアリング装置は、前記第1シャフトを貫通させるために車体フレームに形成された孔部に配置されるグロメットをさらに備え、
    前記筐体は、
    上下方向に延在して前記第1シャフトを収容する第1収容部と、
    横方向に延在して前記第2シャフトを収容する第2収容部と
    を含み、
    前記第1収容部には、前記筐体内部の熱を放出する通気口が形成され、
    前記グロメットは、前記第1収容部の周囲において前記通気口を覆う通気口カバーを備え
    前記通気口カバーは、前記通気口の下方に開口部が形成され
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. ステアリングホイール側の第1シャフトと、
    前記第1シャフトの回転を直線運動として車輪に伝達する第2シャフトと、
    前記第2シャフトに連結されて操舵駆動力を付与するモータ及び前記モータを制御する制御回路を一体的に含むモータユニットと、
    前記第1シャフト及び前記第2シャフトを内部に収容する筐体と
    を含むステアリングギアボックスを有する電動パワーステアリング装置であって、
    前記電動パワーステアリング装置は、前記第1シャフトを貫通させるために車体フレームに形成された孔部に配置されるグロメットをさらに備え、
    前記筐体は、
    上下方向に延在して前記第1シャフトを収容する第1収容部と、
    横方向に延在して前記第2シャフトを収容する第2収容部と
    を含み、
    前記第1収容部には、前記筐体内部の熱を放出する通気口が形成され、
    前記グロメットは、前記第1収容部の周囲において前記通気口を覆う通気口カバーを備え、
    前記通気口は、前記第2シャフトの長手方向のうち前記モータユニットとは反対側に面して形成される
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記ステアリングギアボックスは、前記筐体の内部において前記第1シャフトの周囲に配置されて前記ステアリングホイールの操作量を検出する操作量センサを備え、
    前記通気口は、前記操作量センサの近傍に配置される
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記筐体は、前記通気口以外が密閉構造である
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記ステアリングギアボックスは、前記第1収容部に形成された貫通孔に挿入されて前記通気口を形成し且つ通気性及び撥水性を有するベントフィルタをさらに備え、
    前記グロメットの前記通気口カバーは、前記第1収容部の周囲において所定距離を空けて前記ベントフィルタを覆う
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記通気口カバーは、前記孔部に配置されるシール部から前記第1シャフトに沿って下方に延在する
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  7. 請求項に記載の電動パワーステアリング装置において
    記通気口は、前記第2シャフトの長手方向に面して形成される
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. 請求項に記載の電動パワーステアリング装置において
    記操作量センサの出力端子は、前記第2シャフトの長手方向のうち前記モータユニットの側に面して形成される
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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