JP6660926B2 - シリンジポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、塗装機に対する液体塗料の供給など各種液体の供給に用いるシリンジポンプに関し、詳しくは、シリンダの一方側底壁とピストンとの間の充填室に充填路を通じて液体を充填し、充填室に充填した液体を、前記一方側底壁の側への前記ピストンの摺動により吐出路を通じて充填室から吐出するシリンジポンプに関する。
従来、この種のシリンジポンプでは、充填室への液体の充填を開始するのに、ピストンをシリンダの一方側底壁に当接させた底付状態(即ち、充填室の容量がゼロの状態)にするとともに、吐出路を閉じて充填室からの流体送出を阻止した状態にし、この状態から充填路を通じた充填室への液体供給を開始することで、その供給液体を充填室に充填していた。
また、この液体充填に続いては、吐出路を開いた状態でピストンを一方側底壁の側へ摺動させることにより充填室から液体を吐出させる吐出工程へと、そのまま移行するようにしていた。
特開2014−224517号公報
ところで従来、シリンジポンプでは、充填室に充填した液体に気泡が含まれていると、例えば、吐出工程の初期には多量の液体が充填室から吐出されるのに対し、その吐出工程の終期には、ピストンが未だシリンダの一方側底壁に至っていないにもかかわらず、充填室が液体不存に近い状態になって液体吐出が途切れてしまうなど、充填室からの液体吐出が不安定になる問題(換言すれば、供給先への液体供給が不安定になる問題)があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、充填室に充填した液体に気泡が含まれることに原因する液体吐出の不安定化を確実に防止できるようにする点にある。
本発明の第1特徴構成はシリンジポンプに係り、その特徴は、
シリンダの一方側底壁とピストンとの間の充填室に充填路を通じて液体を充填し、
前記充填室に充填した液体を、前記一方側底壁の側への前記ピストンの摺動により吐出路を通じて前記充填室から吐出するシリンジポンプであって、
前記充填室に前記液体を充填した後、前記充填室からの前記液体の流出を阻止した状態で、前記ピストンをピストンロッドによる押圧により所定の加圧用移動量だけ前記一方側底壁の側へ摺動させて、そのときの前記充填室における前記液体の圧力変化を検出することで、その検出情報に基づいて、前記充填室における前記液体が気泡を含んでいるか否かを判定する制御手段を設け
前記制御手段は、前記充填室に前記液体を充填する充填工程に先立ち、前記一方側底壁と前記ピストンとの間に所定間隙幅の底部間隙を残存させた状態で、前記充填路を通じて前記底部間隙に前記液体を供給するとともに、その液体供給に伴い前記底部間隙から送出される前記液体を回収路を通じて所定の回収部に回収する気泡除去工程を実施し、かつ、
この気泡除去工程に続いて、前記底部間隙からの液体送出を阻止した状態で、前記充填路を通じた前記底部間隙への液体供給を継続することにより、前記充填工程に移行する構成にしてある点にある。
つまり、この第1特徴構成では(図5参照)、充填室10に液体Tを充填した後、充填室10からの液体流出を阻止した状態で、ピストン4をピストンロッド5による押圧により所定の加圧用移動量eだけシリンダ3の一方側底壁7の側へ摺動させたときの充填室10における液体Tの上昇側への圧力変化を検出し、その圧力変化の変化形態に基づいて制御手段38が充填室10における液体T中の気泡の存否を判定する。
即ち、充填室10に充填した液体T中に気泡が存在しないときには、ピストン摺動による加圧があると充填室10における液体Tの圧力は液体Tの非圧縮性により俊敏に上昇するが、充填室10に充填した液体T中に気泡が存在するときには、ピストン摺動による加圧にかかわらず気泡の圧縮性(即ち、収縮)に原因して充填室10における液体Tの圧力上昇は緩慢になる。
このことを利用して、上記構成では、ピストン4を所定の加圧用移動量eだけ一方側底壁7の側へ摺動させたときの充填室10における液体Tの上昇側への圧力変化の変化形態に基づいて、充填室10に充填した液体T中における気泡の存否を制御手段38が判定する。
したがって、充填室10に充填した液体T中に気泡が含まれているときには、この制御手段38による判定に応じ、充填室10からの液体吐出をその開始前に中止して気泡の除去処理を行うなどの処置をすることができ、これにより、充填室10に充填した液体Tに気泡が含まれることに原因する液体吐出の不安定化を確実に防止することができる。
また、上記第1特徴構成では、
前記制御手段は、前記充填室に前記液体を充填する充填工程に先立ち、前記一方側底壁と前記ピストンとの間に所定間隙幅の底部間隙を残存させた状態で、前記充填路を通じて前記底部間隙に前記液体を供給するとともに、その液体供給に伴い前記底部間隙から送出される前記液体を回収路を通じて所定の回収部に回収する気泡除去工程を実施し、かつ、
この気泡除去工程に続いて、前記底部間隙からの液体送出を阻止した状態で、前記充填路を通じた前記底部間隙への液体供給を継続することにより、前記充填工程に移行する構成にしてあるから、次の作用・効果も得ることができる。
つまり、充填室に対する液体の充填を開始するのに、従前のように、ピストンをシリンダの一方側底壁に当接させた底付状態にするとともに、吐出路を閉じて充填室からの流体送出を阻止した状態から、充填路を通じた液体の供給を開始するのでは、その開始前において充填路やピストンと一方側底壁との間の隙間に気体が残存(特に、充填路や充填室に対する先の洗浄乾燥処理で使用した乾燥用気体が残存)していた場合、その残存気体が充填路を通じて供給される液体とともに充填室に充填されることになり、そのことで、充填室に充填した液体が気泡を含むものになる。
これに対し、上記構成では(図1及び図2参照)、充填路23を通じて充填室10に液体Tを充填するのに先立ち、気泡除去工程として、シリンダ3の一方側底壁7とピストン4との間に所定間隙幅d1の底部間隙26を残存させた状態で、充填路23を通じて底部間隙26に液体Tを供給するとともに、その液体供給に伴い底部間隙26から送出される液体Tを所定の回収部に回収するから、この気泡除去工程の前に充填路23や一方側底壁7とピストン4との間の底部間隙26に気体が残存していたとしても、その残存気体を、気泡除去工程において充填路23を通じ供給する液体Tにより押し流す形態で、底部間隙26から送出される液体Tとともに回収部に効果的に回収することができる。
そして、この気泡除去工程の実施により、充填室10に充填した液体T中に気泡が含まれることを効果的に防止することができ、これにより、前記した気泡存否の判定と相俟って、充填室10に充填した液体Tに気泡が含まれることに原因する液体吐出の不安定化を一層確実に防止することできる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記制御手段は、前記充填室における前記液体の圧力を示す情報として、前記ピストンロッドを前後進動作させるサーボモータの負荷トルクを測定することで、その負荷トルクの測定情報に基づいて、前記充填室における前記液体が気泡を含んでいるか否かを判定する構成にしてある点にある。
この構成によれば(同図5参照)、前記気泡の存否判定にあたり、サーボモータ18の負荷トルクmを測定することで充填室10における液体Tの圧力状態を検知するから、液体Tの圧力を直接に検出する圧力センサをシリンダ3内部に装備するなどに比べて、液体圧力を検出するための構造を簡易にすることができる。
本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記制御手段は、前記気泡の存否判定において前記充填室における前記液体の圧力変化を検出した後、前記ピストンを前記充填室における前記液体の圧力により前記一方側底壁から離れる側へ復帰摺動させる構成にしてある点にある。
この構成によれば(同図5参照)、制御手段38によりピストン4を所定の加圧用移動量eだけ一方側底壁7の側へ摺動させて充填室10における液体T中の気泡の存否を判定した後、充填室10における液体Tの一部を無駄に捨てることなく、充填室10における液体Tの圧力を充填室10からの液体吐出に適した圧力まで低下させることができる。
即ち、気泡存否の判定において上昇させた充填室10における液体Tの圧力を低下させるには、充填室10における液体Tの一部を充填室10から排出することも考えられるが、その場合、供給先に供給すべき液体Tの浪費を招く問題が生じる。
これに対し、上記構成によれば、気泡存否の判定で上昇させた充填室10における液体Tの圧力を利用して、その液体圧力によりピストン4を復帰摺動させることで充填室10における液体Tの圧力を低下させるから、充填室10における液体Tの一部を無駄に捨てることなく、充填室10における液体Tの圧力を充填室10からの液体吐出に適した圧力まで低下させることができる。
本発明の第特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記気泡除去工程において前記底部間隙から送出される前記液体を導く前記回収路に、上流側弁と下流側弁とを介装し、
前記制御手段は、前記上流側弁を開くとともに前記下流側弁を閉じた状態で前記気泡除去工程を実施することで、前記回収路における前記上流側弁と前記下流側弁との間の弁間部分を前記回収部として、前記底部間隙から送出される前記液体を前記弁間部分に蓄積させる構成にしてある点にある。
つまり、この構成によれば(図1参照)、気泡除去工程において底部間隙26から送出される液体T(即ち、残存気体を含む液体)を上流側弁Vbと下流側弁Vcとの間の弁間部分に集積させるから、底部間隙26から送出される液体Tの全量を全通状態の回収路21を通じて外部に排出しながら気泡除去工程を実施するのに比べ、残存気体とともに回収することになる液体Tの量を効果的に少量化することができ、これにより、供給先に供給すべき液体Tの浪費を一層効果的に抑止することができる。
なお、上流側弁Vbと下流側弁Vcとの間の弁間部分に集積させた液体Tは、その後、適当なときに下流側弁Vcを開くことで弁間部分から排出すればよい。
本発明の第特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記シリンダの内周面と前記ピストンとの間をシールする環状シール材を、前記ピストンにおける前記一方側底壁の側の前面部より所定寸法だけ前記一方側底壁とは反対側に後退させた配置で前記ピストンの外周部に装備することで、前記気泡除去工程では、前記底部間隙に連通する溝状の環状間隙が前記底部間隙の外周部において前記一方側底壁と前記環状シール材との間に形成される構造にし、
前記充填路及び前記回収路の夫々は、前記気泡除去工程において前記環状間隙に対して開口する構造にしてある点にある。
この構成によれば(図2参照)、気泡除去工程において充填路23を通じ供給する液体Tが底部間隙26の外周部における溝状の環状間隙27に対しても積極的に通過するようになることで、シリンダ3の一方側底壁7とピストン4との間の部分に残存する気体の全量を一層効果的に液体Tとともに排除することができる。
本発明の第特徴構成は、第〜第特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記一方側底壁の側へ摺動する前記ピストンとの当接により前記一方側底壁と前記ピストンとの間に前記底部間隙を残存させるストッパを設けてある点にある。
つまり、この構成では(同図2参照)、充填工程に先立つ気泡除去工程の実施にあたりピストン4をストッパ25に当接させた底付状態して位置決めする点については、従来のシリンジポンプにおいて充填工程の開始にあたりピストン4をシリンダ3における一方側底壁7に当接させた底付状態にして位置決めするのと実質的に同様の位置決め形態を採る。
したがって、気泡除去工程の実施にあたりピストン4の摺動操作により一方側底壁7とピストン4との間に所定間隙幅d1の底部間隙26を残存させるのに比べて、ピストン操作を容易にすることができ、その分、ピストン制御を司る制御手段を簡易にすることができる。
気泡除去工程を示すシリンジポンプの縦断面図 シリンダ及びピストンの拡大縦断面図 シリンダにおける一方側底壁の拡大図 充填工程を示すシリンジポンプの縦断面図 気泡存否判定工程を示すシリンジポンプの縦断面図 吐出工程を示すシリンジポンプの縦断面図 隙間部分に対する洗浄乾燥処理を示すシリンジポンプの縦断面図 隙間部分に対する洗浄乾燥処理を示す拡大断面図 隙間部分に対するシール液供給を示すシリンジポンプの縦断面図 隙間部分に対するシール液供給を示す拡大断面図 充填室に対する洗浄乾燥処理の後半を示すシリンジポンプの縦断面図 別実施形態を示す装置構成図
図1〜図3及び図8は、液体塗料Tを塗装機1に供給するシリンジポンプ2を示し、このシリンジポンプ2より塗装機1に供給された塗料Tは、塗装機1により自動車ボディなどの被塗物に噴霧されて被塗物の塗装に使用される。
シリンジポンプ2は、シリンダ3と、シリンダ3の内部に摺動自在に内装したピストン4と、ピストン4を背面側から押圧操作するピストンロッド5とを備えている。
また、シリンダ3は、長手方向における一端部に環状の連結部材6を介して取り付けた一方側底壁7、及び、長手方向における他端部に環状の連結部材8を介して取り付けた他方側底壁9を備えている。
シリンダ3の内部において、一方側底壁7とピストン4との間には充填室10が形成され、シリンダ3の一方側底壁7には、充填室10に対して開口する充填孔11及び吐出孔12を形成してある。
ピストン4の前面部における外周縁部には、ピストン4の摺動動作においてシリンダ3の内周面3aを摺接させる環状シール材13を装着してあり、この環状シール材13によりシリンダ3の内周面3aとピストン4との間をシールする。
一方、シリンダ3の内部において他方側底壁9の側には、その他方側底壁9に対して接する配置で座部材14を内装してあり、ピストンロッド5は、これら他方側底壁9及び座部材14に形成したロッド貫通孔15,16に貫通させてある。
また、ピストンロッド5は、その内ネジ部5aに咬合させたネジ棒17をサーボモータ18により伝動器19を介して正逆転操作することで前後進動作させる。
一方側底壁7における吐出孔12は、吐出路20を通じて塗装機1の塗料入口に接続してあり、この吐出路20には、塗装機1に対する塗料供給弁Vaを介装してある。
この塗料供給弁Vaよりも上流側の箇所において吐出路20からは回収路21を分岐してあり、この回収路21は回収容器22に接続してある。
そして、回収路21には、上流側弁としてのダンプ弁Vb及び下流側弁としてのセーバー弁Vcを所定の間隔でその順に上流側から並べて介装してある。
これに対し、一方側底壁7における充填孔11には、充填路23を通じて切換器24を接続してあり、この切換器24は、充填路23及び充填孔11を通じて充填室10に供給する流体を、色などが異なる複数種の塗料T1〜Tn、シンナーなどの洗浄液L、並びに、ドライエアなどの乾燥用気体Aのうちのいずれかに択一的に切り換える弁機能を備えるものである。
また、本例のシリンジポンプ2では、以上の基本構造の他に特徴的な構造として次の構造を備えている。
即ち、シリンダ3の一方側底壁7には、一方側底壁7の内面よりも充填室10内に所定寸法d1(例えば0.3mm程度)だけ突出するストッパとしての突出ピン25を取り付けてあり、これにより、ピストンロッド5による押圧をもってピストン4を一方側底壁7の側へ最も近付けた状態においても、突出ピン25に対するピストン4の当接により、一方側底壁7の内面とピストン4の前面4aとの間には底部間隙26が残るようにしてある。
また、環状シール13は、その前縁をピストン4の前面4aよりも所定寸法d2(例えば1mm程度)だけ後退させてピストン4に装備してあり、これにより、ピストン4を一方側底壁7の側へ最も近付けた状態において底部間隙26の周囲には、その底部間隙26に連なる溝状の環状間隙27が形成されるようにしてある。
そして、シリンダ3の一方側底壁7において、充填孔11及び吐出口12の夫々は、この環状隙間27の形成箇所に対して開口させる配置で一方側底壁7に形成してある。
一方、ピストン4と他方側底壁9の側における座部材14とは、ピストン4が座部材14に当接した状態において、それらピストン4と座部材14との間に中継室28が形成される構造にしてあり、また、ピストン4には、環状シール材13に対して充填室10とは反対側におけるピストン4とシリンダ内周面3aとの間の隙間部分29に対して中継室28を連通させる連通路30を形成してある。
また、上記隙間部分29にシンナーなどの洗浄液Lとドライエアなどの乾燥用気体Aとを択一的に供給する洗浄乾燥手段としての隙間部分用の洗浄乾燥器31を設けるとともに、上記隙間部分29に潤滑性を有するシール液Sを供給するシール液供給手段としての隙間部分用のシール液供給器32を設けてある。
そして、隙間部分用の洗浄乾燥器31は、開閉弁V1を介装した洗浄用供給路33、並びに、他方側底壁9及び座部材14夫々のロッド貫通孔15,16におけるピストンロッド5周囲の流路部分34を通じて、洗浄液L及び乾燥用気体Aを中継室28に送り、同様に、隙間部分用のシール液供給器32は、開閉弁V2を介装したシール液供給路35、並びに、上記ピストンロッド5周囲の流路部分34を通じて、シール液Sを中継室28に送る構造にしてある。
なお、上記隙間部分29に供給された洗浄液L及び乾燥用気体Aは、連結部材8の中央取付孔8aにおける他方側底壁9及び座部材14夫々の周囲の流路部分36を通じて、開閉弁V3を介装した洗浄用排出路37に排出するようにしてある。
38はポンプ制御器であり、このポンプ制御器38は、充填室10に充填された流体の圧力を示す情報としてサーボモータ18の負荷トルクmを測定し、設定された塗装スケジュールの下で、測定した負荷トルクmに基づいて各弁Va〜Vc,V1〜V3及び切換器24並びにサーボモータ18の夫々を自動操作する。
具体的には、このポンプ制御器38は、塗装機1に対する各回の塗料供給ごとに次の(a)〜(f)の工程をその順に実行する。
(a)充填室10に使用塗料Tを充填するにあたり、図1及び図2に示すように、先ず、ピストンロッド5による押圧によりピストン4を一方側底壁7の突出ピン25に当接させた状態を保持するとともに、塗料供給弁Va及びセーバー弁Vcを閉じ且つダンプ弁Vbを開いた状態で、設定時間だけ、その回に使用する塗料Tを切換器24から充填路23を通じて充填室10に供給する気泡除去工程を実施する。
即ち、この気泡除去工程では、その回に使用する塗料Tを充填路23→充填孔11→初期の充填室10に相当する環状間隙27及び底部間隙26→吐出口12→吐出路20の順に一過的に通過させ、これにより、充填路23や充填室10に残る気体(特に、充填路23及び充填室10に対する先の洗浄乾燥処理で充填路23及び充填室10に残る乾燥用気体A)を塗料Tによる押し出しにより排除する。
そして、塗料Tとともに充填路23及び充填室10(=環状間隙27及び底部間隙26)から排除した気体は、ダンプ弁Vbを通じて回収路21におけるダンプ弁Vbとセーバー弁Vcとの間の弁間部分に塗料Tとの混合状態で蓄積させる。
即ち、このようにダンプ弁Vbを開き且つセーバー弁Vcを閉じた状態で、塗料Tによるに押し出しにより充填路23及び充填室10における残存気体を排除することで、回収路21を回収容器22まで全通の状態にして充填路23及び充填室10における残存気体Aを塗料Tによる押し出しにより排除するのに比べ、残存気体の排除の為に費やす塗料Tの量を効果的に節減することができる。
(b)気泡除去工程に続いては、充填工程として図4に示すように、塗料供給弁Va及びダンプ弁Vbを閉じた状態で、ピストンロッド5をピストン4とは独立に一方側底壁7から離れる側に後進させて、ピストンロッド5の先端をその回の塗料Tの必要供給量に対応する位置まで引退させ、これに伴い、その回に使用する塗料Tを先の気泡除去工程に引き続き切換器24から充填路23を通じて充填室10に供給することで、その塗料Tの供給圧力によりピストン4を一方側底壁7から離れる側に摺動させる。
そして、ピストンロッド5に当接したピストン4を介して充填室10における塗料Tの圧力がピストンロッド5に伝わるようになって、測定しているサーボモータ18の負荷トルクmが上昇することで、充填室10に塗料Tが充填されたことを検知すると、切換器24からの塗料供給を停止して充填工程を終了する。
即ち、この充填工程の終了時点では、その回の使用塗料Tがその回の塗装機1への塗料供給において必要な量だけ計量されて充填室10に充填された状態になる。
また、充填室10に塗料Tを充填するのに、上記の如く切換器24からの塗料Tの供給圧力によりピストン4を一方側底壁7から離れる側に摺動させることで、充填室10内を正圧に保つようにし、これにより、充填工程において外部の気体が充填室10内に浸入したり塗料T中に溶け込んでいる気体が気泡化したりすることを防止する。
(c)充填工程が終了すると、気泡存否判定工程として図5に示すように、ポンプ制御器38における気泡存否判定手段としての判定部38aは、塗料供給弁Va及びダンプ弁vbが閉じられ且つ切換器24からの流体供給が停止された状態下で、ピストンロッド5を前進させてピストン4を押圧することで、ピストン4を所定の加圧用移動量eだけ一方側底壁7の側へ摺動させ、このときの測定負荷トルクmの変化形態(即ち、充填室10における塗料圧力の上昇変化形態を示す測定負荷トルクmの変化形態)に基づき、充填室10に充填された塗料T中に気泡が存在するか否かを判定する。
即ち、充填室10における塗料T中に気泡が存在しないときには、ピストン4を一方側底壁7の側へ移動させると、液体である塗料Tの非圧縮性により充填室10における塗料Tの圧力が俊敏に上昇するのに対して、充填室10における塗料T中に気泡が存在するときには、ピストン4を一方側底壁7の側へ移動させても、気泡の圧縮性のため充填室10における塗料Tの圧力は緩慢にしか上昇しない。
このことから、上記判定部38aは、ピストン4を所定の加圧用移動量eだけ一方側底壁7の側へ摺動させたときの測定負荷トルクmの増大が俊敏であるときには、充填室10における塗料T中に気泡が存在しないと判定して、次の吐出工程への移行を許し、一方、ピストン4を所定の加圧用移動量eだけ一方側底壁7の側へ摺動させたときの測定負荷トルクmの増大が緩慢であるときには、充填室10における塗料T中に気泡が存在すると判定して、次の吐出工程への移行を禁止するとともに、対策の必要性を管理者に報知する警報を発する。
また、気泡存否判定手段としての判定部38aは、気泡が存在しないと判定すると、吐出工程への移行に先立ち、ピストンロッド5を所定量だけ後退させて充填室10における塗料Tの圧力によりピストン4を所定の移動量だけ一方側底壁7から離れる側へ復帰摺動させることで、充填室10における塗料Tの圧力を塗装機1への塗料供給に適した圧力まで低下させる。
(d)気泡存否判定工程において判定部38aより気泡が存在しないと判定されると、吐出工程として図6に示すように、ダンプ弁Vbを閉じたままの状態で塗料供給弁Vaを開くとともに、ピストンロッド5による押圧によりピストン4を一方側底壁7における突出ピン25に当接するまで所定速度で一方側底壁7の側へ摺動させ、これにより、先の充填工程で計量したその回における必要供給量の使用塗料Tを吐出孔12及び吐出路20を通じて塗装機1に供給する。
(e)吐出工程が終了すると、洗浄工程として、その初期には、塗料供給弁Vaを閉じるとともにダンプ弁Vb及びセーバー弁Vcを開き、また、ピストンロッド5によりピストン4を突出ピン25に対する当接状態に保持した状態で、切換器24から洗浄液Lを充填路23を通じて充填室10に供給し、これにより、充填路23や底部間隙26及び環状間隙27に残る先の使用塗料Tを洗い流して洗浄液Lとともに回収路21を通じ回収容器22に回収する。
また、その後、図7及び図8に示すように、ピストンロッド5の先端が他方側底壁9の側における座部材14のロッド貫通孔16内に引退するまでピストンロッド5を後進させるとともに、塗料供給弁Va及びダンプ弁Vbを閉じた状態で、切換器24からの洗浄液Lの供給を継続することで、洗浄液Lの供給圧力によりピストン4を座部材14との当接位置まで摺動させながら充填室10に洗浄液Lを充填する。
そして、この充填室10に対する洗浄液Lの充填によりピストン4を座部材14に対する当接位置に保持した状態で、また、シール液供給路35における開閉弁V2を閉じるとともに洗浄用供給路33における開閉弁V1及び洗浄用排出路37における開閉弁V3を開いた状態で、洗浄乾燥手段としての隙間部分用の洗浄乾燥器31から洗浄液Lを供給すすることにより、その洗浄液Lを洗浄用供給路33→他方側底壁9及び座部材14夫々のロッド貫通孔15,16におけるピストンロッド5周囲の流路部分34→中継室28→連通路30→前記隙間部分29→連結部材8の中央取付孔8aにおける他方側底壁9及び座部材14夫々の周囲の流路部分36→洗浄用排出路37の順に通過させる。
即ち、この洗浄液供給により、環状シール材13に対して充填室10とは反対側におけるシリンダ内周面3aとピストン4との間の上記隙間部分29に対して洗浄液Lを一過的に通過させる形態で、その隙間部分29を洗浄処理する。
また、隙間部分29に対する洗浄処理に続き、洗浄乾燥手段としての隙間部分用の洗浄乾燥器31から乾燥用気体Aを供給することにより、その乾燥用気体Aを洗浄後の上記隙間部分29に対して同じく一過的に通過させる形態で、洗浄後の隙間部分29を乾燥処理する。
さらにまた、これら隙間部分29に対する上記の洗浄乾燥処理に続いて、図9及び図10に示すように、ピストン4は座部材14に対する当接位置に保持したままの状態で、洗浄用供給路33における開閉弁V1及び洗浄用排出路37における開閉弁V3を閉じるとともに、シール液供給路35における開閉弁V2を開き、この状態で、シール液供給手段としての隙間部分用のシール液供給器32から潤滑性を有するシール液Sを供給することにより、そのシール液Sをシール液供給路35→他方側底壁9及び座部材14夫々のロッド貫通孔15,16におけるピストンロッド5周囲の流路部分34→中継室28→連通路30を通じて上記隙間部分29に加圧状態で供給する。
即ち、このように上記隙間部分29にシール液Sを供給することで、そのシール液Sを上記隙間部分29に隣接するシリンダ3の内周面3aと環状シール材13の外周面との間のシール部分に対してシール機能及び潤滑機能させ、これにより、充填室10に対して先に充填した塗料Tに含まれる成分(特に、その塗料Tに含まれる硬化成分など)が洗浄液Lによる洗浄にかかわらず皮膜化した付着残留物としてシリンダ3の内周面や環状シール材13の外周面に残ったとしても、その付着残留物に原因するピストン摺動抵抗の増大を抑止してポンプ機能を良好に保つことができるようにする。
なお、隙間部分用のシール液供給器32から供給したシール液Sは、他方側底壁9とそれに貫通させたピストンロッド5との間のシール部分に対しても効果的にシール機能及び潤滑機能する。
(f)また、充填室10に対する洗浄乾燥処理の後半としては、図11に示すように、切換器24から洗浄液Lに変えて乾燥用気体Aを充填路23を通じて充填室10に供給するとともに、塗料供給弁Vaを閉じたままの状態でダンプ弁Vb及びセーバー弁Vcを開き、この状態で、ピストンロッド5を前進動作させてピストンロッド5による押圧によりピストン4を一方側底壁7の突出ピン25に対する当接位置まで摺動させ、これにより、充填路23及び充填室10に残る洗浄液Lを乾燥用気体Aによる押し出しにより回収路21を通じ回収容器22に排出するとともに、充填路23及び充填室10を乾燥用気体Aにより乾燥処理する。
そして、この乾燥処理の後、切換器24からの乾燥用気体Aの供給を停止し、これにより、一方側底壁7とピストン4との間に底部間隙26及び環状間隙27を残して、切換器24からの次の使用塗料Tの供給開始(図1)に備えた状態に戻る。
〔別実施形態〕
次に本発明の別実施形態を列記する。
図12は、塗装機1に対して塗料Tを供給する上記塗料供給用のシリンジポンプ2に対して硬化液供給用のシリンジポンプ2´を並置した例を示し、この硬化液供給用のシリンジポンプ2´は、塗料供給用シリンジポンプ2から塗装機1への塗料供給に並行して、吐出路20を通過する塗料Tに硬化液Kを混合する。
この硬化液供給用のシリンジポンプ2´は、塗料供給用のシリンジポンプ2と同じ構造を備えており、この硬化液供給用のシリンジポンプ2´において塗料供給用シリンジポンプ2の各部と同様の機能を果たす部分には、塗料供給用シリンジポンプ2で使用したのと同じ符号に「´」を付した符号を付してある。
また、切換器24´から供給する硬化液Kを底部間隙26´及び環状間隙27´に通過させて充填室10´における残存気体を排除する気泡除去工程や、ピストン4´を所定の加圧移動量eだけ一方側底壁7´の側に摺動させたときの測定負荷トルクm´の変化形態に基づいて充填室10´における硬化液K中の気泡の存否を判定する気泡存否判定工程、並びに、ピストン4´を座部材14´に当接させた状態でシール液供給手段としての隙間部分用のシール液供給機32´により、環状シール材13´に対して充填室10´とは反対側におけるシリンダ3´の内周面とピストン4´との間の隙間部分29´に潤滑性を備えるシール液S´を供給するシール液供給工程などの各工程についても、共通のポンプ制御器38が塗料供給用シリンジポンプ2と同様に実行する。
前述の実施形態では、座部材14を他方側底壁9とは別の独立部材にした例を示したが、これに代え、他方側底壁9を座部材14に兼用する構造にしてもよい。
本発明のシリンジポンプが吐出対象とする液体(即ち、充填室10に充填する液体)は、液体塗料Tや塗料用の硬化液Kに限られるものではなく、付着残留物の発生可能性がある液体であれば、どのような用途の液体であってもよい。
また、環状シール材13に対して充填室10とは反対側におけるシリンダ内周面3aと環状シール材13との間の隙間部分29に供給するシール液Sは、潤滑性を備えるものであれば、また、液体Tの用途に対して悪影響を与えるものでなければ、どのようなシール液であってもよい。
さらに、洗浄液Lや乾燥用気体A並びにシール液Sの夫々を上記隙間部分29に導く流路の構造も、前述の実施形態で示した流路構造に限らず、種々の流路構造を採用することができる。
そしてまた、気泡除去工程用としてシリンダ3の一方側底壁7とピストン4との間に所定間隙幅d1の底部間隙26を形成するのに、突出ピン25などのストッパは省略して、ピストンロッド5の前後進操作によるピストン4の摺動操作のみにより一方側底壁7とピストン4との間に所定間隙幅d1の底部間隙26を残存させるようにしてもよい。
本発明は、各種分野において種々の用途に使用するシリンジポンプにおいて利用することができる。
3 シリンダ
7 一方側底壁
4 ピストン
10 充填室
23 充填路
T 液体塗料(液体)
20 吐出路
2 シリンジポンプ
5 ピストンロッド
e 所定の加圧用移動量
38 ポンプ制御器(制御手段)
18 サーボモータ
m 負荷トルク
26 底部間隙
21 回収路
Vb ダンプ弁(上流側弁)
Vc セーバー弁(下流側弁)
3a シリンダ内周面
13 環状シール材
27 環状間隙
25 突出ピン(ストッパ)

Claims (6)

  1. シリンダの一方側底壁とピストンとの間の充填室に充填路を通じて液体を充填し、
    前記充填室に充填した液体を、前記一方側底壁の側への前記ピストンの摺動により吐出路を通じて前記充填室から吐出するシリンジポンプであって、
    前記充填室に前記液体を充填した後、前記充填室からの前記液体の流出を阻止した状態で、前記ピストンをピストンロッドによる押圧により所定の加圧用移動量だけ前記一方側底壁の側へ摺動させて、そのときの前記充填室における前記液体の圧力変化を検出することで、その検出情報に基づいて、前記充填室における前記液体が気泡を含んでいるか否かを判定する制御手段を設け、
    前記制御手段は、前記充填室に前記液体を充填する充填工程に先立ち、前記一方側底壁と前記ピストンとの間に所定間隙幅の底部間隙を残存させた状態で、前記充填路を通じて前記底部間隙に前記液体を供給するとともに、その液体供給に伴い前記底部間隙から送出される前記液体を回収路を通じて所定の回収部に回収する気泡除去工程を実施し、かつ、
    この気泡除去工程に続いて、前記底部間隙からの液体送出を阻止した状態で、前記充填路を通じた前記底部間隙への液体供給を継続することにより、前記充填工程に移行する構成にしてあるシリンジポンプ。
  2. 前記制御手段は、前記充填室における前記液体の圧力を示す情報として、前記ピストンロッドを前後進動作させるサーボモータの負荷トルクを測定することで、その負荷トルクの測定情報に基づいて、前記充填室における前記液体が気泡を含んでいるか否かを判定する構成にしてある請求項1記載のシリンジポンプ。
  3. 前記制御手段は、前記気泡の存否判定において前記充填室における前記液体の圧力変化を検出した後、前記ピストンを前記充填室における前記液体の圧力により前記一方側底壁から離れる側へ復帰摺動させる構成にしてある請求項1又は2記載のシリンジポンプ。
  4. 前記気泡除去工程において前記底部間隙から送出される前記液体を導く前記回収路に、上流側弁と下流側弁とを介装し、
    前記制御手段は、前記上流側弁を開くとともに前記下流側弁を閉じた状態で前記気泡除去工程を実施することで、前記回収路における前記上流側弁と前記下流側弁との間の弁間部分を前記回収部として、前記底部間隙から送出される前記液体を前記弁間部分に蓄積させる構成にしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載のシリンジポンプ。
  5. 前記シリンダの内周面と前記ピストンとの間をシールする環状シール材を、前記ピストンにおける前記一方側底壁の側の前面部より所定寸法だけ前記一方側底壁とは反対側に後退させた配置で前記ピストンの外周部に装備することで、前記気泡除去工程では、前記底部間隙に連通する溝状の環状間隙が前記底部間隙の外周部において前記一方側底壁と前記環状シール材との間に形成される構造にし、
    前記充填路及び前記回収路の夫々は、前記気泡除去工程において前記環状間隙に対して開口する構造にしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載のシリンジポンプ。
  6. 前記一方側底壁の側へ摺動する前記ピストンとの当接により前記一方側底壁と前記ピストンとの間に前記底部間隙を残存させるストッパを設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリンジポンプ。
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