JP6660027B2 - カップリング - Google Patents

カップリング Download PDF

Info

Publication number
JP6660027B2
JP6660027B2 JP2017081377A JP2017081377A JP6660027B2 JP 6660027 B2 JP6660027 B2 JP 6660027B2 JP 2017081377 A JP2017081377 A JP 2017081377A JP 2017081377 A JP2017081377 A JP 2017081377A JP 6660027 B2 JP6660027 B2 JP 6660027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
coupling
closed space
opening
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017081377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179192A (ja
Inventor
祥平 永島
祥平 永島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2017081377A priority Critical patent/JP6660027B2/ja
Publication of JP2018179192A publication Critical patent/JP2018179192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6660027B2 publication Critical patent/JP6660027B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

本発明は、モータ等の駆動源の軸部(出力軸)と圧縮機や減速機、発電機等の回転機器の軸部(入力軸)とを相互につなぎ合わせ、該駆動源の回転駆動力を該回転機器の入力軸に伝達して該回転機器を回転駆動させる等の使途に用いて好適なカップリングに関するものである。
軸部同士の接続には、通常、軸部の取り付け誤差を吸収する機能を有するカップリングが利用されている。ところで、かかるカップリングは、各軸部とともに回転するものであり、空気との摩擦による騒音(とくに取り付けボルト部分での風切り音等)の発生や発熱、風損によるエネルギー損失が避けられない不具合を有している。
このような不具合を解消した従来技術として、例えば、特許文献1には、カップリングボルトおよびカップリングナットの突出部分に該カップリングボルト、カップリングナットを覆うように環状に形成されたカップリングカバーを設ける技術が開示されている。
実開昭61−155601号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術は、カップリングボルトに貫通孔を刻設し、その両端に止めねじを螺合させるための雌ねじを形成する加工が必要であり構造の複雑化、それにかかるコストの上昇が避けられない不具合を有しており、また、カバーの取り付け、取り外しに際しては止めねじを一つ一つ取り付けあるいは取り外す煩雑な作業を伴うことから、該カバーの効率的な取り付け、取り外しが行えないところに問題を残している。
本発明の課題は、騒音や発熱、風損によるエネルギー損失を、構造の複雑化を伴ったり煩雑な取り付け、取り外し作業を要することなしに軽減することができるカップリングを提案するところにある。
本発明は、各軸部をその軸端で相互につなぎ合わせ、該各軸部同士の同期回転を誘導するカップリングであって、該各軸部の軸芯に沿う軸芯を有する軸部本体と、該軸部本体の軸端にそれぞれ設けられ、該各軸部との連結を可能とする継手部と、該軸部本体を該継手部とともに取り囲んでその内側に密閉空間を区画形成するケーシングとを備え、該ケーシングは、該密閉空間と外部とを連通させる少なくとも1つの開口を有し、該軸部本体は、該軸部本体の回転に帯同して回転するとともに、その回転により該ケーシング内の空気を該開口を通して外部へ排気する排気ファンを有する、ことを特徴とするカップリングである。
上記の構成からなるカップリングにおいて、前記ケーシングは、前記密閉空間内の空気を外部へ排出するときにのみ前記開口を開放する逆止弁を有するものとするのが望ましい。
また、前記排気ファンは、前記軸部本体に固定保持されるファン本体と、該ファン本体を該密閉空間内で取り囲む隔壁からなり、該隔壁は、該密閉空間内の空気を隔壁内へ取り込む少なくとも1つの吸引口と、該隔壁内に吸引された空気を該開口へ向けて送り出す少なくとも1つの排気口とを有するものを適用することができる。
前記各軸部としては、一方が駆動源の出力軸であり、もう一方が回転機器の入力軸とするのが好ましい。
本発明によれば、排気ファンが回転することにより密閉空間内の空気は、開口を通して外部に排出され該密閉空間内は減圧されるため、これにより空気とカップリングとの摩擦が小さくなり、騒音や発熱、風損によるエネルギー損失が軽減される。
また、本発明によれば、カップリングに排気ファンを取り付け、その部位をケーシングにより覆うだけなので、構造は比較的簡易であり、カップリングの取り付け、取り外しを簡便に行い得る。
本発明にしたがうカップリングの実施の形態を模式的に示した図である。 図1に示した排気ファンの正面、背面を示した図である。 本発明にしたがうカップリングの他の実施の形態を模式的に示した図である。 図3に示したカップリングの正面を断面で模式的に示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがうカップリングの実施の形態を模式的に示した図である。
図における符号1は、駆動源の出力軸等の軸部、2は軸部1の端部に設けられたフランジ、3は、回転機器の入力軸等の軸部、4は、軸部3の軸端に設けられたフランジ、5は、軸部1と軸部3とを相互につなぎ合わせ各軸部1、3同士の同期回転を誘導するカップリングである。
カップリング5は、軸部1の軸芯1a、軸部3の軸芯3aに沿う軸芯Lを有する軸部本体5aと、軸部本体5aの軸端にそれぞれ設けられ、フランジ2、フランジ4を介して軸部1、軸部3との連結を可能とする継手部(フランジ)5b、5cと、軸部本体5aおよび継手部5b、5cを軸部1の軸端(フランジ2を含む)、軸部3の軸端(フランジ4を含む)とともに取り囲んでその内側に密閉空間Mを区画形成するケーシング5dとを備えている。フランジ2、フランジ4と継手部5b、5cとは、ボルトの如き締結手段Bによって着脱自在に締結される。ケーシング5dとしては、例えば、構造用鋼材等から構成される箱状のものを用いることができるが、その材質や形状については、とくに限定されない。なお、この例では、カップリング5として、フランジによって連結するタイプのものを例として示したが、カップリング5は、通常知られている全てのカップリングを適用することができる。
また、符号6は、軸部本体5aに設けられその回転に帯同して回転する排気ファン、7はケーシング5dに設けられ密閉空間Mと外部とを連通させる開口である。開口7は、少なくとも1つ設けておけばよい。
排気ファン6は、その正面および背面を図2に示すように、ディスク6aの外表面に複数枚のインペラー6bを備えた例えば両面吸い込み式遠心タイプのものを適用することができ、これにより、軸部本体5aの軸芯Lに沿って気体を吸い込みつつ該ディスク6aの外周から噴出させることができるようになっている。なお、排気ファン6は、密閉空間M内の空気を効率的に排出することができるものであれば、他の形式からなるものを用いることもできる。
また、8は、ケーシング5dの外表面に設けられた逆止弁である。逆止弁8は、開口7を閉塞させるものであるが、密閉空間M内の空気を外部へ排出するときにのみその排出圧でもって開口7を開放するものであり、密閉空間M内の空気が排気された後においては、該逆止弁8によって開口7が塞がれ該密閉空間M内を減圧状態に維持する機能を有している。
ケーシング5dは、基本的には、架台等(図示せず)に固定されるものであり、軸部1を通す開口5d1および軸部3を通す開口5d2には、シール部材9が配置される。
軸部1、3の回転に帯同して排気ファン6が回転すると、密閉空間M内の空気は、開口7を通して外部へ排気される。そして、該密閉空間M内が減圧される結果、カップリング5と空気との摩擦が小さくなり、風切り音等の騒音、発熱あるいは風損が軽減されることになる。
図3は、本発明にしたがうカップリングの他の実施の形態を模式的に示した図である。この例は、排気ファン6を、ディスク6aおよびインペラー6bで構成されるファン本体と、該ファン本体を密閉空間M内で取り囲んで渦形室を形成する隔壁(ケーシング5dと同じ部材等)6cから構成されたものである。
かかる構成のカップリングにおいては、密閉空間M内の空気を隔壁6c内へ取り込む吸引口6c1と、該隔壁6c内に取り込まれた空気を該開口7へ向けて送り出す排気口6c2を設けておくことにより図4に示すように密閉空間M内の空気を開口7を通して効率よく排出することができる利点を有している。
本発明によれば、騒音や発熱、風損によるエネルギー損失を、構造の複雑化を伴ったり煩雑な取り付け、取り外し作業を要することなしに軽減し得るカップリングが提供できる。
1 軸部
1a 軸芯
2 フランジ
3 軸部
3a 軸芯
4 フランジ
5 カップリング
5a 軸部本体
5b、5c 継手部
5d ケーシング
6 排気ファン
6a ディスク
6b インペラー
6c 隔壁
7 開口
8 逆止弁
9 シール部材
M 密閉空間
L 軸芯
B 締結手段

Claims (4)

  1. 各軸部をその軸端で相互につなぎ合わせ、該各軸部同士の同期回転を誘導するカップリングであって、
    該各軸部の軸芯に沿う軸芯を有する軸部本体と、該軸部本体の軸端にそれぞれ設けられ、該各軸部との連結を可能とする継手部と、該軸部本体を該継手部とともに取り囲んでその内側に密閉空間を区画形成するケーシングとを備え、
    該ケーシングは、該密閉空間と外部とを連通させる少なくとも1つの開口を有し、
    該軸部本体は、該軸部本体の回転に帯同して回転するとともに、その回転により該ケーシング内の空気を該開口を通して外部へ排気する排気ファンを有する、ことを特徴とするカップリング。
  2. 前記ケーシングは、前記密閉空間内の空気を外部へ排出するときにのみ前記開口を開放する逆止弁を有する、ことを特徴とする請求項1に記載したカップリング。
  3. 前記排気ファンは、前記軸部本体に固定保持されるファン本体と、該ファン本体を該密閉空間内で取り囲む隔壁からなり、
    該隔壁は、該密閉空間内の空気を隔壁内へ取り込む少なくとも1つの吸引口と、該隔壁内に吸引された空気を該開口へ向けて送り出す少なくとも1つの排気口とを有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載したカップリング。
  4. 前記各軸部は、一方が駆動源の出力軸であり、もう一方が回転機器の入力軸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載したカップリング。
JP2017081377A 2017-04-17 2017-04-17 カップリング Active JP6660027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081377A JP6660027B2 (ja) 2017-04-17 2017-04-17 カップリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081377A JP6660027B2 (ja) 2017-04-17 2017-04-17 カップリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179192A JP2018179192A (ja) 2018-11-15
JP6660027B2 true JP6660027B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=64282760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017081377A Active JP6660027B2 (ja) 2017-04-17 2017-04-17 カップリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6660027B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6982440B2 (ja) * 2017-09-11 2021-12-17 三菱重工コンプレッサ株式会社 回転機械、インペラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018179192A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107013494B (zh) 降噪离心风机
JP2004190660A5 (ja)
JP4389998B2 (ja) 遠心式多翼ファン
ITBO20110543A1 (it) Ventilatore centrifugo.
WO2015125246A1 (ja) 回転機械システム
JP6660027B2 (ja) カップリング
WO2018025879A1 (ja) 両回転スクロール型圧縮機
KR101877306B1 (ko) 임펠러 및 상기 임펠러를 포함하는 송풍기
WO2018025877A1 (ja) 両回転スクロール型圧縮機
JP6581897B2 (ja) スクリュ圧縮機
JP2011104110A5 (ja)
KR101459061B1 (ko) 고속 다단 송풍기
JPS58172485A (ja) スクロ−ル流体機械
JP6374665B2 (ja) 増速型スクリュ圧縮機
US2129808A (en) Blower
JP5392163B2 (ja) ケーシング構造
KR200444159Y1 (ko) 양방향 흡입이 가능한 시로코팬 송풍기
KR20160032926A (ko) 일체적으로 결합된 토출 배관을 갖는 터보 블로워 장치
CN220622219U (zh) 一种环保型降温风机
WO2011121642A1 (ja) 遠心式多翼送風機
CN108495735B (zh) 气动工具
CN218817061U (zh) 一种无蜗壳离心式风机
JPH0754637Y2 (ja) 多段ターボ圧縮機
CN211009126U (zh) 一种消泡泵
JP2003269389A (ja) 回転機械及び圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6660027

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250