JP6659475B2 - 交絡付与機構 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る交絡付与機構を備える紡糸引取装置の模式図である。紡糸引取装置100は、紡糸装置1から紡出される複数の合成繊維糸Yをそれぞれ引き取り、複数のボビンBにそれぞれ巻き取って複数のパッケージPを形成する。なお、図1に示される上下前後の方向を、それぞれ、紡糸引取装置100の上下前後の方向と定義する。
次に、交絡装置6の詳細について説明する。図2は、交絡装置6の斜視図であり、図3は、図2のIII−IIIにおける断面図である。ここで、糸走行方向とは、糸Yの走行方向を指す。配列方向とは、複数の糸Yが並んでいる方向を指す。高さ方向とは、交絡部20が基体22から立設されている方向を指す。本実施形態では、これら各方向は互いに直交しているが、これら各方向が互いに直交していなくてもよい。
次に、油剤回収装置7の詳細について説明する。図4は、油剤回収装置7の断面図であり、より詳細には、上記配列方向に直交する断面における断面図である。なお、図4では、交絡装置6から排出された流体の流れを実線の矢印で示し、後述のフィルタ31で油滴化された油滴の流れを破線の矢印で示してある(図9及び図10においても同様)。
以上のように、本実施形態の油剤回収装置7は、交絡装置6から排出される流体が内部に流れ込む筐体(ダクト体30)と、筐体30の内部に配置され、油剤ミストを油滴化させるためのフィルタ31と、フィルタ31で油滴化された油滴を回収するための回収部(回収トレイ33)と、を有して構成される。したがって、交絡装置6から排出される流体が筐体30の内部に流れ込む際に、交絡装置6から飛散する油剤ミストが、流体とともに筐体30の内部に流れ込み、筐体30の内部に設けられたフィルタ31によって油滴化される。そして、フィルタ31で油滴化された油滴は、回収部33で回収される。つまり、本実施形態の油剤回収装置7によれば、交絡装置6から排出される流体の流れを利用することによって、吸引手段のような圧空機器がなくとも、油剤ミストを低コストで確実に回収することが可能となる。
図9は、上記実施形態の変形例に係る油剤回収装置107の断面図であり、より詳細には、交絡装置6における配列方向に直交する断面における断面図である。なお、上記実施形態と共通する構成については、同じ符号を付してある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態に限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
6:交絡装置
7:油剤回収装置
20:交絡部
21:規制部材(ガイド部材)
22:基体
23a:糸走行空間
23b:噴射孔
30:ダクト体(筐体)
31:フィルタ
32:案内部材
32a:メッシュ部材
32b:メッシュ部材
33:回収トレイ(回収部)
34:本体部
35:フィルタ収容部
36:開閉部
38:第2開閉部
Y:糸
Claims (11)
- 油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、
前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、
を備えた交絡付与機構であって、
前記油剤回収装置は、
前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、
前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、
を有しており、
前記交絡装置は、前記交絡装置から排出される前記流体を前記筐体の内部に向かわせ、且つ、前記糸の走行を規制するガイド部材を有することを特徴とする交絡付与機構。 - 油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、
前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、
を備えた交絡付与機構であって、
前記油剤回収装置は、
前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、
前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、
を有しており、
前記交絡装置は、
前記糸が走行する糸走行空間と、
前記糸走行空間の延長線上に配置され、前記糸走行空間から排出される前記流体を前記筐体の内部に向かわせるガイド部材と、
を有することを特徴とする交絡付与機構。 - 前記交絡装置は、
前記糸が走行する糸走行空間と、前記糸走行空間を走行する前記糸に前記流体を噴射する噴射孔と、が形成された交絡部と、
前記交絡部を支持する基体と、
前記基体から突出する態様で前記糸走行空間の延長線上に配置され、前記糸の走行を規制する規制部材と、
を有しており、
前記規制部材が、前記ガイド部材として兼用される請求項1又は2に記載の交絡付与機構。 - 油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、
前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、
を備えた交絡付与機構であって、
前記油剤回収装置は、
前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、
前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、
を有しており、
前記筐体は、閉位置と開位置との間で移動可能な開閉部を有しており、
前記開閉部が前記閉位置にあるときは、前記交絡装置の少なくとも一部が覆われた状態となり、前記開閉部が前記開位置にあるときは、前記交絡装置が露出した状態となることを特徴とする交絡付与機構。 - 油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、
前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、
を備えた交絡付与機構であって、
前記油剤回収装置は、
前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、
前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、
を有しており、
前記筐体は、本体部と、前記本体部に着脱可能であり、前記フィルタを収容するフィルタ収容部と、を有しており、
前記筐体は、前記フィルタ収容部を前記本体部から取り外すことによって開閉可能となる第2開閉部を有していることを特徴とする交絡付与機構。 - 油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、
前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、
を備えた交絡付与機構であって、
前記油剤回収装置は、
前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、
前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、
を有しており、
前記筐体はダクト体であり、
前記交絡装置から排出された前記流体は、前記ダクト体の一端から前記ダクト体の内部に流れ込み、前記フィルタを通過した後、前記ダクト体の他端から前記ダクト体の外部に流れ出ることを特徴とする交絡付与機構。 - 前記ダクト体は直線的に延びる請求項6に記載の交絡付与機構
- 前記フィルタで油滴化された前記油滴を前記回収部に案内するための案内部材が、前記フィルタの鉛直下方に設けられている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の交絡付与機構。
- 前記案内部材は、シート状のメッシュ部材で構成されている請求項8に記載の交絡付与機構。
- 前記案内部材は、複数の前記メッシュ部材を積層することによって構成されている請求項9に記載の交絡付与機構。
- 前記複数のメッシュ部材に、互いに目の粗さが異なる少なくとも2枚の前記メッシュ部材が含まれる請求項10に記載の交絡付与機構。
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