JP6658581B2 - 昇降機能付スイッチギヤ - Google Patents

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Description

この発明は、昇降機能付スイッチギヤに関する。
従来、特開平4−24594号公報(特許文献1)に開示されるように、スイッチギヤ専用の付属機器であるリフターが知られている。リフターは、スイッチギヤとは別体で構成されている。リフターは、スイッチギヤの筐体内部に格納された遮断器等の電気機器(高圧機器)を出し入れする作業に使用される。
例えば電気機器を取り出す作業では、作業員は、まず盤正面までリフターを移動する。次にリフターの昇降台の高さを電気機器の設置台の高さに合わせ、筐体内部から電気機器を引き出してリフターに載せ替える。その後、リフターごと電気機器を搬出する。
尚、出願人は、本発明に関連するものとして、上記の文献を含めて、以下に記載する文献を認識している。
特開平4−24594号公報 特開平5−316614号公報
上記従来のスイッチギヤは、電気機器の出し入れ時において、別体のリフターを配置し操作するために、盤正面に十分に広い作業スペースを確保する必要があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、スイッチギヤとは別体のリフターを使用することなく、スイッチギヤ内の電気機器を出し入れできる昇降機能付スイッチギヤを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る昇降機能付スイッチギヤは以下のように構成される。
スイッチギヤは、筐体、昇降台兼用扉、扉昇降手段を備える。筐体は、内部に電気機器を格納でき、盤正面に開口部を有する。昇降台兼用扉は、開口部の少なくとも一部を開閉可能な縦開きの扉であって、閉じた状態で筐体内に収納され、開いた状態で昇降台を兼ねる。扉昇降手段は、昇降台兼用扉を開いた状態で昇降させる。
本発明の一態様において、扉昇降手段は、ガイドレール、連結部材、ウインチを備える。ガイドレールは、筐体の側壁内面に上下に渡って設けられる。連結部材は、昇降台兼用扉の回動支点であって、昇降台兼用扉をガイドレールに対して回動可能かつガイドレールに沿って上下動可能に連結する。ウインチは、連結部材をガイドレールに沿って昇降させる。
本発明の一態様において、昇降台兼用扉は、内面に回転自在なターンテーブルを備える。
本発明に係る昇降機能付スイッチギヤによれば、昇降台兼用扉に昇降機能を設けたことにより、別体のリフターを使用することなく、スイッチギヤ内の電気機器を出し入れすることができる。盤正面での作業にリフターの使用を想定する必要がなくなり、盤正面の作業スペースを縮小できるため保守計画が容易となる。また、昇降台兼用扉は閉じた状態で筐体内に収納されるため、従来のように別体のリフターを保管する場所を確保する必要がない。さらに昇降台兼用扉にターンテーブルを設けることで、盤正面の作業スペースを縮小可能である。
本発明の実施の形態1に係るスイッチギヤ1の特徴的機能を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係るスイッチギヤ1の斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態1に係る扉昇降手段10周辺の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る昇降台兼用扉4が開いた状態における上面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
<昇降機能付スイッチギヤの特徴的機能>
まず、図1を参照して、昇降機能付スイッチギヤの特徴的機能について説明する。スイッチギヤ1は、筐体2の内部に遮断器等の電気機器3を格納しており、作業員によって出し入れ作業が行われる。例えば、電気機器3を取り出す手順は次の通りである。
(1)縦開きの昇降台兼用扉4を手前に倒し、開いた状態にする。
(2)電気機器3を昇降台兼用扉4の内面(上面)まで引き出す。
(3)昇降台兼用扉4を地面まで下降させる。
(4)ターンテーブル5を90°回転させて電気機器3を引き出す。
このように、本発明の実施の形態1に係るスイッチギヤ1は、別体のリフターを使用することなく、出し入れ作業が可能である。
<昇降機能付スイッチギヤの特徴的構成>
上記特徴的機能を実現するための具体的な構成例について図2〜図5を参照しつつ説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るスイッチギヤ1の斜視図である。図3は、図2のA−A線断面図である。図2に示すように、スイッチギヤの筐体2は、盤正面に開口部を有する。筐体2には、筐体2の開口部全体を開閉可能な外扉6が取り付けられている。
図2には閉じた状態の昇降台兼用扉4が描かれ、図3には開いた状態の昇降台兼用扉4が描かれている。昇降台兼用扉4は、開口部の少なくとも一部を開閉可能な縦開きの内扉であって、閉じた状態で筐体2内に収納され、開いた状態で昇降台を兼ねる。
図3および図4を参照して昇降台兼用扉4を開閉するための構成および昇降させるための構成要素について説明する。図4は、昇降台兼用扉4を開いた状態で昇降させる扉昇降手段10周辺の正面図である。なお、図3に描かれたスイッチギヤ1は、電気機器3を設置する設置台11により2段になっているが、3段以上であってもよい。
ガイドレール12は、筐体2の開口部付近の側壁内面に上下に渡って設けられる。
支持部材13は、ガイドレール12と平行に配置される。支持部材13は、上端部に凸設した固定ピン14を備える。固定ピン14は、その先端部がガイドレール12に係合し、ガイドレール12に沿って上下動可能に取り付けられている。また、支持部材13の下端部には貫通孔が形成されている。貫通孔には連結部材15が挿入されており回動可能に連結している。
連結部材15は、昇降台兼用扉4の側面に凸設された部材であり、昇降台兼用扉4に固定されている。連結部材15は、支持部材13の下端部に形成された貫通孔を貫通して、その先端部がガイドレール12に係合している。連結部材15は、昇降台兼用扉4の回動支点であって、昇降台兼用扉4をガイドレール12に対して回動可能かつガイドレール12に沿って上下動可能に連結する。図4に示す例では、固定ピン14および連結部材15は、ガイドレール12の溝に嵌まることで、ガイドレール12と係合している。
扉支持ロープ16の一端は支持部材13の上端部に固定され、他端は昇降台兼用扉4に固定されている。扉支持ロープ16の長さは、縦開きの扉である昇降台兼用扉4の開度を90°で固定できるように調節されている。
扉昇降ロープ17の一端は、ガイドレール12の上部、例えば筐体2内側の天井面や側面に固定されている。扉昇降ロープ17は、支持部材13の固定ピン14、連結部材15に掛けられ、さらに、ウインチ18の巻取ドラム19に巻き掛けられている。扉昇降ロープ17の他端は、巻取ドラム19に固定されている。
ウインチ18は、昇降台兼用扉4に取り付けられている。ウインチ18は、巻取ドラム19を回転させて巻き掛けられた扉昇降ロープ17の巻き取り/送り出しによって、連結部材15をガイドレール12に沿って昇降させる。ウインチ18は、手動のハンドルや電動機によって駆動する。
以上説明した、ガイドレール12、連結部材15、扉支持ロープ16により昇降台兼用扉4を開閉するための構成が実現される。また、上記ガイドレール12、連結部材15に加えて、支持部材13、扉昇降ロープ17、ウインチ18により昇降台兼用扉4を昇降させるための構成が実現される。
図5は、昇降台兼用扉4が開いた状態における上面図である。昇降台兼用扉4は、内面(上面)に回転自在なターンテーブル5を備える。また、ターンテーブル5および設置台11には、電気機器3の車輪を案内する案内溝20が設けられている。作業員は、昇降台兼用扉4の高さを設置台11の高さに揃えた状態で、案内溝20に沿って電気機器3を移動させることができる。また、昇降台兼用扉4を地面まで下げ、昇降台兼用扉4の側壁を外側に倒して、ターンテーブル5を90°回転させた状態において、電気機器3を出し入れすることができる。
<効果>
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る昇降機能付スイッチギヤによれば、昇降台兼用扉4は、縦開きの内扉として機能すると共に、開いた状態において昇降台としても機能する。そのため、別体のリフターを使用することなく、スイッチギヤ1内の電気機器3を出し入れすることができる。盤正面での作業にリフターの使用を想定する必要がなくなり、盤正面の作業スペースを縮小できるため保守計画が容易となる。さらに、昇降台兼用扉4にターンテーブル5を設けることで、扉の側方から電気機器3を出し入れできるため、盤正面の作業スペースを縮小可能である。
<変形例>
ところで、上述した実施の形態1の昇降機能付スイッチギヤにおいては、昇降台兼用扉4の内面にターンテーブル5を配置することとしているが、ターンテーブル5を有さない構成であってもよい。
1 スイッチギヤ
2 筐体
3 電気機器
4 昇降台兼用扉
5 ターンテーブル
6 外扉
10 扉昇降手段
11 設置台
12 ガイドレール
13 支持部材
14 固定ピン
15 連結部材
16 扉支持ロープ
17 扉昇降ロープ
18 ウインチ
19 巻取ドラム
20 案内溝

Claims (3)

  1. 正面に開口部を有するスイッチギヤの筐体と、
    前記開口部の少なくとも一部を開閉可能な縦開きの扉であって、閉じた状態で前記筐体内に収納され、開いた状態で昇降台を兼ねる昇降台兼用扉と、
    前記昇降台兼用扉を開いた状態で昇降させる扉昇降手段と、
    を備えることを特徴とする昇降機能付スイッチギヤ。
  2. 前記扉昇降手段は、
    前記筐体の側壁内面に上下に渡って設けられたガイドレールと、
    前記昇降台兼用扉の回動支点であって、前記昇降台兼用扉を前記ガイドレールに対して回動可能かつ前記ガイドレールに沿って上下動可能に連結する連結部材と、
    前記連結部材を前記ガイドレールに沿って昇降させるウインチと、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の昇降機能付スイッチギヤ。
  3. 前記昇降台兼用扉は、内面に回転自在なターンテーブルを備えること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の昇降機能付スイッチギヤ。
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