JP6658437B2 - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、本部サイトと支店サイトに管理サーバーが分散している環境でユーザー毎の印刷ポリシーを適用した印刷を行う情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
今日、ネットワーク上のサーバーとクライアントPC(Personal Computer)を連携させながら必要な目的を達成させることが行われてきている。
例えば、特許文献1において開示された技術では、管理サーバーが、クライアント端末によるデータ送信時に、クライアント端末のステータスデータを、ネットワークにおいて通信データを中継するデータ中継装置を介して受信する。管理サーバーは、クライアント端末のステータスが基準に達している場合にのみにクライアント端末から送信されたデータの中継を許可する。従って、クライアント端末のウィルス対策やセキュリティ管理等のステータスが基準に達していることを確認しながら、データ通信を行うことが出来る。
また、例えば、特許文献2の技術では、サーバーにユーザー毎の認可情報(画像形成装置のどの機能の使用が許可されているかの情報)が格納されており、画像形成装置またはPCからログイン後に該当する認可情報を取得し、取得した認可情報に基づいて許可された範囲でジョブの生成や実行を行う。例えば、カラー印刷を許可されていないユーザーが印刷する場合、ネットワーク上のどの画像形成装置でもモノクロ印刷しか行うことが出来ない。このように、ネットワーク上の画像形成装置に対して、ユーザー毎に印刷ポリシーを適用することが出来る。
特開2006−252471号公報 特開2011−114538号公報
特許文献2の技術では、PC上で印刷ジョブを生成する場合、プリンタードライバーがサーバーから認可情報を取得し、取得した認可情報に基づいてジョブを生成する。
また、画像形成装置を使用する組織が大規模である場合、認可情報を得るためのサーバーが1台ではなく、本部にマスターサーバーを置き、各支店にサイトサーバーを置いて処理を行うことになる。
その場合、これまでは、各PCのプリンタードライバーに、そのPCが所属する支店のサイトサーバーのIPアドレスを1つ1つ設定する手間が発生していた。
また、ある支店のユーザーが、PCを持って他の支店に出張したような場合、手動でサイトサーバーのIPアドレスを設定し直す必要があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、各PCへの設定の手間を軽減できる情報処理システムおよび情報処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、本部サイトに設置されたマスターサーバーと、各支店サイトに設置された、画像形成装置、サイトサーバー、およびパーソナルコンピューターとを含み、前記マスターサーバーは、前記サイトサーバーおよび前記パーソナルコンピューターと通信可能な第1の通信部と、前記パーソナルコンピューターから来た、連携すべき前記サイトサーバーのアドレス問合せ要求に対し、前記アドレス問合せ要求を送信したパーソナルコンピューターと連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを返信するマッピング管理部とを備え、前記サイトサーバーは、前記マスターサーバー、前記パーソナルコンピューター、および前記画像形成装置と通信可能な第2の通信部と、前記画像形成装置の提供する機能のうち、ユーザーが使用可能な機能を定義する認可情報が記憶された第1の記憶部と、前記パーソナルコンピューターから来た、前記ユーザーの認証要求に対し、ユーザー認証を行い、認証結果を返信する認証処理部と、前記認証処理部による認証が成功したとき、前記ユーザーに対応する前記認可情報を前記第1の記憶部から取得して前記認証要求を出した前記パーソナルコンピューターに提供する認可情報提供部と、前記パーソナルコンピューターから来たジョブデータをスプールし前記画像形成装置に出力する第2のスプーラーとを備え、前記パーソナルコンピューターは、前記マスターサーバーおよび前記サイトサーバーと通信可能な第3の通信部と、レジストリを備えた第2の記憶部と、前記マスターサーバーのIPアドレスが設定され、前記ユーザーからジョブ生成の指示を受けたとき、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記マスターサーバーに問い合わせ、問い合わせ結果を得るアドレス問合せ部と、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバーに前記ユーザーの認証を要求する認証要求部と、前記連携すべきサイトサーバーの前記認可情報提供部から前記認可情報を取得する認可情報取得部と、前記認可情報取得部により取得された前記認可情報に基づいて、前記ジョブデータを生成し、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記ジョブデータに埋め込むジョブ生成部と、オート・ディテクション・モードに関する設定を前記レジストリに保存するモード設定保存部と、前記ジョブ生成部により生成された前記ジョブデータをスプールする第1のスプーラーと、前記オート・ディテクション・モードに関する設定を前記レジストリから読み出すモード設定読出部と、前記第1のスプーラーから出力された前記ジョブデータから、埋め込まれた前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを抽出するアドレス抽出部と、前記抽出されたIPアドレスに基づき、前記ジョブデータを前記サイトサーバーの前記第2のスプーラーに送信する送信先切替部と、前記レジストリから読み出された前記オート・ディテクション・モードの設定に基づいて、前記送信先切替部の動作を切り替える動作切替部とを備える。
そのため、各PCへの設定の手間を軽減できる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理方法は、本部サイトに設置されたマスターサーバーと、各支店サイトに設置された、画像形成装置、サイトサーバー、およびパーソナルコンピューターとを含んだ情報処理システムにおける情報処理方法であって、ユーザーからジョブ生成の指示を受けたとき、前記マスターサーバーのIPアドレスが設定された、前記パーソナルコンピューターのアドレス問合せ部が、連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記マスターサーバーに問い合わせ、前記マスターサーバーのマッピング管理部が、前記パーソナルコンピューターから来た、前記連携すべきサイトサーバーのアドレス問合せ要求に対し、前記アドレス問合せ要求を送信したパーソナルコンピューターと連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを返信し、前記パーソナルコンピューターの前記アドレス問合せ部が、問い合わせ結果を得、前記パーソナルコンピューターの認証要求部が、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバーに前記ユーザーの認証を要求し、前記サイトサーバーの認証処理部が、前記パーソナルコンピューターから来た、前記ユーザーの認証要求に対し、ユーザー認証を行い、認証結果を返信し、前記サイトサーバーの認可情報提供部が、前記認証処理部による認証が成功したとき、前記ユーザーに対応する、前記画像形成装置の提供する機能のうち、ユーザーが使用可能な機能を定義する認可情報を第1の記憶部から取得して前記認証要求を出した前記パーソナルコンピューターに提供し、前記パーソナルコンピューターの認可情報取得部が、前記連携すべきサイトサーバーの前記認可情報提供部から前記認可情報を取得し、前記パーソナルコンピューターのジョブ生成部が、前記認可情報取得部により取得された前記認可情報に基づいて、前記ジョブデータを生成し、前記パーソナルコンピューターのジョブ生成部が、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記ジョブデータに埋め込み、前記パーソナルコンピューターの第1のスプーラーが、前記ジョブ生成部により生成された前記ジョブデータをスプールし、前記パーソナルコンピューターのアドレス抽出部が、前記第1のスプーラーから出力された前記ジョブデータから、埋め込まれた前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを抽出し、前記パーソナルコンピューターの送信先切替部が、前記抽出されたIPアドレスに基づき、前記ジョブデータを前記サイトサーバーの第2のスプーラーに送信し、前記サイトサーバーの前記第2のスプーラーが、前記パーソナルコンピューターの前記送信先切替部から来た前記ジョブデータをスプールし前記画像形成装置に出力し、前記パーソナルコンピューターのモード設定保存部が、オート・ディテクション・モードに関する設定を第2の記憶部に備えられたレジストリに保存し、前記パーソナルコンピューターのモード設定読出部が、前記オート・ディテクション・モードに関する設定を前記レジストリから読み出し、前記パーソナルコンピューターの動作切替部が、前記レジストリから読み出された前記オート・ディテクション・モードに関する設定に基づいて、前記送信先切替部の動作を切り替える。
以上のように、本発明によれば、各PCへの設定の手間を軽減できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成図である。 従来行われてきた一般的な処理の流れについて概略を説明するための図である。 第1の実施形態における処理の流れについて支店サイトCを例に挙げて概略を説明するための図である。 IPアドレスマッピングテーブル17aの例を示す図である。 ジョブデータへサイトサーバーのIPアドレスを埋め込む際の方法について説明するための図である。 マスターサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図である。 サイトサーバー30が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図である。 PC40が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図である。 事前設定での、情報処理システム1における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 ジョブ生成時の、情報処理システム1における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 プリンタードライバー41aが、オート・ディテクション・モードの設定を記憶部47上のレジストリ内の特定箇所に設定し、送信先切替部41bが、その設定を読み出す様子を示す図である。 PC40が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図である。 情報処理システム1のPC40上での、オート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
[全体構成]
最初に、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成図である。
図に示すように、情報処理システム1は、本部サイトに設置されたマスターサーバー10と、各支店AからCのサイトに設置された、サイトサーバー30Aから30C、画像形成装置20Aから20C、PC40Aから40Cを含んで構成される。これらの機器はネットワーク接続されている。
なお、以下では、各支店の機器を区別する必要が無い場合は、サイトサーバー30、画像形成装置20、PC40と呼ぶ。
マスターサーバー10は、各支店サイトのサイトサーバー30Aから30Cを統括する。
例えば支店Cのサイトでは、ユーザーがPC40Cを用いてサイトサーバー30Cと連携させて印刷ジョブを生成し、生成された印刷ジョブはサイトサーバー30Cに送られスプールされた後、画像形成装置20Cで印刷される。支店AおよびBでも同様である。
各サイトのLAN(Local Area Network)には、異なるセグメントが割り振られている。
例えば、本部サイトのマスターサーバーのIPアドレスは、10.10.10.1であり、支店CのサイトのサイトサーバーのIPアドレスは、10.10.11.1である。
支店AにあるPC40AのIPアドレスは、10.10.13.110であるが、ユーザーがこのPC40Aを持って支店Cのサイトへ出張しネットワークに接続した場合、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)により、新しいIPアドレス10.10.11.102などがPC40Aに割り振られる。
以上、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を説明した。
[従来の一般的な処理の流れ]
次に、比較のために、従来行われてきた一般的な処理の流れについて概略を説明する。図2は、従来行われてきた一般的な処理の流れについて概略を説明するための図である。
支店C'のサイトでは、PC40C'がプリンタードライバー41a'と送信先切替部41b'を備えている。プリンタードライバー41a'および送信先切替部41b'にはサイトサーバー30C'のIPアドレスが設定されている。
印刷ジョブを生成する場合、以下の手順で行われる:
(1)まずプリンタードライバー41a'が、サイトサーバー30C'に対し、ユーザーの認証を要求する。
(2)認証が成功した場合、サイトサーバー30C'から認可情報が提供される。
(3)プリンタードライバー41a'は、提供された認可情報に基づいて印刷ジョブを生成し、送信先切替部41b'に送る。
(4)送信先切替部41b'は、受け取った印刷ジョブをサイトサーバー30C'でスプールさせるために送信する。
(5)サイトサーバー30C'は、スプールした印刷ジョブを画像形成装置20Cに送る。
(6)画像形成装置20Cで印刷が行われる。
以上のように、従来は、プリンタードライバー41a'と送信先切替部41b'に、通信相手となるサイトサーバー30C'のIPアドレスを設定しなければならず手間であった。
また、IPアドレスの設定にデプロイメントツールを用いたとしても、サイトごとにサイトサーバーのIPアドレスは異なるので、サイトの数だけ設定のためのプロパティファイルを用意しなければならず、手間であった。
以上、比較のために、従来行われてきた一般的な処理の流れについて概略を説明した。
[本実施形態における処理の流れ]
次に、本実施形態における処理の流れについて支店サイトCを例に挙げて概略を説明する。図3は、本実施形態における処理の流れについて支店サイトCを例に挙げて概略を説明するための図である。
本実施形態では、PC40Cには、プリンタードライバー41aのみに、マスターサーバー10のIPアドレスが設定されている。
印刷ジョブを生成する場合、以下の手順で行われる:
(1)まず、PC40のプリンタードライバー41aが、マスターサーバー10に対し、自分の連携相手となるサイトサーバーのIPアドレスを問い合わせる。この問い合わせは、PC40のIPアドレス(例えば、10.10.11.101)を伴って行われる。
(2)次に、本部サイトのマスターサーバー10は、自身の持つIPアドレスマッピングテーブル17a(後述)を参照し、PC40の連携相手となるサイトサーバーのIPアドレスを返信する。
(3)次に、連携すべきサイトサーバー30CのIPアドレスを入手したプリンタードライバー41aが、サイトサーバー30Cに対し、ユーザーの認証を要求する。
(4)認証が成功した場合、サイトサーバー30Cから認可情報が提供される。
(5)プリンタードライバー41aは、提供された認可情報に基づいて印刷ジョブを生成し、サイトサーバーのIPアドレスをジョブデータに埋め込んで送信先切替部41bに送る。
(6)送信先切替部41bは、受け取った印刷ジョブからサイトサーバー30Cのアドレスを抽出した後、ジョブデータをサイトサーバー30Cでスプールさせるために送信する。
(7)サイトサーバー30Cは、スプールした印刷ジョブを画像形成装置20Cに送る。
(8)画像形成装置20Cで印刷が行われる。
以上のように、本実施形態では、情報処理システム1内の全てのPCに対し、プリンタードライバーのみにマスターサーバー10のIPアドレスを設定すれば済むので、設定のための手間を大幅に削減することが出来る。
なお、上記では、プリンタードライバー41aと送信先切替部41bとの間でサイトサーバーのアドレスに関する情報を、ジョブデータに埋め込んで受け渡ししている。
これは、例えば、OS(Operating System)がWindows(登録商標)の場合、プリンタードライバー41aと送信先切替部41b(ポートモニタ)の間における直接的なプロセス間通信が禁止されているからである。
以上、本実施形態における処理の流れについて支店サイトCを例に挙げて概略を説明した。
[IPアドレスマッピングテーブルについて]
次に、上述したIPアドレスマッピングテーブル17aについて説明する。図4は、IPアドレスマッピングテーブル17aの例を示す図である。
図に示す例では、各支店サイトに設置してあるPCのIPアドレスが、10.10.11.0から10.10.11.255の範囲にある場合は、連携するサイトサーバーのIPアドレスは、10.10.11.1であることが示されている。
このように、マスターサーバー10は、各支店サイトのPCが自分のIPアドレスを伴って連携すべきサイトサーバーのアドレスを問い合わせたとき、IPアドレスマッピングテーブル17aの右側にあるPCのIPアドレスの範囲を検索し、該当するエントリーのサイトサーバーIPアドレスを返信する。
以上、IPアドレスマッピングテーブル17aについて説明した。
[ジョブデータへのサイトサーバーIPアドレスの埋め込み]
次に、上述した、ジョブデータへサイトサーバーのIPアドレスを埋め込む際の方法について説明する。図5は、ジョブデータへサイトサーバーのIPアドレスを埋め込む際の方法について説明するための図である。
図に示すように、ジョブデータへサイトサーバーのIPアドレスを埋め込む際には、PJL(Printer Job Language、プリンタージョブランゲージ)により行う。
この例では、ジョブデータ中に、PJLコマンドとして「@PJL SET SITESERVERIP="10.10.11.1"」を埋め込んでいる。
サイトサーバーのIPアドレスが埋め込まれたジョブデータは、プリンタードライバー41aから、OS標準のスプーラーである第1のスプーラー41cに出力され、送信先切替部41bに渡される。
以上、ジョブデータへサイトサーバーのIPアドレスを埋め込む際の方法について説明した。
[マスターサーバーの構成]
次に、マスターサーバー10の構成について説明する。マスターサーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。マスターサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図6に示す。
同図に示すように、マスターサーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15(第1の通信部)、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、およびIPアドレスマッピングテーブル17aが記憶される。
通信部15は、PC40A〜C、サイトサーバー30A〜Cと情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
マスターサーバー10のCPU11において実現される機能ブロックは、マッピング管理部11aである。
マッピング管理部11aは、各支店サイトのPC40A〜Cからの、自身のIPアドレスを伴った、サイトサーバーのIPアドレス問合せに対し、IPアドレスマッピングテーブル17aを用いて、連携すべきサイトサーバーのアドレスを返信する。
以上、マスターサーバー10の構成について説明した。
[画像形成装置の構成]
本実施形態で用いる画像形成装置20A〜Cは通常の一般的な画像形成装置を用いれば良いので、構成についての説明は省略する。
[サイトサーバーの構成]
次に、サイトサーバー30の構成について説明する。サイトサーバー30は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。サイトサーバー30が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図7に示す。
同図に示すように、サイトサーバー30は、CPU31、ROM32、RAM33、操作入力部34、通信部35(第2の通信部)、表示部36、および記憶部37(第1の記憶部)を有し、これら各ブロックがバス38を介して接続されている。
ROM32は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM33は、CPU31の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部37は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部37には、OSや各種アプリケーション、各種データ、認可情報37aが記憶される。
認可情報37aは、各ユーザーが画像形成装置上で使用が許可されている機能の一覧である。PC上のプリンタードライバーがジョブを生成する際に参照される。
通信部35は、画像形成装置20およびマスターサーバー10と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU31は、ROM32や記憶部37に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部34から与えられる命令に対応するプログラムをRAM33に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部36及び記憶部37を適宜制御する。
操作入力部34は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部36は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU31においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
サイトサーバー30のCPU31において実現される機能ブロックは、認証処理部31a、認可情報提供部31b、および第2のスプーラー31cである。
認証処理部31aは、プリンタードライバー41aからの認証要求に基づき、ユーザー認証を行う。
認可情報提供部31bは、記憶部37に記憶されている認可情報の中から、ユーザー認証に成功したユーザーの認可情報をプリンタードライバー41aに提供する。
第2のスプーラー31cは、送信先切替部41bから送信されてきた印刷ジョブをスプールした後、適切な画像形成装置20で印刷させるために送信する。
以上、サイトサーバー30の構成について説明した。
[PCの構成]
次に、PC40の構成について説明する。PC40は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。PC40が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図8に示す。
同図に示すように、PC40は、CPU41、ROM42、RAM43、操作入力部44、通信部45(第3の通信部)、表示部46、および記憶部47を有し、これら各ブロックがバス48を介して接続されている。
ROM42は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM43は、CPU41の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部47は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部47には、OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
通信部45は、画像形成装置20およびマスターサーバー10と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU41は、ROM42や記憶部47に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部44から与えられる命令に対応するプログラムをRAM43に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部46及び記憶部47を適宜制御する。
操作入力部44は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部46は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU41においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
PC40のCPU41において実現される機能ブロックは、プリンタードライバー41a、送信先切替部41b、および第1のスプーラー41cである。
プリンタードライバー41aは、画像形成装置に目的のジョブを実行させる為のデバイスドライバーであり、アドレス問合せ部41d、認証要求部41e、認可情報取得部41f、およびジョブ生成部41gを含んで構成される。
送信先切替部41bは、Windows(登録商標) OSで言うところのポートモニタであり、プリンタードライバー41aで生成されたジョブの送信先を切り替える。送信先切替部41bは、アドレス抽出部41hを含んで構成される。
第1のスプーラー41cは、OS標準のスプーラーであり、プリンタードライバー41aで生成されたジョブをスプール後、送信先切替部41bに渡す。
アドレス問合せ部41dは、プリンタードライバー41aに設定されているマスターサーバー10のIPアドレスを用いて、マスターサーバー10に、自身の連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを問い合わせる。
認証要求部41eは、アドレス問合せ部41dがマスターサーバー10から取得したIPアドレスのサイトサーバー30に対し、ジョブを生成するユーザーのユーザー認証を要求する。
認可情報取得部41fは、認証要求部41eが認証要求を出したサイトサーバー30で認証に成功した場合、認証されたユーザーの認可情報を取得する。
ジョブ生成部41gは、認可情報取得部41fが取得した認可情報に基づいて、画像形成装置20で実行させるジョブを生成する。なお、ジョブ生成部41gは、生成するジョブデータの中に、サイトサーバー30のIPアドレスを埋め込む。
アドレス抽出部41hは、サイトサーバー30のIPアドレスが埋め込まれたジョブデータからサイトサーバー30のIPアドレスを抽出する。
以上、PC40の構成について説明した。
[詳細な処理の流れ(事前設定)]
次に、事前設定での、情報処理システム1における処理の流れについて説明する。図9は、事前設定での、情報処理システム1における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザーまたはデプロイメントツールにより、各支店サイトの各PC40のプリンタードライバー41aにマスターサーバー10のIPアドレスを設定する。
以上、事前設定での、情報処理システム1における処理の流れについて説明した。
[詳細な処理の流れ(ジョブ生成時)]
次に、ユーザーからジョブ生成の指示を受けた時の、情報処理システム1における処理の流れについて説明する。図10は、ユーザーからジョブ生成の指示を受けた時の、情報処理システム1における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、PC40のアドレス問合せ部41dが、自身に設定されているマスターサーバー10のIPアドレスを用いて、マスターサーバー10のマッピング管理部11aに、自身が連携すべきサイトサーバー30のIPアドレスを自身のIPアドレスと共に、問い合わせる(ステップS10)。
次に、マッピング管理部11aが、IPアドレスマッピングテーブル17aを参照して、問い合わせに用いられたIPアドレスに対応するサイトサーバー30のIPアドレスを返信する(ステップS11)。
次に、PC40の認証要求部41eが、返信されたサイトサーバー30のIPアドレスを用いて、サイトサーバー30の認証処理部31aに対し、ユーザーの認証を要求する(ステップS12)。
次に、認証処理部31aが、認証処理の結果をPC40に返信すると共に、認証に成功した場合は、認可情報提供部31bが、認証に成功したユーザーに関する認可情報37aを返信し、PC40の認可情報取得部41fが返信された認可情報37aを取得する(ステップS13)。
次に、PC40のジョブ生成部41gが、取得された認可情報37aに基づき、ジョブデータを生成し、サイトサーバー30のIPアドレスをジョブデータ中に埋め込む(ステップS14)。
次に、ジョブ生成部41gは生成したジョブデータを第1のスプーラー41cにスプールする(ステップS15)。
次に、PC40のアドレス抽出部41hが、第1のスプーラー41cから取り出したジョブデータ中から、サイトサーバー30のIPアドレスを抽出する(ステップS16)。
次に、PC40の送信先切替部41bが、抽出したサイトサーバー30のIPアドレスに基づき、取り出したジョブデータをサイトサーバー30の第2のスプーラー31cにスプールするために送信する(ステップS17)。
次に、サイトサーバー30の第2のスプーラー31cが、スプールされたジョブデータを適切な画像形成装置20に送信する(ステップS18)。
次に、画像形成装置20が、受信したジョブデータに基づき、印刷などジョブを実行する(ステップS19)。
以上、ジョブ生成時の、情報処理システム1における処理の流れについて説明した。
以上、第1の実施形態について説明した。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、プリンタードライバー41aのみにマスターサーバー10のIPアドレスを設定することで、ジョブ生成時にプリンタードライバー41aおよび送信先切替部41bから、連携すべきサイトサーバー30へのアクセスを行えるようにした。この仕組みを、以下ではサイトサーバー30のオート・ディテクション・モードと呼ぶ。
第2の実施形態では、情報処理システム1がオート・ディテクション・モードを用いる際の手間をさらに減らす仕組みについて説明する。
オート・ディテクション・モードを用いる場合、第1の実施形態の構成では、プリンタードライバー41aおよび送信先切替部41bに、それぞれ、オート・ディテクション・モードをオンにする設定を行わなければならなかった。
独立した2つのモジュールである、プリンタードライバー41aおよび送信先切替部41bに対して、ユーザーが設定を行うが、例えば不慣れなユーザーの場合、一方のモジュールにオート・ディテクション・モードをオンにする設定を行い、もう一方のモジュールにオン設定をし忘れる可能性があった。
2つのモジュール間でオート・ディテクション・モードのオン・オフ設定が異なった場合、適切にオート・ディテクション・モードを用いることが出来なくなる。
そのため、第2の実施形態では、ユーザーがプリンタードライバー41aのみにオート・ディテクション・モードをオンにする設定を行うと、その設定が送信先切替部41bに伝わり、送信先切替部41bでもオート・ディテクション・モードの設定が自動的にオンになる構成を考える。
[概要]
次に、PC40におけるオート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の概要について説明する。
ユーザーが、プリンタードライバー41aに対して、オート・ディテクション・モードの設定をオンにすると、プリンタードライバー41aは、オート・ディテクション・モードがオンになっていることを示すフラグを、レジストリ内の特定の場所に立てる。
レジストリ内の特定の場所は、送信先切替部41bからも参照可能であり、送信先切替部41bは、オート・ディテクション・モードに関連した動作を行う前に、レジストリ内の特定の場所を参照して、オート・ディテクション・モードがオンになっているか否かを確認し、確認後、オート・ディテクション・モードのオン・オフに対応した動作を行う。
なお、ここでいうオート・ディテクション・モードに関連した動作とは、例えば、オート・ディテクション・モードがオンの場合、送信先切替部41bが、第1のスプーラー41c経由で受け取ったジョブデータからサイトサーバー30のIPアドレスを抽出する動作、または送信先切替部41bが、ユーザーに示すUI(User Interface)画面で、サイトサーバー30のIPアドレスを設定する部分をディセーブルにする動作などである。
図11は、プリンタードライバー41aが、オート・ディテクション・モードの設定を記憶部47上のレジストリ内の特定箇所に設定し、送信先切替部41bが、その設定を読み出す様子を示す図である。
なお、行われる処理の内容は、以下の通りである:
(1)プリンタードライバー41aが、オート・ディテクション・モードの設定をレジストリ47a内の特定箇所に保存する。なお、保存する情報は、オート・ディテクション・モードのオン・オフ情報のみでは無く、オート・ディテクション・モードに付随する各種情報、例えば送信先切替部41bの名称などを含んでもよい。
(2)送信先切替部41bが、オート・ディテクション・モードに関連した動作を行う前に、レジストリ47a内の特定箇所から、オート・ディテクション・モードの設定を読み出す。
(3)送信先切替部41bが、読み出したオート・ディテクション・モードの設定に基づいて、オート・ディテクション・モードに関連した動作を変更する。
以上、PC40におけるオート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の概要について説明した。
[PCの構成]
次に、PC40の構成について説明する。PC40は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。PC40が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図12に示す。
同図に示すように、PC40は、CPU41、ROM42、RAM43、操作入力部44、通信部45、表示部46、および記憶部47(第2の記憶部)を有し、これら各ブロックがバス48を介して接続されている。
ROM42は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM43は、CPU41の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部47は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部47には、OSや各種アプリケーション、各種データ、およびレジストリ47aが記憶される。
レジストリ47aは、CPU41上で動作する各種プログラムの設定値を保存する場所であり、本実施形態の場合は、オート・ディテクション・モードの設定47bを含んでいる。
通信部45は、画像形成装置20およびマスターサーバー10と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU41は、ROM42や記憶部47に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部44から与えられる命令に対応するプログラムをRAM43に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部46及び記憶部47を適宜制御する。
操作入力部44は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部46は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU41においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
PC40のCPU41において実現される機能ブロックは、プリンタードライバー41a、送信先切替部41b、および第1のスプーラー41cである。
プリンタードライバー41aは、画像形成装置に目的のジョブを実行させる為のデバイスドライバーであり、アドレス問合せ部41d、認証要求部41e、認可情報取得部41f、ジョブ生成部41g、およびモード設定保存部41iを含んで構成される。
送信先切替部41bは、Windows(登録商標) OSで言うところのポートモニタであり、プリンタードライバー41aで生成されたジョブの送信先を切り替える。送信先切替部41bは、アドレス抽出部41h、モード設定読出部41j、および動作切替部41kを含んで構成される。
第1のスプーラー41c、アドレス問合せ部41d、認証要求部41e、認可情報取得部41f、ジョブ生成部41g、およびアドレス抽出部41hは、第1の実施形態と同じなので説明は省略する。
モード設定保存部41iは、オート・ディテクション・モードに関する設定をレジストリ47aに保存する。
モード設定読出部41jは、オート・ディテクション・モードに関する設定を必要な都度、レジストリ47aから読み出す。
動作切替部41kは、レジストリ47aから読み出されたオート・ディテクション・モードの設定47bに基づいて、送信先切替部41bの動作を切り替える。
以上、PC40の構成について説明した。
[処理の流れ]
次に、情報処理システム1のPC40上での、オート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の流れについて説明する。図13は、情報処理システム1のPC40上での、オート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、プリンタードライバー41aのモード設定保存部41iが、オート・ディテクション・モードの設定47bをレジストリ47aに保存する(ステップS30)。
次に、送信先切替部41bのモード設定読出部41jが、レジストリ47aからオート・ディテクション・モードの設定47bを読み出す(ステップS31)。
次に、送信先切替部41bの動作切替部41kが、レジストリ47aから読み出したオート・ディテクション・モードの設定47bに基づいて、送信先切替部41bの動作を切り替える(ステップS32)。
以上、情報処理システム1のPC40上での、オート・ディテクション・モードの設定を伝える処理の流れについて説明した。
[補足事項]
なお、上記の説明では、PC40がサイトサーバー30と通信するためにはIPアドレスを用いる事としたが、IPアドレスに代わり、サイトサーバー30のホスト名を用いる構成でもよい。
以上のように、本発明の情報処理システム1は、本部サイトに設置されたマスターサーバー10と、各支店サイトに設置された、画像形成装置20、サイトサーバー30、およびパーソナルコンピューター40とを含み、前記マスターサーバー10は、前記サイトサーバー30および前記パーソナルコンピューター40と通信可能な第1の通信部15と、前記パーソナルコンピューター40から来た、連携すべき前記サイトサーバー30のアドレス問合せ要求に対し、前記アドレス問合せ要求を送信したパーソナルコンピューター40と連携すべきサイトサーバー30のIPアドレスを返信するマッピング管理部11aとを備え、前記サイトサーバー30は、前記マスターサーバー10、前記パーソナルコンピューター40、および前記画像形成装置20と通信可能な第2の通信部35と、前記画像形成装置20の提供する機能のうち、ユーザーが使用可能な機能を定義する認可情報37aが記憶された第1の記憶部37と、前記パーソナルコンピューター40から来た、前記ユーザーの認証要求に対し、ユーザー認証を行い、認証結果を返信する認証処理部31aと、前記認証処理部31aによる認証が成功したとき、前記ユーザーに対応する前記認可情報37aを前記第1の記憶部37から取得して前記認証要求を出した前記パーソナルコンピューター40に提供する認可情報提供部31bと、前記パーソナルコンピューター40から来たジョブデータをスプールし前記画像形成装置20に出力する第2のスプーラー31cとを備え、前記パーソナルコンピューター40は、前記マスターサーバー10および前記サイトサーバー30と通信可能な第3の通信部45と、レジストリ47aを備えた第2の記憶部47と、前記マスターサーバー10のIPアドレスが設定され、前記ユーザーからジョブ生成の指示を受けたとき、前記連携すべきサイトサーバー30のIPアドレスを前記マスターサーバー10に問い合わせ、問い合わせ結果を得るアドレス問合せ部41dと、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバー30に前記ユーザーの認証を要求する認証要求部41eと、前記連携すべきサイトサーバーの前記認可情報提供部31bから前記認可情報37aを取得する認可情報取得部41fと、前記認可情報取得部41fにより取得された前記認可情報37aに基づいて、前記ジョブデータを生成し、前記問い合わせ結果に基づき、前記連携すべきサイトサーバー30のIPアドレスを前記ジョブデータに埋め込むジョブ生成部41gと、オート・ディテクション・モードに関する設定を前記レジストリ47aに保存するモード設定保存部41iと、前記ジョブ生成部41gにより生成された前記ジョブデータをスプールする第1のスプーラー41cと、前記オート・ディテクション・モードに関する設定を前記レジストリ47aから読み出すモード設定読出部41jと、前記第1のスプーラー41cから出力された前記ジョブデータから、埋め込まれた前記連携すべきサイトサーバー30のIPアドレスを抽出するアドレス抽出部41hと、前記抽出されたIPアドレスに基づき、前記ジョブデータを前記サイトサーバー30の前記第2のスプーラー31cに送信する送信先切替部41bと、前記レジストリ47aから読み出された前記オート・ディテクション・モードの設定に基づいて、前記送信先切替部41bの動作を切り替える動作切替部41kとを備える。
そのため、各PCへの設定の手間を軽減したり、設定ミスを低減したり出来る。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 … 情報処理システム
10 … マスターサーバー
11 … CPU
11a… マッピング管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… IPアドレスマッピングテーブル
18 … バス
20A〜C… 画像形成装置
30A〜C… サイトサーバー
31 … CPU
31a… 認証処理部
31b… 認可情報提供部
31c… 第2のスプーラー
32 … ROM
33 … RAM
34 … 操作入力部
35 … 通信部
36 … 表示部
37 … 記憶部
37a… 認可情報
38 … バス
40A〜C… PC
41 … CPU
41a… プリンタードライバー
41b… 送信先切替部
41c… 第1のスプーラー
41d… アドレス問合せ部
41e… 認証要求部
41f… 認可情報取得部
41g… ジョブ生成部
41h… アドレス抽出部
41i… モード設定保存部
41j… モード設定読出部
41k… 動作切替部
42 … ROM
43 … RAM
44 … 操作入力部
45 … 通信部
46 … 表示部
47 … 記憶部
47a… レジストリ
47b… オート・ディテクション・モードの設定
48 … バス

Claims (2)

  1. 本部サイトに設置されたマスターサーバーと、各支店サイトに設置された、画像形成装置、サイトサーバー、およびパーソナルコンピューターとを含み、
    前記マスターサーバーは、
    前記サイトサーバーおよび前記パーソナルコンピューターと通信可能な第1の通信部と、
    前記パーソナルコンピューターから来た、連携すべき前記サイトサーバーのアドレス問合せ要求に対し、前記アドレス問合せ要求を送信したパーソナルコンピューターと連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを返信するマッピング管理部と
    を備え、
    前記サイトサーバーは、
    前記マスターサーバー、前記パーソナルコンピューター、および前記画像形成装置と通信可能な第2の通信部と、
    前記画像形成装置の提供する機能のうち、ユーザーが使用可能な機能を定義する認可情報が記憶された第1の記憶部と、
    前記パーソナルコンピューターから来た、前記ユーザーの認証要求に対し、ユーザー認証を行い、認証結果を返信する認証処理部と、
    前記認証処理部による認証が成功したとき、前記ユーザーが使用可能な機能を定義する前記認可情報を前記第1の記憶部から取得して前記認証要求を出した前記パーソナルコンピューターに提供する認可情報提供部と、
    前記パーソナルコンピューターから来たジョブデータをスプールし前記画像形成装置に出力する第2のスプーラーと
    を備え、
    前記パーソナルコンピューターは、
    前記マスターサーバーおよび前記サイトサーバーと通信可能な第3の通信部と、
    レジストリを備えた第2の記憶部と、
    前記マスターサーバーのIPアドレスが設定され、前記ユーザーからジョブ生成の指示を受けたとき、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記マスターサーバーに問い合わせ、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを含む問い合わせ結果を得るアドレス問合せ部と、
    前記問い合わせ結果に含まれる前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスに基づき、前記連携すべきサイトサーバーに前記ユーザーの認証を要求する認証要求部と、
    前記連携すべきサイトサーバーの前記認可情報提供部から前記ユーザーが使用可能な機能を定義する前記認可情報を取得する認可情報取得部と、
    前記認可情報取得部により取得された前記認可情報に定義される前記機能を使用する前記ジョブデータを生成し、前記問い合わせ結果に含まれる前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記ジョブデータに埋め込むジョブ生成部と、
    オート・ディテクション・モードがオンになっていることを示すフラグを、前記レジストリ内の特定の場所に保存するモード設定保存部
    を有するプリンタードライバーと、
    前記ジョブ生成部により生成された前記ジョブデータをスプールするOS(Operating System)標準のスプーラーである第1のスプーラーと、
    前記レジストリ内の前記特定の場所を参照可能であり、前記オート・ディテクション・モードがオンになっていることを示す前記フラグを、前記レジストリ内の前記特定の場所から読み出すモード設定読出部を有し
    前記モード設定読出部が前記フラグを読み出した場合、前記第1のスプーラーから出力された前記ジョブデータ埋め込まれた前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを抽出し、前記ジョブデータを前記抽出されたIPアドレスに送信して、前記ジョブデータを前記抽出されたIPアドレスにより特定される前記サイトサーバーの前記第2のスプーラーにスプールさせる、前記プリンタードライバーとの直接的なプロセス通信が禁止されているポートモニタである送信先切替部
    を備えた
    情報処理システム。
  2. 本部サイトに設置されたマスターサーバーと、各支店サイトに設置された、画像形成装置、サイトサーバー、およびパーソナルコンピューターとを含んだ情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    ユーザーからジョブ生成の指示を受けたとき、前記マスターサーバーのIPアドレスが設定された、前記パーソナルコンピューターのプリンタードライバーに含まれるアドレス問合せ部が、連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記マスターサーバーに問い合わせ、
    前記マスターサーバーのマッピング管理部が、前記パーソナルコンピューターから来た、前記連携すべきサイトサーバーのアドレス問合せ要求に対し、前記アドレス問合せ要求を送信したパーソナルコンピューターと連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを返信し、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれる前記アドレス問合せ部が、前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを含む問い合わせ結果を得、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれる認証要求部が、前記問い合わせ結果に含まれる前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスに基づき、前記連携すべきサイトサーバーに前記ユーザーの認証を要求し、
    前記サイトサーバーの認証処理部が、前記パーソナルコンピューターから来た、前記ユーザーの認証要求に対し、ユーザー認証を行い、認証結果を返信し、
    前記サイトサーバーの認可情報提供部が、前記認証処理部による認証が成功したとき、前記ユーザーが使用可能な機能を定義する、前記画像形成装置の提供する機能のうち、ユーザーが使用可能な機能を定義する認可情報を第1の記憶部から取得して前記認証要求を出した前記パーソナルコンピューターに提供し、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれる認可情報取得部が、前記連携すべきサイトサーバーの前記認可情報提供部から前記ユーザーが使用可能な機能を定義する前記認可情報を取得し、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれるジョブ生成部が、前記認可情報取得部により取得された前記認可情報に定義される前記機能を使用するジョブデータを生成し、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれるジョブ生成部が、前記問い合わせ結果に含まれる前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを前記ジョブデータに埋め込み、
    前記パーソナルコンピューターの前記プリンタードライバーに含まれるモード設定保存部が、オート・ディテクション・モードがオンになっていることを示すフラグを、前記レジストリ内の特定の場所に保存し、
    前記パーソナルコンピューターのOS(Operating System)標準のスプーラーである第1のスプーラーが、前記ジョブ生成部により生成された前記ジョブデータをスプールし、
    前記パーソナルコンピューターの、前記プリンタードライバーとの直接的なプロセス通信が禁止されているポートモニタである送信先切替部に含まれ、前記レジストリ内の前記特定の場所を参照可能であるモード設定読出部が、前記オート・ディテクション・モードがオンになっていることを示す前記フラグを、前記レジストリ内の前記特定の場所から読み出し、
    前記パーソナルコンピューターの前記送信先切替部が、前記第1のスプーラーから出力された前記ジョブデータ埋め込まれた前記連携すべきサイトサーバーのIPアドレスを抽出し、前記ジョブデータを前記抽出されたIPアドレスに送信して、前記ジョブデータを前記抽出されたIPアドレスにより特定される前記サイトサーバーの第2のスプーラーにスプールさせ
    前記サイトサーバーの前記第2のスプーラーが、前記パーソナルコンピューターの前記送信先切替部から来た前記ジョブデータをスプールし前記画像形成装置に出力する
    情報処理方法。
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