JP6658273B2 - 組立検査支援方法及び組立検査支援プログラム - Google Patents

組立検査支援方法及び組立検査支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、製品に含まれる複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を検査員の目を通じて検査する組立検査を支援するための組立検査支援方法及び組立検査支援プログラムに関する。
一般的に、製品(例えば、自動車の変速機)は、複数の部品を組み立てて製品を生産する組立工程と、製品に含まれる複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤(例えば、部品の組付位置、組付方向、種類、及び/又は色の正誤)を検査する組立検査工程と、を順番に経て完成に至る。中でも、組立検査工程においては、製品に含まれる複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を検査員の目を通じて検査する組立検査を実施している。検査員は、屡々、数百種類以上の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を自身の記憶を頼りに検査しなければならない。
特開2010−271928号公報 特開2002−006919号公報 特開2010−223834号公報 特開2012−185685号公報
しかしながら、前述の通り、検査員は、屡々、数百種類以上の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を自身の記憶を頼りに検査しなければならないため、検査員として組立検査に従事可能となるまでに、長期間に亘る経験を積んで組立検査に関わる習熟度を要求に足るまで十分に高める必要があり、一人前の検査員を育成するまでに、沢山の時間と費用とが掛かるという課題がある。また、人間の記憶は不正確であると共に曖昧であるため、検査員の誤記憶を原因とする過誤をどうしても無くすことはできず、検査員の誤記憶に起因する不具合の流出を完全に防止することは困難であるという課題もある。更に、検査員は、忘却時には、現場と事務所とを行き来して事務所に保管されている基準書を都度参照しに行く必要があるため、沢山の手間と時間とが掛かり非常に煩雑であるという課題もある。
従って、本発明の目的は、検査員の記憶に頼ること無く組立検査を実施することができる組立検査支援方法及び組立検査支援プログラムを提供することにある。
本発明は、製品に含まれる複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を検査員の目を通じて検査する組立検査を支援するための組立検査支援方法であって、前記複数の部品の中の一の部品に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末を装着した前記検査員に前記ウェアラブル端末を通じて表示し、前記ウェアラブル端末を通じて表示した前記一の部品に関しての正しい組立状態を参照して前記一の部品に関しての組立状態の正誤を自身の目を通じて検査した前記検査員のジェスチャを前記ウェアラブル端末によって検出し、前記ウェアラブル端末によって検出した前記検査員のジェスチャに基づいて前記一の部品に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって特定し、前記ウェアラブル端末によって特定した前記一の部品に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって記憶する検査工程と、前記検査工程と同様の手順を前記複数の部品の中の他の部品に関しても繰り返して前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって記憶する繰返工程と、前記ウェアラブル端末によって記憶した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤をデータとして記録する記録工程と、を含んでいる組立検査支援方法を提供する。
前記記録工程においては、前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を前記検査員に前記ウェアラブル端末を通じて表示し、前記ウェアラブル端末を通じて表示した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を確認した前記検査員のジェスチャを前記ウェアラブル端末によって検出し、前記ウェアラブル端末によって検出した前記検査員のジェスチャに基づいて前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の肯否を前記ウェアラブル端末によって特定し、前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の肯定時に前記ウェアラブル端末によって記憶した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤をデータとして記録することが望ましい。
前記記録工程においては、前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の否定時に前記検査工程又は前記繰返工程に戻ることが望ましい。
また、本発明は、前記組立検査支援方法をウェアラブル端末を使用して遂行するように構成されているプログラムを提供する。
本発明によれば、検査員の記憶に頼ること無く組立検査を実施することができる組立検査支援方法及び組立検査支援プログラムを提供することができる。
本発明の組立検査支援方法の概要を説明する概念図である。 本発明の組立検査支援方法の手順を説明する流れ図である。 本発明の組立検査支援方法の手順を説明する流れ図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示す通り、本発明の実施の形態に係る組立検査支援方法は、製品101に含まれる第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての組立状態の正誤を検査員105の目106を通じて検査する組立検査を支援するための方法である。製品101は、第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104とを組み立てて製品101を生産する組立工程と、製品101に含まれる第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての組立状態の正誤を検査する組立検査工程と、を順番に経て完成に至る。
なお、組立検査の対象となる製品は、第1の部品102と、第2の部品103と、第3の部品104と、を含んでいる製品101に限定されることは無く、2種類以下の部品を含んでいても4種類以上の部品を含んでいても構わない。
組立検査支援方法の遂行に際しては、検査員105にウェアラブル端末107を事前に装着しておく必要がある。ウェアラブル端末107は、検査員105の両手の自由が効くように、メガネ又はヘッドバンドを使用して検査員105に装着可能であることが望ましい。ウェアラブル端末107としては、ビュージックスコーポレーション製のM100スマートグラスを採用することができる。
ウェアラブル端末107は、組立検査支援方法を遂行するように構成されている組立検査支援プログラムを搭載している。組立検査支援プログラムは、後述の組立検査支援方法の各ステップをウェアラブル端末107を使用して遂行するように構成されている。組立検査支援プログラムを実行する際は、ウェアラブル端末107を起動すると共に組立検査支援プログラムと別にウェアラブル端末107に搭載されているオペレーティングシステムを事前に実行しておく必要がある。
また、ウェアラブル端末107は、組立検査支援プログラムを実行するために、少なくとも、表示部108と、検出部109と、処理部110と、記憶部111と、を有していることが望ましい。
表示部108は、第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末107を装着した検査員105にウェアラブル端末107を通じて表示するように構成されている。
検出部109は、表示部108によって表示した第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての正しい組立状態を参照して第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての組立状態の正誤を自身の目を通じて検査した検査員105のジェスチャ(例えば、手の動作)を検出するように構成されている。
処理部110は、表示部108と検出部109と記憶部111とを制御すると共に検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての組立状態の正誤を検査した結果(以下、単に検査結果という)を特定するように構成されている。
記憶部111は、処理部110によって特定した検査結果を記憶するように構成されている。
また、記憶部111は、組立検査支援プログラムと、組立検査支援プログラムを実行する際に必要となるオペレーティングシステムと、を事前に記憶している。
更に、処理部110は、記憶部111によって記憶した検査結果をデータとして記録するようにも構成されている。
なお、検出部109は、組立検査の実施中に検査員105のジェスチャを容易に検出することができるように、検査員105にウェアラブル端末107を装着した時に検査員105の耳の外方に臨むように設置されている。
また、表示部108は、組立検査の実施中に検査員105によって表示部108を容易に視認することができるように、検査員105にウェアラブル端末107を装着した時に検査員105の目106に臨むように設置されている。
更に、処理部110と記憶部111は、組立検査の実施中又はウェアラブル端末107の保管中の処理部110と記憶部111の故障を回避することができるように、ウェアラブル端末107に内蔵されている。
また、ウェアラブル端末107は、表示部108と検出部109と処理部110と記憶部111の他にも、撮像部112と、通信部113と、操作部114と、を更に有していることが望ましい。
撮像部112は、識別標識(例えば、バーコード)を読み取って組立検査の対象となる製品と組立検査の担当となる検査員とを識別するように構成されている。但し、表示部108によって検査員105に選択肢を提示し、検査員105のジェスチャによって検査員105に組立検査の対象となる製品と組立検査の担当となる検査員とを選択させることにより、撮像部112を使用すること無く組立検査の対象となる製品と組立検査の担当となる検査員とを識別することもできる。
通信部113は、外部端末115と通信すると共に外部端末115によって事前に記憶した生産指示データ(生産指示書の内容をデータ化したもの)を読み込むように構成されている。但し、記憶部111によって生産指示データを事前に記憶しておき、記憶部111によって記憶した生産指示データを処理部110によって読み込むことにより、通信部113を使用すること無く生産指示データを読み込むこともできる。また、通信部113は、外部端末115と通信すると共に記憶部111によって記憶した検査結果を外部端末115にデータとして記録するようにも構成されている。外部端末115は、製品の生産を統括するサーバからなるため、通信部113によって検査結果を外部端末115にデータとして記録することにより、第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の少なくとも1個の組立状態が正しくない場合に外部端末115によって製品101の生産を自動的に停止させて不良製品の流出を防止することができる。
操作部114は、事前に割り当てられている機能を検査員105の押下に応じて実行するように構成されている。但し、検査員105のジェスチャに機能を事前に割り当てておき、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに事前に割り当てた機能を処理部110によって実行することにより、操作部114を使用すること無く所定の機能を実行することもできる。
なお、撮像部112は、組立検査の実施中に検査員105の前方の様子を捉えることができるように、検査員105にウェアラブル端末107を装着した時に検査員105の目106の前方に臨むように設置されている。
また、通信部113は、組立検査の実施中又はウェアラブル端末107の保管中の通信部113の故障を回避することができるように、ウェアラブル端末107に内蔵されている。
更に、操作部114は、組立検査の実施中に検査員105によって容易に操作することができるように、検査員105にウェアラブル端末107を装着した時に検査員105にとって操作し易い箇所に設置されている。
図2に示す通り、本発明の実施の形態に係る組立検査支援方法S100は、最初のステップS101においては、撮像部112によって識別標識を読み取って組立検査の対象となる製品と組立検査の担当となる検査員とを識別し、次のステップS102を経て読み込むべき生産指示データを特定する。識別標識と組立検査の対象となる製品との紐付及び識別標識と担当となる検査員との紐付は事前にデータベース化して記憶部111又は外部端末115に記憶しておき、処理部110によって記憶部111を参照するか、又は通信部113によって外部端末115を参照することにより、識別標識に基づいて組立検査の対象となる製品と組立検査の担当となる検査員とを識別すると共に次のステップS102を経て読み込むべき生産指示データを特定することが望ましい。
次のステップS102においては、外部端末115と通信部113によって通信すると共に外部端末115によって事前に記憶した生産指示データを通信部113によって読み込む。生産指示データの読み込みが成功した場合は次のステップS103に進み、生産指示データの読み込みが失敗した場合は再び最初のステップS101に戻る。
次のステップS103においては、表示部108によって第1の部品102に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末107を装着した検査員105にウェアラブル端末107を通じて表示する。
次のステップS104においては、表示部108によって表示した第1の部品102に関しての正しい組立状態を参照して第1の部品102に関しての組立状態の正誤を自身の目106を通じて検査した検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。検査員105は、表示部108によって表示した第1の部品102に関しての正しい組立状態と実際の第1の部品102に関しての組立状態とを比較し、図1の例においては、両者が一致しているため、自身の右手を検出部109に臨むように挙げると共に後方から前方に動かし、第1の部品102に関しての組立状態が正しいことをウェアラブル端末107に通知し、ウェアラブル端末107は、第1の部品102に関しての組立状態が正しいことを意図する検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。
次のステップS105においては、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第1の部品102に関しての組立状態の正誤を検査した結果(以下、単に第1の部品102の検査結果という)を処理部110によって特定する。検査員のジェスチャと部品に関しての組立状態の正誤を検査した結果(以下、単に部品の検査結果という)の紐付は事前にデータベース化して記憶部111に記憶しておき、処理部110によって記憶部111を参照することにより、検出部によって検出した検査員のジェスチャに基づいて部品の検査結果を処理部110によって特定することが望ましい。図1の例においては、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第1の部品102に関しての組立状態が正しいことを処理部110によって特定する。
次のステップS106においては、処理部110によって特定した第1の部品102の検査結果を記憶部111によって記憶する。図1の例においては、第1の部品102に関しての組立状態が正しいことを記憶部111によって記憶する。
本明細書においては、ステップS103乃至S106を総称して検査工程と指称する。
次のステップS107乃至S110においては、検査工程と同様の手順を第2の部品103に関しても繰り返して第2の部品103に関しての組立状態の正誤を検査した結果(以下、単に第2の部品103の検査結果という)を記憶部111によって記憶する。即ち、ステップS107においては、ステップS103と同様に、表示部108によって第2の部品103に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末107を装着した検査員105にウェアラブル端末107を通じて表示する。ステップS108においては、ステップS104と同様に、表示部108によって表示した第2の部品103に関しての正しい組立状態を参照して第2の部品103に関しての組立状態の正誤を自身の目106を通じて検査した検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。ステップS109においては、ステップS105と同様に、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第2の部品103の検査結果を処理部110によって特定する。ステップS110においては、ステップS106と同様に、処理部110によって特定した第2の部品103の検査結果を記憶部111によって記憶する。検査員105は、表示部108によって表示した第2の部品103に関しての正しい組立状態と実際の第2の部品103に関しての組立状態とを比較し、図1の例においては、両者が一致していないため、自身の右手を検出部109に臨むように挙げると共に前方から後方に動かし、第2の部品103に関しての組立状態が正しくないことをウェアラブル端末107に通知し、ウェアラブル端末107は、第2の部品103に関しての組立状態が正しくないことを意図する検査員105のジェスチャを検出部109によって検出し、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第2の部品103に関しての組立状態が正しくないことを処理部110によって特定し、第2の部品103に関しての組立状態が正しくないことを記憶部111によって記憶する。
図3に示す通り、同様に、次のステップS111乃至S114においては、検査工程と同様の手順を第3の部品104に関しても繰り返して第3の部品104に関しての組立状態の正誤を検査した結果(以下、単に第3の部品104の検査結果という)を記憶部111によって記憶する。即ち、ステップS111においては、ステップS103と同様に、表示部108によって第3の部品104に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末107を装着した検査員105にウェアラブル端末107を通じて表示する。ステップS112においては、ステップS104と同様に、表示部108によって表示した第3の部品104に関しての正しい組立状態を参照して第3の部品104に関しての組立状態の正誤を自身の目106を通じて検査した検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。ステップS113においては、ステップS105と同様に、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第3の部品104の検査結果を処理部110によって特定する。ステップS114においては、ステップS106と同様に、処理部110によって特定した第3の部品104の検査結果を記憶部111によって記憶する。検査員105は、表示部108によって表示した第3の部品104に関しての正しい組立状態と実際の第3の部品104に関しての組立状態とを比較し、図1の例においては、両者が一致しているため、自身の右手を検出部109に臨むように挙げると共に後方から前方に動かし、第3の部品104に関しての組立状態が正しいことをウェアラブル端末107に通知し、ウェアラブル端末107は、第3の部品104に関しての組立状態が正しいことを意図する検査員105のジェスチャを検出部109によって検出し、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて第3の部品104に関しての組立状態が正しいことを処理部110によって特定し、第3の部品104に関しての組立状態が正しいことを記憶部111によって記憶する。
本明細書においては、ステップS107乃至S110とステップS111乃至S114の夫々を総称して繰返工程と指称する。繰返工程は、製品に含まれる複数の部品に関して繰り返して実施し、最終的に複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を検査した結果を記憶部111によって記憶する。
次のステップS115においては、記憶部111によって記憶した検査結果を検査員105に表示部108によって表示する。図1の例においては、第1の部品102に関しての組立状態が正しく、第2の部品103に関しての組立状態が正しくなく、第3の部品104に関しての組立状態が正しいことを表示部108によって総合的に表示する。
次のステップS116においては、表示部108によって表示した検査結果を確認した検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。検査員105は、表示部108によって表示した検査結果と実際の第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の夫々に関しての組立状態の正誤とを比較し、図1の例においては、両者が一致しているため、自身の右手を検出部109に臨むように挙げると共に上方から下方に動かし、検査結果の承認を肯定することをウェアラブル端末107に通知し、ウェアラブル端末107は、検査結果の承認を肯定することを意図する検査員105のジェスチャを検出部109によって検出する。また、検査員105は、検査結果の承認を否定する場合は、自身の右手を検出部109に臨むように挙げると共に下方から上方に動かすようにする。
次のステップS117においては、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて検査結果の承認の肯否を処理部110によって特定する。検査結果の承認の肯定時はステップS118に進み、検査結果の承認の否定時はステップS111に戻る。但し、検査結果の承認の否定時はステップS111に戻るように限定されることは無く、ステップS103に戻って検査工程を最初からやり直すようにしても構わない。検査員のジェスチャと部品の検査結果の承認の肯否の紐付は事前にデータベース化して記憶部111に記憶しておき、処理部110によって記憶部111を参照することにより、検出部によって検出した検査員のジェスチャに基づいて部品の検査結果の承認の肯否を処理部110によって特定することが望ましい。図1の例においては、検出部109によって検出した検査員105のジェスチャに基づいて検査結果の承認を肯定することを処理部110によって特定する。
次のステップS118においては、検査結果の承認の肯定時に記憶部111によって記憶した検査結果を処理部110によってデータとして記録する。よって、一連の組立検査の結果を外部端末115によって管理して不良製品の流出を防止することができる。
なお、組立検査を通じて製品101に含まれる第1の部品102と第2の部品103と第3の部品104の何れかに関しての組立状態が正しくない時は、製品101を組立工程に戻し、組立状態が正しくない部品に関しての組み立てをやり直して再び組立検査工程に供するようにする。
以上の説明の通り、組立検査支援方法及び組立検査支援プログラムを採用することにより、検査員の記憶に頼ること無く組立検査を実施することができる。
101 製品
102 第1の部品
103 第2の部品
104 第3の部品
105 検査員
106 検査員の目
107 ウェアラブル端末
108 表示部
109 検出部
110 処理部
111 記憶部
112 撮像部
113 通信部
114 操作部
115 外部端末

Claims (4)

  1. 製品に含まれる複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を検査員の目を通じて検査する組立検査を支援するための組立検査支援方法であって、
    前記複数の部品の中の一の部品に関しての正しい組立状態をウェアラブル端末を装着した前記検査員に前記ウェアラブル端末を通じて表示し、前記ウェアラブル端末を通じて表示した前記一の部品に関しての正しい組立状態を参照して前記一の部品に関しての組立状態の正誤を自身の目を通じて検査した前記検査員のジェスチャを前記ウェアラブル端末によって検出し、前記ウェアラブル端末によって検出した前記検査員のジェスチャに基づいて前記一の部品に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって特定し、前記ウェアラブル端末によって特定した前記一の部品に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって記憶する検査工程と、
    前記検査工程と同様の手順を前記複数の部品の中の他の部品に関しても繰り返して前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を前記ウェアラブル端末によって記憶する繰返工程と、
    前記ウェアラブル端末によって記憶した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤をデータとして記録する記録工程と、
    を含んでいる
    ことを特徴とする組立検査支援方法。
  2. 前記記録工程においては、
    前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を前記検査員に前記ウェアラブル端末を通じて表示し、前記ウェアラブル端末を通じて表示した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤を確認した前記検査員のジェスチャを前記ウェアラブル端末によって検出し、前記ウェアラブル端末によって検出した前記検査員のジェスチャに基づいて前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の肯否を前記ウェアラブル端末によって特定し、前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の肯定時に前記ウェアラブル端末によって記憶した前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤をデータとして記録する
    請求項1に記載の組立検査支援方法。
  3. 前記記録工程においては、
    前記複数の部品の夫々に関しての組立状態の正誤の承認の否定時に前記検査工程又は前記繰返工程に戻る
    請求項2に記載の組立検査支援方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の組立検査支援方法をウェアラブル端末を使用して遂行するように構成されている
    ことを特徴とするプログラム。
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