JPWO2017109903A1 - 異常原因推定装置及び異常原因推定方法 - Google Patents
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Abstract
本発明が解決しようとする課題は、原因推定モデルを組み合わせて原因推定を実施することで、より確度の高い診断を可能にすることにある。設備に設置されたセンサのセンサデータを取得するデータ取得部と、前記センサデータに基づいて第一の推定モデルにより設備の異常原因の推定をする第一の推定部と、推定原因とそれを補足する第二の推定モデルとを対応づける対応表を記憶する対応表記憶部と、を有し、対応表により第二の推定モデルが対応づけられた場合に、さらに第二の推定モデルに基づいて異常原因の推定をする第二の推定部と、前記推定原因を表示する表示部と、を備える異常原因推定装置。
Description
本発明の実施形態は、センサで測定したデータを用いて異常原因を推定する装置及び方法に関する。
センサからデータを取得し所望の制御を行う機器、システムでは、安定稼働のため、常に正しい状態で動作しているか自己診断を行いながら、所望の動作を行う。異常状態を検知した場合は、その旨を発報し、作業者や利用者に異常が発生した旨を知らせる。通知を受けた作業者や利用者は、異常状態に陥った原因を特定し、その原因に応じて適切な対処を施す。
エラー発報の際に、システムが検知した異常状態は、検知した時の異常状態であり、その異常に至る原因までは分からない。多数の部品が複雑に組み合わさって稼働するシステムでは、部品同士が互いに影響を及ぼしながら稼働するため、異常発報をした部品に原因があるとは限らない。隣接した部品の故障や、隣接はしていないが故障影響の伝播を繰り返し、構成上離れた他の部品の故障が原因である可能性もある。
故障の起きる原因が分かって初めて、復旧の仕方が明確になるため、原因推定を確からしく、迅速に行うことは、これら復旧作業にかかる工数を抑えることに繋がる。
このように、異常や故障を検知した後の正確かつ迅速な原因究明を支援するシステムとして、診断ルールを用いる方法や機械学習を用いる方法、物理や化学モデルを用いる方法がある。
診断ルールを用いる手法は、例えば「温度計Aの値がBより大きい場合は原因Cである」といったように、専門家の知見や経験則をルール化して診断を行う手法である。機械学習を用いる手法は、例えば原因究明が完了している過去データを機械学習した診断モデルを構築し、過去のどの事例に似ているか分類することにより診断を行う手法である。物理や化学モデルを用いる手法は、例えばシステム構成を物理法則や化学式を用いてシステム挙動をシミュレーションし、シミュレーション結果と計測値の差分を見て、異常の検知や原因の特定を行う手法である。
これらの診断モデルに共通している課題として、診断の確からしさ(確度)を高めることが挙げられる。診断モデルによっては、複数の原因が候補に挙がることや、特定の故障に対し誤判定を起こしやすいケースがあり、より推定確度の高いモデルの構築が必要とされている。
本発明が解決しようとする課題は、原因推定モデルを組み合わせて原因推定を実施することで、より確度の高い診断を可能にすることにある。
実施形態の異常原因推定装置は、設備に設置されたセンサのセンサデータに基づいて前記設備の異常原因を推定する異常原因推定装置であって、前記センサデータを取得するデータ取得部と、前記センサデータに基づいて前記設備の異常原因を推定する第一の推定モデルを記憶する第一の記憶部と、前記第一の推定モデルに基づいて第一の推定原因を得る第一の推定部と、前記第一の推定原因を補足する第二の推定モデルを記憶する第二の記憶部と、前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルとを対応づける対応表を記憶する対応表記憶部と、前記対応表により前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルが対応づけられた場合に、前記第二の推定モデルに基づいて第二の推定原因を得る第二の推定部と、前記第一の推定原因と前記第二の推定原因を表示する表示部と、を有する。
また、実施形態の異常原因推定方法は、設備に設置されたセンサのセンサデータを取得するデータ取得部と、前記設備の異常原因を推定する第一の推定モデルにより第一の推定原因を得る第一の推定部と、前記第一の推定原因とそれを補足する第二の推定モデルとを対応付ける対応表を記憶する対応表記憶部と、前記第二の推定モデルに基づいて第二の推定原因を得る第二の推定部と、を備えた異常原因推定装置における異常原因推定方法であって、前記センサデータを前記データ取得部で取得し、前記第一の推定部において、前記センサデータに基づいて前記第一の推定モデルが前記第一の推定原因を推定し、前記第二の推定部において、前記対応表記憶部に記憶された前記対応表に基づいて前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルが対応づけられた場合に、前記第二の推定モデルが第二の推定原因を推定する方法である。
(第1の実施形態)
図1が第1の実施形態の異常原因推定装置を示すブロック図であり、図2がそのフローチャートである。
図1が第1の実施形態の異常原因推定装置を示すブロック図であり、図2がそのフローチャートである。
第1の実施形態の異常原因推定装置は、診断対象の設備のセンサデータ10を取得するデータ取得部20、第一の推定モデル40Aに基づく原因推定を行う第一の推定部30、第一の推定モデル40Aを記憶する第一の記憶部40、第二の推定モデル60Aに基づく詳細な原因推定を行う第二の推定部50、第二の推定モデル60Aを記憶する第二の記憶部60、対応表70Aを記憶する対応表記憶部70および表示部80を備える。
センサデータ10は、診断対象の設備の各所に配置された多数のセンサが計測しているセンサデータであり、センサごとに計測値、計測時刻から構成される時系列データである。
センサデータ10にはシステム内部の状態変数が含まれてもよい。データ取得部20は、通信手段を備え、設備に設置されたセンサの計測値を常時、または一定タイミングで取得する。設備へは、USBや接続ポート等を用いて接続される。また、設備のメモリに一定以上蓄積されたログデータをSDカードやUSBメモリといった記憶媒体経由で取得しても良い(S201)。
第一の推定部30では、設備のセンサデータ10を入力として、第一の記憶部40内の第一の推定モデル40Aを用いて、異常原因の原因推定を行う(S202)。具体的に、第一の推定部30は、原因推定を行う演算箇所に該当し、第一の記憶部40は、ハードディスク等の記憶装置に該当し、第一の推定モデル40Aは原因推定を行うアルゴリズムを用いたプログラム等に該当する。第一の推定部30での原因推定は、CPU(中央演算処理装置)等の演算装置により実行される。
図3は、第一の推定部30と第一の推定モデル40Aの構成を示している。本実施形態で用いる第一の推定モデル40Aは、入力特徴量リスト41、推定ロジック42、およびモデルメタ情報43を含む。第一の推定部は、特徴算出部31、モデル実行部32、結果整理部33を含む。特徴算出部31では、センサデータ10から、推定ロジック42に必要となる特徴量の算出を行う。推定ロジック42が必要とする特徴量は、入力特徴量リスト41に定義されている。
例えば、センサAの測定データの、ある期間の平均値といった特徴を表現する記述が入力特徴量リスト41にあり、特徴算出部31はそれを解釈して、所望の特徴量を計算する。尚、予め用いる特徴量を決めておくなどして、入力特徴量リスト41を省くことも可能である。
モデル実行部32は特徴算出部31で得た特徴量を用い、推定ロジック42に基づく原因推定を行う。推定ロジック42は、入力した特徴量から、原因推定を行う。ここでいう原因推定とは、各原因である可能性を定量化した値(ここでは確度と呼ぶ)を算出することである。結果整理部33では、最終的に各原因の確度を整理する。図4がその例であり、一意に特定した場合は特定した原因の確度が1となり、複数に絞った場合はそれら原因の確度を1とした例である。元々確度を算出している場合は、その値をそのまま用いる。また、原因名の欄には考えられる原因全てを列挙しても良いが、図4のように主要なもののみを列挙し、それ以外をその他のように整理しても良い。
推定ロジック42としては、機械学習によるロジックを基本としている。機械学習によるロジックは、分類問題を解くアルゴリズムを用いて構築したロジックである。これらアルゴリズムとして、決定木、ランダムフォレスト、SVM(Support Vector Machine)、ニューラルネット等が挙げられる。これらアルゴリズムを組み合わせたアルゴリズムでもよい。
モデルメタ情報43はモデルに関するメタ情報である。入力特徴量41と同様必ずしも必要ではないが、この情報があると、表示部80で利用者により分かり易い表示を提供できる。モデルメタ情報43の例として、モデル名、モデルの正解率、モデルの混合行列、モデルが推定対象とする原因名リストが挙げられる。
第一の推定モデル40Aは、推定されるすべての推定原因を網羅できるアルゴリズムとなっているのが好ましい。
図2のフローチャートに戻って、S203では、第二の推定部50が、S202で得た異常原因の推定原因に対応する第二の推定モデル60Aが第二の記憶部60内に存在するかどうかを、対応表記憶部70内の対応表70Aを調べることにより行う。
第一の推定部30と同様、第二の推定部50は演算箇所に該当し、第二の記憶部60と対応表記憶部70はハードディスク等の記憶装置に該当し、第二の推定モデルは原因推定を行うアルゴリズムを用いたプログラム等に該当する。第二の推定部50での原因推定は、CPU等の演算装置を用いて実行される。また、第一の記憶部40、第二の記憶部60、対応表記憶部70に該当する記憶装置は、同一の記憶装置を用いても良い。
対応表70Aと第二の推定モデル60Aは、過去のデータや経験則からあらかじめ作成されるものである。具体的には、過去のデータから第一の推定モデル40Aで推定した結果が、複数の推定原因を含んでいた場合や、推定原因が実際の推定原因とは異なっていた場合(間違いやすい推定原因がある場合)に、推定原因を補足する第二の推定モデル60Aの構築を行う。第一の推定部30での推定原因と、構築された第二の推定モデル60Aとの対応関係を表として作成したのが対応表70Aである。つまり、第二の推定モデル60Aは、第一の推定部30の推定原因の確度を高めるために用いるモデルである。
第一の推定部30の推定原因により、選択する第二の推定モデル60Aが異なるため、対応表70Aを用いて、追加で推定を行うべき第二の推定モデル60Aの対応付けをする。
対応表70Aを用いることにより、第二の推定モデル60Aの抽出を容易にできる。
図6が対応表70Aの一例である。推定原因と第二の推定モデル60Aとの対応付けをする。また、推定原因の確度による条件式を用いて第二の推定モデル60Aと対応付けすることもできる。
S203において、第一の推定部30の推定原因と対応表70Aを比較し、推定原因に該当する第二の推定モデルが存在すれば(Yesの場合)、S204へ進み、そうでない場合は、S205へと進む。
S204では、第二の推定部50で、対応表記憶部70内の対応表70Aから得られた第二の推定モデル60Aを用いた詳細な原因推定を行う。図7は、第二の推定部50と第二の推定モデル60Aの構成図である。図3と図7を比べると、第二の推定部50に第二の推定モデル選択部51が加わっていて、その他は第一の推定部30と同じような特徴算出部52、モデル実行部53、および結果整理部54を備える。第二の推定部50は、対応表70Aから用いる第二の推定モデル60Aを決める箇所である。第二の推定モデルが決まれば、残る動作は第一の推定部30と同じように原因推定を行うため、説明を省く。
S203がNoの場合または、S204が終了した後は、S205で第一の推定部30の推定原因あるいは、第一の推定部30と第二の推定部50の両方の推定原因を表示部80に表示する。つまり、S203がNoの場合、表示部80には第一の推定モデルの推定原因、推定確度を利用者に分かり易いように表示をする。S203がYesの場合、表示部80には第一の推定モデルの推定原因だけでなく、第二の推定モデルに基づく詳細な推定原因も併せて表示することができる。表示部80は、コンピュータのモニターや、携帯端末の液晶モニター等に該当する。
図8は、第一の推定モデルに基づいた推定原因および第二の推定モデルの推定原因を並べた画面表示の一例を示している。図8の左側には、第一の推定モデル40Aの診断確度の昇順に棒グラフで表示した例であり、第一の推定モデル40Aの各原因AおよびBの再現率を折れ線グラフで表現している。再現率を表示するには、モデルメタ情報43に混合行列があることが前提である。混合行列とは、診断ロジックの診断結果と実際の結果を整理した表である(図9)。図9の例の場合、原因Aを原因Aと正しく診断した回数は10回であり、原因Cを原因Bと誤って診断した回数は1回である。再現率とは診断ロジックの診断結果の確からしさを表した指標であり、特定の推定原因に対し、その推定原因が正しかった割合となる。図9の例では、原因Aの再現率は10/17、原因Bの再現率は5/9原因Cの再現率は1/3となる。
図8の右側には、第二の推定モデルに基づいたより詳細な診断結果を円グラフで表現しており、第二の推定モデルの名前であるモデルABやその診断正解率を表示している。
実施形態の異常原因推定装置の推定ロジック42に関するアルゴリズムは、機械学習によるロジックを基本とするが、それ以外にもルールベースのロジックや物理または化学モデルによるロジックも考えられる。
図5がルールベースによるロジックの例であり、if−thenルールによる例である。原因A、B、Cのいずれかを原因推定する際に、特徴算出部31で算出された特徴量に閾値を設けて場合分けすることにより行う。この場合、特徴量Aが90、特徴量Bが70、特徴量Cが100であれば原因Bまたは原因Cと推定し、特徴量Aが90、特徴量Bが40、特徴量Cが100であればその他と推定する。これらの閾値は、過去のデータや経験則に基づき決定される。
物理または化学モデルによるロジックは、対照するシステム挙動のシミュレーションを行い、実測値とシミュレーション値の乖離を見て異常原因を推定する方法である。このように、機械学習以外にも推定原因を得るためには様々なロジックを取り得る。
以上のように、第1の実施形態によれば、第一の推定モデル40Aによる推定原因を補足する第二の推定モデル60Aによる推定も行うため、第一の推定モデル40A単体で推定する時よりも確度の高い原因推定を可能にする。また、対応表70Aにより、第一の推定部30での推定原因の確度を向上する第二の推定モデル60Aの抽出を容易にできる。
(第1の実施形態の第1の変形例)
図10は、原因推定処理のフローチャートの第1の変形例である。図2と異なるのは処理S1001であるため、その部分の説明を行う。処理S1001は対応表が存在している場合、第二の推定モデルを用いた推定を行うか利用者に確認するプロセスである。利用者が推定を希望する場合には、第二の推定モデルによる原因推定を行う(S204)。利用者が推定を希望しない場合は(例えば、推定指示がないとき)、第二の推定モデルの推定を行わずに推定原因の表示を行う(S205)。
図10は、原因推定処理のフローチャートの第1の変形例である。図2と異なるのは処理S1001であるため、その部分の説明を行う。処理S1001は対応表が存在している場合、第二の推定モデルを用いた推定を行うか利用者に確認するプロセスである。利用者が推定を希望する場合には、第二の推定モデルによる原因推定を行う(S204)。利用者が推定を希望しない場合は(例えば、推定指示がないとき)、第二の推定モデルの推定を行わずに推定原因の表示を行う(S205)。
図11が利用者に推定モデルを使うか聞く際の画面表示の例である。第一の推定モデルの表示は、図8と同じである。このとき、原因Aと原因Bの確度、再現率とも同程度に高い。対応表70Aより、モデルABとモデルAB+が候補に挙がったとする。モデルABは原因Aと原因Bのどちらかであるかを診断するモデルであり、モデルAB+は原因Aと原因Bが同時に発生しているか診断するモデルとする。この情報は診断対象(図11)を見ることで利用者は得ることが出来る。診断対象はモデルメタ情報63にこの情報を登録しておくことで、出力できる。同様に正解率もモデルメタ情報63に登録することで、図11のように利用者に提示できる。利用者はこれら情報を参考にして、推定するかを検討し、推定する場合は選択チェックリストに印をつけ、選択モデルによる推定実行ボタンの押下により装置に推定するモデルを知らせる。
図11のように、利用者に第二の推定モデル一覧を閲覧できるようにすることで、システムが選択した第二の推定モデル以外のモデルの実行も可能にできる。
以上のように第1の実施形態の変形例1では、利用者が第二の推定部50での原因推定を行うにあたり、どの推定モデルを用いるかを選択できるため、異常原因の診断に詳しい利用者の場合は、より確度の高い推定原因を得ることができる。
(第1の実施形態の第2の変形例)
図12は、原因推定処理のフローチャートの第2の変形例である。図2では、第一の推定モデル40Aでの推定のあと、第二の推定モデル60Aでの推定は1回のみとなるが、図12では、第二の推定モデル60Aに対する第二の推定モデル60Aの推定も行う。
図12は、原因推定処理のフローチャートの第2の変形例である。図2では、第一の推定モデル40Aでの推定のあと、第二の推定モデル60Aでの推定は1回のみとなるが、図12では、第二の推定モデル60Aに対する第二の推定モデル60Aの推定も行う。
第二の推定部50では、例えばABCの確度が高かった場合は、1回の原因推定では結果を特定できない可能性があるためである。その場合は、第二の推定部50での推定原因と第二の推定モデルを対応表70Aにより対応づけをし、第二の推定モデルによる第二の推定モデルの推定を行う。第二の推定部50での推定原因と第二の推定モデルが対応表70Aで対応づけられなくなるまで、この原因推定を繰り返す。そのためには、各第二の推定モデル60Aの対応表70Aも定義する必要がある。
以上のように第1の実施形態の変形例2では、第二の推定部50で推定された推定原因が複数あった場合に、さらに第二の推定部50の推定原因と第二の推定モデルを対応表70Aで対応付けることにより推定原因を一意に決定できる。
(第2の実施形態)
図13が第2の実施形態を示すブロック図である。本実施形態の実施手順としては、原因推定を行う手順と第二の推定モデルを構築する手順とがある。前者は第1の実施形態と変わらないため、本実施形態で新しく増えた、第二の推定モデルを構築する手順を説明する。図14がこの手順のフローチャートであり、手順にそって、図13の構成要素を説明する。
図13が第2の実施形態を示すブロック図である。本実施形態の実施手順としては、原因推定を行う手順と第二の推定モデルを構築する手順とがある。前者は第1の実施形態と変わらないため、本実施形態で新しく増えた、第二の推定モデルを構築する手順を説明する。図14がこの手順のフローチャートであり、手順にそって、図13の構成要素を説明する。
まず、センサ異常データ記憶部100にあるセンサ異常データを用いて、モデル評価部90により、第一の推定モデル40Aの評価を行う(S1401)。センサ異常データ記憶部は、センサ異常データを格納したデータベースに該当し、ハードディスク、USBメモリ、ROM等に記憶されているものである。また、センサ異常データ記憶部が外部サーバ等にあり、そこからセンサ異常データを取得しても良い。モデル評価部90は、演算箇所に当たり、CPU等により処理される。
センサ異常データとは、過去に設備の異常が発生した際の、センサデータ10に異常の原因が付与されたデータである。モデル評価部90は、センサ異常データ記憶部100のデータを用いて、第一の推定モデル40Aの評価を行う。評価の手順は、図2のS202と同様であり、評価結果として、各データの診断結果や混合行列を算出する。診断結果はセンサ異常データ毎に各原因の確度を算出したもので、図15のように整理できる。
混合行列は診断結果と実際の結果の発生数を整理したもので、図9のように整理する。診断結果の算出は、図15の確度を基に計算する。最も確度が高い原因を選出しても良いし、各原因に閾値を設けて、閾値以上のものを全て選出しても良い。閾値と確度の比や差を利用して、選出しても良い。複数選出した場合は、図16のように「原因Aまたは原因C」といった列が含まれる混合行列となる。異常原因が複数の原因の組み合わせで起きていた場合は、図16のように「原因Aと原因C」といった行が含まれる混合行列となる。
続いて、複数原因向け第二の推定モデル作成処理(S1402)に移る。ここでは、第一の推定モデル40Aの推定原因が複数であった場合に、複数の候補から絞る推定を行う第二の推定モデルを作成する。図17が詳細な手順となる。まず、複数原因を推定する事例が高頻度であるかを確認する(S1701)。これは混合行列から確認できる。
図16の例では、「原因Aまたは原因C」と推定することがあり、その発生数はその列の総和となる。発生数が高頻度であるかどうかは、閾値を設定することで判定できる。閾値は絶対的な数を設定しても良いし、センサ異常データ数の比で設定しても良い。
高頻度でなかった場合(S1701のNo)は、処理を終了する。高頻度であった場合(S1701のYes)は、モデル構築部110にて、複数原因のセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100より取得する(S1702)。図16のケースであれば、実際の原因が原因Aのセンサ異常データと原因Cであるセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100から取得する。
続いて、取得したセンサ異常データを用い、モデル構築部110にて、複数原因を分類するモデルを構築する(S1703)。図16のケースであれば、原因Aのセンサ異常データと原因Cのセンサ異常データの分類問題として、モデルの構築を行う。モデルの構築は一般的な機械学習を用いて行う。主なアルゴリズムとして、決定木、ランダムフォレスト、SVM、ニューラルネット等が挙げられる。
本実施例の第二の推定モデル60Aでは、第一の推定モデル40Aでの推定原因のうち、判別し難い推定原因に対して第二の推定モデル60Aを構築するため、第1の実施形態の第二の推定モデル60Aとは構成が異なる場合がある。
続いて、モデル構築部にて、構築した第二の推定モデルを評価する(S1704)。評価はセンサ異常データ記憶部のセンサ異常データを用いて行う。センサ異常データには、異常の原因が付与されているので、構築された第二の推定モデルをセンサ異常データで評価することによりモデルの確度が解る。主にモデル化の当てはめ誤差や、交差検定を用いて確度を計算する。この際、複数の分類アルゴリズムを採用し、最も評価結果の高いモデルを選択することもできる。モデル構築部110は、アルゴリズムを用いたプログラムであり、構築したモデルの確度を評価する演算箇所でもある。これらの計算の実行はCPU等を用いて行う。
続いて、評価結果(S1705)の良し悪しを判断して第二の推定モデルを採用するか決める。採用するかは、正解率やF値の閾値で判定する。図14のS1401の第一の推定モデルの評価結果から第一の推定モデルよりも確度が高くなる閾値を設定する。評価結果が悪い場合(S1705の悪い)は、そのまま処理が終了する。評価結果が良い場合(S1705の良い)は、モデル更新部120により、第二の記憶部60内の第二の推定モデル60Aと対応表記憶部70内の対応表70Aを更新する(S1706)。
S1702での処理の際、図16のケースであれば、実際の原因が原因Aのセンサ異常データと原因Cであるセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100から取得すると説明したが、原因Aと原因Cが同時に生じるセンサ異常データの取得も行い、S1703にて3ケースを分類するモデルを構築しても良い。
S1701にて複数原因の発生数が高頻度である原因の組み合わせが複数存在する場合は、その組み合わせ数分S1702−S1705の処理を繰り返しても良い。
続いて、間違いやすい結果向け第二の推定モデル作成処理(図14のS1403)に移る。ここでは、第一の推定モデル40Aの推定原因に間違い易いケースがあった場合、誤った推定をしていないか確認する第二の推定モデルを作成する。図18が詳細な手順となる。まず、原因推定を間違える事例が高頻度であるかを確認する(S1801)。これは混合行列から確認できる。図19の例では、原因Bと推定したが、実際の原因がAであり誤った推定が多いケースである。発生数が高頻度であるかどうかは、閾値を設定することで判定できる。閾値は絶対的な数を設定しても良いし、センサ異常データ数の比で設定しても良い。
高頻度でなかった場合(S1801のNo)は、処理を終了する。高頻度であった場合(S1801のYes)は、モデル構築部110にて、間違いやすいセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100より取得する(S1802)。取得するデータは、間違いやすい事例に応じ、決定する。図19のケースであれば、原因Aの事例を原因Bと誤る事例は多いが、原因Bの事例を原因Aと誤る事例が少ない。そのため、第一の推定モデル40Aが原因Bと推定した事例の中で、原因Aと原因Bの区別が難しいと判断できる。そのため、S1802では、第一の推定モデル40Aが原因Bと推定した事例の内、実際の原因が原因Aと原因Bであるデータを取得し、S1803でこれらを分類するモデルを作成する。
図20のケースであれば、原因Aの事例を原因Bと誤る事例も、原因Bの事例を原因Aと誤る事例も多い。そのため、原因Aと原因Bの分類自体が難しい問題であると判断できる。そのため、S1802では、実際の原因が原因Aと原因Bであるデータを取得し、S1803でこれらを分類するモデルを作成する。
図21のケースでは、原因Aの事例を原因Bと誤る事例も原因Cの事例を原因Bと誤る事例も多い。その逆はどちらも成立していないため、原因Bと推定した事例の中で、原因Aと原因Bと原因Cの区別が難しいと判断できる。そのため、S1802では、第一の推定モデル40Aが原因Bと推定した事例の内、実際の原因が原因Aと原因Bと原因Cであるデータを取得し、S1803でこれらを分類するモデルを作成する。
以降の処理であるS1803−S1806は図17のS1703−S1706と同じであるため、説明は割愛する。
図14では、複数原因向け第二の推定モデル作成処理(S1402)と間違いやすい結果向け第二の推定モデル作成処理(S1403)の両方を行う手順を紹介したが、どちらか一方のみを実施するのでも構わない。
以上のように、第2の実施形態によれば、第一の推定モデル40Aの推定原因が複数の推定原因を生じる場合や第一の推定モデル40Aの推定原因に間違いやすい推定原因がある場合に、過去のセンサ異常データを基に推定確度の高いモデルを自動で構築し再度推定を行うことで、より確度の高い原因推定を可能にする。
(第3の実施形態)
図22が第3の実施形態を示すブロック図である。実施手順としては、原因推定を行う手順と、第二の推定モデル60Aを構築する手順と外部から指定したモデルを構築する手順がある。原因推定を行う手順は第1の実施形態と、第二の推定モデル60Aを構築する手順は第2の実施形態と変わらないため、第3の実施形態で新しく増えた外部から指定したモデルを構築する手順を説明する。その手順が図23のフローチャートである。
図22が第3の実施形態を示すブロック図である。実施手順としては、原因推定を行う手順と、第二の推定モデル60Aを構築する手順と外部から指定したモデルを構築する手順がある。原因推定を行う手順は第1の実施形態と、第二の推定モデル60Aを構築する手順は第2の実施形態と変わらないため、第3の実施形態で新しく増えた外部から指定したモデルを構築する手順を説明する。その手順が図23のフローチャートである。
まず、外部要求取得部130で、外部からの要求を取得する。ここで外部からの要求とは、作成するモデルのスペックであり、モデルの学習データ、モデルのアルゴリズムについての情報である。モデルの学習データのスペックとして、実際の原因やデータが得られた期間等が挙げられる。外部からの要求を取得したら、モデル構築部110にて、外部から指定したセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100より取得する(S2302)。続いて、取得したセンサ異常データと外部指定のアルゴリズムを用い、モデル構築部110で第二の推定モデル60Aを構築する(S2303)。
次に、第二の推定モデル60Aの評価を行い(S2304)、評価結果が良の場合は、モデル更新部120で、第二の記憶部60と対応表記憶部70内の対応表70Aを更新する(S2306)。この手順は、S1704−1706と同じであるため、説明は省略する。
以上のように、第3の実施形態によれば、外部から指定した第二の推定モデル60Aの構築が可能となる。利用者が異常原因の診断に詳しく、既に異常原因を絞ることが出来ている場合に、絞った原因から第二の推定モデル60Aを構築できる。そのため、利用者が意図した推定を行うことが可能となり、推定確度の向上に繋がる。
(第4の実施形態)
図24が第4の実施形態を示すブロック図である。第3の実施形態では、外部から指定した第二の推定モデル60Aの構築が可能であるのに対して、本実施形態では、外部から指定した第一の推定モデル40Aの構築が可能である。
図24が第4の実施形態を示すブロック図である。第3の実施形態では、外部から指定した第二の推定モデル60Aの構築が可能であるのに対して、本実施形態では、外部から指定した第一の推定モデル40Aの構築が可能である。
ここでは、外部要求取得部130で外部からの要求を取得し、モデル構築部110で外部指定のセンサ異常データをセンサ異常データ記憶部100より取得する(S2502)。取得したセンサ異常データと外部指定のアルゴリズムを用い、モデル構築部110で第一の推定モデル40Aを構築する(S2503)。次に、モデル構築部110で構築した第一の推定モデル40Aの評価を行い(S2504)、評価結果が良の場合は、モデル更新部120で第一の記憶部40を更新する(S2506)。
第一の推定モデル40Aを変更するため、対応表70A及び第二の推定モデル60Aについても定義し直すことが好ましい。
以上のように、第4の実施形態によれば、外部から指定した第一の推定モデル40Aの構築が可能になる。新たな異常原因が発生した場合など第一の推定モデル40Aを構築し直す必要が生じた場合や、第一の推定モデル40Aを定義し直してより確度の高い推定を行いたい場合に、外部からの指定により第一の推定モデル40Aを構築できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 センサデータ
20 データ取得部
30 第一の推定部
31 特徴算出部
32 モデル実行部
33 結果整理部
40 第一の記憶部
40A 第一の推定モデル
41 入力特徴量リスト
42 推定ロジック
43 モデルメタ情報
50 第二の推定部
51 第二の推定モデル選択部
52 特徴算出部
53 モデル実行部
54 結果整理部
60 第二の記憶部
60A 第二の推定モデル
61 入力特徴量リスト
62 推定ロジック
63 モデルメタ情報
70 対応表記憶部
70A 対応表
80 表示部
90 モデル評価部
100 センサ異常データ記憶部
110 モデル構築部
120 モデル更新部
130 ユーザ要求取得部
20 データ取得部
30 第一の推定部
31 特徴算出部
32 モデル実行部
33 結果整理部
40 第一の記憶部
40A 第一の推定モデル
41 入力特徴量リスト
42 推定ロジック
43 モデルメタ情報
50 第二の推定部
51 第二の推定モデル選択部
52 特徴算出部
53 モデル実行部
54 結果整理部
60 第二の記憶部
60A 第二の推定モデル
61 入力特徴量リスト
62 推定ロジック
63 モデルメタ情報
70 対応表記憶部
70A 対応表
80 表示部
90 モデル評価部
100 センサ異常データ記憶部
110 モデル構築部
120 モデル更新部
130 ユーザ要求取得部
Claims (5)
- 設備に設置されたセンサのセンサデータに基づいて前記設備の異常原因を推定する異常原因推定装置であって、
前記センサデータを取得するデータ取得部と、
前記センサデータに基づいて前記設備の異常原因を推定するための第一の推定モデルを記憶する第一の記憶部と、
前記第一の推定モデルに基づいて第一の推定原因を得る第一の推定部と、
前記第一の推定原因を補足する第二の推定モデルを記憶する第二の記憶部と、
前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルとを対応づける対応表を記憶する対応表記憶部と、
前記対応表により前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルが対応づけられた場合に、前記第二の推定モデルに基づいて第二の推定原因を得る第二の推定部と、
前記第一の推定原因と前記第二の推定原因を表示する表示部と、
を備える異常原因推定装置。 - 前記設備が異常を発生した際のセンサデータに前記設備の異常原因が付与されたセンサ異常データを蓄積したセンサ異常データ記憶部と、
前記センサ異常データに基づいて前記第一の推定モデルの評価結果を得るモデル評価部と、
前記モデル評価部の評価結果に基づいて第二の推定モデルの構築を行うモデル構築部と、
構築された前記第二の推定モデルに応じて、前記第二の記憶部と前記対応表記憶部を更新するモデル更新部と、
を備える請求項1に記載の異常原因推定装置。 - 前記設備が異常を発生した際のセンサデータに前記設備の異常原因が付与されたセンサ異常データを蓄積したセンサ異常データ記憶部と、
前記センサ異常データに基づいて前記第一の推定モデルの評価結果を得るモデル評価部と、
外部からの要求を取得する外部要求取得部と、
前記モデル評価部の評価結果と前記外部要求取得部のデータに基づいて第二の推定モデルの構築を行うモデル構築部と、
構築された前記第二の推定モデルに応じて、前記第二の記憶部と前記対応表記憶部を更新するモデル更新部と、を備える請求項1に記載の異常原因推定装置。 - 前記設備が異常を発生した際のセンサデータに前記設備の異常原因が付与されたセンサ異常データを蓄積したセンサ異常データ記憶部と、
前記センサ異常データに基づいて前記第一の推定モデルの評価結果を得るモデル評価部と、
外部からの要求を取得する外部要求取得部と、
前記モデル評価部の評価結果と前記ユーザ要求取得部のデータに基づいて第一の推定モデルの構築を行うモデル構築部と、
構築された第一の推定モデルに応じて、前記第一の記憶部を更新するモデル更新部と、を備える請求項1に記載の異常原因推定装置。 - 設備に設置されたセンサのセンサデータを取得するデータ取得部と、前記設備の異常原因を推定するための第一の推定モデルにより第一の推定原因を得る第一の推定部と、前記第一の推定原因とそれを補足する第二の推定モデルとを対応付ける対応表を記憶する対応表記憶部と、前記第二の推定モデルに基づいて第二の推定原因を得る第二の推定部と、を備えた異常原因推定装置における異常原因推定方法であって、
前記センサデータを前記データ取得部で取得し、
前記第一の推定部において、前記センサデータに基づいて前記第一の推定モデルが前記第一の推定原因を推定し、
前記第二の推定部において、前記対応表記憶部に記憶された前記対応表に基づいて前記第一の推定原因と前記第二の推定モデルが対応づけられた場合に、前記第二の推定モデルが第二の推定原因を推定する異常原因推定方法。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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