JP6658036B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。より詳細には、記録媒体を、トナー像が形成された像担持体と表面が発泡弾性体からなる転写ローラーとの間のニップ部を通過させて、記録媒体に像担持体に形成されたトナー像を転写させるようにした画像形成装置において、転写ローラーの表面における発泡弾性体の発泡孔に入り込んだ放電生成物を除去して、転写ローラーからの放電生成物に起因する白抜けの画像不良を抑制するようにした点に特徴を有するものである。
従来から、感光ドラム、中間転写ベルト等の像担持体に転写ローラーを接触させて、転写ローラーと像担持体とのニップ部を通過する記録媒体に、像担持体に形成されたトナー像を転写させるようにした、図10に示すような画像形成装置が広く用いられている。
この画像形成装置1においては、図10に示すように、画像形成装置1内に4つのイメージングカートリッジ10A〜10Dを装着させるようにしている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dには、感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電装置12と、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置20と、感光体11の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に転写させた後に残留するトナーを感光体11の表面から除去するクリーニング装置14とが設けられている。また、帯電された各感光体11の表面には、露光装置70から画像情報に応じた露光が行われ、各感光体11の表面に静電潜像が形成される。中間転写ベルト2は、無端状ベルトで形成され、駆動ローラー21とバックアップローラー22に掛け渡されている。
そして、この画像形成装置1において、フルカラーの画像形成を行うにあたっては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各現像装置20に、黒色、黄色、マゼンダ色、シアン色の異なった色彩のトナーを収容させ、各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー像を形成する。
次いで、このように各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー像を、一次転写ローラー13で押圧された中間転写ベルト2に順々に転写させて、この中間転写ベルト2の上にフルカラーのトナー像を形成する。
一方、給紙ローラー3により記録媒体Sを給紙し、タイミングローラー4によってこの記録媒体Sを適当なタイミングで前記の中間転写ベルト2と転写ローラー5との間に導くようにする。そして、中間転写ベルト2上に形成された前記のフルカラーのトナー像を、バックアップローラー22と転写ローラー5との間に形成される転写バイアス電圧によってこの記録媒体Sに転写させる。一方、記録媒体Sに転写されずに中間転写ベルト2上に残ったトナーをベルトクリーニング装置6によって中間転写ベルト2から除去させる。
そして、前記のようにフルカラーのトナー像が転写された記録媒体Sを定着装置7に導き、前記のフルカラーのトナー像を記録媒体Sに定着させた後、この記録媒体Sを排紙ローラー8により排紙させるようにしている。
ここで、転写ローラー5を像担持体としての中間転写ベルト2に接触させて記録媒体Sに転写させる画像形成装置1では、中間転写ベルト2上のトナー像を記録媒体Sに転写させるために、転写ローラー5には1000〜4000V程度の転写バイアス電圧が印加される。そして、このような高電圧が印加されると、中間転写ベルト2と転写ローラー5との間、又は記録媒体Sと転写ローラー5との間で放電現象が発生し、この放電現象により、転写ローラー5と中間転写ベルト2との間のニップ部周辺で、オゾン(O )やNOx等の放電生成物が発生する。ここで、前記のように表面に発泡弾性体を設けた転写ローラー5を用いた場合、この放電生成物が転写ローラー5表面の発泡弾性体における発泡孔に滞留する。
そして、このように転写ローラー5の発泡弾性体の内部に放電生成物が滞留すると、転写ローラー5から中間転写ベルト2に転移する放電生成物によって、記録媒体S上に転写される画像に白抜けが発生して画像不良が生じることがある。以下に、画像に白抜けが発生するメカニズムにつき、図11を参照して説明する。
ここで、前記の画像形成装置1において、前記のように中間転写ベルト2上のトナー像を記録媒体Sに転写させるために、表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラー5に1000〜4000V程度の高電圧の転写バイアス電圧が印加させると、図11(a)に示すように、中間転写ベルト2と転写ローラー5又は記録媒体Sと転写ローラー5の間で放電現象が発生する。この放電現象により、転写ローラー5のニップ部の周辺にオゾン(O )などの放電生成物が発生し、ニップ部や転写ローラー5の発泡弾性体の発泡孔内に放電生成物が滞留した状態となる。
そして、画像形成装置1の駆動が停止されると、図11(b)に示すように、転写ローラー5表面の発泡弾性体内から徐々に放電生成物25が析出して、中間転写ベルト2上に放電生成物25が転移され、図11(c)に示すように、このように中間転写ベルト2上に転移した放電生成物25が吸湿するようになる。
次いで、図11(d)に示すように、このように中間転写ベルト2上の放電生成物25が吸湿された状態で画像形成を行うと、中間転写ベルト2上に形成されたトナー像におけるトナーが放電生成物25に吸着されたり、或いは放電生成物25部分で過剰に電気が流れ転写電位が下がると考えられ、記録媒体Sにトナーが転写できなくなる。その結果、図11(e)に示すように、記録媒体S上に転写された画像に白抜け(図中点線で囲った丸)が発生する。
ここで、白抜けの発生は、画像形成後に長期間放置することで、転写ローラー5の内部に滞留した放電生成物が中間転写ベルト2に転移することで発生する。放置時間が経過するにつれて白抜けの発生が多くなるが、放置時間が所定時間、例えば15時間を過ぎれば、白抜けの発生度合いは飽和する傾向にある。また、放置前の記録枚数が多くなるほど白抜けの発生度合いは悪化する傾向にある。これは、記録枚数が増えるほど転写ローラー5の発泡弾性体内に蓄積される放電生成物が増えるからである。
ところで、この白抜けが顕著に発生するようになった背景には、次の理由がある。1つ目は、転写ローラー5の発泡弾性体の発泡セル径の小径化である。画質を向上させるには、転写ローラー5の発泡セル径を小さくする必要がある。発泡セル径が大きい転写ローラー5では、ニップ部に大きな空隙ができてしまいトナーを局所的に転写できない。一方、発泡セル径が小さい転写ローラー5は、ニップ部の空隙が小さく,トナーを均一に転写することができる。しかし、発泡セル径が小さい転写ローラー5では、上記した転写ローラー5の発泡弾性体内に滞留した放電生成物が抜けにくくなる。そのため、転写ローラー5から徐々に析出した放電生成物により白抜けが発生する。
2つ目は、中間転写ベルト2の表面性である。中間転写ベルト2のコストダウンとして、コート層がない表面の離型性が悪いベルトを使用する場合がある。無機酸化物層などを表面層に用いた離型性の良いベルトを使用する場合、ベルト表面に放電生成物が付着しにくく、また仮に放電生成物が付着したとしてもベルトクリーニング装置6のクリーニングブレードで容易に除去することができる。一方、離型性の良くない中間転写ベルト2の場合、放電生成物が付着しやすい上、ベルトクリーニング装置6のクリーニングブレードでの除去が難しい。
このように、白抜けの問題が発生するようになった背景として、発泡弾性体のセル径が小さい転写ローラー5を用いること、離型性の良くない中間転写ベルト2を用いたことが上げられる。また、離型性の良い中間転写ベルト2を用いた場合にも、中間転写ベルト2に放電生成物が転移して、白抜けが発生する場合もある。
また、近年においては、例えば、特許文献1に示されるように、像担持体と転写ローラーの両方から効率的に放電生成物を除去して、転写ローラーのクリーニング装置による転写ローラーのクリーニング性能を回復させる画像形成装置が提案されている。
しかし、この特許文献1のものは、転写ローラーとして、弾性ゴム層の表面がコーティング層で覆われているものを用いている。この場合、放電現象により転写ローラーの表面に放電生成物が付着すると、転写ローラーのクリーニング性能が低下するので、転写ローラーにトナーを塗布する処理を行って、転写ローラーをクリーニングするファーブラシにより転写ローラーの表面に付着した放電生成物を除去している。
しかしながら、この特許文献1においては、転写ローラーの表面がコーティングされているので、転写ローラーの表面には放電生成物が付着するが、転写ローラー内部に放電生成物が入りこみ滞留する虞はない。このため、内部に滞留した生成物を取り除くことについては何ら言及されていない。
また、特許文献2においては、転写ローラーとして表面に発泡弾性体が有するものを用い、発泡弾性体における発泡孔に入り込んだトナーを転写ローラーから除去するために、転写ローラーに高電圧のクリーニングバイアスを印加して、トナーを像担持体に転移させるようにした画像形成装置が提案されている。
しかし、この特許文献2においては、転写ローラーの表面における発泡孔に入り込んだ放電生成物を除去することに関しては一切示されておらず、また前記のようにトナーを像担持体に転移させるために、転写ローラーに高電圧のクリーニングバイアスを印加させると、これによって放電生成物が生成されてしまうという問題もあった。
特開2009−180866号公報 特開2013−92638号公報
本発明は、表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラーを用い、記録媒体を、トナー像が形成された像担持体とこの転写ローラーとの間のニップ部を通過させて、記録媒体に像担持体に形成されたトナー像を転写させるようにした画像形成装置において、転写ローラーの表面における発泡弾性体の発泡孔に入り込んだ放電生成物を除去して、転写ローラーからの放電生成物に起因する白抜けの画像不良を抑制することを課題とする。
本発明における第1の画像形成装置おいては、前記のような課題を解決するため、未定着のトナー像を担持する像担持体と、この像担持体と接触する表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラーとを備え、前記像担持体と転写ローラーとの間のニップ部を通過する記録媒体に、像担持体に担持されたトナー像を転写する画像形成装置において、非転写動作時に、前記転写ローラーと像担持体とを圧接させながら前記転写ローラーを空回転させることにより、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるにあたり、前記転写ローラーの内部に送風手段を設けると共に、前記転写ローラーの外周面を叩くフリッカー手段を備え、非転写動作時に、前記送風手段により前記転写ローラー内から転写ローラーの表面側に向けて送風すると共に、前記フリッカー手段によって前記転写ローラーの外周面を叩いて、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるようにした。このようにすると、非転写動作時に、転写ローラーを像担持体に圧接した状態で空回転させることにより、転写ローラーの発泡弾性体に滞留した放電生成物を物理的に転写ローラーの外部へ絞り出して放出することができると共に、送風手段により送風された空気により、転写ローラーの発泡弾性体に滞留した放電生成物を転写ローラーの外部に放出できるようなり、さらにフリッカー手段で転写ローラーの外周面を叩くことにより、転写ローラーの発泡弾性体に滞留した放電生成物が転写ローラーの外部に放出されるようになり、像担持体に放電生成物が析出するのを十分に抑制することができる。
また、本発明における第2の画像形成装置おいては、前記のような課題を解決するため、未定着のトナー像を担持する像担持体と、この像担持体と接触する表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラーとを備え、前記像担持体と転写ローラーとの間のニップ部を通過する記録媒体に、像担持体に担持されたトナー像を転写する画像形成装置において、非転写動作時に、前記転写ローラーと像担持体とを圧接させながら前記転写ローラーを空回転させることにより、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるにあたり、前記転写ローラーの内部に送風手段を設けると共に、前記転写ローラーを軸方向に往復移動させる駆動手段を設け、非転写動作時に、前記送風手段により前記転写ローラー内から転写ローラーの表面側に向けて送風すると共に、前記駆動手段により転写ローラーを軸方向に往復移動させて、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるようにした。このようにすると、非転写動作時に、転写ローラーを像担持体に圧接した状態で空回転させることにより、転写ローラーの発泡弾性体に滞留した放電生成物を物理的に転写ローラーの外部へ絞り出して放出することができると共に、転写ローラーが軸方向に往復移動されながら、送風手段により送風された空気により、転写ローラーの発泡弾性体に滞留した放電生成物を転写ローラーの外部に放出することができるようになり、像担持体に放電生成物が析出するのを十分に抑制することができる。
また、本発明における前記の画像形成装置おいては、非転写動作時に、前記転写ローラーの内部に入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を前記転写ローラーに印加させることが好ましい。
また、本発明における前記の画像形成装置おいては、前記の非転写動作時に、前記転写ローラーと像担持体とを圧接させながら前記転写ローラーを空回転させることにより、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるにあたり、非転写動作時における前記転写ローラーの前記像担持体への圧接力を転写動作時より高くさせることが好ましい。
本発明によれば、非転写動作時に、転写ローラーの内部に滞留した放電生成物を転写ローラーの外部へ放出することができ、像担持体へ放電生成物が析出することを抑制し、長期放置後の画像の白抜けを抑制することができる。
本発明の第1実施形態において、中間転写ベルトと転写ローラーとの部分を示した概略説明図である。 放電生成物の累積量の一例を示した説明図である。 本発明の第2実施形態において、中間転写ベルトと転写ローラーとの部分を示し、フリッカー部が転写ローラーから離れている状態を示した概略説明図である。 前記の第2実施形態において、フリッカー部が転写ローラーの外表面を叩いている状態を示した概略説明図である。 本発明の第3実施形態において、往復移動駆動部における係合軸部を転写ローラー側に係合させて、転写ローラーをその軸方向に往復移動させる状態を示した概略説明図である。 前記の第3実施形態において、往復移動駆動部における係合軸部を転写ローラー側から離脱させて、転写ローラーを往復移動させない状態を示した概略説明図である。 前記の第3実施形態において、転写ローラーをローラー軸の方向に往復移動させる往復移動駆動部に設ける係合軸部を示した概略斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る転写ローラーの中間転写ベルトと転写ローラー部分を示した概略説明図である。 本発明の第4実施形態に係る転写ローラーの芯金部分を示す斜視図である。 画像形成装置の内部構造を示した概略説明図である。 従来例において、記録媒体上に転写される画像に白抜けが発生して画像不良が発生するメカニズムを説明する説明図である。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
本発明の画像形成装置の全体構成は、上記した図10の画像形成装置と同様であり、説明の重複を避けるために、要部である中間転写ベルトと転写ローラー部分について、図面を参照して説明する。
この発明の第1実施形態は、図1に示すように、像担持体としての中間転写ベルト2を介してバックアップローラー22と対向する位置に、転写ローラー5が配置されている。転写ローラー5は、バックアップローラー22との間で中間転写ベルト2を挟み、転写ローラー5と中間転写ベルト2との間にニップ部が形成される。また、転写ローラー5は、図示しない駆動モーターによって回転されると共に、圧縮コイルばね61により中間転写ベルト2に圧接されている。
また、前記圧縮コイルばね61の一方端は、転写ローラー5のローラー軸に当接し、他端側は偏心カム62の外周面に当接している。そして、偏心カム62が回転することによって、圧縮コイルばね61が伸縮し、中間転写ベルト2に対する転写ローラー5の圧接力が変化する。また、転写ローラー5には、転写電圧印加手段63によって転写バイアス電圧が印加されるようになっている。
ここで、転写ローラー5は、芯金5aと芯金5aの外周に形成された発泡弾性体5bとからなる。発泡弾性体5bとしては、例えば、ヒドリンやニトリルゴム(NBR)を含み、セル径が50μm〜200μm程度の発泡孔を有するものが用いられる。セル径の測定方法は、光学顕微鏡を用いて行う。数十個〜100個程度のセルの大きさを測定し、その平均値をセル径としている。なお、セル径は真円ではないため、長径を測定してセル径を求めている。
また、転写ローラー5には、中間転写ベルト2上のトナー像を記録媒体Sに転写するために、1000〜4000V程度の転写バイアス電圧が印加される。このような高電圧が印加されると、中間転写ベルト2と転写ローラー5又は記録媒体Sと転写ローラー5との間で放電現象が発生する。そして、この放電現象により、転写ローラー5と中間転写ベルト2とのニップ部周辺で、オゾン(0 )やNOxに代表される放電生成物が発生する。この放電生成物が転写ローラー5の発泡弾性体5bの内部に発泡孔に入り込み滞留する。
前述したように、画像形成終了後、長期間放置すると、転写ローラー5の発泡弾性体5bに滞留した放電生成物が中間転写ベルト2上に析出し、画像の白抜けが発生するという問題が生じた。このため、本発明においては、画像形成終了後に転写ローラー5の発泡弾性体5bに滞留した放電生成物を転写ローラー5の外部へ放出し、中間転写ベルト2へ放電生成物が析出することを抑制するようにしている。
そして、前記の第1実施形態では、図1に示すように、画像形成終了後、非転写動作時に転写ローラー5に転写バイアス電圧をかけない状態で、中間転写ベルト2に転写ローラー5を圧接した状態で転写ローラー5を空回転させる。このように、転写ローラー5を中間転写ベルト2に圧接した状態で空回転させると、転写ローラー5の発泡弾性体5bに滞留した放電生成物が物理的に転写ローラー5の発泡弾性体5bから外部へ絞り出されるようになる。その後は、画像形成装置1を放置しても、転写ローラー5内には、放電生成物が滞留していないもしくは滞留してもごく僅かしか存在していないので、中間転写ベルト2への放電生成物の析出が抑制され、長期間放置後に画像記録を行っても画像の白抜けの発生が抑制できる。
また、非転写動作時において、転写ローラー5の発泡弾性体5bから放電生成物をさらに十分に放出させるために、非転写動作時に前記の偏心カム62を回転させ、中間転写ベルト2への転写ローラー5の圧接力を転写動作時より大きくして、発泡弾性体5bに加わる力を大きくし、放電生成物を発泡弾性体5bから外部に絞り出す力を強くすることができる。
また、この第1実施形態においては、非転写動作時において、前記の転写電圧印加手段63から転写ローラー5に対して、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を印加させることもできる。
このように、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を転写ローラー5に印加させると、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物に対して、転写ローラー5から電気的に反発力が作用し、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物が、前記の発泡弾性体5b内から効率良く転写ローラー5の外部にはき出されるようになる。
次に、本発明の第2実施形態を図3及び図4を参照して説明する。この第2実施形態においては、転写ローラー5の外周面を叩くフリッカー部52を設けており、図3は、フリッカー部52が転写ローラー5から離れている状態、図4は、フリッカー部52が転写ローラー5の外表面を叩いている状態を示している。
ここで、フリッカー部52は、保持部53に揺動自在に取り付けられ、フリッカー部52の端部にソレノイド51のソレノイド軸51aが係合されている。
そして、ソレノイド51を動作させて、ソレノイド軸51aを矢印方向に移動させて、フリッカー部52を保持部53に対して揺動させ、これにより図3と図4との状態を繰り返し、転写ローラー5の外周面をフリッカー部52によって叩くようにしている。
そして、前記のように非転写動作時において、転写ローラー5と中間転写ベルト2とを圧接させながら、転写ローラー5を空回転させた状態で、前記のようにフリッカー部52によって転写ローラー5の外周面を叩くようにすると、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物が、発泡弾性体5b内から効率良く転写ローラー5の外部にはき出されるようになる。
なお、この第2の実施形態においても、前記の第1実施形態のように、圧縮コイルばね61と偏心カム62とを用いて、転写ローラー5を空回転させる際に、中間転写ベルト2に対する転写ローラー5の圧接力を大きくするように構成したり、転写電圧印加手段63を設け、この転写電圧印加手段63から転写ローラー5に入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を転写ローラー5に印加させるように構成することもできる。
次に、本発明の第3実施形態を図5〜図7を参照して説明する。この第3実施形態は、転写ローラー5をそのローラー軸5cの方向に往復移動させるように構成している。
ここで、この第3実施形態においては、転写ローラー5をそのローラー軸5cの方向に往復移動させる駆動手段として、往復移動駆動部50を、転写ローラー5のローラー軸5cに取り付けられた回転ギヤ5dの外側に設けている。そして、往復移動駆動部50は、回転ギヤ5dの外側に取り付けられた係合部54aを有する係合軸部54と、この係合部54aと係合する螺旋状の案内溝55aが設けられた回転軸55とを有する。なお、回転軸55は、図示しない回転駆動機構により図中矢印方向に回転する。
そして、画像形成時には、図6に示すように、前記の係合軸部54の係合部54aと回転軸55の案内溝55aとが噛み合わないように、回転軸55を係合軸部54から離れる方向に移動させ、係合軸部54の係合部54aと回転軸55の案内溝55aとが係合しないようにしている。この場合、前記の回転軸55が回転されても、転写ローラー5が往復移動作されない。
一方、非転写動作時においては、図5に示すように、回転軸55を係合軸部54に近づける方向に移動させ、係合軸部54の係合部54aが回転軸55の案内溝55aに噛み合うようする。そして、このように係合軸部54の係合部54aを回転軸55の案内溝55aに噛み合わせた状態で、回転軸55を回転させると、係合軸部54の係合部54aが回転する回転軸55の案内溝55aに沿って移動されて、係合軸部54を介して転写ローラー5がそのローラー軸5cの方向に往復移動されるようになる。
そして、非転写動作時において、前記のように転写ローラー5と中間転写ベルト2とを圧接させた状態で、転写ローラー5を空回転させながら、転写ローラー5をローラー軸5cの方向に往復移動させると、この転写ローラー5における発泡弾性体5bの伸縮が通常の回転時より大きくすることができ、これにより、転写ローラー5の発泡弾性体5bに入り込んだ放電生成物が、発泡弾性体5b内から効率良く転写ローラー5の外部にはき出されるようになる。
なお、この第3実施形態においても、前記の第1実施形態のように、前記の第1実施形態のように、圧縮コイルばね61と偏心カム62とを用いて、転写ローラー5を空回転させる際に、中間転写ベルト2に対する転写ローラー5の圧接力を大きくするようにしたり、転写電圧印加手段63を設け、この転写電圧印加手段63から転写ローラー5に入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を転写ローラー5に印加させるように構成することもできる。さらに、前記の第2実施形態のように、フリッカー部52が設け、非転写動作時において、前記のようにフリッカー部52によって転写ローラー5の外周面を叩くようにすることもできる。
ここで、転写ローラー5を空回転させる時間は、転写ローラー5における発泡弾性体5bに溜まった放電生成物の累積量、累積画像形成枚数、転写電圧の累積印加時間などに応じて決定すればよい。
図2に放電生成物の累積量の一例を示し、転写ローラー5の放電生成物の除去は、一定以上の放電生成物が滞留したときに行なえばよい。
そして、前記の第1〜第3実施形態では、放電生成物の累積量のカウント値が閾値を超えた時に行うように構成している。画像形成を行うと、転写ローラー5における発泡弾性体5b内に放電生成物が溜まっていく。画像形成終了後、放置を行うと、転写ローラー5における発泡弾性体5b内の放電生成物は次第に減少する。画像形成枚数による放電生成物の累積量、放置時間による減少量は予め画像形成装置1の画像形成条件等により経験的に求めてカウントアップ、カウントダウンを行う。例えば、転写ローラー5への転写バイアス電圧の印加時間によりカウントアップし、放置時間によりカウントダウンさせるようにすることができる。
そして、画像形成、放置を繰り返し、カウント値が閾値を超えると、この例では、カウント値が10を超えると、転写ローラー5の放電生成物を除去する空回転動作を行う。そして、転写ローラー5の空回転の時間は、放電生成物の累積量と転写ローラー5の回転速度とに基づいて決定させる。
Figure 0006658036
表1は、放電生成物の累積量のカウント値と、転写ローラー5の空回転の時間及び回転速度との関係を示すものである。カウント値が大きいほど、放電生成物の累積量が多いので、転写ローラー5の空回転の時間は長くする。また、転写ローラー5の回転速度が遅いほど時間を長くする。このように、カウント値、回転速度に応じて空回転する時間を求め、転写ローラー5の内部から放電生成物を放出させる。
次に、本発明の第4実施形態を図8及び図9を参照して説明する。この第4実施形態では、転写ローラー5の芯金5aを中空にし、この芯金5a内部に、図示しない送風手段から空気を送り、空気を芯金5aの内部から転写ローラー5の発泡弾性体5bの表面側に送り、発泡弾性体5bの内部に滞留した放電生成物を放出させる。
この第4実施形態では、転写ローラー5の芯金5a表面に複数の通気口5eが設けられ、この通気口5eが設けられた芯金5aの表面に発泡弾性体5bが設けられている。この発泡弾性体5bは、転写ローラー5の芯金5aから外表面まで連なる発泡孔を有し、通気口5eから放出される空気は、発泡弾性体5bの発泡孔を通り、発泡弾性体5bの内部に滞留した放電生成物を放出させる。
この空気による放電生成物の除去は、転写ローラー5を停止した状態で行うことができる。この場合、通気口5eは転写ローラー5と中間転写ベルト2のニップ部の方向に向くように転写ローラー5の位置を決める。
空気を送出する時間も、転写ローラー5を空回転する時間と同様に、転写ローラー5内に溜まった放電生成物の累積量、累積画像形成枚数、転写電圧の累積印加時間などに応じて決定すればよい。例えば、500枚の画像形成後、転写ローラー5の芯金5aにおける通気口5eから空気は送るようにして16時間放置した状態では、白抜けの発生が抑制できた。
また、転写ローラー5を空回転させながら、転写ローラー5の芯金5aにおける通気口5eから空気を、発泡弾性体5bの発泡孔を通して、発泡弾性体5bの内部に滞留した放電生成物を排出させるようにすることもできる。
また、このように転写ローラー5を空回転させながら、転写ローラー5の芯金5aにおける通気口5eから空気を、発泡弾性体5bの発泡孔を通して、発泡弾性体5bの内部に滞留した放電生成物を排出させる場合には、前記の第1実施形態のように、前記の第1実施形態のように、圧縮コイルばね61と偏心カム62とを用いて、転写ローラー5を空回転させる際に、中間転写ベルト2に対する転写ローラー5の圧接力を大きくするようにしたり、転写電圧印加手段63を設け、この転写電圧印加手段63から転写ローラー5に入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を転写ローラー5に印加させるように構成することもできる。さらに、前記の第2実施形態のように、フリッカー部52が設け、非転写動作時において、前記のようにフリッカー部52によって転写ローラー5の外周面を叩くようにすることもできる。
次に、この発明の具体的実施例につき説明する。コニカミノルタ株式会社製、カラー複合機C364eのエンジン部を用いて、この実施形態に対応するようにそれぞれ改造し、各条件により測定した。その結果を表2に示す。
転写ローラーとしては、発泡弾性体がヒドリンとNBRの混合したもので構成され、発泡弾性体における発泡孔のセル径が150μmのものを用いるようにした。また、転写ベルトとしては、ベルト表面粗さRaが120nmのPPSベルトを用いるようにした。
そして、環境温度30℃、湿度85%の条件下において、システム速度125mm/sで、CW5%のA4のチャート画像を、500枚連続して画像形成し、さらに1000枚連続して画像形成し、それぞれ以下の条件で転写ローラーを空回転させた後、16時間放置した。そして、放置後の画像の白抜けの発生を確認し、その結果を下記の表2に示した。
表2においては、
Ref:画像形成後、何もせずに放置
条件1:125mm/sで空回転
条件2:125mm/sで空回転(条件1の半分の駆動時間)
条件3:高速(250mm/s)で空回転
条件4:圧接力を高めて(食い込み0.02mmを0.05mmに増やす)で空回転
条件5:マイナスの電圧を印加しながら空回転
条件6:フリッカー部でローラーを叩きながら空回転
条件7:転写ローラーを軸方向に往復移動(±5mm)しながら空回転
ここで、Refは従来例、条件1〜6が第1実施形態、条件7が第2実施形態、条件7が第3実施形態に対応している。
Figure 0006658036
表2において、×は、画像の白抜けが発生、〇は、画像の白抜けがない、△は、従来のものより白抜けの発生は抑制されたが、白抜けが若干存在していることを示している。
表2から、従来のように画像形成終了後そのまま放置したRef.では白抜けが発生しているが、条件1の実施例では、空回転を実施することで白抜けの発生が抑制されたことが分かる。そして、条件2の実施例では、条件1の実施例より空回転時間を短くした場合であり、転写ローラーの発泡弾性体内に滞留した放電生成物を完全に取り除くことができなかったことにより、白抜けがわずかに発生したことが分かる。このことから、転写ローラーの発泡弾性体内に滞留した放電生成物の量により、転写ローラーの空転時間を決めれば良いことが分かる。
条件3の実施例から条件1の実施例より空回転時の回転速度を速くすることで、条件1の実施例より駆動時間を短縮できることが分かる。空回転時の回転速度を速くすれば駆動時間を短縮できる。
条件4の実施例から転写ローラーに対する圧接力を高めることで効率よく放電生成物を除去することが分かり、条件1の実施例より駆動時間を短縮できることが分かる。
条件5の実施例は、転写ローラーにマイナスのバイアス印加をすることで、放電生成物を効率よく除去することを目的としている。放電生成物はオゾンなどのマイナスイオンのため、転写ローラーにマイナスバイアスを印加し、電位的に反発させ、転写ローラーの発泡弾性体から外に追い出すことができる。尚、空回転中にも放電生成物が発生し転写ローラーの発泡弾性体内に滞留することがないように、印加するマイナスバイアスは放電しない程度の電圧を印加することが好ましい。放電しない程度の電圧を印加することで、効率よく放電生成物を除去することができ、駆動時間を短縮できることがわかる。
条件6の実施例は、フリッカー部で転写ローラーをたたきながら空回転を行った場合であり、効率よく放電生成物を除去することができ、条件1の実施例より駆動時間を短縮できることが分かる。
条件7の実施例は、転写ローラーをローラー軸方向に往復移動させながら空回転した場合であり、回転方向と長手方向の動きを合わせることで、駆動時の発泡弾性体の伸縮を通常回転時より大きくすることができ、これにより、条件1の実施例より駆動時間を短縮でき、発泡弾性体内に滞留した放電生成物を効率よく除去することができることが分かる。
なお、前記の各実施形態においては、像担持体に中間転写ベルト2を用いた例を示した、これに限定されるものではなく、図示していないが、感光体の表面に形成されたトナー像を、転写ローラーを用いて記録媒体に転写させる場合等においても本発明は適用できる。
1:画像形成装置
2:中間転写ベルト
3:給紙ローラー
4:タイミングローラー
5:転写ローラー、5a:芯金、5b:発泡弾性体、5c:ローラー軸、5d:回転ギヤ、5e:通気口
6:ベルトクリーニング装置
7:定着装置
8:排紙ローラー
10A〜10D:イメージングカートリッジ
11:感光体
12:帯電装置
13:一次転写ローラー
14:クリーニング装置
20:現像装置
21:駆動ローラー
22:バックアップローラー
25:放電生成物
50:往復移動駆動部
51:ソレノイド、51a:ソレノイド軸
52:フリッカー部
53:保持部
54:係合軸部、54a:係合部
55:回転軸、55a:案内溝
61:圧縮コイルばね
62:偏心カム
63:転写電圧印加手段
70:露光装置
S:記録媒体

Claims (4)

  1. 未定着のトナー像を担持する像担持体と、この像担持体と接触する表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラーとを備え、前記像担持体と転写ローラーとの間のニップ部を通過する記録媒体に、像担持体に担持されたトナー像を転写する画像形成装置において、
    非転写動作時に、前記転写ローラーと像担持体とを圧接させながら前記転写ローラーを空回転させることにより、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるにあたり、前記転写ローラーの内部に送風手段を設けると共に、前記転写ローラーの外周面を叩くフリッカー手段を備え、非転写動作時に、前記送風手段により前記転写ローラー内から転写ローラーの表面側に向けて送風すると共に、前記フリッカー手段によって前記転写ローラーの外周面を叩いて、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 未定着のトナー像を担持する像担持体と、この像担持体と接触する表面に発泡弾性体が設けられた転写ローラーとを備え、前記像担持体と転写ローラーとの間のニップ部を通過する記録媒体に、像担持体に担持されたトナー像を転写する画像形成装置において、
    非転写動作時に、前記転写ローラーと像担持体とを圧接させながら前記転写ローラーを空回転させることにより、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させるにあたり、前記転写ローラーの内部に送風手段を設けると共に、前記転写ローラーを軸方向に往復移動させる駆動手段を設け、非転写動作時に、前記送風手段により前記転写ローラー内から転写ローラーの表面側に向けて送風すると共に、前記駆動手段により転写ローラーを軸方向に往復移動させて、前記転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物を除去させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、非転写動作時に、転写ローラーの発泡弾性体の内部に入り込んだ放電生成物と同極性のバイアス電圧を、前記転写ローラーに印加させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、非転写動作時に前記転写ローラーを前記像担持体に圧接させる圧接力を、転写動作時前記転写ローラーを前記像担持体に圧接させる圧接力よりも高くしたことを特徴とする画像形成装置。
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