JP6657497B2 - レフィル用装填器及び装填器付きレフィル - Google Patents

レフィル用装填器及び装填器付きレフィル Download PDF

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本発明は、レフィル(詰め替え用の内容物がカセット内に充填された薄箱状もの等)を、使用容器に対して簡単且つ確実に装填できるようにしたレフィル用装填器及び装填器付きレフィルに関する。
コンパクトが備える化粧皿等の容器に対し、ファンデーション等の内容物を詰め替えるのは面倒であり、コツを要する。そこで、内容物をカセット内に充填した詰め替え用のレフィルが用いられるようになり、今日では更に、このレフィルに仮蓋を取り付けたものを用いることが一般的となっている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のレフィルは平たい四角形状を呈しており、外周面の四面のうち相反する一組の二面には、同じ側の隅角寄りとなる配置で、外向きの小さな凸部が突設されていた。
これに対して仮蓋には、左右一対の把持片が下方突出状に設けられており、これら把持片で、レフィルの両凸部を外側から挟持するようになっていた。また、各把持片には、互いに対向する面にレフィルの凸部と係合する小さな凹部が形成されていた。要するに、仮蓋の左右一対の把持片でレフィルの二側面を挟持させ、レフィルの凸部と仮蓋の凹部とを係合させることで、仮蓋をレフィルに取り付けるようにしたものであった。
このような仮蓋付きレフィルを容器へ装填するには、まずレフィルの一辺側が下になるように傾けて容器へ差し込みながら、その途中(レフィルが傾いた状態のまま)でレフィルの凸部と仮蓋の凹部との係合位置を支点にして仮蓋をテコの原理で揺動させるようにレフィルから引き起こす。
そして、この勢いでレフィルの凸部と仮蓋の凹部との係合を無理矢理外して、外した仮蓋を廃棄し、最後の仕上げでレフィルの他辺側を下方へ押し下げて容器内で水平にさせる。
なお、容器に対するレフィルの装填向きは一義的に決められており、レフィルには、最初に容器へ差し込む辺側と最後に押し下げる辺側との2箇所に位置決め用の凹部が設けられており、容器内には、これら位置決め用の凹部と係合する突起が対向する2箇所に設けられていた。
実開平7−30911号公報
特許文献1の仮蓋付きレフィルでは、容器へ装填する際に、まず容器に対するレフィルの装填向きを正しく合わせなければならない。ここにおいて、掌にも乗るほどに小さく、軽量で、且つ外側のカセットが軟質であるというレフィルについて、外周面に設けられた位置決め用の凹部を視認し、そのうえで向きを合わせる取り扱いが非常に面倒であり且つ難しい、という大きな問題があった。
また、レフィルを斜めにして容器へ差し込んだ後、レフィルから仮蓋を取り除くために行う仕草(操作)には、仮蓋を引き起こすために力を入れる時や、レフィルの凸部と仮蓋の凹部との係合を無理矢理外すために力を入れる時に、レフィル内へうっかり指を滑らせて内容物表面を荒らしてしまったり、甚だしい場合には窪みや割れを発生させてしまったりする、という問題があった。
のみならず、これら一連の仕草のなかでレフィルを床等へ落下させてしまうおそれがあり、このようになると内容物がバラバラになって周辺へ飛び散るといったことまで起こるおそれがあった。
このように、従来にあってはレフィルを容器に装填することについて、難しさや煩わしさが解消されるには至っていないということがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、詰め替え用のレフィルを使用容器に対して簡単且つ確実に装填できるようにしたレフィル用装填器及び装填器付きレフィルを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るレフィル用装填器は、詰め替え用のレフィルに対してその上面を覆う蓋部と、前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、前記蓋部の外周部と前記ガイド枠部の内周部とが、これら蓋部とガイド枠部との周間の一部で該当部位の周方向に長手方向を向けた弾性ジョイントの両端部、前記周間を横断するヒンジ接合部、前記周間に沿った切り離しを予定した裂断予定部のいずれか一つによって連結され且つ連結部分以外の前記周間は非連結状態に保持されており、前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有していることを特徴とする。
また本発明に係るレフィル用装填器は、詰め替え用のレフィルに対してその上面を覆う蓋部と、前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、前記蓋部と前記ガイド枠部とは別体に形成されており、前記装填操作部は、前記ガイド枠部に対して前記蓋部を下降可能な状態に仮保持させることにより構成されており、前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有していることを特徴とするものとしてもよい。
前記ガイド枠部には、前記装填操作部の未操作時に前記レフィルの上縁部に当接して前記蓋部の上昇を阻止する開放止め部が設けられたものとするのが好適である。
前記仮保持手段は、前記レフィルに設けられた対容器用の位置決め係合部と凹凸係合する第2係合部を有したものとするのが好適である。
前記装填操作部は、前記蓋部に撓み防止の剛性構造を採用した構成とされたものとしてもよい。
なお、前記のように蓋部とガイド枠部とを別体に形成する場合には、前記蓋部と前記ガイド枠部とは、前記蓋部の外周部に設けられた雄ネジ部と前記ガイド枠部の枠内周部に設けられた雌ネジ部との螺合によって互いに上下動自在に仮保持されたものとすることができる。
一方、本発明に係る装填器付きレフィルは、詰め替え用のレフィルと、前記レフィルに仮取り付けされたレフィル用装填器と、を有しており、前記レフィル装填器は、前記レフィルに対してその上面を覆う蓋部と、前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、前記蓋部の外周部と前記ガイド枠部の内周部とが、これら蓋部とガイド枠部との周間の一部で該当部位の周方向に長手方向を向けた弾性ジョイントの両端部、前記周間を横断するヒンジ接合部、前記周間に沿った切り離しを予定した裂断予定部のいずれか一つによって連結され且つ連結部分以外の前記周間は非連結状態に保持されており、前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有していることを特徴とする。
また本発明に係る装填器付きレフィルは、詰め替え用のレフィルと、前記レフィルに仮取り付けされたレフィル用装填器と、を有しており、前記レフィル装填器は、前記レフィルに対してその上面を覆う蓋部と、前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、前記蓋部と前記ガイド枠部とは別体に形成されており、前記装填操作部は、前記ガイド枠部に対して前記蓋部を下降可能な状態に仮保持させることにより構成されており、前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有していることを特徴とするものとしてもよい。
前記装填器の前記ガイド枠部に設けられた前記仮保持手段は、前記レフィルに設けられた対容器用の位置決め係合部と凹凸係合する第2係合部を有しており、前記レフィルの位置決め係合部は、当該レフィルの外周全周を取り巻く周溝又は周リブによって形成されているものとするのがよい。
本発明に係るレフィル用装填器及び装填器付きレフィルでは、詰め替え用のレフィルを使用容器に対して簡単且つ確実に装填できるようになっている。
本発明に係る装填器の第1実施形態をレフィルへ取り付ける状況を示した分解斜視図である。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第1実施形態を容器に対して組み合わせる状況を示した分解斜視図である。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第1実施形態を容器に対して組み合わせた状況を示した平面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明に係る装填器の第1実施形態を下から見上げるような視点で示した斜視図であって図中の(A)―(A)は図3のA−A視に相当させたものであり図中の(B)―(B)は図3のB−B視に相当させたものである。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第1実施形態を容器に対して組み合わせた状況を示した斜視図である。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第1実施形態を容器に対して組み合わせた状況を示した断面図(図3のB−B線位置)である。 容器に組み合わせた本発明に係る装填器の第1実施形態を操作してレフィルを容器へ装填させている状況を示した斜視図である。 容器に組み合わせた本発明に係る装填器の第1実施形態を操作してレフィルを容器へ装填させている状況を示した断面図(図3のB−B線位置)である。 容器にレフィルを装填した後の状況を示した断面図(図3のB−B線位置)である。 本発明に係る装填器の第2実施形態を示した断面図(図3のA−A線位置に相当)である。 本発明に係る装填器の第3実施形態を示した断面図(図3のA−A線位置に相当)である。 本発明に係る装填器の第4実施形態を示した断面図(図3のA−A線位置に相当)である。 本発明に係る装填器の第5実施形態を示した平面図であって(a)は四隅をアール面とした長方形状のタイプであり(b)は円形状のタイプである。 本発明に係る装填器の第6実施形態を示した平面図であって(a)は四隅をアール面とした長方形状のタイプであり(b)は円形状のタイプである。 本発明に係る装填器の第7実施形態を示した平面図であって(a)は四隅をアール面とした長方形状のタイプであり(b)は円形状のタイプである。 本発明に係る装填器の第8実施形態を示した平面図であって(a)は四隅をアール面とした長方形状のタイプであり(b)は円形状のタイプである。 本発明に係る装填器の第9実施形態をレフィルへ取り付ける状況を示した分解斜視図である。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第9実施形態を容器に対して組み合わせる状況を示した分解斜視図である。 レフィルを取付後の本発明に係る装填器の第9実施形態を容器に対して組み合わせた状況を示した平面図である。 図20のE−E線断面図である。 容器にレフィルを装填した後の状況を示した断面図(図20のE−E線位置に相当)である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図10は、本発明に係るレフィル用装填器1(以下、「本発明装填器1」と言う)の第1実施形態を示している。
このうち図1は本発明装填器1をレフィル2へ取り付ける状況を示しており、図2は、レフィル取付後の本発明装填器1を容器3に対して組み合わせる状況を示している。また図6乃至図10は、本発明装填器1を容器3に組み合わせた後に、レフィル2を容器3内へ装填する手順を段階的に示している。
なお、本発明装填器1は、レフィル2が取り付けられた状態(図4等参照)で製品として市場流通などに供することが推奨される。また、言うまでもなくこの状態(レフィル2の取付状態)のままで容器3に対するレフィル2の装填を行うようにする。
これらのことから、本発明装填器1は作用的な面ではレフィル2を取り付けてあることが基本形体であると言うことができる。しかし、本発明装填器1は、それ単独で(レフィル2を伴わないで)製品を構成させ、市場流通等させることも可能である。
本第1実施形態において、レフィル2は、四隅をアール面とした長方形角皿状のカセット6に内容物7が充填されたものを例示している。
カセット6は、例えばPET、PVC、PS等の薄く軟らかい樹脂により形成されたブリスターパックとしてある。なお、カセット6の材質などは何ら限定されるものではなく、硬質素材(樹脂や金属)によって形成されたものとしてもよい。また内容物7として、固形化した状態での取り扱いが可能なものであればカセット6を省略することも可能である。
また内容物7は、例えばファンデーションやおしろい等の化粧品とすればよい。その他
、内容物7は化粧品以外にもその種類や外形状などは何ら限定されるものではなく、粉状のものやクリーム状のもの等でもよい。
一方、容器3(図2参照)は、上向きに開口する2つの凹部を備えた蓋付きコンパクトケース10を例に挙げて、このうち一方の凹部により形成された場合を示してある。容器3を形成する凹部とは別の凹部は、パフやスポンジ、化粧筆などの収容部11として使用可能であり、ケース蓋10aの開いた内面には鏡12が取り付けられたものとしてある。またケース蓋10aはケース横の開放ボタン13を押して開く構造としてある。
ただ、図例のコンパクトケース10はあくまで一例であり、また本発明では、ケース自体を構成要件とするものではなく公知、非公知に関わらず種々様々なケース類において容器3を形成し得るものとする。
例えば、コンパクトケース10について例示すれば、上下2段のスライド式構造を備えたものや、上下2段蝶番式の構造を備えたものなどを挙げることができ、これらのコンパクトケース10に設けられる凹部として、容器3を形成できることは言うまでもない。図2で例示したコンパクトケース10において、ケース蓋10aを開く構造についても、開放ボタン13を省略してフック式の手動開閉構造に変更することは勿論可能である。
図1及び図3〜図5に示すように、本発明装填器1は、蓋部15と、この蓋部15のまわりを取り囲むように設けられたガイド枠部16とを有している。このガイド枠部16の枠内において、凹凸係合又は摩擦当接によりレフィル2を仮保持させる「仮保持手段X」(図4参照)が設けられている。
本第1実施形態では、仮保持手段Xが、図1及び図4に示すようにレフィル2の外周全周を取り巻く周溝によって形成された位置決め係合部18と、図4及び図5に示すようにガイド枠部16における枠内の対向位置から爪状に突出する一対の第2係合部19とによる凹凸係合によるものとしてある。
位置決め係合部18がレフィル2の外周全周に設けられているので、レフィル2の向きは、長辺方向の辺方向、又は短辺方向の辺方向で180°反転させても何ら問題なく使用可能である(使用向きが一義的に制限されるものではない)。
なお、容器3には、図2及び図10(図3のB−B線位置での断面図)に示すように、レフィル2が嵌る内周面の対向位置から突出する一対の第1係合部20が設けられており、レフィル2を容器3に装填した祭には、レフィル2の位置決め係合部18と容器3の第1係合部20とが凹凸係合するようになっている。
すなわち、ガイド枠部16の仮保持手段X(第2係合部19)は、容器3に対してレフィル2の位置決め及び固定をするための凹凸係合構造(位置決め係合部18と第1係合部20)の一部を利用して、本発明装填器1とレフィル2との位置決め及び固定をするようにしたものであると言うことができる。
蓋部15は、レフィル2の上面を覆って内容物7の漏出を防止したり、内容物7の表面を保護したりするためのものである。そのため、この蓋部15は、レフィル2に対応させてその平面形状及び大きさを形成してある。
本第1実施形態では、前記したようにレフィル2が四隅をアール面とする長方形状に形成されたものとしているので、蓋部15についても同様の形体に形成され、またガイド枠部16は相似的に一回り大きな長方形枠状を呈するように形成されている。
本第1実施形態において、蓋部15とガイド枠部16との間は、蓋部15の外周四側面のうち一組の対向二側面(短辺部)とこれら対向二側面に対応するガイド枠部16の枠内の二箇所との間を渡る板バネ状の弾性ジョイント21によって連結されている。これら一対の弾性ジョイント21により、蓋部15はガイド枠部16に対して円滑に上下動自在とされ、また離脱不能に保持されている。
図5に示すように、蓋部15の下面にはその外周をリブ状に縁取る押下部23が形成されている。蓋部15は、所定の肉厚を確保すると共に、この押下部23を設けることによって板面方向の撓みを防止できる程度の剛性が保持されている。また図7(図3のB−B線断面図)に示すように、この押下部23はレフィル2のカセット6に対してその上周部に当接するようになっている。
このように、蓋部15に押下部23が設けられていることから、蓋部15を下方へ押圧したときにはこの押下部23がレフィル2へ下向きの押圧力を伝えるように作用する。すなわち、この押下部23及び蓋部15に確保した所定肉厚は、蓋部15を下方へ押圧したときに、ガイド枠部16の仮保持手段Xによるレフィル2の仮保持を解除させるための「装填操作部Y」を構成していることになる。
なお、この押下部23は、リブ高さに対応して蓋部15とレフィル2の内容物7との間に非接触用隙間を保持させる作用をも奏している。
図3に示すように、蓋部15の外周四側面のうち、弾性ジョイント21が設けられたのとは異なる対向二側面(長辺部)には、辺長手方向の中央部を相互接近方向へ窪ませた凹み部24が形成されている。
これら一対の凹み部24の下縁は、図4(図3のA−A線断面図)に示すように、レフィル2における内容物7の上面を少しだけ露出させるような配置となっている。ただ、新品時のレフィル2に対しては、内容物7の上面をバージンフィルム(図示略)で被覆しておくことができるので、凹み部24による露出によって内容物7が漏出するおそれはない。
一方、ガイド枠部16は、前記したように蓋部15のまわりを取り囲む構造であるため、仮保持手段Xによってレフィル2を仮保持状態にあるときには、同時にレフィル2の外周部をも取り囲んでいることになる。
このガイド枠部16は、レフィル2の底部を下方へ突き出させる高さで形成されている。そのため、図7及び図9に示すように、レフィル2を取付後の本発明装填器1を容器3の上へ組み合わせた際には、レフィル2の底部が容器3の開口周部に係合するようになり、レフィル2が平面方向で移動不能となって位置決めされるようになる。
前記したように蓋部15の対向二側面(長辺部)に一対の凹み部24(図3参照)が設けられているが、これに伴い、ガイド枠部16には、これら凹み部24内へ張り出すようにして開放止め部27が設けられている。
図4(図3のA−A線断面図)に示すように、この開放止め部27は、装填操作部Yの未操作時(ガイド枠部16の仮保持手段Xによりレフィル2を仮保持しているとき)にあっては、レフィル2の上縁部に当接するようになっている。
そのため、万が一、ガイド枠部16に対してレフィル2を上昇させるような外力が付与されることがあったとしても、この上昇力が蓋部15にのみ伝搬する状況には陥らず、結果として蓋部15が意に反して上昇する(開放される)ことはない。従って内容物7の漏洩等に繋がるおそれもない。
以上詳説の構成を具備して成る本発明装填器1では、以下のように作用(使用)する。
まず、図1及び図4に示すように、本発明装填器1の蓋部15でレフィル2を覆い、ガイド枠部16の仮保持手段X(第2係合部19)によりレフィル2を仮保持させて、装填の準備とする。
このとき、ガイド枠部16の開放止め部27はレフィル2の上縁部に当接し、レフィル2の底部はガイド枠部16から下方へ突出するようになっている。また、図7に示すように、蓋部15において装填操作部Yを構成している押下部23は、レフィル2の上縁部に当接している。
この状態から、図6及び図7に示すように本発明装填器1を容器3上に載せるようにして両者を組み合わせる。このとき、本発明装填器1のガイド枠部16から下方突出しているレフィル2の底部が容器3の開口周部に係合するようになるので、何ら熟練や要領を要さずとも、両者の位置合わせは極めて簡単且つ正確に行える。
次に、図8及び図9に示すように、蓋部15を下方へ押し下げるように操作して、弾性ジョイント21によるバネ力に抗しつつ蓋部15を下降させる。これにより、装填操作部Yを構成する押下部23が、蓋部15の高剛性化とレフィル2の上縁押し下げ作用とを奏して、ガイド枠部16の仮保持手段Xによるレフィル2の仮保持状態を解除させる。
すなわち、位置決め係合部18と第2係合部19とによる凹凸係合が解除され、レフィル2がガイド枠部16の枠内に案内されながら下降する(図10参照)。この際、特筆す
べきは、弾性ジョイント21が対向配置で一対設けられていることも相俟って、蓋部15の下降は一層安定したものとなるので、レフィル2の下降も鉛直方向に真っ直ぐなものとなり、レフィル2は円滑且つ確実に容器3内に装填されることになる。
この蓋部15の押し下げ操作をする間、レフィル2に手指を触れる必要は全くなく、従ってレフィル2内へうっかり指を滑らせて内容物7の表面を荒らしてしまったり窪みや割れを発生させてしまったりすることはない。またレフィル2を床等へ落下させてしまう、といったことも生じ難いので、内容物7を床上の周辺などへ飛び散らせてバラバラにしてしまうといったこともない。
図11は本発明に係る装填器1の第2実施形態を示している。本第2実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、ガイド枠部16によりレフィル2を仮保持するための「仮保持手段X」が、ガイド枠部16の枠内面とレフィル2の外周面との間の摩擦当接により構成されている点にある。
すなわち、ガイド枠部16では第2係合部19が省略されたものとなっている。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図12は本発明に係る装填器1の第3実施形態を示している。本第3実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15において構成される「装填操作部Y」が、押下部23や蓋部15の厚肉化等によって蓋部15を高剛性化させるのではなく、蓋部15の下面から下方へ突出する押軸30を核として構成されている点にある。
押軸30は、ガイド枠部16によってレフィル2が仮保持されている状態で、レフィル2の底部上面に当接又は近接(非当接)となる長さを有したものとされている。すなわち、蓋部15を押し下げると、押軸30がレフィル2の底部を介して当該レフィル2全体へと下向きの押圧力を伝えるように作用する。
なお、押軸30をレフィル2の底部へ当接又は近接させるうえでは内容物7をその肉厚方向に貫通させる必要があるが、内容物7に亀裂等を発生させることがないようにするために、レフィル2に対して押軸30を嵌め入れるスリーブ31を設けておくのが好適である。
本第3実施形態では、蓋部15を高剛性化する必要がないので、蓋部15に関して押下部23や厚肉化等が不要であり、そのぶん低コスト化が図れるという利点が得られる。とは言え、蓋部15の撓み防止のための措置として、蓋部15の下面(又は上面)外周部を縁取る補強リブを設けたり厚肉化したりすることについて、これらを否定するものではない。また、蓋部15の押し下げ量を多くするため、蓋部15に対して上方へ膨らみ(湾曲部)を生じさせたり、蓋部15の中央部などに上方へ半球状に膨出するような厚肉部を設けたりすることは可能である。
本第3実施形態の「装填操作部Y」では、蓋部15(押軸30まわりの板状部分)の撓み性を豊富にすることで、レフィル2へ下向きの押圧力を加える構成である(第1実施形態などとは逆の作用を期待したもの)と言うことができる。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図13は本発明に係る装填器1の第4実施形態を示している。本第4実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15に備えられる「装填操作部Y」が、蓋部15を高剛性化したものでも、押軸30を備えさせたものでもない点にある。
すなわち、本第4実施形態では、レフィル2に対して、内容物7の略中央位置で内部底面から上向きに突出する押し台32を設けた構成を採用している。そのため、蓋部15を押し下げ操作することで、蓋部15がレフィル2の押し台32へ下向きの押圧力を伝えるように作用する。
なお、蓋部15を押し下げた際に蓋部15の下面がレフィル2の内容物7に接触しないように配慮し、また、蓋部15を押し下げた際に押し台32を確実に押圧できるように(押下力が集中して伝搬されるように)配慮する理由から、蓋部15の下面に押し台32へ向けて突出するボス部33を設けるのが推奨される。
本第4実施形態の「装填操作部Y」でも、前記した第3実施形態と同様に、蓋部15を寧ろ柔軟化して撓み性を豊富にすることで、レフィル2へ下向きの押圧力を加える構成である(第1実施形態などとは逆の作用を期待したもの)と言うことができる。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図14(a)及び(b)は、いずれも本発明装填器1の第5実施形態を示している。なお、図14(a)は平面形状が四隅をアール面とした正方形状であり、これに対して図14(b)は平面視円形状である点が異なるが、これらはレフィル2の形状に合わせたことによる形状の違いであって、基本とする技術的思想は共通している。
本第5実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、ガイド枠部16に設けられる開放止め部27が、半円状に張り出す小さな舌片状に形成されている点にある。これらの開放止め部27の断面形状(C−C線断面図)は、第1実施形態で説明した図4中のD部と略同様である。
この開放止め部27が、装填操作部Yの未操作時(ガイド枠部16の仮保持手段Xによりレフィル2を仮保持しているとき)においてレフィル2の上縁部に当接するようになっている点などは第1実施形態と同じであり、作用効果についても第1実施形態と略同様であるので、ここでの詳説は省略する。
図15(a)及び(b)は、いずれも本発明装填器1の第6実施形態を示している。なお、図15(a)は平面形状が四隅をアール面とした正方形状であり、これに対して図15(b)は平面視円形状である点が異なるが、これらはレフィル2の形状に合わせたことによる形状の違いであって、基本とする技術的思想は共通している。
本第6実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15とガイド枠部16とを連結する弾性ジョイント21を1箇所のみに設けている点にある。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図16(a)及び(b)は、いずれも本発明装填器1の第7実施形態を示している。なお、図16(a)は平面形状が四隅をアール面とした正方形状であり、これに対して図16(b)は平面視円形状である点が異なるが、これらはレフィル2の形状に合わせたことによる形状の違いであって、基本とする技術的思想は共通している。
本第7実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15とガイド枠部16とを連結する部分を弾性ジョイント21に代えてヒンジ接合部35とし、且つ1箇所のみに設けている点にある。これらの変更により、構造の簡潔化を図り、低コスト化が得られるものとなっている。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図17(a)及び(b)は、いずれも本発明装填器1の第8実施形態を示している。なお、図17(a)は平面形状が四隅をアール面とした正方形状であり、これに対して図17(b)は平面視円形状である点が異なるが、これらはレフィル2の形状に合わせたことによる形状の違いであって、基本とする技術的思想は共通している。
本第8実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15とガイド枠部16とを連結する部分を、線状ノッチ(図示略)を下面側に備えた裂断予定部36としている点にある。
そのため、蓋部15を押し下げ操作した祭には、押し下げ量が所定量を超えたときに裂断予定部36が破断し、蓋部15がガイド枠部16から離反して下降することでレフィル2へ下向きの押圧力を伝えるように作用する。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
図18乃至図22は本発明に係る装填器1の第9実施形態を示している。本第9実施形態の本発明装填器1が第1実施形態と最も異なるところは、蓋部15とガイド枠部16とが当初より別体に形成されている点にある。
また、本第9実施形態において蓋部15に採用した装填操作部Yは、ガイド枠部16に対して蓋部15を下降可能な状態に仮保持させる構成として、設けられたものとなっている。
具体的には、蓋部15が円盤状に形成されたものを示し、ガイド枠部16が蓋部15を取り囲む円環状に形成されたものを示している。そして、蓋部15の外周部には雄ネジ部38が設けられており、ガイド枠部16の枠内周部には、蓋部15の雄ネジ部38と螺合する雌ネジ部39が設けられている。
すなわち、蓋部15とガイド枠部16とは、互いの雄ネジ部38と雌ネジ部39との螺合によって結合され、相対的な回動によって互いに上下動する関係に保持されている。
なお、ガイド枠部16には、その枠内にレフィル2を嵌め入れ可能な角穴状の開口40が設けられており、この開口40の内周面には、四辺全てから突出するようにして第2係合部19が設けられている。これに対し、レフィル2にはその外周面を一周する周溝状の位置決め係合部18が形成されている。
すなわち、本第9実施形態において仮保持手段Xは、ガイド枠部16の第2係合部19と容器3の第1係合部20とが凹凸係合することで構成されるようになっている。
なお、レフィル2は四隅がアール面とされた正方形状のものとしてあり、これに伴い、ガイド枠部16の開口40が角穴状としてあるので、蓋部15を回転させながら下降させても、この蓋部15により押し下げられるレフィル2は、必ず、非回転状態を維持しつつ下降するようになる。そのため、レフィル2は容器3に対して確実に装填される。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であるので、同じ作用を奏するものに同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
ところで、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて更に適宜変更可能である。
例えば、ガイド枠部16は、蓋部15(レフィル2)のまわり全周を取り囲んだものとすることが限定されるものではなく、一部を省略したもの(四角い蓋部15に対してその三辺部を取り囲む場合など)としてもよい。
ガイド枠部16の仮保持手段Xにおいて、レフィル2の外周全周を取り巻く周リブ(凸条)によって位置決め係合部18を形成することができる。この場合、ガイド枠部16ではその枠内に凹部としての第2係合部19を形成して、これらによる凹凸係合を行わせるようにするとよい。
言うまでもなく、第2係合部19の形成数(周方向の配置数)や配置は特に限定されるものではない。
なお、仮保持手段Xにおいて、ガイド枠部16の枠内とレフィル2の外周面との間で摩擦当接させる場合に、保持力を強めるための対策として両面テープなどを併用してもよい。場合によっては、両面テープによる接着力自体で仮保持手段Xを構成させるようにしてもよい。
第7実施形態(図16(a)及び(b)参照)では、蓋部15とガイド枠部16との連結部分をヒンジ接合部35としたが、このヒンジ接合部35は、蓋部15を押し下げ操作する際に破れを想定しない、樹脂シール等に置換することができる。
第8実施形態(図17(a)及び(b)参照)では、蓋部15とガイド枠部16との連結部分を、線状ノッチを下面側に備えた裂断予定部36としたが、この裂断予定部36は、蓋部15を押し下げ操作する際に破れを想定した、紙製シール等に置換することができる。
第9実施形態(図18乃至図22)において、仮保持手段Xは、第2実施形態(図11参照)で例示した摩擦当接によるもの等としてもよい。
1 レフィル用装填器(本発明装填器)
2 レフィル
3 容器
6 カセット
7 内容物
10 コンパクトケース
10a ケース蓋
11 収容部
12 鏡
13 開放ボタン
15 蓋部
16 ガイド枠部
18 位置決め係合部
19 第2係合部
20 第1係合部
21 弾性ジョイント
23 押下部
24 凹み部
27 開放止め部
30 押軸
31 スリーブ
32 押し台
33 ボス部
35 ヒンジ接合部
36 裂断予定部
38 雄ネジ部
39 雌ネジ部
40 開口
X 仮保持手段
Y 装填操作部

Claims (9)

  1. 詰め替え用のレフィルに対してその上面を覆う蓋部と、
    前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、
    前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、
    前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、
    前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、
    前記蓋部の外周部と前記ガイド枠部の内周部とが、これら蓋部とガイド枠部との周間の一部で該当部位の周方向に長手方向を向けた弾性ジョイントの両端部、前記周間を横断するヒンジ接合部、前記周間に沿った切り離しを予定した裂断予定部のいずれか一つによって連結され且つ連結部分以外の前記周間は非連結状態に保持され、
    前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有している
    ことを特徴とするレフィル用装填器。
  2. 詰め替え用のレフィルに対してその上面を覆う蓋部と、
    前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、
    前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、
    前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、
    前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、
    前記蓋部と前記ガイド枠部とは別体に形成されており、
    前記装填操作部は、前記ガイド枠部に対して前記蓋部を下降可能な状態に仮保持させることにより構成されており、
    前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有している
    ことを特徴とするレフィル用装填器。
  3. 前記ガイド枠部には、前記装填操作部の未操作時に前記レフィルの上縁部に当接して前記蓋部の上昇を阻止する開放止め部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレフィル用装填器。
  4. 前記仮保持手段は、前記レフィルに設けられた対容器用の位置決め係合部と凹凸係合する第2係合部を有したものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレフィル用装填器。
  5. 前記装填操作部は、前記蓋部に撓み防止の剛性構造を採用すると共に、
    前記蓋部に対して前記レフィルの上周部に当接する押下部を設けることにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレフィル用装填器。
  6. 前記蓋部と前記ガイド枠部とは、前記蓋部の外周部に設けられた雄ネジ部と前記ガイド枠部の枠内周部に設けられた雌ネジ部との螺合によって互いに上下動自在に仮保持されていることを特徴とする請求項2記載のレフィル用装填器。
  7. 詰め替え用のレフィルと、
    前記レフィルに仮取り付けされたレフィル用装填器と、を有しており、
    前記レフィル装填器は、前記レフィルに対してその上面を覆う蓋部と、
    前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、
    前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、
    前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、
    前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、
    前記蓋部の外周部と前記ガイド枠部の内周部とが、これら蓋部とガイド枠部との周間の一部で該当部位の周方向に長手方向を向けた弾性ジョイントの両端部、前記周間を横断するヒンジ接合部、前記周間に沿った切り離しを予定した裂断予定部のいずれか一つによって連結され且つ連結部分以外の前記周間は非連結状態に保持され、
    前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有している
    ことを特徴とする装填器付きレフィル。
  8. 詰め替え用のレフィルと、
    前記レフィルに仮取り付けされたレフィル用装填器と、を有しており、
    前記レフィル装填器は、前記レフィルに対してその上面を覆う蓋部と、
    前記レフィルの外周部を取り囲むガイド枠部と、を有し、
    前記ガイド枠部には、凹凸係合又は摩擦当接により前記レフィルを仮保持させる仮保持手段が設けられていると共に、
    前記ガイド枠部は、前記レフィルの底部を下方へ突き出させて装填先とする容器上に当該底部を係合可能にする高さで形成されており、
    前記蓋部には、前記レフィルに下向きの押圧力を伝えて前記仮保持手段による仮保持を解除させる装填操作部が設けられており、
    前記蓋部と前記ガイド枠部とは別体に形成されており、
    前記装填操作部は、前記ガイド枠部に対して前記蓋部を下降可能な状態に仮保持させることにより構成されており、前記蓋部は前記レフィルに当接する部位を有している
    ことを特徴とする装填器付きレフィル。
  9. 前記装填器の前記ガイド枠部に設けられた前記仮保持手段は、前記レフィルに設けられた対容器用の位置決め係合部と凹凸係合する第2係合部を有しており、
    前記レフィルの位置決め係合部は、当該レフィルの外周全周を取り巻く周溝又は周リブによって形成されている
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の装填器付きレフィル。
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