JP6655847B2 - 最終沈澱池からの返送汚泥量・余剰汚泥量の調節方法 - Google Patents
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Description
図1は水処理システムの基本構成である。水処理システムは、反応槽10と最終沈殿池20とを有する。
本実施形態におけるシステムの運用について説明する。
さらに、制御装置30を設けて、制御装置30の判断に基づき上記運用を行なってもよい。図3は、制御装置30の機能ブロック図である。
本実施形態において、反応槽10末端のMLSS濃度の長期予測に基づいた運用を行うためには、予測精度を担保する必要がある。さらに、アルゴリズムが複雑化することを回避して、運転管理現場で運用するためには、予測モデルが簡易である必要がある。
発明者は、上記予測モデル(一様分布)について検証試験をおこなった。予測期間を30日と設定した。図5は検証試験結果である。
11 センサ
20 最終沈澱池
21 調整弁
30 制御装置
31 運用期間設定部
32 MLSS濃度予測部
33 返送汚泥量・余剰汚泥量調整部
34 誤差評価部
Claims (7)
- 反応槽と最終沈澱池を備える水処理システムにおいて、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測モデルに基づいて予測し、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定し、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように操作する
返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法であって、
該予測モデルは、反応槽内の汚泥の滞留時間分布に基づいて反応槽末端のMLSS濃度を予測する反応槽モデルと、最終沈殿池内の汚泥の滞留時間分布に基づいて返送汚泥濃度を予測する最終沈殿池モデルとからなり、
該反応槽モデルでの反応槽末端のMLSS濃度予測値が該最終沈殿池モデルに入力されることにより、該最終沈殿池モデルより返送汚泥濃度予測値が出力され、
該最終沈殿池モデルでの返送汚泥濃度予測値が該反応槽モデルに入力されることにより、 該反応槽モデルよりMLSS濃度予測値が出力され、
該所定期間において、該入力および出力が繰り返される
ことを特徴とする返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法。 - 反応槽と最終沈澱池を備える水処理システムにおいて、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測し、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定し、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように操作する
返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法であって、
前記反応槽末端のMLSS濃度を実測し、
前記MLSS濃度の予測値と該実測値に基づいて誤差評価を行い、
前記誤差評価において、許容範囲を逸脱したと判断する場合は、
現時点の所定期間開始時点から該許容範囲逸脱判断時点までの時間的長さを有する期間を次期所定期間と設定するようにして該所定期間の時間的長さを変更し、
該次期所定期間における反応槽末端のMLSS濃度を予測する
ことを特徴とする返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法。 - 反応槽と最終沈澱池を備える水処理システムにおいて、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測し、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定し、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように操作する
返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法であって、
前記反応槽末端のMLSS濃度を実測し、
前記MLSS濃度の予測値と該実測値に基づいて誤差評価を行い、
前記誤差評価において、所定期間において許容範囲を逸脱しなかったと判断する場合は、
現時点の所定期間より長い期間を次期所定期間と設定するようにして該所定期間の時間的長さを変更し、
該次期所定期間における反応槽末端のMLSS濃度を予測する
ことを特徴とする返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法。 - 該所定期間における該MLSS濃度の予測値の平均が所定範囲を逸脱しない
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の返送汚泥量・余剰汚泥量調整方法。 - 反応槽と最終沈澱池と制御装置とを備える水処理システムを運用するプログラムであって、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間を設定する処理と、
該所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測モデルに基づいて予測する処理と、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定する処理と、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように最終沈澱池の調整弁に操作指令を出力する処理と
を該制御装置に実行させ、
該予測モデルは、反応槽内の汚泥の滞留時間分布に基づいて反応槽末端のMLSS濃度を予測する反応槽モデルと、最終沈殿池内の汚泥の滞留時間分布に基づいて返送汚泥濃度を予測する最終沈殿池モデルとからなり、
該反応槽モデルでの反応槽末端のMLSS濃度予測値が該最終沈殿池モデルに入力されることにより、該最終沈殿池モデルより返送汚泥濃度予測値が出力され、
該最終沈殿池モデルでの返送汚泥濃度予測値が該反応槽モデルに入力されることにより、該反応槽モデルよりMLSS濃度予測値が出力され、
該所定期間において、該入力および出力が繰り返される
ことを特徴とする水処理システム運用プログラム。 - 反応槽と最終沈澱池と制御装置とを備える水処理システムを運用するプログラムであって、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間を設定する処理と、
該所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測する処理と、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定する処理と、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように最終沈澱池の調整弁に操作指令を出力する処理と、
前記反応槽末端のMLSS濃度の実測値を取得する処理と、
前記MLSS濃度の予測値と該実測値に基づいて誤差評価を行う処理と、
を該制御装置に実行させ、
前記誤差評価処理において、許容範囲を逸脱したと判断する場合は、
現時点の所定期間開始時点から該許容範囲逸脱判断時点までの時間的長さを有する期間を次期所定期間と設定するようにして該所定期間の時間的長さを変更し、
該次期所定期間における反応槽末端のMLSS濃度を予測する
ことを特徴とする水処理システム運用プログラム。 - 反応槽と最終沈澱池と制御装置とを備える水処理システムを運用するプログラムであって、
該反応槽末端のMLSS濃度が所定範囲を逸脱しない程度の時間的長さを有する所定期間を設定する処理と、
該所定期間における該反応槽末端のMLSS濃度を予測する処理と、
該MLSS濃度の予測値に基づいて、該所定期間における最終沈澱池からの返送汚泥量および余剰汚泥量を決定する処理と、
該所定期間において該返送汚泥量および余剰汚泥量となるように最終沈澱池の調整弁に操作指令を出力する処理と、
前記反応槽末端のMLSS濃度の実測値を取得する処理と、
前記MLSS濃度の予測値と該実測値に基づいて誤差評価を行う処理と、
を該制御装置に実行させ、
前記誤差評価処理において、所定期間において許容範囲を逸脱しなかったと判断する場合は、
現時点の所定期間より長い期間を次期所定期間と設定するようにして該所定期間の時間的長さを変更し、
該次期所定期間における反応槽末端のMLSS濃度を予測する
ことを特徴とする水処理システム運用プログラム。
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