JP6654912B2 - 目地構造 - Google Patents
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Description
次に、第2実施形態に係る目地構造にについて説明する。図2に示されるように、第2実施形態に係る目地構造1Aは、目地4における表面目地部6Aの構成が第1実施形態に係る目地構造1と相違する。縁切り部7とバックアップ部8とについては、第1実施形態と同様である。表面目地部6Aの幅W2は、縁切り部7及びバックアップ部8の幅W1とは異なる。具体的には、表面目地部6の幅W2は、縁切り部7及びバックアップ部8の幅W1より大きい。
次に、第3実施形態に係る目地構造について説明する。図3に示されるように、第3実施形態に係る目地構造1Bは、目地4における縁切り部7Bとバックアップ部8Bの構成が第1実施形態に係る目地構造1と相違する。表面目地部6Bは、縁切り部7B及びバックアップ部8Bとは異なる幅を有する。具体的には、表面目地部6Bの幅W2は、縁切り部7B及びバックアップ部8Bの幅W1より小さい。
例えば、図5に示されるように、第1変形例に係る目地構造1Dは、第1のコンクリート壁2Dが端面鋼鈑16(金属板)を有していてもよい。第1のコンクリート壁2Dは、第1の表面2aを含むコンクリート製の本体部17と、第1の端面2cを含む端面鋼鈑16と、を有する。表面目地部6における第3の端面6cは、端面鋼鈑16に対して水密に取り付けられている。同様に、バックアップ部8は、端面鋼鈑16に対して取り付けられている。ところで、目地構造を施工するときには、表面目地部やバックアップ部などをコンクリート壁に接着するので、それぞれのコンクリート壁は接着可能な程度に硬化している必要がある。そうすると、一方のコンクリート壁が既設であって、他方のコンクリート壁を新設したときには、コンクリート壁を打設した後に接着可能な程度に硬化するまでの待ち時間が発生することがあり得る。しかし、第1変形例に係る目地構造1Dは、第1のコンクリート壁2Dが端面鋼鈑16を有し、端面鋼鈑16が第1の端面2cを形成する。従って、表面目地部6及びバックアップ部8を取り付け可能な程度に第1のコンクリート壁2Dの本体部17が硬化する時間よりも早く、表面目地部6及びバックアップ部8を第1のコンクリート壁2Dに対して取り付ける施工が可能になる。従って、目地構造1Dの施工期間を短縮することができる。
例えば、図6に示されるように、第2変形例に係る目地構造1Eは、一対のコンクリート壁2E,3Eが脱落防止用の突起18,19を有していてもよい。突起18は、第1のコンクリート壁2Eにおける第1の裏面2bの側に設けられている。そして、突起18は、第1の端面2cから第2の端面3cに向かって突出している。また、突起19は、第2のコンクリート壁3Eにおける第2の裏面3bの側に設けられている。そして、突起19は、第2の端面3cから第1の端面2cに向かって突出している。突起18,19の間に形成される隙間は、想定されるコンクリート壁2E,3Eの位置変化の大きさよりも大きくなるように設定される。この構成によれば、水圧が作用したときにおけるバックアップ部8の脱落を防止できると共に、バックアップ部8の剛性を高めることに寄与し得る。
例えば、図7に示されるように、第3変形例に係る目地構造1Fは、バックアップ部8Fが空隙部21を含んでいてもよい。この空隙部21は、例えば塩ビパイプなどにより形成される。バックアップ部8Fの厚みは、表面目地部6の厚みよりも大きくなることがあり得るので、バックアップ部8Fの形成には多量の樹脂材料を必要とする。そこで、この空隙部21によれば、バックアップ部8Fの形成に要する樹脂材料を低減することが可能になる。また、塩ビパイプなどは、バックアップ部8Fよりも剛性が高いので、バックアップ部8Fにおける表面目地部6の支持能力を高めることができる。
例えば、図8に示されるように、第4変形例に係る目地構造1Gは、バックアップ部8Gが、複数のバックアップ層22と縁切り層23とを有する積層構造を有していてもよい。バックアップ層22が表面目地部6と同程度の厚みとされることにより、位置変化の追従性をより高めることができる。
例えば、図9に示されるように、第5変形例に係る目地構造1Hは、バックアップ部8Hが複数の発泡合成樹脂部24を含んでいてもよい。発泡合成樹脂部24は、目地4の奥行方向に互いに離間して複数配置されている。この構成によっても、第4変形例に係る目地構造1と同様に、位置変化の追従性をより高めることができる。
Claims (9)
- 水圧が作用する構造物の目地構造であって、
第1の端面と水圧が作用する第1の表面とを含む第1の構造部材と、
前記第1の端面に対面する第2の端面と水圧が作用する第2の表面とを含み、前記第1の構造部材に対する相対的な位置が変化する第2の構造部材と、
水圧が作用する第3の表面を含み、前記第1の端面と前記第2の端面との間に形成された目地に配置されるように前記第1の端面に対して水密に取り付けられると共に前記第2の端面に対して水密に取り付けられた止水部と、
前記止水部の裏面と対面する第4の表面を含み、前記目地に配置された滑り部と、
前記滑り部の裏面と対面する第5の表面を含み、前記目地に配置されるように前記第1の端面に対して取り付けられると共に前記第2の端面に対して取り付けられた支持部と、を備え、
前記滑り部の前記第4の表面と前記止水部の裏面との間、及び、前記滑り部の裏面と前記支持部の前記第5の表面との間の少なくとも一方は、一方の面に対して他方の面が滑り可能であり、
前記支持部の剛性は、前記止水部の剛性よりも大きく、
前記止水部は、最大荷重時の伸び率が1000%以上1200%以下のシリコーンにより形成され、
前記滑り部は、シート状のポリエチレンにより形成され、
前記支持部は、発泡合成樹脂により形成され、
前記支持部は、前記第3の表面に作用する水圧に起因する前記止水部の変形を妨げる、目地構造。 - 前記支持部は、前記目地に充填された樹脂材料により形成される、請求項1に記載の目地構造。
- 前記第1の構造部材は、前記第1の表面を含むコンクリート製の本体部と、前記第1の端面を含む金属板と、を有し、
前記止水部は、前記金属板に対して水密に取り付けられ、
前記支持部は、前記金属板に対して取り付けられる、請求項1又は2に記載の目地構造。 - 前記第1の端面は、前記止水部が取り付けられる第1の止水取付部と、前記支持部が取り付けられる第1の支持取付部と、を有し、
前記第2の端面は、前記第1の止水取付部と対面すると共に前記止水部が取り付けられる第2の止水取付部と、前記第1の支持取付部と対面すると共に前記支持部が取り付けられる第2の支持取付部と、を有し、
前記第1の止水取付部から前記第2の止水取付部までの距離は、前記第1の支持取付部から前記第2の支持取付部までの距離よりも長い、請求項1又は2に記載の目地構造。 - 前記第1の端面は、前記止水部が取り付けられる第3の止水取付部と、前記支持部が取り付けられる第3の支持取付部と、を有し、
前記第2の端面は、前記第3の止水取付部と対面すると共に前記止水部が取り付けられる第4の止水取付部と、前記第3の支持取付部と対面すると共に前記支持部が取り付けられる第4の支持取付部と、を有し、
前記第3の止水取付部から前記第4の止水取付部までの距離は、前記第3の支持取付部から前記第4の支持取付部までの距離よりも短い、請求項1又は2に記載の目地構造。 - 前記第1の構造部材における第1の裏面の側に設けられ、前記第1の端面から前記第2の端面に向かって突出する第1の突起と、
前記第2の構造部材における第2の裏面の側に設けられ、前記第2の端面から前記第1の端面に向かって突出する第2の突起と、を更に備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の目地構造。 - 前記支持部は、空隙部を含んでいる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の目地構造。
- 前記支持部は、複数のバックアップ層と縁切り層とを含む積層構造を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の目地構造。
- 前記支持部は、前記目地の奥行方向に互いに離間して配置された複数の発泡合成樹脂部を含んでいる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の目地構造。
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