JP6654509B2 - 副作用分析システム及び副作用分析方法 - Google Patents
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Description
20 薬剤副作用添付文書システム
30 安全性情報システム
40 データ分析端末
401 入力部
402 出力部
403 入出力画面構成部
50 副作用分析支援装置
501 臨床データベース
502 添付文書データベース
503 安全性情報データベース
504 データ抽出処理部
505 副作用辞書データベース作成処理部
506 副作用辞書データベース
507 副作用データ収集処理部
508 副作用データ
Claims (12)
- 薬剤の添付文書に記載された前記薬剤の副作用に関する情報を含む添付文書情報、前記薬剤の副作用が発生した症例の検査値を示す副作用症例情報、並びに、患者に対して行った検査によって得られた検査値及び処方された薬剤を示す臨床情報を保持する記憶部と、
前記添付文書情報から、指定された副作用に関する記述を収集し、前記収集した記述に対応する前記検査値を前記副作用症例情報から収集し、前記収集した記述と前記収集した検査値とを含む副作用辞書情報を作成する副作用辞書作成部と、
前記臨床情報と前記副作用辞書情報との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定する副作用データ収集部と、を有し、
前記副作用症例情報は、前記薬剤の副作用が発生した症例の時系列の検査値を含み、
前記臨床情報は、患者に対して行った検査によって得られた時系列の検査値を含み、
前記指定された副作用に関する記述は、一つ以上の検査項目を示す情報を含み、
前記副作用辞書作成部は、前記一つ以上の検査項目の時系列の検査値を前記副作用症例情報から収集し、
前記副作用データ収集部は、前記一つ以上の検査項目のいずれかについて、前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値との類似度を計算し、計算した前記類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値が副作用に該当するか否かを判定することを特徴とする副作用分析システム。 - 請求項1に記載の副作用分析システムであって、
前記副作用データ収集部は、
前記副作用辞書情報に含まれる、複数の症例の時系列の検査値の相互の類似度を第1の類似度として計算し、
前記副作用辞書情報に含まれる症例の時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値のうち副作用が発生していない症例の時系列の検査値との間の類似度を第2の類似度として計算し、
前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値との類似度を、前記第1の類似度及び前記第2の類似度に基づいて決定された閾値と比較することによって、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値が副作用に該当するか否かを判定することを特徴とする副作用分析システム。 - 請求項2に記載の副作用分析システムであって、
前記副作用データ収集部は、それぞれの前記時系列の検査値から、薬剤の処方開始時点を始点とし、前記薬剤の処方中止時点から所定の長さの期間が経過した時点を終点とする期間の時系列の検査値を抽出し、抽出された時系列の検査値間の類似度を計算することを特徴とする副作用分析システム。 - 請求項3に記載の副作用分析システムであって、
前記副作用データ収集部は、類似度を計算する二つの前記時系列の検査値と、前記所定の長さの期間の入力を指示する情報と、を表示するためのデータを出力し、入力された長さの期間を前記所定の長さの期間として使用することを特徴とする副作用分析システム。 - 請求項1に記載の副作用分析システムであって、
前記記憶部は、検査値の異常の判定基準と、患者の疾患を示す情報と、前記疾患が検査値に与える影響を示す情報と、をさらに保持し、
前記副作用データ収集部は、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値から、当該検査値に対応する患者の疾患の影響を取り除いても、なお当該時系列の検査値に異常があると判定される場合に、当該臨床情報に含まれる時系列の検査値と、前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値との類似度を計算することを特徴とする副作用分析システム。 - 薬剤の添付文書に記載された前記薬剤の副作用に関する情報を含む添付文書情報、前記薬剤の副作用が発生した症例の検査値を示す副作用症例情報、並びに、患者に対して行った検査によって得られた検査値及び処方された薬剤を示す臨床情報を保持する記憶部と、
前記添付文書情報から、指定された副作用に関する記述を収集し、前記収集した記述に対応する前記検査値を前記副作用症例情報から収集し、前記収集した記述と前記収集した検査値とを含む副作用辞書情報を作成する副作用辞書作成部と、
前記臨床情報と前記副作用辞書情報との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定する副作用データ収集部と、を有し、
前記臨床情報は、患者に対して行った検査によって得られた時系列の検査値を含み、
前記指定された副作用に関する記述は、前記検査値の変化を示す記述を含み、
前記副作用辞書作成部は、前記添付文書情報から、前記検査値の変化を示す記述を収集し、
前記副作用データ収集部は、前記添付文書情報から特定される前記検査値の変化と、前記臨床情報に含まれる前記時系列の検査値の変化との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定することを特徴とする副作用分析システム。 - プロセッサと、前記プロセッサに接続される記憶装置と、を有する計算機システムが実行する副作用分析方法であって、
前記記憶装置は、薬剤の添付文書に記載された前記薬剤の副作用に関する情報を含む添付文書情報と、前記薬剤の副作用が発生した症例の検査値を示す副作用症例情報と、患者に対して行った検査によって得られた検査値及び処方された薬剤を示す臨床情報と、を保持し、
前記副作用分析方法は、
前記プロセッサが、前記添付文書情報から、指定された副作用に関する記述を収集し、前記収集した記述に対応する前記検査値を前記副作用症例情報から収集し、前記収集した記述と前記収集した検査値とを含む副作用辞書情報を作成する第1手順と、
前記プロセッサが、前記臨床情報と前記副作用辞書情報との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定する第2手順と、を含み、
前記副作用症例情報は、前記薬剤の副作用が発生した症例の時系列の検査値を含み、
前記臨床情報は、患者に対して行った検査によって得られた時系列の検査値を含み、
前記指定された副作用に関する記述は、一つ以上の検査項目を示す情報を含み、
前記第1手順は、前記プロセッサが、前記一つ以上の検査項目の時系列の検査値を前記副作用症例情報から収集する手順を含み、
前記第2手順は、前記プロセッサが、前記一つ以上の検査項目のいずれかについて、前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値との類似度を計算する手順と、計算した前記類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値が副作用に該当するか否かを判定する手順と、を含むことを特徴とする副作用分析方法。 - 請求項7に記載の副作用分析方法であって、
前記プロセッサが、前記副作用辞書情報に含まれる、複数の症例の時系列の検査値の相互の類似度を第1の類似度として計算する第3手順と、
前記プロセッサが、前記副作用辞書情報に含まれる症例の時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値のうち副作用が発生していない症例の時系列の検査値との間の類似度を第2の類似度として計算する第4手順と、をさらに含み、
前記第2手順は、前記プロセッサが、前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値と、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値との類似度を、前記第1の類似度及び前記第2の類似度に基づいて決定された閾値と比較することによって、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値が副作用に該当するか否かを判定する手順を含むことを特徴とする副作用分析方法。 - 請求項8に記載の副作用分析方法であって、
前記第3手順及び前記第4手順は、前記プロセッサが、それぞれの前記時系列の検査値から、薬剤の処方開始時点を始点とし、前記薬剤の処方中止時点から所定の長さの期間が経過した時点を終点とする期間の時系列の検査値を抽出し、抽出された時系列の検査値間の類似度を計算する手順を含むことを特徴とする副作用分析方法。 - 請求項9に記載の副作用分析方法であって、
前記第3手順及び前記第4手順において、前記プロセッサは、類似度を計算する二つの前記時系列の検査値と、前記所定の長さの期間の入力を指示する情報と、を表示するためのデータを出力し、入力された長さの期間を前記所定の長さの期間として使用することを特徴とする副作用分析方法。 - 請求項7に記載の副作用分析方法であって、
前記記憶装置は、検査値の異常の判定基準と、患者の疾患を示す情報と、前記疾患が検査値に与える影響を示す情報と、をさらに保持し、
前記第2手順は、前記プロセッサが、前記臨床情報に含まれる時系列の検査値から、当該検査値に対応する患者の疾患の影響を取り除いても、なお当該時系列の検査値に異常があると判定される場合に、当該臨床情報に含まれる時系列の検査値と、前記副作用辞書情報に含まれる時系列の検査値との類似度を計算する手順を含むことを特徴とする副作用分析方法。 - プロセッサと、前記プロセッサに接続される記憶装置と、を有する計算機システムが実行する副作用分析方法であって、
前記記憶装置は、薬剤の添付文書に記載された前記薬剤の副作用に関する情報を含む添付文書情報と、前記薬剤の副作用が発生した症例の検査値を示す副作用症例情報と、患者に対して行った検査によって得られた検査値及び処方された薬剤を示す臨床情報と、を保持し、
前記副作用分析方法は、
前記プロセッサが、前記添付文書情報から、指定された副作用に関する記述を収集し、前記収集した記述に対応する前記検査値を前記副作用症例情報から収集し、前記収集した記述と前記収集した検査値とを含む副作用辞書情報を作成する第1手順と、
前記プロセッサが、前記臨床情報と前記副作用辞書情報との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定する第2手順と、を含み、
前記臨床情報は、患者に対して行った検査によって得られた時系列の検査値を含み、
前記指定された副作用に関する記述は、前記検査値の変化を示す記述を含み、
前記第1手順は、前記プロセッサが、前記添付文書情報から、前記検査値の変化を示す記述を収集する手順を含み、
前記第2手順は、前記プロセッサが、前記添付文書情報から特定される前記検査値の変化と、前記臨床情報に含まれる前記時系列の検査値の変化との類似度に基づいて、前記臨床情報に含まれる検査値が副作用に該当するか否かを判定する手順を含むことを特徴とする副作用分析方法。
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