JP6654327B2 - 発送電システム - Google Patents

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Description

この発明は、発送電システムに関する。
現在、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス、等の再生可能エネルギーの利用は日本国政府の推奨政策により飛躍的に増加している。
図4(a)図示の太陽光発電方式では、太陽電池モジュール6で出力される直流電力はパワーコンディショナー(Power Conditioning System)7によって交流電力に変換され、変圧器9によって所定の電圧に変電され、送電線5によって供給先へ供給される。
図4(b)図示の風力発電方式では、発電機8で出力される交流電力は、変圧器9によって所定の電圧に変電され、送電線5によって供給先へ供給される。
その他、特許文献1、2には、再生可能エネルギーによる発電方式を組み合わせたハイブリッド発電装置が提案されている。
特開2002−371947号公報 特開2014−95318号公報
再生可能エネルギーによる発電方式を初めとしたいずれの発電方式であっても、発電設備で発電した電力を送電する送電線網は近年のエネルギースタイルの変革に対応していない。
例えば、もともと電力会社が地域独占で電気事業を行っていたため、現在は大型発電所から消費者へ向けての一定の方向に流れる電力を想定して送電線網が構築されている。
また、種々の発電設備で発電した電力を送電する送電線は、それぞれの送電線で送電できる容量が設定されており、設定されている以上の容量の電力を送電することができない。送電容量を上げる場合、理論上は、電圧を上げて送る、あるいは、電流を増やして送る、等の対応が可能であるが、実際には高電圧、大電流の送電技術は絶縁の問題や安全性、電圧降下などいろいろな問題があり、容易ではない。送電容量を上げるためにこれらの問題を解決しようとすれば、新たな設備投資などが必要になる。
再生可能エネルギーの中でも特に、太陽光、風力などによるものは気象条件によって発電能力が変動する。そこで、それぞれの発電設備の最大発電量を考慮して、それに対応できる送電容量を有する送電線を準備していても、一日24時間、常に、送電容量に見合った発電が行われているわけではない。
一方で、既存の送電線が、それに接続されている発電設備(例えば、太陽光発電設備)の最大発電量に見合う送電容量である場合、他の発電設備(例えば、風力発電設備)で発電した電力を当該既存の送電線を利用して送電しようとすると、2つの発電設備(太陽光発電設備、風力発電設備)による発電量の合計が送電線の送電容量を超えてしまうことが起こり得る。
この場合、前記他の発電設備(例えば、風力発電設備)で発電した電力を送電する新たな送電線を建設するのでは、新規設備投資が巨額になってしまい、太陽光発電、風力発電、等の再生可能エネルギーの普及が容易でなくなる。
そこで、この発明は、再生可能エネルギーを利用した発電設備や、その他の発電設備など、複数の発電設備が、それぞれの発電設備ごとに新たな送電線を新規建設する必要がなく、複数の異なる発電設備で発電した電力を既存の送電線のみを利用して送電できる発送電システムを提案することを目的にしている。
請求項1の発明は、
第一の発電設備と、
前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
前記第一の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力と、前記他の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力との電力量の総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第一の比較手段と、
前記第一の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分を送電する電力からカットするピーク送電電力制御手段と
を備え
前記第一の比較手段は前記受電設備に配備されており、前記ピーク送電電力制御手段が、前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている発送電システムである。
請求項2の発明は、
第一の発電設備と、
前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
前記第一の発電設備での発電量と、前記他の発電設備での発電量との総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第二の比較手段と、
前記第二の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分を送電する電力からカットするピーク送電電力制御手段と
を備え
前記第二の比較手段は前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備からなる発電設備に配備されており、前記ピーク送電電力制御手段が、前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている発送電システムである。
請求項3の発明は、
第一の発電設備と、
前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
発電量抑制指示を受けて前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中のどちらか一方、又は、双方の発電量を抑制制御する発電量制御手段と、
前記第一の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力と、前記他の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力との電力量の総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第一の比較手段と、
前記第一の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように前記発電量制御手段に対して発電量抑制指示を出す発電量抑制指示手段と
を備え
前記第一の比較手段は前記受電設備に配備されており、前記発電量抑制指示手段が、前記受電設備あるいは、前記発電量制御手段を備えている前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている発送電システムである。
請求項4の発明は、
第一の発電設備と、
前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
発電量抑制指示を受けて前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中のどちらか一方、又は、双方の発電量を抑制制御する発電量制御手段と、
前記第一の発電設備での発電量と、前記他の発電設備での発電量との総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第二の比較手段と、
前記第二の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように前記発電量制御手段に対して発電量抑制指示を出す発電量抑制指示手段と
を備え
前記第二の比較手段は前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備からなる発電設備に配備されており、前記発電量抑制指示手段が、前記受電設備あるいは、前記発電量制御手段を備えている前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている発送電システムである。
この発明によれば、再生可能エネルギーを利用した発電設備や、その他の発電設備など、複数の発電設備が、それぞれの発電設備ごとに新たな送電線を新規建設する必要がなく、複数の異なる発電設備で発電した電力を既存の送電線のみを利用して送電できる発送電システムを提案することができる。
本発明の発送電システムの概念図を表す。 本発明の発送電システムの構成の一例を表す図である。 本発明の発送電システムによるある一日の発電量をグラフで表したものである。 (a)太陽光発電の構成の概要を表す図である。(b)風力発電の構成の概要を表す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1、図2に図示されているこの実施形態の発送電システム1は、発電設備2、受電設備3、制御手段4、送電線5を備えている。
発電設備2は、複数の発電設備によって構成される。図示の実施形態では第一の発電設備2aと、他の発電設備2bとで発電設備2を構成している。
図示の実施形態では、第一の発電設備2aが太陽光発電設備、他の発電設備2bが風力発電設備になっている。
第一の発電設備2aは既設の発電設備であり、送電線5は既設の発電設備である第一の発電設備2a用に準備されていた既設の送電線である。
図1の実施形態では太陽光発電設備からなる第一の発電設備2aの最大発電量は14,000kWで、送電線5の送電容量は第一の発電設備2aの最大発電量14,000kWを考慮して18,000kWに設定されている。
既設の送電線である送電線5を介して電力供給することになっていた既設の発電設備である第一の発電設備2aに対して風力発電設備からなる他の発電設備2bが追加されて発電設備2が構成された実施形態になっている。
この風力発電設備からなる他の発電設備2bの最大発電量は10,000kWに設定されている。
第一の発電設備2aと、他の発電設備2bとは、図示の実施形態のように、太陽光発電と、風力発電のように、異なる種類の発電設備にすることもできるし、あるいは、図示していないが、同種の発電設備、例えば、どちらも太陽光発電設備などにすることもできる。
図示の実施形態では第一の発電設備2aを太陽光発電設備、他の発電設備2bを風力発電設備にして、異なる種類の発電設備によって発電設備2を構成しているが、例えば、通常に発電を行っていても、一日24時間の中で発電量のピークになる時間帯が異なる複数種の発電設備を組み合わせて発電設備2を構成すれば、後述するように、一日24時間を通して、平均的に、送電線5の送電容量に見合った電力を発電して送電することができるようになるので望ましい。
そこで、例えば、第一の発電設備2aを、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、火力発電の中の何れかの発電設備とし、他の発電設備2bを、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、火力発電の中の、第一の発電設備2aとは異なる種類の発電設備にすることができる。
受電設備3は、発電設備2に接続され、図示の実施形態では、第一の発電設備2a、他の発電設備2bがそれぞれ受電設備3に接続されている。
第一の発電設備2aである太陽光発電では、太陽電池モジュール6で出力される直流電力がパワーコンディショナー7によって交流電力に変換されて受電設備3に供給される。
他の発電設備2bである風力発電では、発電機8で出力される交流電力が受電設備3に供給される。
受電設備3は、従来公知の受電設備と同じく変圧器9を備えていて、受電設備3が発電設備2から受けた電力を所定の電圧に変電し、送電線5によって供給先へ送電するようになっている。
この実施形態の発送電システム1が備えている制御手段4は、第一の比較手段10a、第二の比較手段10b、ピーク送電電力制御手段11、発電量制御手段12、発電量抑制指示手段13を備えている。
第一の比較手段10aは、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力との総和と、送電線5の送電容量とを比較する処理を行う。
第二の比較手段10bは、第一の発電設備2aでの発電量と、他の発電設備2bでの発電量との総和と、送電線5の送電容量とを比較する処理を行う。
ピーク送電電力制御手段11は、第一の比較手段10aあるいは、第二の比較手段10bでの比較により送電線5の送電容量より多い電力部分を送電する電力からカットする処理を行う。
発電量抑制指示手段13は、第一の比較手段10aあるいは、第二の比較手段10bでの比較により送電線5の送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように第一の発電設備2a及び/又は他の発電設備2bに対して発電量抑制指示を出す処理を行う。
発電量制御手段12は、発電量抑制指示を受けて第一の発電設備2a及び他の発電設備2bの中のどちらか一方、又は、双方の発電量を抑制制御する処理を行う。
以下、晴天であった4月29日における図1、図2図示の実施形態の発送電システムを説明する。
太陽光発電からなる第一の発電設備2aの発電量は、図3において符号14で示すように午前11時ころから午後1時頃にかけて最大となった。
一方、風力発電からなる他の発電設備2bの発電量は、図3において符号15で示すように、午前11時ころから午後1時頃にかけては、どちらかというと風がないだ状態で発電量が小さくなり、どちらかと言うと朝方と、夕方の発電量が大きかった。
第一の発電設備2aで発電された電力と、他の発電設備2bで発電された電力との双方が受電設備3に供給され、この結果、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力とを単純に加算した電力量の総和は、図3において符号16で示す曲線になる。
このため、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力との単純な電力量の総和は、正午過ぎから午後3時少し前まで、送電線5の送電容量である18,000kWを超えるようになってしまう。
この実施形態の発送電システムでは、第一の比較手段10aが、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力との総和と、送電線5の送電容量とを比較する処理を行う。
そして、発電量抑制指示手段13が、第一の比較手段10aでの比較により送電線5の送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように第一の発電設備2aに対して発電量抑制指示を出す処理を行う。
更に、発電量制御手段12が、発電量抑制指示を受けて第一の発電設備2aの発電量を抑制制御する処理を行う。
この結果、正午過ぎから、太陽光発電からなる第一の発電設備2aの発電量が抑制され、図3において、符号14aで示されている時間帯の発電量が抑制されて、符号14bで示す発電量となる。
そこで、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力との単純な電力量の総和は、正午過ぎから符号16aで示される状態になるところが、ピークがカットされて、符号16bで示される状態となり、最大となっても、送電線5の送電容量以下での送電が続けられることになる。
この結果、既設の送電線である送電線5を介して電力供給することになっていた既設の発電設備である第一の発電設備2aに対して風力発電設備からなる他の発電設備2bが追加されて発電設備2が構成された実施形態になっていても送電線を新設する必要はない。
そして、発電量のピークが一日24時間の時間帯の中で相違している太陽光発電設備からなる第一の発電設備2aと、風力発電設備からなる他の発電設備2bとの組み合わせによって、太陽光発電設備からなる第一の発電設備2aだけで発送電している場合よりも、より長い時間帯で、より多くの電力を送電、供給することができる。
上述したように、正午過ぎから午後3時過ぎまで太陽光発電設備からなる第一の発電設備2aでの発電量を抑制するピークカットを行った場合でも、カットされた発電量は第一の発電設備2aの4月29日一日の発電量の1.7%でしかなかった。
また、図3に示したように、太陽光発電設備からなる第一の発電設備2aでの発電量を示す符号16のカーブ全体を、第一の発電設備2aから受電して送電線5を介して送電する電力と、他の発電設備2bから受電して送電線5を介して送電する電力とを加算した電力量の総和を示す符号16のカーブが覆っている。
そこで、ピークカットすることによって生じるロス発電量を考慮しても、既設の送電線である送電線5を介して電力供給することになっていた既設の発電設備である第一の発電設備2aに対して風力発電設備からなる他の発電設備2bを組み合わせて発電設備2が構成された実施形態が、発電効率がよくなり、より多くの電力を供給、送電できる時間が長くなっていることを、図3に示した4月29日の運転から確認できた。
上記では、第一の比較手段10aと、発電量抑制指示手段13と、発電量制御手段12との上述した機能の組み合わせによって上述したようにピークカット制御した。
これに限られず、上述した機能を有する第一の比較手段10a、第二の比較手段10b、ピーク送電電力制御手段11、発電量制御手段12、発電量抑制指示手段13を種々に組み合わせることによって、既設の送電線である送電線5を介して電力供給することになっていた既設の発電設備である第一の発電設備2aに対して他の発電設備2bを組み合わせ、第一の発電設備2aで発電される電力に、他の発電設備2bで発電される電力を追加しながら、なおかつ、常に、既設の送電線5の送電容量におさまる電力供給、送電を行うようにすることができる。
これらの場合における各設備の配備構成としては、例えば、次のような形態を例示できる。
第一の比較手段10aは受電設備3に配備されており、ピーク送電電力制御手段11が、受電設備3あるいは、第一の発電設備2a及び他の発電設備2bの中の少なくとも一つの発電設備に配備されている構成。
第二の比較手段10bは受電設備3あるいは、第一の発電設備2a及び他の発電設備2bからなる発電設備2に配備されており、ピーク送電電力制御手段11が、受電設備3あるいは、第一の発電設備2a及び他の発電設備2bの中の少なくとも一つの発電設備に配備されている構成。
第一の比較手段10aは受電設備3に配備されており、発電量抑制指示手段13が、受電設備3あるいは、発電量制御手段12を備えている第一の発電設備2a及び他の発電設備2bの中の少なくとも一つの発電設備に配備されている構成。
第二の比較手段10bは受電設備3あるいは、第一の発電設備2a及び他の発電設備2bからなる発電設備2に配備されており、発電量抑制指示手段13が、受電設備3あるいは、発電量制御手段12を備えている第一の発電設備2a及び他の発電設備2bの中の少なくとも一つの発電設備に配備されている構成。
いずれの構成にしても、既設の送電線である送電線5を介して電力供給することになっていた既設の発電設備である第一の発電設備2aに対して他の発電設備2bを組み合わせ、第一の発電設備2aで発電される電力に、他の発電設備2bで発電される電力を追加しながら、なおかつ、常に、既設の送電線5の送電容量におさまる電力供給、送電を行うようにすることができる。
また、上記では、他の発電設備2bとして風力発電設備を説明したが、他の種類の発電設備にすることが可能であるし、他の発電設備2bを複数設備する形態にすることもできる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1 発電システム
2 発電設備
2a 第一の発電設備
2b 他の発電設備
3 受電設備
4 制御部
5 送電線
6 太陽電池モジュール
7 パワーコンディショナー(PCS)
8 発電機
9 変圧器
10a 第一の比較手段
10b 第二の比較手段
11 ピーク送電電力制御手段
12 発電量制御手段
13 発電量抑制指示手段

Claims (5)

  1. 第一の発電設備と、
    前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
    前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
    前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
    前記第一の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力と、前記他の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力との電力量の総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第一の比較手段と、
    前記第一の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分を送電する電力からカットするピーク送電電力制御手段と
    を備え
    前記第一の比較手段は前記受電設備に配備されており、前記ピーク送電電力制御手段が、前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている
    発送電システム。
  2. 第一の発電設備と、
    前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
    前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
    前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
    前記第一の発電設備での発電量と、前記他の発電設備での発電量との総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第二の比較手段と、
    前記第二の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分を送電する電力からカットするピーク送電電力制御手段と
    を備え
    前記第二の比較手段は前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備からなる発電設備に配備されており、前記ピーク送電電力制御手段が、前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている
    発送電システム。
  3. 第一の発電設備と、
    前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
    前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
    前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
    発電量抑制指示を受けて前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中のどちらか一方、又は、双方の発電量を抑制制御する発電量制御手段と、
    前記第一の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力と、前記他の発電設備から受電して前記送電線を介して送電する電力との電力量の総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第一の比較手段と、
    前記第一の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように前記発電量制御手段に対して発電量抑制指示を出す発電量抑制指示手段と
    を備え
    前記第一の比較手段は前記受電設備に配備されており、前記発電量抑制指示手段が、前記受電設備あるいは、前記発電量制御手段を備えている前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている
    発送電システム。
  4. 第一の発電設備と、
    前記第一の発電設備とは異なる他の発電設備と、
    前記第一の発電設備及び、前記他の発電設備とが接続される受電設備と、
    前記受電設備に接続されている送電線とを備えてなり、
    発電量抑制指示を受けて前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中のどちらか一方、又は、双方の発電量を抑制制御する発電量制御手段と、
    前記第一の発電設備での発電量と、前記他の発電設備での発電量との総和と、前記送電線の送電容量とを比較する第二の比較手段と、
    前記第二の比較手段での比較により前記送電容量より多い電力部分の発電を抑制するように前記発電量制御手段に対して発電量抑制指示を出す発電量抑制指示手段と
    を備え
    前記第二の比較手段は前記受電設備あるいは、前記第一の発電設備及び前記他の発電設備からなる発電設備に配備されており、前記発電量抑制指示手段が、前記受電設備あるいは、前記発電量制御手段を備えている前記第一の発電設備及び前記他の発電設備の中の少なくとも一つの発電設備に配備されている
    発送電システム。
  5. 前記第一の発電設備は、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、火力発電の中のいずれか一種であり、前記他の発電設備は、前記第一の発電設備とは異なる、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、火力発電の中のいずれか一種である請求項1〜4のいずれか一項記載の発送電システム。
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