JP6367532B2 - 電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、電源システムに関する発明である。
将来、自然条件の影響を受ける不安定なエネルギーによる発電である太陽光発電および風力発電が大量導入された場合(例えば、特許文献1参照)、負荷自体の変動や、太陽光発電および風力発電の出力変動が同期発電機(例えば、火力発電機等)の耐量以上に発生する場合がある。この場合、系統が不安定になる(周波数変動が大きくなる)ことや、同期発電機が脱調することが懸念される。
ここで、系統の周波数を安定化させる対策としては、例えば、以下の2つの対策がある。
(1)ガスタービンなどの増設や蓄電池、フライホイールなど、系統側の周波数の調整能力(電源の調整分)を拡大する。
(2)EMS(Energy Management System)により需要側の変動を抑制することや、揚水発電所や蓄電池などにより、負荷を平準化して、需要変動を小さくする。
特開2013−33827号公報
しかしながら、既述の系統を安定化させる対策は、計画から竣工まで時間がかかり、膨大なコストが発生する。
現状、大規模停電時においては、自然条件の影響を受ける不安定なエネルギーによる発電である太陽光発電および風力発電等の分散型電源は、停止するように制御される。したがって、太陽光発電および風力発電等の分散型電源を、最大限、有効活用することができない。
また、例えば、太陽光発電および風力発電のからの電力量を抑えるために、パワーコンディショナの出力を遠方の制御装置から制御する方法がある。しかし、需要家が自由に制御装置のメーカーを選定するため、パワーコンディショナと制御装置のプロトコルの互換性や制御装置が通信するインターフェイスの開発が必要になる。さらに、メーカーによっては、パワーコンディショナにインターフェイスが取り付けられていないことも懸念される。
本発明の一態様に係る実施例に従った電源システムは、
電力を需要負荷に供給するための電源システムであって、
系統電源の1つ又は複数の第1の同期発電機が接続された一次送電線と、
前記一次送電線に1つ又は複数の変圧器を介して接続された複数の電線と、
発電機と、前記発電機が出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナと、前記パワーコンディショナが出力する電力を計測する発電用電力計と、を有する複数の発電ユニットと、
前記発電ユニット毎に設けられ、前記パワーコンディショナの出力と前記電線との間に接続された複数のユニット用開閉器と、
前記電線から電力が供給される需要負荷の消費電力を計測する複数の負荷用電力計と、
前記電線毎に設けられ、前記発電用電力計および前記負荷用電力計の計測値を取得し、前記ユニット用開閉器を制御する複数の通信端末と、
前記複数の通信端末と通信し、前記発電用電力計および前記負荷用電力計の計測値を取得し、前記複数のユニット用開閉器を制御する中央制御装置と、を備え、
前記中央制御装置は、
複数の前記発電ユニットの合計の出力、前記需要負荷の電力需要、および前記系統電源の出力に基づいて、以下の式(1)で表される系統の周波数変動ΔFが、予め設定された設定値以下になるように、前記複数のユニット用開閉器を制御することを特徴とする。
ΔF=1/K(ΔG−(ΔL+ΔLR)) (1)
式(1)において、K:系統定数、ΔG:系統電源による周波数の調整分、ΔL:需要負荷の電力需要の変動による周波数の変動分、ΔLR:発電ユニットの合計の出力の変動による周波数の変動分である。
本発明の一態様に係る前記電源システムにおいて、
前記中央制御装置は、前記複数の通信端末に前記複数のユニット用開閉器の制御を実行させることを特徴とする。
本発明の一態様に係る前記電源システムにおいて、
前記発電機は、太陽光発電機、または風力発電機であることを特徴とする。なお、前記発電機以外の分散型電源システム(燃料電池、蓄電池など)を有していても構わない。
本発明の一態様に係る前記電源システムにおいて、
前記電線に接続され交流電力を出力する第2の同期発電機と、
前記第2の同期発電機が出力する電力を計測する第2の同期発電用電力計と、をさらに備え、
前記通信端末は、前記同期発電用電力計の計測値をさらに取得し、
前記中央制御装置は、前記複数の通信端末と通信し、前記同期発電用電力計の計測値をさらに取得し、
前記中央制御装置は、
複数の前記発電ユニットの合計の出力、前記需要負荷の電力需要、および前記第2の同期発電機の出力を含めた前記系統電源の出力に基づいて、前記複数のユニット用開閉器を制御することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る実施例に従った電源システムは、
電力を需要負荷に供給するための電源システムであって、
電線と、
発電機と、前記発電機が出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナと、前記パワーコンディショナが出力する電力を計測する発電用電力計と、を有する複数の発電ユニットと、
前記発電ユニット毎に設けられ、前記パワーコンディショナの出力と前記電線との間に接続された複数のユニット用開閉器と、
前記電線から電力が供給される需要負荷の消費電力を計測する複数の負荷用電力計と、
前記電線に接続され、交流電力を出力する同期発電機と、
前記交流発電機が出力する電力を計測する同期発電用電力計と、
前記同期発電用電力計、前記発電用電力計および前記負荷用電力計の計測値を取得し、前記ユニット用開閉器を制御する通信端末と、を備え、
前記通信端末は、
複数の前記発電ユニットの合計の出力、前記需要負荷の電力需要、および同期発電機の出力に基づいて、前記複数のユニット用開閉器を制御する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る前記電源システムにおいて、
系統電源の1つ又は複数の同期発電機が接続された一次送電線と前記電線との間に、変圧用開閉器が接続され、前記変圧用開閉器は、開放状態であり、前記電線は、一次送電線とは解列されている
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る電源システムは、系統の周波数変動を低減することができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る電源システム1000の一例を示す図である。 図2は、図1に示す通信端末Yaが、自立して、複数のユニット用開閉器SWaを制御する構成の一例を示す図である。 図3は、本発明の一態様である実施例3に係る電源システム1000の一例を示す図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る電源システム1000の一例を示す図である。
図1に示すように、電力を需要負荷に供給するための電源システム1000は、一次送電線LSと、複数の電線(低電圧用電線La、高圧用電線Lb、特別高圧用電線Lc)と、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cと、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcと、複数の負荷用電力計Mra、Mrb、Mrc、Mrdと、複数の通信端末Ya、Yb、Yc、Ydと、複数の変電所Eb、Ec、Edと、中央制御装置Xと、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdと、複数の交流用電力計Mza、Mzb、Mzc、Mzdと、を備える。
一次送電線LSは、系統電源の1つ又は複数の同期発電機(図示せず)が接続されている。なお、この図示しない同期発電機は、例えば、火力、水力、又は、原子力、地熱発電機、バイオマス発電機により発電するようになっている。すなわち、この同期発電機は、発電(出力)が安定している発電機である。
また、この一次送電線LSは、例えば、110kV/550kVの電圧が送電されるようになっている。
複数の電線(低電圧用電線La、高圧用電線Lb、特別高圧用電線Lc)は、一次送電線LSに1つ又は複数の変圧器Tb、Tc、Tdを介して接続されている。
変電所Ebは、変圧器Tbと、変圧用開閉器Sbと、を有する。そして、変圧器Tbと電線(低電圧用電線)Laとの間に、変圧用開閉器SEbが接続されている。
また、変電所Ecは、変圧器Tcと、変圧用開閉器SEcと、を有する。そして、変圧器Tcと電線(母線)Lbとの間に、変圧用開閉器SEcが接続されている。
また、変電所Edは、変圧器Tdと、変圧用開閉器SEdと、を有する。そして、変圧器Tdと電線(特別高圧用電線)Lcとの間に、変圧用開閉器SEdが接続されている。
発電ユニットG1a、G1b、G1cは、分散型電源装置である発電機(太陽光発電機)Sと、発電機(太陽光発電機)Sが出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナCと、パワーコンディショナCが出力する電力を計測する発電用電力計Mと、を有する。
発電機Za、Zb、Zc、Zdは、同期発電機である。
発電ユニットG2b、G2cは、分散型電源装置である発電機(風力発電機)Wと、発電機(風力発電機)Wが出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナCと、パワーコンディショナCが出力する電力を計測する発電用電力計Mと、を有する。
ここで、分散型電源装置S、Wが発生する直流電力は、パワーコンディショナCにより交流電力に変換され、系統電源の交流電力に重畳させて、需要負荷(需要家)に配電されることとなる。
このため、直流電力を交流電力に変換するためのパワーコンディショナCを用い、系統電源に対して、太陽光発電や風力発電等による分散型電源装置を連系させるようにしている。パワーコンディショナCは、周波数や電圧が系統電源のそれらに適合した交流電力を出力する。
ところで、分散型電源装置として用いられる太陽光発電機Sや風力発電機Wは、その動作原理や構造上の特徴から、需要負荷の急激な需要変動に対応することができない。太陽光発電や風力発電は、需要負荷の需要に対して出力調整が単独では難しい電源である。
また、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcは、各発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2c毎に設けられ、パワーコンディショナCの出力と電線との間に接続されている。
負荷用電力計Mraは、電線(低電圧用電線)Laから電力が供給される需要負荷Raの消費電力を計測するようになっている。
また、負荷用電力計Mrbは、電線(高圧用電線)Lbから電力が供給される需要負荷Rbの消費電力を計測するようになっている。
また、負荷用電力計Mrcは、電線(特別高圧用電線)Lcから電力が供給される需要負荷Rcの消費電力を計測するようになっている。
また、負荷用電力計Mrdは、一次送電線LSから電力が供給される需要負荷Rdの消費電力を計測するようになっている。
複数の通信端末Ya、Yb、Yc、Ydは、電線La、Lb、Lc、LS毎に設けられている。
そして、通信端末Yaは、発電用電力計M、同期発電用電力計Mzaおよび負荷用電力計Mraの計測値を取得し、各ユニット用開閉器SWaを制御するようになっている。
また、通信端末Ybは、発電用電力計M、同期発電用電力計Mzbおよび負荷用電力計Mrbの計測値を取得し、各ユニット用開閉器SWbを制御するようになっている。
また、通信端末Ycは、発電用電力計M、同期発電用電力計Mzcおよび負荷用電力計Mrcの計測値を取得し、各ユニット用開閉器SWcを制御するようになっている。
また、通信端末Ydは、同期発電用電力計Mzdおよび負荷用電力計Mrdの計測値を取得するようになっている。
中央制御装置Xは、複数の通信端末Ya〜Ydと通信し、同期発電用電力計Mza〜Mzd、発電用電力計Mおよび負荷用電力計Mra〜Mrdの計測値を取得するようになっている。また、中央制御装置Xは、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcを制御するようになっている。例えば、中央制御装置Xは、複数の通信端末Ya、Yb、Ycに複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcの制御を実行させる。
ここで、中央制御装置Xは、発電用電力計Mの計測値から、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの合計の出力を算出する。また、中央制御装置Xは、負荷用電力計Mra〜Mrdの計測値から、需要負荷Ra〜Rdの電力需要を算出する。また、中央制御装置Xは、同期発電用電力計Mza〜Mzdの計測値から、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdの出力を算出する。
そして、中央制御装置Xは、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの合計の出力、需要負荷Ra〜Rdの電力需要、および系統電源の出力に基づいて、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcを制御する。上記系統電源の出力には、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdの出力が含まれる。
その際、中央制御装置Xは、一例として、以下の式(1)で表される系統の周波数変動ΔFが、予め設定された設定値以下になるように、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcを制御する。
ΔF=1/K(ΔG−(ΔL+ΔL)) (1)
式(1)において、K:系統定数、ΔG:系統電源による周波数の調整分、ΔL:需要負荷の電力需要の変動による周波数の変動分、ΔL:発電ユニットの合計の出力(自然条件の影響を受ける不安定なエネルギーによる発電の総出力)の変動による周波数の変動分である。
ここで、ΔGは、予め決められており、中央制御装置XがΔGを取得するようになっている。また、ΔLは、需要負荷Ra〜Rdの電力需要から中央制御装置Xにより算出される。また、ΔLは、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの合計の出力から中央制御装置Xにより算出される。
なお、自然条件の影響を受ける不安定なエネルギーによる発電には、太陽光発電、風力発電の他、波力発電、潮力発電、地熱発電等が含まれる。
ここで、例えば、配電系統内において、100%で4Hzの垂下特性の場合、周波数変動を1.0Hzに納める必要がある。この場合、連系保護リレーは、自立運転時に系統連系運転時(通常時)と同じ整定値に固定するため、太陽光発電および風力発電の制限量は25%に抑える必要がある。
そこで、既述のように、中央制御装置Xまたは通信端末Ya、Yb、Ycは、例えば、式(1)に基づいて、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcで複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの何れかを解列して、ΔLを減らす(太陽光発電や風力発電等の分散型電源を解列する)。これにより、系統の周波数変動を抑えることができる。
以上のように、本発明の一態様に係る電源システム1000は、系統の周波数変動を低減することができる。
既述のように、中央制御装置Xは、複数の通信端末Ya、Yb、Ycに複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcの制御を実行させる。しかし、中央制御装置Xではなく、各通信端末Ya、Yb、Ycが、自立して、各ユニット用開閉器SWa、SWb、SWcの制御を実行するようにしてもよい。
そこで、本実施例2では、図1に示す通信端末Yaが、自立して、複数のユニット用開閉器SWaを制御する場合について説明する。
ここで、図2は、図1に示す通信端末Yaが、自立して、複数のユニット用開閉器SWaを制御する構成の一例を示す図である。なお、この図2において、簡単のため、発電ユニットG1b、G1c、G2b、G2c、ユニット用開閉器SWb、SWc、負荷用電力計Mrb、Mrc、Mrd、通信端末Tb、Yc、Yd、中央制御装置X等の構成が省略されている。
図2の例では、変圧用開閉器SEbは、開放状態であり、電線(低電圧用電線)Laは、電線(高圧用電線)Lb、(特別高圧用電線)Lc、一次送電線LSとは解列されている。
この場合、通信端末Yaは、自立して、系統の周波数変動が予め設定された規定値以下になるように、複数のユニット用開閉器SWaを制御する。
すなわち、通信端末Yaは、複数の発電ユニットG1aの合計の出力、需要負荷Raの電力需要、および発電機(同期発電機)Zaの出力に基づいて、複数のユニット用開閉器SWaを制御するようにしてもよい。
既述のように、通信端末Ya、Yb、Ycは、例えば、式(1)に基づいて、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcで複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの何れかを解列して、ΔLを減らす(太陽光発電や風力発電等の分散型電源を解列する)。これにより、系統の周波数変動を抑えることができる。
既述の実施例1、2では、発電ユニットが、分散型電源装置である発電機(太陽光発電機、風力発電機)と、この発電機が出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナと、パワーコンディショナが出力する電力を計測する発電用電力計と、を有する構成例について説明した。
この発電ユニットには、さらに、ガス発電機等の同期発電機が含まれていてもよい。
そこで、本実施例3では、発電ユニットが、さらに、ガス発電機等の同期発電機を有する場合の構成の一例について説明する。
図3は、本発明の一態様である実施例3に係る電源システム1000の一例を示す図である。なお、この図3において、図1の符号と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示す。
図3に示すように、電力を需要負荷に供給するための電源システム1000は、実施例1と同様に、一次送電線LSと、複数の電線(低電圧用電線La、高圧用電線Lb、特別高圧用Lc)と、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cと、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcと、複数の負荷用電力計Mra、Mrb、Mrc、Mrdと、複数の通信端末Ya、Yb、Yc、Ydと、複数の変電所Eb、Ec、Edと、中央制御装置Xと、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdと、複数の交流用電力計Mza、Mzb、Mzc、Mzdと、を備える。
そして、発電ユニットG1a、G1b、G1cは、分散型電源装置である発電機(太陽光発電機)Sと、発電機(太陽光発電機)Sが出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナCと、パワーコンディショナCが出力する電力を計測する発電用電力計Mと、を有する。
ここで、特に、発電ユニットG1aのうちの1は、同期発電機である発電機300をさらに有する。そして、この発電ユニットG1aの発電用電力計Mは、この発電機300が出力電力と、パワーコンディショナCが出力する電力とを計測するようになっている。
すなわち、本実施例3において、発電ユニットG1aは、実施例1、2と比較して、同期発電機である発電機300をさらに備える。
ここで、実施例1と同様に、中央制御装置Xは、発電用電力計Mの計測値から、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの合計の出力を算出する。また、中央制御装置Xは、負荷用電力計Mra〜Mrdの計測値から、需要負荷Ra〜Rdの電力需要を算出する。また、中央制御装置Xは、同期発電用電力計Mza〜Mzdの計測値から、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdの出力を算出する。
そして、中央制御装置Xは、複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの合計の出力、需要負荷Ra〜Rdの電力需要、および系統電源の出力に基づいて、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcを制御する。上記系統電源の出力には、複数の発電機(同期発電機)Za、Zb、Zc、Zdの出力が含まれる。
その際、中央制御装置Xまたは通信端末Ya、Yb、Ycは、例えば、式(1)に基づいて、複数のユニット用開閉器SWa、SWb、SWcで複数の発電ユニットG1a、G1b、G1c、G2b、G2cの何れかを解列して、ΔLを減らす(太陽光発電や風力発電等の分散型電源を含む電源ユニットを解列する)。これにより、系統の周波数変動を抑えることができる。
なお、実施例3に係る電源システム1000のその他の構成・機能は、実施例1、2と同様である。すなわち、本実施例3に係る電源システム1000によれば、実施例1、2と同様に、系統の周波数変動を低減することができる。
実施例は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
1000 電源システム
LS 一次送電線
La 電線(低電圧用電線)
Lb、Lc 電線(高圧用電線、特高圧用電線)
G1a、G1b、G1c、G2b、G2c 発電ユニット
SWa、SWb、SWc ユニット用開閉器
Mra、Mrb、Mrc、Mrd 負荷用電力計
Ya、Yb、Yc、Yd 通信端末
Eb、Ec、Ed 複数の変電所
X 中央制御装置
Za、Zb、Zc、Zd 発電機(同期発電機)
La 電線(低電圧用電線)
Tb、Tc、Td 変圧器
Eb、Ec、Ed 変圧用開閉器

Claims (4)

  1. 電力を需要負荷に供給するための電源システムであって、
    系統電源の1つ又は複数の第1の同期発電機が接続された一次送電線と、
    前記一次送電線に1つ又は複数の変圧器を介して接続された複数の電線と、
    発電機と、前記発電機が出力する直流電力を、交流電力に変換して出力するパワーコンディショナと、前記パワーコンディショナが出力する電力を計測する発電用電力計と、を有する複数の発電ユニットと、
    前記発電ユニット毎に設けられ、前記パワーコンディショナの出力と前記電線との間に接続された複数のユニット用開閉器と、
    前記電線から電力が供給される需要負荷の消費電力を計測する複数の負荷用電力計と、前記電線毎に設けられ、前記発電用電力計および前記負荷用電力計の計測値を取得し、前記ユニット用開閉器を制御する複数の通信端末と、
    前記複数の通信端末と通信し、前記発電用電力計および前記負荷用電力計の計測値を取得し、前記複数のユニット用開閉器を制御する中央制御装置と、を備え、
    前記中央制御装置は、
    複数の前記発電ユニットの合計の出力、前記需要負荷の電力需要、および前記系統電源の出力に基づいて、以下の式(1)で表される系統の周波数変動ΔFが、予め設定された設定値以下になるように、前記複数のユニット用開閉器を制御することを特徴とする電源システム。
    ΔF=1/K(ΔG−(ΔL+ΔLR)) (1)
    式(1)において、K:系統定数、ΔG:系統電源による周波数の調整分、ΔL:需要負荷の電力需要の変動による周波数の変動分、ΔLR:発電ユニットの合計の出力の変動による周波数の変動分である。
  2. 前記中央制御装置は、前記複数の通信端末に前記複数のユニット用開閉器の制御を実行させることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記発電機は、太陽光発電機、または風力発電機であることを特徴とする請求項1または2に記載の電源システム。
  4. 前記電線に接続され交流電力を出力する第2の同期発電機と、
    前記第2の同期発電機が出力する電力を計測する第2の同期発電用電力計と、をさらに備え、
    前記通信端末は、前記第2の同期発電用電力計の計測値をさらに取得し、 前記中央制
    御装置は、前記複数の通信端末と通信し、前記第2の同期発電用電力計の計測値をさらに取得し、
    前記中央制御装置は、
    複数の前記発電ユニットの合計の出力、前記需要負荷の電力需要、および前記第2の同期発電機の出力を含めた前記系統電源の出力に基づいて、前記複数のユニット用開閉器を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
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