JP6653971B2 - 車両の配線構造 - Google Patents

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本発明は、ハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)や電気自動車(EV:Electric Vehicle)における配線構造に関する。
たとえば、スプリット方式(シリーズ・パラレル方式)のハイブリッド車では、エンジンおよびモータジェネレータが遊星歯車機構に接続されており、エンジンからの動力を分割してモータジェネレータおよび駆動輪に振り分けることができ、エンジンからの動力およびモータジェネレータからの動力を合成して駆動輪に伝達することができる。また、エンジンを停止して、モータジェネレータからの動力のみによるEV走行が可能である。
このスプリット方式のハイブリッド車には、モータジェネレータが遊星歯車機構およびデファレンシャルギヤとともにケース内に収容されて、それらが駆動輪に動力を伝達するトランスアクスルを構成しているものがある。また、ハイブリッド車には、モータジェネレータを駆動するためのインバータなどを内蔵するPCU(Power Control Unit:パワーコントロールユニット)が搭載されている。PCUおよびトランスアクスルは、複数の高圧電線によって電気的に接続されている。
特開2006−248313号公報
たとえば、図4に示されるように、PCU101は、トランスアクスル102の上方に重ねて配置される。PCU101の一方の側面には、端子ボックス103が設けられている。端子ボックス103の下面には、3個または6個(図4では、6個)の端子104が所定方向に延びる一直線上に等間隔に並べて配置されている。また、トランスアクスル102の上面には、端子ボックス105が一方側に片寄せて配置されている。端子ボックス105の一方の側面には、3個または6個(図4では、6個)の端子106が所定方向に延びる一直線上に等間隔に並べて配置されている。
端子ボックス103の端子104間と端子ボックス105の端子106間とは、同じ間隔に設定されている。各端子104に対して1個の端子106が対応し、側面視において、その対応する端子104,106が所定方向に同じ位置に配置されている。そして、高圧電線107の一端が端子104に接続され、高圧電線107の途中部分が直角に折り曲げられて、その他端が端子104に対応する端子106に接続されている。これにより、端子104,106は、最短距離を通る高圧電線107で接続されることになる。
しかしながら、高圧電線107が複数の素線を撚り合わせて作製されるより線からなるため、高圧電線107の途中部分が折り曲げられると高圧電線107に応力が生じ、その応力が生じた状態で高圧電線107が端子104,106に接続される。そのため、高圧電線107の組付性(端子104,106への接続のしやすさ)および品質に問題が生じる懸念がある。
本発明の目的は、トランスアクスルとパワーコントロールユニットとを電気的に接続する電線に応力が生じることを抑制できる、車両の配線構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両の配線構造は、動力を伝達する動力伝達機構にモータを組み込んだ構成のトランスアクスルと、モータを制御するためのパワーコントロールユニットとを搭載した車両の配線構造であって、トランスアクスルには、複数の第1端子が所定方向に並べて設けられ、パワーコントロールユニットには、複数の第2端子が所定方向に並べて設けられ、複数の素線を撚り合わせたより線からなる電線の一端が第1端子に接続され、電線の途中部分が折り曲げられて、当該第1端子に対応する第2端子に電線の他端が接続され、電線の一端および他端にそれぞれ接続される第1端子および第2端子は、電線における素線の撚り方向に応じて所定方向の位置をずらして配置されている。
この構成によれば、トランスアクスルに、複数の第1端子が所定方向に並べて設けられ、これに対応して、パワーコントロールユニットに、複数の第2端子が所定方向に並べて設けられている。そして、第1端子とその第1端子に対応する第2端子とは、複数の素線を撚り合わせたより線からなる電線によって電気的に接続されている。電線の途中部分が折り曲げられるが、第1端子とこれに対応する第2端子とが素線の撚り方向に応じて所定方向に位置をずらして配置されているので、電線に応力が生じることを抑制できる。その結果、電線の組付け性および品質が向上する。
本発明によれば、トランスアクスルとパワーコントロールユニットとを電気的に接続する電線に応力が生じることを抑制でき、電線の組付け性および品質の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る配線構造が採用されたハイブリッド車の要部構成を示す側面図である。 第1端子ボックスおよび第2端子ボックスをハイブリッド車の右側から見た側面図である。 第1端子ボックスおよび第2端子ボックスをハイブリッド車の前側から見た正面図である。 従来の配線構造を図解的に示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<ハイブリッド車の要部構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る配線構造1が採用されたハイブリッド車の要部構成を示す側面図である。
配線構造1は、たとえば、スプリット方式(シリーズ・パラレル方式)のハイブリッド車に採用される。スプリット方式のハイブリッド車では、たとえば、エンジンおよびモータジェネレータが遊星歯車機構に接続されており、エンジンからの動力を分割してモータジェネレータおよび駆動輪に振り分けることができる。また、エンジンからの動力およびモータジェネレータからの動力を合成して駆動輪に伝達することができる。また、エンジンを停止して、モータジェネレータからの動力のみによるEV走行が可能である。
モータジェネレータおよび遊星歯車機構は、デファレンシャルギヤとともにユニットケース11内に収容されて、駆動輪に動力を伝達するトランスアクスル12を構成している。また、ハイブリッド車には、モータジェネレータを制御するためのPCU(Power Control Unit:パワーコントロールユニット)13が搭載されている。PCU13には、モータジェネレータを駆動するためのインバータなどが内蔵されている。PCU13は、トランスアクスル12の上方に配置されている。
<配線構造>
トランスアクスル12の上面には、その左側に片寄った位置に、第1端子ボックス21が設けられている。また、PCU13の左側面には、第2端子ボックス22が設けられている。
図2は、第1端子ボックス21および第2端子ボックス22をハイブリッド車の右側から見た側面図である。図3は、第1端子ボックス21および第2端子ボックス22をハイブリッド車の前側から見た正面図である。
第1端子ボックス21の左側面には、6個の第1端子23が所定方向に等間隔に並べて配置されている。所定方向は、水平に対して後上り(前下がり)に傾斜して一直線に延びる方向である。第1端子23は、モータジェネレータと電気的に接続されている。
第2端子ボックス22の下端部には、6個の第2端子24が所定方向に等間隔に並べて配置されている。第2端子24の間隔は、第1端子23の間隔と同じである。第2端子24は、インバータと電気的に接続されている。
各第1端子23に対して1個の第2端子24が対応づけられ、それらの第1端子23および第2端子24には、それぞれ電線25の一端および他端が接続されている。これにより、第1端子23とそれに対応する第2端子24とは、電線25によって電気的に接続されている。各電線25は、図3に示されるように、第2端子24から所定方向および車幅方向(左右方向)の両方と直交する方向に延び、その途中部分で直角に折り曲げられて、第1端子23に向けて延びている。
各電線25は、複数の素線を撚り合わせて、その撚り合わせた素線を絶縁体で被覆した構成のより線からなる。そのため、電線25が折り曲げられると、撚り合わせた素線が撚り戻される方向に変形しようとして応力が生じる。具体的には、トランスアクスル12側から電線25を見たときに、その電線25の素線が時計回りに撚られている場合、電線25の折り曲げられた部分を後側に飛び出すように変形させる応力が生じる。そこで、素線の撚り方向および電線25の長さを考慮したオフセット量で、各第1端子23に対して第1端子23と対応する第2端子24が所定方向の後側にずらした位置に配置されている。
<作用効果>
以上のように、第1端子23とその第1端子23に対応する第2端子24とは、電線25によって電気的に接続されている。電線25は、複数の素線を撚り合わせてなるものであり、第1端子23および第2端子24に接続されるために、その途中部分が折り曲げられるが、第1端子23とこれに対応する第2端子24とが素線の撚り方向に応じて所定方向に位置をずらして配置されているので、電線25に応力が生じることを抑制できる。よって、配線構造1では、電線25の組付け性および品質の向上を図ることができる。
<変型例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、配線構造1が採用される車両として、スプリット方式のハイブリッド車を取り上げたが、配線構造1は、シリーズ方式のハイブリッド車に採用されてもよいし、パラレル方式のハイブリッド車に採用されてもよい。シリーズ方式では、エンジンの動力が発電機で電力に変換され、発電機で発生する電力が駆動モータの駆動に使用されて、駆動モータの動力が駆動輪に伝達される。パラレル方式では、遊星歯車機構からなる動力分割機構を備えず、エンジンの動力とモータ(モータジェネレータ)の動力とが駆動輪に伝達される。
また、トランスアクスル12にモータジェネレータが含まれるとしたが、単なるモータがトランスアクスル12に含まれてもよい。
第1端子23および第2端子24の個数がそれぞれ6個である構成を取り上げたが、第1端子23および第2端子24の個数にとくに限定はなく、たとえば、第1端子23および第2端子24の個数がそれぞれ3個であってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:配線構造
12:トランスアクスル
13:PCU
21:第1端子ボックス
22:第2端子ボックス
23:第1端子
24:第2端子
25:電線

Claims (1)

  1. 動力を伝達する動力伝達機構にモータを組み込んだ構成のトランスアクスルと、前記モータを制御するためのパワーコントロールユニットとを搭載した車両の配線構造であって、
    前記トランスアクスルには、複数の第1端子が所定方向に並べて設けられ、
    前記パワーコントロールユニットには、複数の第2端子が所定方向に並べて設けられ、
    複数の素線を撚り合わせたより線からなる電線の一端が前記第1端子に接続され、前記電線の途中部分が折り曲げられて、当該第1端子に対応する前記第2端子に前記電線の他端が接続され、
    前記電線の一端および他端にそれぞれ接続される前記第1端子および前記第2端子は、前記電線における前記素線の撚り方向に応じて前記所定方向の位置をずらして配置されている、配線構造。
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