JP6653553B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は左右の一端で枢支される扉を備えている。近年、冷蔵庫の扉は、前面をガラス板等の化粧板で覆うものが増えている。前記冷蔵庫の扉は、周面が枠部で、背面がカバーで覆われ、前面を前記化粧板で覆われる。そして、枠部、カバー及び化粧版で囲まれた内部に発泡断熱体が充填される。これにより、ガラス板が発泡断熱体に固着される。
前記化粧板を用いた扉では、4辺を覆う枠部が樹脂の一体形成で作製されている。樹脂は形状作成が容易な一方で熱変形が大きい。そのため、冷蔵庫を冷却したときに、前面と背面とで温度差が発生すると、温度差によって反りが発生しやすい。この反りによって、扉と冷蔵庫本体との間に隙間ができると冷気が逃げてしまい、冷蔵庫の冷却性能が低下する。このような、扉の温度差による反りを抑制するため、例えば、特許文献1に記載の冷蔵庫では、前記扉の周面を覆う枠部の内部に補強部材を配置するものが提案されている。
実公昭61−23272号公報
特許文献1に記載の冷蔵庫の扉を補強する補強部材は、枠部の前面と後面とを繋ぐ部分を有している。このように、枠部の内部の全体を補強部材で補強するため、枠部の形状が補強部材の形状によって制約される場合がある。また、枠部の前面と後面とを繋ぐ補強部材を追加すると、枠部の厚み方向に温度差が生じたときに、枠部の熱変形と補強部材との変形差によって枠部が割れたり、変形したりする恐れがある。
そこで、本発明は、変形や破損を抑制し、枠体の変形による冷却性能及び冷却効率の低下を抑制することができる扉を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視矩形状の扉の前面に前面板を配した冷蔵庫において、正面視矩形状であるとともに前記前面板の周部を支持する枠体と、前記枠体の少なくとも一辺の内部に取り付けられた補強部材とを備え、前記枠体は、断面コの字状に形成されており、前記前面板を支持する前面部と、前記前面部と対向する後面部と、前記前面部と前記後面部とを連結する側面部とを有しており、前記補強部材が、前記後面部及び前記側面部を支持するとともに、前記前面と離れて配置されている。
この構成によると、前記補強部材が、前記後面部及び前記側面部を支持しているため、扉を閉じているときの冷蔵庫の内外温度差で発生する扉の枠の変形を抑制することができる。これにより、冷却性能及び冷却効率の低下を抑制することができる。
そして、上記構成において、前記補強部材は前記前面と離れて配置されている。これにより、枠体の前面と補強部材との間には所定の距離を有しているので、枠体の前面と後面との温度差による側面部の変形を吸収する領域を確保することができる。したがって、枠体の側面部が局所で変形することを防止でき、枠体の側面部が割れるなどの破損を防止できる。
なお、前記補強部材は、前記側面部の前後方向の中央よりも後面部側に設けられていてもよい。このように構成して、それ自体に温度差が発生する側面部の補強を必要な範囲である後面部側にとどめておくことで、側面部の熱変形によって発生する応力を吸収する領域を確保でき、応力をより広い領域に分散することで低減して、側面部の過度の変形や破損を抑制する。
上記構成において、前記補強部材は前記枠体の隣合う辺に設けられていてもよく、この場合は前記補強部材の間には隙間が設けられていてもよい。なお、前記補強部材は、矩形状の枠体の四辺全てに取り付けられていてもよい。
上記構成において、前記側面部は、前記後面部と隣り合う部分と前記前面部と隣り合う部分とが異なる面で構成されていてもよい。補強部材により補強される後面部と隣り合う部分は、補強部材により支持するため平面であることが好ましい。また、ある程度の変形が許容される前面部と隣り合う部分は、変形が目立ちにくい曲面であることが好ましい。
上記構成において、前記枠体は、前記補強部材を支持する支持突起を備えており、前記支持突起は、内側に突出するとともに弾性的に変形する突出部と、前記突出部の先端から交差する方向に延びる押え部とを備え、前記補強部材は、前記押え部と当接することで前記枠体に支持されていてもよい。このように構成することで、枠体と補強部材とが、補強部材の長手方向に相対的に移動可能となる。これにより、枠体と補強部材との熱収縮差が発生しても、互いに他の部材から引っ張られないので、熱による応力を抑制することができる。
上記構成において、前記扉の内部には、断熱発泡体が充填され、少なくとも前記後面部または側面部と前記補強部材との間には、前記断熱発泡体を剥離させる剥離層が設けられていてもよい。このように構成することで、前記後面部または側面部と前記補強部材とを断熱発泡体による固着を抑制することができる。
上記構成において、前記扉は、前記本体部に、少なくとも左右一方の辺の近傍を枢支されており、前記補強部材は、前記枠体の左右の辺の枢支されている側に設けられていいぇもよい。
本発明によると、変形や破損を抑制し、枠体の変形による冷却性能の低下を抑制することができる扉を備えた冷蔵庫を提供することができる。
本発明にかかる冷蔵庫の一例の正面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉の正面図である。 図2に示す扉をIII−III線で切断した断面図である。 図2に示す扉をIV−IV線で切断した断面図である。 図4に示す扉の丸で囲んだ部分の拡大図である。 扉を構成する枠体の背面下側から見た斜視図である。 図6に示す枠体の丸で囲んだ部分の拡大図である。 図6に示す枠体をVIII−VIII線で切断した断面図である。 図8に示す枠体の上側の丸で囲んだ部分の拡大図である。 で図8に示す枠体の下側の丸で囲んだ部分の拡大図ある。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明にかかる冷蔵庫の一例の正面図である。なお、以下の説明において、前後方向、上下方向及び左右方向等方向を示す場合があるが、この場合、図1に示す状態を基準とするものとする。冷蔵庫Aは断熱箱体を含む本体部100の上部に冷蔵室1が設けられる。冷蔵室1の下方には製氷室2及び上段冷凍室3が左右に並設される。製氷室2及び上段冷凍室3の下方には下段冷凍室4が設けられる。
冷蔵室1は貯蔵物を冷蔵保存する。製氷室2は製氷及び貯氷を行う。上段冷凍室3及び下段冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存する。本実施形態において、上段冷凍室3は、冷凍室であるが、維持温度を変更できるようになっていてもよい。維持温度を変更することで、冷凍室以外、例えば、冷蔵室や保温室として用いることが可能である。
冷蔵室1は扉11により開閉される。扉11は正面視、矩形であり、左右両端部分に、左ヒンジ部111及び右ヒンジ部112を備えている(後述の図6参照)。図6示すように、左ヒンジ部111及び右ヒンジ部112は扉11の上側及び下側に形成されている。
扉11の前面には、左把手12と、右把手13とが設けられている。左把手12を引っ張ることで、右ヒンジ部112が枢支される。これにより、扉11は、右ヒンジ部112の軸(不図示)を中心に手間に回動する。また、右把手13を引っ張ることで、左ヒンジ部111が枢支される。これにより、扉11は、左ヒンジ部111の軸(不図示)を中心に手間に回動する。なお、扉11は、閉じている状態のとき、左把手12又は右把手13の一方を操作することができるようになっており、どちらか一方を引っ張ることで、引っ張った方の把手と反対側のヒンジ部が作用して扉が開かれる。なお、左把手12及び右把手13と、右ヒンジ部112及び左ヒンジ部111の動作については、公知のものであり詳細な説明は省略する。
製氷室2は貯氷容器(不図示)と一体の引出し式の扉21により開閉される。上段冷凍室3及び下段冷凍室4は貯蔵物の収納ケース(不図示)と一体の引出し式の扉31、41によりそれぞれ開閉される。扉11、21、31及び41は内部に発泡断熱体50(図5参照)が充填されている。本体部100が断熱箱体であるため、扉11、21、31及び41を閉じた状態のとき、冷蔵室1、製氷室2、上段冷凍室3及び下段冷凍室4は、それぞれ、外部と断熱された空間となる。
図2は、図1に示す冷蔵庫の冷蔵室の扉の正面図である。図3は、図2に示す扉をIII−III線で切断した断面図である。図4は、図2に示す扉をIV−IV線で切断した断面図である。図5は、図4に示す扉の丸で囲んだ部分の拡大図である。図6は、扉を構成する枠体の背面下側から見た斜視図である。図7は、図6に示す枠体の丸で囲んだ部分の拡大図である。図8は、図6に示す枠体をVIII−VIII線で切断した断面図である。図9は、図8に示す枠体の上側の丸で囲んだ部分の拡大図である。図10は、図8に示す枠体の下側の丸で囲んだ部分の拡大図である。
図2、図3に示すように、扉11は、上枠14、左枠15、右枠16、下枠17、ガラス板18(前面板)及び背面カバー19を有している。上枠14、左枠15、右枠16、下枠17及び背面カバー19は、樹脂の成形体であり、それぞれ扉11の上面、下面、左右両側面及び背面を覆う。ガラス板18は例えば、厚さが3.2mmのソーダガラスにより形成され、扉11の前面を覆う。扉11は、上枠14、左枠15、右枠16、下枠17、ガラス板18及び背面カバー19に覆われた空間を有する。この空間の内部には、断熱発泡体50(図5等参照)が充填される。
扉11は、長方形状であり、上枠14と下枠17、左枠15と右枠16は、それぞれ、対をなしている。すなわち、上枠14と下枠17は実質上同じ構成を有している。また、左枠15と右枠16は鏡像関係にあるものの、それ以外は、同じ構造を有している。
扉11が、左ヒンジ部111の軸または右ヒンジ部112の軸を中心に開閉されるとき、上枠14及び下枠17が扉11の重量を支える。扉11の重量による上枠14及び下枠17の変形を抑制するため、上枠14の内面側に、補強部材141が設けられている。また、同様に、下枠17の内面側に、補強部材171が設けられている。補強部材141及び補強部材171は、上枠14及び下枠17の変形を抑制することができる十分な大きさを有しているとともに、しっかり固定されている。
このような補強部材141及び171を配置することで、扉11が左ヒンジ部111または右ヒンジ部112で片持ち状態に支持されても、扉11の変形や破損を予防することが可能である。上枠14及び下枠17は、前面部と後面部とを備えている。
左枠15は、前面部153、後面部154及び側面部155を有し、断面コの字状に形成されている。左枠15は、内面に補強部材151が設けられている。図8に示すように、補強部材151は、長尺部材であり、補強部材151は長手方向に沿うように左枠15の内面側に配置されている。図5に示すように、補強部材151は、断面コの字状に形成されており、側面部155と接触して支持する底壁部1511と、後面部154と接触して支持する後壁部1512と、後壁部1512と対向する前壁部1513とを有している。底壁部1511と、後壁部1512及び前壁部1513は一体である。
なお、本実施形態および後述の他の実施形態では、補強部材151の底壁部1511が枠の側面部155と、補強部材151の後壁部1512が枠の後面部154と接触して、補強部材151が左枠15を支持しているが、接触せずに隙間を有していても良く、接触部分と隙間を有する部分とを有していてもよい。また、隙間を有している場合は、補強部材151が枠を支持できる程度であることが好ましい。
後面部154の側面部155から離れた部分には、内側に向かって突出したストッパ156が形成されている。ストッパ156は、後面部154の長手方向に連続して形成された凸条である(図9、図10等参照)。ストッパ156は先端が細くなる傾斜面を有するくさび形に形成されている。ストッパ156は、補強部材151の後壁部1512の底壁部1511と反対側の端部と接触し、補強部材151を支持する。
左枠15の側面部155の内側には、支持突起152が設けられている。支持突起152は、左枠15の長手方向に所定間隔で配置されている。なお、支持突起152は等間隔に並べて配置されていてもよいし、力の分布に応じて、個数が変化する配置であってもよい。支持突起152は、後面部154に対して、補強部材151の前後幅と同じか少し大きい距離をあけて配置されている(図3、図8等参照)。
図5に示すように、支持突起152は、側面部155の内面より内側に突出する平板状の突出部1521と、突出部1521の先端側に後面部154に向かって突き出した押え部1522とを備えている。突出部1521は弾性変形可能であり、先端に力が作用することでたわむ。また、押え部1522は、先端が細くなる傾斜面を有するくさび形である。押え部1522は、補強部材151の前壁部1513の底板部1511と反対側の端部と接触し、補強部材151を支持する。
ストッパ156と押え部1522との間隔は、補強部材151の前後幅よりも狭くなっている。補強部材151の底壁部1511をストッパ156と支持突起152の押え部1522の両方に接触させた後、側面部155に向けて押す。このとき、補強部材151は、ストッパ156の傾斜面に押されて、前方にずれる。支持突起152では、押え部1522の傾斜面が補強部材151に押されて突出部1521が弾性的に撓む。これにより、ストッパ156と押え部1522の間隔が拡げられて、補強部材151の底壁部1511がストッパ156と押え部1522の間に進入する。補強部材151がさらに押されて、後壁部1512がストッパ156よりも側壁部155側に移動するとともに、前壁部1513が押え部1522よりも側壁部155側に移動すると、突出部1521が元の形状に戻る。これにより、後壁部1512がストッパ156と、前間部部1513が押え部1522とそれぞれ係合し、補強部材151が左枠15に支持される。
左枠15に補強部材151を取り付けたとき、補強部材151の底壁部1511は側面部155に、後壁部1512は後面部154のそれぞれに接触して支持する。これにより、補強部材151は、後面部154側面部155を補強する。左枠15に補強部材151を取り付けたとき、補強部材151の底壁部1511と側面部155、後壁部1512と後面部154とは、それぞれ、補強部材151の長手方向に相対的に移動可能となっている。また、補強部材151は、左枠15の前後方向の中央よりも後側に設けられている。すなわち、補強部材151は、左枠15の前面部153と切り離されている。図5に示す左枠15では、補強部材151は前後方向の中央C1よりも後側に設けられている。
左枠15には、前面151のさらに前側にフック157が設けられている。フック157は、前面部153とガラス板18の周縁部分を挟むことで、ガラス板18を保持する。また、フック157は、ガラス板18の辺縁部分を覆っている。
図4に示すように、右枠16は、左枠15と左右対称になるが、同じ構成を有している。すなわち、内面に支持部材161を設けている。そして、右枠16は、支持突起162、前面部163、後面部164及び側面165を備えている(図4参照)。なお、図示は省略しているが、酢ストッパ及びフックも備えられている。右枠16の詳細は、左枠15と同じであるので省略する。
図6に示すように、上枠14、左枠15、右枠16及び下枠17を長方形状に組み合わせて枠体110を構成している。なお、以下の説明で、上枠14、左枠15、右枠16及び下枠17を組み合わせた状態で用いるときには、枠体110として説明する。
扉11において、ガラス板18は、枠体110の前面に配置される長方形板である。ガラス板18の周縁部は、上枠14の前面部、左枠15の前面部153、右枠16の前面部163及び下枠17の前面部と接触する。また、ガラス板18の長辺の前面側には、左枠15のフック157及び右枠16のフックがそれぞれ係合している。扉11は、左ヒンジ部111または右ヒンジ部112のいずれかを中心として回動する構成である。そのため、ガラス18の左右端は、家具等(椅子やワゴン等)に衝突し易い。ガラス板18の左右の端が、左枠15のフック157及び右枠16のフックで覆われるため、ガラス板18のエッジが保護され、ガラス板18の破損を抑制できる。
背面カバー19は、冷蔵室1の内装を構成する。背面カバー19の周縁部は、上枠14の後面部、左枠15の後面部154、右枠16の後面部164及び下枠17の後面部と接触し、各後面部に固定される。扉11が冷蔵室1を閉じるとき、背面カバー19の周縁部が、本体部100と当接する。背面カバー19と本体部100とに隙間があると、外部の高温の空気が内部に流入する、換言すると、内部の冷却された空気が外部に流出する。そのため、背面カバー19の周縁部には、弾性変形可能なパッキン191が設けられている。扉11が冷蔵室1を閉じるときに、パッキン191は弾性変形して、冷蔵室1を気密に密閉する。これにより、扉11が閉じている状態のとき、冷蔵室1の内外の空気の流動を抑制する。
扉11は、枠体110の前面にガラス板18を、後面に背面カバー19をそれぞれ取り付けた状態で、これらの部材で囲まれた空間に断熱発泡体50を充填する。そして、断熱発泡体50が固化することで、枠体110、ガラス板18及び背面カバー19が一体化される。なお、製造時(特に、断熱発泡体を充填する工程)にガラス板18の固定が必要な場合、枠体110の各枠の少なくとも一つの前面部とガラス板18とを、接着剤や両面テープ等を用いて接着してもよい。
扉11には、枠体110、ガラス板18及び背面カバー19で囲まれた空間に、断熱発泡体50が充填されており、扉11が断熱体となる。また、断熱発泡体50は、ガラス板18と枠体110、背面カバー19と枠体110とを一体化する接着剤の役割を果たす。さらに、固化した断熱発泡体50は、扉11の強度部材としての役割も果たす。
補強部材のさらに詳細について説明する。扉11が冷蔵室1を閉じているとき、冷蔵室1は、外部よりも温度が低い。そのため、扉11には、前面と後面とで温度差が生じている。枠体110自体にも、前後で温度差が発生している。上述のとおり、枠体110は樹脂で成型されているものであり、熱による変形(膨張又は収縮)が、金属等の材料に比べて大きい。枠体110は、前後の温度差によって、前側と後側の変形量に差が発生する。
扉11は、上下方向に長い長方形状である。扉11の外周を囲む枠体110のうち、上枠14及び下枠17は、長手方向の長さが短いため変形量の差が小さく、変形量の差による不具合が発生しにくい。上述のとおり、上枠14及び下枠17は、扉11の重量を支持する部材でもあるため、補強部材141及び補強部材171は、それぞれ上枠14及び下枠17の全体を補強するように配置されている。
一方で、枠体110のうち、左枠15及び右枠16は上枠14及び下枠17に比べて、長手方向に長いため、前後の温度差による前後の変形量の差が大きくなる。例えば、冷蔵庫Aを高温環境下で使用したとすると、左枠15の前面部153側は外気温によって膨張し、後面部154側は冷蔵室1の冷気によって収縮する。つまり、冷蔵室1で物品を冷却する場合、前面部153側が高温で、後面部154が低温になる。前面部153の長さに対して後面部154は短くなる。すなわち、左枠15の変形は、上下方向の中間部分が、前に撓む。
左枠15が前後の温度差で上述のように変形する場合、冷蔵庫Aとして、問題になるのは、後面部154と側面部155である。後面部154の上下方向の中間部分が前に撓むと、扉11と本体部100との間に隙間ができる。この隙間ができることで、冷蔵室1の密閉が不十分になり、冷却の効率が低下したり、冷却が不十分になったりする恐れがある。
また、側面部155は前面部153と後面部154とを繋いだ構成であり、それ自体に温度差が生じており、それ自体に前側と後側で変形量の差が発生する。このように、変形量の差が発生すると、変形や割れ等が発生しやすくなる。
そこで、左枠15では、補強部材151を設けて温度変化による後面部154及び側面部155の変形を抑制している。左枠15及び補強部材151の詳細について説明する。補強部材151は、金属材料(例えば、鉄)で形成されている。そのため、補強部材151は、左枠15に比べて熱による変形が発生しにくい。
図5に示すように、補強部材151は、ストッパ156と支持突起152の押え部1522で押えられて支持されている。つまり、補強部材151の後壁部1512と後面部154、補強部材151の底壁部1511と側面部155とは、接触はするが、固定はされない。そのため、熱変形によって後面部154と後壁部1512とに収縮差が発生しても、後面部154と後壁部1512とは相対的にずれるため、応力の発生が抑制される。同様に、熱変形によって側面部155と底壁部1511とに収縮差が発生しても、側面部155と底壁部1511とは長手方向に相対的にずれるため、応力の発生が抑制される。すなわち、後面部154及び側面部155が長手方向に膨張又は収縮しても、補強部材151との間の応力の発生が抑えられる。
また、補強部材151は、後壁部1512と前壁部1513とを連結する底面部1511を含む断面コの字状であることから、補強部材151は、前後方向に撓みにくい。これにより、左枠15の後面部154及び側面部155が上述のような変形をしても、補強部材151が後面部154及び側面部155の変形を抑制する。そのため、後面部154及び側面部155に、温度差による上述のようなたわみが発生しても、補強部材151によって変形が抑制される。なお、上述したとおり、補強部材151は鉄等の金属で形成されており、一般的に樹脂よりも弾性係数が大きい。このことからも、補強部材151は、後面部154及び側面部155の温度差による上述のような変形を抑制する効果を発揮する。
そして、補強部材151の前壁部1513は前面部153と間隔をあけて設けられている。このことから、左枠15の後面部154は、補強部材151によってたわみが規制されているが、補強部材151による補強は、前面部153とは分離されている。
そして、側面部155には、後側部分S1と前側部分S2とが設けられている。側壁部155の後側部分S1が底壁部1511と接触して、補強されている。補強部材151の底壁部1511が平面形状であるため、底壁部1511に補強される後側部分S1は平面である。側面部155の後側部分S1は補強部材151によって変形が抑えられる。
一方、前側部分S2は、温度差による変形をある程度、許容する部分であり、後側部分S1の平面とは、異なる面である。なお、側面部155のように、短手方向に変形量が異なる変形をする場合、平面よりも曲面の方が変形によるしわやたわみが使用者に視認されにくい、すなわち、目立ちにくい。そのため、側面部155の前側部分S2は曲面である。なお、変形が目立ちにくい場合は、平面であってもよい。その場合、後側部分S1と同じ平面であってもよいし、異なる平面であってもよい。
側面部155では、後側部分S1は変形が規制され、前側部分S2はある程度変形が許容されている。そのため、後側部分S1の変形が規制されることによるひずみが前側部分S2の変形によって分散される。そして、前側部分S2は所定の範囲の変形が視認されにくい曲面構造を有している。これにより、側面部155の全面の変形を規制した場合に比べて、変形量を抑制することができるとともに、変形を目立たなくすることが可能である。なお、左枠15の前面部153は、ガラス板18と接触しており、ガラス板8は樹脂に比べて熱変形量が小さい。そのため、前面部153は、ガラス板18に補強されていると考えることができる。
なお、右枠16も左枠15と同様の構成を有している。
上述のとおり、枠体110において、上枠14、左枠15、右枠16及び下枠17と、それぞれの枠に設けられた補強部材141、151、161及び171とは、異なる材料であり、熱による変形量が異なる。枠体において、補強部材141、151、161及び171がそれぞれ連結されていると、熱変形時に、上枠14、左枠15、右枠16及び下枠17の変形量との差で応力が発生し、破損の原因となる。そこで、枠体110の長辺を構成する左枠15に設けられる補強部材151と、同じく長辺を構成する右枠16に設けられる補強部材161とを、それぞれ、左枠15及び右枠16よりも短く形成している。
そして、図7、図9に示すように、上枠14と左枠15とを接合したときに、上枠14に設けられる補強部材141と、左枠15に設けられる補強部材151との間に隙間Gpが設けられる。このように隙間が設けられることで、扉11が冷却され、左枠15及び補強部材151が収縮したとする。左枠15の収縮によって、左枠15に接合した上枠14が下方に移動する。このとき、左枠15と補強部材151とは温度による収縮差が発生するが、隙間Gpを設けていることで、上枠14の補強部材141と左枠15の補強部材151が強く接触するのを抑制することができる。これにより、熱変形(冷却による収縮)で左枠15に応力がかかり、変形したり破損したりするのを抑制することができる。
一方、図10に示すように、左枠15と下枠17との接合部分では、補強部材151と補強部材171とが接触している。これは、下枠17及び補強部材171には、扉11の重量がかかる。そのため、上枠14と左枠15の接合部分よりも強固な補強を行うために接触させている。左枠15の補強部材151は、上枠14の補強部材141との間に隙間Gpがあるとともに、左枠15と補強部材151とは、左枠15の長手方向(すなわち、上下方向)に相対的に移動可能である。そのため、左枠15と補強部材151との温度変化による収縮量の差は、隙間Gpで調整可能である。
以上のことから、隙間Gpは、想定される温度変化によって発生する左枠15と補強部材151との変形量の差よりも大きいことが好ましい。また、左枠16でも、上枠14との接合部分に、補強部材141と補強部材161との間に隙間Gpを設けている。
(第2実施形態)
断熱発泡体50は、硬化するときに部材と密着して接着剤と同等の働きを果たすことがある。断熱発泡体50は、充填するときには液体であるため、後面部154と後壁部1512の間、又は、側面部155と底壁部1511の間に浸入する。これにより、後面部154と後壁部1512、側面部155と底壁部1511は、動かないように固定されてしまい、熱変形時に、応力が発生する。
このような応力の発生を防ぐため、補強部材151の表面には、付着した断熱発泡体50を剥離させる剥離層が設けられている。このように剥離層が設けられていることで、後面部154と後壁部1512、側面部155と底壁部1511のそれぞれは、相対的に移動可能となるため、熱変形による応力を低減することが可能である。なお、剥離層は補強部材の全面に設けてもよいし、後面部154及び側面部155と対向する面に設けてもよい。
以上示した冷蔵庫Aでは、補強部材として断面コの字状のものとしたが、これに限定されるものではない。少なくとも、後面部154と側面部155の後側を支持できる形状であればよい。このような補強部材の断面形状としては、例えば、断面L字状、断面四角形状のもの等を挙げることができる。後面部154及び側面部155と接触してたわみを抑制する断面形状のものを広く採用することができる。
また、左枠15による補強部材151の支持は、押し込むことで弾性変形する支持突起152(いわゆる、スナップフィット)を用いて行われているが、これに限定されない。補強部材151の後壁部1512と後面部154及び底壁部1511と側面部155がそれぞれ相対的に、補強部材151の長手方向に相対的に移動可能な支持方法を広く採用することができる。
以上示した冷蔵庫Aによると、内外温度差によって扉の前後に変形量の差が発生してもそりや破損が発生するのを抑制することが可能である。扉が閉じている状態で、貯蔵室を気密に密閉し、冷蔵庫Aの内外の空気が入れ替わるのを抑制できる。これにより、冷蔵庫Aの冷却能力が低下したり、冷却効率が低下したりするのを抑制することが可能である。
(第3実施形態)
上述した実施形態では、扉の左右に本発明の構成の補強部材を設けたものとしている。しかしながら、これに限定されるものではない。上枠14又は下枠17の少なくとも一方を、左枠15の補強部材151と同じ構成の補強部材で補強するようにしてもよい。また、上枠14又は下枠17のうち、補強部材151と同じ構造の補強部材を配置した場合、上枠14又は下枠17に配置した補強部材と左枠15の補強部材151及び右枠16の補強部材161と角部で接合するようにしてもよい。
(第4実施形態)
また、上枠14又は下枠17の少なくとも一方に左枠15の補強部材151と同じ構成の補強部材を配置する場合、補強部材は上枠14又は下枠17の長手方向長よりも短く、両端と上枠14又は下枠17の両端との間に隙間ができるように配置されていてもよい。
また、上述した実施形態では、使用者による把手の操作に応じて、左右の両方を軸として回転する扉11に補強部材を設けたものとして説明した。これに限定されるものではなく、左又は右のどちらか一方が枢支される扉に補強部材を設けるものに適用してもよい。また、冷蔵室(貯蔵室)を左右に分割して開閉する、いわゆる、観音開きの扉に適用してもよい。これらの回転軸が固定の扉に補強を行う場合、扉の左右の熱変形による影響が大きい方だけに補強部材を配置するようにしてもよい。さらには、扉21、31及び41のような、手前に引き出すことで開閉する扉に同様の構成を採用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
以上説明した本発明にかかる冷蔵庫は、本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視矩形状の扉の前面にガラス板を配し、正面視矩形状であるとともに前記ガラス板の周部を支持する枠体と、前記枠体の少なくとも一辺の内部に取り付けられた補強部材とを備え、前記枠体は、断面コの字状に形成されており、前記ガラス板を支持する前面部と、前記前面部と対向する後面部と、前記前面部と前記後面部とを連結する側面部とを有しており、前記補強部材が、前記後面部及び前記側面部を支持するとともに、前記前面部と離れて配置されている。
上述した冷蔵庫は、前記枠体の隣合う辺に設けられた前記補強部材の間には隙間が設けられていてもよい。
上述した冷蔵庫は、前記補強部材は、前記側面部の前後方向の中央よりも後面部側に設けられていてもよい。
上述した冷蔵庫は、前記後面部と隣り合う部分と前記前面部と隣り合う部分とは異なる面で構成されていてもよい。
上述した冷蔵庫は、前記枠体は、前記補強部材を支持する支持突起を備えており、前記支持突起は、内側に突出するとともに弾性的に変形する突出部と、前記突出部の先端から交差する方向に延びる押え部とを備え、前記補強部材は、前記押え部と当接することで前記枠体に支持されていてもよい。
上述した冷蔵庫は、前記扉の内部には、断熱発泡体が充填され、少なくとも前記後面部または側面部と前記補強部材との間には、前記断熱発泡体を剥離させる剥離層が設けられてもよい。
上述した冷蔵庫は、前記扉は、前記本体部に、少なくとも左右一方の辺の近傍を枢支されており、前記補強部材は、前記枠体の左右の辺の枢支されている側に設けられていてもよい。
A 冷蔵庫
100 本体部
1 冷蔵室
11 扉
110 枠体
111 左ヒンジ部
112 右ヒンジ部
12 左把手
13 右把手
14 上枠
141 補強部材
15 左枠
151 補強部材
152 支持突起
1521 突出部
1522 押え部
153 前面部
154 後面部
155 側面部
156 ストッパ
157 フック
16 右枠
161 補強部材
162 支持突起
163 前面部
164 後面部
165 側面部
17 下枠
171 補強部材
18 ガラス板
19 背面カバー
191 パッキン
2 製氷室
21 扉
3 上段冷凍室
31 扉
4 下段冷凍室
41 扉
50 断熱発泡体

Claims (5)

  1. 本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視矩形状の扉の前面に前面板を配した冷蔵庫において、
    正面視矩形状であるとともに前記前面板の周部を支持する枠体と、
    前記枠体の少なくとも一辺の内部に取り付けられた補強部材とを備え、
    前記枠体は、断面コの字状に形成されており、前記前面板を支持する前面部と、前記前面部と対向する後面部と、前記前面部と前記後面部とを連結する側面部とを有しており、
    前記補強部材が、前記側面部の前後方向の中央よりも後面部側に設けられて前記後面部及び前記側面部を支持するとともに、前記前面部と離れて配置された冷蔵庫。
  2. 前記補強部材の長手方向は前記枠体の一辺に沿っており、前記補強部材は前記枠体に対して前記長手方向に移動可能となるように、前記枠体に支持されている、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記枠体は、前記補強部材を支持する支持突起を備えており、
    前記支持突起は、内側に突出するとともに弾性的に変形する突出部と、前記突出部の先端から交差する方向に延びる押え部とを備え、
    前記補強部材は、前記押え部と当接することで前記枠体に支持された請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記側面部は、前記後面部との対向部分が平面で、前記前面部との対向部分が曲面で構成された請求項1から請求項3のいずれか記載の冷蔵庫。
  5. 前記枠体の隣り合う辺に設けられた前記補強部材の間には隙間が設けられた請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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