JP6653188B2 - 密閉型圧縮機およびこれを備えた冷蔵庫並びに自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、密閉型圧縮機およびこれを備えた冷蔵庫並びに自動販売機に関する。
冷蔵庫や自動販売機などに密閉型圧縮機が用いられている。密閉型圧縮機は、例えば、フレームの上側に圧縮要素を備え、フレームの下側に電動要素を備え、密閉容器内において前記フレームが弾性支持された構成となっている。
このような密閉型圧縮機に関して、特許文献1に、低粘度の潤滑油を用いることによる省エネルギー化を信頼性の低下を発生することなく、またシステムの過負荷運転を十分確保しながら達成することを目的とした発明が開示されている。
この特許文献1には、40度における動粘度が6ミリメートル二乗/秒以下(粘度グレードで言うと一般的には、VG6以下となる)の動粘度の潤滑油を収容し、モーターの効率が高負荷条件で82%以上を有するようにすることが記載されている。また、この特許文献1には、前記した潤滑油としてパラフィン系の鉱油を用いる旨が記載されている。
特開2010−127218号公報
冷蔵庫や自動販売機などの内容積を大きくするため、密閉型圧縮機を小型化することが強く望まれている。密閉型圧縮機を小型化すると、装置の始動時(特に、冷媒寝込み状態で装置を始動したとき)にオイルフォーミング現象が生じ易いという問題がある。なお、冷媒寝込み状態とは、長時間装置を運転しなかった場合などにおいて、潤滑油に冷媒が溶け込んでしまった状態をいう。冷媒寝込み状態となると、潤滑油に冷媒が溶け込むため見かけの油量も増加し、密閉型圧縮機のロータと油面が近づいたり、潤滑油にロータが浸かってしまったりする。そのため、始動時のロータの回転や風圧で潤滑油がかき回されて泡立ってしまうオイルフォーミング現象が生じる。オイルフォーミング現象が生じると圧縮機内の油量が不足し、動作不良や冷却効率の低下、騒音の増加などが生じる。
特許文献1に記載の発明は、ISO VG6以下の動粘度の潤滑油を使用しているので小型化の要請にはある程度応えることができると考えられる。しかしながら、特許文献1で用いられている潤滑油はパラフィン系の鉱油であるため、冷媒の溶け込み難さが十分とは言えず、密閉型圧縮機を小型化した場合には依然としてオイルフォーミング現象が生じるおそれがあった。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、小型化した場合であってもオイルフォーミング現象を抑制できる密閉型圧縮機およびこれを備えた冷蔵庫並びに自動販売機を提供することを課題とする。
本発明に係る密閉型圧縮機は、冷媒を圧縮する圧縮要素と、ロータおよびステータを含み、前記圧縮要素を駆動する電動要素と、上側に前記圧縮要素を備え、下側に前記電動要素を備えるフレームと、前記圧縮要素、前記電動要素および前記フレームを収容するとともに潤滑油を収容する密閉容器と、を備え、前記フレームの下側に設けられた弾性部材によって当該フレームが前記密閉容器に弾性支持されており、前記密閉容器の底面には前記ステータの外周側において、前記密閉容器内に突出するように盛り上がる段差部が形成され、かつこの段差部によって前記弾性部材が前記潤滑油に浸からない高さに配置され、さらに、前記段差部の下部に固定されているプレートに前記密閉容器を弾性支持するゴム座が設けられており、前記潤滑油がISO VG6以下のナフテン系鉱油であり、前記ロータは、前記ロータの半径が前記ロータの厚みよりも大きく、前記ステータは、前記ロータの外周に配置され、円筒状のステータコアとこのステータコアの内周に形成された複数のスロットとからなる鉄心と、前記鉄心に絶縁体を介して巻回されたコイルと、を備え、前記鉄心は、前記鉄心の径方向の長さが前記鉄心の厚みよりも長く、かつ前記コイルは、前記コイルの径方向の長さが前記コイルの厚みよりも長いことを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫は、前記した密閉型圧縮機を備えている。
本発明に係る自動販売機は、前記した密閉型圧縮機を備えている。
本発明によれば、小型化した場合であってもオイルフォーミング現象を抑制できる密閉型圧縮機を提供することができる。
また、本発明によれば、オイルフォーミング現象を抑制できる密閉型圧縮機を備えた冷蔵庫並びに自動販売機を提供することができる。
本実施形態の密閉型圧縮機を示す縦断面図である。 本実施形態の密閉型圧縮機を示す横断面図である。 密閉型圧縮機の作用効果を説明する模式図であり、(a)は本実施形態、(b)は比較例である。 本実施形態の密閉型圧縮機を搭載した冷蔵庫の概略断面図を示し、(a)は密閉型圧縮機を冷蔵庫の下部に配置した構成、(b)は密閉型圧縮機を冷蔵庫の上部に配置した構成である。 本実施形態の密閉型圧縮機を搭載した自動販売機の側面図であって、一部を切欠いた図である。
はじめに、適宜図面を参照して本発明の実施形態に係る密閉型圧縮機100について説明し、次いで潤滑油40について説明する。なお、参照する図面において同一の要素には共通の符号を付し、重複する説明は省略する。
(密閉型圧縮機)
図1は、本実施形態の密閉型圧縮機を示す縦断面図である。
図1に示すように、密閉型圧縮機100は、圧縮要素20および電動要素30を密閉容器3内に配置して構成されたいわゆるレシプロ圧縮機である。圧縮要素20および電動要素30は、密閉容器3内において複数のコイルバネ9(弾性部材)を介して弾性的に支持されている。密閉容器3は、略上半分の外郭を構成する上ケース3mと略下半分の外郭を構成する下ケース3nとが溶接などで接合され、内部に圧縮要素20および電動要素30を収容する空間を有している。
圧縮要素20は、シリンダ21と、このシリンダ21内においてピストン22を往復動させることで冷媒を圧縮するクランクシャフト23と、このクランクシャフト23を軸支するラジアル軸受25と、を備えている。ラジアル軸受25(軸受)は、シリンダ21およびフレーム24と一体に形成されている。クランクシャフト23は、スラスト軸受26を介してフレーム24に回転自在に支持されている。
フレーム24は、略水平方向に延びるベース24aを有し、シリンダ21がベース24aの上部に位置している。また、フレーム24の略中央部には、鉛直方向下方に(下ケース3nの底面に向けて)延びる円筒形状のラジアル軸受25が形成されている。また、フレーム24は、シリンダ21の一部を構成している。
シリンダ21は、クランクシャフト23の回転中心軸Oよりも径方向の外側の偏った位置に形成されている。また、シリンダ21の軸方向の外周側の端部にはヘッドカバー27が取り付けられ、反対側の端部にはピストン22が挿入されている。このように、シリンダ21とヘッドカバー27とピストン22とによって、圧縮室(シリンダ室)Q1が構成されている。なお、シリンダ21とヘッドカバー27との間には、冷媒を吸気する際に開く吸気弁、圧縮した冷媒を吐出する際に開く吐出弁を備えた弁開閉機構が設けられている。
ラジアル軸受25は、クランクシャフト23が軸支されるすべり軸受によって構成されている。また、ラジアル軸受25は、フレーム24に形成された貫通孔24bによって構成されている。スラスト軸受26は、ベース24aの上面の貫通孔24bの周囲に円形溝状に形成された凹部24cに配置されている。
コネクティングロッド22aの大径側の端部22bは、後記するクランクピン23aと連結され、コネクティングロッド22aの小径側の端部22cは、ピン22dを介してピストン22と連結されている。
クランクシャフト23の上端部には、クランクピン23aが形成され、クランクピン23aがクランクシャフト23の回転中心軸Oから偏心した位置に形成されている。また、クランクシャフト23の下端部は、下ケース3nの近傍に位置している。クランクピン23aが回転中心軸Oに対して偏心回転することで、ピストン22がシリンダ21内を往復運動するようになっている。
また、クランクシャフト23は、貫通孔24bの上方において、回転中心軸Oに対して直交する方向(水平方向)に延びるフランジ部23bを有している。なお、本実施形態では、フランジ部23bが、バランスウエイトと兼用する構造となっている。バランスウエイトは、圧縮要素20が駆動したときの振動を低減する機能を有している。これにより、圧縮要素20の高さ寸法を低減でき、密閉型圧縮機100の小型化に寄与できる。
また、クランクシャフト23には、軸方向の下端から上方に向けて凹形状の中繰り穴23cが形成され、クランクシャフト23内に中空部を有するように構成されている。また、クランクシャフト23には、中繰り穴23cの上端からフランジ部23bの上面に貫通する上部連通孔23dが形成されている。
また、クランクシャフト23の外周面には、らせん溝23eがフランジ部23bの近傍まで形成されている。らせん溝23eの上端部は、クランクピン23aに形成された凹形状のピン部中繰り穴23fと、ピン部連通孔23gを介して連通している。
クランクシャフト23の中空部には、固定軸部材28が挿入されている。固定軸部材28は、図示しない固定具によって、クランクシャフト23の回転時においても回転しないように固定されている。固定軸部材28の外周面には、固定軸らせん溝28aが形成されている。この固定軸らせん溝28aの壁面と中繰り穴23cの壁面とでらせん状の潤滑油通路が形成され、クランクシャフト23の回転による壁面移動に伴い、潤滑油40が粘性の効果で壁面に引きずられて潤滑油通路内を上昇するようになっている。
潤滑油通路内を上昇した潤滑油40は、上部連通孔23dを通ってフランジ部23b上に吹き出して、スラスト軸受26を潤滑する。また、クランクシャフト23のらせん溝23eを上昇した潤滑油40は、クランクシャフト23とラジアル軸受25との間を潤滑するとともに、ピン部連通孔23gを通って、クランクピン23aのピン部中繰り穴23fに向けて流れ込み、コネクティングロッド22aの周辺を潤滑する。なお、スラスト軸受26などを潤滑した潤滑油40は、孔24s(図2参照)を介して、密閉容器3の底に戻るように構成されている。
電動要素30は、フレーム24の下側(ベース24aの下方)に配置され、ロータ31およびステータ32を含んで構成されている。
ロータ31は、電磁鋼板を積層したロータコアを備えて構成され、クランクシャフト23の下部に圧入などによって固定されている。また、ロータ31は、半径Rが厚み(軸方向の高さ)T1よりも大きい扁平形状である。また、ロータ31の厚み(軸方向の高さ)T1は、ラジアル軸受25の長さ(軸受長)Lの略半分程度に設定されている。
ステータ32は、ロータ31の外周に配置され、円筒状のステータコアとこのステータコアの内周に形成された複数のスロットとからなる鉄心32aと、鉄心32aに絶縁体(図示せず)を介して巻回されたコイル32bとを備えて構成されている。また、鉄心32aは、図1の縦断面視において、径方向の長さL1が厚み(軸方向の高さ)T2よりも長い扁平形状である。コイル32bも、図1の縦断面視において、径方向の長さが厚み(軸方向の高さ)よりも長い経扁平形状である。また、鉄心32aの厚み(軸方向の高さ)T2は、ロータ31の厚み(軸方向の高さ)T1と同程度になるように構成されている。このように、ロータ31を扁平にした場合、ステータ32の径も広げて扁平形状にすることで、ロータ31を回転させるためのトルクをかせぐことができる。
このようにして圧縮要素20および電動要素30が設けられたフレーム24は、密閉容器3内において複数のコイルバネ9,9を介して弾性支持されている。また、圧縮要素20および電動要素30は、運転時に振動したときに、密閉容器3の内壁面に接触しないように、所定のクリアランスCLが予め設定された状態で設計されている。
コイルバネ9は、圧縮要素20の一部を構成するシリンダ21の側(圧縮機室側Q2、図1の左側)と、シリンダ21の側とは反対側(反圧縮機室側Q3、図1の右側)に設けられている。なお、本実施形態では、コイルバネ9が、圧縮室側Q2と反圧縮機室側Q3のそれぞれにおいて、図1の紙面に直交する方向の手前側と奥側に計4本設けられている(図2参照)。なお、すべてのコイルバネ9は、いずれも同一の形状およびばね特性を有している。このように、コイルバネ9を単一種類にすることで、コイルバネ9が異種混在する場合の配置ミスを防止できる。ただし、コイルバネ9の本数は、4本に限定されるものではなく、3本であってもよく、5本以上であってもよい。
また、フレーム24は、シリンダ21よりも外周側(径方向外側)に延びる延出部24dを有している。この延出部24dは、ステータ32よりも外周側に延びている。また、延出部24dの下面には、コイルバネ9の上部に嵌合して保持する突起部24eが形成されている。
また、フレーム24は、延出部24dとは反対側においても、延出部24dと同程度に延びる延出部24fを有している。この延出部24fも、ステータ32よりも外周側に延びている。また、延出部24fの下面には、コイルバネ9の上部に嵌合して保持する突起部24gが形成されている。
密閉容器3の底面には、ステータ32の外周側において、密閉容器3内に突出するように盛り上がる段差部3aが形成されている。この段差部3aは、下ケース3nの底面の一部と側面の一部とが合わさって凹み形状となることで構成されている。また、段差部3aは、コイルバネ9の位置と対応する位置に設けられている。また、段差部3aの上端には、コイルバネ9の下部が嵌合して保持する突起部3bが形成されている。突起部3bは、ロータ31の下面31aよりも上方に位置している。
図2は、本実施形態の密閉型圧縮機を示す横断面図である。なお、図2では、密閉型圧縮機100内の冷媒の流れについて説明する。
図2に示すように、冷蔵庫の冷却器66(図4参照)から戻って、密閉容器3を貫通して接続された吸入パイプ3eから導入された冷媒は、吸入サイレンサ41の吸入口(不図示)から吸入された後、ヘッドカバー27などを介して圧縮室Q1(図1参照)に導入される。また、圧縮室Q1においてピストン22によって圧縮された冷媒は、吐出室空間(不図示)を通って、フレーム24に形成された吐出サイレンサ42a,42bおよびパイプ3fを通って、吐出パイプ3gから冷却器66(図4参照)に送られる。
図3は、密閉型圧縮機の作用効果を説明する模式図であり、(a)は本実施形態、(b)は比較例である。
図3(b)に示す比較例では、フレーム124の上下に圧縮要素120と電動要素130が配置され、電動要素130がコイルバネ90,90を介して密閉容器300内に弾性支持されている。この場合、内部機構部(圧縮要素120および電動要素130)の重心がコイルバネ90,90の上端よりも上方に位置するため、運転時に両矢印方向に振動したときに、振れ角bが大きくなる。これに対して、図3(a)に示す実施形態では、フレーム24の上部に圧縮要素20、下部に電動要素30が配置され、フレーム24がコイルバネ9,9を介して密閉容器3内に弾性支持されている。この場合、運転時の圧縮要素20と電動要素30がそれぞれ両矢印方向に振動するが、フレーム24の高さ位置(コイルバネ9,9の上端と同程度の位置)に重心が位置するため、振れ角a(<b)が小さくなる。つまり、重心の位置がコイルバネ9に弾性支持されたフレーム24の高さにほぼ等しくなるので、振動し難くすることができる。
このように、密閉型圧縮機100では、フレーム24の上側に圧縮要素20、フレーム24の下側に電動要素30を配置して、フレーム24が弾性支持されることで、内部機構部の振動を低減することが可能になる。さらに、コイルバネ9の位置を、シリンダ21の外周側に配置することで、内部機構部の振動をさらに効果的に抑えることができる。
また、実施形態では、比較例に比べて振動を低減して振れ角aを小さくできることで、内部機構部(圧縮要素20および電動要素30)と密閉容器3との間のクリアランスCL(図1参照)を短くできる。その結果、密閉容器3を小さくでき、密閉型圧縮機100の小型化を図ることが可能になる。
また、各段差部3aの下部には、密閉容器3を弾性支持するゴム座10が設けられている(図1参照)。このゴム座10は、密閉容器3の下ケース3nに固定されたプレート11に支持されている。
このように段差部3aを形成して、段差部3aにコイルバネ9を配置することにより、コイルバネ9を潤滑油40に浸からない高さに設置することが可能になるので、コイルバネ9が潤滑油40内で振動する際に生じていた騒音を防止でき、密閉型圧縮機100の静穏化を図ることが可能になる。また、ゴム座10を段差部3aの下部に配置することで、ゴム座10が密閉容器3の下ケース3nから下方に大きく出っ張るのを防止できるので、密閉型圧縮機100の高さが高くなるのを抑制でき、密閉型圧縮機100の小型化を図ることが可能になる。
図4は、本実施形態の密閉型圧縮機を搭載した冷蔵庫の概略断面図を示し、(a)は密閉型圧縮機を下部に配置した構成、(b)は密閉型圧縮機を上部に配置した構成である。
図4(a)に示すように、冷蔵庫60Aは、冷蔵庫本体61を複数の収納室62,63,64,65に分けて構成されている。例えば、収納室62は冷蔵室、収納室63は上段冷凍室、収納室64は下段冷凍室、収納室65は野菜室である。なお、各収納室62,63,64,65の位置関係は図4(a)の限りではない。密閉型圧縮機100は、収納室65の引出し65aの奥側下部(冷蔵庫本体61の背面側の最下端)の機械室に配置されている。密閉型圧縮機100から吐出された冷媒は、冷蔵庫60A内に設けられた凝縮器(不図示)、減圧機構(不図示)を通り、冷却器66で冷蔵庫内の熱を吸収して、再び密閉型圧縮機100内へと戻される。
ところで、従来のように背の高い密閉型圧縮機を適用すると、機械室の容積を大きくする必要があるため、収納室65に収納される引出し65aの容量が小さくなる(浅い引出しになる)。そこで、本実施形態の密閉型圧縮機100を適用した冷蔵庫60Aを採用することで、機械室の容積を小さくすることができ、機械室の天井面の高さ位置を低くできるので、収納室65の奥側の庫内容量を拡大することが可能になる。
また、図4(b)に示すように、冷蔵庫60Bは、密閉型圧縮機100が収納室62の奥側上部(冷蔵庫本体61の背面側最上端)の機械室に配置されている。
ところで、従来のように背の高い密閉型圧縮機を適用すると、密閉型圧縮機が発生する振動が大きいので、冷蔵庫本体に伝達される振動も大きくなる。そこで、本実施形態の密閉型圧縮機100を適用した冷蔵庫60Bを採用することで、前記した構造によって振動を低減できるので、冷蔵庫本体61に伝わる振動を抑制することが可能になる。また、小型の密閉型圧縮機100を適用することで、収納室62の庫内容量を拡大することも可能になる。
このように、本実施形態の密閉型圧縮機100は冷蔵庫に備えることができることから、自動販売機(図5参照)においても、従来の密閉型圧縮機に替えて小型の密閉型圧縮機100を適用することができる。ここで、図5は、本実施形態の密閉型圧縮機を搭載した自動販売機の側面図であって、一部を切欠いた図である。図5に示すように、本実施形態の自動販売機70は、密閉型圧縮機100を備えているので、密閉型圧縮機100のオイルフォーミング現象が抑制され、機械室の容積を小さくすることができ、収納室の庫内容量を拡大することも可能になる。また、本実施形態の自動販売機70は、密閉型圧縮機100を適用しているので、振動を低減でき、自動販売機本体に伝わる振動を抑制することが可能になる。
(潤滑油)
本発明で用いられる潤滑油40は、ISO VG(ISO粘度グレード)6以下のナフテン系鉱油である。なお、ISOはInternational Organization for Standardizationの略であり、VGはViscosity Gradeの略である。本発明におけるISO VGは、40℃での動粘度(単位はミリメートル二乗/秒(mm2/s))の値を示している。当該動粘度は中点粘度とも呼ばれている。
本発明で用いられるナフテン系鉱油は、環状構造を有する飽和炭化水素(ナフテン系炭化水素)を含有する鉱油であるが、本発明の効果を阻害しない範囲でパラフィン系鉱油や消泡剤、防錆剤などの他の物質を含んでいてもよい。
ナフテン系炭化水素とは、1分子中に少なくとも1個の飽和環(ナフテン環)を含む炭化水素をいう。ナフテン系炭化水素としては、炭素数5個のシクロペンタン環や炭素数6個のシクロヘキサン環などの一般式C2nで示されるシクロアルカン構造を有するものを挙げることができる。本発明においては、ナフテン系炭化水素は、前記ナフテン環が複数個繋がっていてもよく、芳香族環と縮合していてもよく、さらにナフテン環や縮合環が種々のアルキル基が結合していてもよい。
ナフテン系炭化水素は、炭素数5〜50であることが好ましく、炭素数5〜40であることがより好ましく、炭素数5〜30であることがさらに好ましく、炭素数5〜20であることが特に好ましく、炭素数5〜10であることが最も好ましい。
ナフテン系炭化水素としては、例えば、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、エチルシクロペンタン、1,1−ジメチルシクロペンタン、1,3−ジメチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、1,2,4−トリメチルシクロヘキサンなどが挙げられる。
ナフテン系鉱油は、ナフテン系炭化水素を多く含むナフテン基原油を精製することで得ることができる。ナフテン系鉱油の精製手段としては、常圧蒸留および減圧蒸留して潤滑油留分を得、当該得られた潤滑油留分に対して、溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触脱ろう、水素化精製、硫酸洗浄、白土処理のうちの1種または2種以上を適宜組み合わせて適用することが挙げられる。
ナフテン系鉱油は、パラフィン系鉱油と比較して密閉型圧縮機100に使用されている冷媒を溶け込み難いという特性がある。また、本発明においてはナフテン系鉱油のISO VGを6以下としており、動粘度を低くしている。潤滑油40は、ナフテン系鉱油の特性と低い動粘度の相乗効果によって、さらに冷媒が溶け込み難いものとなっている。なお、本発明によれば、潤滑油40の動粘度が低いので装置を動作させるための入力を低減させ、性能を向上させることも可能である。冷媒をより溶け込み難くする観点、及び装置を動作させるための入力をより低減させる観点から、ナフテン系鉱油のISO VGは5以下であるのが好ましい。
本実施形態の密閉型圧縮機100は前記した潤滑油40を用いているため、長時間装置を運転しなかった場合であっても潤滑油40に冷媒が溶け込み難く、寝込み状態となり難い。つまり、油面40aの上昇を抑制することができる。そのため、フレーム24の下側に設けられた弾性部材によって当該フレーム24が密閉容器3に弾性支持されるような構成としても(すなわち、小型化して図1に示すロータ31の下面31aと油面40aとを近づけたとしても)、装置を始動したときにオイルフォーミング現象を抑制することができる。
なお、潤滑油40の油面40aは、オイルフォーミング現象をより確実に抑制できるようにする観点から、冷媒寝込み状態となった場合の油面40aがロータ31の下面31aよりも下側に位置するように構成するのが好ましい。
本発明で用いることのできる冷媒としては、例えば、ASHRAE34規格の冷媒番号R23、R32、R125、R134A、R143A、R404A、R407C、R407E、R410A、R507A、R508Aなどのハイドロフルオロカーボン(HFC)や、R1234yF、R1234ze、R1233zdなどのハイドロフルオロオレフィン(HFO)などを挙げることができる。また、本発明で用いることのできる冷媒として、例えば、R−290(プロパン)、R−1270(プロピレン)、R−600(ブタン)、R−600a(イソブタン)、R−744(二酸化炭素)、R−717(アンモニア)などを挙げることができる。本発明で用いることのできる冷媒は前記したものに限定されないことは言うまでもない。
次に、図1および図2に示した構成の密閉型圧縮機とISO VG5のナフテン系鉱油とを用い、潤滑油の油面とロータとの距離を表1に示すように種々変更して冷媒寝込み状態で装置を始動させ、オイルフォーミング現象が生じるか否かを確認した。なお、外気温度は−10℃であった。
Figure 0006653188
表1に示すように、冷媒寝込み状態になると、潤滑油の油面(冷媒寝込み量)が3mm増加する。そのため、No.1〜4のように、通常静止時における潤滑油の油面とロータとの距離が0.5〜3.5mmしかない場合は、ロータが潤滑油に浸かったり、その距離が非常に近くなったりした(冷媒寝込み状態における潤滑油の油面とロータとの距離−2.5〜0.5mm)。そのため、オイルフォーミング現象が生じてしまい、始動時給油状態はオイルフォーミング現象によって阻害された(評価“×”;比較例)。
これに対し、No.5およびNo.6は、通常静止時における潤滑油の油面とロータとの距離が4.5mm以上あったので、冷媒寝込み状態となっても潤滑油の油面とロータとの距離が0.5mmよりも広くなり、オイルフォーミング現象が生じなかった。つまり、潤滑油の油面と電動要素のロータとの間隔が少なくとも0.5mmよりも広くなり、オイルフォーミング現象が生じなかった。具体的には、No.5は冷媒寝込み状態となっても潤滑油の油面とロータとの距離が1.5mmあり、No.6は2.5mmあった。その結果、始動時給油状態はオイルフォーミング現象によって阻害されなかった(評価“○”;実施例)。
以上、本発明の一実施形態に係る密閉型圧縮機およびこれを備えた冷蔵庫並びに自動販売機について詳細に説明したが本発明の主旨はこれに限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。なお、前記した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100 密閉型圧縮機
20 圧縮要素
24 フレーム
30 電動要素
3 密閉容器
40 潤滑油
9 コイルバネ

Claims (4)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮要素と、
    ロータおよびステータを含み、前記圧縮要素を駆動する電動要素と、
    上側に前記圧縮要素を備え、下側に前記電動要素を備えるフレームと、
    前記圧縮要素、前記電動要素および前記フレームを収容するとともに潤滑油を収容する密閉容器と、を備え、
    前記フレームの下側に設けられた弾性部材によって当該フレームが前記密閉容器に弾性支持されており、
    前記密閉容器の底面には前記ステータの外周側において、前記密閉容器内に突出するように盛り上がる段差部が形成され、かつこの段差部によって前記弾性部材が前記潤滑油に浸からない高さに配置され、
    さらに、前記段差部の下部に固定されているプレートに前記密閉容器を弾性支持するゴム座が設けられており、
    前記潤滑油がISO VG6以下のナフテン系鉱油であり、
    前記ロータは、前記ロータの半径が前記ロータの厚みよりも大きく、
    前記ステータは、前記ロータの外周に配置され、円筒状のステータコアとこのステータコアの内周に形成された複数のスロットとからなる鉄心と、前記鉄心に絶縁体を介して巻回されたコイルと、を備え、
    前記鉄心は、前記鉄心の径方向の長さが前記鉄心の厚みよりも長く、かつ
    前記コイルは、前記コイルの径方向の長さが前記コイルの厚みよりも長い
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記潤滑油に冷媒が溶け込んだ冷媒寝込み状態における前記潤滑油の油面と前記ロータとの間隔が1.5mm以上かつ前記ISO VGが5以下であることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の密閉型圧縮機を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1または請求項2に記載の密閉型圧縮機を備えたことを特徴とする自動販売機。
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