JP6651904B2 - 発泡成形品補強用不織布 - Google Patents
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(1)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記樹脂層が滑剤が含有および/または付着した樹脂層である発泡成形品補強用不織布。
(2)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が滑剤が含有した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
(3)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が前記樹脂層の反対面側に滑剤または離型剤が付着した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
(4)70℃での金型とのセット性が1.5N/φ22mm以上である(1)〜(3)のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
(5)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記樹脂層が滑剤が含有および/または付着した樹脂層である発泡成形品補強用不織布。
(6)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が滑剤が含有した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
(7)補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が前記樹脂層の反対面側に滑剤または離型剤が付着した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
(8)前記樹脂層を線状またはランダム状に間隔を開けて前記補強用不織布層に積層した(1)〜(7)のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
(9)前記樹脂層をドット状に前記補強用不織布層に積層した(1)〜(7)のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
その結果、従来の金型を使用し、縫製のみ施された発泡成型品補強用不織布を効率良く金型にセットでき、作業性を向上できる発泡成形品補強用不織布が得られた。
さらには、前記樹脂をあらかじめ付着させることにより、補強用不織布の輸送時にブロッキングによる補強用不織布同士の接着の可能性を、滑剤を利用することによりにより低減させた取り扱い性にも優れた発泡成形品補強用不織布が得られた。
この発泡成形品補強用不織布は、輸送時の取り扱い性に優れ、発泡成形後の金型への汚れもなく、発泡成形品補強用不織布の成形性にも影響を与えないため、従来と全く同じ方法で使用することができるという利点がある。
スパンボンド法により得られる不織布を使用する補強用不織布層としては、目付が30〜200g/m2で、空隙率が90〜94%のかさ高な不織布と目付が20〜100g/m2で、空隙率87〜91%の緻密な不織布を積層し、ニードルパンチ法で積層一体化させたものや、一層であるが厚み方向に密度差を付け、ウレタン補強層とウレタン発泡時の染み出し防止層を兼ね備えたニードルパンチスパンボンド不織布を使用したもの、さらには捲縮数が2〜40個/25mm、繊維径が1〜30μmである捲縮長繊維不織布で構成され、目付が50〜200g/m2、厚さが0.5〜2.0mmのスパンボンド不織布を使用したものが好ましい。
また、短繊維不織布とスパンボンド不織布との複合不織布層であれば、繊維径が1〜23デシテックスの繊維で形成され、目付が20〜100g/m2であるスパンボンド不織布に短繊維のカードウェッブを片面または両面に積層し、ニードルパンチ法で一体化させた複合不織布層が好ましい。
さらに発泡成形品補強用不織布の30℃での金型セット性は1.5N/φ22mm以下が好ましく、1.0N/φ22mm以下がより好ましい。30℃での金型セット性が1.5N/φ22mmより高くなると、重ねてまたはロール状での保管時に各層間で接着してしまい、取り扱い性が悪くなる。
また、前記滑剤の樹脂層および補強用不織布層への付着方法としては、落下、噴霧、ローラー転写等が挙げられる。
なお、本発明の実施例および比較例で用いた評価方法は下記の方法でおこなった。
補強用不織布から樹脂層をサンプリングし、TA instruments社製「Q400」を用い、TMA(熱機械分析)により求めた。プローブは針入プローブ、荷重0.1N、温度条件−30℃→100℃、昇温速度5℃/min、雰囲気N2下で行った。図1に例示した通り、2つの接線の交点を軟化点Aとした。
発泡成形品補強用不織布から樹脂部のみを4〜5mg採取した。この際、不織布が一緒に採取された場合、そのまま測定した。装置はTA instruments社製Q100を用い、−70℃から120℃まで20℃/minの速度で昇温させた。測定は窒素雰囲気下で行った。チャートより、図2に示したベースライン(20℃−95℃)と接線との交点を融点とした。図2の場合、48.62℃が融点となる。
上記(2)記載の測定により得られたチャートより、溶解エネルギーを求めた。図1の場合、58.78J/gとなる。
JIS K 7206(1999)「プラスチック−熱可塑性プラスチック−ビカット軟化温度(VST)試験方法」に準拠して測定した。
JIS L 1096(2010)「織物及び編物の生地試験方法」8.26.1 A法(フラジール形法)」に準拠して測定した。
試験片を幅25mm、長さ100mmにカットし、1端を金属板(SS400フラットバー幅30mm、長さ100mm)の1端に51.6kPa Kyowa製「ゲージメイト」を使用し、2kgf/φ22mm端子の荷重で30℃±3℃および70℃±3℃で10秒間圧縮する。その後、島津製引張試験機のチャック上部に金属板を、チャック下部に試験片の反対の1端をチャック間距離が10mmとなるようセットする。引張速度100mm/分で引っ張り試験を行い、最大強度を求める。
20cm×20cmにカットした試験片を10枚重ね、4kg/400cm2となるよう均等に荷重を掛け、各温度で12時間放置する。その後25℃の部屋で1時間放置し、重りを除いた後で1枚1枚シートを取り出すときの状況を以下の通り評価した。
○:各層で接着がなく取り出すことができた。
×:各層で接着が起こり、取り出すことが難しかった。
SEMにて樹脂層側から撮影し、単位当りの樹脂層の面積を求め、百分率で示した。
○:発泡ウレタン成形体の表面にガスの後がなく、きれいに発泡されていた。
×:発泡ウレタン成形体の表面にガスの後があり、痘痕状などの欠点があった。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させたヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点39℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。
三井化学株式会社製不織布タフネル「ESE444」の片面に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させたヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7504(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度42℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、30g/m2積層した。
三井化学株式会社製不織布タフネル「ESE444」の片面に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させたヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7504(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度42℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔2mmで線状に、30g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させたヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7504(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度42℃)をスクリーン印刷にてドット状に、20g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させたヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7504(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度42℃)をホットメルトスプレーでランダム状に、20g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7536(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度83℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にサイデン化学株式会社製アクリル系樹脂 ATR−1を上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。上記アクリル系樹脂は常温(20℃)でも粘性が高く、樹脂層のサンプルを取ることができず、軟化点Aは測定できなかった。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度40℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔0.1mmで線状に、50g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=39℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=39℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、30g/m2積層した。その後、タルクを樹脂層面に0.3g/m2スプレーで付着させた。
三井化学株式会社製不織布タフネル「ESE444」の片面にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度40℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。その後、タルクを樹脂層面に0.3g/m2スプレーで付着させた。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7504(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度42℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。その後、タルクを樹脂層面に0.3g/m2スプレーで付着させた。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度40℃)をスクリーン印刷にてドット状に、30g/m2積層した。その後、タルクを樹脂層面に0.3g/m2スプレーで付着させた。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度40℃)をホットメルトスプレーにてランダム状に、30g/m2積層した。その後、タルクを樹脂層面に0.3g/m2スプレーで付着させた。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=39℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、30g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、ビカット軟化温度点40℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔9mmで線状に、5g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=39℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。その後、ダイキン工業株式会社製ダイフリーを不織布の樹脂層の反対面に0.01g/m2スプレー塗布した。
三井化学株式会社製不織布タフネル「ESE444」の片面にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=40℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅1mm、樹脂間隔2mmで線状に、30g/m2積層した。その後、ダイキン工業株式会社製ダイフリーを不織布の樹脂層の反対面に0.01g/m2スプレー塗布した。
白色面側の不織布構成繊維に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させた東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」の白色面側にヤスハラケミカル株式会社製エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂(ビカット軟化点=44℃)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。
白色面側の不織布構成繊維に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させた東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、)をスクリーン印刷にてドット状に、20g/m2積層した。
白色面側の不織布構成繊維に炭酸カルシウム0.3wt%を含有させた東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7528(エチレン酢酸ビニルコポリマー、)をホットメルトスプレーにてランダム状に、20g/m2積層した。
東洋紡株式会社製不織布ボランス「CRE3080」白色面側にヤスハラケミカル株式会社製ヒロダイン7536(エチレン酢酸ビニルコポリマー)をT−ダイから押し出し、上記不織布の長手方向と平行に樹脂幅2mm、樹脂間隔2mmで線状に、20g/m2積層した。
Claims (9)
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記樹脂層が滑剤が含有および/または付着した樹脂層である発泡成形品補強用不織布。
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が滑剤が含有した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の軟化点Aが20℃以上60℃以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が前記樹脂層の反対面側に滑剤または離型剤が付着した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
- 70℃での金型とのセット性が1.5N/φ22mm以上である請求項1〜3のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記樹脂層が滑剤が含有および/または付着した樹脂層である発泡成形品補強用不織布。
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が滑剤が含有した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
- 補強用不織布層と樹脂層を積層した発泡成形品補強用不織布であって、前記樹脂層に使用する樹脂の融点が30℃以上60℃以下、前記樹脂層に使用する樹脂の溶解エネルギーが30J/g以上100J/g以下、前記発泡成形品補強用不織布の通気度が30cc/cm2/秒以上300cc/cm2/秒以下であり、少なくとも前記補強用不織布層が前記樹脂層の反対面側に滑剤または離型剤が付着した補強用不織布層である発泡成形品補強用不織布。
- 前記樹脂層を線状またはランダム状に間隔を開けて前記補強用不織布層に積層した請求項1〜7のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
- 前記樹脂層をドット状に前記補強用不織布層に積層した請求項1〜7のいずれかに記載の発泡成形品補強用不織布。
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