JP6651331B2 - 周波数可変フィルタ装置および共振器 - Google Patents

周波数可変フィルタ装置および共振器 Download PDF

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Description

本発明は、通過周波数帯域を変更可能なフィルタ装置に関するものである。
例えば、送受信周波数を頻繁に切り替える周波数ホッピング通信の送受信器で用いられる周波数可変フィルタ装置が知られている(特許文献1参照)。このような周波数可変フィルタ装置は、通過周波数帯域を高速で(例えば数百回/秒)切り替えることが要求されるもので、共振器としては半同軸共振器を用いて構成していた。
特開平11−234091号公報
上述したような周波数可変フィルタ装置では、通過周波数帯域が高くなるにつれて、共振器の長さを短くする必要がある。例えば、1.4GHzから2.3GHzを可変範囲とするフィルタでは、共振器の長さが2.5mmと短くなる。高周波化すると共振器はさらに短くなるので、周波数切替え用の部品の接続が困難となる。共振器として半同軸共振器を用いる場合、実用的には3GHz程度までしか対応できないと予想される。
本発明の目的は、高い通過周波数帯域にも対応することのできる周波数可変フィルタ装置を提供することである。
上記課題を解決するための、本願発明の周波数可変フィルタ装置の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
特定の周波数帯域の信号を通過させるフィルタ部と、
前記フィルタ部に対し、通過周波数帯域を切り替えるための切替信号を供給する切替信号供給部とを備え、
前記フィルタ部は、
マイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された入力側共振パターンと、
前記入力側共振パターンの長辺とその長辺が隣接し、マイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された出力側共振パターンと、
前記入力側共振パターンに導通し、当該フィルタ部へ信号が入力される高周波信号入力部と、
前記出力側共振パターンに導通し、当該フィルタ部から信号が出力される高周波信号出力部と、
前記入力側共振パターンに接続され、前記入力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第1の接地切替部と、
前記出力側共振パターンに接続され、前記出力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第2の接地切替部とを備えることを特徴とする周波数可変フィルタ装置。
また、本願発明の共振器の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
マイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された入力側共振パターンと、
前記入力側共振パターンの長辺とその長辺が隣接し、マイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された出力側共振パターンと、
前記入力側共振パターンに導通し、信号が入力される高周波信号入力部と、
前記出力側共振パターンに導通し、信号が出力される高周波信号出力部と、
前記入力側共振パターンに接続され、前記入力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第1の接地切替部と、
前記出力側共振パターンに接続され、前記出力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第2の接地切替部とを備えることを特徴とする共振器。
上記構成によれば、高い通過周波数帯域にも対応することができる。
本発明の第1実施形態に係る周波数可変フィルタ装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る切替信号生成部の構成図である。 本発明の第1実施形態に係るフィルタ部の構成図である。 本発明の第1実施例に係るフィルタ特性を示す図である。 本発明の第2実施例に係るフィルタ特性を示す図である。 本発明の第3実施例に係るフィルタ特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るフィルタ部の構成図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る周波数可変フィルタ装置の構成図である。図1に示すように、第1実施形態の周波数可変フィルタ装置1は、切替信号供給部10と共振回路(フィルタ部)20とを含むように構成される。フィルタ部20は、高周波信号入力部21aから入力された高周波信号S1を構成する周波数のうち、特定の周波数帯域の信号を通過させて、高周波信号S2として高周波信号出力部25aから出力するバンドパスフィルタ(BPF)である。
切替信号供給部10は、フィルタ部20に対し、通過周波数帯域を切り替えるための切替信号12a(1)・・・12a(n)の内の1つを供給するもので、フィルタ部20に対し、それぞれ、切替信号12a(1)・・・12a(n)を生成して供給する複数の切替信号生成部12(1)・・・12(n)と、複数の切替信号生成部12(1)・・・12(n)のうち、どの切替信号生成部12から切替信号12aを供給するのかを制御する制御部11とを含むように構成される。nは、正の整数である。切替信号生成部12(1)・・・12(n)を代表させて説明する場合は、切替信号生成部12と称し、切替信号12a(1)・・・12a(n)を代表させて説明する場合は、切替信号12aと称する。
制御部11は、複数の切替信号生成部12(1)・・・12(n)のうち、1つに対してのみ、切替信号12aを供給するよう制御するか、または、複数の切替信号生成部12(1)・・・12(n)の、いずれにも切替信号12aを供給しないよう制御する。つまり、切替信号供給部10は、フィルタ部20に対し、切替信号12a(1)・・・12a(n)のうち1つを供給するか、または、いずれも供給しない。フィルタ部20は、切替信号12a(1)・・・12a(n)のうち1つを受信するか、または、いずれも受信しないかであり、これにより、(n+1)通りの通過周波数帯域を切り替える。
切替信号生成部12は、図1の例では複数(n個)であるが、1つとすることも可能である。切替信号生成部12が1つの場合は、切替信号生成部12からの切替信号12aがある場合と、ない場合との2通りの場合が生じ、フィルタ部20は、切替信号12aがある場合とない場合に応じて、2通りの通過周波数帯域に切り替え制御される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る切替信号生成部の構成図である。
図2に示すように、切替信号生成部12は、切替信号生成部12の入力をTTLレベルの信号に変換するバッファと、後述するフィルタ部20が備えるPINダイオードへ順方向電流を流すスイッチとして動作するトランジスタQ1と、トランジスタQ1のベース電流を制限する抵抗器R1と、トランジスタQ1のベース電流を安定させるための抵抗器R2と、上記順方向電流を制限する抵抗器R3と、切替信号生成部12の出力を逆電圧に接地させるスイッチとして動作するトランジスタQ2と、トランジスタQ2のベース電圧を安定させる抵抗器R4と、逆電圧出力時に電流を制限する抵抗器R5と、トランジスタQ2の接地状態を制限するコンデンサC1とから構成されている。
PINダイオードは、よく知られているように、PN接合の間にI層を挟み込んだ3層構造のダイオードであり、順方向電流を変化させると、順方向の高周波直列抵抗が変化する。
切替信号生成部12において、入力がLo状態であるときは、トランジスタQ1がオンとなり、トランジスタQ2がオフとなって、フィルタ部20が備えるPINダイオードへ、抵抗器R3により制限された順方向電流が出力される。また、入力がHi状態であるときは、トランジスタQ1がオフとなり、トランジスタQ2がオンとなって、コンデンサC1が飽和するまでは、電流が接地されるため、外部への電流の出力がなく、コンデンサC1が飽和すると、抵抗器R5を介して逆電圧による電流が出力される。
すなわち、切替信号生成部12において、制御部11からの信号がLo状態であるときは、当該切替信号生成部12に接続されたフィルタ部20へ、当該フィルタ部20の通過周波数を特定の周波数とするための切替信号12aを供給する。また、制御部11からの信号がHi状態であるときは、当該切替信号生成部12に接続されたフィルタ部20へ切替信号12aを供給しない。
図3は、本発明の第1実施形態に係るフィルタ部の構成図である。
本実施形態のフィルタ部20は、半同軸共振器ではなくて、半波長のマイクロストリップ線路(Micro Strip Line)で構成される共振器を用いる。マイクロストリップ線路は、よく知られているように、基板の表面に線状の導体箔を形成し裏面に導体箔を形成した板状誘電体の構造を持ち電磁波を伝達する伝送路である。これにより、半同軸共振器を用いる場合に比べて、フィルタ部20の物理的な大きさを大きくできるので、周波数切替え用の部品を容易に接続することができる。例えば、テフロン基板のマイクロストリップ線路を用いる場合は、3GHzにおける共振器の長さを約30mmとすることができ、共振器が小さくなりすぎる問題を解決できる。
また、周波数切替えは、共振器を構成するコンデンサの容量を切り替えるのではなく、共振器のマイクロストリップ線路における対GND(GROUND:接地)への短絡点を変化させることにより実現する。共振器における短絡点を変化させる、つまり、マイクロストリップ線路の接地点を変化させることで、共振器の電気的な長さ(電気長)を変え、共振周波数を変化させる。こうすることにより、共振器を長く(大きく)構成しやすくなり、また、共振周波数を切り替える回路が簡素になり高周波化しやすくなる、という効果がある。
図3に示すように、本実施形態の例では、フィルタ部20は、テフロン基板30に形成されたマイクロストリップ線路で構成される共振器により実現される。テフロン基板30の外径を図3の一点鎖線で示す。図3は、テフロン基板30の表面(おもて面)を示す。テフロン基板30の裏面には、おもて面にマイクロストリップ線路の信号伝送パターンを構成できるよう、少なくとも上記信号伝送パターンの裏面相当部位にGND(接地)パターンが形成されている、例えば、ほぼ裏面全体にGND(接地)パターンを形成してもよい。テフロン基板30の厚さは、例えば、本実施形態の例では0.5mmである。また、マイクロストリップ線路を構成する導体は、例えば、18μmの厚さの銅箔に18μmの厚さの金メッキが施されて形成される。
概略構成としては、本実施形態のフィルタ部20は、高周波信号入力部21aと、信号導入パターン21と、入力側共振パターン22と、接合パターン23と、出力側共振パターン24と、信号導出パターン25と、高周波信号出力部25aとを備える。信号導入パターン21と、入力側共振パターン22と、接合パターン23と、出力側共振パターン24と、信号導出パターン25は、いずれも、マイクロストリップ線路として構成される。
高周波信号入力部21aには、フィルタ部20がフィルタリングする対象の高周波信号S1が、特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブルを介して入力される。高周波信号入力部21aは、信号導入パターン21を介して、入力側共振パターン22と電気的に導通している。
高周波信号出力部25aからは、フィルタ部20がフィルタリングした後の高周波信号S2が、特性インピーダンスが50Ωの同軸ケーブルを介して出力される。高周波信号出力部25aは、信号導出パターン25を介して、出力側共振パターン24と電気的に導通している。
信号導入パターン21は、高周波信号入力部21aに入力された高周波信号を、入力側共振パターン22へ伝える。入力側共振パターン22と出力側共振パターン24は、両者の長手方向(図3のY方向)の長さ(図3のc)で決まる共振周波数により定まる周波数帯域の高周波信号を、接合パターン23を介して、入力側共振パターン22から出力側共振パターン24へ伝える。信号導出パターン25は、入力側共振パターン22から出力側共振パターン24へ伝えられた高周波信号を、高周波信号出力部25aへ伝える。
入力側共振パターン22は、図3のY方向に長い略長方形であり、長辺22a,22b、短辺22c,22dを有する。入力側共振パターン22の長手方向における両端部は、それぞれ1カ所以上のバイアホールVHにより、テフロン基板30の裏面GND(接地)パターンに接続されている。図3の例では、入力側共振パターン22の両端部は、それぞれ2カ所のバイアホールVHにより、裏面GNDパターンに接続されている。
出力側共振パターン24は、図3のY方向に長い略長方形であり、長辺24a,24b、短辺24c,24dを有する。長辺24aは、入力側共振パターン22の長辺22bと隣接している。出力側共振パターン24の長手方向における両端部は、それぞれ1カ所以上のバイアホールVHにより、テフロン基板30の裏面GND(接地)パターンに接続されている。図3の例では、入力側共振パターン24の両端部は、それぞれ2カ所のバイアホールVHにより、裏面GNDパターンに接続されている。
入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の幅(短辺の長さ=X方向の長さ、図3のd)は、いずれも2mm前後であり、3GHz付近におけるマイクロストリップ線路の特性インピーダンス、つまり、3GHz付近における入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の特性インピーダンスを20Ωとしている。この幅dは、後述するPINダイオードを半田付けできるように設定されている。また、この幅dは、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の特性インピーダンスを決めるもので、変えることも可能である。
また、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の長さ(長辺の長さ、図3のc)は、いずれも30mm前後、つまり、3GHz付近においてテフロン内を伝搬する電波の1/2波長の長さとしている。この長さcは、フィルタ部20の共振周波数、つまり通過周波数に関係するものである。
信号導入パターン21は、図3のX方向に長い略長方形であり、入力側共振パターン22の長辺22aに接続されている。信号導出パターン25は、図3のX方向に長い略長方形であり、出力側共振パターン24の長辺24bに接続されている。
信号導入パターン21と信号導出パターン25については、それぞれの幅(Y方向の長さ、図3のa)は、いずれも1mm前後である。幅aが1mm前後でテフロン基板30の厚さが0.5mmの場合、3GHz付近における信号導入パターン21と信号導出パターン25の特性インピーダンスは50Ωとなる。こうして、信号導入パターン21と信号導出パターン25の特性インピーダンスを、同軸ケーブルの特性インピーダンスに合わせている。
信号導入パターン21と信号導出パターン25の、それぞれの長さ(X方向の長さ、図3のb)、つまり、高周波信号入力部21aから入力側共振パターン22の長辺22aに至る長さと、高周波信号出力部25aから出力側共振パターン24の長辺24bに至る長さは、いずれも、任意長としてよい。
本実施形態では、後述する接地切替部22kや24kを構成する部品を、同一の(1枚の)テフロン基板30に実装するために、テフロン基板30のX方向の長さを、部品実装に必要な長さとしている。こうすることにより、接地切替部22kや24kを容易に設置することができる。なお、接地切替部22kや24kを、このテフロン基板30に実装しないで、他の方法(例えば直接配線で接続)により設置することも可能である。
信号導入パターン21が入力側共振パターン22の長辺22aと繋がる位置と、入力側共振パターン22の短辺22dとの間のY方向における距離(図3のh3)は、フィルタ部20の入力インピーダンスを決定するもので、本実施形態では6mm前後(電気長40ps:ピコ秒)であり、入力インピーダンスを50Ωとしている。電気長とは、上述したように、電気的な長さであり、電子回路の配線の長さを信号の遅延時間で表わしたものである。
信号導出パターン25が出力側共振パターン24の長辺24bと繋がる位置と、出力側共振パターン24の短辺24dとの間のY方向における距離も上記h3と同じであり、この距離は、フィルタ部20の出力インピーダンスを決定するもので、本実施形態では、出力インピーダンスを50Ωとしている。
また、本実施形態では、入力側共振パターン22の短辺22cや出力側共振パターン24の短辺24cと、接合パターン23の中心との間のY方向における距離(図3のh1)は、15mm前後(電気長80ps)であり、信号導入パターン21や信号導出パターン25と、接合パターン23の中心との間のY方向における距離(図3のh2)は、11mm前後(電気長60ps)である。
入力側共振パターン22の長辺22bと出力側共振パターン24の長辺24aは、互いに対向するよう隣接して配置されており、また、互いに平行である。接合パターン23は、長辺22bと長辺24aとを接続する。
入力側共振パターン22と出力側共振パターン24との間の距離(図3のf、詳しくは、長辺22bと長辺24aとの間の距離)は、つまり、接合パターン23のX方向の長さは、5mm前後(電気長30ps)である。接合パターン23の幅(Y方向の長さ、図3のe)は、0.3〜0.5mm前後であり、3GHz付近における接合パターン23の特性インピーダンスを150Ωとしている。接合パターン23のY方向の位置を変えることにより、フィルタ部20の通過帯域幅を変えることができる。例えば、接合パターン23の位置を上方向(Y1方向)にずらすと、通過帯域幅は広くなる。
入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の上部には、それぞれ、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24に接続され、フィルタ部20が通過させる周波数帯域を切り替えるための切替信号12aが入力されて、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24が接地する接地点(高周波における接地点)を切り替える接地切替部22kと接地切替部24kが設けられている。
接地切替部22kと接地切替部24kは、図3の例では、それぞれ、n個の接地切替部22k(1)〜22k(n)と、接地切替部24k(1)〜24k(n)とを含む。nは、切替信号生成部12や切替信号12aの数と同じ数であり、上述したように、n=1とすることも可能である。接地切替部22k(1)〜22k(n)を代表させて説明する場合は、接地切替部22kと称し、接地切替部24k(1)〜24k(n)を代表させて説明する場合は、接地切替部24kと称する。
図3で対向する位置にある接地切替部22kと接地切替部24kには、同一の切替信号12aが入力される。例えば、接地切替部22k(1)と接地切替部24k(1)には、切替信号12a(1)が入力され、接地切替部22k(2)と接地切替部24k(2)には、切替信号12a(2)が入力され、同様にして、接地切替部22k(n)と接地切替部24k(n)には、切替信号12a(n)が入力される。したがって、接地切替部22kと接地切替部24kが含む接地切替部の数nは、同数となるように設定される。
接地切替部22k(1)は、カソードが入力側共振パターン22の接続点B11に接続されたPINダイオードD11と、PINダイオードD11のアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC11と、PINダイオードD11のアノードに接続された切替端子T11とを備える。切替端子T11には、フィルタ部20の通過周波数帯域を切り替える切替信号12a(1)が入力される。
接地切替部22k(2)は、カソードが入力側共振パターン22の接続点B12に接続されたPINダイオードD12と、PINダイオードD12のアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC12と、PINダイオードD12のアノードに接続された切替端子T12とを備える。切替端子T12には、フィルタ部20の通過周波数帯域を切り替える切替信号12a(2)が入力される。
接地切替部22k(n)は、カソードが入力側共振パターン22の接続点B1nに接続されたPINダイオードD1nと、PINダイオードD1nのアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC1nと、PINダイオードD1nのアノードに接続された切替端子T1nとを備える。切替端子T1nには、フィルタ部20の通過周波数帯域を切り替える切替信号12a(n)が入力される。
同様にして、接地切替部24k(1)は、カソードが出力側共振パターン24の接続点B21に接続されたPINダイオードD21と、PINダイオードD21のアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC21と、PINダイオードD21のアノードに接続された切替端子T21とを備える。切替端子T21には、切替信号12a(1)が入力される。
接地切替部24k(2)は、カソードが出力側共振パターン24の接続点B22に接続されたPINダイオードD22と、PINダイオードD22のアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC22と、PINダイオードD22のアノードに接続された切替端子T22とを備える。切替端子T22には、切替信号12a(2)が入力される。
接地切替部24k(n)は、カソードが出力側共振パターン24の接続点B2nに接続されたPINダイオードD2nと、PINダイオードD2nのアノードに一端が接続され、他端が接地されたコンデンサC2nと、PINダイオードD2nのアノードに接続された切替端子T2nとを備える。切替端子T2nには、切替信号12a(n)が入力される。
接続点B11〜B1nとB21〜B2nは、それぞれ、PINダイオードD11〜D1nのカソードとPINダイオードD21〜D2nのカソードが、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24に、例えば半田付けで接続される点である。切替端子T11〜T1n、T21〜T2nは、それぞれ、切替信号生成部12(1)〜12(n)からの出力信号線と、例えば半田付けで接続される。詳しくは、切替端子T11,T21が切替信号生成部12(1)と接続され、切替端子T12,T22が切替信号生成部12(2)と接続され、以下同様にして、切替端子T1n,T2nが切替信号生成部12(n)と接続される。
本実施形態では、PINダイオードD11〜D1n、D21〜D2n、コンデンサC11〜C1n、C21〜C2n、切替端子T11〜T1n、T21〜T2nは、チップ部品であり、同一のテフロン基板30に実装され半田付けされる。そして、テフロン基板30に実装された切替端子T11〜T1n、T21〜T2nに対し、それぞれ、切替信号生成部12(1)〜12(n)からの出力信号線が半田付けされる。
入力側共振パターン22の短辺22cと接続点B11との間のY方向における距離(図3のg)は、本実施形態の例では、例えば電気長が10psに設定される。また、入力側共振パターン22上において隣接する接続点(例えば、B11とB12)間のY方向における距離(例えば、図3のc1−c2)は、同様に、例えば電気長が10psに設定される。c1は、入力側共振パターン22の短辺22dと接続点B11との間のY方向における距離であり、c2は、入力側共振パターン22の短辺22dと接続点B12との間のY方向における距離である。
こうして、例えば、接地切替部22k(1)の切替端子T11と、接地切替部24k(1)の切替端子T21とに対し、切替信号生成部12(1)から切替信号12a(1)が入力されると、接続点B11とB21とが高周波的に接地される。すなわち、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のc1となる。
また、例えば、接地切替部22k(2)の切替端子T12と、接地切替部24k(2)の切替端子T22とに対し、切替信号生成部12(2)から切替信号12a(2)が入力されると、接続点B12とB22とが高周波的に接地される。すなわち、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のc2となる。
なお、切替信号生成部12(1)〜12(n)のいずれからも切替信号12aが出力されない場合は、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のcとなる。入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が短いほど、フィルタ部20を通過する周波数は高くなる。
図4は、本発明の第1実施例に係るフィルタ特性を示す図である。
第1実施例においては、入力側共振パターン22の短辺22cや出力側共振パターン24の短辺24cと、接合パターン23の中心との間のY方向における電気長(図3のh1)を、80ps(厚さ0.5mmのテフロン基板上で15mm前後)としている。すなわち、切替信号生成部12(1)〜12(n)のいずれからも切替信号12aが出力されない場合であり、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のcとなる場合である。
図4において、横軸は周波数(単位:GHz)、縦軸は、41がフィルタ部20の通過特性、42が反射特性を示す。図4で示されるように、第1実施例においては、通過中心周波数が約2.9GHzであり、2.6〜3.2GHz付近において、通過特性が良好となり、反射が少ない。
図5は、本発明の第2実施例に係るフィルタ特性を示す図である。
第2実施例においては、図3のh1の電気長を70ps(厚さ0.5mmのテフロン基板上で13mm前後)としている。すなわち、切替信号生成部12(1)から切替信号12a(1)が出力されて、接続点B11とB21とが接地される場合であり、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のc1となる場合である。
図5において、横軸は周波数(単位:GHz)、縦軸は、51がフィルタ部20の通過特性、52が反射特性を示す。図5で示されるように、第2実施例においては、通過中心周波数が約3.1GHzであり、2.9〜3.4GHz付近において、通過特性が良好となり、反射が少ない。
図6は、本発明の第3実施例に係るフィルタ特性を示す図である。
第3実施例においては、図3のh1の電気長を60ps(厚さ0.5mmのテフロン基板上で11mm前後)としている。すなわち、切替信号生成部12(2)から切替信号12a(2)が出力されて、接続点B12とB22とが接地される場合であり、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24の電気長が、図3のc2となる場合である。
図6において、横軸は周波数(単位:GHz)、縦軸は、61がフィルタ部20の通過特性、62が反射特性を示す。図6で示されるように、第3実施例においては、通過中心周波数が約3.3GHzであり、3.2〜3.5GHz付近において、通過特性が良好となり、反射が少ない。
第1実施形態によれば、少なくとも以下に示す効果を奏する。
(A1)マイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された入力側共振パターンと、入力側共振パターンと隣接しマイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された出力側共振パターンと、入力側共振パターンに導通する高周波信号入力部と、出力側共振パターンに導通する高周波信号出力部と、入力側共振パターンに接続され、入力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第1の接地切替部と、出力側共振パターンに接続され、出力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第2の接地切替部とを備えるように、周波数可変フィルタ装置を構成したので、周波数切替え用部品の実装を容易にし、高い通過周波数帯域にも対応することができる。
(A2)第1の接地切替部は、切替信号がアノードに入力されカソードが入力側共振パターンに接続された第1のPINダイオードと、第1のPINダイオードのアノードに一端が接続され他端が接地された第1のコンデンサとを含み、第2の接地切替部は、切替信号がアノードに入力されカソードが出力側共振パターンに接続された第2のPINダイオードと、第2のPINダイオードのアノードに一端が接続され他端が接地された第2のコンデンサとを含むように構成したので、共振周波数を切り替える回路が簡素化され、高周波化し易くなる。
(A3)入力側共振パターンと出力側共振パターンとが、マイクロストリップ線路で接続されるように構成したので、入力側共振パターンと出力側共振パターンとの間隔を極端に小さくしなくて済み、入力側共振パターンと出力側共振パターンを製造し易い。
(A4)入力側共振パターンと高周波信号入力部との間に、マイクロストリップ線路で構成される信号導入パターンが設けられ、出力側共振パターンと高周波信号出力部との間に、マイクロストリップ線路で構成される信号導出パターンが設けられるよう構成したので、周波数切替え用部品の実装がより容易となる。
(A5)入力側共振パターンと、出力側共振パターンと、第1の切替端子と、第2の切替端子と、第1のPINダイオードと、第2のPINダイオードと、第1のコンデンサと、第2のコンデンサとを、同一の基板に実装するように構成したので、共振回路を容易に構成できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る周波数可変フィルタ装置の構成は、第1実施形態と同様、図1で示される。ただし、フィルタ部20の構成が、第1実施形態と一部異なる。他の構成は、第1実施形態と同様である。
図7は、本発明の第2実施形態に係るフィルタ部の構成図である。第2実施形態のフィルタ部20が、第1実施形態のフィルタ部20と異なる点は、接合パターン23を削除した点と、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24との間の距離(図3のf)を短くして、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24とを互いにより接近させた点である。第1実施形態では、fは5mm前後であったが、第2実施形態では、fは1mm以下とする。これら以外の点は、第1実施形態のフィルタ部20と同様である。図を分かり易くするため、図7では、接地切替部22k、24kの図示を省略している。
このように、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24とを、マイクロストリップ線路(接合パターン23)で物理的に接続しなくても、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24とを第1実施形態よりも接近させることにより、入力側共振パターン22と出力側共振パターン24とを電磁結合させることができる。
第2実施形態によっても、周波数切替え用部品の実装を容易にし、高い通過周波数帯域にも対応することができる。
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1…周波数可変フィルタ装置、10…切替信号供給部、11…制御部、12…切替信号生成部、12a…切替信号、20…共振器(フィルタ部)、21…信号導入パターン、21a…高周波信号入力部、22…入力側共振パターン、22a…長辺、22b…長辺、22c…短辺、22d…短辺、22k…接地切替部、23…接合パターン、24…出力側共振パターン、24a…長辺、24b…長辺、24c…短辺、24d…短辺、24k…接地切替部、25…信号導出パターン、25a…高周波信号出力部、30…テフロン基板、B11〜B1n,B21〜B2n…接続点、T11〜T1n,T21〜T2n…切替端子。

Claims (4)

  1. 特定の周波数帯域の信号を通過させるフィルタ部と、
    前記フィルタ部に対し、通過周波数帯域を切り替えるための切替信号を供給する切替信号供給部とを備え、
    前記フィルタ部は、
    板状誘電体の構造を持ち電磁波を伝達するマイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された入力側共振パターンと、
    前記入力側共振パターンの長辺とその長辺が隣接し、板状誘電体の構造を持ち電磁波を伝達するマイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された出力側共振パターンと、
    前記入力側共振パターンに導通し、当該フィルタ部へ信号が入力される高周波信号入力部と、
    前記出力側共振パターンに導通し、当該フィルタ部から信号が出力される高周波信号出力部と、
    前記入力側共振パターンに接続され、前記入力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第1の接地切替部と、
    前記出力側共振パターンに接続され、前記出力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第2の接地切替部とを備え
    前記第1の接地切替部は、前記切替信号がアノードに入力され、カソードが前記入力側共振パターンに接続された第1のPINダイオードと、前記第1のPINダイオードの前記アノードに一端が接続され、他端が接地された第1のコンデンサとを含み、
    前記第2の接地切替部は、前記切替信号がアノードに入力され、カソードが前記出力側共振パターンに接続された第2のPINダイオードと、前記第2のPINダイオードの前記アノードに一端が接続され、他端が接地された第2のコンデンサとを含むことを特徴とする周波数可変フィルタ装置。
  2. 請求項に記載した周波数可変フィルタ装置であって、
    前記入力側共振パターンと、前記出力側共振パターンと、前記第1のPINダイオードと、前記第2のPINダイオードと、前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサとが、同一の基板に実装されたことを特徴とする周波数可変フィルタ装置。
  3. 板状誘電体の構造を持ち電磁波を伝達するマイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された入力側共振パターンと、
    前記入力側共振パターンの長辺とその長辺が隣接し、板状誘電体の構造を持ち電磁波を伝達するマイクロストリップ線路で構成され、その長手方向の両端が接地された出力側共振パターンと、
    前記入力側共振パターンに導通し、信号が入力される高周波信号入力部と、
    前記出力側共振パターンに導通し、信号が出力される高周波信号出力部と、
    前記入力側共振パターンに接続され、前記入力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第1の接地切替部と、
    前記出力側共振パターンに接続され、前記出力側共振パターンが接地する接地点を切り替えるための第2の接地切替部とを備え
    前記第1の接地切替部は、切替信号がアノードに入力され、カソードが前記入力側共振パターンに接続された第1のPINダイオードと、前記第1のPINダイオードの前記アノードに一端が接続され、他端が接地された第1のコンデンサとを含み、
    前記第2の接地切替部は、前記切替信号がアノードに入力され、カソードが前記出力側共振パターンに接続された第2のPINダイオードと、前記第2のPINダイオードの前記アノードに一端が接続され、他端が接地された第2のコンデンサとを含むことを特徴とする共振器。
  4. 請求項3に記載した共振器であって、
    前記入力側共振パターンと、前記出力側共振パターンと、前記第1のPINダイオードと、前記第2のPINダイオードと、前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサとが、同一の基板に実装されたことを特徴とする共振器。
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