JP6649339B2 - 水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱 - Google Patents

水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱 Download PDF

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Description

本発明は、ハンドル操作により給水状態と水抜き状態とを切り換え可能な不凍水栓柱に関し、より詳細には、水抜き状態に切り換えたときに発生する可能性がある水の噴き出しを防止する構造を備える不凍水栓柱に関する。
従来から、屋外でのガーデニングや洗車などで使用する不凍水栓柱がある。
不凍水栓柱は、冬期などの凍結の心配がある時期に、ハンドル操作をすることで内部の水を外部に排水することができるため、凍結事故を防ぐことができる。
本出願人は、特許文献1(実用新案登録第3134337号)の不凍水栓柱を考案し、製品化した。
この製品には、水抜き時に製品外部から流路内部に空気を導入して水抜きを補助する吸気機能を備えている。
図11は、製品化した不凍水栓柱Aの構造について示した給水状態における断面図である。
地中の凍結深度以下に埋設される弁箱1は、下端に設けられた水の流入口1aと、流入口1aの上方側壁に設けられた流路1bと、流入口1a上方の同軸上に設けられた同径のシリンダ1d、1eとを有する。
流入口1a、流路1b、排水口1c及びシリンダ1d、1eは、それぞれ連通している。
排水口1cの上流側には、弁座9aを有する樹脂製の逆止カートリッジ9と逆止弁10とが設けられ、逆止弁10が弁座9aに当接することにより、地中の汚水が弁箱1内に侵入しないようになっている。
弁箱1の上部には、接合部1fを介して揚水管2が接続される。揚水管2の上部には、流出部本体3が接続される。流出部本体3の側面には、水の流出口3aが設けられており、流出口3aには蛇口Bを取り付けることができる。揚水管2及び流出部本体3は、流出部本体3及びナット11により固定される四角形の外装管4に収容される。外装管4の下端には排水口カバー12が、上端にはベース部13が装着されている。ベース部13は、流出部本体3の上端に螺着されるグランド14及びナット15により外装管4上部に固定されている。ベース部13の上方には四角形のハンドル8が配置されており、ハンドル8は、操作桿7の上端部に嵌め込まれたうえで、ビスを用いて操作桿7に接続されている。
図11に示すように、ハンドル8は、ハンドル8と直接接続される操作桿7と、ガイドピン17を介して操作桿7と係合する操作桿上側継手18と、操作桿上側継手18下端の縦断面コ字状の円周溝部と嵌合する操作桿下側継手19と、操作桿下側継手19に接続される連結部材6とを介して、ピストン5と連結されている。
連結部材6とピストン5とは、スプリングピン22を用いて接続されている。
操作桿上側継手18及び操作桿7は、ガイドピン17を介して、操作桿7の外周に位置するガイドブッシュ27とも係合する。
操作桿下側継手19には、流出部本体3のシリンダ3bを摺動するOリング20、21が装着されている。
ピストン5には、シリンダ1eを摺動するOリング23、24と、シリンダ1dを摺動するOリング25、26とが装着されている。
ピストン5には、Oリング23の上方に上側横穴5a、Oリング25とOリング26との間に下側横穴5bが、縦穴5cに貫通するように円周方向に複数設けられている。
以上の構造により、図11における給水状態では、弁箱1の流入口1aから流入した水は流路1b、下側横穴5b、縦穴5c、上側横穴5aを通って揚水管2に流れ込み、さらに流出部本体3の流出口3aを通って蛇口Bから放水される。
凍結事故を防ぐために図11の給水状態から水抜き状態にしたい場合は、ハンドル8を紙面の上側から見て時計方向に90度回転操作すると、図13の水抜き状態となる。
図11に示される給水状態から図13に示される水抜き状態に移行する際の動作は、以下の通りである。
図12は、図11の不凍水栓柱Aにおいて、ハンドル8による回転操作でピストン5が上下に作動する機構に用いられている操作桿7及びガイドブッシュ27の外観側面図で、(a)が操作桿7、(b)がガイドブッシュ27である。
図に示すように、操作桿7の側面には、ガイドピン17(図11)と係合するための向かい合わせの一対の縦溝7aが設けられ、ガイドブッシュ27の側面にも、ガイドピン17と係合するための傾斜した向かい合わせの一対の螺旋溝27aがそれぞれに設けられている。
なお図12(b)における向かい合わせの一対の螺旋溝27aについては、紙面に対し奥側の溝を点線で示している。
まずハンドル8を回転させると、ハンドル8と直接接続された操作桿7が90度時計方向に回転する。
その際、操作桿7は、グランド14及びガイドブッシュ27で上下を拘束されているために、上下移動はせずにその場所で回転する。
操作桿7の回転は、操作桿7と係合しているガイドピン17及びガイドブッシュ27に伝達される。
ガイドブッシュ27は、底部に設けた凸部(図示省略)が流出部本体3上面の凹部(図示省略)と嵌合しているためにそれ自体は回転せず、さらにその上下を操作桿7及び流出部本体3で拘束されているために上下の移動もしない。
この状態でガイドピン17のみが図12に示す操作桿7の縦溝7a及びガイドブッシュ27の螺旋溝27aに沿って下方に摺動するために、ガイドピン17が係合している操作桿上側継手18は、回転しながら下方へ移動する。
操作桿上側継手18の下方への移動に伴って、操作桿上側継手18下端の縦断面コ字状の円周溝部と嵌合する操作桿下側継手19は、回転を伴わないで下方へ移動する。
同時に、操作桿下側継手19に接続される連結部材6を介して連結されているピストン5も、回転せずに下方へ所定分移動する。
ピストン5が下方に移動すると、ピストン5に装着されたOリング25は弁箱1のシリンダ1dに、Oリング23はシリンダ1eに、それぞれ当接して、流入口1aからの水を遮断する。
このとき、Oリング26はシリンダ1dから離脱するため、不凍水栓柱A内の水は、ピストン5に設けられた上側横穴5a、縦穴5c及び下側横穴5bを通り、さらに逆止カートリッジ9内を通り、逆止弁10を上昇させて、排水口1c、さらには排水口カバー12を介して地中に排水される。
以上により、ハンドル操作で不凍水栓柱Aを水抜き状態にできるが、不凍水栓柱A内の水が地中に排水されるためには、不凍水栓柱Aの外部から流路内部に空気を取り込み、水との入れ替わりが必要になる。
図13に示すように、ハンドル操作により弁箱1内のピストン5が下方へ移動することと連動して、操作桿下側継手19も下方に移動し、操作桿下側継手19に装着されたOリング20及びOリング21が流出部本体3のシリンダ3bから離脱する。
図14は、水抜き状態における不凍水栓柱Aの上部を拡大した断面図である。
シリンダ3bより上方の側面には、不凍水栓柱A外部から空気を取り込むために、流出部本体3の側壁を貫通する吸気口3cが設けられている。
不凍水栓柱A内の水が排水されると、流路内部が負圧となるため、空気は、不凍水栓柱A外部から順に、吸気口3c、流出部本体3と操作桿下側継手19との間隙を通り、流路内部に自動的に取り込まれる。
この吸気機能を備えているため、水抜き作業の際に、不凍水栓柱Aのハンドル操作の他に蛇口Bを開栓操作して流出部本体3の流出口3aから流路内部に空気を取り込むという煩わしい作業が不要となる。
実用新案登録第3134337号公報
図15は、図11に示す不凍水栓柱Aに蛇口Bを取り付け、その蛇口Bに、ホースC1及び通止水機能付き散水ノズルC2を備えるホースリールCを取り付けた配管の概略図を示す。
この図に示すように、不凍水栓柱Aに接続した蛇口Bの下流側にホースリールCを接続することで、不凍水栓柱Aから離れた場所でも水作業ができるため、この配管が一般的に用いられている。
凍結対策が不要である時期に水作業をおこなう場合は、水作業前に不凍水栓柱Aが水抜き状態であればハンドル操作をおこない給水状態にさせて、さらに蛇口B及びホースリールC末端の散水ノズルC2を開栓することで、放水可能となる。
一度水作業を終え再度水作業をする場合は、前回の水作業において不凍水栓柱Aを給水状態のままにしておき、蛇口B又は散水ノズルC2の開栓、閉栓操作を行うのみで、放水可能である。
このように、凍結対策を必要とする時期を迎えるまでは、不凍水栓柱Aは操作せずに給水状態のままで使用するのが一般的である。
また、凍結の心配のある時期には、蛇口BからホースリールCを取り外した後で不凍水栓柱Aのハンドル操作をして水抜き状態にすることが一般的におこなわれる。
前述の一般的な使用方法であれば何ら問題はないが、使用者によっては、凍結対策が不要な時期でも末端の散水ノズルC2を止水し、蛇口Bを開栓にした状態で、不凍水栓柱Aを水抜き状態にしてから水作業を終える場合がある。
この場合、下流側の散水ノズルC2、ホースC1、蛇口B及びその上流側の不凍水栓柱A内の流路が連通しているために、これらの内部に滞留する多量の水に水圧がかかっている。
この条件下で水抜き状態にすると、流出部本体3の吸気口3cから不凍水栓柱Aの流路内部への空気の取り込みができず、逆に吸気口3cを介して、樹脂成型上設けているベース部13の貫通部13a(図14において点線で示されている)や、ベース部13と外装管4の嵌合箇所から、不凍水栓柱A外部に水が噴き出す恐れがある。
このような使用は稀であり、製品機能上問題無いが、不凍水栓柱A外部に水が噴き出すことにより使用者が欠陥と誤認したり、噴き出した水が使用者に飛び散り衣服等を濡らしたりする恐れがある。
以上を鑑み、本発明は、不凍水栓柱外部への水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱を提供することを目的とする。
本発明は、給水と水抜きとを切り換え可能な不凍水栓柱を提供する。
本発明に係る不凍水栓柱は、水の流入口を有する弁箱と、該弁箱に接続される揚水管と、流出部本体とが互いに接続されて流路を形成する。
流出部本体はその側面に流出口と、その上方に位置する吸気口とを有する。
吸気口の外方には、外装管及びベース部を配置する。
不凍水栓柱は、ハンドル操作により流出部本体内に配置した操作桿下側継手の移動に連動して弁箱内に配置したピストンが移動し、そのことにより、水抜き時に吸気口を介して外部から流路内部に空気を導入することができる。
不凍水栓柱は、吸気口全体を少なくとも覆う遮断壁が、吸気口との間に間隔をもち、且つ外装管及びベース部の内方に配置されるように設けられていることにより、外部への水の噴き出しを防止することができる。
一実施形態においては、本発明に係る不凍水栓柱は、流出部本体の上端に接続され、ハンドル操作により操作桿下側継手を移動させるための機構が内部に配置されたグランドをさらに備えることが好ましい。
遮断壁は、グランドに設けることができる。
一実施形態においては、本発明に係る不凍水栓柱は、最外方に位置する遮断壁と、該遮断壁と連結され、中央部に中空部が貫設された天面部とを有する吸気口カバーを備えることが好ましい。
この吸気口カバーは、中空部にグランドを挿通させた状態でグランドに装着することができる。
さらにこの吸気口カバーは、弾性を有する材質により形成されることが好ましい。
一実施形態においては、吸気口カバーは、その吸気口カバーの天面部をグランドの溝に嵌め込んでグランドに装着することができる。
一実施形態においては、吸気口カバーは、遮断壁の内方において天面部の下面から延びる内側遮断壁と、該内側遮断壁より内方において、天面部から中空部方向に一部又は全周にわたって突出した凸部とを有することが好ましい。
グランドは、側面の一部又は全周に溝を有する。
この吸気口カバーは、凸部をグランド側面の溝に嵌め込んでグランドに装着することができる。
一実施形態においては、吸気口カバーは、当接部と、該当接部の下方に位置し、該当接部の内壁より外方に拡径されている逃がし部とで形成する遮断壁を有することが好ましい。
グランドは、側面に溝を有する。
グランドの溝には、抜け止めリングが装着される。
この吸気口カバーは、当接部が抜け止めリングの側面に当接するようにグランドに装着することができる。
一実施形態においては、吸気口カバーは、遮断壁の内方において天面部の下面から延びる内側遮断壁と、該内側遮断壁より内方において、天面部から中空部方向に一部又は全周にわたって突出した凸部とを有することが好ましい。
グランドは、肩部を有する。
この吸気口カバーは、凸部の下面がグランドの肩部の上面に載置することでグランドに装着することができる。
一実施形態においては、本発明に係る不凍水栓柱は、遮断壁が、グランドの下端部において、該グランドと一体に形成されたものであることが好ましい。
本発明によれば、不凍水栓柱の流出部本体の吸気口全体を少なくとも覆う遮断壁が、吸気口との間に間隔をもって設けることで、不凍水栓柱の流路内部から下流側の蛇口及びホースリール内部の間に水圧がかかっている多量の水が滞留している条件下で、不凍水栓柱を給水から水抜き状態にする際、吸気口から水が噴き出しても、その水が遮断壁に衝突後、外装管内を落下して排水口カバーから地中に排水される。
よって、地上に出ている不凍水栓柱の外部からは水は噴き出さないので、使用者が製品の欠陥と誤認せず、さらに噴き出した水が使用者に飛び散り衣服等を濡らしてしまうことを防止できる。
本発明の第1の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、給水状態における縦断面図である。蛇口Bのみが外観図である。 図1に示す不凍水栓柱Aにおいて、吸気口カバーの拡大した断面図である。 図1示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す、不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバーおいて、拡大した縦断面図である。 図4に示す吸気口カバーを採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバーおいて、拡大した縦断面図である。 図6に示す吸気口カバーを採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す、不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバーおいて、拡大した縦断面図である。 図8に示す吸気口カバーを採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 特許文献1の構造を製品化した不凍水栓柱Aにおいて、給水状態における縦断面図である。 特許文献1の構造を製品化した不凍水栓柱Aにおいて、ハンドル操作の作動機構に用いる部材を示す外観側面図であり、(a)は操作桿、(b)はガイドブッシュである。 特許文献1の構造を製品化した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における縦断面図である。 特許文献1の構造を製品化した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。 特許文献1の構造を製品化した不凍水栓柱Aにおいて、不凍水栓柱Aに蛇口B、ホースC1及び通止水機能付き散水ノズルC2を備えるホースリールCを取り付けた配管の概略図である。
1.第1の実施形態
(構造の説明)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、給水状態における縦断面図である。
図2は、図1に示す不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバー29において、拡大した縦断面図である。
図3は、図1に示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。
本実施形態に採用される吸気口カバー29は、最外方に遮断壁29aと、中央部に中空部29dが貫設された天面部29cとが、連結して設けられている。
グランド14の側面には、溝14aを有している。
グランド14に吸気口カバー29を装着する際は、グランド14が吸気口カバー29の中空部29dを挿通するように、上方から吸気口カバー29を嵌め込み、天面部29cがグランド14の溝14aに嵌まり込んで完了となる。
(水の噴き出し防止の説明)
図1、図2、図3及び図15を用いて、本発明の第1の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態にする際の水の噴き出し防止について説明する。
図15に示す配管において、散水ノズルC2を止水し、蛇口Bを開栓にした状態で、不凍水栓柱Aを水抜き状態にすると、流出部本体3の吸気口3cから不凍水栓柱Aの流路内部への空気の取り込みができず、逆に吸気口3cを介して、水が噴き出す。
本実施形態では、吸気口カバー29の遮断壁29aが、吸気口3cを含む全周を覆っている。
そのため、吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁29a内側に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12から地中に排水される。
また、吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁29aに衝突後、一部上方にも跳ね上がるが、その水は天面部29cに衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12から地中に排水される。
よって、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止できる。
なお、吸気口カバー29の天面部29cと、グランド14の溝14aとの嵌め込み箇所については、水密性を必須の条件としていない。
2.第2の実施形態
(構造の説明)
図4は、本発明の第2の実施形態を示す不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバー30において、拡大した縦断面図である。
図5は、図4に示す吸気口カバー30を採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。
なお、不凍水栓柱Aの下部側の構造は、図1の第1の実施形態と同様のため、省略する。
本実施形態に採用される吸気口カバー30は、最外方に遮断壁30aと、中央部に中空部30dが貫設された、遮断壁30aに連結されている天面部30cと、遮断壁30aの内方において天面部30cの下面から延びる内側遮断壁30bと、内側遮断壁30bより内方において、天面部30cから中空部30d方向に全周にわたって突出した凸部30eとを、有している。
グランド14の下端部側面には、溝14aを有している。
グランド14に吸気口カバー30を装着する際は、グランド14が吸気口カバー30の中空部30dを挿通するように、上方から吸気口カバー30を嵌め込み、凸部30eがグランド14の溝14aに嵌まり込んで完了となる。
なお、吸気口カバー30を装着する途中で、グランド14の溝14aの溝径よりも大きい径の側面を通過する形状であるが、本実施形態における吸気口カバー30は弾性を有する樹脂であるため、途中で中空部30dを拡径させることで、溝14aへの嵌め込みが可能となる。
吸気口カバー30は、凸部30eがグランド14の溝14aに嵌め込まれると、内側遮断壁30bが、吸気口3cの上方の全周にわたり配置される。
なお本実施形態において、吸気口カバー30の凸部30eは、全周が内側遮断壁30bから中空部30d方向に突出する構造を採用しているが、一部のみが中空部30d方向に突出する凸部30eを、溝14aに嵌め込む構造でもよい。
さらに本実施形態において、グランド14の溝14aは全周にわたって同径である溝を採用しているが、前述した一部のみが突出した凸部30eに相対するように、部分的な溝を設ける形状でもよい。
(水の噴き出し防止の説明)
図4、図5、及び図15を用いて、本発明の第2の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態にする際の水の噴き出し防止について説明する。
本実施形態では、吸気口カバー30の遮断壁30aが、吸気口3cを含む全周を覆っている。
そのため、図15に示す配管において、不凍水栓柱Aを水抜き状態にする際に吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁30a内側に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
また、吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁30aに衝突後、一部上方にも跳ね上がるが、その水は天面部30c及び内側遮断壁30bに衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
よって、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止できる。
前述のように、吸気口カバー30の内側遮断壁30bは、吸気口3cから遮断壁30aに衝突後に上方に跳ね上がった水を、内側遮断壁30bに衝突させ、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水させる機能を有している。
遮断壁30aと内側遮断壁30bとの間隔の広さは、特に限定されるものではなく、上記機能を発揮するのに必要な広さを適宜定めることができる。
さらに本実施形態において吸気口カバー30の内側遮断壁30bは、吸気口3cの上方の全周にわたり配置される形状を採用しているが、上記機能を発揮できれば特に限定されるものではなく、一部に間隙がある内側遮断壁30bを吸気口3cの上方に配置される形状でも良い。
3.第3の実施形態
(構造の説明)
図6は、本発明の第3の実施形態を示す不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバー31おいて、拡大した縦断面図である。
図7は、図6に示す吸気口カバー31を採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。
なお、不凍水栓柱Aの下部側の構造は、図1の第1の実施形態と同様のため、省略する。
本実施形態に採用される吸気口カバー31は、最外方に遮断壁31aと、中央部に中空部31dが貫設された天面部31cとが、連結して設けられている。
遮断壁31aは、当接部31fと、当接部31fの下方に位置し、当接部31fの内壁より外方に拡径されている逃がし部31gとを有している。
グランド14の下端部側面には、溝14aを有している。
溝14aには、抜け止めリング32が装着され、本実施形態ではOリングが採用されている。
グランド14に吸気口カバー31を装着する際は、グランド14が吸気口カバー31の中空部31dを挿通するように、上方から吸気口カバー31を嵌め込み、抜け止めリング32の側面が当接部31fと当接して、装着が完了となる。
装着後は、抜け止めリング32によって、吸気口カバー31がグランド14の下方へ脱落するのを防止している。
また、吸気口カバー31の逃がし部31gの内壁は、当接部31fの内壁より拡径されて設けているので、吸気口カバー31の装着時に、逃がし部31gが抜け止めリング32に接触しない構造である。
そのため、作業者は負荷がかからずに装着できる効果がある。
(水の噴き出し防止の説明)
図6、図7、及び図15を用いて、本発明の第3の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態にする際の水の噴き出し防止について説明する。
本実施形態では、吸気口カバー31の遮断壁31aが、吸気口3cを含む全周を覆っている。
そのため、図15に示す配管において、不凍水栓柱Aを水抜き状態にする際に吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁31a内側に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
また、吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁30aに衝突後、一部上方にも跳ね上がるが、抜け止めリング32に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
よって、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止できる。
本実施形態において、吸気口カバー31の逃がし部31gは、当接部31fより肉薄にすることでその当接部31fの内壁より拡径にする形状を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、逃がし部31gの壁の厚みは当接部31fと同一のままで、逃がし部31gのみを拡径する形状を採用しても良い。
また、本実施形態において、抜け止めリング32にOリングを採用したことにより、抜け止めリング32と当接する吸気口カバー31の当接部31f、及びグランド14の溝14aとの間で水密性が満たされている。
しかし、水密性を必須の条件としていない。
そのため、抜け止めリング32は、切欠き部を設けたリングを採用して、グランド14の溝14aに装着する構造であっても良い。
4.第4の実施形態
(構造の説明)
図8は、本発明の第4の実施形態を示す不凍水栓柱Aに採用した吸気口カバー33おいて、拡大した縦断面図である。
図9は、図8に示す吸気口カバー33を採用した不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。
なお、不凍水栓柱Aの下部側の構造は、図1の第1の実施形態と同様のため、省略する。
本実施形態に採用される吸気口カバー33は、最外方に遮断壁33aと、中央部に中空部33dが貫設された、遮断壁33aに連結されている天面部33cと、遮断壁33aの内方において天面部33cの下面から延びる内側遮断壁33bと、内側遮断壁33bより内方において、天面部33cから中空部33d方向に全周にわたって突出した凸部33eとを、有している。
グランド14は、肩部14cを有している。
グランド14に吸気口カバー33を装着する際は、グランド14が吸気口カバー33の中空部33dを挿通するように、上方から吸気口カバー33を嵌め込み、凸部33eの下面が、グランド14の肩部14cの上面に載置されて完了となる。
装着後、吸気口カバー33の内側遮断壁33bは、吸気口3cの上方の全周にわたり配置される。
(水の噴き出し防止の説明)
図8、図9、及び図15を用いて、本発明の第4の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態にする際の水の噴き出し防止について説明する。
本実施形態では、吸気口カバー33の遮断壁33aが、吸気口3cを含む全周を覆っているので、図15に示す配管において、不凍水栓柱Aを水抜き状態にする際に吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁33a内側に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
また、吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁33aに衝突後、一部上方にも跳ね上がるが、その水は天面部33c及び内側遮断壁33bに衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
よって、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止できる。
前述のように、吸気口カバー33の内側遮断壁33bは、吸気口3cから遮断壁33aに衝突後に上方に跳ね上がった水を、内側遮断壁33bに衝突させ、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水させる機能を有している。
遮断壁33aと内側遮断壁33bとの間隔の広さは、特に限定されるものではなく、上記機能を発揮するのに必要な広さを適宜定めることができる。
さらに本実施形態において吸気口カバー33の内側遮断壁33bは、吸気口3cの上方の全周にわたり配置される形状を採用しているが、上記機能を発揮できれば特に限定されるものではなく、一部に間隙がある内側遮断壁33bを吸気口3cの上方に配置される形状でも良い。
5.第5の実施形態
(構造の説明)
図10は、本発明の第5の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態における上部のみを拡大した縦断面図である。
なお、不凍水栓柱Aの下部側の構造は、図1の第1の実施形態と同様のため、省略する。
本実施形態に採用されるグランド14は、その下端部において遮断壁14bを一体に形成されている。
グランド14は、流出部本体3と螺着されている。
(水の噴き出し防止の説明)
図10及び図15を用いて、本発明の第5の実施形態を示す不凍水栓柱Aにおいて、水抜き状態にする際の水の噴き出し防止について説明する。
本実施形態では、グランド14の下端部に形成した遮断壁14bが、吸気口3cを含む全周を覆っている。
そのため、図15に示す配管において、不凍水栓柱Aを水抜き状態にする際に吸気口3cから噴き出した水は、遮断壁14b内側に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
また、吸気口3cから噴き出した水が、遮断壁14b内側に衝突後、一部上方にも跳ね上がるが、遮断壁14b内側に連続して形成されている上面に衝突後、外装管4内を落下して排水口カバー12(図1参照)から地中に排水される。
よって、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止できる。
本発明の第5の実施形態に示す不凍水栓柱Aにおいては、図11の従来技術に示す不凍水栓柱Aのグランド14の加工形状を変更するのみで対応でき、部品点数は従来技術と同じである。
さらに、製品組立も従来技術と同様におこなえる副次的な効果もある。
以上のように、第1、第2、第3及び第4の実施形態では、遮断壁を有する各実施形態の吸気口カバー29、30、31、33をグランド14に装着することで、不凍水栓柱Aを水抜き状態に切り換えたときに発生する可能性がある水の噴き出しを防止できる構造について説明した。
各実施形態の吸気口カバーの材質は、弾性を有する樹脂を採用したが、樹脂に限定されるものではなく、ゴムであっても良い。
なお、吸気口カバーの製作のし易さ、コスト、さらには装着作業のし易さを考慮すると、樹脂やゴムなどの弾性を有する材質であることがより好ましい。
また、第5の実施形態では、遮断壁をグランド14自体に一体に形成して設けることで、不凍水栓柱Aを水抜き状態に切り換えたときに発生する可能性がある水の噴き出しを防止できる構造について説明した。
本発明の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱において、グランド14に遮断壁を設けるというのは、一実施形態で示す吸気口カバーのように遮断壁を有する別の部材をグランド14に装着すること、もしくは別の実施形態で示すように、グランド14の形状を加工してグランド自体に一体に形成して遮断壁を設ける、という両方を含んでいることを意味する。
本発明の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱においては、遮断壁は、吸気口3c全体を少なくとも覆い、さらに吸気口3cとの間に間隔をもって設けられていれば良い。
各実施形態における遮断壁は、吸気口3cを含む全周を覆う形状を採用しているが、不凍水栓柱A外部への水の噴き出しを防止する機能を発揮できれば特に限定されるものではなく、一部に間隙がある遮断壁を吸気口3cとの間に間隔をもって設ける形状でも良い。
さらに、本発明の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱においては、遮断壁は、グランド14に遮断壁を設ける構造のみに限定されるものではない。
例えば、流出部本体3自体に一体に形成して遮断壁を設ける、もしくは遮断壁を有する吸気口カバーを、グランド14と流出部本体3との間に配置し挟み込んで設ける構造であっても良い。
A 不凍水栓柱
B 蛇口
C ホースリール
C1 ホース
C2 散水ノズル

1 弁箱
1a 流入口
1b 流路
1c 排水口
1d シリンダ
1e シリンダ
1f 接合部
2 揚水管
3 流出部本体
3a 流出口
3b シリンダ
3c 吸気口
4 外装管
5 ピストン
5a 上側横穴
5b 下側横穴
5c 縦穴
6 連結部材
7 操作桿
7a 縦溝
8 ハンドル
9 逆止カートリッジ
9a 弁座
10 逆止弁
11 ナット
12 排水口カバー
13 ベース部
13a 貫通部
14 グランド
14a 溝
14b 遮断壁(第5の実施形態)
14c 肩部
15 ナット
17 ガイドピン
18 操作桿上側継手
19 操作桿下側継手
20 Oリング
21 Oリング
22 スプリングピン
23 Oリング
24 Oリング
25 Oリング
26 Oリング
27 ガイドブッシュ
27a 螺旋溝
29 吸気口カバー(第1の実施形態)
29a 遮断壁
29c 天面部
29d 中空部
30 吸気口カバー(第2の実施形態)
30a 遮断壁
30b 内側遮断壁
30c 天面部
30d 中空部
30e 凸部
31 吸気口カバー(第3の実施形態)
31a 遮断壁
31c 天面部
31d 中空部
31f 当接部
31g 逃がし部
32 抜け止めリング
33 吸気口カバー(第4の実施形態)
33a 遮断壁
33b 内側遮断壁
33c 天面部
33d 中空部
33e 凸部

Claims (9)

  1. 水の流入口を有する弁箱と、該弁箱に接続される揚水管と、流出口及びその上方に位置する吸気口を側面に有する流出部本体とが接続されて流路を形成し、前記吸気口の外方には外装管及びベース部を配置し、ハンドル操作により前記流出部本体内に配置した操作桿下側継手の移動に連動して前記弁箱内に配置したピストンが移動することで、水抜き時に前記吸気口を介して外部から前記流路内部に空気を導入できる、給水と水抜きとを切り換え操作可能な不凍水栓柱において、
    前記吸気口全体を少なくとも覆う遮断壁が、前記吸気口との間に間隔をもち、且つ前記外装管及び前記ベース部の内方に配置されるように設けられたことを特徴とする、水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  2. 前記流出部本体の上端に接続され、ハンドル操作により操作桿下側継手を移動させるための機構が内部に配置されたグランドをさらに備え、
    前記遮断壁は、前記グランドに設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  3. 最外方に位置する前記遮断壁と、該遮断壁と連結され、中央部に中空部が貫設された天面部とを有する吸気口カバーを備え、
    前記吸気口カバーは、前記中空部に前記グランドを挿通させた状態で前記グランドに装着されることを特徴とする、
    請求項2に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  4. 前記グランドは、溝を有し、
    前記吸気口カバーは、前記天面部が前記グランドの溝に嵌め込まれてグランドに装着されることを特徴とする、
    請求項3記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  5. 前記吸気口カバーは、前記遮断壁の内方において前記天面部の下面から延びる内側遮断壁と、該内側遮断壁より内方において、前記天面部から前記中空部方向に一部又は全周にわたって突出した凸部とを有し、
    前記グランドは、側面の一部又は全周に溝を有し、
    前記吸気口カバーは、前記凸部が前記グランドの溝に嵌め込まれてグランドに装着されることを特徴とする、
    請求項3に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  6. 前記吸気口カバーは、当接部と、該当接部の下方に位置し、該当接部の内壁より外方に拡径されている逃がし部とで形成する遮断壁を有し、
    前記グランドは、側面に溝を有し、
    前記溝に装着された抜け止めリングをさらに備え、
    前記吸気口カバーは、前記当接部が前記抜け止めリングの側面に当接するように、前記グランドに装着されることを特徴とする、
    請求項3に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  7. 前記吸気口カバーは、前記遮断壁の内方において前記天面部の下面から延びる内側遮断壁と、該内側遮断壁より内方において、前記天面部から前記中空部方向に一部又は全周にわたって突出した凸部とを有し、
    前記グランドは、肩部を有し、
    前記吸気口カバーは、前記凸部の下面が前記グランドの肩部の上面に載置されてグランドに装着されることを特徴とする、
    請求項3に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  8. 前記遮断壁は、前記グランドの下端部において、前記グランドと一体に形成されたものであることを特徴とする、
    請求項2に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
  9. 前記吸気口カバーは、弾性を有する材質により形成されたことを特徴とする、
    請求項3から請求項7までいずれか1項に記載の水の噴き出し防止構造を備える不凍水栓柱。
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