JP6647959B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のコンテンツを表示するための技術に関する。
スマートホンやタブレットなどの情報処理装置において、例えば天気予報や交通情報などに関する複数のコンテンツを一覧形式で表示する場合、この種の情報処理装置の表示画面が比較的小さいという事情も影響して、ユーザにとってできるだけ見やすく表示することが強く望まれている。例えば特許文献1には、表示サイズが同じ複数のコンテンツを表示画面の左上から右下に向って順番に並べて表示するための仕組みが開示されている。
特開2004−69893号公報
ユーザが所望するカテゴリに属するコンテンツ(例えば天気予報というカテゴリに属するコンテンツ)を表示画面上で見つけやすくするためには、同じカテゴリに属するコンテンツの表示位置はできる限り変わらないほうがよい。また、各コンテンツの表示サイズが異なる場合に、特許文献1のように表示画面の左上から右下に向って単純にコンテンツを並べて表示すると、例えば或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に大きいとか、これとは逆に、或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に小さいというように、位置的に偏った表示となることがある。このように表示可能領域において均等とは言えない表示の仕方にしてしまうと、ユーザは全てのコンテンツを閲覧にするために画面のスクロール操作を数多くしなければならないなどの不都合が生じてしまう。
そこで、本発明は、ユーザが所望するコンテンツを見つけやすくし、且つ、表示可能領域においてコンテンツをできるだけ均等に表示することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、表示画面上で各々方向が異なる第1基準軸及び第2基準軸を基準としてコンテンツの表示位置を決定し、決定した表示位置に前記コンテンツを表示させる情報処理装置であって、前記表示画面に表示されるときに前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なるものを含む複数の前記コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、取得された複数の前記コンテンツについて、表示に関する優先順位を特定する優先順位特定部と、前記第1基準軸を基準として、特定された前記優先順位に従い前記コンテンツの表示位置を決定する表示位置決定部であって、前記第1基準軸を基準としたときに前記コンテンツの表示位置の候補が複数ある場合には、前記第2基準軸を基準として、前記複数の表示位置の候補のうちのいずれかを前記コンテンツの表示位置として決定する表示位置決定部と、前記表示画面上で決定された前記表示位置に前記コンテンツを表示させる表示制御部とを備え、前記コンテンツはカテゴリ別に分けて表示されるコンテンツであり、各々の前記カテゴリに属する前記コンテンツの数が異なっており、各々の前記カテゴリに属するコンテンツ群の前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なっていることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は、表示画面上で各々方向が異なる第1基準軸及び第2基準軸を基準としてコンテンツの表示位置を決定し、決定した表示位置に各コンテンツを表示させる情報処理装置のコンピュータに、前記表示画面に表示されるときに前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なるものを含む複数の前記コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、取得された複数の前記コンテンツについて、表示に関する優先順位を特定する優先順位特定部と、前記第1基準軸を基準として、特定された前記優先順位に従い前記コンテンツの表示位置を決定する表示位置決定部であって、前記第1基準軸を基準としたときに前記コンテンツの表示位置の候補が複数ある場合には、前記第2基準軸を基準として、前記複数の表示位置の候補のうちのいずれかを前記コンテンツの表示位置として決定する表示位置決定部と、前記表示画面上で決定された前記表示位置に前記コンテンツを表示させる表示制御部とを実現させ、前記コンテンツはカテゴリ別に分けて表示されるコンテンツであり、各々の前記カテゴリに属する前記コンテンツの数が異なっており、各々の前記カテゴリに属するコンテンツ群の前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なっているプログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザが所望するコンテンツを見つけやすくなり、且つ、表示可能領域においてコンテンツをできるだけ均等に表示することが可能となる。
本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置の外観を示す正面図である。 同実施形態に係るコンテンツの構成パターンの例を示す模式図である。 同実施形態に係るコンテンツの配置例と表示画面の表示領域との関係を示す模式図である。 同実施形態に係る情報処理装置が記憶する表示条件テーブルの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理装置に表示されるコンテンツの表示位置を決定する過程を例示する模式図である。
[構成]
図1は、本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。このシステムは、ユーザによって操作される情報処理装置1と、情報処理装置1に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信装置2と、これらを通信可能に接続するネットワーク3とを備えている。ネットワーク3は移動通信網及び固定通信網を含む。情報処理装置1は、例えばスマートホンやタブレットなどの情報処理装置であり、ネットワーク3に含まれる移動通信網の基地局と無線通信を行う機能と画像を表示する表示機能とを備えている。コンテンツ配信装置2は、ネットワーク3に含まれる固定通信網に接続されたコンピュータであり、例えば天気予報、交通情報、経路案内、スケジュール、メモ、商業施設のチラシ、地域行政や通信事業者からのお知らせ、占いなどの、複数のカテゴリに属するコンテンツをネットワーク3経由で情報処理装置1に配信する。情報処理装置1及びコンテンツ配信装置2の数は任意であるが、図1では1つの情報処理装置1と3つのコンテンツ配信装置2を例示している。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、制御部11と、無線通信部12と、記憶部13と、UI部14と備えたコンピュータとして構成されている。制御部11は、CPUなどの演算処理装置と、ROM及びRAMなどの記憶装置とを備えている。ROMには、CPUによって実行されるプログラムが記憶されている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、情報処理装置1の各部の動作を制御する。無線通信部12は、アンテナや通信回路を備えており、移動通信網の基地局と無線通信を行う。記憶部13は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリなどの記憶手段であり、制御部11が用いるデータ群(コンテンツを含む)やプログラム群を記憶している。UI(User Interface)部14は、キーやタッチセンサなどの操作子が設けられた操作部と、液晶パネルや液晶駆動回路などの表示部とを含んでいる、本実施形態では、タッチセンサと液晶パネルとによってタッチスクリーンが構成されている。情報処理装置1は、これらの構成以外に、例えばマイク、スピーカ、カメラ又は各種センサなどを含んでいてもよい。
図3は、情報処理装置1の外観を示す正面図である。UI部14の表示部141は、情報処理装置1の正面側に設けられており、その形状は矩形である。閲覧者であるユーザが情報処理装置1に対して正対したとき、表示部141の表示画面の左上の頂点を原点Oとし、ユーザから見て上下方向に延びるY軸(第1基準軸)と、ユーザから見て左右方向に延びるX軸(第2基準軸)とからなる直交座標系が仮想的に設けられている。Y軸及びX軸は、表示画面上で各々方向が異なる基準軸である。表示部141に表示される画像は、このY軸及びX軸を基準として、その表示位置が決定される。このとき、第1基準軸であるY軸は、第2基準軸であるX軸よりも優先される上位の基準軸として用いられる。また、Y軸及びX軸ともに、原点Oに近い位置が表示における上位の位置となる。つまり、Y軸においては、ユーザから見て、より上のほうの位置が表示における上位の位置となり、X軸においては、ユーザから見て、より左のほうの位置が表示における上位の位置となる。
図4は、コンテンツの構成パターンの一例を示す模式図である。本実施形態では、コンテンツはカテゴリ別に分けられて表示されるようになっている。各カテゴリに属するコンテンツ群の表示領域において、最も上の位置が、そのカテゴリを象徴するアイコン画像の表示位置となっている。そして、その下方の表示領域には、そのカテゴリに属するコンテンツ群(第1コンテンツ、第2コンテンツ・・・・)が例えば新着順などの所定の順序で並べられて表示される。ここで表示される各コンテンツの内容は、例えばコンテンツのタイトルやその概要のみであり、例えばそのタイトル又は概要をユーザが指定すると(タイトル又は概要の表示領域をユーザがタップ操作すると)、そのコンテンツの詳細な内容を表示した画面に遷移するようになっている。
コンテンツの構成パターンは主に3通りある。例えば天気予報、交通案内、占いなどのカテゴリに属するコンテンツについては、図4(A)に示すような構成となる。この構成パターンにおいては、図示のように、所定数を超えるコンテンツに関しては「他○件」というように件数のみが表示されるようになっている。著作権表示位置とは、コンテンツの著作権の所在を示す情報が表示される位置である。コンテンツ表示位置の領域と著作権表示位置の領域とでは、表示画面に表示されるときのY軸方向における表示サイズが異なっている。具体的には、コンテンツ表示位置の領域のY軸方向の長さは、著作権表示位置の領域のY軸方向の長さよりも長い。このようにコンテンツの種類(具体的には、カテゴリを象徴するアイコン画像、コンテンツのタイトルやその概要、著作権表示)によってY軸方向における表示サイズが異なる。
また、例えば経路案内などのコンテンツについては、図4(B)に示すように、前述した「他○件」というように件数表示がない。また、例えばスケジュール、メモ、商業施設のチラシ、地域行政や通信事業者からのお知らせなどのコンテンツについては、図4(C)に示すように、「他○件」というように件数表示もないし、著作権に関する表示もない。
このように、カテゴリによって、コンテンツの構成(つまり包含されるコンテンツの数や種類)が異なる。このため、各カテゴリに属するコンテンツ群全体のY軸方向における表示サイズが異なることになる。
このようにして構成される各カテゴリのコンテンツは、図5に示すように、所定の規則に基づいて配置される。図5において、点線で示した領域1410が、表示画面の表示可能領域を示している。コンテンツの配置レイアウトは、上下方向に延びる列を左右に3つ配置した3列構成となっている。ここでは、ユーザから見て最も左側の列(原点Oに最も近い列)を左列、ユーザから見て最も右側の列(原点Oから最も遠い列)を右列、左列と右列との間の列を中列という。ユーザが表示画面を上下にスクロールする操作を行うと、点線の領域1410が図5の状態から下方に下がり、それまでは表示されていなかったコンテンツが表示画面に表示されることになる。
各コンテンツは、カテゴリ単位で、表示に関する優先順位及び表示の有無という表示条件が設定されるようになっている。図6は、記憶部13に記憶される表示条件テーブルの一例を示した図である。図の例では、コンテンツの表示に関する優先順位は、カテゴリAが最も高く、カテゴリJが最も低い。また、カテゴリA,C,D,F,G,H,Jのコンテンツは表示するという設定になっており、カテゴリB,E,Iのコンテンツは表示しないという設定になっている。各コンテンツについての優先順位や表示の有無といった表示条件は、例えばユーザからの指示操作に応じてこの表示条件テーブルに設定される。
前述したとおり、各コンテンツは、カテゴリ単位でみると、表示画面に表示されるときにY軸方向における表示サイズが少なくとも異なり得る。このため、前述した特許文献1に記載されているように、表示画面の左上から右下に向って優先順位に単純に従ってコンテンツを並べた場合には、例えば或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に大きいとか、或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に小さいという事態が起こり得る。そこで、情報処理装置1は、まずY軸を基準として優先順位に従いコンテンツの表示位置を決定することを原則としたうえで、Y軸を基準としたときに表示位置の候補が複数ある場合には、X軸を基準として複数の表示位置の候補のうちのいずれかをコンテンツの表示位置として決定する。
図7は、情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。情報処理装置1においてCPUがROM又は記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、コンテンツ取得部110と、優先順位特定部120と、表示位置決定部130と、表示条件設定部140と、表示制御部150という機能が実現される。コンテンツ取得部110は、コンテンツ配信装置2から配信されるコンテンツをネットワーク3経由で取得する手段である。コンテンツ取得部110により、表示画面に表示されるときにY軸方向における表示サイズが異なるものを含む複数のコンテンツが取得される。優先順位特定部120は、コンテンツ取得部110によって取得された複数のコンテンツについて、表示に関する優先順位を特定する。表示位置決定部130は、Y軸(第1基準軸)を基準として、特定された優先順位に従いコンテンツの表示位置を決定するが、Y軸(第1基準軸)を基準としたときに表示位置の候補が複数ある場合には、X軸(第2基準軸)を基準として、複数の表示位置の候補のうちのいずれかを前記コンテンツの表示位置として決定する。表示条件設定部140は、各々のコンテンツについて表示の優先順位や表示の有無という表示条件を設定する。表示制御部150は、表示画面上で決定された表示位置にコンテンツを表示させる。
[動作]
次に、実施形態の動作を説明する。図8は、情報処理装置1の制御部11の動作を示すフローチャートである。制御部11はROM又は記憶部13に記憶されたプログラムを実行することによって、図8に示した各ステップを行う。制御部11は、例えばユーザによる所定の操作があったときや、新しいコンテンツを情報処理装置1が受信したときなど、コンテンツの一覧を表示するタイミングが到来すると、図8に示す処理を開始する。
まず、制御部11は、記憶部13に記憶された表示条件テーブルにおいて表示フラグON(表示有)と設定されているコンテンツであって、表示位置がまだ決定されていないコンテンツのうち、表示に関する優先順位が最も高いコンテンツを特定する(ステップS11)。ここでいうコンテンツとは、カテゴリ単位のコンテンツ群全体のことである。
次に、制御部11は、第1基準軸であるY軸を基準として、ステップS11において特定されたコンテンツの表示位置候補を特定する(ステップS12)。つまり、制御部11は、表示画面の左列、中列、右列の全部を対象として(図5参照)、ユーザから見て最も上のほうでコンテンツが未表示となっている位置を、表示位置候補として特定する。
ここで、制御部11は、特定した表示位置候補が複数の場合には(ステップS13;複数)、第2基準軸であるX軸を基準にして表示位置候補を特定する(ステップS14)。つまり、制御部11は、ステップS12で特定した表示位置候補のうち、ユーザから見て最も左のほうでコンテンツが未表示となっている位置を、表示位置候補として特定する。なお、ステップS12で特定した表示位置候補が単数の場合には(ステップS13;単数)、制御部11の処理はステップS15に進む。
制御部11は、ステップS12又はステップS14で特定した表示位置候補を、ステップS11で特定したコンテンツの表示位置として決定する(ステップS15)。そして、制御部11は、表示位置が決定されていないコンテンツの全てについて(ステップS16;YES)、上記のステップS11〜S15の処理を繰り返す。制御部11は、表示条件テーブルにおいて表示フラグON(表示有)と設定されている全コンテンツの表示位置が決定したら(ステップS16;NO)、それらのコンテンツを決定された表示位置に配置して表示部141に表示する(ステップS17)。
図9は、コンテンツの表示位置を決定する過程の例示する模式図である。上記の処理を図9の例で説明すると、次のとおりである。コンテンツの表示位置が全く決まっていない場合、優先順位が最も高いコンテンツは、優先順位1位のカテゴリAに属する7個のコンテンツである(図6参照)。コンテンツの表示位置が全く決まっていない状態では、Y軸方向を基準とする表示位置候補は、左列、中列、右列の各列の最上段の位置となる。この場合、制御部11は、表示位置候補が複数あるので、X軸を基準にして表示位置候補を特定する。X軸方向を基準としたときの表示位置候補は、左列の最上段の位置となる。よって、カテゴリAに属するコンテンツは、左列最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
優先順位2位のカテゴリBが非表示設定となっているので、次に優先順位が高いコンテンツは、優先順位3位のカテゴリCに属する1個のコンテンツである。カテゴリAに属するコンテンツが左列最上段から下方に向って並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、中列及び右列の最上段の位置となる。ここでも表示位置候補が複数あるので、制御部11は、X軸を基準にして表示位置候補を特定する。X軸方向を基準としたときの表示位置候補は、中列の最上段の位置となる。よって、カテゴリCに属するコンテンツは、中列の最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
次に優先順位が高いコンテンツは優先順位4位のカテゴリDに属する1個のコンテンツである。カテゴリA,Cに属するコンテンツが左列最上段及び中列最上段からそれぞれ下方に向って並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、右列の最上段の位置となる。ここでは表示位置候補が単数なので、制御部11は、右列の最上段の位置を表示位置とする。よって、カテゴリDに属するコンテンツは、右列の最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
優先順位5位のカテゴリEが非表示設定となっているので、次に優先順位が高いコンテンツは、優先順位6位のカテゴリFに属する5個のコンテンツである。カテゴリA,C,Dに属するコンテンツが各列の最上段から下方に向って並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、中列及び右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置となる。ここでも表示位置候補が複数あるので、制御部11は、X軸を基準にして表示位置候補を特定する。X軸方向を基準としたときの表示位置候補は、中列のコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置となる。よって、カテゴリFに属するコンテンツは、中列のコンテンツ未表示領域のうちで最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
次に優先順位が高いコンテンツは、優先順位7位のカテゴリGに属する3個のコンテンツである。カテゴリA,C,D,Fに属するコンテンツが並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置となる。ここでは表示位置候補が単数なので、制御部11は、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置を表示位置とする。よって、カテゴリGに属するコンテンツは、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
次に優先順位が高いコンテンツは、優先順位8位のカテゴリHに属する4個のコンテンツである。カテゴリA,C,D,F,Gに属するコンテンツが並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置となる。ここでは表示位置候補が単数なので、制御部11は、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置を表示位置とする。よって、カテゴリHに属するコンテンツは、右列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
優先順位9位のカテゴリIが非表示設定となっているので、次に優先順位が高いコンテンツは、優先順位10位のカテゴリJに属する1個のコンテンツである。カテゴリA,C,D,F,G,Hに属するコンテンツが並べられた状態において、Y軸を基準とした表示位置候補は、中列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置となる。ここでは表示位置候補が単数なので、制御部11は、中列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の位置を表示位置とする。よって、カテゴリJに属するコンテンツは、中列においてコンテンツ未表示領域のうちで最上段の表示位置から下方に向って並べられる。
以上説明した実施形態によれば、表示画面の所定の位置(ここでは原点Oに相当する左上)からコンテンツが優先順位に従って配置されるので、ユーザはコンテンツのカテゴリ別におおよその表示位置を覚えやすくなり、その結果、表示画面を見たときに所望するコンテンツを見つけやすくなる。また、情報処理装置1は、Y軸を基準として優先順位に従いコンテンツの表示位置を決定することを原則とし、Y軸を基準としたときに表示位置の候補が複数ある場合には、X軸を基準として複数の表示位置の候補のうちのいずれかをコンテンツの表示位置として決定する。これにより、例えば或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に大きいとか、これとは逆に、或る列に並べられたコンテンツが占める表示領域が他の列よりも格段に小さいという事態が避けられる可能性が高くなる。つまり、表示可能領域においてコンテンツをできるだけ均等に表示することが可能となる。
[変形例]
上述した実施形態は次のような変形が可能である。また、以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
制御部11は、各々のコンテンツについて表示に関する優先順位及び表示の有無を表示条件設定テーブルに設定していたが、これらを所定の条件に応じて変更するようにしてもよい。
例えば時間的条件に応じて各々のコンテンツについて表示の有無を変更するためのアルゴリズムが記憶部13に記憶されており、制御部11は、計時部により時間を計測しつつ、そのアルゴリズムに従って、各コンテンツについての表示の有無を時間的条件に応じて変更する(表示フラグのON/OFF切替を行う)ようにしてもよい。このアルゴリズムは、例えば、時間帯別、日別、月別、季節別、年別、平日/休日別に、各コンテンツの表示の有無を決めた規則を含むものである。
また、例えば場所的条件に応じて各々のコンテンツについて表示の有無を変更するためのアルゴリズムが記憶部13に記憶されており、制御部11は、測位部により測位を行いつつ、そのアルゴリズムに従って各コンテンツについての表示の有無を場所的条件に応じて変更する(表示フラグのON/OFF切替を行う)ようにしてもよい。このアルゴリズムは、例えば、緯度経度で表現された地域別や自宅/勤務地別にコンテンツの表示の有無を決めた規則を含むものである。
また、例えば地震など災害時に各々のコンテンツについて表示の有無を変更するためのアルゴリズムが記憶部13に記憶されており、制御部11は、外部システムから受け取った災害通知に応じて、そのアルゴリズムに従って各コンテンツについての表示の有無を変更する(表示フラグのON/OFF切替を行う)ようにしてもよい。
以上は、どのような条件に応じて各々のコンテンツについての表示の有無をどのように変更するかというアルゴリズムの例示に過ぎず、このアルゴリズムはこのシステムの管理者やコンテンツの提供者によって任意に定めることができる。
同様に、表示に関する優先順位も、時間的条件や場所的条件等の所定の条件により変動するようにしてもよい。
なお、表示有無の設定は必ずしも必要ではなく、常に全てのコンテンツを表示するという扱いにしてもよい。
情報処理装置1において表示対象となるコンテンツは、コンテンツ配信装置2から情報処理装置1に配信されるものに限定されず、情報処理装置1に対してユーザの操作や他の外部端末からの近距離無線などにより入力されたコンテンツや、情報処理装置1自身が生成したコンテンツであってもよい。
実施形態では、表示画面の左上を原点Oとして、ユーザから見て上下方向に相当するY軸を第1基準軸とし、ユーザから見て左右方向に相当するX軸を第2基準軸としていたが、原点Oの位置や第1基準軸及び第2基準軸はこの例に限定されない。例えば原点Oは表示画面の左下、右上、右下でもよいし、表示画面の中央でもよい。また、第1基準軸及び第2基準軸は、表示画面上で各々方向が異なっていればよい。つまり、第1基準軸及び第2基準軸は直交する必要はなく、両者が交差する関係であればよい。
また、実施形態においては図4に3通りのコンテンツの構成パターンを例示したが、本発明の実施はこれに限定されない。例えば、上下方向に延びる列は3列構成ではなく、2列でもよいし、4列以上であってもよい。また、各コンテンツのサイズは任意である。例えば、「他○件」という表示や著作権表示を同じサイズで表示してもよい。
また、Y軸を基準としてコンテンツの表示位置候補を特定するときは以下のような特定の仕方がある。
[1]タイトルや概要などの実質的な内容を持つコンテンツのみを考慮し、それ以外のコンテンツ(「他○件」という件数表示や著作権表示)については考慮せずこれを無いものとみなしてステップS12の処理を行う。
[2]タイトルや概要などの実質的な内容を持つコンテンツと、「他○件」という件数表示とを考慮し、それ以外のコンテンツ(著作権表示)については考慮せずこれを無いものとみなしてステップS12の処理を行う。
[3]タイトルや概要などの実質的な内容を持つコンテンツと、「他○件」という件数表示と、著作権表示の全てを考慮してステップS12の処理を行う。
このように、Y軸を基準としてコンテンツの表示位置候補を特定するときに、コンテンツの種別によって考慮するものと考慮しないものとで分けるようにしてもよい。
本発明に係る情報処理装置は、実施形態で説明したように情報処理装置1の機能の全てを一体に備えた装置によっても実現可能であるし、情報処理装置1の機能を、さらに複数の装置に分散して実装したものであってもよい。また、情報処理装置1は、スマートホンやタブレットなどの無線通信を行う情報処理装置に限らず、パーソナルコンピュータなどの有線通信を行う情報処理装置であってもよい。
また、実施形態で説明した構成は一例にすぎず、本発明の実施がこの例に限定されることはない。例えば、複数のコンテンツ配信装置2に接続されたアグリゲーター装置があり、そのアグリゲーター装置がネットワーク3を介して情報処理装置1にコンテンツを配信するようにしてもよい。
本発明は、情報処理装置1が行う情報処理方法や、コンピュータを情報処理装置1として機能させるためのプログラムといった形態でも実施が可能である。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
1・・・情報処理装置、11・・・制御部、12・・・無線通信部、13・・・記憶部、14・・・UI部、110・・・コンテンツ取得部、120・・・優先順位特定部、130・・・表示位置決定部、140・・・表示条件設定部、150・・・表示制御部、2・・・コンテンツ配信装置、3・・・ネットワーク。

Claims (2)

  1. 表示画面上で各々方向が異なる第1基準軸及び第2基準軸を基準としてコンテンツの表示位置を決定し、決定した表示位置に前記コンテンツを表示させる情報処理装置であって、
    前記表示画面に表示されるときに前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なるものを含む複数の前記コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    取得された複数の前記コンテンツについて、表示に関する優先順位を特定する優先順位特定部と、
    前記第1基準軸を基準として、特定された前記優先順位に従い前記コンテンツの表示位置を決定する表示位置決定部であって、前記第1基準軸を基準としたときに前記コンテンツの表示位置の候補が複数ある場合には、前記第2基準軸を基準として、前記複数の表示位置の候補のうちのいずれかを前記コンテンツの表示位置として決定する表示位置決定部と、
    前記表示画面上で決定された前記表示位置に前記コンテンツを表示させる表示制御部と
    を備え
    前記コンテンツはカテゴリ別に分けて表示されるコンテンツであり、
    各々の前記カテゴリに属する前記コンテンツの数が異なっており、各々の前記カテゴリに属するコンテンツ群の前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なっている
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 示画面上で各々方向が異なる第1基準軸及び第2基準軸を基準としてコンテンツの表示位置を決定し、決定した表示位置に各コンテンツを表示させる情報処理装置のコンピュータに、
    前記表示画面に表示されるときに前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なるものを含む複数の前記コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    取得された複数の前記コンテンツについて、表示に関する優先順位を特定する優先順位特定部と、
    前記第1基準軸を基準として、特定された前記優先順位に従い前記コンテンツの表示位置を決定する表示位置決定部であって、前記第1基準軸を基準としたときに前記コンテンツの表示位置の候補が複数ある場合には、前記第2基準軸を基準として、前記複数の表示位置の候補のうちのいずれかを前記コンテンツの表示位置として決定する表示位置決定部と、
    前記表示画面上で決定された前記表示位置に前記コンテンツを表示させる表示制御部と
    を実現させ
    前記コンテンツはカテゴリ別に分けて表示されるコンテンツであり、
    各々の前記カテゴリに属する前記コンテンツの数が異なっており、各々の前記カテゴリに属するコンテンツ群の前記第1基準軸の軸方向における表示サイズが異なっている
    プログラム。
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