JP6644076B2 - 曇り防止装置、内視鏡装置、及び曇り防止装置の製造方法 - Google Patents

曇り防止装置、内視鏡装置、及び曇り防止装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ等の光学部材に生じる曇りを防止する曇り防止装置、当該曇り防止装置を備えた内視鏡装置、及び曇り防止装置の製造方法に関する。
従来、レンズ等の光学部材に生じる曇りを防止する曇り防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明では、被検体内部に挿入部を挿入するとともに、当該挿入部の先端から照明光を照射しながら当該被検体内部を撮像し、当該被検体内部を観察する内視鏡装置に上述した曇り防止装置を搭載している。
具体的に、特許文献1に記載の曇り防止装置では、挿入部の先端に温度センサを設け、当該温度センサの検知結果に基づいて、挿入部の先端に設けられた対物レンズ等の光学部材に対して加熱用の光を照射し、当該光学部材に生じる曇りを防止している。
また、従来、導体箔からなるランドがパターン形成された絶縁基板と、当該絶縁基板に搭載されランドに電気的に接続する感熱素子とを備えたセンサ基板で構成された温度センサが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
具体的に、特許文献2に記載の温度センサでは、感熱素子を絶縁封止するために、センサ基板をパイプ内に挿入した後、パイプ内(センサ基板の周囲)に絶縁樹脂を充填及び硬化させている。
特開2003−334157号公報 特開2006−90704号公報
例えば、特許文献1に記載されたような曇り防止装置に対して、特許文献2に記載の温度センサを適用した場合には、以下に示す問題がある。
すなわち、特許文献2に記載の温度センサは、センサ基板がパイプに挿入された構成を有する。このため、当該パイプにより温度センサの小型化が阻害され、ひいては、曇り防止装置自体が大型化してしまう、という問題がある。
また、温度センサ(曇り防止装置)の小型化を図るために、パイプを省略することが考えられる。しかしながら、このようにパイプを省略した場合には、センサ基板(絶縁基板)と絶縁樹脂との接合力が低いため、長期間の使用に応じて、センサ基板(絶縁基板)から絶縁樹脂が剥離し、感熱素子の封止状態が崩れてしまう。したがって、曇り防止装置の耐久性が低下してしまう、という問題がある。
そこで、小型化を図りつつ耐久性を向上させることができる技術が要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化を図りつつ耐久性を向上させることができる曇り防止装置、内視鏡装置、及び曇り防止装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る曇り防止装置は、光学部材に熱を付与する発熱素子と、温度を検出する温度センサと、前記発熱素子及び前記温度センサを備える表面を有する配線基板と、樹脂材料から構成され、前記表面に塗布されて前記発熱素子及び前記温度センサを封止する封止部材と、を備え、前記表面の少なくとも一部には、無機材料から構成され、前記配線基板の側面に露出する状態で当該表面の外縁に沿って延び、前記封止部材に接触して前記配線基板と当該封止部材とを接合する接合部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡装置は、光学部材と、前記光学部材に生じる曇りを防止する上述した曇り防止装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る曇り防止装置の製造方法は、配線基板に発熱素子及び温度センサが配置された曇り防止装置の製造方法であって、当該製造前の前記配線基板は、前記発熱素子及び前記温度センサが配置される第1領域と、前記第1領域の外側に設けられた第3領域とを備えるとともに、当該配線基板の前記第1領域及び前記第3領域の境界の少なくとも一部に無機材料からなる接合部を有し、当該曇り防止装置の製造方法は、前記配線基板に前記発熱素子及び前記温度センサを配置する配置工程と、前記発熱素子及び前記温度センサが配置された前記配線基板の表面に、前記第1領域及び前記第3領域を跨ぐように樹脂材料からなる封止部材を塗布して前記発熱素子及び前記温度センサを封止する封止工程と、前記第1領域及び前記第3領域の境界で前記配線基板を切断する切断工程と、を備え、前記接合部は、前記封止部材に接触して前記配線基板と当該封止部材とを接合することを特徴とする。
本発明に係る曇り防止装置、内視鏡装置、及び曇り防止装置の製造方法によれば、小型化を図りつつ耐久性を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る内視鏡装置の概略構成を示す図である。 図2は、図1に示した挿入部の先端部分を模式的に示す図である。 図3は、図2に示した曇り防止装置を示す斜視図である。 図4は、図3の状態から封止部材を省略した図である。 図5は、図4に示した曇り防止装置の分解斜視図である。 図6は、図3ないし図5に示したヒータチップの裏面を示す図である。 図7は、図4及び図5に示した温度センサの裏面を示す図である。 図8は、図3ないし図5に示した曇り防止装置の製造方法を実施する前に準備しておくフレキシブル基板を示す斜視図である。 図9は、図3ないし図5に示した曇り防止装置の製造方法を示すフローチャートである。 図10Aは、図9に示した曇り防止装置の製造方法を説明する図である。 図10Bは、図9に示した曇り防止装置の製造方法を説明する図である。 図10Cは、図9に示した曇り防止装置の製造方法を説明する図である。 図10Dは、図9に示した曇り防止装置の製造方法を説明する図である。 図11は、図10DのXI-XI線の断面図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る曇り防止装置を示す図である。 図13は、図12に示した曇り防止装置の製造方法を実施する前に準備しておくフレキシブル基板を示す斜視図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る曇り防止装置の製造方法(ステップS5)を説明する図である。 図15は、本発明の実施の形態3に係る曇り防止装置の製造方法を示すフローチャートである。 図16は、図15に示した曇り防止装置の製造方法を説明する図である。 図17は、本発明の実施の形態1〜3の変形例に係る曇り防止装置を示す図である。 図18は、図17に示した曇り防止装置の製造方法で用いる厚膜材の一例を示す図である。 図19は、図17に示した曇り防止装置の製造方法で用いる厚膜材の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
〔内視鏡装置の概略構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る内視鏡装置1の概略構成を示す図である。
内視鏡装置1は、医療分野において用いられ、被検体内(生体内)を観察する装置である。この内視鏡装置1は、図1に示すように、内視鏡2と、光源装置3と、制御装置4と、表示装置5とを備える。
内視鏡2は、一部を生体内に挿入可能とし、生体内を撮像して撮像信号を出力する。
なお、内視鏡2の詳細な構成については、後述する。
光源装置3は、内視鏡2の後述する内視鏡用コネクタ24が着脱自在に接続され、当該内視鏡用コネクタ24を介して、生体内を照明する照明光を内視鏡2に供給する。
制御装置4は、内視鏡用コネクタ24から延出する電気ケーブル241の先端に設けられた電気コネクタ242が着脱自在に接続され、当該内視鏡用コネクタ24(電気コネクタ242及び電気ケーブル241)を介して、内視鏡2に制御信号を出力するとともに、内視鏡2からの撮像信号を入力する。そして、制御装置4は、当該撮像信号に所定の処理を施して内視鏡画像を生成する。
表示装置5は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成され、制御装置5にて生成された内視鏡画像等を表示する。
〔内視鏡の構成〕
内視鏡2は、図1に示すように、挿入部21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23と、内視鏡用コネクタ24とを備える。
ここで、内視鏡2内部(挿入部21、操作部22、ユニバーサルケーブル23、及び内視鏡用コネクタ24内部)には、光源装置3から供給された照明光を伝送する2つのライトガイドLG(図2参照)、内視鏡観察用(制御信号や撮像信号等の伝送用)の撮像ケーブル(図示略)、後述する曇り防止装置6(図2参照)を制御するための制御ケーブル(図示略)等が引き回されている。
図2は、挿入部21の先端部分を模式的に示す図である。
挿入部21は、硬質で細長形状を有し、生体内に挿入される。この挿入部21の先端には、図2に示すように、枠材211が設けられている。
枠材211は、有底円筒形状を有し、底部が挿入部21の先端に位置するように挿入部21に取り付けられている。そして、当該底部には、図2に示すように、内外を連通する2つの照明窓2111、及び観察窓2112が形成されている。
2つの照明窓2111は、生体内に照明光を照射するための孔である。そして、2つの照明窓2111内部には、図2に示すように、上述した2つのライトガイドLGの出射端側が挿通されている。
観察窓2112は、生体内の光学像を取得するための孔である。そして、観察窓2112内部には、図2に示すように、撮像ユニット212が取り付けられている。
撮像ユニット212は、図2に示すように、円筒状のレンズ枠2121と、撮像光学系2122と、撮像素子(図示略)とを備える。
撮像光学系2122は、レンズ枠2121内部に設けられ、1または複数のレンズを含んで構成される。そして、撮像光学系2122は、観察窓2112を介して、生体内の光学像を集光する。
本実施の形態1では、撮像光学系2122において、挿入部21の外部に表面が露出した部材(本発明に係る光学部材)として、対物レンズ2123(図2)を採用しているが、これに限られず、カバーガラス等を採用しても構わない。
撮像素子は、レンズ枠2121内部に設けられ、撮像光学系2122にて集光された光学像を撮像し、当該撮像による撮像信号を出力する。当該撮像素子から出力された撮像信号は、上述した撮像ケーブルを介して制御装置4に伝送される。
ところで、内視鏡2は、通常、温度や湿度が管理された環境下、例えば、処置室等に設置されている。このため、挿入部21の先端部分は、使用前において、このような温度や湿度に晒されている。そして、挿入部21が生体内に挿入された場合には、例えば、室温と体温との温度差や、生体内の高湿度環境(湿度約98〜100%)等によって、対物レンズ2123に曇りが発生し、撮像視野が著しく低下してしまう。
そこで、枠材211の側面には、図2に示すように、対物レンズ2123に生じる曇りを防止する曇り防止装置6が取り付けられている。
なお、曇り防止装置6の詳細な構成については、後述する。
操作部22は、挿入部21の基端側に連結され、医師等からの各種操作を受け付ける部分である。そして、この操作部22には、図1に示すように、各種操作を行うための複数のスイッチ221が設けられている。
ユニバーサルケーブル23は、図1に示すように、一端が操作部22に接続し、上述したライトガイドLG、撮像ケーブル、及び制御ケーブル等が内設されたケーブルである。
内視鏡用コネクタ24は、図1に示すように、ユニバーサルケーブル23の他端に設けられ、光源装置3及び制御装置4と接続するためのコネクタである。
なお、本実施の形態1では、内視鏡用コネクタ24には、図1に示すように、先端に電気コネクタ242が設けられた電気ケーブル241が延出されている。そして、内視鏡用コネクタ24は、光源装置3に対しては直接、着脱自在に接続し、制御装置4に対しては電気ケーブル241及び電気コネクタ242を介して着脱自在に接続する。
〔曇り防止装置の構成〕
図3は、曇り防止装置6を示す斜視図である。図4は、図3の状態から封止部材64を省略した図である。図5は、図4に示した曇り防止装置6の分解斜視図である。
曇り防止装置6は、制御装置4による制御の下、対物レンズ2123に生じる曇りを防止する。この曇り防止装置6は、図2ないし図5に示すように、フレキシブル基板61と、ヒータチップ62と、温度センサ63(図2,図4,図5)と、封止部材64(図3)とを備える。
なお、図2では、説明の便宜上、フレキシブル基板61を簡略化するとともに、封止部材63を省略している。
フレキシブル基板61は、本発明に係る配線基板に相当し、ヒータチップ62及び温度センサ63が実装される。このフレキシブル基板61は、図3ないし図5に示すように、ベース基板611と、配線部612と、カバー部材613とを備える。
ベース基板611は、例えば、ポリイミド等の絶縁性を有する長尺状の基板である。そして、ベース基板611の一方の板面は、ヒータチップ62及び温度センサ63が配置(実装)される実装面6111(図5)となる。なお、実装面6111は、本発明に係る「配線基板の表面」に相当する。
配線部612は、銅箔等の導電体で構成され、実装面6111に形成された配線パターンである。この配線部612は、図5に示すように、一対のヒータ側配線部6121と、一対のセンサ側配線部6122とを備える。
一対のヒータ側配線部6121は、図5に示すように、実装面6111の長手方向に沿って、当該実装面6111の一端(図5中、左端部側)から他端側(図5中、右端部側)に向けて略平行に延びるようにそれぞれ形成されている。そして、一対のヒータ側配線部6121の各一端(図5中、左端部)には、半田が塗布され、上述した制御ケーブルが接合されるリードパッド6123がそれぞれ設けられている。また、一対のヒータ側配線部6121の各他端(図5中、右端部)には、半田が塗布され、ヒータチップ62が接合されるヒータ用パッド6124がそれぞれ設けられている。
一対のセンサ側配線部6122は、図5に示すように、一対のヒータ側配線部6121の間に位置し、一対のヒータ側配線部6121と同様に、実装面6111の一端から他端側に向けて略平行に延びるようにそれぞれ形成されている。そして、一対のセンサ側配線部6122の各一端(図5中、左端部)には、半田が塗布され、上述した制御ケーブルが接合されるリードパッド6125がそれぞれ設けられている。また、一対のセンサ側配線部6122の各他端(図5中、右端部)には、半田が塗布され、温度センサ63が接合されるセンサ用パッド6126がそれぞれ設けられている。
本実施の形態1では、一対のセンサ側配線部6122は、図5に示すように、一対のヒータ側配線部6121の長さよりも長くなるように設定されている。このため、一対のセンサ用パッド6126は、一対のヒータ用パッド6124よりも、実装面6111の他端側(図5中、右端部側)に位置する。
また、実装面6111には、図5に示すように、上述した配線部612の他、フレキシブル基板61(ベース基板611)と封止部材64との接合力を向上させるために、封止部材64が塗布された際に当該封止部材64に接触する接合部65が設けられている。
接合部65は、配線部612と同様に銅箔等の金属材料で構成されている。そして、接合部65は、ヒータチップ62及び温度センサ63が実装される第1領域Ar1(図5)、及び第1領域Ar1以外の第2領域Ar2(図5)の2つの領域に実装面6111を区画した場合に、第1領域Ar1のみに設けられている。
具体的に、接合部65は、フレキシブル基板61の側面に露出する状態で、第1領域Ar1における外縁に沿って延びるU字形状を有する。
カバー部材613は、ベース基板611と同様に、例えば、ポリイミド等の絶縁性を有する基板で構成されている。そして、カバー部材613は、配線部612の一部を覆うように実装面6111上に取り付けられる。
具体的に、カバー部材613は、図5に示すように、第1領域Ar1のうち一対のヒータ用パッド6124、一対のセンサ用パッド6126、及び接合部65を除く領域に貼り付けられる第1カバー部6131と、当該第1カバー部6131に一体形成され、第2領域Ar2のうち各一対のリードパッド6123,6125を除く領域に貼り付けられる第2カバー部6132とを備える。すなわち、カバー部材613は、各一対のリードパッド6123,6125、一対のヒータ用パッド6124、一対のセンサ用パッド6126、及び接合部65を外部に露出させるように、配線部612の一部を覆う。
図6は、ヒータチップ62の裏面を示す図である。具体的に、図6は、ヒータチップ62を図3ないし図5中、下側から見た図である。
ヒータチップ62は、本発明に係る発熱素子に相当し、曇り防止装置6が枠材211の側面に設置された状態で、当該枠材211の側面に当接し、当該枠材211等を介して、対物レンズ2123に熱を付与する。このヒータチップ62は、図6に示すように、基板621と、金属抵抗622とを備える。
基板621は、例えば、セラミック等の絶縁性基板で構成されている。そして、基板621の表面6211(図3ないし図5中、上側の面)は、曇り防止装置6が枠材611の側面に設置された状態で、当該枠材211の側面に当接する当接面として機能する。
金属抵抗622は、図6に示すように、基板621の裏面6212(図3ないし図5中、下側の面)に対して、薄膜状やペースト状に形成され、発熱体として機能する。そして、金属抵抗622の両端には、半田が塗布され、一対のヒータ用パッド6124にそれぞれ接合する一対のパッド6221が設けられている。
すなわち、金属抵抗622は、ヒータチップ62がフレキシブル基板61に実装(パッド6124,6221同士を接合)された状態で、制御装置4による制御の下、上述した制御ケーブルを介して、一対のヒータ用パッド6124(一対のパッド6221)に電圧が印加されることで、発熱する。そして、金属抵抗622の熱は、基板621を介して、枠材211(対物レンズ2123)に伝達される。
図7は、温度センサ63の裏面を示す図である。具体的に、図7は、温度センサ63を図3ないし図5中、下側から見た図である。
温度センサ63は、曇り防止装置6が枠材211の側面に設置された状態で、当該枠材211の側面の温度(対物レンズ2123を含む内視鏡2(挿入部21)の先端領域の温度)を検出する。
本実施の形態では、温度センサ63は、温度によって抵抗値が変化するサーミスタ素材からなるバルク体で構成されている。そして、温度センサ63の裏面には、図7に示すように、半田が塗布され、一対のセンサ用パッド6126にそれぞれ接合する一対のパッド631が設けられている。
すなわち、温度センサ63は、フレキシブル基板61に実装(パッド6126,631同士を接合)された状態で、フレキシブル基板61及び上述した制御ケーブルを介して、制御装置4でその抵抗値が読み取られることで、温度情報を取得することが可能となる。そして、制御装置4は、温度センサ63にて検出された温度を認識しながら、枠材211の側面(対物レンズ2123)が目標温度(例えば、39℃±2℃程度)となるようにヒータチップ62のフィードバック制御を実行する。
ここで、フレキシブル基板61にヒータチップ62及び温度センサ63が実装された状態では、実装面6111から温度センサ63の表面までの高さ寸法は、実装面6111からヒータチップ62の表面6211までの高さ寸法よりも小さくなるように設定されている。
封止部材64は、樹脂材料から構成され、実装面6111(第1領域Ar1のみ)に塗布されて、ヒータチップ62及び温度センサ63を封止する。
この封止部材64としては、絶縁性、耐熱性、構造体としての剛性及び長期信頼性を必要とするため、エポキシ系の樹脂材料を用いることが好ましい。また、封止部材64としては、熱膨張による構造的欠陥を防止するために、シリコン成分を含有するエポキシ系の樹脂材料を用いることが好ましい。
〔曇り防止装置の製造方法〕
次に、上述した曇り防止装置6の製造方法について説明する。
本実施の形態1に係る曇り防止装置6の製造方法は、複数の曇り防止装置6を一括して製造する方法である。当該曇り防止装置6の製造方法を説明する前に、当該製造方法の前に準備しておくフレキシブル基板61´について説明する。
図8は、曇り防止装置の製造方法を実施する前に準備しておくフレキシブル基板61´を示す斜視図である。
フレキシブル基板61´は、図8に示すように、ベース基板611´と、複数の配線部612と、カバー部材613´とを備える。
ベース基板611´は、上述したベース基板611と同材料から構成され、当該ベース基板611よりもサイズが大きいものである。
複数の配線部612は、ベース基板611´の上面(実装面6111に対応する面)に、互いに所定の間隔を空けて、図8中、左右方向に並設されている。
なお、ベース基板611´の上面には、図8に示すように、複数の配線部612と同様に、複数の接合部65´が図8中、左右方向に並設されている。
ここで、複数の接合部65´は、上述した接合部65と同材料で同一形状(U字形状)をそれぞれ有し、複数の配線部612との間で上述した接合部65と配線部612との位置関係と同一の位置関係を有するように、ベース基板611´の上面にそれぞれ形成されている。また、接合部65´は、上述した接合部65よりも幅寸法が大きいものである。
カバー部材613´は、上述したカバー部材613と同材料から構成され、ベース基板611´と同一のサイズで構成されている。そして、カバー部材613´は、ベース基板611´の上面に取り付けられる。このカバー部材613´には、図8に示すように、複数の配線部612における各一対のリードパッド6123,6125をそれぞれ外部に露出させるための複数の第1開口部6131´と、複数の配線部612における各一対のヒータ用パッド6124及び各一対のセンサ用パッド6126、並びに複数の接合部65´をそれぞれ外部に露出させるための複数の第2開口部6132´とが形成されている。
以上のように、フレキシブル基板61´は、上述したフレキシブル基板61よりもサイズが大きいものである。そして、フレキシブル基板61´において、図8に一点鎖線で示す各矩形枠Frは、上述したフレキシブル基板61(第1,第2領域Ar1,Ar2を足し合わせた領域)と同一のサイズである。そして、フレキシブル基板61´において、各矩形枠Frの外側は、本発明に係る第3領域に相当する。すなわち、各矩形枠Frは、本発明に係る「第1領域及び第3領域の境界」に相当する。そして、複数の接合部65´は、各矩形枠Fr上に形成されている。
図9は、曇り防止装置6の製造方法を示すフローチャートである。図10Aないし図10Dは、曇り防止装置6の製造方法を説明する図である。
先ず、作業者は、図10Aに示すように、フレキシブル基板61´に対して、複数のヒータチップ62及び複数の温度センサ63を実装する(ステップS1:配置工程)。
具体的に、作業者は、フレキシブル基板61´における各一対のヒータ用パッド6124、及び各一対のセンサ用パッド6126に対して、スクリーン印刷等により、半田を塗布する。次に、作業者は、マウンタ等を用いて、複数のヒータチップ62及び複数の温度センサ63をフレキシブル基板61´上(各一対のヒータ用パッド6124及び各一対のセンサ用パッド6126)に設置する。そして、作業者は、例えば、リフローにより半田を溶かし、複数のヒータチップ62及び複数の温度センサ63を各一対のヒータ用パッド6124及び各一対のセンサ用パッド6126に対して接合する。
続いて、作業者は、複数のヒータチップ62及び複数の温度センサ63が実装されたフレキシブル基板61´(図10Aに示した状態のフレキシブル基板61´)を洗浄する(ステップS2:洗浄工程)。
具体的に、作業者は、専用のリンス液やプラズマ洗浄等により、フレキシブル基板61´上(複数の接合部65´上を含む)に残る半田のフラックス成分や作業時に付着する油分等の有機物を除去する。
続いて、作業者は、図10Bに示すように、厚膜材100をフレキシブル基板61´上に貼り付ける(ステップS3)。
ここで、厚膜材100は、未硬化の樹脂材料(封止部材64)を注入する際の堰となる部材である。この厚膜材100は、フレキシブル基板61´と同一のサイズで構成されており、裏面に粘着層(図示略)が形成されている。そして、厚膜材100は、当該粘着層により、フレキシブル基板61´上に貼り付けられる。なお、厚膜材100の厚み寸法は、ベース基板61´からヒータチップ62の表面6211までの高さ寸法以上となるように設定されている。また、この厚膜材100には、図10Bに示すように、カバー部材613´における複数の第2開口部6132´に対応した位置に、当該第2開口部6132´よりも大きいサイズを有する複数の注入用開口部110が形成されている。
続いて、作業者は、図10Cに示すように、複数の注入用開口部110に未硬化の樹脂材料(封止部材64)をそれぞれ注入するとともに、加熱して硬化させる(ステップS4:封止工程)。
ここで、作業者は、温度センサ63が未硬化の樹脂材料に埋没し、各ヒータチップ62の表面6211が外部に露出する高さまで、未硬化の樹脂材料を注入用開口部110に注入する。
なお、封止部材64として、未硬化の状態で粘度が高い場合には、注入用開口部110に当該未硬化の樹脂材料を注入した際、ヒータチップ62や温度センサ63の周囲に当該未硬化の樹脂材料が十分に充填されず、充填不良やボイド等が発生する可能性がある。一方、未硬化の状態で粘度が低い場合には、厚膜材100とフレキシブル基板61´の接合界面に当該未硬化の樹脂材料が浸透し、必要な封止樹脂量を充填することができない可能性がある。このため、封止部材64としては、未硬化の状態で適度な流動性を確保するために、硬化前粘度が25℃において5(Pa・s)〜50(Pa・s)であることが好ましい。
続いて、作業者は、図10Dに示すように、例えば、ダイサー等を用いたダイシング加工により、切断面CSでフレキシブル基板61´、厚膜材100、及び封止部材64を切断する(ステップS5:切断工程)。
図11は、図10DのXI-XI線の断面図である。
なお、図10DのXI-XI線は、ヒータチップ62を通る線である。また、図11では、切断面CSを一点鎖線で図示している。
ここで、切断面CSは、図10Aに示した矩形枠Frの各辺縁を通り、フレキシブル基板61´の厚み方向に延びる面である。すなわち、切断面CSでフレキシブル基板61´、厚膜材100、及び封止部材64を切断した際には、図11に示すように、接合部65´も幅方向の略中央部分で切断されることとなる。
続いて、作業者は、ステップS5で切断した各矩形枠Frに相当する各ブロックBL(図10D)から、厚膜材100をそれぞれ剥離する(ステップS6:剥離工程)。
以上の工程により、複数の曇り防止装置6(ブロックBLから厚膜材100を剥離したものに相当)が製造される。
なお、ステップS5の切断工程とステップS6の剥離工程とを逆に実施してもよい。仮に、切断工程を先に実施した場合、厚膜材100により切断加工時の衝撃や汚染からフレキシブル基板61´が保護される効果を有する。一方、剥離工程を先に実施した場合、厚膜材100の剥離作業が一回で済むため、工程コストを大幅に削減する効果を有する。
以上説明した本実施の形態1に係る曇り防止装置6では、封止部材64は、実装面6111における第1領域Ar1のみに塗布されている。言い換えれば、封止部材64は、ヒータチップ62及び温度センサ63を絶縁封止する必要最低限の箇所のみに塗布されている。このため、ヒータチップ62及び温度センサ63を確実に絶縁封止しつつ、曇り防止装置6の小型化、ひいては、内視鏡2の小型化を図ることができる。
また、本実施の形態1に係る曇り防止装置6では、フレキシブル基板61(ベース基板611)に接合部65が設けられ、当該接合部65と封止部材64とが接触するように構成されている。そして、接合部65は、樹脂材料との接合力が比較的に高い金属材料で構成されている。このため、接合部65が設けられていない構成と比較して、封止部材64がフレキシブル基板61から剥離してしまうことを防止することができる。
ところで、実装面6111において、当該接合部65をフレキシブル基板61の側面(外縁)から離間した位置に設けた場合には、以下の問題が生じる恐れがある。
すなわち、フレキシブル基板61の外縁に接合部65が設けられていないため、当該外縁でのフレキシブル基板61と封止部材64との接合力は低いものとなっている。このため、曇り防止装置6の側面(外縁)に外力が加わると、当該外縁において、封止部材64がフレキシブル基板61から剥離してしまう。そして、当該外縁での封止部材64の剥離の勢いにより、当該外縁から離間した位置に設けられた接合部65からも封止部材64が剥離してしまう。したがって、接合部65をフレキシブル基板61の側面(外縁)から離間した位置に設けた場合には、最終的に、ヒータチップ62及び温度センサ63の封止状態が崩れてしまう恐れがある、という問題がある。
これに対して、本実施の形態1に係る曇り防止装置6では、接合部65は、フレキシブル基板61の側面に露出する状態で、第1領域Ar1における外縁に沿って延びるU字形状を有する。このため、フレキシブル基板61からの封止部材64の剥離の起点となる外縁でのフレキシブル基板61(接合部65)と封止部材64との接合力を向上させることができる。したがって、上述したような封止部材64の剥離が生じることがなく、ヒータチップ62及び温度センサ63の封止状態を良好に維持することができる。
以上のことから、本実施の形態1に係る曇り防止装置6によれば、小型化を図りつつ耐久性を向上させることができる、という効果を奏する。
また、本実施の形態1に係る曇り防止装置6の製造方法では、配置工程(ステップS1)、封止工程(ステップS4)、及び切断工程(ステップS5)を備えるため、複数の曇り防止装置6を一括して製造することができる。
特に、当該製造方法で用いられるフレキシブル基板61´は、切断工程(ステップS5)で切断される切断面CS上に接合部65´が設けられている。このため、切断工程(ステップS5)において、ダイサー等により切断面CS(フレキシブル基板61の外縁に相当)に外力が加えられた場合であっても、当該切断面CS付近でのフレキシブル基板61´と封止部材64との接合力が接合部65´により向上されているため、フレキシブル基板61´(接合部65´)からの封止部材64の剥離を防止することができる。
また、本実施の形態1に係る曇り防止装置6の製造方法では、配置工程(ステップS1)及び封止工程(ステップS4)の間に、洗浄工程(ステップS2)を備える。このため封止工程(ステップS4)の前に、複数の接合部65´上に残る半田のフラックス成分や作業時に付着する油分等の有機物を除去することができる。したがって、複数の接合部65´と封止部材64との接合力をさらに強固なものとし、上述した効果(フレキシブル基板61´(接合部65´)からの封止部材64の剥離を防止することができる)をさらに好適に実現することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
上述した実施の形態1に係る曇り防止装置6では、接合部65は、平坦状の実装面6111上に形成されていた。
これに対して、本実施の形態2に係る曇り防止装置では、実装面の外縁において、接合部の形成位置には、他の領域に対して厚みが小さい設置領域が設けられている。そして、接合部は、当該設置領域に形成されている。
以下、本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aの構成について説明する。
〔曇り防止装置の構成〕
図12は、本発明の実施の形態2に係る曇り防止装置6Aを示す図である。具体的に、図12は、図5に対応した分解斜視図であり、封止部材64を省略している。
本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aは、図12に示すように、上述した実施の形態1で説明した曇り防止装置6(図3〜図5)に対して、ベース基板611とは異なる形状のベース基板611A(フレキシブル基板61A)を採用している点が異なる。
ベース基板611Aにおいて、第1領域Ar1の外縁部分(U字形状)には、図12に示すように、他の領域に対して厚みが小さい設置領域Ar3が設けられている。そして、本実施の形態2に係る接合部65は、設置領域Ar3に形成されている。
なお、接合部65の厚み寸法は、設置領域Ar3と他の領域との段差部分の高さ寸法よりも小さくなるように設定されている。
フレキシブル基板61Aにおけるベース基板611A以外の構成は、上述した実施の形態1で説明したフレキシブル基板61と同様の構成である。
〔曇り防止装置の製造方法〕
次に、本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aの製造方法について説明する。
本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aの製造方法は、上述した実施の形態1で説明した曇り防止装置6の製造方法(図9)と同一である。しかしながら、当該製造方法の前に準備しておくフレキシブル基板(ベース基板)として、上述した実施の形態1で説明したフレキシブル基板61´(ベース基板611´)とは異なるフレキシブル基板61A´(ベース基板611A´)を用いる。
図13は、本実施の形態2に係る曇り防止装置の製造方法を実施する前に準備しておくフレキシブル基板61A´を示す斜視図である。
ベース基板611A´において、各矩形枠Frにおける一対のヒータ用パッド6124及び一対のセンサ用パッド6126を囲むU字状の部分には、上述した設置領域Ar3に相当する複数の溝部6112´がそれぞれ形成されている。そして、複数の溝部6112´の底部分には、接合部65´がそれぞれ形成されている(図14参照)。
フレキシブル基板61A´におけるベース基板611A´以外の構成は、上述した実施の形態1で説明したフレキシブル基板61´(図8)と同様の構成である。
図14は、本実施の形態2に係る曇り防止装置の製造方法(ステップS5)を説明する図である。具体的に、図14は、図11に対応した断面図である。
ステップS5で切断する切断面CSは、図13に示した矩形枠Frの各辺縁を通り、フレキシブル基板61A´の厚み方向に延びる面である。すなわち、切断面CSは、溝部6112´を通ることとなる。このため、切断面CSでフレキシブル基板61A´、厚膜材100、及び封止部材64を切断した際には、図14に示すように、接合部65´も幅方向の略中央部分で切断されることとなる。
以上説明した本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aによれば、上述した実施の形態1と同様の効果の他、以下の効果を奏する。
本実施の形態2に係る曇り防止装置6Aでは、ベース基板611Aにおける第1領域Ar1の外縁部分(U字形状)には、他の領域に対して厚みが小さい設置領域Ar3が設けられている。そして、接合部65は、設置領域Ar3に形成されている。すなわち、当該設置領域Ar3を設けることで、フレキシブル基板61A(ベース基板611A)と封止部材64との接触面積を増加させている。
このため、接合部65によるフレキシブル基板61Aと封止部材64との接合力の向上に加えて、当該接触面積の増加によりフレキシブル基板61A(ベース基板611A)自体と封止部材64との接合力を向上させることができる。したがって、上述した実施の形態1で説明した効果(小型化を図りつつ耐久性を向上させることができる)を好適に実現することができる。
特に、設置領域Ar3(溝部6112´)における側壁部分は、ベース基板611A´への溝部6112´の形成に伴い、微細な凹凸を有している。このため、封止部材64が当該微細な凹凸に入り込むことにより(アンカー効果により)、封止部材64とベース基板611Aとの接合力をさらに向上させることができる。
(実施の形態2の変形例)
上述した実施の形態2において、設置領域Ar3における側壁部分にも接合部65を設けた構成(溝部6112´の側壁部分にも接合部65´を設けた構成)を採用しても構わない。このように構成した場合には、接合部65(接合部65´)は、断面視L字形状を有する。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施の形態3では、上述した実施の形態1に対して、曇り防止装置6の製造方法が異なる。
以下、本実施の形態3に係る曇り防止装置6の製造方法について説明する。
〔曇り防止装置の製造方法〕
図15は、本発明の実施の形態3に係る曇り防止装置6の製造方法を示すフローチャートである。図16は、曇り防止装置6の製造方法を説明する図である。
本実施の形態3に係る曇り防止装置6の製造方法は、図15に示すように、上述した実施の形態1で説明した曇り防止装置6の製造方法(図9)に対して、ステップS6が省略され、ステップS3の代わりにステップS3Bを採用した点が異なる。
このため、以下では、ステップS3Bのみを説明する。
作業者は、図16に示すように、フレキシブル基板61´上に、例えば、ディスペンサDI等により、複数のダム200を形成する(ステップS3B)。
ここで、複数のダム200は、上述した実施の形態1で説明した厚膜材100(図10B)と同様に、未硬化の樹脂材料(封止部材64)を注入する際の堰となる部材である。すなわち、複数のダム200は、図16に示すように、カバー部材613´における複数の第2開口部6132´に対応した位置にそれぞれ設けられ、当該第2開口部6132´よりも大きいサイズ(上述した実施の形態1で説明した注入用開口部110の開口面と同一のサイズ)を有する枠形状をそれぞれ有する。また、複数のダム200の高さ寸法(フレキシブル基板61´からの高さ寸法)は、上述した実施の形態1で説明した厚膜材100の厚み寸法と同一となるようにそれぞれ設定されている。
そして、作業者は、ステップS3Bの後、複数のダム200に未硬化の樹脂材料(封止部材64)をそれぞれ封入及び硬化させ(ステップS4)、上述した実施の形態1と同様の切断工程(ステップS5)を実施する。
以上説明した本実施の形態3に係る曇り防止装置6の製造方法によれば、上述した実施の形態1と同様の効果の他、以下の効果を奏する。
(その他の実施形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1〜3によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態1〜3では、硬性鏡(挿入部21)を用いた内視鏡2(硬性内視鏡)に本発明に係る曇り防止装置6,6Aを搭載していたが、これに限られず、軟性鏡(図示略)を用いた軟性内視鏡に本発明に係る曇り防止装置6,6Aを搭載しても構わない。また、医療用の内視鏡に限られず、工業用の内視鏡に本発明に係る曇り防止装置6,6Aを搭載しても構わない。さらに、内視鏡に限られず、曇りが生じる恐れのある光学部材を備えた他の機器(例えば、カメラ等の撮像装置)に本発明に係る曇り防止装置6,6Aを搭載しても構わない。
上述した実施の形態1〜3では、接合部65を銅箔等の金属材料で構成していたが、これに限られず、無機材料であれば、銅以外の金属材料で構成してもよいし、ガラス等の材料で構成しても構わない。
上述した実施の形態1〜3において、ヒータチップ62、温度センサ63、及びフレキシブル基板61,61Aのうち少なくともいずれかにおける封止部材64との接触面に、例えば、ブラスト加工等により、凹凸部を設けても構わない。
このように構成した場合には、封止部材64が当該凹凸部に入り込むことにより(アンカー効果により)、封止部材64とフレキシブル基板61,61Aとの接合力をさらに向上させることができる。
上述した実施の形態1〜3では、温度センサ63は、実装面6111において、ヒータチップ62よりも当該実装面6111の他端側(図5中、右端部側)に配置されていたが、これに限られず、温度センサ63とヒータチップ62との位置関係を上述した実施の形態1〜3で説明した位置関係とは逆の位置関係に設定しても構わない。
上述した実施の形態1〜3では、温度センサ63は、サーミスタ体で構成されていたが、これに限られず、ヒータチップ62と同様に、セラミック製の絶縁性基板を基体とした構成を採用しても構わない。
また、上述した実施の形態1〜3で説明した曇り防止装置6の製造方法(図9,図15)については、以下の構成を有する曇り防止装置6Cの製造方法にも適用することが可能である。
図17は、本発明の実施の形態1〜3の変形例に係る曇り防止装置6Cを示す図である。具体的に、図17は、図5に対応した分解斜視図であり、封止部材64を省略している。
本変形例に係る曇り防止装置6Cは、図17に示すように、上述した実施の形態1で説明した曇り防止装置6(図3〜図5)に対して、接合部65を省略している点が異なる。
そして、このような曇り防止装置6Cについては、図8で示したフレキシブル基板61´から複数の接合部65´を省略したフレキシブル基板を準備しておき、当該フレキシブル基板を用いて、上述した実施の形態1〜3で説明した曇り防止装置6の製造方法(図9,図15)と同一の製造方法により製造することができる。
図18及び図19は、曇り防止装置6Cの製造方法で用いる厚膜材100Cの一例を示す図である。具体的に、図18は、図10Bに対応した図(ステップS3が実施された状態を示す図)である。図19は、図18のXIX-XIX線の断面図である。
なお、図18のXIX-XIX線は、厚膜材100Cの注入用開口部110を通る線である。
上述した曇り防止装置6Cの製造方法(図9)で用いる厚膜材としては、上述した実施の形態1で説明した厚膜材100の代わりに、図18に示した厚膜材100Cを用いても構わない。
厚膜材100Cは、図18に示すように、上述した実施の形態1で説明した厚膜材100に対して、複数の第1領域Ar1と複数の第2領域Ar2との境界を基準に、第1領域Ar1側の第1部分120と第2領域Ar2側の第2部分130とで厚み寸法が異なるように設定されている。
具体的に、厚膜材100Cは、図19に示すように、第2部分130の厚み寸法をNh、第1部分120の厚み寸法をCh、ヒータチップ62の高さ寸法をHh、及び温度センサ63の高さ寸法をThとした場合に、Nh≧Hh>Ch>Thの関係を満たすように設定されている。
このような厚膜材100Cを用いた場合には、ステップS4で未硬化の樹脂材料(封止部材64)を注入用開口部110に注入すると、余分な樹脂材料は、当該注入用開口部110から溢れて、当該注入用開口部110の外に流れ出ることになる。このため、当該樹脂材料を規定の高さ(第1部分120の厚み寸法Ch)に容易に設定することができる。
なお、当該厚膜材100Cについては、上述した実施の形態1,2で説明した曇り防止装置6,6Aの製造方法で用いても構わない。
そして、上述した図17ないし図19に示す変形例には、以下に示す付記項1〜4が含まれるものである。
[付記項1]
配線基板に発熱素子及び温度センサが配置された曇り防止装置の製造方法であって、
当該製造前の前記配線基板は、前記発熱素子及び前記温度センサが配置される第1領域と、前記第1領域の外側に設けられた第3領域とを備え、
当該曇り防止装置の製造方法は、
前記配線基板に前記発熱素子及び前記温度センサを配置する配置工程と、
前記発熱素子及び前記温度センサが配置された前記配線基板の表面に、前記第1領域及び前記第3領域を跨ぐように樹脂材料からなる封止部材を塗布して前記発熱素子及び前記温度センサを封止する封止工程と、
前記第1領域及び前記第3領域の境界で前記配線基板を切断する切断工程と、を備える
ことを特徴とする曇り防止装置の製造方法。
[付記項2]
前記配置工程の後、前記封止工程の前に、少なくとも前記発熱素子及び前記温度センサの周囲を囲む壁を前記表面に形成する壁形成工程を、さらに備え、
前記封止工程では、前記壁で囲まれた空間に未硬化の前記封止部材を注入するとともに、当該封止部材を硬化させる
ことを特徴とする付記項1に記載の曇り防止装置の製造方法。
[付記項3]
前記配置工程の後、前記封止工程の前に、前記発熱素子及び前記温度センサを挿通可能とする注入用開口部を有する厚膜材を前記表面に貼り付ける厚膜材貼付工程と、
前記封止工程の後、前記厚膜材を前記表面から剥離する剥離工程とを、さらに備え、
前記封止工程では、前記注入用開口部に未硬化の前記封止部材を注入するとともに、当該封止部材を硬化させる
ことを特徴とする付記項1に記載の曇り防止装置の製造方法。
[付記項4]
前記注入用開口部における一部の内側縁を境目として、前記注入用開口部を有する第1部分、及び前記第1部分以外の第2部分の2つの部分に前記厚膜材を区画した場合に、前記厚膜材は、前記第1部分の厚み寸法Ch、前記第2部分の厚み寸法Nh、前記配線基板からの前記ヒータチップの高さ寸法Hh、及び前記配線基板からの前記温度センサの高さ寸法ThがNh≧Hh>Ch>Thの関係を満たすように設定されている
ことを特徴とする付記項3に記載の曇り防止装置の製造方法。
なお、付記項2に記載の「壁」は、図16に示したダム200に相当する。また、付記項2に記載の「壁形成工程」は、図15に示したステップS3Bに相当する。また、付記項3に記載の「厚膜材貼付工程」及び「剥離工程」は、図9に示したステップS3及びステップS6にそれぞれ相当する。
また、曇り防止装置6,6A,6Cの製造方法は、上述した実施の形態1〜3、及びこれらの変形例で説明したフローチャート(図9,図15)における工程の順序に限られず、矛盾のない範囲で変更しても構わない。
1 内視鏡装置
2 内視鏡
3 光源装置
4 制御装置
5 表示装置
6,6A,6C 曇り防止装置
21 挿入部
22 操作部
23 ユニバーサルケーブル
24 内視鏡用コネクタ
61,61´,61A,61A´ フレキシブル基板
62 ヒータチップ
63 温度センサ
64 封止部材
65,65´ 接合部
100,100C 厚膜材
110 注入用開口部
120 第1部分
130 第2部分
200 ダム
211 枠材
221 スイッチ
241 電気ケーブル
242 電気コネクタ
611,611´,611A,611A´ ベース基板
612 配線部
613,613´ カバー部材
621 基板
622 金属抵抗
631 パッド
2111 照明窓
2112 観察窓
2113 撮像ユニット
2114 レンズ枠
2115 撮像光学系
2116 対物レンズ
6111 実装面
6112´ 溝部
6121 ヒータ側配線部
6122 センサ側配線部
6123 リードパッド
6124 ヒータ用パッド
6125 リードパッド
6126 センサ用パッド
6131´ 第1開口部
6132´ 第2開口部
6211 表面
6212 裏面
6221 パッド
Ar1 第1領域
Ar2 第2領域
Ar3 設置領域
BL ブロック
CS 切断面
Fr 矩形枠
LG ライトガイド

Claims (8)

  1. 光学部材に熱を付与する発熱素子と、
    温度を検出する温度センサと、
    前記発熱素子及び前記温度センサを備える表面を有する配線基板と、
    樹脂材料から構成され、前記表面に塗布されて前記発熱素子及び前記温度センサを封止する封止部材と、を備え、
    前記表面の少なくとも一部には、無機材料から構成され、前記配線基板の側面に露出する状態で当該表面の外縁に沿って延び、前記封止部材に接触して前記配線基板と当該封止部材とを接合する接合部が設けられている
    ことを特徴とする曇り防止装置。
  2. 前記封止部材は、前記発熱素子及び前記温度センサが配置される第1領域、当該第1領域以外の領域を第2領域として前記表面を区画した場合に、前記第1領域のみに塗布され、
    前記接合部は、前記第1領域にのみ設けられ、前記配線基板の厚み方向から見て、前記発熱素子及び前記温度センサを囲むU字形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の曇り防止装置。
  3. 前記接合部は、金属材料から構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の曇り防止装置。
  4. 前記表面の外縁の少なくとも一部には、他の領域に対して厚みが小さい設置領域が設けられ、
    前記接合部は、前記設置領域に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の曇り防止装置。
  5. 前記発熱素子、前記温度センサ及び前記配線基板のうち少なくともいずれかにおける前記封止部材との接触面には、凹凸部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の曇り防止装置。
  6. 光学部材と、
    前記光学部材に生じる曇りを防止する請求項1〜5のいずれか一つに記載の曇り防止装置と、を備える
    ことを特徴とする内視鏡装置。
  7. 配線基板に発熱素子及び温度センサが配置された曇り防止装置の製造方法であって、
    当該製造前の前記配線基板は、前記発熱素子及び前記温度センサが配置される第1領域と、前記第1領域の外側に設けられた第3領域とを備えるとともに、当該配線基板の前記第1領域及び前記第3領域の境界の少なくとも一部に無機材料からなる接合部を有し、
    当該曇り防止装置の製造方法は、
    前記配線基板に前記発熱素子及び前記温度センサを配置する配置工程と、
    前記発熱素子及び前記温度センサが配置された前記配線基板の表面に、前記第1領域及び前記第3領域を跨ぐように樹脂材料からなる封止部材を塗布して前記発熱素子及び前記温度センサを封止する封止工程と、
    前記第1領域及び前記第3領域の境界で前記配線基板を切断する切断工程と、を備え
    前記接合部は、
    前記封止部材に接触して前記配線基板と当該封止部材とを接合する
    ことを特徴とする曇り防止装置の製造方法。
  8. 前記配置工程の後、前記封止工程の前に、前記表面に付着した有機物を除去する洗浄工程を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の曇り防止装置の製造方法。
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