JP6643538B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6643538B2 JP6643538B2 JP2016019687A JP2016019687A JP6643538B2 JP 6643538 B2 JP6643538 B2 JP 6643538B2 JP 2016019687 A JP2016019687 A JP 2016019687A JP 2016019687 A JP2016019687 A JP 2016019687A JP 6643538 B2 JP6643538 B2 JP 6643538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- special
- symbol
- big hit
- time
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、同時に双方の特別図柄の大当りを発生させない構成とすると、遊技者に不利な遊技となるおそれがある。
そこで本発明は前記事情に鑑み、主制御装置の処理負担が大きい同時変動の構成において、処理負担を軽減しつつ、同時に双方の特別図柄の大当りを発生させず、かつ遊技者に不利な遊技とならない弾球遊技機を実現することを課題としてなされたものである。
遊技を司る主制御装置に、
第1始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを記憶する第1保留記憶手段と、
第2始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1保留記憶手段又は前記第2保留記憶手段に記憶された数値データが予め定められた所定の値か否かに応じて当否を判定する当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果を示す確定図柄を表示するまでの図柄の変動時間を決定する変動時間決定手段と、
前記第1保留記憶手段に記憶された前記数値データをもとに前記当否判定手段が判定した当否結果を示す第1特別図柄の前記確定図柄を、前記変動時間決定手段によって決定された変動時間後に第1特別図柄表示装置へ確定表示させる一方、前記第2保留記憶手段に記憶された前記数値データをもとに前記当否判定手段が判定した当否結果を示す第2特別図柄の前記確定図柄を、前記変動時間決定手段によって決定された変動時間後に第2特別図柄表示装置へ確定表示させる特別図柄変動制御手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置にて、小当りを示す図柄で確定表示され、所定の確定表示時間経過後にのみ小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置にて、大当りを示す図柄で確定表示され、所定の確定表示時間経過後にのみ大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、を備え、
前記第1特別図柄と、前記第2特別図柄とが同時に変動可能な弾球遊技機において、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置にて、前記小当りを示す図柄又は前記大当りを示す図柄の確定表示が終了すると、他方の特別図柄表示装置の図柄が、変動中であれば変動時間の計測を中断し、ハズレを示す図柄が確定表示中であれば確定時間の計測を中断する計測中断手段と、
該計測中断手段によって計測を中断された時間が前記変動時間又は前記確定時間のいずれであっても、該計測の中断の原因となった前記小当りを示す図柄又は前記大当りを示す図柄の確定表示後に行われる前記小当り遊技又は前記大当り遊技の終了後に当該中断されている計測を再開させる計測再開手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置で、前記大当りと判定された特別図柄の変動中及び前記大当りを示す図柄の確定表示中に、他方の特別図柄表示装置にて開始される変動が、対応する保留記憶手段に記憶された数値データが小当りとなる値であった場合には小当りを示す図柄で確定表示される変動を行うが、前記数値データが大当りとなる値であった場合にはハズレを示す図柄で確定表示される変動を行う変動切替制御手段とを、前記主制御装置に設けたことを特徴とする。
また、第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置にて、大当りになる図柄の変動中及び大当りとなる図柄の確定表示中に、他方の特別図柄表示装置にて開始される変動は、大当りとなる数値データが抽出されていてもハズレとなる変動が開始され、小当りとなる数値データが抽出されていた場合には、そのまま、小当りの変動が行われ、小当り遊技が実行されるので、第1特別図柄と第2特別図柄とで大当りの同時発生を回避しつつ、遊技者に不利な遊技とならない。
請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記変動切替制御手段は、前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置で、前記小当りと判定された特別図柄の変動中に、他方の特別図柄表示装置にて開始される変動が、対応する保留記憶手段に記憶された数値データが小当りとなる値であった場合には小当りを示す図柄で確定表示される変動を行い、前記数値データが大当りとなる値であった場合には大当りを示す図柄で確定表示される変動を行うようにしたことを特徴とする。
請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機において、
前記計測中断手段は、前記一方の特別図柄表示装置で、前記大当りを示す図柄にて確定表示が終了されると、他方の特別図柄表示装置にて表示されている特別図柄が、小当りを示す図柄にて確定表示中であった場合、当該確定時間の計測を中断するようにしたことを特徴とする。
そこで一方の特別図柄表示装置にて大当りを示す図柄にて確定表示が終了すると、他方の特別図柄表示装置にて表示されている特別図柄が、小当りを示す図柄にて確定表示中であった場合、当該確定時間の計測を中断させることで、大当りと小当りが同時に発生しないようにしつつ、小当りも発生するので遊技者に不利な遊技とならない。
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記計測中断手段は、前記一方の特別図柄表示装置で前記小当りを示す図柄にて確定表示が終了されると、他方の特別図柄表示装置にて表示されている特別図柄が、小当りを示す図柄又は大当りを示す図柄のいずれの確定表示中であっても、当該確定時間の計測を中断するようにしたことを特徴とする。
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記第1特別図柄及び前記第2特別図柄の疑似演出を表示する演出図柄表示装置と、
該演出図柄表示装置を制御するサブ制御装置と、を備え、
前記特別図柄変動制御手段は、前記第1特別図柄表示装置及び前記第2特別図柄表示装置の図柄変動の表示形態を、変動時間の計測時と計測中断時とで同一形態とするとともに、前記第1特別図柄表示装置及び前記第2特別図柄表示装置の確定表示の表示形態を、確定時間の計測時と計測中断時とで同一形態となし、
前記サブ制御装置は、前記演出図柄表示装置の演出表示の形態を、変動時間の計測時と変動時間の計測中断時、確定時間の計測時と計測中断時とで相違させることを特徴とする。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
前記遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の直下には、常時入球(入賞)可能な第1特図始動口23と、チューリップ式普通電動役物(普電役物)からなる第2特図始動口24とが上下位置に設置されている。第1特図始動口23への入球に起因して第1特図の当否判定が行われ、第2特図始動口24に起因して第2特図の当否判定が行われる。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図3では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
また、球タンク31の右側には、外部接続端子板38が設けてあり、外部接続端子板38により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。尚、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠側(外枠10、前枠11、内枠30)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板38を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない、しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。また主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。更に、CRユニット端子板535を介してCRユニットCRと電気的に接続され、精算表示装置173を介して球貸及び精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニット60とデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット60に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、作動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置29の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置29に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口24への入球が可能となる。本実施形態では第2特図始動口24は常時入球が可能な構成ではないので、普図の当りにより入球可能としたが、第2特図始動口24が通常も入球が可能な構成の場合は普図の当りにより通常時よりも入球を容易とする。
一方、第2特図始動口24への入球があると、これに起因して第2特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第2特図の当否判定を行い、第2特図表示装置28Bにおいて第2特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bにおいて第1特図と第2特図の同時変動が、演出図柄表示装置21において第1特図、第2特図に対応する擬似演出図柄の同時変動が可能とされている。
また、大当り遊技終了後、前記第1特図及び第2特図の当否判定の当選確率を高確率とする確変遊技状態と、普図の当選確率を高確率とするとともに普通図柄の変動時間を短縮し、かつ第2特図始動口24の普電役物の開放時間を延長する時短遊技状態に移行可能とされている。
このような基本構成を有する本パチンコ機1の作動の詳細を以下に、主制御装置40(厳密には、そのCPU)が実行するプログラム処理に基づいて説明する。
図6に示す「始動入賞処理」は、第1特図始動口23、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数を、保留記憶として主制御装置40に格納(記憶)する。そして各特図始動口23,24への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する処理となる。以後、第1特図始動口23に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第1保留記憶、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第2保留記憶とする。尚、本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1保留記憶、第2保留記憶、各4個ずつである。
続くS203の処理で加算した第1保留記憶カウンタの値を示す第1保留数指示コマンドをサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。
続くS207の処理で加算した第2保留記憶カウンタの値を示す第2保留数指示コマンドをサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。
図7に示すように、先ずS300の処理において大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動中であれば(S300:yes)リターンする。一方、特別電動役物が作動していなければ(S300:no)、S301の処理において第1特図の図柄変動時間の計測又は図柄確定表示時間の計測が中断中であるか否かを確認する。中断中であれば(S301:yes)リターンする。
一方、計測が中断中でなければ(S301:no)、S302の処理において第1特図が変動中であるか否かを確認し、変動中でなければ(S302:no)、S303の処理において第1特図の確定図柄が表示されているか否かを確認する。
確変中でなければ(S307:no)、S309の処理において通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
大当りであれば(S310:yes)、S311の処理において第2特図が大当りとなる図柄変動中であるか否かを確認する。大当りとなる変動中であれば(S311:yes)、後述するS320の処理に移行して強制的にハズレ判定に切り替えられる(特許請求の範囲に記載の切替変動制御手段に相当)。
一方、大当りとなる変動中でなければ(S311:no)、S312の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。例えば大当り図柄決定用乱数を20通りの乱数から抽出するようになし、該乱数に応じて図27に示す20種類の大当り図柄より1つの大当り図柄が決定される。
小当りであれば(S316:yes)、S317の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の小当り図柄決定用乱数に基づいて小当り図柄を決定する。例えば図27に示す2種類の小当り図柄より1つの小当り図柄が決定される。
その後、大当りと同様に、前記S315の処理が実行され、その後、リターンして後述の「特別遊技処理」へ移行する。
その後、大当り、小当りと同様に、前記S315の処理が実行され、その後、リターンして後述の「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S332:yes)、続くS333の確定図柄表示終了の処理により第1特図表示装置28Aの第1特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ特図に対応する擬似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
確定表示時間は、前記0.6秒に限るものではない。またハズレ図柄、小当り図柄、大当り図柄に応じて確定時間を変えてもよい。
そしてS342の大当り開始演出処理によりサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。その後、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
本処理では、図12に示すように、S400の処理において大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動中であれば(S400:yes)リターンする。一方、特別電動役物が作動していなければ(S400:no)、S401の処理において第2特図の図柄変動時間の計測又は図柄確定表示時間の計測が中断中であるか否かを確認する。中断中であれば(S401:yes)リターンする。
一方、計測が中断中でなければ(S401:no)、S402の処理において第2特図が変動中であるか否かを確認し、変動中でなければ(S402:no)、S403の処理において第2特図の確定図柄が表示されているか否かを確認する。
確変中でなければ(S407:no)、S409の処理において通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
大当りであれば(S410:yes)、S411の処理において第1特図が大当りとなる図柄変動中であるか否かを確認する。大当りとなる変動中であれば(S411:yes)、後述するS420の処理に移行して強制的にハズレ判定に切り替えられる(特許請求の範囲に記載の切替変動制御手段に相当)。
一方、大当りとなる変動中でなければ(S411:no)、S412の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。例えば第1特図の場合と同様に図27に示す20種類の大当り図柄より1つの大当り図柄が決定される。
小当りであれば(S416:yes)、S417の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の小当り図柄決定用乱数に基づいて小当り図柄を決定する。例えば第1特図の場合と同様に図27に示す2種類の小当り図柄より1つの小当り図柄が決定される。
その後、大当りと同様に、前記S415の処理が実行され、その後、リターンして後述の「特別遊技処理」へ移行する。
その後、大当り、小当りと同様に、前記S415の処理が実行され、その後、リターンして後述の「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S432:yes)、続くS433の確定図柄表示終了の処理により第2特図表示装置28Bの第2特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ特図に対応する擬似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
確定表示時間は、前記0.6秒に限るものではない。またハズレ図柄、小当り図柄、大当り図柄に応じて確定時間を変えてもよい。
そしてS442の大当り開始演出処理によりサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
続くS456の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。その後、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
S502の処理で大入賞口25が開放中でなければ(S502:no)、S503の処理においてインターバル中であるか否かを確認し、インターバル中でなければ(S503:no)、S504の処理において大当り終了演出中であるか否かを確認する。大当り終了演出中でなければ(S504:no)、S505の処理において大当り開始演出時間が経過したか確認し、大当り開始演出時間が経過していれば(S505:yes)、S506の大入賞口開放処理で大入賞口25を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S521:no)、S523の処理において大入賞口25の開放処理を実行してリターンする。
次にS536の処理において大当り遊技終了後に時短遊技状態に移行されるか確認し(時短設定フラグを確認する)、移行される場合(S536:yes)は、時短回数(時短カウンタのカウント値)の設定処理(S537)および時短フラグをセット(時短フラグ=1)する処理(S538)を行う。
その後、S539の処理においてサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り遊技終了のコマンドを送信するとともに、状態指定コマンドとして前記特典遊技か否かの情報をサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ送信する。
S601の処理で小当り開始演出中であれば(S601:yes)、S602の処理において小当り開始演出時間が経過したか確認し、演出時間の経過が確認できれば(S602:yes)、続くS603の大入賞口開放処理において、大入賞口25を開放作動せしめる。その後、リターンする。
尚、小当り遊技の大入賞口25の開放態様は、開放時間が約1.8秒とされる。一方、前記S602の処理で小当り開始演出時間が経過していなければ(S602:no)、リターンする。
小当り遊技の大入賞口25の開放時間は約1.8秒とされている。
図23(a)に示すように、第1特図の大当りとなる大当り変動(1)中に第2特図の小当りとなる小当り変動(2)が開始されて同時変動となり、第1特図の大当り変動(1)が終了して大当り図柄の確定表示(1f)が開始されると、前記第2特図の小当り変動(2)の変動時間の計測が中断(2s)される。小当り変動は継続される。
前記第1特図の確定表示(1f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている小当り変動時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される(図例ではハズレとなるハズレ変動)。
前記第2特図の確定表示(2f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される(図例ではハズレとなる変動)。
前記第2特図の確定表示(2f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されている大当り変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動が開始される。この場合、第1特図が大当り変動中であるので新たに開始される第2特図の変動は強制的にハズレ変動(6)とされる。
前記第1特図の確定表示(1f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される(図例ではハズレとなる変動)。
前記第1特図の確定表示(7f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている大当り変動時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動が開始される。この場合、第2特図が大当り変動中であるので新たに開始される第1特図の変動は強制的にハズレ変動(4)とされる。
前記第2特図の確定表示(8f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置が作動する大当り遊技(32)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第2特図の確定表示(8f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置が作動する大当り遊技(32)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されている小当り変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第1特図の確定表示(7f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
前記第1特図の確定表示(7f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている小当り変動時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
前記第2特図の確定表示(2f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第1特図の確定表示(1f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ図柄の確定表示時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始され、更に、第2特図始動口へ入球があればこれに起因する変動(6)が開始される。
前記第2特図の確定表示(2f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ図柄の確定表示時間の計測が再開される。また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始され、更に、第1特図始動口へ入球があればこれに起因する変動(4)が開始される。
例えば第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bの図柄変動は、計測時、計測中断時ともに図柄を高速変動させる。尚、計測時と中断時とで表示色を変えて区別するようにしてもよい。
一方、演出図柄表示装置21の変動時の演出表示は、変動時間の計測時では所定の演出を行ない、変動時間計測の中断時では計測時と同様の所定の演出と変動時間計測の中断中であることを示す表示を組み合わせる。
例えば第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bの図柄の確定表示は、計測時、計測中断時ともに確定図柄を点灯表示させる。尚、計測時と中断時とで表示色を変えて区別するようにしてもよい。
一方、演出図柄表示装置21の確定時の演出表示は、確定表示時間の計測時では3つの図柄の表示を行ない、確定表示時間計測の中断時では計測時と同様の3つの図柄の表示と確定表示時間計測の中断中であることを示す表示を組み合わせる。
下半部には3桁の数字からなる第2特図擬似表示211を変動表示するとともに、第2特図の保留記憶表示213を行う。
また、第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bのいずれか一方の特図表示装置にて、大当りになる変動が開始されると、他方の特図表示装置にて開始される変動は、大当りとなる場合であってもハズレとなる変動が開始されるが、小当りとなる場合には、そのまま、小当りの変動が行われ、その後に小当り遊技が実行されるので、第1特別図柄と第2特別図柄との同時大当りを回避しつつ、遊技者に不利な遊技とならない。
尚、本実施形態のパチンコ機の基本構成は、前記第1の実施形態のそれとほぼ同じであり、相違点を中心に説明する。
図30に示すように、先ずS700の処理において大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動中であれば(S700:yes)リターンする。一方、特別電動役物が作動していなければ(S700:no)、S701の処理において第1特図の図柄変動時間の計測又は図柄確定表示時間の計測が中断中であるか否かを確認する。中断中であれば(S701:yes)リターンする。
一方、計測が中断中でなければ(S701:no)、S702の処理において第1特図が変動中であるか否かを確認し、変動中でなければ(S702:no)、S703の処理において第1特図の確定図柄が表示されているか否かを確認する。
確変中でなければ(S707:no)、S709の処理において通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
大当りであれば(S710:yes)、S711の処理において第2特図が大当りとなる図柄変動中であるか否か又は大当りとなる図柄確定表示中であるか否を確認する。大当りとなる変動中又は確定表示中であれば(S711:yes)、後述するS720の処理に移行して強制的にハズレ判定に切り替えられる(特許請求の範囲に記載の切替変動制御手段に相当)。
一方、大当りとなる変動中又は確定表示中でなければ(S711:no)、S712の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。例えば大当り図柄決定用乱数を20通りの乱数から抽出するようになし、該乱数に応じて図27に示す20種類の大当り図柄より1つの大当り図柄が決定される。
小当りであれば(S716:yes)、S717の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の小当り図柄決定用乱数に基づいて小当り図柄を決定する。例えば図27に示す2種類の小当り図柄より1つの小当り図柄が決定される。
その後、大当りと同様に、前記S715の処理が実行され、その後、リターンして「特別遊技処理」へ移行する。
その後、大当り、小当りと同様に、前記S715の処理が実行され、その後、リターンして「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S732:yes)、続くS733の確定図柄表示終了の処理により第1特図表示装置28Aの第1特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ特図に対応する擬似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
確定表示時間は、前記0.6秒に限るものではない。またハズレ図柄、小当り図柄、大当り図柄に応じて確定時間を変えてもよい。
そしてS742の大当り開始演出処理によりサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
本処理では、図34に示すように、S800の処理において大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動中であれば(S800:yes)リターンする。一方、特別電動役物が作動していなければ(S800:no)、S801の処理において第2特図の図柄変動時間の計測又は図柄確定表示時間の計測が中断中であるか否かを確認する。中断中であれば(S801:yes)リターンする。
一方、計測が中断中でなければ(S801:no)、S802の処理において第2特図が変動中であるか否かを確認し、変動中でなければ(S802:no)、S803の処理において第2特図の確定図柄が表示されているか否かを確認する。
確変中でなければ(S807:no)、S809の処理において通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
大当りであれば(S810:yes)、S811の処理において第1特図が大当りとなる図柄変動中又は確定表示中であるか否かを確認する。大当りとなる変動中又は確定表示中であれば(S811:yes)、後述するS820の処理に移行して強制的にハズレ判定に切り替えられる(特許請求の範囲に記載の切替変動制御手段に相当)。
一方、大当りとなる変動中でなければ(S811:no)、S812の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。例えば第1特図の場合と同様に図27に示す20種類の大当り図柄より1つの大当り図柄が決定される。
る。尚、変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。
小当りであれば(S816:yes)、S817の処理において前記当否判定の対象となる保留記憶の小当り図柄決定用乱数に基づいて小当り図柄を決定する。例えば第1特図の場合と同様に図27に示す2種類の小当り図柄より1つの小当り図柄が決定される。
その後、大当りと同様に、前記S815の処理が実行され、その後、リターンし「特別遊技処理」へ移行する。
その後、大当り、小当りと同様に、前記S815の処理が実行され、その後、リターンして「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S832:yes)、続くS833の確定図柄表示終了の処理により第2特図表示装置28Bの第2特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ特図に対応する擬似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
確定表示時間は、前記0.6秒に限るものではない。またハズレ図柄、小当り図柄、大当り図柄に応じて確定時間を変えてもよい。
そしてS842の大当り開始演出処理によりサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンした後に「特別遊技処理」へ移行する。
図38(a)に示すように、第1特図の大当りとなる大当り変動(1)中に第2特図の小当りとなる小当り変動(2)が開始されて同時変動となり、第1特図の大当り変動(1)が終了して大当り図柄の確定表示(1f)が開始され、更に第2特図の小当り変動(2)が終了して小当り図柄の確定表示(2f)が開始され、更にまた第1特図の確定表示が終了すると、前記第2特図の小当り確定表示(2f)の確定表示時間の計測が中断(2t)される。小当り確定表示は継続される。
前記第1特図の確定表示(1f)の終了とほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている小当り確定表示時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される(図例ではハズレとなるハズレ変動)。
前記第2特図の確定表示(2f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される(図例ではハズレとなる変動)。
前記第2特図の確定表示(2f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されている大当り確定表示時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動が開始される。この場合、第1特図が大当り確定表示中であるので新たに開始される第2特図の変動は強制的にハズレ変動(6)とされる。
前記第1特図の確定表示(1f)の終了とほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
前記第1特図の確定表示(7f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている大当り確定表示時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。この場合、第2特図が大当り確定表示中であるので新たに開始される第1特図の変動は強制的にハズレ変動(4)とされる。
前記第2特図の確定表示(8f)の終了とほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置が作動する大当り遊技(32)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第2特図の確定表示(8f)の終了とほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置が作動する大当り遊技(32)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されている小当り確定表示時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第1特図の確定表示(7f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
前記第1特図の確定表示(7f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(51)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されている小当り確定表示時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
前記第2特図の確定表示(2f)の終了とほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ変動時間の計測が再開される。
また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
前記第1特図の確定表示(1f)の終了とほぼ同時に特別電動役物及び役物連続作動装置がともに作動する大当り遊技(31)が開始される。該大当り遊技が終了すると、前記第2特図の中断されているハズレ確定表示時間の計測が再開される。また第1特図の保留記憶があれば次の変動(4)が開始される。
更に、第2特図始動口へ入球があればこれに起因する変動(6)が開始される。
前記第2特図の確定表示(2f)が終了するとほぼ同時に特別電動役物のみが作動する小当り遊技(52)が開始される。該小当り遊技が終了すると、前記第1特図の中断されているハズレ図柄の確定表示時間の計測が再開される。また第2特図の保留記憶があれば次の変動(6)が開始される。
また、第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bのいずれか一方の特図表示装置にて、大当りになる図柄の変動中及び大当りとなる図柄の確定表示中に、他方の特図表示装置にて開始される変動は、大当りとなる場合であってもハズレとなる変動が開始されるが、小当りとなる場合には、そのまま、小当りの変動が行われ、その後に小当り遊技が実行されるので、第1特別図柄と第2特別図柄との同時大当りを回避しつつ、遊技者に不利な遊技とならない。
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
23 第1特図始動口(第1始動口)
24 第2特図始動口(第2始動口)
25 大入賞口
28A 第1特図表示装置(第1特別図柄表示装置)
28A 第2特図表示装置(第2特別図柄表示装置)
40 主制御装置(第1保留記憶手段、第2保留記憶手段、当否判定手段、変動時間決定手段、特別図柄変動制御手段、小当り遊技実行手段、大当り遊技実行手段、計測中断手段、計測再開手段、切替変動制御手段)
42 サブ統合制御装置(サブ制御装置)
Claims (5)
- 遊技を司る主制御装置に、
第1始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを記憶する第1保留記憶手段と、
第2始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1保留記憶手段又は前記第2保留記憶手段に記憶された数値データが予め定められた所定の値か否かに応じて当否を判定する当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果を示す確定図柄を表示するまでの図柄の変動時間を決定する変動時間決定手段と、
前記第1保留記憶手段に記憶された前記数値データをもとに前記当否判定手段が判定した当否結果を示す第1特別図柄の前記確定図柄を、前記変動時間決定手段によって決定された変動時間後に第1特別図柄表示装置へ確定表示させる一方、前記第2保留記憶手段に記憶された前記数値データをもとに前記当否判定手段が判定した当否結果を示す第2特別図柄の前記確定図柄を、前記変動時間決定手段によって決定された変動時間後に第2特別図柄表示装置へ確定表示させる特別図柄変動制御手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置にて、小当りを示す図柄で確定表示され、所定の確定表示時間経過後にのみ小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置にて、大当りを示す図柄で確定表示され、所定の確定表示時間経過後にのみ大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、を備え、
前記第1特別図柄と、前記第2特別図柄とが同時に変動可能な弾球遊技機において、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置にて、前記小当りを示す図柄又は前記大当りを示す図柄の確定表示が終了すると、他方の特別図柄表示装置の図柄が、変動中であれば変動時間の計測を中断し、ハズレを示す図柄が確定表示中であれば確定時間の計測を中断する計測中断手段と、
該計測中断手段によって計測を中断された時間が前記変動時間又は前記確定時間のいずれであっても、該計測の中断の原因となった前記小当りを示す図柄又は前記大当りを示す図柄の確定表示後に行われる前記小当り遊技又は前記大当り遊技の終了後に当該中断されている計測を再開させる計測再開手段と、
前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置で、前記大当りと判定された特別図柄の変動中及び前記大当りを示す図柄の確定表示中に、他方の特別図柄表示装置にて開始される変動が、対応する保留記憶手段に記憶された数値データが小当りとなる値であった場合には小当りを示す図柄で確定表示される変動を行うが、前記数値データが大当りとなる値であった場合にはハズレを示す図柄で確定表示される変動を行う変動切替制御手段とを、前記主制御装置に設けたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記変動切替制御手段は、前記第1特別図柄表示装置又は前記第2特別図柄表示装置のいずれか一方の特別図柄表示装置で、前記小当りと判定された特別図柄の変動中に、他方の特別図柄表示装置にて開始される変動が、対応する保留記憶手段に記憶された数値データが小当りとなる値であった場合には小当りを示す図柄で確定表示される変動を行い、前記数値データが大当りとなる値であった場合には大当りを示す図柄で確定表示される変動を行うようにしたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1又は2に記載の弾球遊技機において、
前記計測中断手段は、前記一方の特別図柄表示装置で、前記大当りを示す図柄にて確定表示が終了されると、他方の特別図柄表示装置にて表示されている特別図柄が、小当りを示す図柄にて確定表示中であった場合、当該確定時間の計測を中断するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記計測中断手段は、前記一方の特別図柄表示装置で前記小当りを示す図柄にて確定表示が終了されると、他方の特別図柄表示装置にて表示されている特別図柄が、小当りを示す図柄又は大当りを示す図柄のいずれの確定表示中であっても、当該確定時間の計測を中断するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記第1特別図柄及び前記第2特別図柄の疑似演出を表示する演出図柄表示装置と、
該演出図柄表示装置を制御するサブ制御装置と、を備え、
前記特別図柄変動制御手段は、前記第1特別図柄表示装置及び前記第2特別図柄表示装置の図柄変動の表示形態を、変動時間の計測時と計測中断時とで同一形態とするとともに、前記第1特別図柄表示装置及び前記第2特別図柄表示装置の確定表示の表示形態を、確定時間の計測時と計測中断時とで同一形態となし、
前記サブ制御装置は、前記演出図柄表示装置の演出表示の形態を、変動時間の計測時と変動時間の計測中断時、確定時間の計測時と計測中断時とで相違させることを特徴とする弾球遊技機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015025497 | 2015-02-12 | ||
JP2015025497 | 2015-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016152913A JP2016152913A (ja) | 2016-08-25 |
JP6643538B2 true JP6643538B2 (ja) | 2020-02-12 |
Family
ID=56760678
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016019686A Expired - Fee Related JP6158372B2 (ja) | 2015-02-12 | 2016-02-04 | 弾球遊技機 |
JP2016019687A Active JP6643538B2 (ja) | 2015-02-12 | 2016-02-04 | 弾球遊技機 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016019686A Expired - Fee Related JP6158372B2 (ja) | 2015-02-12 | 2016-02-04 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6158372B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6623357B2 (ja) * | 2015-04-30 | 2019-12-25 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP6396406B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2018-09-26 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019213824A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019213825A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019213823A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4811817B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-11-09 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP4780593B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2011-09-28 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP5218363B2 (ja) * | 2009-10-01 | 2013-06-26 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP5400576B2 (ja) * | 2009-11-11 | 2014-01-29 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5494632B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2014-05-21 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP2013240588A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | Takao Co Ltd | 遊技機 |
JP6000027B2 (ja) * | 2012-09-06 | 2016-09-28 | 株式会社藤商事 | 弾球遊技機 |
JP2014094150A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2015020020A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014158676A (ja) * | 2013-12-19 | 2014-09-04 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
-
2016
- 2016-02-04 JP JP2016019686A patent/JP6158372B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2016-02-04 JP JP2016019687A patent/JP6643538B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016152912A (ja) | 2016-08-25 |
JP6158372B2 (ja) | 2017-07-05 |
JP2016152913A (ja) | 2016-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6522022B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6643538B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6263695B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5468799B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6355953B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6019328B2 (ja) | 封入式遊技機 | |
JP5577491B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5552591B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017047201A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5552587B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6675052B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012223291A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6690075B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6739711B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5605817B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2023057636A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2023057635A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2023057634A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2018034057A (ja) | 遊技機 | |
JP2018034058A (ja) | 遊技機 | |
JP2018050802A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2013144234A (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6643538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |