JP6643375B2 - ポリウレア噴射装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、携行型のポリウレア噴射装置に関する。
コンクリート構造物や金属製タンク等の種々の設備に、ライニング材としてポリウレアを施工することにより、防食・防水、構造物の延命・補強等に優れた効果を発揮することが知られている。ポリウレアを施工する際の作業者の負担を軽減するため、使い捨てのスプレー缶を利用したポリウレア噴射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のポリウレア噴射装置は、交換可能なスプレー缶の内圧を利用してA剤及びB剤を混合噴射する。そのため、このポリウレア噴射装置は、ドラム缶から薬液を圧送するドラムポンプも、薬液に高圧をかけて吹き付ける高圧メタリング装置も必要としない。一方で、A剤及びB剤のスプレー缶は、スタティックミキサ内に薬液を圧送するために、一般的なスプレー缶に比べて高圧で充填されている。スプレー缶が高圧になるに従い、噴射孔の延長上だけでなく、その周囲にも薬液が飛散しやすくなる。
しかるに、特許文献1に記載のポリウレア噴射装置は、スプレー缶を交換して種々のA剤及びB剤を組み合わせることができる。組み合わせによってはA剤とB剤との間に粘度差が生じる場合がある。両者の粘度差が大きいと、一方の薬液が他方の薬液よりも勢いよく噴射され、飛散した薬液によって他方の薬液の噴射が妨げられる。噴射量の偏りが大きくなる結果、設計通りの比率でA剤及びB剤を混合できなくなる。A剤及びB剤の混合比が適正でないと、塗膜は硬化するものの得られたポリウレアの強度が低下する。
特開2017−221889号公報
本発明の目的は、強度に優れた塗膜を形成できる携行型のポリウレア噴射装置を提供することにある。
一実施形態のポリウレア噴射装置は、第1容器と、第2容器と、スタティックミキサと、アダプタと、を備えている。第1容器には、イソシアネートを主成分とするA剤に硬化遅延剤及び噴射剤を加えた材料が充填されている。第2容器には、ポリアミンを主成分とするB剤に硬化遅延剤及び噴射剤を加えた材料が充填されている。スタティックミキサは、基端に送り込まれた第1容器の内容物及び第2容器の内容物を混合し、先端から吐出する。アダプタは、第1容器及び第2容器並びにスタティックミキサを接続している。前記A剤と前記B剤の粘度は、互いに異なる。
アダプタは、拡径部と、第1チューブと、第2チューブと、底壁と、第1噴射孔と、第2噴射孔と、隔壁とを備えている。拡径部は、スタティックミキサの基端に接続される。第1チューブの一端は、第1容器に接続される。第2チューブの一端は、第2容器に接続される底壁は、拡径部の端部に位置する。第1噴射孔は、底壁に形成され、第1チューブと拡径部を連通させる。第2噴射孔は、底壁に形成され、第2チューブと拡径部を連通させる。隔壁は、底壁における第1噴射孔及び第2噴射孔の間の部分からスタティックミキサ側の拡径部の端部に向けて延び、拡径部の内部を第1噴射孔に繋がる第1空間と第2噴射孔に繋がる第2空間とに二分する。
第1噴射孔、第2噴射孔及び隔壁を横切るアダプタの断面において、第1空間の幅が第1噴射孔の幅よりも大きく、且つ、第2空間の幅が第2噴射孔の幅よりも大きい。隔壁は、スタティックミキサの軸方向において、拡径部の内径の少なくとも二倍の長さを有している。
一実施形態のポリウレア噴射装置によれば、設計通りの比率でA剤及びB剤を混合できるため、強度に優れた塗膜を形成できる。
図1は、本実施形態のポリウレア噴射装置を分解して示す斜視図である。 図2は、第1及び第2容器の製造方法の一例を示す斜視図である。 図3は、組み立てた状態のポリウレア噴射装置を一部切り欠いて示す斜視図である。 図4は、図3に示されたアダプタの内部構造を示す断面図である。 図5は、図4に示された第1及び第2噴射孔をスタティックミキサ側から見た正面図である。 図6は、図4に示された隔壁の作用を説明する断面図である。 図7は、図6と対比される比較例の断面図である。 図8は、本実施形態の変形例に係るアダプタの内部構造を示す断面図である。
本実施形態のポリウレア噴射装置1について、図1から図7を参照して説明する。図1は、本実施形態のポリウレア噴射装置1を分解して示す斜視図である。図1に示すように、ポリウレア噴射装置1は、第1容器10と、第2容器20と、吹き付けガン30と、を備えている。
第1及び第2容器10,20は、例えば使い捨てのスプレー缶である。第1容器10には、イソシアネートを主成分とするA剤に硬化遅延剤及び噴射剤を加えた材料が充填されている。第2容器20には、ポリアミンを主成分とするB剤に第1容器10と同様の硬化遅延剤と噴射剤とを加えた材料が充填されている。第1及び第2容器10,20の内容物は、モレキュラーシーブ等の乾燥剤をさらに含んでいてもよい。
A剤の一例は、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4’−MDI)等の芳香族イソシアネートである。なお、イソシアネートは、脂肪族イソシアネートであってもよい。A剤は、これらのイソシアネートの一部をポリオールと反応させてウレタンプレポリマーとした混合物であってもよい。
B剤の一例は、平均分子量1000〜10000のポリアミンに芳香族ジアミンを加えた混合物である。ポリアミンとして、例えば、ポリオキシプロピレンジアミン等のポリアルキレンアミンが好適である。複数の芳香族ジアミンを混合してもよい。B剤の配合比は、ポリアミン100重量部に対して芳香族ジアミン5〜20重量部である。
硬化遅延剤は、A剤やB剤と相溶してそれらの粘度を低下させるとともに、B剤が混合されたA剤の硬化を遅延させる。硬化遅延剤の一例は、メチルエチルケトン(MEK)等の溶剤である。なお、硬化遅延剤は、A剤やB剤への相溶性に優れた溶剤であればよく、アセトン等の種々の汎用溶剤を使用できる。
噴射剤は、例えば、ジメチルエーテル(DME)や液化石油ガス(LPG)等の液化ガス系の噴射剤である。液化ガス系の噴射剤は、A剤やB剤と相溶してそれらの粘度を低下させる。ジメチルエーテルは、スプレー缶から噴射したとき、液化石油ガスよりも急激に膨張して非常に細かい霧状の内容物を形成できる。液化石油ガスは、常温でジメチルエーテルよりも蒸気圧が高く、スプレー缶を高圧に調整しやすい。25℃において、ジメチルエーテルの蒸気圧は0.62MPaであり、液化石油ガスの蒸気圧は0.94MPaである。
ところで、第1容器10に充填されたA剤は、霧化するとバルブを攻撃して劣化させることがある。スプレー缶のバルブを構成するガスケットには、充填材として炭酸カルシウム等が含まれている。イソシアネートを噴射剤と一緒にスプレー缶に封入すると、充填材中の炭酸カルシウムの含有量によっては、イソシアネートが炭酸カルシウムと反応してガスケットを徐々に硬化させる。
バルブの劣化を防いでA剤及びB剤を長期保存するため、噴射剤と、噴射剤を含まない内容物とを互いに隔離した状態で保存してもよい。図2は、第1及び第2容器10,20の製造方法の一例を示す斜視図である。図2に示す例では、液化ガス系の噴射剤101と、噴射剤101を含まない内容物102(A剤、硬化遅延剤及び乾燥剤等)とが互いに異なる第1及び第2スプレー缶11,12にそれぞれ保管されている。
第1容器10を使用したとき、第1及び第2スプレー缶11,12のバルブを連結チューブ37で接続する。第1スプレー缶11の内圧によって液相の噴射剤101が第1スプレー缶11から噴射され、内容物102が封入された第2スプレー缶12に噴射剤101が充填される。これにより、第1容器10が製造される。
同様に、液化ガス系の噴射剤201と、噴射剤201を含まない内容物202(B剤、硬化遅延剤及び乾燥剤等)とを互いに異なる第3及び第4スプレー缶21,22にそれぞれ保管し、使用したときに第4スプレー缶22に第3スプレー缶21の噴射剤を充填して第2容器20を製造してもよい。なお、あらかじめ噴射剤が充填された第1容器10や第2容器20を用意してもよい。
再び図1を参照して吹き付けガン30を説明する。吹き付けガン30は、例えば、ホルダ31と、グリップ32と、操作レバー33と、アダプタ34と、スタティックミキサ35と、固定キャップ36と、を備えている。第1及び第2容器10,20は、バルブを上方に向けてホルダ31に装着されている。ホルダ31は、吹き付けガン30を把持するためのグリップ32と一体的に形成されている。
ホルダ31には、第1容器10及び第2容器20のバルブを操作するための操作レバー33が付設されている。図1に示す例では、操作レバー33は、第1及び第2容器10,20のバルブに上方から対向しており、ホルダ31の前端に設けられたヒンジを中心にして回動自在に支持されている。グリップ32を握る手の親指等で操作レバー33を押し下げて第1及び第2容器10,20のバルブを押下すると、それらのバルブが同時に開放される。
図3は、組み立てた状態のポリウレア噴射装置1を一部切り欠いて示す斜視図である。図3に示す例では、アダプタ34はホルダ31に取り付けられている。なお、アダプタ34をホルダ31と一体的に形成してもよい。スタティックミキサ35の基端35Pは、アダプタ34に接続されている。
アダプタ34とスタティックミキサ35とは、例えば、アダプタ34に螺合する固定キャップ36によって固定されている。なお、アダプタ34及びスタティックミキサ35の固定方法はこれに限られず、ルアーロック式のコネクタ等であってもよい。
スタティックミキサ35は、アダプタ34を通じて基端35Pに送られてきた第1容器10の内容物と、アダプタ34を通じて基端35Pに送られてきた第2容器20の内容物とを混合して図1に示された先端35Dから吐出する。スタティックミキサの内部では、交互に配置された左エレメント35Lと右エレメント35Rとが直列に並んでいる。
左エレメント35Lは、スタティックミキサ35の内部を通過する流体を二分割するとともに左回転させる。右エレメント35Rは、スタティックミキサ35の内部を通過する流体を二分割するとともに右回転させる。スタティックミキサ35の内部を通過する二液は、回転方向が交互に切り替わるエレメント35L,35Rにより攪拌混合されて図1に示された先端35Dから吐出される。
図4は、アダプタ34の内部構造を示す断面図である。図4に示すように、アダプタ34は、拡径部40と、第1噴射孔41と、第2噴射孔42と、隔壁43と、第1チューブ46と、第2チューブ47と、を備えている。拡径部40は、有底円筒状に形成され、軸方向Xに沿って延びる周壁44と、第1及び第2容器10,20側に位置した周壁44の基端を閉塞する底壁45と、を有している。
拡径部40の開口には、スタティックミキサ35及び拡径部40の中心軸が一致するように、スタティックミキサ35の基端35Pが接続されている。拡径部40の底壁45には、アダプタ34をスタティックミキサ35の軸方向Xに貫通する第1及び第2噴射孔41,42が形成されている。第1チューブ46の一端46Pには、アタッチメント48が設けられている。アタッチメント48は、第1容器10のバルブに接続されている。第1チューブ46の他端46Dは、第1噴射孔41に接続されている。
同様に、第2チューブ47の一端47Pは、アタッチメント49を介して第2容器20のバルブに接続されている。第2チューブ47の他端47Dは、第2噴射孔42に接続されている。本実施形態に係る第1及び第2チューブ47,47は、第1及び第2容器10,20のバルブから第1及び第2噴射孔41,42に亘って略直線状に形成されている。
第1及び第2チューブ47,47が湾曲していると、第1及び第2容器10,20の内圧が高い場合、当該第1及び第2チューブ47,47が直線に近づこうと変形して拡径部40や第1及び第2容器10,20のバルブから外れてしまうおそれがある。本実施形態であれば、第1及び第2容器10,20が高圧であっても第1及び第2チューブ47,47の変形を最小限にできるため、第1及び第2チューブ47,47の脱落を未然に防ぐことができる。
第1噴射孔41は、第1チューブ46の先端と拡径部40の内部空間Sとを連通させている。第1噴射孔41は、第1チューブ46を通過した第1容器10の内容物が拡径部40に向かう流路である。同様に、第2噴射孔42は、第2チューブ47の先端と拡径部40の内部空間Sとを連通させている。第2噴射孔42は、第2チューブ47を通過した第2容器20の内容物が拡径部40に向かう流路である。
図5は、第1及び第2噴射孔41,42をスタティックミキサ35側から見た正面図である。第1及び第2噴射孔41,42の出口の間には、それらを隔てる隔壁43が形成されている。本実施形態のポリウレア噴射装置1は、第1及び第2噴射孔41,42の間に拡径部40の内部空間Sを二分する隔壁43が設けられていることが特徴の一つである。
図6は、隔壁43の作用を説明する断面図である。図7は、図6と対比される比較例の断面図である。図7に示す比較例は、第1及び第2噴射孔41,42を隔てる隔壁43が設けられていないことを除いて本実施形態と略同一の形状及び機能を有している。
第1及び第2容器10,20は、スタティックミキサ35内にA剤及びB剤を圧送するために、一般的なスプレー缶に比べて高圧で充填されている。スプレー缶が高圧になるに従い、第1及び第2噴射孔41,42の延長上だけでなく、その周囲にも内容物が飛散しやすくなる。
また、A剤及びB剤の粘度差が大きいと、例えばA剤がB剤よりも勢いよく噴射され、飛散したA剤によってB剤の噴射が妨げられることがある。A剤の噴射量に対してB剤の噴射量が不足し、設計通りの比率でA剤及びB剤を混合できなくなる。A剤及びB剤の混合比が適正でないと、塗膜は硬化しても、得られたポリウレアの強度が低下するおそれがある。
これに対し、本実施形態のポリウレア噴射装置1は、第1容器10からA剤を含んだ内容物が噴射される第1噴射孔41と、第2容器20からB剤を含んだ内容物が噴射される第2噴射孔42との間に、それらを隔てる隔壁43が設けられている。仮に、第1噴射孔41から噴射された第1容器10の内容物が四方に飛散しても、隔壁43によって飛散物が遮蔽される。
飛散した第1容器10の内容物によって第2噴射孔42から噴射する第2容器20の内容物の噴射が妨げられることがない。とりわけ、スタティックミキサ35の軸方向Xにおいて、隔壁43に十分な長さがあれば、第1容器10からの噴射量と、第2容器20からの噴射量に偏りが生じにくくなる。隔壁43の長さLは、拡径部40の内径Dの例えば二倍である。
図8は、本実施形態の変形例に係るアダプタ34の内部構造を示す断面図である。変形例は、第1及び第2噴射孔41,42が屈曲部41L,42Lを有している点が本実施形態と異なる。変形例によれば、第1及び第2チューブ46,47の内容物は、L字状に屈曲した第1及び第2噴射孔41,42を通過する際に勢いが弱められる。第1及び第2チューブ46,47の内容物が飛散しづらくなるため、隔壁43との相乗効果でより確実に噴射量の偏りを抑制できる。
以上のように構成された本実施形態及びその変形例のポリウレア噴射装置1は、第1及び第2噴射孔41,42を隔てる隔壁43を有している。そのため、第1噴射孔41から飛散した第1容器10の内容物によって第2噴射孔42の噴射が妨げられることがない。
同様に、第2噴射孔42から飛散した第2容器20の内容物によって第1噴射孔41の噴射が妨げられることがない。本実施形態及びその変形例によれば、第1及び第2容器10,20が高圧であっても設計通りの比率でA剤及びB剤を混合できるため、強度に優れた塗膜を形成できる。
本実施形態及びその変形例に係る第1及び第2容器10,20は、イソシアネート等の薬液と、それらの薬液を噴射する噴射剤とを互いに隔離した状態で保存でき、使用したいときに噴射剤が充填された第1容器10を製造できる。保管中、噴射剤によって薬液が霧化されないため、スプレー缶のバルブの劣化を抑制して長期保存できる。
本発明は、以上説明した各実施形態の構成に種々の変形を加えて実施できる。例えば、各実施形態において開示した構成は適宜組み合わせてもよい。発明の要旨を逸脱しない範囲で変形された形態は、特許請求の範囲に記載された発明及びその均等の範囲に含まれる。
1…ポリウレア噴射装置、10…第1容器、20…第2容器、34…アダプタ、35…スタティックミキサ、35P…スタティックミキサの基端、35D…スタティックミキサの先端、40…拡径部、41…第1噴射孔、42…第2噴射孔、41L,42L…屈曲部、43…隔壁、46…第1チューブ、46P…第1チューブの一端、46D…第1チューブの他端、47…第2チューブ、47P…第2チューブの一端、47D…第2チューブの他端、D…拡径部の内径、L…隔壁の長さ、S…内部空間、X…スタティックミキサの軸方向。

Claims (3)

  1. イソシアネートを主成分とするA剤に硬化遅延剤及び噴射剤を加えた材料が充填された第1容器と、
    ポリアミンを主成分とするB剤に硬化遅延剤及び噴射剤を加えた材料が充填された第2容器と、
    基端に送り込まれた前記第1容器の内容物及び前記第2容器の内容物を混合し、先端から吐出するスタティックミキサと、
    前記第1容器及び前記第2容器並びに前記スタティックミキサを接続するアダプタと、を備え、
    前記A剤と前記B剤の粘度が互いに異なり、
    前記アダプタは、
    前記スタティックミキサの前記基端に接続され拡径部と、
    一端が前記第1容器に接続され第1チューブと、
    一端が前記第2容器に接続され第2チューブと、
    前記拡径部の端部に位置する底壁と、
    前記底壁に形成され、前記第1チューブと前記拡径部を連通させる第1噴射孔と、
    前記底壁に形成され、前記第2チューブと前記拡径部を連通させる第2噴射孔と、
    前記底壁における前記第1噴射孔及び前記第2噴射孔の間の部分から前記スタティックミキサ側の前記拡径部の端部に向けて延び、前記拡径部の内部を前記第1噴射孔に繋がる第1空間と前記第2噴射孔に繋がる第2空間とに二分する隔壁と、を備え、
    前記第1噴射孔、前記第2噴射孔及び前記隔壁を横切る前記アダプタの断面において、前記第1空間の幅が前記第1噴射孔の幅よりも大きく、且つ、前記第2空間の幅が前記第2噴射孔の幅よりも大きく、
    前記隔壁は、前記スタティックミキサの軸方向において、前記拡径部の内径の少なくとも二倍の長さを有している、ポリウレア噴射装置。
  2. 前記第1噴射孔の延在方向は、前記スタティックミキサの前記軸方向に平行である、請求項1に記載のポリウレア噴射装置。
  3. 前記第1噴射孔及び前記第2噴射孔は、L字状に屈曲した屈曲部をそれぞれ有している、請求項1又は2に記載のポリウレア噴射装置。
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