JP6641830B2 - 電子機器、制御方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、電子機器、制御方法及びプログラムに関する。
従来より、腕時計型の電子機器が知られている。腕時計型の電子機器では、マイクにより音声による音声入力操作が可能な機能と、タッチパネルにより指によるタッチ入力操作が可能な機能を有する(特許文献1参照)。
特開2015−76877号公報
しかしながら、上述したような電子機器では音声入力とタッチ入力とを同時に行うような操作を想定していないにも関わらず、タッチ入力時でも音声入力が可能な状態となっており、電力を無駄に消費してしまっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、電力消費を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
音声入力を行う音声入力手段と、
前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器であって、
前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れに対して入力が行なわれているかを判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された結果に基づいて、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われていると判別されたら他方の機能を抑制するように制御する制御手段と、
を備え
前記制御手段は、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合には、他方の機能を抑制状態から解除するように制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、電力消費を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本実施形態の電力モードを説明するための模式図である。 図1の携帯端末の機能的構成のうち、入力機能制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図3の機能的構成を有する図1の携帯端末が実行する入力機能制御処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。
携帯端末1は、例えば、スマートウォッチとして構成される。
携帯端末1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、コーディック部16と、音声入力部17と、センサ部18と、タッチ入力部19と、出力部20と、記憶部21と、通信部22と、ドライブ23と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部21からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、コーディック部16、音声入力部17、センサ部18、タッチ入力部19、出力部20、記憶部21、通信部22及びドライブ23が接続されている。
コーディック部16は、音声入力部17から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換(コーディック)するA/D変換回路として構成される。本実施形態のコーディック部16は、CPU11によって制御されるが、電源の供給先は、CPU11とは異なるため、電源をオフしてから復帰するまでに、遅延が生じる構成となっている。
音声入力部17はマイク等からなり、音声を入力可能に構成される。
センサ部18は、タッチ入力部19の近傍に指等が近づいたことを検知する近接センサである。本実施形態の携帯端末1においては、タッチ入力部19の近傍で指をセンサ部18が検知すると、タッチ入力操作等として認識する機能を有する。
タッチ入力部19は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部20は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
なお、出力部20上にタッチ入力部19が重畳的に配置されてタッチパネルを構成する。
記憶部21は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部22は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御でき、Bluetooth(登録商標)等による無線通信や有線通信可能に構成される。
ドライブ23には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ23によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部21にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部21に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部21と同様に記憶することができる。
このように構成される携帯端末1では、タッチ入力部19を指先で触れるタッチ入力による操作(以下、「タッチ入力操作」という。)が可能なタッチ入力機能と、音声入力部17に対する音声入力による操作(以下、「音声入力操作」という。)が可能な音声入力機能を有する。
本実施形態の携帯端末1では、音声入力操作を行う場合には、音声入力部17に口元を近づけるために、実質的にタッチ入力操作は行えず、タッチ入力操作を行う場合にも、指でタッチ入力部19を操作しており、実質的に音声入力操作は行えない。このため、本実施形態の携帯端末1では、タッチ入力機能(音声入力機能)をオンにしている場合には、音声入力機能(タッチ入力機能)を抑制してオフする。
これにより、携帯端末1では、何れかの入力機能が使用されない状況下では、該当する入力機能をオフするために、電力の消費を抑えることができる。
本実施形態の携帯端末1では、上述したような動作を電力モードとして管理している。
図2は、本実施形態の電力モードを説明するための模式図である。
本実施形態において、電力モードは、「動作モード」と、「省電力モード」とにより構成される。
省電力モードでは、携帯端末1の未使用時の電力消費を抑えるモードであり、図2に示すように、タッチ入力機能と、音声入力機能はオフされた状態となる。ただし、タッチ入力機能は、タッチ入力部19がタッチ入力の有無のみを待ち受けている状態となっている。タッチ入力部19へのタッチ入力によって、省電力モードが解除されて動作モードへ移行し、タッチ入力機能がオンされる。
このように省電力モードでは、音声入力機能がオフされ、タッチ入力部19がタッチ入力操作の有無のみを待ち受けている省電力状態であるため、大幅に電力消費が抑えられる。
これに対して、動作モードでは、タッチ入力機能がオンされて、タッチ入力部19へのタッチ入力操作が行われている状態では、音声入力機能がオフされる。タッチ入力部19へのタッチ入力操作が行われていない状態では、タッチ入力機能がオフされて、音声入力機能がオンされる。
動作モードでは、タッチ入力操作(音声入力操作)が行われている場合には、対応する音声入力機能(タッチ入力機能)をオフするため、常時音声入力機能及びタッチ入力機能をオンしていないために、電力消費を抑えることができる。
なお、本実施形態においては、音声入力機能のオフは、「完全オフ」と、「スリープ」が設定可能に構成される。完全オフの場合には、ハードウェアの電源とソフトウェアの機能をオフする。スリープの場合には、一部のハードウェア(音声入力部17)の電源をオフして、起動の遅い一部のハードウェア(コーディック部16)の電源と、ソフトウェアの機能をオンした状態としており、完全オフの場合に比べて、電力消費は増えるが起動を速くすることができる。以下の実施形態において、音声入力機能のオフは、完全オフの場合として説明を行う。
図3は、図1の携帯端末1の機能的構成のうち、入力機能制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
入力機能制御処理とは、動作モード下において、タッチ入力部19に対するタッチ操作がされている場合には、音声入力機能をオフして入力機能の動作を制御して省電力を図る一連の処理をいう。
入力機能制御処理を実行する場合には、図3に示すように、CPU11において、音声認識処理部51と、入力操作検出部52と、モード設定部53と、機能制御部54と、が機能する。
音声認識処理部51は、音声入力部17に対して行われて入力された音声を、音声認識処理をして、文字列等に認識する。音声認識処理部51によって音声認識が行われた結果、CPU11では、認識された文字列を用いて、キーワードや画像検索を行い、当該検索結果を出力部20に表示したり、文字列に対応するアプリケーションを起動したり、文字列からなる命令に従って、動作結果を出力したりする。
入力操作検出部52は、タッチ入力部19及び音声入力部17の入力操作を検出する。
モード設定部53は、電力モード(省電力モードと動作モード)を切り換える設定をする。
具体的には、モード設定部53は、所定の時間操作がない場合には、省電力モードになるように設定する。また、モード設定部53は、省電力モード下において、タッチ入力部19に対して、タッチ操作があった場合には、動作モードに遷移するように設定を切り換える。
機能制御部54は、タッチ入力機能及び音声入力機能のオン/オフの制御を行う。機能制御部54は、タッチ入力機能がオンの状態になった場合には、音声入力機能のオフし、タッチ入力機能がオフになった場合には、音声入力機能のオンの状態にするように制御する。
具体的には、機能制御部54は、タッチ入力部19、コーディック部16、音声入力部17の電源、音声認識処理部51の機能をオンしたり、オフしたりしてタッチ入力機能及び音声入力機能を制御する。即ち、機能制御部54は、タッチ入力機能をオフする場合には、タッチ入力部19の電源をオフする。また、音声入力機能をオフする場合には、コーディック部16、音声入力部17の電源をオフして、音声認識処理部51の機能をオフ(音声認識処理部51での処理を行わないように制御)する。なお、省電力モード下においては、タッチ入力機能及び音声入力機能が共にオフされるが、タッチ入力部19へのタッチ入力をトリガにして、動作モードへ移行するように構成しているために、タッチ入力部19においてタッチ入力の有無のみを検出可能にタッチ入力機能がオフされた状態にする。
図4は、図3の機能的構成を有する図1の携帯端末1が実行する入力機能制御処理の流れを説明するフローチャートである。
入力機能制御処理は、ユーザによるタッチ入力部19への入力機能制御処理開始の操作により開始される。本実施形態においては、入力機能制御処理開始時点では、電力モードが省電力モードとなる。省電力モード下では、機能制御部54は、コーディック部16と、音声入力部17の電源をオフして、音声認識処理部51での処理を行わないように制御して、音声入力機能をオフし、タッチ入力部19においてタッチ入力の有無だけ検出可能にタッチ入力部19の電源をオンした状態に制御して、タッチ入力機能をオフする。
ステップS11において、入力操作検出部52は、タッチ入力部19に対して、タッチ入力があったか否かを判定する。
タッチ入力がない場合には、ステップS11においてNOと判定されて、省電力モードを維持して待機状態となる。
タッチ入力があった場合には、ステップS11においてYESと判定されて、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、モード設定部53は、省電力モードから動作モードに遷移する。
ステップS13において、入力操作検出部52は、動作モード期間中の入力を判定する。
動作モード期間中にタッチ入力があった場合には、ステップS13において[タッチ入力]と判定されて、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、機能制御部54は、タッチ入力部19に対してタッチ入力がされたため、タッチ入力機能はオンのまま、音声入力機能をオフする。即ち、機能制御部54は、タッチ入力部19の電源はオンのまま、音声入力部17の電源をオフして、音声認識処理部51での処理を行わないように制御する。
その後、処理はステップS16へ進む。
これに対して、動作モード期間中に音声入力があった場合には、ステップS13において[音声入力]と判定されて、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、機能制御部54は、音声入力部17に対して音声入力がされたため、タッチ入力機能をオフして、音声入力機能をオンする。即ち、機能制御部54は、タッチ入力部19の電源をオフして、音声入力部17の電源をオンして、音声認識処理部51での処理を行うように制御する。
ステップS16において、入力操作検出部52は、音声入力部17又はタッチ入力部19に対して入力がないまま所定時間経過したか否かを判定する。
入力がないまま所定時間経過していない場合には、ステップS16においてNOと判定されて、処理はステップS13に戻る。
入力がないまま所定時間経過した場合には、ステップS16においてYESと判定されて、処理はステップS17に進む。
ステップS17において、モード設定部53は、動作モードから省電力モードに遷移する。その後、処理はステップS11に戻る。
したがって、携帯端末1では、動作モード中において、ユーザがタッチ入力操作を行っている最中に、同時に音声入力操作を行うことが仕様の想定上考えにくい。このため、動作モードになっている間にタッチ入力操作が行われた間は音声入力機能をオフする。その結果、携帯端末1では、電力効率が改善されることとなる。
以上のように構成される携帯端末1は、音声入力部17と、タッチ入力部19と、機能制御部54と、を備える。
音声入力部17は、音声入力を行う。
タッチ入力部19は、音声入力とは異なる入力方法により入力を行う。
機能制御部54は、音声入力部17又はタッチ入力部19の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制するように制御する。
これにより、携帯端末1においては、一方の入力手法による入力を行っているときには他方の機能を抑制するために、電力消費を抑制することができる。
また、携帯端末1は、音声認識処理部51を備える。
音声認識処理部51は、音声入力部17に対して入力された音声を認識する。
機能制御部54は、音声入力部17の機能を抑制する制御として、音声認識処理部51での処理を行わないように制御する。
これにより、携帯端末1においては、音声認識による処理の機能もオフするために、処理負担を軽減することができる上に、電力消費を抑制することができる。
機能制御部54は、音声入力部17の機能を抑制する制御として、音声入力部17の電源をオフする。
これにより、携帯端末1においては、音声入力部17の電源がオフできるために、電力消費を抑制することができる。
機能制御部54は、音声入力部17又はタッチ入力部19の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合には、他方の機能を抑制状態から解除するとうに制御する。
これにより、携帯端末1においては、必ず何れかの入力方法で入力が可能な状態となっているために、ユーザの利便性を低下させない。
また、携帯端末1は、モード設定部53を備える。
モード設定部53は、音声入力部17及びタッチ入力部19の機能が抑制状態となっている省電力モードと、音声入力部17又はタッチ入力部19の何れか一方に対して入力操作が行われている場合には、他方の機能を抑制される状態となる動作モードとを設定する。
これにより、携帯端末1においては、モードによって電力消費を抑制する管理を行うことができる。
タッチ入力部19は、タッチ操作可能なタッチパネルにより構成される。
これにより、携帯端末1においては、音声入力部17と、タッチパネルに係るタッチ入力部19における電力消費を抑制することができる。
また、携帯端末1は、例えば、スマートウォッチ等の腕時計型のウェアラブル端末として構成される。
これにより、携帯端末1においては、バッテリ容量の少ないウェアラブル端末でも運用することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、音声入力機能のオフを音声入力機能に関する全ての機能をオフする完全オフとなるように運用したが、音声入力機能のオフをスリープで運用するように構成してもよい。スリープの場合には、音声認識の処理を行わないように制御したり、音声入力部17の電源をオフしたりして、復帰の速度を考慮して一部の機能のみオフする。具体的には、例えば、ハードウェアとして音声入力部17の電源のみをオフして、コーディック部16の電源と、ソフトウェアの機能をオンした状態として運用することができる。このように運用することで、音声入力部17での電力消費を抑えながらも、起動の遅いコーディック部16と、音声認識処理機能がオンされているために復帰を速くすることができる。なお、音声入力機能のオフにおいて、完全オフと、スリープはユーザの設定により任意に変更可能である。
また、上述の実施形態では、タッチ入力と音声入力の両方の入力を判定して、一方の入力があった場合に、他方の入力機能をオフするように構成したが、これに限られない。タッチ入力のみ判定して、タッチ入力されている場合には音声入力機能をオフする、或いは音声入力のみの入力を判定して、音声入力されている場合にはタッチ入力機能をオフするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、センサ部18によって指が検出されたことをもって、タッチ入力操作が行われたと判断するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、タッチ入力操作によって、音声入力機能をオフするように構成したが、例えば、センサ部18によってタッチ入力部19の近傍に指が検出されたり、音声入力を行うようなユーザ動作(所定の姿勢変化)が検出されていなかったり等の音声入力操作が行われそうにない状態が検出されている場合には、音声入力機能をオフするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、タッチ入力操作が行われなくなった場合に、音声入力機能をオンするように構成したが、タッチ入力操作の直後に音声入力操作は行われにくいために、タッチ入力操作が行われなくなってから所定時間経過後に音声入力機能をオンするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、コーディックを行う機能をコーディック部16としてハードウェアで構成したが、ソフトウェアとして構成してもよい。
また、上述の実施形態では、入力を行う手段として、タッチ入力操作と音声入力操作が可能なタッチ入力部19と音声入力部17の組み合わせを例としたが、これに限られない。音声入力と、音声入力以外の入力手段の組み合わせであればよく、音声入力以外の入力手段は、例えば、キーボードやマウス等の入力手段であってもよい。さらには、音声入力と音声入力以外の入力手段にも限られず、同時の入力操作が想定されないような、例えば、キーボードによる打鍵操作とタッチ入力操作のような組み合わせでもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される携帯端末1は、スマートウォッチを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、入力機能制御処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が携帯端末1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部21に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
音声入力を行う音声入力手段と、
前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器であって、
前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制するように制御する制御手段を備える、
ことを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記音声入力手段に対して入力された音声を認識する音声認識手段を備え、
前記制御手段は、前記音声入力手段の機能の抑制として、前記音声認識手段での処理を行わないように制御する、
ことを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記制御手段は、前記音声入力手段の機能の抑制として、前記音声入力手段の電源機能をオフする、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
[付記4]
前記制御手段は、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合には、他方の機能を抑制状態から解除するとうに制御する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の電子機器。
[付記5]
前記音声入力手段及び前記他の入力手段の機能が抑制状態となっている省電力モードと、当該音声入力手段又は当該他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制される状態となる動作モードとを設定する設定手段を備える、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の電子機器。
[付記6]
前記他の入力手段は、タッチ操作可能なタッチパネルにより構成される、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の電子機器。
[付記7]
腕時計型のウェアラブル端末として構成される、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の電子機器。
[付記8]
音声入力を行う音声入力手段と、前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器で実行される制御方法であって、
前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制するように制御する制御ステップを含む、
ことを特徴とする制御方法。
[付記9]
音声入力を行う音声入力手段と、前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器を制御するコンピュータを、
前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制するように制御する制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・携帯端末,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・コーディック部,17・・・音声入力部,18・・・センサ部,19・・・タッチ入力部,20・・・出力部,21・・・記憶部,22・・・通信部,23・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・音声認識処理部,52・・・入力操作検出部,53・・・モード設定部,54・・・機能制御部

Claims (8)

  1. 音声入力を行う音声入力手段と、
    前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器であって、
    前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れに対して入力が行なわれているかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された結果に基づいて、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われていると判別されたら他方の機能を抑制するように制御する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合には、他方の機能を抑制状態から解除するように制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記音声入力手段に対して入力された音声を認識する音声認識手段を備え、
    前記制御手段は、前記音声入力手段の機能の抑制として、前記音声認識手段での処理を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記音声入力手段の機能の抑制として、前記音声入力手段の電源機能をオフする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記音声入力手段及び前記他の入力手段の機能が抑制状態となっている省電力モードと、当該音声入力手段又は当該他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われている場合には、他方の機能を抑制される状態となる動作モードとを設定する設定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記他の入力手段は、タッチ操作可能なタッチパネルにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 腕時計型のウェアラブル端末として構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 音声入力を行う音声入力手段と、前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器で実行される制御方法であって、
    前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れに対して入力が行なわれているかを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにより判別された結果に基づいて、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われていると判別されたら、他方の機能を抑制するように制御する抑制制御ステップと、
    前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合に、他方の機能を抑制状態から解除するように制御する解除制御ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  8. 音声入力を行う音声入力手段と、前記音声入力とは異なる入力方法により入力を行う他の入力手段と、を備えた電子機器を制御するコンピュータを、
    前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れに対して入力が行なわれているかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された結果に基づいて、前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われていると判別されたら他方の機能を抑制するように制御する抑制制御手段と、
    前記音声入力手段又は前記他の入力手段の何れか一方に対して入力が行われなくなった場合に、他方の機能を抑制状態から解除するように制御する解除制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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