JP2014021701A - 電子機器、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了すること。
【解決手段】電子機器は、ユーザの操作を受け付ける操作部と、操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理実行部と、バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、所定の操作に基づいて、第2の処理を終了する処理終了部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。特に、複数のアプリケーションを起動する電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンのように、小型の電子機器であっても、複数のアプリケーションを同時に起動、実行できる電子機器が増加している。例えば、スマートフォンの場合、メールアプリケーション、カメラアプリケーション、Webブラウザ、ミュージックプレーヤ、ゲーム等、多数のアプリケーションを利用できる。このような電子機器では、あるアプリケーションを実行している状態で、他のアプリケーションを起動できる。その場合、先に起動していたアプリケーションを表示画面上に非表示とし、新たなアプリケーションを表示画面に表示して起動する。
ここで、特許文献1において、表示画面で発生する接触信号によるジェスチャを識別し、識別したジェスチャに基づいて、表示画面上に非表示で実行しているアプリケーションを制御する電子機器が記載されている。
特開2010−118042号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述のとおり、複数のアプリケーションを起動する電子機器では、先に起動していたアプリケーションを表示画面上では非表示とした上で、新たなアプリケーションを表示画面上に表示して起動する。その際、表示画面上でアプリケーションが非表示となると、ユーザはアプリケーションを終了した、と誤解する恐れがある。その結果、電子機器は、不必要なアプリケーションを、複数起動する事態となる。
このように、複数のアプリケーションが、並列して起動した状態になると、リソース不足で電子機器のパフォーマンスが低下する。さらに、そのようなアプリケーションの影響で、消費電力が増大することも考えられる。
ここで、特許文献1に記載された技術では、表示画面上に非表示で実行しているアプリケーションを制御するために、ユーザが意図的にジェスチャをする必要がある。さらに、この場合、ユーザは、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを把握しておく必要がある。
例えば、ミュージックプレーヤの場合、表示画面上に非表示での起動であっても、出力音声によって、ユーザが、ミュージックプレーヤが実行中であることを認識することは容易である。しかし、音声を出力しないアプリケーション(Webブラウザ等)が、表示画面上に非表示で実行している場合、ユーザが、Webブラウザ等のアプリケーションが実行していることを認識するのは困難である。
そのため、ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了する電子機器、その制御方法及びプログラムが、望まれる。
本発明の第1の視点によれば、ユーザの操作を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理実行部と、バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する処理終了部と、を備える電子機器が、提供される。
本発明の第2の視点によれば、ユーザの操作を受け付ける操作部を備える電子機器の制御方法であって、前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する工程と、バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する工程と、を含む電子機器の制御方法が提供される。
本発明の第3の視点によれば、ユーザの操作を受け付ける操作部を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理と、バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する処理と、を実行するプログラムが、提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non−transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了する電子機器、その制御方法及びプログラムが提供される。
一実施形態を説明するための図である。 第1の実施形態に係る電子機器1の全体構成の一例を示す平面図である 第1の実施形態に係る電子機器1の内部構成の一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 電子機器1の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る電子機器1aの内部構成の一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述のとおり、複数のアプリケーションが起動されたままになると、リソース不足により、電子機器のパフォーマンスが低下する。しかし、ユーザがアプリケーションの起動を、常時監視することは困難である。そのため、ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了する電子機器が、望まれる。
そこで、一例として図1に示す電子機器100を提供する。電子機器100は、ユーザの操作を受け付ける操作部101と、操作部101が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理実行部102と、バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、所定の操作に基づいて、第2の処理を終了する処理終了部103と、を備える。
電子機器100は、バックグラウンドで実行中の処理(上述の第2の処理に相当)を、他の処理(上述の第1の処理に相当)に対する操作に基づいて、終了する。ここで、処理の終了とは、処理の実行に必要なメモリ領域を解放することを意味する。
「バックグラウンド」とは、ユーザに操作させない状態を意味する。一方、以下の説明では、ユーザに操作させる状態を、「フォアグラウンド」と呼ぶ。
例えば、第1の処理として、メニュー画面に遷移させる処理や、セキュリティロック画面に遷移させる処理等を考える。その際、メニュー画面等に遷移させる前に、フォアグラウンドでアプリケーションが使用していたメモリ領域は解放されることが好ましい。しかし、アプリケーションによっては、バックグラウンドで、アプリケーションを実行したまま、新規のアプリケーションを起動する場合がある。
そこで、電子機器100は、所定の操作に基づいて、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。例えば、所定の操作としては、メニュー画面に遷移させる操作、セキュリティロック画面に遷移させる操作、等が考えられる。従って、電子機器100は、ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了できる。
本発明において下記の形態が可能である。
[形態1]上記第1の視点に係る電子機器のとおりである。
[形態2]前記第2の処理は、ユーザが起動したアプリケーションに関する処理を含むことが好ましい。
[形態3]前記電子機器は、複数の前記所定の操作の候補から、選択された1又は2以上の操作を前記所定の操作として決定する操作決定部を備えることが好ましい。
[形態4]前記電子機器は、アプリケーションが生成する画像であるアプリケーション画像を表示する表示部を備え、前記所定の操作の候補は、前記アプリケーション画像を非表示とする操作を含むことが好ましい。
[形態5]前記第2の処理は、前記表示部において、前記アプリケーション画像を非表示とした状態で、実行される処理であることが好ましい。
[形態6]前記電子機器は、加速度センサを備え、前記所定の操作の候補は、前記加速度センサの出力に基づき検出される操作を含むことが好ましい。
[形態7]前記電子機器は、マイクを備え、前記所定の操作の候補は、所定の周波数以上の空気振動を前記マイクに入力する操作を含むことが好ましい。
[形態8]上記第2の視点に係る電子機器の制御方法のとおりである。
[形態9]前記電子機器の制御方法は、複数の前記所定の操作の候補から、選択された1又は2以上の操作を前記所定の操作として決定する操作決定工程を含むことが好ましい。
[形態10]前記操作決定工程は、アプリケーションが生成する画像を非表示とする操作を、前記所定の操作として決定する工程を含むことが好ましい。
[形態11]前記操作決定工程は、加速度センサの出力に基づき検出される操作を、前記所定の操作として決定する工程を含むことが好ましい。
[形態12]前記操作決定工程は、所定の周波数以上の空気振動をマイクに入力する操作を、前記所定の操作として決定する工程を含むことが好ましい。
[形態13]上記第3の視点に係るプログラムのとおりである。
[形態14]前記プログラムは、複数の前記所定の操作の候補から、選択された1又は2以上の操作を前記所定の操作として決定する操作決定処理を含むことが好ましい。
[形態15]前記操作決定処理は、アプリケーションが生成する画像を非表示とする操作を、前記所定の操作として決定する処理を含むことが好ましい。
[形態16]前記操作決定処理は、加速度センサの出力に基づき検出される操作を、前記所定の操作として決定する処理を含むことが好ましい。
[形態17]前記操作決定処理は、所定の周波数以上の空気振動を前記マイクに入力する操作を、前記所定の操作として決定する処理を含むことが好ましい。
以下に、具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について、図面を用いてさらに詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器1の全体構成の一例を示す平面図である。
電子機器1は、液晶パネル20(表示部)と、タッチパネル30と、電源キー41と、ホームキー42と、を含んでいる。液晶パネル20はタッチパネル30と一体化しているとする。なお、図2においては、スマートフォンなどのタッチパネルを備える電子機器を表している。しかし、これは、本願発明の対象として、タッチパネルを備える電子機器に限定する趣旨ではない。例えば、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPCなども本実施形態の電子機器1に該当する。
電源キー41は、電子機器1の電源を切るための操作キーである。さらに、電源キー41は、液晶パネル20を消灯するための操作キーである場合もある。また、ホームキー42は、メニュー画面の表示等を行う操作キーである。
また、液晶パネル20は、有機EL(Electro Luminescence)パネル等の他の表示デバイスであってもよいものとする。
また、タッチパネル30は、平板上のセンサによりユーザの接触操作、又は近接操作を検出するタッチパネルである。ここで、タッチパネルの方式には、静電容量方式を初めとして各種存在するがその方式は問わない。
図3は、電子機器1の内部構成の一例を示す図である。電子機器1は、制御部10と、液晶パネル20と、操作部201と、メモリ50と、バス60と、を含んで構成される。操作部201は、タッチパネル30と、操作キー40を含んで構成される。操作キー40には、上述の電源キー41及びホームキー42を含む。また、制御部10は、バス60を介して電子機器1の装置内の各部と接続されている。図3には、簡単のため、本実施形態に係る電子機器1に関係するモジュールのみを記載する。ここで、タッチパネル30、操作キー40(電源キー41及びホームキー42)は上記のとおりであるので、さらなる説明を省略する。
液晶パネル20は、アプリケーションが生成する画像(以下、アプリケーション画像と呼ぶ)を表示する。ここで、制御部10は、アプリケーション画像に対する操作を、タッチパネル30が検出したか否かを判断する。従って、アプリケーション画像が液晶パネル20に表示されている状態は、上述のフォアグラウンドでアプリケーションを実行している状態に相当する。一方、液晶パネル20にアプリケーション画像が非表示である状態は、上述のバックグラウンドでアプリケーションを実行している状態に相当する。
制御部10は、処理実行部202と、処理終了部203と、操作決定部11と、を含む。また、制御部10は、電子機器の内部状態を他の状態に遷移させる処理を実行する。さらに、制御部10は、タッチパネル30、及び操作キー40の出力を受付け、行われた操作を判断する。
制御部10は、アプリケーションを終了した場合には、メモリ50に格納されている当該アプリケーションに関するデータを消去する。つまり、ユーザのアプリケーションに対する操作終了後には、制御部10は、アプリケーションを終了することが好ましい。電子機器1が、無駄なメモリ消費を抑えることができるからである。さらに、次回のアプリケーションの起動処理が速くなり、電子機器1のパフォーマンスが向上する。
しかし、制御部10は、タッチパネル30、操作キー40等が受け付けるユーザの操作に基づいて、フォアグラウンドからバックグラウンドに、アプリケーションの起動を遷移させる場合がある。その場合、バックグラウンドで実行しているアプリケーションに関して、制御部10は、液晶パネル20にアプリケーション画像を表示しない。
例えば、ユーザがアプリケーションに対する操作終了後に、ホームキーを押下する場合を考える。その際、制御部10は、液晶パネル20にホーム画面を表示し、アプリケーション画像を非表示とする。ここで、制御部10は、フォアグラウンドからバックグラウンドに、ユーザが操作していたアプリケーションの起動を遷移させるとする。
その場合、ユーザが終了させたと考えているアプリケーションが、実は、バックグラウンドで継続して起動されている事態が生じる。さらに、液晶パネル20に表示されないため、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを、ユーザが把握することは困難となる。その結果、制御部10は、メモリ50に無駄なデータを蓄積する恐れがある。
そこで、制御部10は、終了操作のいずれかの操作が検出されたと判断した場合、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。
ここで、終了操作は、アプリケーション画像を非表示とする操作であることが好ましい。なぜなら、アプリケーション画像が非表示となると、ユーザがアプリケーションを操作することが困難となるからである。さらに、アプリケーション画像を非表示とした際に、ユーザはアプリケーションを終了したと考える場合が多いからである。そこで、アプリケーション画像を非表示とする際に、制御部10は、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了することが好ましい。なお、ここで終了するアプリケーションには、アプリケーション画像を非表示とし、バックグラウンドでの起動に遷移したアプリケーションを含む。
なお、制御部10は、終了操作に基づいて、ユーザが起動した全てのアプリケーションを終了することが好ましい。なお、電子機器1を動作させるために不可欠なアプリケーションについては、終了操作に基づいて、制御部10は、アプリケーションを終了しない。
次に終了操作の決定方法について説明する。
操作決定部11は、終了操作の候補から、選択された1又は2以上の操作を終了操作として決定する。なお、ユーザが終了操作を選択するために、電子機器1は、終了操作の候補を液晶パネル20に表示することが好ましい。
図4は、終了操作の候補の表示画面の一例を示す図である。図4では、終了操作の候補として、2つの操作が提示されている。ここで、ユーザは、液晶パネル20に表示された終了操作の候補から、終了操作を選択する。なお、図4の場合には、選択された終了操作のチェックボックスに、チェックマークが表示している。
ここで、図4の(a)の操作は、ホームキー42を押下する操作である。ホームキー42は、メニュー画面表示へ切り替える際に、使用される場合がある。ここで、図4の(a)の操作を終了操作として選択すると、制御部10は、アプリケーションのアプリケーション画像を非表示とする。さらに、制御部10は、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。
一方、図4の(b)の操作は、電源キー41を押下する操作である。電源キー41は、セキュリティロックを掛ける際に使用される場合がある。なお、ここでのセキュリティロックとは、タッチパネル30及び操作キー40への操作を無効とすることを表す。ここで、図4の(b)の操作を終了操作として選択すると、制御部10は、セキュリティロックを掛ける。さらに、制御部10は、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。
次に、電子機器1の動作について説明する。
図5は、電子機器1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部10は、アプリケーションをバックグラウンドでの起動に遷移する。
ステップS2において、制御部10は終了操作を検出したか否かを判断する。終了操作を検出した場合(ステップS2のYes分岐)には、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。終了操作を検出しない場合(ステップS2のNo分岐)には、ステップS2に遷移し、処理を継続する。
ステップS3において、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。
ステップS4において、終了対象のアプリケーションに関連するデータを、メモリ50から消去する。つまり、制御部10は、終了対象のアプリケーションに関連するメモリを解放する。
ここで、例えば、電子機器1が、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを列挙するアプリケーション(以下、タスク管理アプリケーションと呼ぶ)を備える場合を考える。つまり、タスク管理アプリケーションを用いて、ユーザが、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを確認可能な場合を考える。その場合、制御部10は、終了操作に基づいて、タスク管理アプリケーションが列挙するアプリケーションを終了することが好ましい。ただし、電子機器1を動作させるために不可欠なアプリケーションについては、制御部10は、終了操作に基づいて、終了しないことは勿論である。
なお、電子機器1の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置に格納し、そのプログラムを主記憶部にロードしてCPU(Central Processing Unit)で起動することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1は、他の動作を目的とした操作に基づいて、バッググラウンドで実行しているアプリケーションを終了できる。従って、本実施形態に係る電子機器1では、ユーザにアプリケーションが実行していることを意識させず、不必要なアプリケーションを効率よく終了できる。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態は、操作キー以外の終了操作を用いる形態である。具体的には、本実施形態では、終了操作の候補として、電子機器を振る操作を含む。
図6は、本実施形態に係る電子機器1aの内部構成の一例を示す図である。図6において図3と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。電子機器1と電子機器1aの相違点は、加速度センサ70を備える点である。
第1の実施形態に係る電子機器1では、操作キー40への操作を、終了操作とする形態について説明した。本実施形態に係る電子機器1aでは、操作キー40を操作した時以外の操作を、終了操作とする。そこで、以下では、電子機器1aを振る操作を、終了操作とする形態について説明する。ただし、以下の説明は、終了操作を、以下で例示する操作に限定する趣旨ではない。
例えば、ユーザが電子機器1aを軽く上下に振った場合に、制御部10aは、アプリケーション画像を非表示とする場合を考える。そのような電子機器1aにおいては、電子機器1aを振る操作を終了操作としてもよい。
具体的には、加速度センサ70が、電子機器1aの加速度を出力する。制御部10aは、加速度センサ70の出力する加速度を積分し、電子機器1aの移動量を算出する。そして、制御部10aは、所定の移動量を算出した場合には、アプリケーション画像を非表示とする。さらに、その際に、制御部10aは、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了することが好ましい。なお、上述の例示は、本実施形態について、電子機器1aを振って、アプリケーション画像を非表示とする形態に限定する趣旨ではない。
図7は、終了操作を選択する設定画面の一例を示す図である。図4と図7の相違点は、図7では、「(c)電子機器を振った時」が追加されている点である。
[変形例1]
本実施形態に係る電子機器1aの変形例1としては、マイク(図示せず)に息を吹きかける操作を終了操作としてもよい。マイクに息を吹きかける操作とは、所定の周波数以上の空気振動をマイクに入力する操作である。例えば、ユーザがマイクに息を吹きかけた場合に、制御部10aが、実行しているアプリケーションを非表示とする場合を考える。そのような電子機器1aにおいては、マイクに息を吹きかえる操作を終了操作としてもよい。なお、この場合、制御部10aは、液晶パネル20に、「マイクに息を吹きかけた時」等を終了操作の候補として表示させることは勿論である。
[変形例2]
本実施形態に係る電子機器1aの変形例2としては、電子機器1aが音声認識機能を備える場合には、音声による命令を終了操作としてもよい。例えば、電子機器1aは、「セキュリティロックを掛けてください」等の音声による命令を終了操作してもよい。その場合、電子機器1aは、セキュリティロックを掛ける際に、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。なお、この場合、制御部10aは、液晶パネル20に、所定の命令を終了操作の候補として表示させることは勿論である。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1aでは、操作キーに対する操作以外の操作によって、バックグラウンドで実行しているアプリケーションを終了する。電子機器1aの種別に応じて、使用頻度の高い操作を終了操作の候補とすることが好ましい。さらに、電子機器1aは、ユーザに終了操作を選択させることができる。そのため、ユーザは使用形態に応じて、終了操作を選択できる。従って、本実施形態に係る電子機器1aは、より一層、利便性が向上する。
なお、引用した上記の特許文献の開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1、1a、100 電子機器
10、10a 制御部
11 操作決定部
20 液晶パネル
30 タッチパネル
40 操作キー
41 電源キー
42 ホームキー
50 メモリ
60 バス
70 加速度センサ
101、201 操作部
102、202 処理実行部
103、203 処理終了部

Claims (9)

  1. ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理実行部と、
    バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する処理終了部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2の処理は、ユーザが起動したアプリケーションに関する処理を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 複数の前記所定の操作の候補から、選択された1又は2以上の操作を前記所定の操作として決定する操作決定部を備える請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. アプリケーションが生成する画像であるアプリケーション画像を表示する表示部を備え、
    前記所定の操作の候補は、前記アプリケーション画像を非表示とする操作を含む請求項1乃至3のいずれか一に記載の電子機器。
  5. 前記第2の処理は、前記表示部において、前記アプリケーション画像を非表示とした状態で、実行される処理である請求項4に記載の電子機器。
  6. 加速度センサを備え、
    前記所定の操作の候補は、前記加速度センサの出力に基づき検出される操作を含む請求項1乃至5のいずれか一に記載の電子機器。
  7. マイクを備え、
    前記所定の操作の候補は、所定の周波数以上の空気振動を前記マイクに入力する操作を含む請求項1乃至6のいずれか一に記載の電子機器。
  8. ユーザの操作を受け付ける操作部を備える電子機器の制御方法であって、
    前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する工程と、
    バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する工程と、
    を含む電子機器の制御方法。
  9. ユーザの操作を受け付ける操作部を備える電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記操作部が受け付けた所定の操作に基づいて、第1の処理を実行する処理と、
    バックグラウンドで実行中の第2の処理がある場合、前記所定の操作に基づいて、前記第2の処理を終了する処理と、
    を実行するプログラム。
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