JP6641780B2 - サービス提供方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラム - Google Patents

サービス提供方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、サービス提供方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット等の端末の普及により、必要に応じてその場でアプリケーションをダウンロードして利用するシーンが増えてきている。また、このような利用シーンに適した配信サービスも提案されている。
一例として、所定範囲内にいるユーザのみがアプリケーションを利用できるよう、所定範囲内において提供されるサービスにチェックインした端末を対象に、アプリケーションの配信を行うサービスが挙げられる。当該サービスでは、ユーザが所定範囲外(配信サービスの提供範囲外)に移動した場合、端末に配信されたアプリケーションは自動的に削除される。
特開2006−012076号公報 特開2014−191686号公報 特開2000−207216号公報 特開2014−010537号公報
しかしながら、上記サービスでは、サービスの提供範囲外でも、配信されたアプリケーションを利用したい場合等に不都合が生じる。例えば、学校で配信されたアプリケーションを自宅でも利用して宿題等を行いたいといった場合に、上記サービスでは、当該アプリケーションを学校外で利用することができないといった不都合がある。
一つの側面では、サービスの提供範囲を拡張することを目的としている。
一態様によれば、サービス提供方法において、第1のサービス提供装置が提供するサービスに複数の端末がチェックインした場合該第1のサービス提供装置が、該複数の端末より該サービスに関連する第1のリソース情報を受信し、前記第1のサービス提供装置が、前記第1のリソース情報に基づいて、前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションを前記複数の端末に配信することで、前記サービスの提供を開始し、前記第1のサービス提供装置が前記サービスの提供を終了したことで、前記サービスの提供を第2のサービス提供装置を介して受けることを要求する指示を受信した場合に、前記第1のサービス提供装置が、前記第1のリソース情報と前記アプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を情報格納サーバに送信し、前記第2のサービス提供装置が提供する前記サービスに前記複数の端末の少なくとも一部の端末がチェックインした場合に、前記第2のサービス提供装置が、前記複数の端末の少なくとも一部の端末より前記サービスに関連する第2のリソース情報を受信するとともに、前記情報格納サーバから前記リソース管理情報を取得し、前記第2のサービス提供装置が、前記リソース管理情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、前記第2のサービス提供装置が提供する前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションの割り当てを再生成し、前記第2のサービス提供装置が、前記複数の端末の少なくとも一部の端末に、再生成した割り当てに応じた前記アプリケーションを配信することを特徴とする。

サービスの提供範囲を拡張することができる。
サービス提供装置を利用した学習システムの一例を示す図である。 学習システムの機能構成の一例を示す図である。 第1のサービス提供装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 リソース情報の一例を示す図である。 第1のサービス提供装置のリソース管理情報の一例を示す図である。 第2のサービス提供装置のリソース管理情報の一例を示す図である。 第1のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す図である。 第2のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す第1の図である。 第1のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための第1の図である。 第1のサービス提供装置による学習用サービスの提供が終了してから端末装置が移動するまでの処理の流れを説明するための第1の図である。 第2のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための第1の図である。 第1のサービス提供装置とサービス実行装置の詳細な機能構成の一例を示す図である。 第2のサービス提供装置とサービス実行装置の詳細な機能構成の一例を示す図である。 サービス提供終了処理のフローチャートである。 サービス提供開始処理のフローチャートである。 サービス提供追加処理のフローチャートである。 第1のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す第2の図である。 第1のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための第2の図である。 第1のサービス提供装置による学習用サービスの提供が終了してから端末装置が移動するまでの処理の流れを説明するための第2の図である。 第2のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための第2の図である。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
はじめに、第1の実施形態に係るサービス提供装置を利用したサービス提供システムの一例である、学習システムについて説明する。第1の実施形態に係るサービス提供装置は様々な利用シーンにおいて様々な配信サービスを提供することが可能であるが、ここでは、学習教材に関するアプリケーションを配信して学習用サービスを提供する学習システムに適用した場合について説明する。特に、学校で学習用サービスの提供を受けたユーザ(例えば、生徒)が、自宅でも学習用サービスを継続して利用できるようにした学習システムについて説明する。
図1は、サービス提供装置を適用した学習システムの一例を示す図である。図1に示すように、学習システム100は、第1のサービス提供装置110、電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1〜130_3、音声出力装置140、第2のサービス提供装置150、情報格納サーバ160を有する。
情報格納サーバ160と、第1のサービス提供装置110及び第2のサービス提供装置150とは、インターネットやLAN(Local Area Network)等に代表されるネットワーク170を介して接続されている。
なお、図1の例では、第1のサービス提供装置110、電子ホワイトボード装置120、音声出力装置140は学校に設置されており、第2のサービス提供装置150は、端末装置130_1を有するユーザ180_1の自宅に設置されている。
学校において、第1のサービス提供装置110は、電子ホワイトボード装置120に、説明用の表示アプリケーションである"ホワイトボード用アプリケーション"を配信する。これにより、ユーザ(例えば、先生)180は、電子ホワイトボード装置120に表示されたホワイトボード用アプリケーションを見ながら説明を行うことができる。
また、第1のサービス提供装置110は、端末装置130_1〜130_3に、ノート用の表示アプリケーションである"学習用アプリケーション"を配信する。これにより、ユーザ(例えば、生徒)180_1〜180_3は、端末装置130_1〜130_3に表示された学習用アプリケーションを見ながらメモを取ることができる。なお、端末装置130_1〜130_3は、スマートフォンやタブレット等の、ユーザ180_1〜180_3が携行可能な移動端末である。図1の例では、第1のサービス提供装置110が、3台の端末装置130_1〜130_3に学習用アプリケーションを配信する場合について示しているが、第1のサービス提供装置110が学習用アプリケーションを配信する端末装置の数は3台に限定されない。
更に、第1のサービス提供装置110は、音声出力装置140に、説明用の音声アプリケーションである"スピーカ用アプリケーション"を配信する。これにより、ユーザ180_1〜180_3は、説明用の音声を聴くことができる。なお、音声出力装置140は、スピーカ等の音声出力機能を有する装置である。
一方、自宅においては、電子ホワイトボード装置120や音声出力装置140等がない。このため、第2のサービス提供装置150は、学習用サービスを提供するにあたり、端末装置130_1に対して、ホワイトボード用アプリケーションと、学習用アプリケーションと、スピーカ用アプリケーションとをまとめて配信する。
このように、学校と自宅とでは、それぞれのサービス提供装置(第1のサービス提供装置110、第2のサービス提供装置150)が学習用サービスを提供する際の環境が異なっている。学習用サービスを提供する際の環境とは、学習用サービスを提供する際に配信するアプリケーションが実行される資源の種類及び数をいう。資源の種類及び数は、それぞれのサービス提供装置が接続可能な装置の種類や数、接続可能な各装置が有する出力機能(表示機能、音声出力機能等)の種類や数に依存する。以下、学習用サービスを提供するにあたり、それぞれのサービス提供装置が接続した装置において、当該装置の出力機能を用いて、アプリケーションを実行させる資源を、「リソース」と称する。したがって、学習用サービスを提供する際の環境の違いとは、それぞれの環境下でサービス提供装置が利用可能なリソースの種類及び数の違いを指す。
本実施形態において、第2のサービス提供装置150は、第1のサービス提供装置110との利用可能なリソースの違いを加味して、アプリケーションの配信先を決定し、配信先ごとにアプリケーションを再生成する。また、第2のサービス提供装置150は、第1のサービス提供装置110にて配信されたアプリケーションに基づいて、配信するアプリケーションを決定する。
なお、第2のサービス提供装置150は、ユーザ180_1が学校で学習用サービスの提供を受けた際のリソース及び配信されたアプリケーションに関する情報を、情報格納サーバ160を介して取得する。以下、それぞれの環境下でのリソース及び配信されたアプリケーションに関する情報を、「リソース管理情報」と称する。これにより、サービス提供装置150は、リソース管理情報に基づいて、配信するアプリケーションやその配信先を決定したり、アプリケーションを再生成することができる。
この結果、学習システム100によれば、自宅内に移動したユーザ180_1が、第1のサービス提供装置110により配信されたアプリケーションと同じアプリケーションを利用して、自宅で授業内容を復習したり、追加演習(宿題)等に取り組むことができる。
つまり、自宅でも継続して、学校と同様の学習用サービスを利用することができるようになり、所定範囲内(学校内)の端末装置130_1に対して提供される学習用サービスの提供範囲を、所定範囲外(自宅)にも拡張することが可能となる。
次に、学習システム100全体の機能構成について説明する。図2は、学習システムの機能構成の一例を示す図である。なお、図2の例では、説明の簡略化のため、第1のサービス提供装置110に接続される電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1〜130_3、音声出力装置140を、まとめてサービス実行装置200として示している。
第1のサービス提供装置110は、学習用サービスを提供する装置である。第1のサービス提供装置110にはサービス提供プログラムがインストールされており、当該プログラムを実行することで、第1のサービス提供装置110は、サービス提供部211として機能する。
サービス提供部211は、サービス実行装置200が所定範囲内にある場合に、サービス実行装置200からの学習用サービスへのチェックインを受け付ける。なお、所定範囲内とは、例えば、第1のサービス提供装置110より出力される電波を受信可能な範囲や、SSIDを取得可能な範囲等、第1のサービス提供装置110に関連する所定範囲を指すものとする。また、チェックインとは、第1のサービス提供装置110から発信されるチェックイン要求に応じて、サービス実行装置200が第1のサービス提供装置110に接続し、学習用サービスの提供を受けることができる状態になることをいう。
サービス提供部211は、チェックインを受け付けたサービス実行装置200に対して、サービス実行装置200が有するリソースに関する情報(以下、各サービス実行装置が有するリソースに関する情報を、「リソース情報」と称す)の送信を要求する。また、サービス提供部211は、リソース情報の送信要求に応じて、サービス実行装置200より送信されたリソース情報を収集し、リソース管理情報として、リソース管理情報格納部212に格納する。
サービス提供部211は、リソース管理情報格納部212に格納したリソース管理情報に応じて、それぞれのリソースに実行させるアプリケーションの割り当てを決定し、割り当て結果をリソース管理情報格納部212に格納することでリソース管理情報を更新する。また、サービス提供部211は、割り当てを決定したアプリケーションをアプリ格納部213より読み出し、配信先(それぞれのリソースを有するサービス実行装置200)ごとに再生成して配信する。
サービス提供部211は、サービス実行装置200に対して配信したアプリケーションを、それぞれのリソースにて実行させるよう制御することで学習用サービスの提供を開始する。
更に、サービス提供部211は、サービス実行装置200より継続指示を受信した場合に、リソース管理情報格納部212に格納したリソース管理情報等を、情報格納サーバ160に送信する。継続指示とは、サービス実行装置200が、学習用サービスの提供を受けることができない状態になった場合に、他のサービス提供装置(例えば、第2のサービス提供装置150)で継続して学習用サービスの提供を受けることを要求する指示をいう。なお、学習用サービスの提供を受けることができない状態とは、サービス提供部211による学習用サービスの提供が終了した場合や、サービス実行装置200が、所定範囲外に移動した場合等が含まれる。
リソース管理情報が情報格納サーバ160に送信されることで、サービス実行装置200は、第2のサービス提供装置150より、当該リソース管理情報に基づく学習用サービスの提供を受けることが可能となる。このように、第1のサービス提供装置が学習用サービスを提供した際のリソース管理情報を用いて、第2のサービス提供装置150が学習用サービスを提供を行うことができる状態を、"学習用サービスへのチェックインを維持"した状態という。本実施形態においては、継続指示が送信されることで、サービス実行装置200による学習用サービスへのチェックインが維持された状態になる。
サービス実行装置200は、第1のサービス提供装置110より配信されたアプリケーションを実行することで、学習用サービスの提供を受ける装置である。サービス実行装置200には、サービス実行プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、サービス実行装置200は、サービス実行部201として機能する。
サービス実行部201は、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスにチェックインする。または、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスへのチェックインを維持した状態で、第2のサービス提供装置150が提供する学習用サービスにチェックインする。
また、サービス実行部201は、第1のサービス提供装置110または第2のサービス提供装置150よりリソース情報の送信要求を受信すると、リソース情報格納部202に格納した自装置のリソース情報を読み出す。更に、サービス実行部201は、読み出したリソース情報を、第1のサービス提供装置110または第2のサービス提供装置150に送信する。
サービス実行部201は、リソース情報の送信に応じて第1のサービス提供装置110または第2のサービス提供装置150より配信されるアプリケーションを受信する。また、サービス実行部201は、サービス提供部211または221による制御のもとで、配信されたアプリケーションを自装置のリソースを用いて実行する。
第2のサービス提供装置150は、学習用サービスを提供する装置であり、第1のサービス提供装置110とは別体であるが、第1のサービス提供装置110と同様の機能を有する。
ただし、第2のサービス提供装置150のサービス提供部221は、学習用サービスへのチェックインを維持したサービス実行装置200に対して学習用サービスを提供するにあたっては、情報格納サーバ160に格納されたリソース管理情報を取得する。
これにより、サービス提供部221は、情報格納サーバ160に格納されたリソース管理情報に基づく学習用サービスを提供することができる。具体的には、サービス提供部221は、第1のサービス提供装置110が学習用サービスを提供する際に配信したアプリケーションと同様のアプリケーションを、第2のサービス提供装置150が利用可能なリソースに応じて再生成して配信することができる。
情報格納サーバ160は、第1のサービス提供装置110より送信されたリソース管理情報等を格納する。また、第2のサービス提供装置150からの要求に応じて、格納したリソース管理情報を第2のサービス提供装置150に送信する。
次に、第1のサービス提供装置110、サービス実行装置200(電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1〜130_3、音声出力装置140)、第2のサービス提供装置150、情報格納サーバ160のハードウェア構成について説明する。なお、第1のサービス提供装置110、サービス実行装置200、第2のサービス提供装置150、情報格納サーバ160は、いずれも、同様のハードウェア構成を有している。このため、以下では、第1のサービス提供装置のハードウェア構成について、図3を用いて説明する。
図3は、第1のサービス提供装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、第1のサービス提供装置110は、CPU301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303を備える。また、第1のサービス提供装置110は、補助記憶部304、入力部305、表示部306、通信部307、ドライブ部308を備える。なお、第1のサービス提供装置110の各部は、バス309を介して相互に接続されている。
CPU301は、補助記憶部304にインストールされた各種プログラム(例えば、サービス提供プログラム)を実行するコンピュータである。ROM302は、不揮発性メモリである。ROM302は、補助記憶部304に格納された各種プログラムをCPU301が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶部として機能する。具体的には、ROM302はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM303は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリであり、主記憶部として機能する。RAM303は、補助記憶部304に格納された各種プログラムがCPU301によって実行される際に展開される、作業領域を提供する。
補助記憶部304は、第1のサービス提供装置110にインストールされた各種プログラムや、各種プログラムを実行する際に用いる情報(リソース管理情報等)を格納する。また、補助記憶部304は、各種プログラムを実行することで配信されるアプリケーション(ホワイトボード用アプリケーション、学習用アプリケーション、スピーカ用アプリケーション等)を格納する。
入力部305は、第1のサービス提供装置110に対して各種指示を入力する際に用いられる。表示部306は、第1のサービス提供装置110の内部状態を表示する。
通信部307は、第1のサービス提供装置110が接続する外部機器(サービス実行装置200、情報格納サーバ160等)と通信するためのデバイスである。サービス実行装置200に配信するアプリケーションは、通信部307を介して送信される。また、サービス実行装置200より送信されるリソース情報は、通信部307を介して受信される。更に、情報格納サーバ160に送信されるリソース管理情報等は、通信部307を介して送信される。
ドライブ部308は記録媒体310をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体310には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体310には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等も含まれる。
なお、補助記憶部304に格納されるサービス提供プログラムは、例えば、配布された記録媒体310がドライブ部308にセットされ、記録媒体310に記録されたサービス提供プログラムがドライブ部308により読み出されることで格納されるものとする。あるいは、通信部307を介して受信されることで格納されてもよい。
次に、サービス実行装置200のリソース情報格納部202に格納されるリソース情報について説明する。図4は、リソース情報の一例を示す図であり、図4(a)は、電子ホワイトボード装置120のリソース情報410の一例を示しており、図4(b)は、端末装置130_1〜130_3のリソース情報421〜423の一例を示している。また、図4(c)は、音声出力装置140のリソース情報430の一例を示している。図4(a)〜(c)に示すように、リソース情報は情報の項目として、"装置ID"、"出力機能"、"コントローラ種別"を含む。
"装置ID"には、それぞれのサービス実行装置を識別するための識別子(装置固有の識別子)が格納される。"装置ID"には、サービス実行装置の種類が同じであっても、装置ごとに別々の識別子が格納される。このため、電子ホワイトボード装置120と、端末装置130_1〜130_3と、音声出力装置140とは異なる識別子が格納される。また、同じ端末装置であっても、端末装置130_1と、端末装置130_2と、端末装置130_3とは異なる識別子が格納される。
"出力機能"には、各サービス実行装置が有する出力機能に関する情報が格納される。図4の例は、電子ホワイトボード装置120が出力機能として、表示機能を有していることを示している。また、端末装置130_1〜130_3が出力機能として、表示機能と音声出力機能とを有していることを示している。更に、音声出力装置140が出力機能として、音声出力機能を有していることを示している。
"コントローラ種別"には、学習用サービスの提供を受けるうえで各サービス実行装置が実行可能なアプリケーションの種別を示す情報が格納される。例えば、電子ホワイトボード装置120の場合、"コントローラ種別"にはホワイトボード用アプリケーションが実行可能であることを示す"WhiteBoard"が格納される。
一方、端末装置130の場合、"コントローラ種別"には学習用アプリケーションが実行可能であることを示す"EducationApp"が格納される。また、ホワイトボード用アプリケーションが実行可能であることを示す"WhiteBoard"が格納される。更に、スピーカ用アプリケーションが実行可能であることを示す"Speaker"が格納される。
また、音声出力装置140の場合、"コントローラ種別"にはスピーカ用アプリケーションが実行可能であることを示す"Speaker"が格納される。
このように、リソース情報には、"出力機能"と"コントローラ種別"とが含まれているため、サービス提供部211では、"出力機能"と"コントローラ種別"との組み合わせに基づいて、各サービス実行装置200が有するリソースを判断することができる。また、サービス提供部211では、判断したリソースに基づいて、学習用サービスの提供に際して使用可能なアプリケーションを決定することができる。
例えば、電子ホワイトボード装置120については、出力機能="表示"とコントローラ種別="WhiteBoard"との組み合わせから、表示機能を用いてホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断することができる。
また、端末装置130_1〜130_3については、出力機能="表示"とコントローラ種別="EducationApp"との組み合わせから、表示機能を用いて学習用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断することができる。また、出力機能="表示"とコントローラ種別="WhiteBoard"との組み合わせから、表示機能を用いてホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断することができる。更に、出力機能="音声"とコントローラ種別="Speaker"との組み合わせから、音声出力機能を用いてスピーカ用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断することができる。
また、音声出力装置140については、出力機能="音声"とコントローラ種別="Speaker"との組み合わせから、音声出力機能を用いてスピーカ用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断することができる。
この結果、サービス提供部211では、学習用サービスの提供に際して使用可能なアプリケーションとして、ホワイトボード用アプリケーション、学習用アプリケーション、スピーカ用アプリケーションを決定することができる。
次に、第1のサービス提供装置110のリソース管理情報格納部212に格納されるリソース管理情報について説明する。図5は、第1のサービス提供装置のリソース管理情報の一例を示す図である。リソース管理情報500には、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスにチェックインした各サービス実行装置200のリソース情報と、リソース情報に含まれる各リソースに割り当てるアプリケーション等が格納される。
具体的には、リソース管理情報500には情報の項目として、"装置ID"、"出力機能"、"出力オブジェクト"、"コントローラ種別"、"コントローラオブジェクト"が含まれる。
"装置ID"、"出力機能"、"コントローラ種別"には、それぞれ、各サービス実行装置200から受信したリソース情報が格納される。
"出力オブジェクト"、"コントローラオブジェクト"には、各サービス実行装置200から受信したリソース情報に基づいて、サービス提供部211が割り当てを決定したアプリケーションが格納される。
例えば、装置ID="A001"の電子ホワイトボード装置120の場合、サービス提供部211では、ホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断する。このため、図5の例では、サービス提供部211は、ホワイトボード用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_A_001"と、コントローラオブジェクト="Wb001"とを割り当てることを決定している。
また、装置ID="B001"の端末装置130_1の場合、サービス提供部211では、学習用アプリケーション、スピーカ用アプリケーション、ホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断する。このうち、図5の例では、サービス提供部211は、学習用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_B_001"と、コントローラオブジェクト="Ed001"とを割り当てることを決定している。
同様に、装置ID="B002"の端末装置130_2の場合、サービス提供部211では、学習用アプリケーション、スピーカ用アプリケーション、ホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断する。このうち、図5の例では、サービス提供部211は、学習用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_B_002"と、コントローラオブジェクト="Ed002"とを割り当てることを決定している。
同様に、装置ID="B003"の端末装置130_3の場合、サービス提供部211では、学習用アプリケーション、スピーカ用アプリケーション、ホワイトボード用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断する。このうち、図5の例では、サービス提供部211は、学習用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_B_003"と、コントローラオブジェクト="Ed003"とを割り当てることを決定している。
一方、装置ID="C001"の音声出力装置140の場合、サービス提供部211では、スピーカ用アプリケーションを実行するリソースを有していると判断する。このため、図5の例では、サービス提供部211は、スピーカ用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Au_C_001"と、コントローラオブジェクト="Sp001"とを割り当てることを決定している。
次に、第2のサービス提供装置150のリソース管理情報格納部222に格納されるリソース管理情報について説明する。図6は、第2のサービス提供装置のリソース管理情報の一例を示す図である。リソース管理情報600には、第2のサービス提供装置150が提供する学習用サービスにチェックインした装置(ここでは、端末装置130_1)のリソース情報と、リソース情報に含まれる各リソースに割り当てるアプリケーションの情報等が格納される。
リソース管理情報500と同様に、リソース管理情報600には情報の項目として、"装置ID"、"出力機能"、"出力オブジェクト"、"コントローラ種別"、"コントローラオブジェクト"が含まれる。
図6の例では、端末装置130_1がチェックインしているため、"装置ID"、"入出力機能"、"コントローラ種別"には、それぞれ、端末装置130_1から受信したリソース情報が格納される。
一方、"出力オブジェクト"、"コントローラオブジェクト"には、サービス提供部221が決定したアプリケーションの割り当てに応じたオブジェクトが格納される。なお、サービス提供部221は、各リソースに割り当てるアプリケーションを決定するにあたり、リソース管理情報500を取得して解析する。
リソース管理情報500によれば、第1のサービス提供装置110は、学習用サービスを提供するにあたり、ホワイトボード用アプリケーションと、学習用アプリケーションと、スピーカ用アプリケーションとを配信している。このため、サービス提供部221では、これらのアプリケーションを配信するように、各リソースへの割り当てを決定する。
図6の例では、サービス提供部221は、学習用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_B_004"と、コントローラオブジェクト="Ed004"とを割り当てることを決定している。また、サービス提供部221は、ホワイトボード用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Di_B_005"と、コントローラオブジェクト="Wb002"とを割り当てることを決定している。更に、サービス提供部221は、スピーカ用アプリケーションとして、出力オブジェクト="Au_B_002"と、コントローラオブジェクト="Sp002"とを割り当てることを決定している。
これにより、サービス提供部221は、第1のサービス提供装置110が学習用サービスを提供する際に配信したアプリケーションと同様のアプリケーションを、第2のサービス提供装置150が利用可能なリソースに応じて配信することができる。
次に、第1のサービス提供装置110のサービス提供部211がアプリケーションの割り当てを決定し、各サービス実行装置200にアプリケーションを配信した場合の配信結果について説明する。図7は、第1のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す図である。
図7に示すように、電子ホワイトボード装置120には、ホワイトボード用アプリケーションが配信され、サービス実行部201aにより実行される。また、端末装置130_1〜130_3にはそれぞれ、学習用アプリケーションが配信され、サービス実行部201b〜201dにより実行される。更に、音声出力装置140には、スピーカ用アプリケーションが配信され、サービス実行部201eにより実行される。
このように、サービス提供部211は、学習用サービスの提供に際して、リソースに応じて決定した使用可能なアプリケーションを、決定した割り当てに応じて、各サービス実行装置に配信する。
次に、第2のサービス提供装置150のサービス提供部221が、リソース管理情報500と、利用可能なリソースとに基づいて、アプリケーションの割り当てを決定し、端末装置130_1にアプリケーションを配信した場合の配信結果について説明する。図8は、第2のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す図である。
図8に示すように、端末装置130_1には、ホワイトボード用アプリケーションと、学習用アプリケーションと、スピーカ用アプリケーションとを含むアプリケーションが配信され、サービス実行部201bにより実行される。
このように、サービス提供部221は、リソース管理情報500と利用可能なリソースとに基づいて決定したアプリケーションを、決定した割り当てに応じてサービス実行装置に配信する。
図7と図8との対比から明らかなように、第2のサービス提供装置150は、第1のサービス提供装置110が利用可能なリソースと第2のサービス提供装置150が利用可能なリソースとの違いを加味して、アプリケーションの配信先を決定する。このため、学校で学習用サービスの提供を受けたユーザが、自宅でも、学習用サービスを継続して利用することができる。
なお、図8に示すように、表示部306には、共通の実行環境であるサービス実行部201bにより実行されるホワイトボード用アプリケーションの表示画面と学習用アプリケーションの表示画面とが、共通のウィンドウ内に表示される。
次に、学校で学習用サービスの提供を受けてから、自宅で学習用サービスを継続して利用するまでの、学習システム100における処理の流れについて、図9〜図11を用いて説明する。なお、図9〜図11では、説明の簡略化のため、3台の端末装置130_1〜130_3のうちの1台(端末装置130_1)のみを図示している。
はじめに、学校で第1のサービス提供装置110が学習用サービスを提供するまでの処理の流れについて説明する。図9は、第1のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための図である。
図9(a)に示すように、電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1、音声出力装置140が学習用サービスに対してチェックインすると、第1のサービス提供装置110は、各サービス実行装置に対して、リソース情報の送信要求を行う。
リソース情報の送信要求を受信した各サービス実行装置は、それぞれのリソース情報格納部202より、チェックインしたサービスに関連するリソース情報を読み出し、図9(b)に示すように、第1のサービス提供装置110に対してリソース情報を送信する。具体的には、電子ホワイトボード装置120はリソース情報410を、端末装置130_1はリソース情報421を、音声出力装置140はリソース情報430をそれぞれ第1のサービス提供装置110に送信する。
リソース情報410、421、430を受信した第1のサービス提供装置110は、学習用サービスを提供する際に使用可能なアプリケーションを決定するとともに、アプリケーションの割り当てを決定し、リソース管理情報500を更新する。更に、第1のサービス提供装置110はリソース管理情報500に基づいて、アプリケーションを各サービス実行装置に配信する(図9(b))。具体的には、電子ホワイトボード装置120にはホワイトボード用アプリケーションを、端末装置130_1には学習用アプリケーションを、音声出力装置140にはスピーカ用アプリケーションをそれぞれ配信する。
この結果、図9(c)に示すように、第1のサービス提供装置110は、配信した各アプリケーションを制御して、学習用サービスの提供を開始する。
次に、学校での第1のサービス提供装置110による学習用サービスの提供が終了してから、端末装置130_1が移動するまでの処理の流れについて説明する。図10は、第1のサービス提供装置による学習用サービスの提供が終了してから端末装置が移動するまでの処理の流れを説明するための図である。
図10(a)に示すように、第1のサービス提供装置110より、電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1、音声出力装置140に対して、学習用サービスの提供を終了する旨の通知がなされる。
当該通知を受けると、電子ホワイトボード装置120、端末装置130_1、音声出力装置140では、他のサービス提供装置を介して継続して学習用サービスの提供を受けるか否かを判定する。他のサービス提供装置を介して継続して学習用サービスの提供を受けると判定した場合には、第1のサービス提供装置110に対して継続指示を送信する。図10(a)の例は、端末装置130_1が、継続指示を送信したことを示している。
第1のサービス提供装置110では、端末装置130_1より継続指示を受信したことで、端末装置130_1の位置が所定範囲外になった場合でも、端末装置130_1が、第1のサービス提供装置110が配信したアプリケーションを使用する、と判断する。
この場合、第1のサービス提供装置110は、リソース管理情報格納部212に格納したリソース管理情報500を、学習用サービスのサービスIDとともに情報格納サーバ160に送信する。
これにより、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスに対する端末装置130_1のチェックインが維持されることになる。
その後、ユーザ180_1が端末装置130_1を携行して、所定範囲外に移動したとする。図10(b)は、ユーザ180_1が端末装置130_1を携行して、所定範囲外に移動した様子を示している。
継続指示を送信した端末装置130_1は、第1のサービス提供装置110より配信されていたアプリケーション(学習用アプリケーション)を削除し、削除が完了したことを示す削除完了通知を、第1のサービス提供装置110に送信する。
端末装置130_1より削除完了通知を受信した第1のサービス提供装置110は、学習用サービスのサービスIDを端末装置130_1に送信する。これにより、端末装置130_1が第2のサービス提供装置150にチェックインした際に、第2のサービス提供装置150では、チェックインした端末装置130_1が、サービスIDにより特定される学習用サービスの提供を受けていたことを認識できる。また、第2のサービス提供装置150では、チェックインした端末装置130_1が受けていた学習用サービスを一意に特定することができる。
次に、ユーザ180_1が自宅に移動した後、第2のサービス提供装置150が端末装置130_1に対して学習用サービスを提供するまでの処理の流れについて説明する。図11は、第2のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための図である。
図11(a)に示すように、端末装置130_1がチェックインすると、第2のサービス提供装置150は、端末装置130_1に対してリソース情報の送信要求を行う。
リソース情報の送信要求を受信した端末装置130_1は、リソース情報格納部202より、リソース情報421を読み出し、図11(b)に示すように、第2のサービス提供装置150に対してリソース情報421を送信する。また、端末装置130_1は、リソース情報421の送信の際に、あわせて、サービスIDを第2のサービス提供装置150に対して送信する。
端末装置130_1よりリソース情報421を受信した第2のサービス提供装置150は、受信したリソース情報を、リソース管理情報としてリソース管理情報格納部222に格納する。
また、端末装置130_1よりサービスIDを受信した第2のサービス提供装置150は、受信したサービスIDを、情報格納サーバ160に送信する。
第2のサービス提供装置150よりサービスIDを受信した情報格納サーバ160では、受信したサービスIDに対応付けて格納されたリソース管理情報を検索する。検索の結果、対応するリソース管理情報を抽出できた場合には、抽出したリソース管理情報を第2のサービス提供装置150に送信する(図11(c))。ここでは、リソース管理情報500が抽出されて第2のサービス提供装置150に送信されたとする。
情報格納サーバ160よりリソース管理情報500を受信した第2のサービス提供装置150は、受信したリソース管理情報500を解析する。これにより、第2のサービス提供装置150は、端末装置130_1が第1のサービス提供装置110にて学習用サービスの提供を受けていた際に、第1のサービス提供装置110が配信していたアプリケーションを認識することができる。
また、第2のサービス提供装置150は、端末装置130_1より受信したリソース情報に基づいて、第1のサービス提供装置110が配信していたアプリケーションについての割り当てを決定する。また、第2のサービス提供装置150は、決定した割り当てに基づいて、リソース管理情報を更新し、リソース管理情報格納部222に格納する。
第2のサービス提供装置150は、更新したリソース管理情報600に基づいて、アプリケーションを再生成し、端末装置130_1に配信する。具体的には、第2のサービス提供装置150は、ホワイトボード用アプリケーションと、学習用アプリケーションと、スピーカ用アプリケーションとを含むアプリケーションを再生成し、端末装置130_1に配信する(図11(c))。
この結果、第2のサービス提供装置150は、第1のサービス提供装置110が配信したアプリケーションと同じアプリケーションを制御して、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスと同様の学習用サービスを提供することができる。
次に、第1のサービス提供装置110、サービス実行装置200、第2のサービス提供装置150についての更なる詳細な機能構成について説明する。
図12は、第1のサービス提供装置とサービス実行装置の詳細な機能構成の一例を示す図である。図12に示すように、サービス提供部211は、チェックイン判断部1201、収集部1202、決定部1203、サービス制御部1204、継続利用判断部1205、情報記憶部1206、情報取得部1207を有する。
チェックイン判断部1201は、チェックイン要求を発信することで所定範囲に位置するサービス実行装置200からのチェックインの有無を判断し、チェックインがあったと判断すると、収集部1202に通知する。
収集部1202は、チェックイン判断部1201からチェックインがあった旨の通知を受けると、サービス実行装置200に対して、リソース情報の送信要求を行う。また、リソース情報の送信要求に応じてサービス実行装置200よりリソース情報を受信した場合、決定部1203に通知する。
決定部1203は、収集部1202が受信した各サービス実行装置のリソース情報を、リソース管理情報500として、リソース管理情報格納部212に格納する。また、決定部1203は、収集部1202が受信した各サービス実行装置のリソース情報に基づいて、学習用サービスを提供する際に使用可能なアプリケーションを決定するとともに、配信する各アプリケーションを割り当てるリソースを決定する。決定部1203は、割り当て結果をリソース管理情報に格納することでリソース管理情報500を更新する。また、決定部1203は、更新したリソース管理情報500に基づいてアプリ格納部213からアプリケーションを読み出し、配信先となる各サービス実行装置ごとにアプリケーションを再生成し、サービス制御部1204に通知する。
サービス制御部1204は、決定部1203から通知されたアプリケーションを、各サービス実行装置に配信する。また、サービス制御部1204は、各サービス実行装置によるアプリケーションの実行を制御し、学習用サービスの提供を開始する。また、サービス制御部1204は、学習用サービスの提供が終了した場合に、各サービス実行装置に、学習用サービスの提供終了の通知を行う。更に、サービス制御部1204は、学習用サービスの提供終了の通知に応じて、サービス実行装置200より、配信したアプリケーションについての削除完了通知が送信された場合に、これを受け付け、情報記憶部1206に通知する。
継続利用判断部1205は、サービス制御部1204による学習用サービスの提供終了の通知に応じて、サービス実行装置200より継続指示が送信された場合に、これを受け付け、情報記憶部1206に通知する。また、継続利用判断部1205は、継続指示を情報記憶部1206に通知したことに応じて、情報記憶部1206よりサービスIDを受信した場合に、サービス実行装置200に対してサービスIDを送信する。
情報記憶部1206は、継続利用判断部1205より継続指示を受信した後、サービス制御部1204より削除完了通知を受信した場合に、サービス制御部1204が提供した学習用サービスを特定するためのサービスIDを継続利用判断部1205に通知する。また、情報記憶部1206は、継続利用判断部1205より継続指示を受信した場合、リソース管理情報格納部212よりリソース管理情報500を読み出し、サービスIDと対応付けて情報格納サーバ160に送信する。
なお、情報取得部1207は、第2のサービス提供装置150が学習用サービスを提供する際に実行されるため、第2のサービス提供装置150の機能構成として後述する。
一方、図12に示すように、サービス実行装置200のサービス実行部201は、チェックイン部1211、情報送信部1212、実行部1213、継続指示部1214を有する。
チェックイン部1211は、チェックイン判断部1201が発信するチェックイン要求に応じて、サービス提供部211が提供する学習用サービスにチェックインする。
情報送信部1212は、チェックイン部1211がチェックインしたことに応じて、収集部1202より送信される、リソース情報の送信要求を受け付ける。また、情報送信部1212は、リソース情報格納部202に格納されているリソース情報を読み出し、収集部1202に対して送信する。
実行部1213は、サービス制御部1204より配信されるアプリケーションを受信し、サービス制御部1204による制御のもとで、受信したアプリケーションを実行し、学習用サービスの提供を受ける。また、実行部1213は、サービス制御部1204より学習用サービスの提供終了の通知を受信した場合に、サービス制御部1204より配信されたアプリケーションを削除する。更に、実行部1213は、アプリケーションの削除が完了すると、削除完了通知をサービス制御部1204に送信する。
継続指示部1214は、サービス制御部1204より学習用サービスの提供終了の通知を受信した場合に、ユーザ(例えば、ユーザ180_1)より、継続指示が入力された場合にこれを受け付ける。また、継続指示部1214は、受け付けた継続指示を、継続利用判断部1205に送信する。更に、継続指示部1214は、継続指示を送信した後に、実行部1213により削除完了通知が送信されたことで、継続利用判断部1205よりサービスIDが送信された場合、これを受け付け、情報送信部1212に通知する。
図13は、第2のサービス提供装置とサービス実行装置の詳細な機能構成の一例を示す図である。なお、図13に示す第2のサービス提供装置150の機能構成は、図12に示した第1のサービス提供装置110の機能構成と同じであり、図13に示すサービス実行装置200の機能構成は、図12に示したサービス実行装置200の機能構成と同じである。
ただし、図13に示す各部は、図12に示す各部とは異なる動作を行うため、ここでは、動作の相違点を中心に説明する。
サービス提供部211において、収集部1202は、リソース情報の送信要求に応じて、サービス実行装置200よりリソース情報及びサービスIDを受信した場合、受信したリソース情報及びサービスIDを決定部1203に通知する。
決定部1203は、収集部1202より通知されたリソース情報を、リソース管理情報600として、リソース管理情報格納部212に格納する。また、決定部1203は、収集部1202より通知されたサービスIDを情報取得部1207に通知することで、情報取得部1207よりリソース管理情報500を取得する。また、決定部1203は、取得したリソース管理情報500を解析することで、第1のサービス提供装置110が学習用サービスを提供した際に配信したアプリケーションを認識する。
更に、決定部1203は、認識したアプリケーションを、収集部1202より通知されたリソース情報に含まれる各リソースに割り当てる。また、決定部1203は割り当て結果をリソース管理情報格納部212に格納することでリソース管理情報600を更新する。また、決定部1203は、更新したリソース管理情報600に基づいてアプリ格納部213からアプリケーションを読み出し、配信先となる各サービス実行装置ごとにアプリケーションを再生成し、サービス制御部1204に通知する。ここでは、ホワイトボード用アプリケーションと、学習用アプリケーションと、スピーカ用アプリケーションとを含むアプリケーションを再生成し、サービス制御部1204に通知する。サービス制御部1204は、決定部1203より通知されたアプリケーションを端末装置130_1に配信する。
このように、第1のサービス提供装置110の決定部1203は、第1のサービス提供装置110の収集部1202が受信したリソース情報群(リソース管理情報500)に基づいてアプリケーションを再生成する。これに対して、第2のサービス提供装置150の決定部1203は、第1及び第2のサービス提供装置110、150の収集部1202がそれぞれ受信したリソース情報群(リソース管理情報500、600)に基づいてアプリケーションを再生成する。つまり、第2のサービス提供装置150の決定部1203は、第1のサービス提供装置110の決定部1203が再生成したアプリケーションとは異なるアプリケーションを再生成することになる。
なお、図13に示すように、サービス実行装置200のサービス実行部201において、情報送信部1212は、収集部1202よりリソース情報の送信要求を受信した場合、収集部1202に対して、リソース情報とサービスIDとを送信する。
次に、第1のサービス提供装置110による、サービス提供終了処理の流れについて説明する。図14は、サービス提供終了処理のフローチャートである。図14に示すフローチャートは、サービス制御部1204による学習用サービスの提供が開始されることで、開始される。
ステップS1401において、サービス制御部1204は、学習用サービスの提供が終了したか否かを判定する。ステップS1401において、学習用サービスの提供が終了していないと判定した場合には、終了するまで待機する。
一方、ステップS1401において、学習用サービスの提供が終了したと判定した場合には、ステップS1402に進む。ステップS1402において、継続利用判断部1205は、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスにチェックインしているサービス実行装置200の中に、継続指示を送信したサービス実行装置200があるか否かを判定する。
ステップS1402において、継続指示を送信したサービス実行装置200がないと判定した場合には、サービス提供終了処理を終了する。
一方、ステップS1402において、継続指示を送信したサービス実行装置200があると判定した場合には、ステップS1403に進む。ステップS1403において、情報記憶部1206は、リソース管理情報格納部212に格納されているリソース管理情報500を、サービスIDと対応付けて、情報格納サーバ160に送信する。
ステップS1404において、サービス制御部1204は、継続指示を送信したサービス実行装置200より、配信済みのアプリケーションについての削除完了通知を受信したか否かを判定する。
ステップS1404において、削除完了通知を受信していないと判定した場合には、サービス提供終了処理を終了する。一方、ステップS1404において、削除完了通知を受信したと判定した場合には、ステップS1405に進む。
ステップS1405において、継続利用判断部1205は、継続指示を送信したサービス実行装置200に対して、サービスIDを送信する。
次に、第2のサービス提供装置150による、サービス提供開始処理の流れについて説明する。図15は、サービス提供開始処理のフローチャートである。
ステップS1501において、チェックイン判断部1201は、サービス実行装置200によるチェックインがあったか否かを判定する。ステップS1501において、サービス実行装置200によるチェックインがないと判定した場合には、チェックインがあるまで待機する。
一方、ステップS1501において、チェックインがあると判定した場合には、ステップS1502に進む。ステップS1502において、収集部1202は、チェックインしたサービス実行装置200に対して、リソース情報の送信要求を行う。
ステップS1503において、収集部1202は、リソース情報の送信要求に応じて、サービス実行装置200よりリソース情報とサービスIDの両方を受信したか否かを判定する。ステップS1503において、リソース情報またはサービスIDのいずれかを受信していないと判定した場合には、ステップS1504に進む。
ステップS1504において、収集部1202は、リソース情報を受信したか否かを判定する。ステップS1504において、リソース情報を受信していないと判定した場合には、サービス提供開始処理を終了する。一方、リソース情報を受信したと判定した場合には、ステップS1507に進む。
一方、ステップS1503において、リソース情報とサービスIDの両方を受信したと判定した場合には、ステップS1505に進む。ステップS1505において、決定部1203は、受信したリソース情報をリソース管理情報600としてリソース管理情報格納部212に格納する。また、情報取得部1207は、受信したサービスIDに対応するリソース管理情報を、情報格納サーバ160に対して要求する。
ステップS1506において、決定部1203は、情報格納サーバ160より取得したリソース管理情報500を解析し、第1のサービス提供装置110が学習用サービスを提供した際に配信したアプリケーションを認識する。
ステップS1507において、決定部1203は、ステップS1503において受信したリソース情報に基づいて、配信するアプリケーションの割り当てを決定する。
具体的には、ステップS1503においてサービスIDを受信していなかった場合には、リソース情報に基づいて使用可能なアプリケーションを決定するとともに、各リソースに対する割り当てを決定する。また、ステップS1503においてサービスIDを受信していた場合には、ステップS1506において認識したアプリケーションについて、リソース情報に基づいて各リソースに対する割り当てを決定する。
ステップS1508において、決定部1203は、割り当て結果をリソース管理情報に格納することでリソース管理情報600を更新する。
ステップS1509において、決定部1203は、更新したリソース管理情報600に基づいてアプリ格納部213からアプリケーションを読み出し、配信先となる各サービス実行装置ごとにアプリケーションを再生成し、サービス制御部1204に通知する。また、サービス制御部1204は、通知されたアプリケーションを、配信先となる各サービス実行装置に配信することで、学習用サービスの提供を開始する。
以上の説明から明らかなように、学習システム100では、第1のサービス提供装置110が、所定範囲内のサービス実行装置200より、サービス実行装置200が有するリソース情報を取得する。また、第1のサービス提供装置110が、取得したリソース情報に基づいて、学習用サービスを提供する際に使用可能なアプリケーションを決定するとともに、各リソースに対する割り当てを決定し、割り当て結果に応じて、各アプリケーションの配信を行う。
また、学習システム100では、学習用サービスの提供が終了した後に、サービス実行装置200から継続指示を受信した場合に、第1のサービス提供装置110が、リソース管理情報500をサービスIDとともに、情報格納サーバ160に送信する。また、継続指示を行ったサービス実行装置200から、配信したアプリケーションについての削除完了通知を受信すると、第1のサービス提供装置110が、継続指示を行ったサービス実行装置200に対してサービスIDを送信する。
これにより、サービス実行装置200は、第1のサービス提供装置110が提供する学習用サービスへのチェックインを維持した状態で、第2のサービス提供装置150が提供する学習用サービスにチェックインすることができる。また、サービス実行装置200がチェックインした第2のサービス提供装置150では、リソース管理情報500に基づいて、第1のサービス提供装置110が学習用サービスの提供を行う際に配信したアプリケーションを認識することができる。更に、第2のサービス提供装置150は、第1のサービス提供装置110が学習用サービスの提供を行う際に配信したアプリケーションと同様のアプリケーションを用いて割り当てを決定し、学習用サービスを提供することができる。
この結果、学習システム100によれば、同様の学習用サービスを提供可能な範囲を拡張することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、サービス提供部211による学習用サービスの提供を開始する前にリソース情報を取得し、各リソースに対する各アプリケーションの割り当てを決定した。これに対して、第2の実施形態では、サービス提供部211による学習用サービスの提供を開始した後に、新たなサービス実行装置がチェックインした場合に、各リソースに対する各アプリケーションの割り当てを変更する、サービス提供追加処理について説明する。
なお、以下では第1のサービス提供装置による学習用サービスの提供中に、他のサービス提供装置において学習用サービスの提供を受けていたサービス実行装置が新たにチェックインする場合の、サービス提供追加処理について説明する。
図16は、サービス提供追加処理のフローチャートである。図16に示すフローチャートは、第1のサービス提供装置110のサービス提供部211による学習用サービスの提供が開始された後に、実行されるものとする。
ステップS1601において、チェックイン判断部1201は、新たなサービス実行装置によるチェックインがあったか否かを判定する。新たなサービス実行装置によるチェックインがなければ、サービス提供追加処理を終了する。
一方、ステップS1601において、新たなサービス実行装置によるチェックインがあったと判定した場合には、ステップS1602に進む。ステップS1602において、収集部1202は、新たにチェックインしたサービス実行装置に対して、リソース情報の送信要求を行う。
ステップS1603において、収集部1202は、リソース情報の送信要求に応じて、新たなサービス実行装置よりリソース情報とサービスIDの両方を受信したか否かを判定する。ステップS1603において、リソース情報またはサービスIDのいずれかを受信していないと判定した場合には、ステップS1604に進む。
ステップS1604において、収集部1202は、リソース情報を受信したか否かを判定する。ステップS1604において、リソース情報を受信していないと判定した場合には、サービス提供追加処理を終了する。一方、リソース情報を受信したと判定した場合には、ステップS1608に進む。
一方、ステップS1603において、リソース情報とサービスIDの両方を受信したと判定した場合には、ステップS1605に進む。ステップS1605において、決定部1203は、受信したリソース情報に基づいてリソース管理情報格納部212に格納されたリソース管理情報500を更新する。また、決定部1203は、新たにチェックインしたサービス実行装置より受信したサービスIDが、現在提供中の学習用サービスのサービスIDと一致するか否かを判定する。
ステップS1605において一致すると判定した場合には、ステップS1606に進む。ステップS1606において、情報取得部1207は、当該サービスIDに対応するリソース管理情報を、情報格納サーバ160に要求する。
ステップS1607において、決定部1203は、情報格納サーバ160より取得したリソース管理情報を解析し、他のサービス提供装置が新たなサービス実行装置に対して学習用サービスを提供した際に配信していたアプリケーションを認識する。
ステップS1608において、決定部1203は、ステップS1603において受信したリソース情報により更新されたリソース管理情報500に基づいて、配信するアプリケーションの割り当てを決定する。
具体的には、ステップS1603においてサービスIDを受信していなかった場合には、決定部1203は、更新されたリソース管理情報500に含まれるリソースに基づいて、使用可能なアプリケーションを決定する。また、決定部1203は、更新されたリソース管理情報500に含まれるリソースに対する、使用可能なアプリケーションの割り当てを決定する。
一方、ステップS1603においてサービスIDを受信していた場合には、決定部1203は、サービスIDに基づいて情報格納サーバ160より取得したリソース管理情報に基づいて、配信するアプリケーションを決定する。また、決定部1203は、更新されたリソース管理情報500に含まれるリソースに対する、アプリケーションの割り当てを決定する。
ステップS1609において、決定部1203は、割り当て結果をリソース管理情報に格納することでリソース管理情報500を再更新する。
ステップS1610において、決定部1203は、再更新したリソース管理情報500に基づいてアプリ格納部213からアプリケーションを読み出し、配信先となる各サービス実行装置ごとにアプリケーションを再生成し、サービス制御部1204に通知する。また、サービス制御部1204は、通知されたアプリケーションを、配信先となる各サービス実行装置に配信することで、学習用サービスの提供を開始する。
以上の説明から明らかなように、学習システム100では、学習用サービスの提供を開始した後に、新たなサービス実行装置がチェックインした場合に、新たにチェックインしたサービス実行装置のリソースを加味して、リソース管理情報を更新する。
また、新たにチェックインしたサービス実行装置が、サービスIDを有していた場合には、サービスIDに基づいて情報格納サーバより取得されるリソース管理情報を解析する。そして、新たにチェックインしたサービス実行装置が他のサービス提供装置を介して学習用サービスの提供を受けていた際に、他のサービス提供装置が配信していたアプリケーションを認識する。更に、当該アプリケーションを割り当てるように、リソース管理情報を更新する。
このように、サービス提供装置が利用可能なリソースが変更された場合には、変更に応じてリソース管理情報を変更し、アプリケーションを配信し直すことで、利用可能なリソースを最大限に利用することが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、サービス実行装置200が有するサービス実行部201において、実行部1213が、サービス提供装置から配信されるすべてのアプリケーションを実行するものとして説明した。これに対して、第3の実施形態では、サービス提供装置から配信されるアプリケーションの種類に応じて、異なる実行部を配し、アプリケーションの種類に応じて各実行部が動作するものとする。
図17は、第3の実施形態において、第1のサービス提供装置による学習用サービス提供時のアプリケーションの配信結果を示す図である。
図17に示すように、端末装置130_1は、実行部1701〜1703を有している。このうち、実行部1701は、第1のサービス提供装置110よりホワイトボード用アプリケーションが配信された場合に、ホワイトボード用アプリケーションを実行する。実行部1702は、第1のサービス提供装置110より、学習用アプリケーションが配信された場合に、学習用アプリケーションを実行する。更に、実行部1703は、第1のサービス提供装置110より、スピーカ用アプリケーションが配信された場合に、スピーカ用アプリケーションを実行する。このように、アプリケーションごとに実行部を配することで表示部306において、ホワイトボード用アプリケーションと学習用アプリケーションとを別々のウィンドウとして表示させることが可能になる。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、各サービス実行装置は、サービス提供装置よりアプリケーションの配信を受けるものとして説明した。これに対して、第4の実施形態では、一部のサービス実行装置が、サービス提供装置よりアプリケーションの配信を受けた他のサービス実行装置から、アプリケーションを取得する。
図18は、第1のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための図であり、上記第1の実施形態の図9に対応する。図9との相違点は、図18(b)において、端末装置130_2が、端末装置130_1に配信されたアプリケーションを、端末装置130_1より取得している点である。図18(b)に示すように、端末装置130_2の場合、端末装置130_1と同じリソースを有しているため、同様のアプリケーションが配信される。このため、端末装置130_1に配信されたアプリケーションを取得することで、端末装置130_1が受ける学習用サービスと同様の学習用サービスの提供を受けることができる。
[第5の実施形態]
上記第1の実施形態では、第1のサービス提供装置110より学習用サービスの提供を受けたユーザ180_1が、第2のサービス提供装置150において継続して学習用サービスの提供を受ける場合について説明した。つまり、第1の実施形態では、ユーザ180_1が端末装置130_1を携行して移動する回数が1回の場合について説明した。しかしながら、ユーザ180_1が端末装置130_1を携行して移動する回数は1回に限定されず、複数回移動してもよい。つまり、3箇所以上の場所で、継続して学習用サービスを受けることができるようにしてもよい。
このとき、それぞれの場所に設置されたサービス提供装置は、学習用サービスの提供が終了し、端末装置130_1より継続指示を受信すると、リソース管理情報とサービスIDに加え、サービス提供装置の位置情報を情報格納サーバ160に送信する。
これにより、端末装置130_1が新たにチェックインしたサービス提供装置において、サービスIDに基づいて、情報格納サーバ160より複数のリソース管理情報を取得した場合に、サービス提供装置は、リソースの位置情報を合わせて取得することができる。この結果、ユーザ180_1は、それぞれの位置のサービス提供装置が利用可能なリソースを認識することができる。以下、第5の実施形態について説明する。
図19は、第1のサービス提供装置による学習用サービスの提供が終了してから端末装置が移動するまでの処理の流れを説明するための図であり、上記第1の実施形態において説明した図10に対応する。図10との相違点は、図19(a)において、第1のサービス提供装置110が、位置情報を送信している点である。図19(a)に示すように、第1のサービス提供装置110では、端末装置130_1より継続指示を受信すると、リソース管理情報500、サービスIDに加え、第1のサービス提供装置110の位置情報を、情報格納サーバ160に送信する。
また、図10との相違点は、端末装置130_1が第3のサービス提供装置1940より学習用サービスの提供を受けてから第2のサービス提供装置150より学習用サービスの提供を受ける点である。
図20は、第2のサービス提供装置が学習用サービスを提供するまでの処理の流れを説明するための図であり、上記第1の実施形態において説明した図11に対応する。図11との相違点は、図20(c)において、情報格納サーバ160が第2のサービス提供装置150に対して、リソース管理情報と位置情報とを送信している点である。また、第2のサービス提供装置150が、端末装置130_1に対して、アプリケーションに加え、リソース管理情報及び位置情報を配信している点である。
このように、第2のサービス提供装置150が、端末装置130_1に対して、リソース管理情報及び位置情報を配信することで、端末装置130_1のユーザ180_1は、他のサービス提供装置が利用可能なリソースとその位置とを認識することができる。なお、ここでいう他のサービス提供装置とは、第1及び第3のサービス提供装置である。
つまり、第2のサービス提供装置150によって利用可能なリソースが限られている場合であっても、他のサービス提供装置によって利用可能なリソースとその位置とをユーザ180_1が認識できるようになる。この結果、ユーザ180_1は、どの場所に行けば所望するリソースを利用できるのかを把握することができる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態では、情報格納サーバ160にリソース管理情報500を格納するものとしたが、リソース管理情報500に加えて、配信したアプリケーションを格納するようにしてもよい。これにより、第2のサービス提供装置150は、情報格納サーバ160より、第1のサービス提供装置150により配信されたアプリケーションを直接取得することが可能となる。
また、上記各実施形態では、各サービス実行装置が、出力機能として、表示機能または音声出力機能を有する場合について説明したが、各サービス実行装置が、出力機能として、印刷出力機能を有していてもよい。
また、上記各実施形態では、第1のサービス提供装置が接続可能なサービス実行装置の数よりも第2のサービス提供装置が接続可能なサービス実行装置の数の方が少ない場合について説明した。しかしながら、第1のサービス提供装置が接続可能なサービス実行装置の数よりも第2のサービス提供装置が接続可能なサービス実行装置の数の方が多い場合についても同様である。
また、上記各実施形態では、サービス実行装置200の位置が所定範囲内にある場合に、学習用サービスの提供を受けることができるものとし、所定範囲外にある場合に、学習用サービスの提供を受けることができないものとして説明した。しかしながら、学習用サービスの提供を受けることができるか否かの判断を、サービス実行装置200の位置に基づいて行うことは一例にすぎない。つまり、位置以外のサービス実行装置200の状態が、所定の状態であるか否かに基づいて、学習用サービスの提供を受けることができるか否かの判断を行うようにしてもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
端末の状態が第1のサービス提供装置に関連する第1の状態であるかに基づき、該第1のサービス提供装置が提供するサービスに、該端末がチェックインしたか否かを判断し、
前記端末が前記第1のサービス提供装置にチェックインしたと判断した場合、チェックインしたサービスに関連する第1のリソース情報を収集し、
前記第1のリソース情報に基づいて、前記第1のサービス提供装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを決定し、
前記端末に、決定した前記アプリケーションを配信し、
前記端末の状態が第1の状態でなくなった場合に、配信した前記アプリケーションを、前記端末が前記第1の状態でなくても使用するものか否かを判断し、
配信した前記アプリケーションを使用すると判断した場合であって、前記第1のサービス提供装置が提供するサービスへのチェックインを維持して、配信した前記アプリケーションを前記端末が削除した場合に、削除された前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを、情報格納サーバに記憶し、
前記端末がチェックインしているサービスを提供する第2のサービス提供装置に関連する第2の状態に、前記端末の状態が含まれる場合、前記情報格納サーバに記憶した前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを取得し、
前記第2の状態に関連する第2のリソース情報を収集し、
前記第1のリソース情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、前記第2のサービス提供装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを再生成し、
前記端末に、再生成した前記アプリケーションを配信することを特徴とするサービス提供方法。
(付記2)
前記第1のサービス提供装置は、削除された前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを、前記第1のサービス提供装置が提供するサービスを識別する識別子と対応付けて、前記情報格納サーバに記憶することを特徴とする付記1に記載のサービス提供方法。
(付記3)
配信した前記アプリケーションを使用すると判断した場合であって、前記第1のサービス提供装置が提供するサービスへのチェックインを維持して、配信した前記アプリケーションを前記端末が削除した場合に、前記第1のサービス提供装置は、前記端末に前記識別子を送信し、
前記第2の状態に、前記端末の状態が含まれる場合、前記第2のサービス提供装置は、前記端末から収集した前記識別子に基づいて、前記情報格納サーバに記憶した前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを取得することを特徴とする付記2に記載のサービス提供方法。
(付記4)
前記第2のサービス提供装置は、前記情報格納サーバより取得した前記第1のリソース情報を、前記第1のサービス提供装置の状態を示す情報と対応付けて、前記端末に送信することを特徴とする付記1に記載のサービス提供方法。
(付記5)
端末の状態が自装置に関連する第1の状態であるかに基づき、自装置が提供するサービスに、該端末がチェックインしたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合、チェックインしたサービスに関連する第1のリソース情報を収集する収集手段と、
前記第1のリソース情報に基づいて、自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを決定する決定手段と、
前記端末に、決定した前記アプリケーションを配信する配信手段と、
前記端末の状態が第1の状態でなくなった場合に、配信した前記アプリケーションを、前記端末が前記第1の状態でなくても使用するか否かを判断する第2の判断手段と、
配信した前記アプリケーションを使用すると判断した場合であって、自装置が提供するサービスへのチェックインを維持して、配信した前記アプリケーションを前記端末が削除した場合に、削除された前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを、情報格納サーバに記憶する記憶手段と、
他のサービス提供装置に関連する第2の状態に他の端末の状態が含まれ、該他の端末が該他のサービス提供装置が提供するサービスにチェックインしたことで、該他のサービス提供装置から該他の端末に配信されたアプリケーションと、該第2の状態に関連する第2のリソース情報とを、該他の端末の状態が前記第1の状態に含まれることで該他の端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合に、前記情報格納サーバより取得する取得手段と、を有し、
前記他の端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合、
前記決定手段は、前記第1のリソース情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを再生成し、
前記配信手段は、前記他の端末に、再生成した前記アプリケーションを配信することを特徴とするサービス提供装置。
(付記6)
端末の状態が自装置に関連する第1の状態であるかに基づき、自装置が提供するサービスに、該端末がチェックインしたか否かを判断し、
前記端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合、チェックインしたサービスに関連する第1のリソース情報を収集し、
前記第1のリソース情報に基づいて、自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを決定し、
前記端末に、決定した前記アプリケーションを配信し、
前記端末の状態が第1の状態でなくなった場合に、配信した前記アプリケーションを、前記端末が前記第1の状態でなくても使用するか否かを判断し、
配信した前記アプリケーションを使用すると判断した場合であって、自装置が提供するサービスへのチェックインを維持して、配信した前記アプリケーションを前記端末が削除した場合に、削除された前記アプリケーションと前記第1のリソース情報とを、情報格納サーバに記憶し、
他のサービス提供装置に関連する第2の状態に他の端末の状態が含まれ、該他の端末が該他のサービス提供装置が提供するサービスにチェックインしたことで、該他のサービス提供装置から該他の端末に配信されたアプリケーションと、該第2の状態に関連する第2のリソース情報とを、該他の端末の状態が前記第1の状態に含まれることで該他の端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合に、前記情報格納サーバより取得し、
前記他の端末が自装置が提供するサービスにチェックインしたと判断した場合、前記第1のリソース情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを再生成し、
前記他の端末に、再生成した前記アプリケーションを配信する、
処理をコンピュータに実行させるためのサービス提供プログラム。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :学習システム
110 :第1のサービス提供装置
120 :電子ホワイトボード装置
130_1〜130_3 :端末装置
140 :音声出力装置
150 :第2のサービス提供装置
160 :情報格納サーバ
200 :サービス実行装置
201 :サービス実行部
202 :リソース情報格納部
211、221 :サービス提供部
212、222 :リソース管理情報格納部
213、223 :アプリ格納部
410〜430 :リソース情報
500、600 :リソース管理情報
1201 :チェックイン判断部
1202 :収集部
1203 :決定部
1204 :サービス制御部
1205 :継続利用判断部
1206 :情報記憶部
1207 :情報取得部
1211 :チェックイン部
1212 :情報送信部
1213 :実行部
1214 :継続指示部

Claims (5)

  1. 第1のサービス提供装置が提供するサービスに複数の端末がチェックインした場合該第1のサービス提供装置が、該複数の端末より該サービスに関連する第1のリソース情報を受信し、
    前記第1のサービス提供装置が、前記第1のリソース情報に基づいて、前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションを前記複数の端末に配信することで、前記サービスの提供を開始し、
    前記第1のサービス提供装置が前記サービスの提供を終了したことで、前記サービスの提供を第2のサービス提供装置を介して受けることを要求する指示を受信した場合に、前記第1のサービス提供装置が、前記第1のリソース情報と前記アプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を情報格納サーバに送信し、
    前記第2のサービス提供装置が提供する前記サービスに前記複数の端末の少なくとも一部の端末がチェックインした場合に、前記第2のサービス提供装置が、前記複数の端末の少なくとも一部の端末より前記サービスに関連する第2のリソース情報を受信するとともに、前記情報格納サーバから前記リソース管理情報を取得し、
    前記第2のサービス提供装置が、前記リソース管理情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、前記第2のサービス提供装置が提供する前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションの割り当てを再生成し、
    前記第2のサービス提供装置が、前記複数の端末の少なくとも一部の端末に、再生成した割り当てに応じた前記アプリケーションを配信することを特徴とするサービス提供方法。
  2. 前記第1のサービス提供装置は、前記リソース管理情報を、前記第1のサービス提供装置が提供する前記サービスを識別する識別子と対応付けて、前記情報格納サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供方法。
  3. 前記複数の端末の少なくとも一部の端末から、前記第2のサービス提供装置を介して前記サービスの提供を受けることを要求する指示を受信した場合に、前記第1のサービス提供装置、前記複数の端末の少なくとも一部の端末に前記識別子を送信し、
    前記第2のサービス提供装置、前記複数の端末の少なくとも一部の端末から送信された前記識別子に基づいて、前記情報格納サーバから前記リソース管理情報を取得することを特徴とする請求項2に記載のサービス提供方法。
  4. 自装置が提供するサービスに端末がチェックインした場合該端末より該サービスに関連する第1のリソース情報を受信する受信部と、
    前記第1のリソース情報に基づいて、前記自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを前記端末に配信する第1の配信部と
    前記サービスの提供を終了したことで、前記サービスの提供を他のサービス提供装置を介して受けることを要求する指示を受信した場合に、前記第1のリソース情報と前記アプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を、情報格納サーバに送信する送信部と、
    他の複数の端末の少なくとも一部の端末が、前記自装置が提供する前記サービスにチェックインした場合に、
    前記他の複数の端末の少なくとも一部の端末より前記サービスに関連する第2のリソース情報を受信するとともに、
    前記他のサービス提供装置が提供する前記サービスに前記他の複数の端末がチェックインしたことで、前記他のサービス提供装置が前記他の複数の端末より受信した第3のリソース情報と、前記他のサービス提供装置が前記他の複数の端末に配信したアプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を、前記情報格納サーバから取得する取得部と、
    前記情報格納サーバから取得した前記リソース管理情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、前記自装置が提供する前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションの割り当てを再生成し、前記他の複数の端末の少なくとも一部の端末に、再生成した割り当てに応じた前記アプリケーションを配信する第2の配信部と
    を有することを特徴とするサービス提供装置。
  5. 自装置が提供するサービスに端末がチェックインした場合該端末より該サービスに関連する第1のリソース情報を受信し、
    前記第1のリソース情報に基づいて、前記自装置が提供するサービスにおいて使用可能なアプリケーションを前記端末に配信し、
    前記サービスの提供を終了したことで、前記サービスの提供を他のサービス提供装置を介して受けることを要求する指示を受信した場合に、前記第1のリソース情報と前記アプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を、情報格納サーバに送信し
    他の複数の端末の少なくとも一部の端末が、前記自装置が提供する前記サービスにチェックインした場合に、
    前記他の複数の端末の少なくとも一部の端末より前記サービスに関連する第2のリソース情報を受信するとともに、
    前記他のサービス提供装置が提供する前記サービスに前記他の複数の端末がチェックインしたことで、前記他のサービス提供装置が前記他の複数の端末より受信した第3のリソース情報と、前記他のサービス提供装置が前記他の複数の端末に配信したアプリケーションの割り当てとを含むリソース管理情報を、前記情報格納サーバから取得し、
    前記情報格納サーバから取得した前記リソース管理情報と前記第2のリソース情報とに基づいて、前記自装置が提供する前記サービスにおいて使用可能なアプリケーションの割り当てを再生成し、前記他の複数の端末の少なくとも一部の端末に、再生成した割り当てに応じた前記アプリケーションを配信する
    処理をコンピュータに実行させるためのサービス提供プログラム。
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