JP5972684B2 - 配信装置、配信システム及びプログラム - Google Patents
配信装置、配信システム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5972684B2 JP5972684B2 JP2012145375A JP2012145375A JP5972684B2 JP 5972684 B2 JP5972684 B2 JP 5972684B2 JP 2012145375 A JP2012145375 A JP 2012145375A JP 2012145375 A JP2012145375 A JP 2012145375A JP 5972684 B2 JP5972684 B2 JP 5972684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- information
- usage
- user terminal
- situation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
そこで、本発明は、プログラムが使用されそうな状況である場合にそのプログラムの更新データを配信することを目的とする。
また、本発明は、ユーザ端末において使用されるプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて蓄積する蓄積手段と、前記プログラムの使用に関する状況を表す状況情報を取得する取得手段と、前記プログラムが前記ユーザ端末に導入されてから経過した期間を表す期間情報を収集する収集手段と、前記取得手段により取得された状況情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該状況情報によって表される状況において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する判定手段であって、前記可能性の高さを判定する際の判定基準を、前記収集手段により前記期間情報が収集された場合に、当該期間情報により表される期間よりも短い期間を表す前記期間情報が前記収集手段により収集された場合に比べて、前記可能性の高さが高くなりやすいように変更した上で当該可能性の高さを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された可能性の高さが所定のレベル以上である場合には、前記プログラムの更新に用いられる更新データを前記ユーザ端末に配信する配信手段とを備えることを特徴とする配信装置を提供する。
さらに、前記蓄積手段は、前記プログラムが使用されたときの、前記プログラムが使用される時期を表す時期情報を前記状況情報として蓄積し、前記取得手段は、前記プログラムが使用される時期を表す時期情報を前記状況情報として取得し、前記判定手段は、前記取得手段により取得された前記時期情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該時期情報によって表される時期において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定してもよい。
本発明の第1実施形態における配信システムについて説明する。
[構成]
図1は、第1実施形態の配信システム1の全体構成を示す図である。配信システム1は、配信装置10と、ユーザ端末20と、ネットワーク2とを具備する。ユーザ端末20は、スマートフォンやタブレット端末などの、ユーザによって使用される端末である。また、ユーザ端末20は、移動体通信や無線LANの規格に基づいて無線通信を行う。ユーザ端末20には、メールソフトやブラウザなどのアプリケーションプログラム(以下では単に「アプリ」ともいう。)が導入されている。ユーザは、ユーザ端末20を操作してこれらのアプリを使用する。ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネット等を含むものである。ネットワーク2には、配信装置10が接続されており、また、ユーザ端末20が無線通信を行っているときにはそのユーザ端末20も接続される。
図4は、配信装置10が実現する機能を示す図である。配信装置10は、蓄積部101と、取得部102と、判定部103と、配信部104とを備える。また、図5は、ユーザ端末20が実現する機能を示す図である。ユーザ端末20は、記憶部201と、使用量・使用状況データ送信部202と、状況情報データ送信部203と、更新部204とを備える。
更新データは、上述したベンダーから例えばネットワーク2を介して配信装置10に提供され、記憶装置120に記憶される。取得部102においては、制御装置110が、記憶装置120に更新データが記憶されている場合に、その更新データが更新の対象とするアプリがユーザ端末20に導入されているか否かを判断する。制御装置110は、そのアプリに対応する回数情報が蓄積部101に蓄積されている場合に、導入されていると判断する。
配信部104においては、制御装置110が、使用可能性が所定のレベル以上であるか否かを判断する。本実施形態では、所定のレベルとして使用可能性が「中」であることが定められている。つまり、使用可能性が所定のレベル以上であるということは、使用可能性が「高」または「中」であるということであり、所定のレベルに満たないということは、使用可能性が「低」であるということである。制御装置110は、例えば、アプリBの更新データが記憶装置120に記憶されており、所在場所として「甲市」が取得された場合には、使用可能性が図10に示すように「中」であるため、更新データを通信装置130を介してユーザ端末20に配信する。以上のとおり、配信部104は、制御装置110、記憶装置120及び通信装置130が協働することで実現される機能である。
以上の構成に基づき、配信装置10及びユーザ端末20は、上述した配信関連処理を実行する。
図11は、配信関連処理で行われる動作の一例を示すシーケンスチャートである。この配信関連処理は、一旦開始されると、配信装置10及びユーザ端末20により繰り返し行われる処理である。まず、ユーザ端末20は、自端末が何らかのアプリケーションプログラムを実行すると(ステップS11)、そのアプリの使用量情報(本実施形態では日時情報)を、そのアプリ及び上述した状況情報(同じく位置情報)に対応付けて記憶する(ステップS12)。
上述した第1実施形態では、使用状況(すなわちアプリの使用に関する状況)として所在場所が用いられたが、第2実施形態では、使用時期が用いられる。この使用時期とは、ユーザ端末20によりアプリが使用される時期のことであり、例えば、時間帯、曜日または月日等で表される。以下では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。本実施形態では、配信装置及びユーザ端末のハードウェア構成は、図2及び図3に示すものとそれぞれ共通している。本実施形態の配信装置10は、このハードウェア構成に基づき、第1実施形態で説明したものと概ね同じ機能(蓄積部101、取得部102、判定部103及び配信部104)を実現する。また、本実施形態のユーザ端末20は、このハードウェア構成に基づき、第1実施形態で説明したものと概ね同じ機能(記憶部201、使用量・使用状況データ送信部202、状況情報データ送信部203及び更新部204)を実現する。ただし、本実施形態では、これらの機能を実現する方法が第1実施形態と異なっているものもあるので、以下、実現の方法が異なっている機能について説明する。
本実施形態によれば、図13に示す「アプリD」のように、全使用時期を通しては使用される機会が少なくても、或る使用時期(この例では平日日中)においては使用される機会が多いアプリの更新データが配信されやすくなる。
上述した各実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した各実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
配信装置10の判定部103は、上述した各実施形態では、算出した平均使用回数を使用頻度として特定したが、これに限らず、例えば、アプリの単位期間(例えば1日)あたりの平均使用時間を使用頻度として特定してもよい。この場合、ユーザ端末20の記憶部201は、使用量情報として、図6に示す日時情報に加えて使用時間を表す情報(以下「時間情報」という。)を記憶する。
図14は、本変形例において記憶部201が記憶する日時情報及び時間情報の例を示す表である。この例では、図6に示す「アプリA」及び「アプリC」が使用されたときの日時情報に対応付けて使用時間(単位は時、分、秒)が示されている。例えば、「アプリA」には「00:03:15」、「00:07:59」及び「00:02:02」という使用時間が対応付けられ、「アプリC」には「01:05:32」及び「00:32:27」という使用時間が対応付けられている。
図15は、蓄積部101が蓄積した時間情報の例を示す表である。図7に示す使用回数の代わりに過去の180日間における使用時間(単位は時間)が示されている。例えば、所在場所が「甲市」である場合、「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」及び「アプリD」の使用時間が「11.4」、「2.0」、「17.1」及び「0」であり、所在場所が「乙市」である場合、上記各アプリの使用時間が「2.5」、「0」、「9.4」及び「0」である。また、全所在場所での使用時間の合計は、「16.7」、「3.3」、「28.8」及び「0.9」である。
図16は、各所在場所における各アプリの平均使用時間の例を示す表である。この表では、図15に示す使用時間及び使用日数に基づいて算出した平均使用時間(単位は分/日)を、小数点第2位を切り捨てて示している。「アプリA」、「アプリB」、「アプリC」及び「アプリD」の平均使用時間は、所在場所が例えば「甲市」の場合にはそれぞれ「4.0」、「0.7」、「6.0」及び「0」であり、「乙市」の場合にはそれぞれ「2.1」、「0」、「8.0」及び「0」である。また、図15に示す全所在場所での使用時間の合計から算出される全所在場所での平均使用時間は、それぞれ「5.5」、「1.1」、「9.6」及び「0.3」となっている。
配信装置10の判定部103は、上述した各実施形態及び変形例において判定する際に用いる定義を、さらに別の状況に応じて変更した上で判定を行ってもよい。判定部103は、例えば、ユーザ端末20にアプリが導入されてから経過した期間(以下「経過期間」という。)を別の状況として、この期間に応じて使用可能性を補正しても良い。
図19は、本変形例における配信装置10aが実現する機能を示す図である。配信装置10aは、図4に示す機能に加え、収集部105を備える。収集部105は、前述した経過期間を表す情報(以下「期間情報という。)を収集する収集手段である。ここでいう期間情報とは、例えば、経過期間を示す年数である。ユーザ端末20の記憶装置220には、各アプリが導入された日時が記憶されており、収集部105は、この日時を要求する要求データをユーザ端末20に送信し、その応答で送信されてきたデータが示す日時から現在の時刻までに経過した年数を期間情報として収集する。収集部105は、制御装置110及び通信装置130が協働して実現する機能である。収集部105は、収集した期間情報を判定部103に供給する。
図20は、判定基準を変更するための定義の一例を示す表である。この表では、「使用期間」及び「使用可能性」に「定義」が対応付けられている。詳細には、「高」、「中」及び「低」という3通りの「使用可能性」に対して、使用期間が「1年未満」である場合には、図9に示す定義が対応付けられ、使用期間が「1年以上3年未満」である場合には、「平均使用回数≧0.8」、「0.8>平均使用回数≧0.08」及び「0.08>平均使用回数」という「定義」が対応付けられ、使用期間が「3年以上」である場合には、「平均使用回数≧0.6」、「0.6>平均使用回数≧0.06」及び「0.06>平均使用回数」という「定義」が対応付けられている。
ユーザは、記憶装置220の空き容量を増やすためにあまり使用しないアプリを削除することがある。その際、自分が今後も使用する可能性があるものについては、使用する機会が少なくても削除せずに残しておく場合がある。本変形例によれば、そのような場合に削除されずに残されるアプリが更新されやすくなる。
配信装置10の配信部104は、上述した各実施形態では、判定部103により判定された使用可能性に応じて配信の有無のみを判断したが、これに限らず、さらに、配信の優先順位を判断してもよい。例えば、「アプリA」から「アプリD」までの4つの更新データを配信装置10が保持しており、判定部103により図10に示すように使用可能性が判定され、且つ、ユーザ端末20が現在「甲市」に所在する状況であるものとする。その場合、配信部104は、使用可能性が所定のレベル以上である「アプリA」、「アプリB」及び「アプリC」を配信するが、使用可能性が「高」である「アプリA」をまず配信し、その後に使用可能性が「中」である「アプリB」及び「アプリC」を配信する。このとき、配信部104は、さらに、判定部103により特定された使用頻度(例えば図8に示す平均使用回数)を参照し、平均使用回数が「0.2」である「アプリC」を平均使用回数が「0.1」である(つまり「アプリC」よりも平均使用回数が小さい)「アプリB」よりも優先して先に配信してもよい。なお、配信部104は、使用頻度として、図16に示すような平均使用時間を参照してもよい。
配信システムは、上述した各実施形態では、備えるユーザ端末が1台であったが、2台以上のユーザ端末を備えていてもよい。
図21は、本変形例の配信システム1bの全体構成を示す図である。配信システム1bは、配信装置10及びネットワーク2と、複数のユーザ端末20(この図ではそのうちの20b、20c及び20dを示す)とを備えている。この場合、ユーザ端末20の使用量・使用状況データ送信部202及び状況情報データ送信部203は、上述した各情報の他に、自端末を識別する識別子を示す使用量・使用状況データ及び状況情報データを配信装置10にそれぞれ送信する。配信装置10の蓄積部101は、上記の使用量情報及び状況情報を、その識別子に対応付けて蓄積する。取得部102は、更新データが更新の対象とするアプリがユーザ端末20に導入されているか否かの判断を、識別子で識別されるユーザ端末毎に行って、それらのユーザ端末毎に状況情報を取得する。判定部103は、取得部102により状況情報が取得されたユーザ端末毎に使用可能性を判定し、配信部104は、判定部103により使用可能性が判定されたユーザ端末毎に更新データを配信する。
配信システムは、上述した実施形態及び変形例では、平均使用回数や平均使用時間を使用量として用いたが、これには限らない。配信システムは、例えば、図7に示すような使用回数をそのまま使用量として用いてもよいし、同じく使用日数や、制御装置210のCPUの使用率、RAMの使用率などを使用量として用いてもよい。要するに、配信システムは、ユーザ端末20に導入されているアプリの使用量が多い場合と少ない場合とを比較できるものであれば、どのようなものを使用量として用いてもよい。
配信システムは、上述した第1実施形態において、所在場所として市区町村や都道府県、国などの境界によって範囲が予め決めれている場所を用いたが、これには限らない。配信システムは、例えば、或る建物の敷地やユーザが任意に選んだ境界によって範囲が決められる場所を用いてもよい。配信システムにおいては、要するに、配信装置及びユーザ端末で共通する所在場所が用いられていればよい。ユーザが所在場所の範囲を選ぶ場合、例えば、在宅中や外出中、仕事中、通勤中、出張中などに所在する場所を所在場所として決めておくことで、配信システムは、そのユーザの生活における場面毎の使用可能性を判定して、その判定結果に基づいて更新データを配信することができる。
配信システムは、上述した第2実施形態において、図12等に示す6つの使用時期を用いたが、これには限らない。配信システムは、例えば、平日も休日も関係なしで決められた時期を用いてもよいし、季節や月、上旬、中旬、下旬などを範囲とする使用時期を予め決めておいてもよい。この使用時期をユーザが決められるようにしておくことで、所在場所の場合と同様に、配信システムは、そのユーザの生活における場面毎の使用可能性を判定して、その判定結果に基づいて更新データを配信することができる。
配信システムは、上述した第1及び第2実施形態では、状況情報として場所情報及び時期情報をそれぞれ用いたが、これら以外のものを用いてもよい。配信システムは、例えば、アプリが使用されたときの天候(気温、湿度、風、雨量)や照度(明るさ)、高度(海水面からの高さ)などを状況情報として用いてもよい。これにより、例えば、雨の日に使用される可能性が高いアプリ(例えば天気予報のアプリ)の更新データが配信されやすいようにしたり、周囲が暗い状態で使用される可能性が高いアプリ(例えば懐中電灯の機能を実現するアプリ)の更新データが配信されやすいようにしたりすることができる。要するに、配信システムは、普段は使用されないが或る状況では使用される可能性が高いアプリがあった場合に、その状況を状況情報として用いることで、そのアプリの更新データが配信されやすいようにしたりすることができる。
配信装置10の判定部103は、上述した各実施形態では、図9等に示す定義に基づいて3通りの使用可能性を判定したが、3通りに限らず、2通り(例えば「高」と「低」)または4通り(例えば「高」、「やや高」、「やや低」及び「低」)以上の使用可能性を判定してもよい。また、判定部103は、蓄積部101に蓄積されている使用量情報に基づいて、使用可能性を表す数値を算出してもよい。例えば、判定部103は、図8等に示すように算出した平均使用回数をそのまま使用可能性として判定してもよい。その場合、配信部104は、所定のレベルとして、所定の数値(この場合所定の使用回数)を用いて更新データの配信の有無を判断する。
配信システムは、上述した各実施形態では、アプリケーションプログラムの更新データを配信したが、これに限らず、例えば、OS(Operating System)などのシステムのプログラムや、データベース管理システムなどのミドルウェアのプログラムの更新データを配信してもよい。要するに、配信システムは、ユーザ端末に導入されている何らかのプログラムの更新に用いられる更新データを配信するものであればよい。
本発明は、上述した配信装置や、配信装置及びユーザ端末を備える配信システムの他にも、その配信装置が実施する処理を実現するための配信方法としても捉えられるものである。ここでいう処理とは、例えば、図11に示す配信関連処理である。また、本発明は、配信装置及びユーザ端末のようなコンピュータを、図4及び図5にそれぞれ示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
Claims (8)
- ユーザ端末において使用されるプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて蓄積する蓄積手段と、
前記プログラムの使用に関する状況を表す状況情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された状況情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該状況情報によって表される状況において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する判定手段であって、前記蓄積手段に蓄積された前記使用量情報に基づいて前記プログラムの単位期間あたりの平均使用時間を当該プログラムの使用頻度として特定し、特定した使用頻度が高い前記プログラムほど、取得された前記状況情報により表される状況において使用される可能性が高いものとして判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された可能性の高さが所定のレベル以上である場合には、前記プログラムの更新に用いられる更新データを前記ユーザ端末に配信する配信手段と
を備えることを特徴とする配信装置。 - ユーザ端末において使用されるプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて蓄積する蓄積手段と、
前記プログラムの使用に関する状況を表す状況情報を取得する取得手段と、
前記プログラムが前記ユーザ端末に導入されてから経過した期間を表す期間情報を収集する収集手段と、
前記取得手段により取得された状況情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該状況情報によって表される状況において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する判定手段であって、前記可能性の高さを判定する際の判定基準を、前記収集手段により前記期間情報が収集された場合に、当該期間情報により表される期間よりも短い期間を表す前記期間情報が前記収集手段により収集された場合に比べて、前記可能性の高さが高くなりやすいように変更した上で当該可能性の高さを判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された可能性の高さが所定のレベル以上である場合には、前記プログラムの更新に用いられる更新データを前記ユーザ端末に配信する配信手段と
を備えることを特徴とする配信装置。 - 前記蓄積手段は、前記プログラムが使用されたときの、前記ユーザ端末が所在する場所を表す場所情報を前記状況情報として蓄積し、
前記取得手段は、前記ユーザ端末が所在する場所を表す場所情報を前記状況情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段により取得された場所情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該場所情報によって表される場所において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配信装置。 - 前記蓄積手段は、前記プログラムが使用されたときの、前記プログラムが使用される時期を表す時期情報を前記状況情報として蓄積し、
前記取得手段は、前記プログラムが使用される時期を表す時期情報を前記状況情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段により取得された前記時期情報に対応付けて前記蓄積手段に蓄積されている前記使用量情報に基づいて、当該時期情報によって表される時期において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配信装置。 - 前記配信手段は、前記判定手段により判定された可能性の高さが所定のレベル未満である場合には、前記更新データを前記ユーザ端末に配信しない
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配信装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配信装置と、
導入されているプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記プログラムの更新に用いられる更新データが前記配信装置から配信されてきた場合に、当該更新データを用いて当該プログラムを更新する更新手段とを備えるユーザ端末と
を具備することを特徴とする配信システム。 - コンピュータに、
ユーザ端末において使用されるプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて蓄積する蓄積ステップと、
前記プログラムの使用に関する状況を表す状況情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された状況情報に対応付けて前記蓄積ステップにおいて蓄積された前記使用量情報に基づいて、当該状況情報によって表される状況において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する判定ステップであって、前記蓄積ステップにおいて蓄積された前記使用量情報に基づいて前記プログラムの単位期間あたりの平均使用時間を当該プログラムの使用頻度として特定し、特定した使用頻度が高い前記プログラムほど、取得された前記状況情報により表される状況において使用される可能性が高いものとして判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて判定された可能性の高さが所定のレベル以上である場合には、前記プログラムの更新に用いられる更新データを前記ユーザ端末に配信する配信ステップと
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
ユーザ端末において使用されるプログラムの使用量を表す使用量情報を、当該プログラムが使用されたときの、プログラムの使用に関する状況を表す状況情報に対応付けて蓄積する蓄積ステップと、
前記プログラムの使用に関する状況を表す状況情報を取得する取得ステップと、
前記プログラムが前記ユーザ端末に導入されてから経過した期間を表す期間情報を収集する収集ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された状況情報に対応付けて前記蓄積ステップにおいて蓄積された前記使用量情報に基づいて、当該状況情報によって表される状況において前記プログラムが使用される可能性の高さを判定する判定ステップであって、前記可能性の高さを判定する際の判定基準を、前記収集ステップにおいて前記期間情報が収集された場合に、当該期間情報により表される期間よりも短い期間を表す前記期間情報が前記収集ステップにおいて収集された場合に比べて、前記可能性の高さが高くなりやすいように変更した上で当該可能性の高さを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて判定された可能性の高さが所定のレベル以上である場合には、前記プログラムの更新に用いられる更新データを前記ユーザ端末に配信する配信ステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012145375A JP5972684B2 (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | 配信装置、配信システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012145375A JP5972684B2 (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | 配信装置、配信システム及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014010537A JP2014010537A (ja) | 2014-01-20 |
JP5972684B2 true JP5972684B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=50107229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012145375A Active JP5972684B2 (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | 配信装置、配信システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5972684B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6641780B2 (ja) | 2015-08-19 | 2020-02-05 | 富士通株式会社 | サービス提供方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラム |
JP6494476B2 (ja) * | 2015-09-17 | 2019-04-03 | 株式会社Nttドコモ | 情報処理装置 |
JP6579926B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2019-09-25 | 株式会社Nttドコモ | 行動目的推定システム |
JP7084197B2 (ja) * | 2018-04-18 | 2022-06-14 | 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 | データ配信装置、データ配信方法及びデータ配信プログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4136517B2 (ja) * | 2002-07-31 | 2008-08-20 | 株式会社日立製作所 | 移動端末 |
JP2004164068A (ja) * | 2002-11-11 | 2004-06-10 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ソフトウエア利用状況管理システム |
JP3698716B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2005-09-21 | 松下電器産業株式会社 | アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末 |
JP2005157509A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Hitachi Ltd | 通信端末 |
JP4891605B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2012-03-07 | 株式会社東芝 | ソフトウェア管理システム及びソフトウェア配信サーバ |
JP4946926B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2012-06-06 | 日本電気株式会社 | ソフトウェア更新システム、ソフトウェア更新方法及びプログラム |
-
2012
- 2012-06-28 JP JP2012145375A patent/JP5972684B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014010537A (ja) | 2014-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103885738B (zh) | 显示终端装置、信息显示系统以及信息显示控制方法 | |
US8918284B2 (en) | Information processing apparatus, behavior prediction display method, and computer program therefor | |
US20150054981A1 (en) | Method, electronic device, and computer program product | |
US9125009B2 (en) | Determination and representation of call appropriateness | |
CN110045965B (zh) | 一种管理应用的方法和移动终端 | |
JP5972684B2 (ja) | 配信装置、配信システム及びプログラム | |
CN105681583A (zh) | 一种情景模式的切换方法、装置及移动终端 | |
JP2009182443A (ja) | 通信端末、動作モード管理プログラム、および動作モード管理方法 | |
KR20160071803A (ko) | 위치를 추정하는 방법, 전자 장치 및 서버 | |
CN101883318A (zh) | 根据地理位置变化更新地域相关信息的方法及移动终端 | |
CN108184207B (zh) | 确定通信用户常驻社区的方法、装置、设备及介质 | |
US8565763B2 (en) | User device radio activity optimization in dead zones | |
CN106412092A (zh) | 消息推送方法、装置及服务器 | |
TW201024670A (en) | Local information service method and system, and portable electronic device | |
US20170163746A1 (en) | Information sharing device, information sharing method, information sharing system, and recording medium having computer program stored therein | |
JP6144243B2 (ja) | 位置情報管理装置、位置情報管理方法、及びプログラム | |
US20200112849A1 (en) | Nomination of a primary cell phone from a pool of cell phones | |
JP2009301517A (ja) | ウェブサイト更新装置、方法及びプログラム | |
JP2016066907A (ja) | 端末装置、位置取得方法、及び、位置取得制御用プログラム | |
JP2010246015A (ja) | 移動通信システム及び移動通信方法 | |
JP2005110027A (ja) | 携帯通信端末、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3889418B2 (ja) | Gps測位アシストデータ配信システムおよびgps測位アシストデータ配信方法 | |
JP2017147760A (ja) | 位置情報管理装置、位置情報管理方法、及びプログラム | |
JP6396534B2 (ja) | 装置、位置取得方法、及び、位置取得制御用プログラム | |
JP2005321259A (ja) | 地図表示制御システムおよびそのプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5972684 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |