JP6641664B2 - 光量調節装置、撮影装置及び光学機器 - Google Patents

光量調節装置、撮影装置及び光学機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6641664B2
JP6641664B2 JP2015181683A JP2015181683A JP6641664B2 JP 6641664 B2 JP6641664 B2 JP 6641664B2 JP 2015181683 A JP2015181683 A JP 2015181683A JP 2015181683 A JP2015181683 A JP 2015181683A JP 6641664 B2 JP6641664 B2 JP 6641664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light amount
amount adjusting
blade
plate portion
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015181683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017058443A (ja
Inventor
大介 寺原
大介 寺原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Imaging Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Imaging Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Imaging Co Ltd filed Critical Ricoh Imaging Co Ltd
Priority to JP2015181683A priority Critical patent/JP6641664B2/ja
Publication of JP2017058443A publication Critical patent/JP2017058443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6641664B2 publication Critical patent/JP6641664B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

本発明は、光量を調節する光量調節装置並びに該光量調節装置を備える撮影装置及び光学機器に関する。
撮影装置等の光学機器には、開口絞りを可変させることにより、イメージセンサ等の撮像面に到達する光の量や被写界深度を調節する光量調節装置が備えられている。この種の光量調節装置の具体的構成は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の光量調節装置は、合成樹脂により一体成型された基部と羽根部を有する複数の光量調節羽根を備えている。羽根部は、光量調節装置が開放状態となるとき、隣接する別の光量調節羽根の基部と光通過方向において重なる部分が、基部の肉厚よりも薄い肉厚で形成されている。
特開2008−203576号公報
しかし、特許文献1に記載の構成では、2つの部材(回転部材とカム部材)間に光量調節羽根を配置するため、光通過方向において基部と羽根部の板厚を合計したクリアランスを少なくとも確保する必要がある。そのため、光通過方向において光量調節装置を薄型に設計することが難しいという問題が指摘される。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光通過方向に薄型に設計するのに好適な光量調節装置並びに該光量調節装置を備える撮影装置及び光学機器を提供することである。
本発明の一実施形態に係る光量調節装置は、回転軸及び作動軸が立設された板状の基板部と、該基板部と一体に形成された板状の羽根板部とを有する複数の光量調節羽根と、所定の中心開口を有し、該中心開口の周囲に円環状に並べて配置された複数の光量調節羽根の各回転軸を回転可能に支持する第1の部材と、複数の光量調節羽根の各作動軸を動かして、各該光量調節羽根を各回転軸を中心に回転動作させ、該複数の光量調節羽根による中心開口の遮蔽量を変化させることにより、該中心開口を通過する光の量を変化させる第2の部材とを備える。光量調節羽根は、羽根板部の少なくとも一部が隣接する別の光量調節羽根の羽根板部と光通過方向において重ねられた状態で配置されている。羽根板部は、少なくとも、別の光量調節羽根の羽根板部と重なる部分において基板部に対して傾けられて形成されている。
また、本発明の一実施形態において、羽根板部は、基板部よりも板厚が薄く形成されてもよい。
また、本発明の一実施形態において、羽根板部は、基板部の板厚方向において、該基板部の第一面を含む面よりも突出せず且つ該第一面と反対側の第二面を含む面よりも突出しない形状を持つ構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、羽根板部は、基板部の板厚方向において、羽根板部の基端が第一面を含む面と略同位置に位置し、該羽根板部の先端が第二面を含む面と略同位置に位置する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、羽根板部は、平板状に又は非平面形状に形成されてもよい。
また、本発明の一実施形態において、羽根板部は、少なくとも、絞り開口を規定する開口軸側の縁部が基板部と平行に形成されてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る撮影装置は、上記の光量調節装置を備える。
また、本発明の一実施形態に係る光学機器は、上記の光量調節装置を備える。
本発明の一実施形態によれば、光通過方向に薄型に設計するのに好適な光量調節装置並びに該光量調節装置を備える撮影装置及び光学機器が提供される。
本発明の一実施形態に係る撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮影装置に備えられる光量調節装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る光量調節装置に備えられる光量調節羽根の斜視図である。 本発明の一実施形態において光量調節羽根により最小開口径に絞られた状態を示す図(図4(a))と、全開にされた状態を示す図(図4(b))である。 本発明の一実施形態に係る光量調節羽根の平面図(図5(a))及び側面図(図5(b))である。
以下、本発明の一実施形態に係る撮影装置について図面を参照しながら説明する。以下においては、本発明の一実施形態として、コンパクトデジタルカメラについて説明する。なお、撮影装置は、コンパクトデジタルカメラに限らず、例えば、ミラーレス一眼カメラ、デジタル一眼レフカメラ、ビデオカメラ、カムコーダ、タブレット端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機など、撮影機能を有する別の形態の装置に置き換えてもよい。
[撮影装置1の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る撮影装置1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、撮影装置1は、システムコントローラ100、操作部102、駆動回路104、撮影レンズ106、絞り(光量調節装置)108、シャッタ110、固体撮像素子112、信号処理回路114、画像処理エンジン116、バッファメモリ118、カード用インタフェース120、LCD(Liquid Crystal Display)制御回路122、LCD124及びROM(Read Only Memory)126を備えている。なお、撮影レンズ106は複数枚構成であるが、図1においては便宜上一枚のレンズとして示す。
操作部102には、電源スイッチやレリーズスイッチ、撮影モードスイッチなど、ユーザが撮影装置1を操作するために必要な各種スイッチが含まれる。ユーザにより電源スイッチが操作されると、図示省略されたバッテリから撮影装置1の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。
システムコントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)及びDSP(Digital Signal Processor)を含む。システムコントローラ100は電源供給後、ROM126にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリア(不図示)にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、撮影装置1全体の制御を行う。
レリーズスイッチが操作されると、システムコントローラ100は、例えば、固体撮像素子112により撮像された画像に基づいて計算された測光値や、撮影装置1に内蔵された露出計(不図示)で測定された測光値に基づき適正露出が得られるように、駆動回路104を介して光量調節装置108及びシャッタ110を駆動制御する。より詳細には、光量調節装置108及びシャッタ110の駆動制御は、プログラムAE(Automatic Exposure)、シャッタ優先AE、絞り優先AEなど、撮影モードスイッチにより指定されるAE機能に基づいて行われる。また、システムコントローラ100はAE制御と併せてAF(Autofocus)制御を行う。AF制御には、アクティブ方式、位相差検出方式、コントラスト検出方式等が適用される。また、AFモードには、中央一点の測距エリアを用いた中央一点測距モード、複数の測距エリアを用いた多点測距モード等がある。システムコントローラ100は、AF結果に基づいて駆動回路104を介して撮影レンズ106を駆動制御し、撮影レンズ106の焦点を調整する。なお、この種のAE及びAFの構成及び制御については周知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
被写体からの光束は、撮影レンズ106、光量調節装置108、シャッタ110を通過して固体撮像素子112の受光面にて受光される。固体撮像素子112は、ベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。固体撮像素子112は、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の画像信号を生成して出力する。なお、固体撮像素子112は、CCDイメージセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやその他の種類の撮像装置に置き換えられてもよい。固体撮像素子112はまた、補色系フィルタを搭載したものであってもよい。
信号処理回路114は、固体撮像素子112より入力される画像信号に対してクランプ、デモザイク等の所定の信号処理を施して、画像処理エンジン116に出力する。画像処理エンジン116は、信号処理回路114より入力される画像信号に対してマトリクス演算、Y/C分離、ホワイトバランス等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。バッファメモリ118は、画像処理エンジン116による処理の実行時、処理データの一時的な保存場所として用いられる。また、撮影画像の保存形式は、JPEG形式に限らず、最小限の画像処理(例えば黒レベルの補正等)しか施されないRAW形式であってもよい。
カード用インタフェース120のカードスロットには、メモリカード200が着脱可能に差し込まれている。
画像処理エンジン116は、カード用インタフェース120を介してメモリカード200と通信可能である。画像処理エンジン116は、生成された圧縮画像信号(撮影画像データ)をメモリカード200(又は撮影装置1に備えられる不図示の内蔵メモリ)に保存する。
また、画像処理エンジン116は、生成された輝度信号Y、色差信号Cb、Crをフレームメモリ(不図示)にフレーム単位でバッファリングする。画像処理エンジン116は、バッファリングされた信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して所定のフォーマットのビデオ信号に変換し、LCD制御回路122に出力する。LCD制御回路122は、画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御する。これにより、被写体の撮影画像がLCD124の表示画面に表示される。ユーザは、AE制御及びAF制御に基づいて適正な露出及びピントで撮影されたリアルタイムのスルー画(ライブビュー)を、LCD124の表示画面を通じて視認することができる。
画像処理エンジン116は、ユーザにより撮影画像の再生操作が行われると、操作により指定された撮影画像データをメモリカード200又は内蔵メモリより読み出して所定のフォーマットの画像信号に変換し、LCD制御回路122に出力する。LCD制御回路122が画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御することで、被写体の撮影画像がLCD124の表示画面に表示される。
図2は、光量調節装置(絞り)108の構成を示す分解斜視図である。図2に示されるように、光量調節装置108は、ベース部材1081及びカム板1082を備えている。ベース部材1081、カム板1082はそれぞれ、撮影レンズ106の光軸を中心とした中心開口1081A、1082Aを有している。これらの中心開口のうち最も小さい中心開口(例えばカム板1082の中心開口1082A)が光量調節装置108の全開状態(全開時の開口径)を規定する。光量調節装置108は、中心開口(絞り開口)の開口径を絞ることにより、撮影装置1のF値を制御する。
以下、説明の便宜上、撮影レンズ106の光軸と一致する中心開口の中心軸を「開口軸」と記す。また、開口軸(光軸)方向を、撮影レンズ106より入射された光が光量調節装置108の絞り開口を通過する「光通過方向」と定義する。
ベース部材1081とカム板1082との間には、複数枚(本実施形態では7枚)の光量調節羽根1083が配置されている。これらの光量調節羽根1083は、中心開口1081A(及び1082A)の周囲に円環状に並べて配置されている。
図3は、円環状に並べて配置された7枚の光量調節羽根1083の斜視図である。図3に示されるように、光量調節羽根1083は、板状の基板部1083Aと、同じく板状の羽根板部1083Bとが一体成型された樹脂製の羽根部材である。光量調節羽根1083は、羽根板部1083Bの少なくとも一部が隣接する別の光量調節羽根1083の羽根板部1083Bと光通過方向において重ねられた状態で配置されている。基板部1083Aには、基板部1083Aの第一面1083Aaから円柱状の回転軸1083Cが立設され、第一面1083Aaと反対側の第二面1083Ab(図5(b)参照)から円柱状の作動軸1083Dが立設されている。
ベース部材1081には、図面上不可視ではあるが、7つの軸受孔(便宜上、符号「
1081B」を付す。)が円周方向(ベース部材1081の中心開口1081Aの周囲)に等間隔に並べて形成されている。各軸受孔1081Bには、各光量調節羽根1083の回転軸1083Cが挿入されて、回転可能に軸支される。
カム板1082には、7つのカム溝1082Bが円周方向(カム板10082の中心開口1082Aの周囲)に等間隔に並べて形成されている。各カム溝1082Bには、各光量調節羽根1083の作動軸1083Dがカム溝1082B沿いに移動(案内)可能に挿入される。
カム板1082には、固定ねじ1084によって作動レバー1085が取り付けられている。アクチュエータ(不図示)の駆動力が作動レバー1085に伝達されると、カム板1082が開口軸を中心に回転する。これにより、ベース部材1081とカム板1082とが回転方向に相対変位する。
ベース部材1081とカム板1082とが回転方向に相対変位すると、各光量調節羽根1083は、軸受孔1081Bに軸支された回転軸1083Cを中心に回転(揺動)される。回転軸1083Cを中心とする光量調節羽根1083の角速度(位相)は、作動軸1083Dがカム溝1082B内を案内されることにより制御される。各カム溝1082Bは同一のカム形状を有している。そのため、各光量調節羽根1083は、同期した角速度(位相)で回転される。
各光量調節羽根1083は、開口軸と直交する面内において作動軸1083Dがカム溝1082B内を開口軸に近付く方向に案内されたとき、開口軸に向かって互いに同期して動くことにより、中心開口の開口面積を絞る。
また、各光量調節羽根1083は、開口軸と直交する面内において作動軸1083Dがカム溝1082B内を開口軸から遠ざかる方向に案内されたとき、開口軸から遠ざかる方向に互いに同期して動くことにより、中心開口の開口面積を広げる。
言い方を変えると、各光量調節羽根1083は、開口軸と直交する面内において作動軸1083Dをカム溝1082B内を案内することで、中心開口を遮蔽する量(領域)を変化させる。これにより、中心開口を通過する光の量が変化する。
各光量調節羽根1083の羽根板部1083Bは、開口軸側の縁1083Baが緩やかな曲線を描く形状となっている。各光量調節羽根1083は、作動軸1083Dがカム溝1082B内を案内されて互いに同期して動かされると、縁1083Baにより円形に近い絞り開口形状を規定する。そのため、本実施形態では、「中心開口の開口面積を絞る」、「中心開口の開口面積を広げる」はそれぞれ、「中心開口の開口径を絞る」、「中心開口の開口径を広げる」と実質的に同義である。なお、以下においては、説明の便宜上、縁1083Baを「絞り開口規定縁1083Ba」と記す。
図4(a)は、光量調節羽根1083による最小開口径を示し、図4(b)は、光量調節羽根1083による全開状態を示す。中心開口は、開口軸と直交する面内において各光量調節羽根1083の作動軸1083Dがカム溝1082B内を開口軸に近付く方向に案内されることにより、最小開口径に絞られる(図4(a)参照)。また、中心開口は、各光量調節羽根1083の作動軸1083Dがカム溝1082Bによって開口軸から最も離れた位置まで案内されることにより、全開状態となる(図4(b)参照)。
図5(a)は、一枚の光量調節羽根1083の平面図を示し、図5(b)は、図5(a)中矢印A方向から見た光量調節羽根1083の側面図を示す。説明の便宜上、基板部1083Aの板厚方向を「板厚方向T」と記す。なお、板厚方向Tは、光量調節羽根1083をベース部材1081とカム板1082との間に取り付けると、光通過方向と一致する。
図5(b)に示されるように、羽根板部1083Bは、基板部1083Aよりも薄く形成されている。羽根板部1083Bを薄く形成して軽量化することにより、アクチュエータに必要な駆動力が低減される。
また、図5(b)に示されるように、羽根板部1083Bは、基板部1083Aに対して傾けられて形成されている。図5(b)中、角度θは、基板部1083Aと羽根板部1083Bとがなす角度である。
このように、基板部1083Aに対して羽根板部1083Bを角度θ傾けることにより、羽根板部1083Bを基板部1083Aと平行に(基板部1083Aに対して傾けないで)形成した場合と比べて、光通過方向と直交する面、すなわち、基板部1083Aと平行な面への、羽根板部1083Bの投影面積が小さくなる。基板部1083Aと平行な面内における羽根板部1083Bの面積が低減することから、光量調節羽根1083の羽根板部1083Bが隣接する別の光量調節羽根1083の基板部1083Aが重ならないように、各光量調節羽根1083を並べて配置することが容易となる。
本実施形態では、基板部1083Aと羽根板部1083Bとが重ならず、薄型に設計された羽根板部1083B同士が重なる構成となっている。そのため、光量調節羽根1083を配置するために必要な、ベース部材1081とカム板1082とのクリアランスが抑えられる。かかるクリアランスが抑えられることにより、光通過方向における光量調節装置108の厚みが抑えられる。
また、図5(b)に示されるように、羽根板部1083Bは、板厚方向Tにおいて、その基端1083Bbが基板部1083Aの第一面1083Aaを含む面と略同位置に位置し、その先端1083Bcが第二面1083Abを含む面と略同位置に位置する。より詳細には、羽根板部1083Bは、板厚方向Tにおいて、その基端1083Bbが第一面1083Aaを含む面より回転軸1083C側に突出せず、且つその先端1083Bcが第二面1083Abを含む面より作動軸1083D側に突出しない。すなわち、羽根板部1083Bは、板厚方向Tにおいて、第一面1083Aaを含む面と第二面1083Abを含む面との間に収まる寸法となっている。
このように、光量調節羽根1083は、羽根板部1083Bが傾けられて形成されているにも拘わらず、羽根板部1083Bを基板部1083Aと平行に(基板部1083Aに対して傾けないで)形成した場合と比べても、板厚方向Tの寸法が大きくなっていない。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
絞り(光量調節装置)108は、上記の実施形態では、撮影装置1に備えられているが、別の実施形態では、光学機器(例示的には、交換式レンズ鏡筒)に備えられた構成としてもよい。すなわち、絞り(光量調節装置)108を備える光学機器も本発明の範疇である。この場合、絞り108に対する駆動力は、例えば、カメラボディから供給されたり、光学機器内に備えられたモータから供給されたりする。
上記の実施形態では、羽根板部1083Bは、設計の容易性や形状の簡易化による金型コストの低減を図るため、平板状に形成されている。別の実施形態では、羽根板部1083Bは、動作の安定性等を向上させるため、隣接する羽根板部1083との重なり度合いに合わせて非平面形状(例えば曲面を持つ形状)に形成されてもよい。
また、羽根板部1083は、絞り開口規定縁1083Ba近傍の部分だけ基板部1083Aと平行に形成されてもよい。これにより、絞り開口が綺麗に整えられた形状となり、良好な外観の絞り開口が得られると共に綺麗な形状のボケが得られる。
1 撮影装置
100 システムコントローラ
102 操作部
104 駆動回路
106 撮影レンズ
108 絞り
110 シャッタ
112 固体撮像素子
114 信号処理回路
116 画像処理エンジン
118 バッファメモリ
120 カード用インタフェース
122 LCD制御回路
124 LCD
126 ROM
200 メモリカード
1081 ベース部材
1081A 中心開口
1082 カム板
1082A 中心開口
1082B カム溝
1083 光量調節羽根
1083A 基板部
1083Aa (基板部の)第一面
1083Ab (基板部の)第二面
1083B 羽根板部
1083Ba 絞り開口規定縁
1083Bb (羽根板部の)基端
1083Bc (羽根板部の)先端
1083C 回転軸
1083D 作動軸
1084 固定ねじ
1085 作動レバー

Claims (7)

  1. 回転軸及び作動軸が立設された板状の基板部と、該基板部と一体に形成された板状の羽根板部とを有する複数の光量調節羽根と、
    所定の中心開口を有し、該中心開口の周囲に円環状に並べて配置された前記複数の光量調節羽根の各回転軸を回転可能に支持する第1の部材と、
    前記複数の光量調節羽根の各作動軸を動かして、各該光量調節羽根を前記各回転軸を中心に回転動作させ、該複数の光量調節羽根による前記中心開口の遮蔽量を変化させることにより、該中心開口を通過する光の量を変化させる第2の部材と、
    を備え、
    前記光量調節羽根は、
    前記羽根板部の少なくとも一部が隣接する別の光量調節羽根の羽根板部と光通過方向において重ねられた状態で配置されており、
    前記羽根板部は、
    少なくとも、前記別の光量調節羽根の羽根板部と重なる部分において前記基板部に対して傾けられて形成され、かつ、該基板部の板厚方向において、該基板部の第一面を含む面及び該第一面と反対側の第二面を含む面よりも突出しない範囲の角度で前記基板部に対して傾けられて形成されている、
    光量調節装置。
  2. 前記羽根板部は、
    前記基板部よりも板厚が薄い、
    請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記羽根板部は、
    前記基板部の板厚方向において、前記羽根板部の基端が前記第一面を含む面と略同位置に位置し、該羽根板部の先端が前記第二面を含む面と略同位置に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の光量調節装置。
  4. 前記羽根板部は、
    平板状に又は非平面形状に形成されている、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の光量調節装置。
  5. 前記羽根板部は、
    少なくとも、前記中心開口の中心軸側の縁部が前記基板部と平行に形成されている、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の光量調節装置。
  6. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の光量調節装置を備える、
    撮影装置。
  7. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の光量調節装置を備える、
    光学機器。
JP2015181683A 2015-09-15 2015-09-15 光量調節装置、撮影装置及び光学機器 Active JP6641664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015181683A JP6641664B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 光量調節装置、撮影装置及び光学機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015181683A JP6641664B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 光量調節装置、撮影装置及び光学機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017058443A JP2017058443A (ja) 2017-03-23
JP6641664B2 true JP6641664B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=58389977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015181683A Active JP6641664B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 光量調節装置、撮影装置及び光学機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6641664B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7094790B2 (ja) * 2018-06-19 2022-07-04 キヤノン電子株式会社 光量調節装置および光学機器
WO2024080166A1 (ja) * 2022-10-14 2024-04-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 光量調節装置及び投写型画像表示装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5028105B2 (ja) * 2007-02-20 2012-09-19 キヤノン株式会社 光量調節装置及び光学機器
WO2013005436A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 キヤノン電子株式会社 光量調節装置および光学機器
JP2014164049A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Canon Electronics Inc 光量調節装置および光学機器
JP2015049430A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 ニスカ株式会社 光量調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017058443A (ja) 2017-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007096753A (ja) デジタルカメラ
US10397492B2 (en) Imaging device
JP2009048125A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
US20140118575A1 (en) Camera system
JP6641664B2 (ja) 光量調節装置、撮影装置及び光学機器
JP2010026120A (ja) カメラシステム及びアダプタ
JP4833129B2 (ja) デジタルカメラ及びオートフォーカス装置
JP2013047731A (ja) レンズ鏡筒、及び撮像装置
RU2457525C2 (ru) Устройство для съемки изображения, предназначенное для съемки статического изображения
JP2002236248A (ja) レンズ鏡筒
US10270951B2 (en) Image sensing unit and image capturing apparatus
JP2010176071A (ja) 撮像装置、撮像機器システム及び撮影レンズ
US9667869B2 (en) Camera apparatus for automatically maintaining horizontality and method for the same
JP2007249058A (ja) 光源の保持機構
JP2009048123A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2003222918A (ja) レンズ鏡筒とそれを用いた撮像装置
US20180367719A1 (en) Camera module and method for assembling camera module
TWI785796B (zh) 具音圈馬達之自動對齊的對焦結構
JP4201634B2 (ja) ディジタルカメラ
JP6651132B2 (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2007248672A (ja) 撮影装置、制御方法および制御プログラム
JP2016012927A (ja) 撮像装置
JP6021475B2 (ja) 撮像装置
JP2014164049A (ja) 光量調節装置および光学機器
JP2020048191A (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170717

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6641664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250