JP6639705B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、三相交流電源の欠相の検知を行う空気調和機に関する。
一般に、空気調和機の制御装置は、三相交流電源の三相の交流電流を検出する場合、三相のうちの二相の交流電流については交流電流検出装置を用いて検出し、残りの一相の交流電流については交流電流検出装置を用いることなく、検出結果である二相の交流電流の値を使用して残りの一相の交流電流の値の算出を行っている。三相交流電源の欠相とは、三相交流電源から供給される三相交流電流のうちの少なくとも1つの交流電流が、電源線の接触不良といった原因によって、三相交流電源から供給されなくなることをいう。そして、制御装置は、三相交流電源の欠相の検知を行う場合は、三相の交流電流のそれぞれの値と任意の値である閾値との大きさを比較し、三相の交流電流のそれぞれの値のうち、1つでも閾値以上なものがあれば三相交流電源が欠相状態であると判定している(特許文献1参照)。
国際公開第2015/033427号
しかしながら、三相交流電源の三相の電圧が相間で偏っている、すなわち三相交流電源の三相の電圧のうちの少なくとも1つの相の電圧が他の相の電圧と異なっていると、三相の交流電流の値に相間で大幅な偏りが発生し、制御装置が、三相交流電源が欠相していないにもかかわらず欠相状態と誤判定してしまう場合があった。制御装置が、三相交流電源が欠相状態であると判定し、空気調和機の運転を停止してしまうと、冷媒回路の制御の制約上、数分間の空気調和機の運転停止期間を確保する必要があり、空気調和機の空調性能を低下させることになる。そのため、空気調和機の不要な運転停止は製品として好ましくない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、三相交流電源の欠相状態の誤判定を抑制することができる空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる、空気調和機は、圧縮機を備える。空気調和機は、三相交流電源から供給された三相交流電流を直流電流に変換する交流直流変換部を備える。空気調和機は、交流直流変換部により変換された直流電流を疑似三相交流電流に変換する直流交流変換部を備える。空気調和機は、直流交流変換部により変換された疑似三相交流電流が供給され、圧縮機を駆動する圧縮機モータを備える。空気調和機は、圧縮機モータに供給される疑似三相交流電流を検出するモータ電流検出部を備える。空気調和機は、三相交流電源の第1の相の交流電流を検出する第1の交流電流検出部を備える。空気調和機は、三相交流電源の第2の相の交流電流を検出する第2の交流電流検出部を備える。空気調和機は、圧縮機モータの運転周波数を制御する制御部を備える。空気調和機は、圧縮機モータの運転周波数の値が第1の値を上回り、モータ電流検出部による検出結果である圧縮機モータに供給される疑似三相交流電流の値が第2の値を上回っている場合であって、第1の交流電流検出部による検出結果である三相交流電源の第1の相の交流電流の値が第3の値を下回っているとき、または第2の交流電流検出部による検出結果である三相交流電源の第2の相の交流電流の値が第4の値を下回っているときに、三相交流電源が欠相状態であると判定する判定部を備える。
本発明にかかる空気調和機は、三相交流電源の欠相状態の誤判定を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる空気調和機の一例を示す構成図 図1における制御装置の機能構成の一例を示すブロック図 図1における制御装置の制御回路のハードウェア構成の一例を示す図 図1における制御装置が実行する欠相検知処理のフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、本発明の実施の形態にかかる空気調和機について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる空気調和機の一例を示す構成図である。
図1に示すように、空気調和機10は、室内機20と、室外機30とを備える。室内機20および室外機30のそれぞれに三相交流電源50から電力が供給される。三相交流電源50は、たとえば商用電源である。室内機20および室外機30は、図示しない冷媒配管を介して接続される。
室外機30は、制御装置31と、交流電流検出装置32,33と、電源生成装置34と、通信装置35と、合成電流検出装置36と、トランジスタモジュール37と、圧縮機モータ38と、相別電流検出装置39,40と、交流直流変換装置41と、リアクタ42と、平滑コンデンサ43とを備える。圧縮機モータ38は、室外機30の圧縮機を駆動する。制御装置31は、制御部および判定部の一例である。交流電流検出装置32は、第1の交流電流検出部の一例である。交流電流検出装置33は、第2の交流電流検出部の一例である。合成電流検出装置36は、モータ電流検出部の一例である。トランジスタモジュール37は、直流交流変換部の一例である。相別電流検出装置39,40は、モータ電流検出部の一例である。交流直流変換装置41は、交流直流変換部の一例である。
交流直流変換装置41、リアクタ42および平滑コンデンサ43は、三相交流電源50と、トランジスタモジュール37との間に設けられる。交流直流変換装置41は、内蔵される6つのダイオード素子D1〜D6により、三相交流電源50から供給された交流電力を直流電力に変換する。三相交流電源50から供給される交流電力、交流直流変換装置41を経て平滑コンデンサ43に直流電力として蓄えられる。平滑コンデンサ43は、圧縮機モータ38の駆動制御を円滑化するために設けているものであり、平滑コンデンサ43を設けなくてもよい。平滑化された直流電流はトランジスタモジュール37に供給される。
トランジスタモジュール37は、交流直流変換装置41と、圧縮機モータ38との間に設けられる。トランジスタモジュール37は、内蔵される6つのスイッチング素子SW1〜SW6を予め決められた順序に従って動作させることにより、供給された直流電流を疑似三相交流電流に変換する。トランジスタモジュール37により生成された疑似三相交流電流は、圧縮機モータ38に供給される。トランジスタモジュール37に内蔵される6つのスイッチング素子SW1〜SW6の動作順序は、制御装置31によって予め決められており、制御装置31から出力された信号のパターンによってトランジスタモジュール37に内蔵される6つのスイッチング素子SW1〜SW6の動作順序が決定される。
制御装置31は、室外機30の全体の動作を制御する。制御装置31は、圧縮機モータ38の運転周波数を制御する。制御装置31は、通信装置35を介して室内機20と各種信号を送受信する。制御装置31は、室内機20と各種信号を送受信することで、室内機20と、室外機30とを連係して動作させる。
三相交流電源の三相の電圧が相間で偏っている、すなわち不平衡であると、三相の交流電流の値に相間で大幅な偏りが発生し、制御装置が、三相交流電源が欠相していないにもかかわらず欠相状態と誤判定してしまう場合があった。本実施の形態では、制御装置31が後述する図4の欠相検知処理を実行することにより、三相交流電源50の三相の電圧が偏っている場合における、三相交流電源50の欠相状態の誤判定を抑制することができる。
本実施の形態では、電源線47に設けられた相別電流検出装置39による交流電流の検出結果と、電源線49に設けられた相別電流検出装置40による交流電流の検出結果とは、電圧信号としてそれぞれ制御装置31に入力される。制御装置31は、電源線47に設けられた相別電流検出装置39による交流電流の検出結果と、電源線49に設けられた相別電流検出装置40による交流電流の検出結果とから電源線48に流れる交流電流の値を算出する。三相交流電流の三相分が合成された圧縮機モータ38に流れる交流電流の値は、検出結果である電源線47に流れる交流電流の値と、算出結果である電源線48に流れる交流電流の値と、検出結果である電源線49に流れる交流電流の値とから算出される。本実施の形態では、交流直流変換装置41とトランジスタモジュール37との間に設けられた合成電流検出装置36によって圧縮機モータ38に供給される三相交流電流の三相分の交流電流の合成値が検出され、検出結果が電圧信号として制御装置31に入力されてもよい。この場合、制御装置31は電源線48に流れる交流電流の値を算出する必要がなく、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値を算出する必要がないため、室外機30は相別電流検出装置39および相別電流検出装置40を備えなくてもよい。
本実施の形態では、圧縮機モータ38で消費された電力は、三相交流電源50により補われる。その過程において、電源線45に流れる第1の相の交流電流が電源線45に設けられた交流電流検出装置32によって検出されるとともに、電源線46に流れる第2の相の交流電流が電源線46に設けられた交流電流検出装置33によって検出され、検出結果は電圧信号としてそれぞれ制御装置31に入力される。
本実施の形態では、電源生成装置34は、通信装置35の電源となる電力を生成する。電源生成装置34は、電源生成部の一例である。通信装置35は、通信部の一例である。電源生成装置34は、電源線44および電源線45に接続し、電源線44および電源線45に流れる交流電流から通信装置35の電源となる電力を生成する。本実施の形態では、交流電流検出装置が設けられていない電源線44に流れる第3の相の交流電流については、この相の欠相時には通信装置35の電源となる電力の生成が不可能な状態となる。本実施の形態では、通信装置35の電源となる電力が供給されないと、室内機20と室外機30との間で通信ができないといった通信異常が発生するため、当該通信異常の発生により、交流電流検出装置が設けられていない電源線44に流れる第3の相の交流電流についての欠相を判定することができる。
次に、図1における制御装置31の機能構成について説明する。図2は、図1における制御装置31の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置31は、制御部100と、入出力部110と、記憶部120とを備える。
制御部100は、運転状態判定部101と、運転周波数判定部102と、モータ電流判定部103と、交流電流判定部104と、タイマ計測部105と、電源欠相判定部106とを備える。タイマ計測部105は、計測部の一例である。
運転状態判定部101は、圧縮機モータ38が運転状態であるか停止状態であるかを判定する。運転周波数判定部102は、圧縮機モータ38の運転周波数の値が値F1を上回っているか否かを判定する。値F1は、第1の値の一例である。圧縮機モータ38の運転周波数の値を高くするためには、三相交流電源50から供給される交流電流の値を大きくする必要がある。値F1は予め設定されるものであり、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が後述するI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が後述するI2の値を下回らないことを保証するためのものである。すなわち、圧縮機モータ38の運転周波数の値が値F1を上回っている場合には、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が後述するI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が後述するI2の値を下回らないことが保証される。たとえば、値F1は、最も電流の流れにくい環境下において、交流電流検出装置32,33がゼロ以外の値を制御装置31に入力できる状況を目安として、予め設定される。
モータ電流判定部103は、相別電流検出装置39および40から入力された電圧信号に基づいて、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値を算出し、三相交流電流の三相分が合成された圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っているか否かを判定する。値X1は、第2の値の一例である。圧縮機モータ38に流れる交流電流の値を大きくするためには、三相交流電源50から供給される交流電流の値を大きくする必要がある。値X1は予め設定されるものであり、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が後述するI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が後述するI2の値を下回らないことを保証するためのものである。すなわち、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っている場合には、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が後述するI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が後述するI2の値を下回らないことが保証される。たとえば、値X1は、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が大きくなり、三相交流電源50の電圧の偏りの影響が顕著に出始める状況を目安として、予め設定される。
交流電流判定部104は、交流電流検出装置32から入力された電圧信号に基づいて、電源線45に流れる交流電流の値が値I1を下回っているか否かを判定する。値I1は、第3の値の一例である。値I1は予め設定されるものであり、欠相と判定される値に設定される。たとえば、値I1は、電源線45の電源相が欠相状態にあった際に、制御装置31に入力されうる最大値を想定して設定される。交流電流判定部104は、交流電流検出装置33から入力された電圧信号に基づいて、電源線46に流れる交流電流の値が値I2を下回っているか否かを判定する。値I2は、第4の値の一例である。値I2は予め設定されるものであり、欠相と判定される値に設定される。たとえば、値I2は、電源線46の電源相が欠相状態にあった際に、制御装置31に入力されうる最大値を想定して設定される。
タイマ計測部105は、図示しないタイマを使用して、電源線45に流れる交流電流が値I1を下回っている、または電源線46に流れる交流電流が値I2を下回っている間の時間を計測する。タイマ計測部105は、タイマの計測値が値T1以上であるか否かを判定する。値T1は予め設定されるものであり、三相交流電源50の電圧の相間での偏りが一時的であると判定できる値に設定される。
電源欠相判定部106は、タイマ計測部105によりタイマの計測値が値T1以上であると判定されたときに、三相交流電源50が欠相状態であると判定する。
次に、図1における制御装置31のハードウェア構成について説明する。図3は、図1における制御装置31の制御回路200のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置31は、制御部100、入出力部110および記憶部120を実現するハードウェアである制御回路200を備える。
制御回路200は、制御回路200の外部からの情報が入力される入力回路および情報を制御回路200の外部へ出力する出力回路を含む入出力インターフェース回路201と、プロセッサ202と、メモリ203とを備える。入出力インターフェース回路201は、外部から受信した情報をメモリ203に送る。メモリ203は、入出力インターフェース回路201から受け取った情報を記憶する。また、メモリ203にはコンピュータプログラムが記憶されている。プロセッサ202は、メモリ203に記憶されているコンピュータプログラムを読み出し、メモリ203に記憶されている情報に基づいて演算処理を行う。プロセッサ202による演算結果を示す演算結果情報は、メモリ203に送られる。入出力インターフェース回路201は、メモリ203に記憶されている情報を外部に送る。
入出力インターフェース回路201は、入出力部110を実現する。プロセッサ202は、制御部100を実現する。メモリ203は、記憶部120を実現する。
次に、図1における制御装置31が実行する欠相検知処理について説明する。図4は、図1における制御装置31が実行する欠相検知処理のフローチャートである。図4の処理は、室外機30に三相交流電源50から電力が供給されている間において実行される。
図4に示すように、まず、ステップS101では、制御装置31の運転状態判定部101は、圧縮機モータ38が運転状態であるか否かを判定する。圧縮機モータ38は、単独では運転を停止することは不可能であり、制御装置31からの指令によって運転を停止する。したがって、運転状態判定部101は、制御装置31が圧縮機モータ38を駆動させていれば圧縮機モータ38が運転状態であると判定し、制御装置31が圧縮機モータ38を停止させていれば圧縮機モータ38が運転状態でない、すなわち停止状態であると判定する。
ステップS101での判定の結果、運転状態判定部101により圧縮機モータ38が運転状態であると判定されたときは(ステップS101でYes)、ステップS102の処理に進む。ステップS101での判定の結果、運転状態判定部101により圧縮機モータ38が運転状態でない、すなわち停止状態であると判定されたときは(ステップS101でNo)、ステップS110の処理に進む。ステップS110では、制御装置31のタイマ計測部105は、後述するステップS107の処理を実行してタイマの計測中であればタイマの計測を停止し、タイマの計測値をクリアして、ステップS101の処理に戻る。ステップS101では、制御装置31のタイマ計測部105は、後述するステップS107の処理を実行しておらず、タイマの計測中でなければタイマの計測を停止する必要はなく、ステップS101の処理に戻る。
ステップS102では、制御装置31の運転周波数判定部102は、圧縮機モータ38の運転周波数が値F1を上回っているか否かを判定する。
ステップS102での判定の結果、運転周波数判定部102により圧縮機モータ38の運転周波数が値F1を上回っていると判定されたときは(ステップS102でYes)、ステップS103の処理に進む。ステップS102での判定の結果、運転周波数判定部102により圧縮機モータ38の運転周波数が値F1を上回っていない、すなわち値F1以下であると判定されたときは(ステップS102でNo)、ステップS110の処理に進む。
ステップS103では、制御装置31のモータ電流判定部103は、相別電流検出装置39および40から入力された電圧信号に基づいて、電源線48に流れる交流電流の値を算出して、三相交流電流の三相分が合成された圧縮機モータ38に流れる交流電流の値を算出し、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っているか否かを判定する。ステップS103では、制御装置31のモータ電流判定部103は、合成電流検出装置36から入力された電圧信号に基づいて、圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っているか否かを判定してもよい。
ステップS103での判定の結果、モータ電流判定部103により圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っていると判定されたときは(ステップS103でYes)、ステップS104の処理に進む。ステップS103での判定の結果、モータ電流判定部103により圧縮機モータ38に流れる交流電流の値が値X1を上回っていない、すなわち値X1以下であると判定されたときは(ステップS103でNo)、ステップS110の処理に進む。
ステップS104の処理に進む場合は、圧縮機モータ38とトランジスタモジュール37とが正常に接続されていることが保証される。ステップS104の処理に進む場合は、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が上述したI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が上述したI2の値を下回らないことが保証される。これにより、三相交流電源50の電圧の偏りによる欠相の誤検知を抑制することができる。
ステップS104では、制御装置31の交流電流判定部104は、交流電流検出装置32から入力された電圧信号に基づいて、電源線45に流れる交流電流の値が値I1を下回っているか否かを判定する。
ステップS104での判定の結果、交流電流判定部104により電源線45に流れる交流電流の値が値I1を下回っていると判定されたときは(ステップS104でYes)、ステップS106の処理に進む。ステップS104での判定の結果、交流電流判定部104により電源線45に流れる交流電流の値が値I1を下回っていない、すなわち値I1以上であると判定されたときは(ステップS104でNo)、ステップS105の処理に進む。
ステップS105では、制御装置31の交流電流判定部104は、交流電流検出装置33から入力された電圧信号に基づいて、電源線46に流れる交流電流の値が値I2を下回っているか否かを判定する。
ステップS105での判定の結果、交流電流判定部104により電源線46に流れる交流電流の値が値I2を下回っていると判定されたときは(ステップS105でYes)、ステップS106の処理に進む。ステップS105での判定の結果、交流電流判定部104により電源線46に流れる交流電流の値が値I2を下回っていない、すなわち値I2以上であると判定されたときは(ステップS105でNo)、ステップS110の処理に進む。
ステップS106では、制御装置31のタイマ計測部105は、後述するステップS107の処理を実行して時間を計測するタイマが計測中であるか否かを判定する。ステップS106でタイマが計測中であると判定される場合は、ステップS107の処理を実行し、後述するステップS108の処理を経由して、ステップS101の処理に戻り、ステップS106の処理を行う場合である。
ステップS106での判定の結果、タイマ計測部105により後述するステップS107の処理を実行してタイマが計測中であると判定されたときは(ステップS106でYes)、ステップS108の処理に進む。ステップS106での判定の結果、タイマ計測部105によりタイマが計測中でないと判定されたときは(ステップS106でNo)、タイマ計測部105はタイマの計測を開始して(ステップS107)、ステップS108の処理に進む。
ステップS108では、タイマ計測部105は、タイマの計測値が値T1以上であるか否かを判定する。
ステップS108での判定の結果、タイマ計測部105によりタイマの計測値が値T1以上であると判定されたときは(ステップS108でYes)、制御装置31の電源欠相判定部106は、三相交流電源50が欠相状態であると判定して(ステップS109)、本処理を終了する。ステップS109で電源欠相判定部106により三相交流電源50が欠相状態であると判定された場合は、制御装置31は、室外機30の運転を停止するとともに、室内機20に対して予め決められた通信信号を送信し、室内機20の表示機能を用いてユーザに三相交流電源50が欠相状態であることを伝える。
ステップS108での判定の結果、タイマ計測部105によりタイマの計測値が値T1以上でないと判定されたときは(ステップS108でNo)、ステップS101の処理に戻る。
図4の処理によれば、ステップS104の処理に進む場合は、三相交流電源50の電圧に偏りが生じている場合においても、交流電流検出装置32で検出される値が上述したI1の値を下回らないこと、および交流電流検出装置33で検出される値が上述したI2の値を下回らないことが保証される。すなわち、三相交流電源50の電圧の偏りによっては、ステップS106の処理に進むことはない。これにより、三相交流電源50の電圧の偏りによる欠相の誤検知を抑制することができる。
図4の処理によれば、タイマ計測部105によりタイマの計測値が値T1以上であると判定されたときに(ステップS108でYes)、三相交流電源50が欠相状態であると判定される(ステップS109)。これにより、ステップS104の処理に進んだ場合においても、一時的な三相交流電源50の電圧の相間での偏りによっては三相交流電源50が欠相状態と判定されることがないため、三相交流電源50の欠相状態の判定をさらに正確に行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
10 空気調和機、20 室内機、30 室外機、31 制御装置、32,33 交流電流検出装置、34 電源生成装置、35 通信装置、36 合成電流検出装置、37 トランジスタモジュール、38 圧縮機モータ、39,40 相別電流検出装置、41 交流直流変換装置、42 リアクタ、43 平滑コンデンサ、44,45,46,47,48,49 電源線、50 三相交流電源、D1,D2,D3,D4,D5,D6 ダイオード素子、SW1,SW2,SW3,SW4,SW5,SW6 スイッチング素子、100 制御部、101 運転状態判定部、102 運転周波数判定部、103 モータ電流判定部、104 交流電流判定部、105 タイマ計測部、106 電源欠相判定部、110 入出力部、120 記憶部、200 制御回路、201 入出力インターフェース回路、202 プロセッサ、203 メモリ。

Claims (5)

  1. 圧縮機を備える空気調和機であって、
    三相交流電源から供給された三相交流電流を直流電流に変換する交流直流変換部と、
    前記交流直流変換部により変換された前記直流電流を疑似三相交流電流に変換する直流交流変換部と、
    前記直流交流変換部により変換された前記疑似三相交流電流が供給され、前記圧縮機を駆動する圧縮機モータと、
    前記圧縮機モータに供給される前記疑似三相交流電流を検出するモータ電流検出部と、
    前記三相交流電源の第1の相の交流電流を検出する第1の交流電流検出部と、
    前記三相交流電源の第2の相の交流電流を検出する第2の交流電流検出部と、
    前記圧縮機モータの運転周波数を制御する制御部と、
    前記圧縮機モータの運転周波数の値が第1の値を上回り、前記モータ電流検出部による検出結果である前記圧縮機モータに供給される前記疑似三相交流電流の値が第2の値を上回っている場合であって、前記第1の交流電流検出部による検出結果である前記三相交流電源の第1の相の交流電流の値が第3の値を下回っているとき、または前記第2の交流電流検出部による検出結果である前記三相交流電源の第2の相の交流電流の値が第4の値を下回っているときに、前記三相交流電源が欠相状態であると判定する判定部とを備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記モータ電流検出部は、前記直流交流変換部と前記圧縮機モータとの間の電源線に設けられることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  3. 前記モータ電流検出部は、前記交流直流変換部と前記直流交流変換部との間の電源線に設けられ、前記圧縮機モータに供給される前記疑似三相交流電流の三相分の電流の合成値を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記圧縮機モータの運転周波数の値が第1の値を上回り、前記モータ電流検出部による検出結果である前記圧縮機モータに供給される前記疑似三相交流電流の値が第2の値を上回っている場合であって、前記第1の交流電流検出部による検出結果である前記三相交流電源の第1の相の交流電流の値が第3の値を下回っている間、または前記第2の交流電流検出部による検出結果である前記三相交流電源の第2の相の交流電流の値が第4の値を下回っている間の時間の計測を行う計測部を備え、
    前記判定部は、さらに前記計測部による計測結果に基づいて、前記三相交流電源の欠相の判定を行うことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  5. 前記判定部による判定結果を室内機へ送信する通信部と、
    前記三相交流電源の第1の相の交流電流と、前記三相交流電源の第3の相の交流電流とから前記通信部の電源となる電力を生成する電源生成部とを備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の空気調和機。
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