JP6639255B2 - マルチブレード草刈り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、地面に沿って移動しながら草を刈り取るマルチブレード草刈り装置に関する。
蔓や蔦、芝、雑草木群は、日射が遮られることのない環境での生育を好むため、蔓や蔦、芝、雑草木群の無秩序な繁茂は社会インフラ分野、例えば、林業では苗木を覆って生育を妨げ、電力や通信では電柱を覆って保守や点検を妨げ、農業では畦を覆って各種作業の妨げとなっている。一方、蔓や蔦、芝、雑草木群の除去(刈払い)作業は、一般に日射が遮られない環境下での作業となり、特に6月〜10月に生育する雑草木群の除去作業は、気温や湿度が苛酷となる条件で行われることになって、作業従事者に対する作業負担の軽減が大きな課題となっている。そして、近年の労働不足を背景に、蔓や蔦、芝、雑草木群の除去作業においても、例えば、2人作業から1人作業が可能になる作業者支援機能と、1時間の作業時間から30分の作業時間が可能になる作業効率向上機能を備えた新規の草刈り装置が望まれている。
そこで、地面上を移動しながら、草を地面と略平行な平面内で回転する回転刃により刈り取る草刈り装置(刈払い装置)の機能向上を図ると共に、カマなどで雑草木群を刈る手作業の利点も加味した草刈り装置として、例えば、特許文献1には、草刈り方向に移動する草刈り装置の本体フレーム(走行機体)の幅方向(進行方向に対して左右方向)の両側に、一対の回転刃を横移動手段を介して幅方向(左右方向)に往復横移動可能に取付け、本体フレームを草刈り方向に移動させる際に各回転刃を逆位相で(一方の回転刃を右方向に、他方の回転刃を左方向に同時に)横移動させて、各回転刃の前方に存在する草を刈り取りながら、本体フレームの幅方向中央部の前方に存在する草は逆位相で横移動する対となる回転刃によりはさみ切断する草刈り装置が開示されている。
特開平9−74860号公報
特許文献1の草刈り装置では、草刈り装置の前側に存在する草は、草刈り装置(本体フレーム)が草刈り方向に移動する際に前方及び左右両側に向けて押し出されるため、例えば、薄く細長い葉や蔓のように変形し易い性質を有する草は、左右の回転刃から逃げるように移動することになって、左右の回転刃で確実にはさみ切断することができず、刈り残しが生じ易くなっている。
そこで、草刈り装置で草刈りを行った後、刈り残した草を、例えば、人手で刈り取る必要が生じ、草刈り作業が煩雑になると共に、草刈りに要する時間も長くなって草刈りに要する費用が増大するという問題が生じている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、草刈り幅が広く、刈り残しが発生し難く、操作性にも優れたマルチブレード草刈り装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係るマルチブレード草刈り装置は、回動可能な対となる左、右ブレードホルダーと、
前記左、右ブレードホルダーの少なくとも先部にそれぞれ、回転可能かつ該左、右ブレードホルダーの回動時に近接又は隙間を有して交差可能に設けられた左、右ブレードと、
前記左、右ブレードの回転駆動手段とを有し、
前記左ブレードは、前記左ブレードホルダーの先部に設けられた第1の左ブレードと該左ブレードホルダーの長手方向中間部に設けられた第2の左ブレードとを有し、前記右ブレードは、前記右ブレードホルダーの先部に設けられた第1の右ブレードと該右ブレードホルダーの長手方向中間部に設けられた第2の右ブレードとを有し、
前記左、右ブレードホルダーは逆位相で回動し、前記左ブレードホルダーが回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の左ブレードの回転方向を右回りから左回りに、前記左ブレードホルダーが回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の左ブレードの回転方向を左回りから右回りに、前記右ブレードホルダーが回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の右ブレードの回転方向を左回りから右回りに、前記右ブレードホルダーが回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の右ブレードの回転方向を右回りから左回りに変更する。
ここで、左、右ブレードの近接とは、左、右ブレードで両側から草が挟まれた際、左、右ブレードのいずれか一方で必ず草を刈取ることができるような状態を指す。
本発明に係るマルチブレード草刈り装置においては、左、右ブレードホルダーを回動させることにより、左、右ブレードホルダーが回動する平面と平行又は交差する平面内で、左、右ブレードをそれぞれ往復移動させることができ、左、右ブレードが通過する範囲が拡大することにより左、右ブレードによる草刈り幅を広くすることができる。
また、マルチブレード草刈り装置が草刈り方向に移動する際に、左、右ブレードホルダーが回動するので、1)左、右ブレードが近接する際には、マルチブレード草刈り装置の前方に存在する草を左、右ブレードで両側から挟み込んで刈り取り、2)左、右ブレードが隙間を有して交差する際には、マルチブレード草刈り装置の前方に存在する草を左、右ブレードの隙間に巻き込んで刈り取り、3)左、右ブレードが互いに遠ざかる際には、マルチブレード草刈り装置の前方に存在する草を左右両側に押し出すようにしながら左、右ブレードでそれぞれ刈り取ることができる。
そして、左、右ブレードホルダーは逆位相で回動する、即ち、左ブレードホルダー(右ブレードホルダー)が右回りに、右ブレードホルダー(左ブレードホルダー)が左回りに同時に回動するので、左、右ブレードホルダーが回動してもマルチブレード草刈り装置の重心位置は大きく変動しない。このため、草刈り方向に移動するマルチブレード草刈り装置では、重量バランスを常に保つことができ、マルチブレード草刈り装置の操作性を向上させることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係るマルチブレード草刈り装置において、左ブレードホルダーに第1、第2の左ブレード、右ブレードホルダーに第1、第2の右ブレードを取付けた際の説明図である。 同マルチブレード草刈り装置の回転駆動手段と回動駆動手段のブロック図である。 同マルチブレード草刈り装置の回動制御部、傾斜制御部、及び回転制御部のブロック図である。 同マルチブレード草刈り装置の左、右ブレードホルダーの回動中心と、第1、第2の左ブレード及び第1、第2の右ブレードの回転中心の関係を示す説明図である。 変形例に係るマルチブレード草刈り装置の左、右ブレードホルダーの回動中心と、第1、第2の左ブレード及び第1、第2の右ブレードの回転中心の関係を示す説明図である。 別の変形例に係るマルチブレード草刈り装置の左、右ブレードホルダーの回動中心と、第1、第2の左ブレード及び第1、第2の右ブレードの回転中心の関係を示す説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るマルチブレード草刈り装置10は、回動可能な対となる左、右ブレードホルダー11、12と、左ブレードホルダー11の先部に回転可能に設けられた第1の左ブレード13aと、左ブレードホルダー11の長手方向中間部に回転可能に設けられた第2の左ブレード13bと、右ブレードホルダー12の先部に回転可能に設けられた第1の右ブレード14aと、右ブレードホルダー12の長手方向中間部に回転可能に設けられた第2の右ブレード14bと、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの回転駆動手段15と、左、右ブレードホルダー11、12の回動駆動手段16とを有する。従って、第1の左ブレード13aと第2の左ブレード13bで左ブレードが構成され、第1の右ブレード14aと第2の右ブレード14bで右ブレードが構成されている。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、左ブレードホルダー11は、例えば、2つの単位ホルダー部材17、18を有し、右ブレードホルダー12は、例えば、2つの単位ホルダー部材17、18を有している。そして、単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側を連結する際に、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θを、例えば、0〜180度、好ましくは90〜120度に調節する。また、単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側を連結する際に、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θを、例えば、0〜180度、好ましくは90〜120度に調節する。
これにより、左、右ブレードホルダー11、12をそれぞれ長手方向中間部において所定の角度で屈折する状態に形成することができる。なお、単位ホルダー部材17、17、18、18は、同一の形状に形成することも、全て任意の形状に形成することもできる。
図2に示すように、左、右ブレードホルダー11、12の回動駆動手段16は、回動駆動力を発生させる回動駆動源19(例えば、電動モータ)と、回動駆動源19で発生させた動力を外部に伝達する回動駆動力伝達機構20(例えば、フレキシブルシャフト)と、回動駆動力伝達機構20と接続して回動する回動駆動軸21と、回動駆動軸21の駆動力を左、右ブレードホルダー11、12側にそれぞれ伝達する左、右回動伝達機構22、23と、左、右ブレードホルダー11、12の基側がそれぞれ取付けられる左、右回動軸(図示せず)とを有している。なお、図1に示すように、左、右回動軸は、各軸心位置が一致するように配置している。
ここで、左、右回動伝達機構22、23には、例えば、プーリー機構を用いることができる。プーリー機構では、左、右回動軸が逆位相で回動するように、回動駆動軸21側に設けた駆動滑車と、左、右回動軸側に設けた受動滑車との間をそれぞれベルトで接続する場合、例えば、回動駆動軸21の回転方向と左回動軸(右回動軸)の回転方向が揃う(一致する)ように駆動滑車と左回動軸側(右回動軸側)に設けた受動滑車との間にベルトを巻き付け、回動駆動軸21の回転方向と右回動軸(左回動軸)の回転方向が逆に(反対に)なるように駆動滑車と右回動軸側(左回動軸側)に設けた受動滑車との間にベルトを巻き付けている。
また、左ブレードホルダー11を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結、左ブレードホルダー11(単位ホルダー部材17の他端側)と左回動軸との連結、右ブレードホルダー12を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結、右ブレードホルダー12(単位ホルダー部材17の他端側)と右回動軸との連結は、図示しない継手部材を介してそれぞれ行っている。
ここで、継手部材は、常時は一定の固定状態を保持しているが、予め設定した値を超えるトルクが継手部材の取付け軸に作用した場合、取付け軸に接続する単位ホルダー部材17、17、18、18をトルク方向に沿って回動可能な状態とし、継手部材の取付け軸に作用するトルクが予め設定した値以下になると一定の固定状態に復帰する機能を有している。なお、一定の固定状態を保持するとは、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材17の長手方向の交差角度を、単位ホルダー部材17を左回動軸に、単位ホルダー部材17を右回動軸にそれぞれ取付けた際における初期交差角度に保つこと、左ブレードホルダー11において、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度をθに保つこと、右ブレードホルダー12において、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度をθに保つことを指す。
第1の左ブレード13a、第2の左ブレード13b、第1の右ブレード14a、第2の右ブレード14bが、小石や地上工作物等の切除し難い物体と接触してキックバックが左、右ブレードホルダー11、12に作用すると、左、右ブレードホルダー11、12をそれぞれ構成している単位ホルダー部材17、17、18、18は、相互の交差角度を継手部材を介して変化させてキックバック時の衝撃(反発力)を吸収することができるので、左、右ブレードホルダー11、12は、キックバック時の衝撃を吸収する継手部材からなるショックアブソーバーを有することになる。
その結果、左、右ブレードホルダー11、12に加わる衝撃力が軽減されることになって、左、右ブレードホルダー11、12の損傷を抑止することができる。また、左、右ブレードホルダー11、12から回動駆動手段16に加わる反力が低下して回動駆動手段16の損傷を抑止し、左、右ブレードホルダー11、12から第1、第2の左ブレード13a、13b、第1、第2の右ブレード14a、14bにそれぞれ加わる反力が低下して第1、第2の左ブレード13a、13b、第1、第2の右ブレード14a、14bの損傷を抑止することができる。
図3に示すように、回動駆動源19は、左、右ブレードホルダー11、12が予め設定された回動条件で回動するように回動駆動源19を運転(プログラム運転)するために必要な指令信号を作成して出力するプログラム設定器24と、プログラム設定器24からの指令信号に基づいて回動駆動源19の駆動信号を形成して回動駆動源19に入力する制御器25とを備えた回動制御部26を介して運転される。また、回動制御部26には、回動駆動源19を手動運転するための指令信号を作成して出力する手動設定器27と、制御器25に入力する指令信号の切替を行う切替スイッチ28が設けられている。
ここで、予め設定された回動条件は、例えば、左、右ブレードホルダー11、12の各回動角度幅と、左、右ブレードホルダー11、12の各回動速度を指す。なお、左ブレードホルダー11の回動角度幅は、左ブレードホルダー11が最も左側に回動した状態における単位ホルダー部材17の長手方向と、左ブレードホルダー11が最も右側に回動した状態における単位ホルダー部材17の長手方向の交差角度であり、右ブレードホルダー12の回動角度幅は、右ブレードホルダー12が最も右側に回動した状態における単位ホルダー部材17の長手方向と、右ブレードホルダー12が最も左側に回動した状態における単位ホルダー部材17の長手方向の交差角度である。また、左ブレードホルダー11の回動速度は、左ブレードホルダー11が最も左側に回動した状態から最も右側に回動した状態になるまでの速度であり、右ブレードホルダー12の回動速度は、右ブレードホルダー12が最も右側に回動した状態から最も左側に回動した状態になるまでの速度である。
このような構成とすることにより、左、右ブレードホルダー11、12を、全て自動操作で回動させる、手動操作で回動を開始して自動操作に切替える、自動操作で回動を開始して手動操作に切替える、又は全て手動操作で回動させることができる。
左、右回動軸は、各軸心位置が一致するので、図1に示すように、左、右ブレードホルダー11、12を平面視した際の回動中心をOとすると、左、右ブレードホルダー11、12の基側のなす角度(回動中心Oにおいて、左ブレードホルダー11の単位ホルダー部材17の長手方向と右ブレードホルダー12の単位ホルダー部材17の長手方向が交差する際の角度)が最大となる状態では、回動中心Oは、左ブレードホルダー11を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部の軸心位置Cと、右ブレードホルダー12を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部の軸心位置Cとを結ぶ線分の中間点上に位置している。
図1、図2に示すように、第1の左ブレード13aは左ブレードホルダー11を構成する単位ホルダー部材18の一端側に、第2の左ブレード13bは左ブレードホルダー11を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部(左ブレードホルダー11の長手方向中間部)の軸心位置Cにそれぞれ設けられている。第1の左ブレード13aの回転軸(図示せず)は、単位ホルダー部材18の一端側に、単位ホルダー部材18が回動時に通過する平面に対して直交して回転可能に設けられた第1の左ブレード取付け軸(図示せず)に、例えば、歯車機構を備えた第1の左傾斜機構29を介して接続され、第2の左ブレード13bの回転軸(図示せず)は、単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部の軸心位置Cに、連結部が回動時に通過する平面に対して直交して回転可能に設けられた第2の左ブレード取付け軸(図示せず)に、例えば、歯車機構を備えた第2の左傾斜機構30を介して接続されている。
同様に、第1の右ブレード14aは右ブレードホルダー12を構成する単位ホルダー部材18の一端側に、第2の右ブレード14bは右ブレードホルダー12を構成する単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部(右ブレードホルダー12の長手方向中間部)の軸心位置Cに設けられている。第1の右ブレード14aの回転軸(図示せず)は、単位ホルダー部材18の一端側に、単位ホルダー部材18が回動時に通過する平面に対して直交して回転可能に設けられた第1の右ブレード取付け軸(図示せず)に、例えば図2に示すように、歯車機構を備えた第1の右傾斜機構31を介して接続され、第2の右ブレード14bの回転軸(図示せず)は、単位ホルダー部材17の一端側と単位ホルダー部材18の他端側との連結部の軸心位置Cに、連結部が回動時に通過する平面に対して直交して回転可能に設けられた第2の右ブレード取付け軸(図示せず)に、例えば、歯車機構を備えた第2の右傾斜機構32を介して接続されている。
そして、傾斜制御部33を用いて第1、第2の左傾斜機構29、30を操作することにより、第1、第2の左ブレード13a、13bを、左ブレードホルダー11が回動時に通過する平面に対して、0を超え10度以下の範囲でそれぞれ傾斜させることができ、また、傾斜制御部33を用いて第1、第2の右傾斜機構31、32を操作することにより、第1、第2の右ブレード14a、14bを、右ブレードホルダー12が回動時に通過する平面に対して、0を超え10度以下の範囲でそれぞれ傾斜させることができる。
なお、傾斜制御部33は、第1、第2の左ブレード13a、13bが左ブレードホルダー11が回動時に通過する平面に対して、第1、第2の右ブレード14a、14bが右ブレードホルダー12が回動時に通過する平面に対して、それぞれ所定の角度で傾斜するための指令信号を作成して出力するプログラム設定器34と、プログラム設定器34からの指令信号に基づいて第1、第2の左傾斜機構29、30及び第1、第2の右傾斜機構31、32の駆動信号を形成して第1、第2の左傾斜機構29、30及び第1、第2の右傾斜機構31、32にそれぞれ入力する制御器35とを有している。更に、傾斜制御部33には、第1、第2の左傾斜機構29、30及び第1、第2の右傾斜機構31、32をそれぞれ手動で操作して、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bを、0を超え10度以下の任意の角度で傾斜させるための指令信号を作成して出力する手動設定器36と、制御器35に入力する指令信号の切替を行う切替スイッチ37が設けられている。
図2に示すように、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの回転駆動手段15は、回転駆動力を発生させる回転駆動源38(例えば、電動モータ)と、回転駆動源38で発生させた動力を外部に伝達する回転駆動力伝達機構39(例えば、フレキシブルシャフト)と、回転駆動力伝達機構39と接続して回転する回転駆動軸40とを有している。更に、回転駆動手段15は、回転駆動軸40と第1、第2の左傾斜機構29、30を接続して第1、第2の左ブレード13a、13bに回転駆動軸40の駆動力を伝達する左回転伝達機構41と、回転駆動軸40と第1、第2の右傾斜機構31、32を接続して第1、第2の右ブレード14a、14bに回転駆動軸40の駆動力を伝達する右回転伝達機構42とを有している。
図3に示すように、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの回転駆動源38は、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bを予め設定された回転速度で運転(プログラム運転)するための指令信号を作成して出力するプログラム設定器43と、プログラム設定器43からの指令信号に基づいて回転駆動源38の駆動信号を形成して回転駆動源38に入力する第1の制御器44とを有する回転制御部45を介して運転される。また、回転制御部45には、回転駆動源38を手動運転するための指令信号を作成して出力する手動設定器46と、第1の制御器44に入力する指令信号の切替を行う切替スイッチ47が設けられている。
このような構成とすることにより、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの回転を、全て自動操作で行う、手動操作回転を開始して自動操作に切替える、自動操作で回転を開始して手動操作に切替える、又は全て手動操作で回転させることができる。
なお、第1の制御器44には、左、右ブレードホルダー11、12の回動角度を図示しない角度検出器でそれぞれ検出して、左ブレードホルダー11が回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて第1、第2の左ブレード13a、13bの回転方向を右回りから左回りに、左ブレードホルダー11が回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて第1、第2の左ブレード13a、13bの回転方向を左回りから右回りに、右ブレードホルダー12が回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて第1、第2の右ブレード14a、14bの回転方向を左回りから右回りに、右ブレードホルダー11が回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて第1、第2の右ブレード14a、14bの回転方向を右回りから左回りに変更する回転方向調整機能を有している。
このような構成とすることにより、第1、第2の左ブレード13a、13bと第1、第2の右ブレード14a、14bの回転方向を逆にすることができ、更に、左ブレードホルダー11の回動方向と第1、第2の左ブレード13a、13bの回転方向を逆関係に、右ブレードホルダー12の回動方向と第1、第2の右ブレード14a、14bの回転方向を逆関係にすることができる。
更に、回転制御部45には、第1、第2の左ブレード13a、13bの各回転軸に加わるトルクを検出する第1、第2の左トルク検出器48、49と、第1、第2の右ブレード14a、14bの各回転軸に加わるトルクを検出する第1、第2の右トルク検出器50、51と、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの各回転軸に加わるトルクが予め設定された値を超えた際に回転駆動源38の回転を停止又は予め設定した低回転速度まで低下させる指令信号を作成して出力する設定器52と、指令信号に基づいて回転駆動源38の駆動信号を形成して回転駆動源38に入力する第2の制御器53と、第2の制御器53から駆動信号が出力された際に、第1の制御器44からの駆動信号を遮断して第2の制御器53から駆動信号を回転駆動源38に入力する切替器54とを有する制御機構55が設けられている。
このような構成とすることにより、キックバックが生じても、第1、第2の左ブレード13a、13b、第1、第2の右ブレード14a、14bの損傷を防止することができる。
続いて、本発明の一実施の形態に係るマルチブレード草刈り装置10の作用について説明する。
図1に示すように、左、右ブレードホルダー11、12を回動させることにより、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bが通過する範囲を拡大することができ、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bによる草刈り幅を広くすることができる。
マルチブレード草刈り装置10が草刈り方向に移動する際に、左、右ブレードホルダー11、12が回動して、左ブレード(第1、第2の左ブレード13a、13b)と右ブレード(第1、第2の右ブレード14a、14b)が近接する際には、マルチブレード草刈り装置10の前方に存在する草を第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bで両側から挟み込んで刈り取ることができる。
また、左、右ブレードホルダー11、12が回動して、左ブレード(第1、第2の左ブレード13a、13b)と右ブレード(第1、第2の右ブレード14a、14b)が隙間を有して交差する際には、マルチブレード草刈り装置10の前方に存在する草を左、右ブレードの隙間、即ち、第1の左ブレード13aと第1の右ブレード14aの隙間及び第2の左ブレード13bと第2の右ブレード14bの隙間に巻き込んで刈り取ることができる。
更に、左、右ブレードホルダー11、12が回動して、左ブレード(第1、第2の左ブレード13a、13b)と右ブレード(第1、第2の右ブレード14a、14b)が互いに遠ざかる際には、マルチブレード草刈り装置10の前方に存在する草を左右両側に押し出すようにしながら左ブレード(第1、第2の左ブレード13a、13b)と右ブレード(第1、第2の右ブレード14a、14b)でそれぞれ刈り取ることができる。
なお、左、右ブレードホルダー11、12の回動速度は調整可能なので、草の柔らかさ(硬さ)に最適な回動速度を設定して効率的な草取りが可能になると共に、キックバックの発生を抑制することができる。
また、左、右ブレードホルダー11、12は互いに逆位相で回動するので、左、右ブレードホルダー11、12が回動してもマルチブレード草刈り装置10の重心位置は大きく変動しない。このため、草刈り方向に移動するマルチブレード草刈り装置10では、重量バランスを常に保つ(重心位置の変動を小さくする)ことができ、マルチブレード草刈り装置10の操作性を向上させることが可能になる。
そして、第1、第2の左ブレード13a、13bは、左ブレードホルダー11が回動時に通過する平面に対して、0を超え10度以下の範囲で傾斜しており、第1、第2の右ブレード14a、14bは、右ブレードホルダー12が回動時に通過する平面に対して、0を超え10度以下の範囲で傾斜させることができる。これにより、草木の柔らかさ(硬さ)に対して、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの切り込み角度を調節することにより、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bに加わる切除時の抵抗を小さくすることができる。その結果、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bが草木に接触して草木が大きく変形する(逃げる)前に切除することができ、草木の切り残しを少なくして、切除効率を高めることが可能になる。
左ブレードホルダー11の回動方向に対して、第1、第2の左ブレード13a、13bの回転方向は逆であり、右ブレードホルダー12の回動方向に対して、第1、第2の右ブレード14a、14bの回転方向は逆である。このため、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bが切除し難い物体と接触した際に生じるキックバックを抑制することができる。
そして、左、右ブレードホルダー11、12には、キックバック時の衝撃を吸収するショックアブソーバーの機能が設けられているので、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bや回転駆動手段15に加わる衝撃を低減することができる。また、回転駆動手段15に設けられた制御機構55は、キックバックが生じた際に、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの回転を停止又は回転数を低下させるので、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bと回転駆動手段15の損傷を軽減、防止することができる。
図4に、マルチブレード草刈り装置10における左、右ブレードホルダー11、12の回動中心Oと、第1、第2の左ブレード13a、13bの各回転中心と、第1、第2の右ブレード14a、14bの各回転中心の間の配置関係を示す。ここで、単位ホルダー部材18の長さを変えることにより、第1、第2の左ブレード13a、13bの各回転中心間の距離Lを変えることができ、単位ホルダー部材17の長さを変えることにより、第2の左ブレード13bの回転中心と回動中心Oとの距離Lを変えることができる。また、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θは、単位ホルダー部材17と単位ホルダー部材18の連結時に設定可能である。従って、距離L、距離L、及び交差角度θのいずれか1又は2以上を組み合わせて変えることで、回動中心Oと第1の左ブレード13aの回転中心との間の距離Lを変化させることができ、第1の左ブレード13aの回動軌道Cを変化させることができる。
同様に、単位ホルダー部材18の長さを変えることにより、第1、第2の右ブレード14a、14bの各回転中心間の距離Rを、単位ホルダー部材17の長さを変えることにより、第2の右ブレード14bの回転中心と回動中心Oとの距離Rをそれぞれ変えることができ、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θは、単位ホルダー部材17と単位ホルダー部材18の連結時に設定可能である。従って、距離R、距離R、及び交差角度θのいずれか1又は2以上を組み合わせて変えることで、回動中心Oと第1の右ブレード14aの回転中心との間の距離Rを変化させることができ、第1の右ブレード14aの回動軌道Cを変化させることができる。
これにより、第1の左ブレード13aの回動軌道Cと第1の右ブレード14aの回動軌道Cを、草刈りを行う領域の形状に対して合わせてそれぞれ変化させることができ、左右非対称な領域に対する草刈りを効率的に行うことが可能になる。
第1の左ブレード13aの回動軌道C、第1の右ブレード14aの回動軌道Cの変化は、図5に示すように、左、右ブレードホルダー11、12の回動中心を、回動中心Oに対して前方(草刈り方向)のOに移動させても、又は図6に示すように、左、右ブレードホルダー11、12の回動中心を、回動中心Oに対して後方(反草刈り方向)のOに移動させても可能である。回動中心Oの位置を前方(回動中心Oに対して軸心位置Cと軸心位置Cとを結ぶ線分の垂直二等分線上の一方側)に移動させることにより、第1の左ブレード13aの回動軌道D、第1の右ブレード14aの回動軌道Dを回動軌道C、Cに対して前方に張り出させることができる。また、回動中心Oの位置を後方(回動中心Oに対して軸心位置Cと軸心位置Cとを結ぶ線分の垂直二等分線上の他方側)に移動させることにより、第1の左ブレード13aの回動軌道E、第1の右ブレード14aの回動軌道Eを回動軌道C、Cに対して後方に移動させることができる。更に、回動中心Oの位置を後方に移動させることにより、左、右ブレードホルダー11、12の回動範囲を狭めても、第1、第2の左ブレード13a、13b及び第1、第2の右ブレード14a、14bの移動範囲を、回動中心Oで回動させた際の移動範囲と同一にすることができる。
そして、左、右ブレードホルダー11、12の回動中心位置、単位ホルダー部材17、17、18、18の長さ、単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θ、及び単位ホルダー部材17の長手方向と単位ホルダー部材18の長手方向の交差角度θのそれぞれの変化を任意に組み合わせることで、第1の左ブレード13aの回動軌道及び第1の右ブレード14aの回動軌道を更に変化させることができる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、回動駆動源と回転駆動源を別個に設けたが、共通の駆動源(例えば、電動モータ)から回動用と回転用に動力を分配することもできる。
また、左、右ブレードホルダーを、それぞれ隙間を有して多段に設けることもできる。多段に設けることで、左、右ブレードをそれぞれ地面に対して高さ方向に沿って複数枚配置することができ、植生の高い草木や群生する草木を効果的に刈り取ることができる。
10:マルチブレード草刈り装置、11:左ブレードホルダー、12:右ブレードホルダー、13a:第1の左ブレード、13b:第2の左ブレード、14a:第1の右ブレード、14b:第2の右ブレード、15:回転駆動手段、16:回動駆動手段、17、17、18、18:単位ホルダー部材、19:回動駆動源、20:回動駆動力伝達機構、21:回動駆動軸、22:左回動伝達機構、23:右回動伝達機構、24:プログラム設定器、25:制御器、26:回動制御部、27:手動設定器、28:切替スイッチ、29:第1の左傾斜機構、30:第2の左傾斜機構、31:第1の右傾斜機構、32:第2の右傾斜機構、33:傾斜制御部、34:プログラム設定器、35:制御器、36:手動設定器、37:切替スイッチ、38:回転駆動源、39:回転駆動力伝達機構、40:回転駆動軸、41:左回転伝達機構、42:右回転伝達機構、43:プログラム設定器、44:第1の制御器、45:回転制御部、46:手動設定器、47:切替スイッチ、48:第1の左トルク検出器、49:第2の左トルク検出器、50:第1の右トルク検出器、51:第2の右トルク検出器、52:設定器、53:第2の制御器、54:切替機、55:制御機構

Claims (9)

  1. 回動可能な対となる左、右ブレードホルダーと、
    前記左、右ブレードホルダーの少なくとも先部にそれぞれ、回転可能かつ該左、右ブレードホルダーの回動時に近接又は隙間を有して交差可能に設けられた左、右ブレードと、
    前記左、右ブレードの回転駆動手段とを有し、
    前記左ブレードは、前記左ブレードホルダーの先部に設けられた第1の左ブレードと該左ブレードホルダーの長手方向中間部に設けられた第2の左ブレードとを有し、前記右ブレードは、前記右ブレードホルダーの先部に設けられた第1の右ブレードと該右ブレードホルダーの長手方向中間部に設けられた第2の右ブレードとを有し、
    前記左、右ブレードホルダーは逆位相で回動し、前記左ブレードホルダーが回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の左ブレードの回転方向を右回りから左回りに、前記左ブレードホルダーが回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の左ブレードの回転方向を左回りから右回りに、前記右ブレードホルダーが回動方向を右回りから左回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の右ブレードの回転方向を左回りから右回りに、前記右ブレードホルダーが回動方向を左回りから右回りに変更する時点に合わせて前記第1、第2の右ブレードの回転方向を右回りから左回りに変更することを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  2. 請求項1記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードは、前記左、右ブレードホルダーが回動時に通過する各平面に対して、0を超え10度以下の範囲でそれぞれ傾斜可能に設けられていることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  3. 請求項1又は2記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードホルダーには、キックバック時の衝撃を吸収するショックアブソーバーが設けられていることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記回転駆動手段は、電動モータと、キックバック時に前記左、右ブレードの回転数を低下させる制御機構とを有することを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードホルダーの回動は自動であって、前記左、右ブレードホルダーの回動速度を調整できることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードホルダーがそれぞれ多段に隙間を有して設けられていることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードホルダーの基側のなす角度が最大となる状態を平面視して、前記左、右ブレードホルダーの回動中心は、前記第2の左ブレードの回転中心と前記第2の右ブレードの回転中心を結ぶ線分の中間点上、前記中間点に対して前記線分の垂直二等分線上の一方側、又は前記中間点に対して前記垂直二等分線上の他方側に重なって位置していることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記第1の左ブレードの回転中心と前記第2の左ブレードの回転中心との間の距離、前記第2の左ブレードの回転中心と前記左ブレードホルダーの回動中心との間の距離、前記第1の右ブレードの回転中心と前記第2の右ブレードの回転中心との間の距離、前記第2の右ブレードの回転中心と前記右ブレードホルダーの回動中心との間の距離はそれぞれ調整可能であることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のマルチブレード草刈り装置において、前記左、右ブレードホルダーは、長手方向中間部でそれぞれ屈折していることを特徴とするマルチブレード草刈り装置。
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