JP6638665B2 - クーラ設備の風量制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、クーラ設備の風量制御装置に関する。特に、鉱石を冷却するクーラ設備に供給する冷却用空気の風量制御に好適な風量制御装置に関する。
鉄鉱石を溶鉱炉で熔解する際、溶鉱炉の目詰まりや操業率の低下を防止するために、粉鉱石に少量の石灰粉を混ぜ、粉鉱石を一定の大きさに焼き固める必要がある。焼き固められた焼結鉱は高温であるため、下流の運搬設備の焼損防止のために、クーラ設備で所定の温度まで冷却しなければならない。
従来、冷却用送風機の風量を一定で駆動するクーラ設備がある。また、特開平11−236629号公報(特許文献1)には、クーラ設備から掻き出される焼結鉱の温度を測定し、焼結鉱温度のばらつきに応じてクーラ設備の出側温度の目標温度を補正することで風量を制御することが開示されている。
特開平11−236629号公報
具体的には、特許文献1では、後段ウィンドボックス空気温度と焼結レベル、クーラ回転数、外気温度をフィードフォワード制御要素とし、クーラ出側の成品温度をフィードバック制御要素として扱い、数学モデルに基づいてダンパ開度を調整している。しかしながら、焼結鉱自体の温度降下は計算されておらず、またクーラ内部での焼結鉱の移動はトラッキングされていないため、クーラ全体での最適風量は不明であった。また、特許文献1ではダンパ開度で風量を調整していたため、ダンパ部で電動ファンの動力ロスが発生し、消費電力を最小化することができなかった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、クーラ内部での焼結鉱の移動をトラッキングし、トラッキング毎に焼結鉱の温度降下を予測して、排鉱時の温度条件を満たす最適な風量でブロワの回転速度を制御することで、ブロワの消費電力を低減できるクーラ設備の風量制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、鉱石が供給される給鉱口および鉱石が排出される排鉱口を有し周方向に回転する冷却槽と、前記冷却槽に冷却用空気を供給するブロワと、前記冷却槽の回転に伴って鉱石を前記排鉱口から掻き出すスクレーパとを備えるクーラ設備の風量制御装置であって、
前記冷却槽内を区分した同体積の各ノード(各ノードの体積は、例えば前記スクレーパによる規定の排鉱量に応じた単位体積)について、前記給鉱口から前記排鉱口までの鉱石のノード単位の移動をトラッキングする槽内トラッキング部と、
トラッキング毎に、各ノードに位置する鉱石の現在温度をそれぞれ計算する現在温度計算部と、
各ノードに位置する鉱石の現在温度と前記冷却槽に供給する冷却用空気の風量設定値とに基づいて、各ノードに位置する鉱石が前記排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度をそれぞれ計算する予測排鉱温度計算部と、
各予測排鉱温度と目標温度範囲とを比較する排鉱温度比較部と、
最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲を上回る場合に、前記風量設定値を高めて前記予測排鉱温度計算部に予測排鉱温度を再計算させ、前記最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲を下回る場合に前記風量設定値を低めて前記予測排鉱温度計算部に予測排鉱温度を再計算させ、前記最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲内にある場合に、前記風量設定値に応じて前記ブロワの回転速度を制御する風量補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、クーラ内部での焼結鉱の移動をトラッキングし、トラッキング毎に焼結鉱の温度降下を予測して、排鉱時の温度条件を満たす最適な風量でブロワの回転速度を制御することで、ブロワの消費電力を低減できる。
実施の形態に係る製銑プロセスのシステム構成を示す概略図である。 クーラ設備3の構成を説明するための概略図(縦断面図)である。 クーラ設備3の構成を説明するための概略図(平面図)である。 冷却槽34を高さ方向に区分した例を示す図である。 実施の形態に係るクーラ設備3の制御に関する機能ブロック図である。 各ノードの総損失熱量を計算するための温度モデルについて説明するための図である。 差分方程式(8)を用いたノード温度の計算について説明するための図である。 風量制御装置60が実行する制御ルーチンのフローチャートである。 ノードに装入されている焼結鉱の移動の一例を示すテーブルである。 あるトラッキングタイミングにおける各ノードの現在温度と、各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度(排鉱時温度)の一例を示すテーブルである。 対象ノードにある焼結鉱が排鉱口から排出されるまでの温度変化の一例を示す図である。 影響係数Kと風量Wとの関係を示すグラフである。 ブロワの近傍に設けられるダンパを示す図である。 風量制御装置60が有する処理回路のハードウェア構成例を示す概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態.
<製銑プロセスのシステム構成>
図1は、実施の形態に係る製銑プロセスのシステム構成を示す概略図である。図1に示すシステムは、貯鉱槽1、焼結機2、クーラ設備3、高炉4(溶鉱炉)を備える。
貯鉱槽1は、粉鉱石(鉄鉱石)、石灰粉、コークス粉等の原料を貯蔵する。ミキサー5は、原料に適量の水を加えて混合し焼結原料を生成する。焼結原料は、装入ホッパ6、ドラムフィーダ7を介して焼結機2へ供給される。
焼結機2は、点火炉8、複数のパレット9、複数のウィンドボックス10等を備える。ドラムフィーダ7から供給された焼結原料は、パレット9に装入される。点火炉8は、パレット9上の焼結原料に点火する。ウィンドボックス10は、パレット9の下に配設され、空気を下方に吸引することにより焼結原料中のコークスを燃焼させる。焼結機2は、コークスの燃焼熱により粉鉱石を焼き固めて焼結ケーキを生成する。焼結ケーキは、クラッシャ11により破砕され、鉱石である焼結鉱(例えば8〜10cm)としてクーラ設備3へ供給される。
クーラ設備3は、焼結機2から高温で排出される焼結鉱を、下流の運搬設備の焼損防止等の理由で上限排鉱温度以下に冷却する設備である。クラッシャ11から供給された焼結鉱はクーラ設備3の上部へ装入され、冷却された焼結鉱はクーラ設備3の下部から取り出される。取り出された焼結鉱は、スクリーン12によりふるいにかけられ、コンベア13により高炉4へ供給される。
<クーラ設備の構成>
クーラ設備3の構成について説明する。図2は、クーラ設備3の構成を説明するための概略図(縦断面図)である。図3は、クーラ設備3の構成を説明するための概略図(平面図)である。
クーラ設備3は、回転式円型冷却装置である。クーラ設備3は、環状の冷却槽34(冷却ホッパ)を備えている。冷却槽34は、周方向に回転する回転テーブル31と、外周側壁32と、内周側壁33とで構成されている。外周側壁32は、回転テーブル31の上面の外側円周部に設けられている。内周側壁33は、外周側壁32の半径方向内側に配置され外周側壁32とは間隔を有して設けられている。外周側壁32と内周側壁33との間隔は、下方に向かって徐々に狭くなっている。外周側壁32の下端と回転テーブル31との間には、焼結鉱を掻き出すための隙間が外周側壁32の周方向に渡って設けられている。
このような構成において、冷却槽34は、回転テーブル31の回転に伴って周方向に回転する。冷却槽34の上部は開口しており、焼結鉱が供給される給鉱口として機能する。冷却槽34の下部の上記隙間は、焼結鉱が排出される排鉱口として機能する。上記隙間には、冷却槽34内の焼結鉱を冷却槽34外へ掻き出すためのスクレーパ35が挿入されている。図3に示す例は、2つのスクレーパ(A系スクレーパ35a、B系スクレーパ35b)が設けられている。以下の説明において2つのスクレーパを区別しない場合には単にスクレーパ35と記す。
また、クーラ設備3は、装入された焼結鉱を冷却するための空冷設備として、送風管36、ダンパ37、ブロワ38を備えている。ブロワ38は、送風管36を介して冷却槽34内に冷却用空気を供給する。ブロワ38は、羽根車を回転させる電動機71(図5)に接続している。電動機71は、インバータ装置70(図5)に接続している。ブロワ38(電動機71)の回転速度は、インバータ装置70により周波数制御される。
ブロワ38の下流の送風管36は、冷却槽34の中央部から径方向に放射状に分岐している。分岐したそれぞれの送風管36には、開度に応じて送風管36の通路面積を変化させるダンパ37が設けられている。送風管36の下流端は、内周側壁33に接続されている。内周側壁33には、周方向に渡って設けられた冷却用空気導入口としての内周側ルーバ(図示省略)が設けられている。外周側壁32には、周方向に渡って設けられた冷却用空気排出口としての外周側ルーバ(図示省略)が設けられている。
これにより、ブロワ38により吸引した冷却用空気を、送風管36を介して内周側ルーバに吹付け、冷却槽34内へ供給して焼結鉱を冷却できる。また、焼結鉱の冷却に使用した冷却用空気は、冷却槽34の上部開口部および外周側ルーバを介して冷却槽34外に排出される。
また、クーラ設備3は、装入された焼結鉱を冷却するための水冷設備として散水ノズル39を備えている。
また、クーラ設備3は、冷却槽34内に装入されている焼結鉱のレベル(高さ)を計測するレベル計40を備える。一例として、図3に示すように、回転方向について給鉱点の前に給鉱前レベル計40aが、給鉱点の後に給鉱後レベル計40bが設けられる。以下の説明において2つのレベル計を区別しない場合には単にレベル計40と記す。
クーラ設備3の基本的な動作について説明する。クラッシャ11で砕かれた焼結鉱は、図3に示す給鉱点において、冷却槽34上部の給鉱口から槽内へ装入される。装入された焼結鉱は、周方向に回転する冷却槽34内で、上述した空冷設備および水冷設備により上限排鉱温度以下まで冷却される。冷却された焼結鉱は、冷却槽34の回転に伴ってスクレーパ35により冷却槽34下部の排鉱口から掻き出される。
<定義:ノード>
給鉱点における給鉱によって焼結鉱のレベル(高さ)が上がり、スクレーパ35による排鉱によってレベルが下がる。冷却槽34の規定の回転角に応じたスクレーパ35による排鉱量は一定であり、その排鉱量に応じた体積を単位体積とすると、図3、図4に示すように単位体積毎に冷却槽34を区分できる。図3には、冷却槽34を周方向に区分した例を示されている。図4は、冷却槽34を高さ方向に区分した例を示す図である。図3のように冷却槽34を周方向に等間隔に区分し、さらに、図4のように高さ方向に区分する(上方の区分は下方の区分に比して厚さが大きい)。このように単位体積毎に冷却槽34を区分した領域を「ノード」と称する。
ノードは、冷却槽34の回転によって移動しない絶対区分で定められる。ノードの温度は、高さ方向区分の位置をp、周方向区分の位置をjとしてノード温度Tpjで表される。なお、ノードの高さ方向区分の位置は、単にノード番号1〜n(nは自然数)で表される(図4、図7、図9、図10、図11)。ノードの周方向区分の位置は、単に絶対区分番号A1〜A20で表される(図3、図9、図10)。なお、図3では、冷却槽34を周方向に20等分に区分しているが、区分数はこれに限定されるものではない。
<風量制御装置>
次に、図5を参照してクーラ設備3の省エネルギー装置としての風量制御装置60が有する機能について説明する。図5は、実施の形態に係るクーラ設備3の制御に関する機能ブロック図である。
風量制御装置60は、データ収集部61、温度降下計算部62、最適風量計算部63を備える。
データ収集部61は、焼成工程を制御する焼結主幹制御装置50からクーラ設備3に関する情報(冷却槽34の給鉱量情報51、冷却槽34の回転速度情報52、冷却槽34に供給される焼結鉱の給鉱温度情報53)を収集する。なお、焼結主幹制御装置50は、既設のプログラマブルロジックコントローラに実装されている。
温度降下計算部62は、データ収集部61が収集した情報に基づいて、例えば、1ノード分の回転(1/20回転)を周期的なトラッキングタイミングとして、トラッキングタイミング毎に、各ノードに位置する焼結鉱の現在温度および各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度を計算する。温度降下計算部62は、槽内レベル計算部621、槽内トラッキング部622、現在温度計算部623、予測排鉱温度計算部624を備える。
槽内レベル計算部621は、レベル計40により計測された実績値や、給鉱量情報51に基づいて冷却槽34内の焼結鉱のレベル(高さ)を計算する。焼結鉱のレベルは、給鉱点(絶対区分番号A1)において給鉱量に応じて上がり、スクレーパ35が存在する位置(絶対区分番号A6、A16)において1ノード分減少する。
槽内トラッキング部622は、上述した単位体積毎に冷却槽34内を区分した各ノードについて、給鉱口から排鉱口までの焼結鉱のノード単位の移動をトラッキングする。トラッキングは、冷却槽34内の焼結鉱のレベルと前記回転速度情報とに基づく。具体的には、冷却槽34が1/20回転したタイミングを、ノード単位の移動が生じたトラッキングタイミングとみなす。ここで、冷却槽34の回転速度は、電動機の回転速度に減速ギア比を乗じて計算される。冷却槽34の回転速度は時々刻々変化しているため、冷却槽34の回転速度×サンプリング間隔を積分して、その積分値が1/20周分の回転量に達したことをもって、ノード単位の移動が生じた(焼結鉱が絶対区分を移動した)と判断できる。
現在温度計算部623は、トラッキングタイミング毎に、各ノードに位置する焼結鉱の現在温度をそれぞれ計算する。具体的には、現在温度計算部623は、空気対流による熱損失と、散水による熱損失と、放射による熱損失と、ノード間熱伝導による熱損失とを鑑みて定めた後述する温度モデルを用いて、各ノードの現在温度(平均温度)を計算する。
予測排鉱温度計算部624は、各ノードに位置する鉱石の現在温度と冷却槽34に供給する冷却用空気の風量設定値とに基づいて、各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度をそれぞれ計算する。具体的には、予測排鉱温度計算部624は、現在温度計算部623と同様の温度モデルを用いて、各ノードに位置する焼結鉱が排鉱されるまでの温度変化を計算する。なお、風量設定値の初期値は、データ収集部61が収集した情報に基づいて決定される。例えば、風量設定値とこれらの情報(運転条件)との関係を予め定めたマップや計算式を用いて決定される。風量設定値は、後述する式(3)の空冷熱伝達係数hに関係し、少なくともブロワ38に供給される冷却用空気の風速vを含む。風量設定値は、風量に影響する各種パラメータを含んでも良い。
最適風量計算部63は、予測排鉱温度が排鉱時の温度条件を満たしうる最適な風量を計算し、これに基づいてブロワ38の回転速度を制御する。最適風量計算部63は、排鉱温度比較部631と風量補正部632を備える。
排鉱温度比較部631は、予測排鉱温度計算部624により計算された各予測排鉱温度と、予め定められた排鉱時の目標温度範囲とを比較する。目標温度範囲は、クーラ設備3下流の運搬設備の耐熱温度に応じて定めた上限排鉱温度以下の所定範囲である。また、目標温度範囲は1つの目標温度であってもよい。
風量補正部632は、最も高い予測排鉱温度が目標温度範囲を上回る場合に、風量設定値を高めて予測排鉱温度計算部624に予測排鉱温度を再計算させる。また、風量補正部632は、最も高い予測排鉱温度が目標温度範囲を下回る場合に風量設定値を低めて予測排鉱温度計算部624に予測排鉱温度を再計算させる。
そして、風量補正部632は、最も高い予測排鉱温度が目標温度範囲内にある場合に、その風量設定値に応じてブロワ38の回転速度を制御する。具体的には、風量補正部632は、周波数変換装置であるインバータ装置70に風量設定値に応じた速度指令を出力する。
インバータ装置70は、速度指令に基づく周波数制御により電動機71を駆動することによりブロワ38の回転速度を制御する。
<温度モデル>
次に、上述した現在温度計算部623および予測排鉱温度計算部624におけるノード単位の温度計算に用いられる温度モデルについて説明する。図6は、各ノードの総損失熱量を計算するための温度モデルについて説明するための図である。単位ノードの熱流の総和ΣQは、次式(1)で表わされる。
Figure 0006638665
式(1)において、空気への対流による熱流Qairは次式(2)で表わされる。
Figure 0006638665
式(2)において、空冷熱伝達係数hは次式(3)で表わされる。
Figure 0006638665
式(1)において、冷却水への対流による熱流Qwaterは次式(4)で表わされる。
Figure 0006638665
式(1)において、放射による熱流Qradは次式(5)で表わされる。
Figure 0006638665
式(5)において、放射面積Sradは次式(6)で表わされる。
Figure 0006638665
式(1)において、ノード間の熱伝導による熱流Qconは次式(7)で表わされる。
Figure 0006638665
式(1)により表わされる各ノードの総損失熱量ΣQを後述する式(9)に代入して、各ノードにおけるノード温度は、差分方程式(8)のように表わされる。
Figure 0006638665
式(8)において、1/20回転にかかった時間Δtの間に減少した温度ΔTpjは次式(9)で表わされる。
Figure 0006638665
図7は、差分方程式(8)を用いたノード温度の計算について説明するための図である。図7に示す例では、1/20回転後(Δt秒後)に絶対区分番号がインクリメントされて、ノード温度はT31からT32に変化する。ノード温度T32は、差分方程式(8)からT32=T31−ΔT31で表わされる。現在温度計算部623は、トラッキングタイミングである1/20回転毎に、各ノードに位置する焼結鉱の現在温度を計算する(図10)。さらに予測排鉱温度計算部624は、各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度を計算する(図10)。
<フローチャート>
図8は、上述の動作を実現するために、風量制御装置60が実行する制御ルーチンのフローチャートである。本制御ルーチンは、トラッキングタイミング毎に繰り返し実行される。温度モデルの各パラメータには予め初期値が設定されているものとする。
図8に示すルーチンでは、まずステップS100において、槽内レベル計算部621および槽内トラッキング部622により、焼結鉱が装入されている各ノードの位置が計算される。図9は、ノードに装入されている焼結鉱の移動の一例を示すテーブルである。図9に示す例では、1区分移動毎(トラッキングタイミング毎)に、絶対区分番号A1で示す周方向の位置において給鉱口から新たな焼結鉱が追加される。また、絶対区分番号A6およびA16で示す周方向の位置において排鉱口から焼結鉱が排出される。排鉱口で最下ノードの焼結鉱が排出されると焼結鉱のレベル(高さ)が1ノード分減少する。
次にステップS110において、冷却風温度が計算される。冷却風温度は、焼結鉱温度の前回値×k(係数)とする。
ステップS120〜ステップS160の処理により、各ノードの総損失熱量が計算される。具体的には、ステップS120において、上述した式(2)を用いて空気対流による熱損失が計算される。ステップS130において、上述した式(5)を用いて放射による熱損失が計算される。ステップS140において、上述した式(7)を用いてノード間熱伝導による熱損失が計算される。ステップS150において、上述した式(4)を用いて散水による熱損失が計算される。そして、ステップS160において、ステップS120〜ステップS150で計算された各熱損失を上述した式(1)に代入して、総損失熱量が計算される。
次にステップS170において、上述した差分方程式(8)および式(9)を用いて総損失熱量を温度に変換して、各ノードの焼結鉱温度を計算する。
次にステップS180において、各ノードの現在温度と予測排鉱温度が計算される。図10は、あるトラッキングタイミングにおける各ノードの現在温度と、各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度(排鉱時温度)の一例を示すテーブルである。トラッキングタイミング毎に冷却槽34内の全ノードについて現在温度と予測排鉱温度が計算される。なお、予測排鉱温度の計算において、風量は排鉱時まで一定と仮定する。
次にステップS190において、各ノードの予測排鉱温度のうち、最も排鉱時の温度が高いノードが特定される。
次にステップS200において、ステップS190において特定された対象ノードの予測排鉱温度が目標温度に一致するか否かが判定される。目標温度は、制約である排鉱時の上限排鉱温度とする。上述した通り目標温度に替えて目標温度範囲を用いてもよい。
ステップS200の判定条件が成立しない場合、ステップS210において、上述した風量補正部632により風量設定値が補正され、風量設定値に相関する影響係数が算出される。影響係数は、例えば温度モデルの空冷熱伝達係数hの補正係数として用いられる。
図11と図12を参照して影響係数を算出する一例について説明する。図11は、対象ノードにある焼結鉱が排鉱口から排出されるまでの温度変化の一例を示す図である。図12は、影響係数Kと風量Wとの関係を示すグラフである。図11に示す予測排鉱温度と目標温度との差分80に応じて、風量設定値が補正される。補正された風量設定値に基づいて図12に示す関係を用いて影響係数Kが算出される。
図8に戻り説明を続ける。ステップS220において、補正された風量に基づく影響係数Kを反映した温度モデルを用いて予測排鉱温度が再計算される。
その後、ステップS200の判定条件が成立する場合、ステップS230において、風量設定値に応じて風量が変更される。具体的には、風量設定値に応じた速度指令がインバータ装置70へ出力されることにより、ブロワの回転速度が制御される。
<効果>
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、冷却槽34内での焼結鉱のノード単位の移動をトラッキングし、トラッキング毎に各ノードに位置する焼結鉱が排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度をそれぞれ計算できる。そして、最も高い予測排鉱温度が目標温度範囲に含まれうる最適な風量を設定し、インバータによる周波数制御にてブロワ38の消費電力を低減できる。このように、ノード単位の移動毎に将来の排鉱温度を予測して、随時最適な風量を設定できるため、省エネと製品品質向上を図ることができる。また、ブロワ38の近傍に配置されたダンパの開度を100%にしてインバータでブロワ38の回転速度を低減することで更なる省エネを図ることができる。
<変形例>
ところで、上述した実施の形態のシステムにおいては、散水による熱損失を含む温度モデルを用いているが、散水ノズル39による注水がない場合には、散水による熱損失を除いた温度モデルを用いてもよい。
また、上述した実施の形態のシステムにおいては、ブロワ38の回転速度を制御しているが、ブロワ38と共に、またはブロワ38に代えて、ブロワ38の近傍に配置されたダンパの開度を制御してもよい。例えば、図13に示すように、ブロワ38の吸込側に設けられたダンパ80、又は吐出側に設けられたダンパ81を備える。風量制御装置はダンパ80又はダンパ81に接続し、図8のステップS230において、ダンパに対して風量設定値に応じた開度指令が出力される。
また、上述した実施の形態のシステムにおいては、クーラ設備3は、2つのスクレーパ(A系スクレーパ35a、B系スクレーパ35b)を備えているが、スクレーパの数はこれに限定されるものではない。スクレーパは1つ以上であればよい。
また、上述した実施の形態のシステムにおいては、クーラ設備3に焼結鉱を装入しているが、焼結鉱に限るものではなく、他の鉱石についても本発明は適用可能である。
また、上述した実施の形態のシステムにおけるクーラの冷却方式は、冷却用空気をブロワ38から冷却槽34へ吹き込む吹込み式であるが、これに限定されるものではない。クーラの冷却方式は、冷却に使用された空気を冷却槽34からブロワ38へ引き込む引き込み式であってもよい。
<ハードウェア構成例>
図14は、風量制御装置60が有する処理回路のハードウェア構成例を示す概念図である。風量制御装置60内の各部は機能の一部を示し、各機能は処理回路により実現される。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ91と少なくとも1つのメモリ92とを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア93を備える。
処理回路がプロセッサ91とメモリ92とを備える場合、各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、メモリ92に格納される。プロセッサ91は、メモリ92に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、メモリ92は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が専用のハードウェア93を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、各機能は、まとめて処理回路で実現される。
また、各機能について、一部を専用のハードウェア93で実現し、他部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア93、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって各機能を実現する。
1 貯鉱槽
2 焼結機
3 クーラ設備
4 高炉
5 ミキサー
6 装入ホッパ
7 ドラムフィーダ
8 点火炉
9 パレット
10 ウィンドボックス
11 クラッシャ
12 スクリーン
13 コンベア
31 回転テーブル
32 外周側壁
33 内周側壁
34 冷却槽
35、35a、35b スクレーパ、A系スクレーパ、B系スクレーパ
36 送風管
37 ダンパ
38 ブロワ
39 散水ノズル
40、40a、40b レベル計、給鉱前レベル計、給鉱後レベル計
50 焼結主幹制御装置
51 給鉱量情報
52 回転速度情報
53 給鉱温度情報
60 風量制御装置
61 データ収集部
62 温度降下計算部
63 最適風量計算部
70 インバータ装置
71 電動機
80、81 ダンパ
91 プロセッサ
92 メモリ
93 ハードウェア
621 槽内レベル計算部
622 槽内トラッキング部
623 現在温度計算部
624 予測排鉱温度計算部
631 排鉱温度比較部
632 風量補正部
air 空気への対流による熱流
con ノード間の熱伝導による熱流
rad 放射による熱流
water 冷却水への対流による熱流
影響係数
W 風量

Claims (7)

  1. 鉱石が供給される給鉱口および鉱石が排出される排鉱口を有し周方向に回転する冷却槽と、前記冷却槽に冷却用空気を供給するブロワと、前記冷却槽の回転に伴って鉱石を前記排鉱口から掻き出すスクレーパとを備えるクーラ設備の風量制御装置であって、
    前記冷却槽内を区分した同体積の各ノードについて、前記給鉱口から前記排鉱口までの鉱石のノード単位の移動をトラッキングする槽内トラッキング部と、
    トラッキング毎に、各ノードに位置する鉱石の現在温度をそれぞれ計算する現在温度計算部と、
    各ノードに位置する鉱石の現在温度と前記冷却槽に供給する冷却用空気の風量設定値とに基づいて、各ノードに位置する鉱石が前記排鉱口まで移動した時の予測排鉱温度をそれぞれ計算する予測排鉱温度計算部と、
    各予測排鉱温度と目標温度範囲とを比較する排鉱温度比較部と、
    最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲を上回る場合に、前記風量設定値を高めて前記予測排鉱温度計算部に予測排鉱温度を再計算させ、前記最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲を下回る場合に前記風量設定値を低めて前記予測排鉱温度計算部に予測排鉱温度を再計算させ、前記最も高い予測排鉱温度が前記目標温度範囲内にある場合に、前記風量設定値に応じて前記ブロワの回転速度を制御する風量補正部と、
    を備えることを特徴とするクーラ設備の風量制御装置。
  2. 前記クーラ設備は、前記ブロワを駆動する電動機を制御する周波数変換装置を備え、
    前記風量補正部は、前記周波数変換装置に前記風量設定値に応じた速度指令を出力して前記ブロワの回転速度を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載のクーラ設備の風量制御装置。
  3. 前記冷却槽の給鉱量情報と、前記冷却槽の回転速度情報と、鉱石の給鉱温度情報とを収集するデータ収集部と、
    前記給鉱量情報に基づいて前記冷却槽内の鉱石のレベルを計算する槽内レベル計算部と、をさらに備え、
    前記槽内トラッキング部は、前記レベルと前記回転速度情報とに基づいて鉱石のノード単位の移動をトラッキングし、
    前記風量設定値は、前記データ収集部が収集した情報に基づいて決定されること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のクーラ設備の風量制御装置。
  4. 前記データ収集部は、前記給鉱口に設置されたレベル計による計測値に基づいて前記給鉱量情報を収集すること、
    を特徴とする請求項3に記載のクーラ設備の風量制御装置。
  5. 前記クーラ設備は、開度に応じて前記ブロワの送風量を変化させるダンパを備え、
    前記風量補正部は、前記風量設定値に応じて前記ダンパの開度を制御すること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクーラ設備の風量制御装置。
  6. 前記鉱石は焼結鉱であること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクーラ設備の風量制御装置。
  7. 前記現在温度計算部および前記予測排鉱温度は、少なくとも空気対流による熱損失と、放射による熱損失と、ノード間熱伝導による熱損失とを鑑みて定めた温度モデルを用いて、各ノードの現在温度および予測排鉱温度を計算すること、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクーラ設備の風量制御装置。
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